JPH02274434A - パーツ圧入装置 - Google Patents

パーツ圧入装置

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JPH02274434A
JPH02274434A JP9675989A JP9675989A JPH02274434A JP H02274434 A JPH02274434 A JP H02274434A JP 9675989 A JP9675989 A JP 9675989A JP 9675989 A JP9675989 A JP 9675989A JP H02274434 A JPH02274434 A JP H02274434A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパーツ圧入装置に関し、−層詳細には、軸受等
のパーツを保持する圧入ユニットとケーシング等の被圧
入部材を配置する可動台とを備え、前記圧入ユニットを
可動台側に変位させて、先ず、前記被圧入部材を基準面
に押圧して位置決め保持した後に前記パーツを圧入する
よう構成したパーツ圧入装置に関する。
[発明の背景コ 例えば、軸受やブシュ等のパーツを被圧入部材であるケ
ーシングに組み付ける作業が一般的に行われている。こ
の種の組付作業では、単一のケーシングに対し複数個の
パーツを圧入する場合が多く、しかも前記ケーシングを
天童生産しようという要請が強い。従って、パーツの圧
入作業を作業者の手作業に依存していたのでは到底対応
することが出来ず、このため、パーツ圧入作業の自動化
が望まれている。
そこで、従来から、種々の自動圧入装置が提案されてお
り、例えば、特公昭第49−22744号にその技術的
思想が開示されている。この従来技術に係る自動圧入装
置は、固定基準面を備えたフレームと、被圧入部材であ
るケーシングを支持し前記フレームに対し進退自在なパ
レットと、前記ケーシングの両側に一対のブシュを圧入
すべく互いに進退自在な一組の圧入ロッドとから基本的
に構成されている。
このような構成において、パレットにケーシングを載置
した後、一方の圧入ロッドを前記ケーシング側に移動さ
せてこの圧入ロッドの端部に保持されているブシュを前
記ケーシングの孔部に圧入する。さらに、圧入ロッドを
移動させると、この圧入ロッドの肩部がケーシングを押
圧し、これによってパレット全体がフレーム側に押され
前記パレットの端面が固定基準面に係合して保持される
。このような状態で、他方の圧入ロッドをケーシング側
に変位させ、これに保持されているブシュを前記ケーシ
ングの所望の孔部に圧入している。
然しなから、前記の従来技術では、圧入ロッドの変位作
用下にブシュをケーシングに対し圧入した後、パレット
を固定基準面に押し付けて保持させてふり、前記固定基
準面を介しケーシングの位置決め機能を営むことが出来
ない。このため、例えば、ケーシングのブシュ圧入用孔
部と圧入ロッドの夫々の軸線がずれた状態で前記圧入ロ
ッドが変位すると、当該圧入ロッドの押圧作用下に前記
ケーシングに対しブシュが傾斜したまま圧入されてしま
うという不都合が指摘されている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、固定基準面を設けた治具台と、被圧入部材を支
持し前記治具台に対して進退変位すると共に前記固定基
準面と被圧入部材との間に所定の間隙を画成する可動台
とを設け、一方、圧入部品であるパーツを保持する圧入
ユニットに前記可動台を治具台側に押圧する押圧手段を
設けておき、前記圧入ユニットを被圧入部材側に変位さ
せる際、先ず、押圧手段が可動台あるいは前記被圧入部
材を治具台側へと押圧して固定基準面により当該被圧入
部材を位置決め保持した状態でパーツを圧入するよう構
成し、これによって被圧入部材を固定基準面を介し正確
に位置決めしてパーツを所望の部位に圧入することが出
来、前記パーツの圧入不良を可及的に阻止して効率的な
且つ高精度なパーツ圧入作業を遂行可能にしたパーツ圧
入装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は被圧入部材にパ
ーツを圧入するための装置であって、位置決め機構と、
圧入機構とを含み、前記位置決め機構は固定基準面を設
けた治具台と、前記固定基準面に対し進退自在な可動台
と、前記可動台に被圧入部材を載置する際に当該可動台
を押圧して前記被圧入部材の端面と固定基準面との間に
所定の間隙を画成するための押出手段とを備え、一方、
前記圧入機構は圧入ロッドにパーツを保持し可動台に対
して進退自在な圧入ユニットと、前記圧入ロッドにより
パーツを被圧入部材に圧入するに先立って前記被圧入部
材の端面を固定基準面に押圧して位置決め保持するため
の押圧手段とを有することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るパーツ圧入装置について好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図および第2図において、参照符号lOは本実施態
様に係るパーツ圧入装置を示す。前記パーツ圧入装置l
Oを構成する基台12の一側部側には支柱14が立設さ
れ、この支柱14に被圧入部材であるワークWを当該圧
入装置10と図示しないステーションとに移送自在な搬
送機構100が設けられる。一方、基台12上には前記
搬送機構100の下方にあってワークWの位置決め並び
に保持を行うための位置決め機構200が装着されてお
り、この位置決め機構200から所定間隔離間して前記
基台12上に圧入機構300が載設される。この場合、
前記圧入機構300は、例えば、軸受部材等のパーツP
を裸持し、このパーツPをワークWの夫々の圧入用孔部
16a、16bに圧入するものであり、位置決め機構2
00と圧入機構300との間には前記パーツPの圧入時
に後述する圧入ユニットを保持するための支持機構40
0が載設される。
そこで、先ず、搬送機構100について以下に説明する
。第1図乃至第3図において、前記搬送機構100を構
成する陶体102はパーツPの圧入方向(矢印入方向)
に直交する方向(矢印B方向)に延在して支柱14に固
着されており1.この陶体102の上下両面には一対の
ガイドレール104a。
104bが固着される。この場合、一方のガイドレール
104a側に矢印B方向に延在してラック106が係着
され、このラック106並びにガイドレール104a、
 104bに可動本体108が係合する。前記可動本体
108にはラック106に噛合するピニオン110を回
転駆動するための回転駆動源112を設けると共に、前
記可動本体108から鉛直下方向に昇降ロッド114が
延在する。ここで、可動本体108には水平方向に指向
して回転駆動源116が配設され、この回転駆動源11
6に連結されたビニオン118が昇降ロッド114の側
部に形成されたラック120に噛合している(第2図参
照)。
一方、昇降ロッド114の下部には把持手Wk122が
設けられる。前記把持手段122はシリンダ124を含
み、このシリンダ124から水平方向に延在するロッド
126にピン128を介して揺動部材130が係合する
。前記揺動部材130は回転軸132に係着されており
、この回転軸1320両端部に夫々開閉アーム134a
、 134bが固着される。前記開閉アーム134aに
はリンク片136a、 136aの一端が係合し、この
リンク片136aS136aの他端はアーム部材138
a、 138aの一端に係合する。この場合、アーム部
材138a、、 138aの略中央は71/−ム140
aに揺動自在に支持されると共に、夫々の他端に受部材
142a、 142aを設ける。なお、開閉アーム13
4bは前述した開閉アーム134aと同様に構成される
ものであり、同一の構成要素には同一の参照数字にbを
付してその詳細な説明は省略する。
フレーム140a、 140bにワークWの上面側を押
圧するための保持部材144a、 144hを配設する
この場合、前記保持部材144a、 144bは実質的
に夫々のフレーム140a、 140bから下方向に延
在するガイドロッド146a、 146bに沿って摺動
自在に構成され、この保持部材144a、 144bと
フレーム140a、 140bとの間に弾性部材148
a、 148bを介装する。また、保持部材144a、
 144bの下面側、すなわち、ワークWに直接係合す
る面を平滑に形成しておく。
なお、シリンダ124から延在するロッド126を長尺
に構成し、当該装置10以外のステーションにおいて図
示しないワークWを把持するための把持手段にこのロッ
ド126を一体的に係合してもよい。これによって、単
一のシリンダ124を介し複数のワークWを一体的に把
持することが出来る。
次いで、位置決め機構200は基台12上に載設される
治具台202を有し、この治具台202の一端側には鉛
直上方向に延在して膨出部204を設け、この膨出部2
04には鉛直方向に指向し且つ平滑な固定基準面206
を設ける。前記膨出部204の下部側には押出手段20
8を装着する。
すなわち、第4図に示すように、前記押出手段208を
構成する押出ロッド210が前記膨出部204に水平方
向に形成された役付孔部212に嵌合し、前記役付孔部
212の大径部側に配設されるばね部材214を介して
前記押出ロッド210の端部が固定基準面206側に所
定量だけ突出している。さらに1.治具台202には前
転押出ロッド210に対向してストッパポル)216が
位fi!11整自在に螺着される。このストッパボルト
216と押出ロッド210との間にあって治具台202
には一対のガイドレール218a、 218bが矢印入
方向に延在して固着され、このガイドレール218a、
 218b上に可動台である支持テーブル220が進退
自在に載設される。
前記支持テーブル220の一端には受板222を固着す
ると共に、この支持テーブル220の上面には夫々所定
の位置に複数の基準座224と位置決めピン226並び
にワークWをこの支持テーブル220に固定するための
複数のクランプ手段228を装着する。第5図に示すよ
うに、前記クランプ手段228はシリンダ230を有し
、このシリンダ230から鉛直上方向に延在するピスト
ンロッド232にクランプアーム234の一端が係合す
る。
クランプアーム234の略中央部には揺動自在なリンク
片236が係合すると共に、前記クランプアーム234
の先端に押圧部材238を係着する。
ここで、前記クランプ手段228は実質的にワークWの
下端部側の4個所を押圧支持するように配設されている
さらに、圧入機構300について説明すると、この圧入
機構300を構成するベース301が基台12上の一端
側から位置決め機構200を構成する治具台202の近
傍まで延在して設けられ、このベース301の短手方向
両側部に夫々ガイドレール302a、 302bが固着
される。前記ベース301の端部にシフト用シリンダ3
04が配設され、このシフト用シリンダ304から矢印
外方向に延在するピストンロッド306に圧入ユニット
308が係着される。
前記圧入ユニット308は実質的に前記ピストンロッド
306に係着されてガイドレール302a。
302bに沿って進退自在なユニ、ット本体310を有
し、このユニット本体310には一組の圧入シリンダ3
12a、 312bが設けられる。第6図に示すように
、前記圧入シリンダ312aからユニット本体310内
にピストンロッド314aが延在すると共に、このユニ
ット本体310にはホルダ316aが取着され、このホ
ルダ316aに中間押圧体318aと圧入ロッド320
aとが前記ピストンロッド314aと同軸上に配設され
ζ。すなわち、前記中間押圧体318aはホルダ316
a内に摺動自在に配設され、このホルダ316a内に介
装されるばね部材322aを介してピストンロッド31
4&側に押圧付勢されている。
中間押圧体318aの中央部には役付孔部324aが穿
設され、この段付孔部324aに圧入ロッド320aの
小径部326aが嵌合すると共に、この小径部326a
の端部にばね部材328aが係合する。
圧入ロッド320aはホルダ316aを貫通して位置決
め機構200側へと延在しており、その中央部にはエア
供給用通路330aが形成される。通路330aの一端
側はホルダ316a内で半径外方向に屈曲して管路33
1aに接続され、一方、前記通路330aの他端側は圧
入ロデド320aの先端から外部に開放している。そこ
で、前記圧入ロッド320aの先端部に略円柱状を呈す
る支持部材332aをポル) 334aを介して固着す
る。この支持部材332aには夫々等角度間隔離間して
外方に傾斜した後、鋭角に屈曲して半径外方向に対し圧
入ロッド320a側に傾斜して外方に開放する4本の導
出用通路336aが形成され、前記通路336aはポル
ト334aに形成された通路338aを介して通路33
0aに連通する。前記支持部材332aの外周部はパー
ツPの内周面に嵌合する直径に選択されると共に、この
パーツPの端部が当接するフランジ部340aを設ける
。そして、支持部材332aにパーツPの切欠部342
に嵌合してこのパーツPの位置決めを行う位置決めキー
344aが取着される。
一方、圧入シリンダ312b側においては、前述した圧
入シリンダ312a側と同様に構成されるものであり、
同一の構成要素には同一の参照数字にbを付してその詳
細な説明は省略する。
ユニット本体310の前面には夫々のホルダ316a、
 316bの間で且つ下方にあって押圧手段350が設
けられる。前記押圧手段350は略円筒状のホルダ35
2を有し、このホルダ352をユニット本体310に固
着すると共に、その中央部に画成されている役付孔部3
54にクランプロッド356の端部を挿通する。このク
ランプロッド356の端部にばね部材358を係合させ
ることによって、前記クランプロッド356を当該ユニ
ット本体310から離間する方向に所定の長さだけ突出
させる。
さらにまた、ユニット本体3100両側部には夫々外方
に突出して突起部360a、 360bを設ける。
前記突起部360a、 360bは夫々後方(位置決め
機構200から離間する方向)に指向して外方に傾斜す
る傾斜面362a、 362bと、外方に延在する係止
面364a、 364bとを有し、これらの傾斜面36
21%362b並びに係止面364a、 364bが支
持機構400に係合する。
前記支持機構400は実質的に前述した圧入機構300
0両側にあって基台12上に立設される一組の支柱40
2a、 402bを含む。そこで、以下に支柱402a
側について詳細に説明し、支柱402b側の構成要素に
は同一の参照数字にbを付してその詳細な説明は省略す
る。
すなわち、第7図に示すように、前記支柱402aの上
部には水平方向に指向し且つ角柱状を呈する開口部40
4aが矢印B方向に貫通形成されており、この開口部4
04aの一端を閉塞するようにしてシリンダ406aが
取着される。前記シリンダ406aから開口部404a
内にピストンロッド408aが臨入し、このピストンロ
ッド408aの先端部に取着されたばね受部材410a
に係止ブロック体412aが係合する。この場合、前記
係止ブロック体412aは開口部4041.に嵌合すべ
く筐体状を呈しており、開口部404aの他端から外部
に露呈する係止ブロック体412aの端部にユニット本
体310の突起部360aの傾斜面362aに対応して
傾斜する傾斜面414aを形成する。前記係止ブロック
体412a内には開口部416aが画成され、この開口
部416aにばね受部材410aが臨入すると共に、こ
のばね受部材410aにばね部材418aの端部が当接
する。このため、ばね部材418aの弾発力を介して係
止ブロック体412aがピストンロッド408aから離
間する方向に常時付勢されている。
本実施態様に係るパーツ圧入装置は基本的には以上のよ
うに構成されるものであり、次にその作用並びに効果に
ついて説明する。
先ず、図示しない他のステーションに配置されているワ
ークWを搬送機構100により当該装置10を構成する
位置決め機構200に搬入する。
ここで、ワークWを把持手段122により把持する際に
は、シリンダ124の駆動作用下にロッド126をシリ
ンダ124側に変位させ、これにビン128を介して係
合する揺動部材130を矢印方向に揺動変位させる。こ
のため、揺動部材130に係着されている回転軸132
を介し開閉アーム134a。
134bが所定の角度だけ回転し、夫々のリンク片13
6a、 136aおよび136b1136bに係合して
いるアーム曲材138a、438aおよび138h、 
138tlの下部側がワークW側に揺動する。これによ
って、受部材142a、 142aおよび1429.1
42bがワークWを保持するに至る。
次に、回転駆動源116の駆動作用下にピニオン118
を回転させ、これに噛合するラック120を介して昇降
ロッド114を上昇させて把持手段122によりワーク
Wを吊持する。さらに、回転駆動源112の駆動作用下
にピニオン110およびラック106を介して可動本体
108をガイドレールto4a。
104bの案内作用下に矢印B方向に変位させ、前記ワ
ークWを位置決め機構200の上方に配置させる。そこ
で、回転駆動源112の駆動を停止すると共に、回転駆
動源116を前記とは逆方向に回転させ、ピニオン11
B、ラック120を介して昇降ロッド114を下降させ
把持手段122に吊持されているワークWを基準座22
4および位置決めピン226を介して支持テーブル22
0上に位置決め載置する。
前記支持テーブル220において、クランプ手段228
を構成するシリンダ230を駆動しピストンロッド23
2を鉛直上方向に変位させ、これに係合するクランプア
ーム234およびリンク片236を介して押圧部材23
8をワーク部側に揺動変位させる。これにより前記ワー
クWの下端部側が夫々の押圧部材238で押圧保持され
る。一方、把持手段122においては、シリンダ124
を介しロッド126を前記とは逆方向に変位させ、回転
軸1320回転作用下に開閉アーム134a、 134
bを前記とは逆方向に回転させる。このため、前記開閉
アーム134a、 134bに係合するリンク片136
a。
136aおよび136b、 136bを介しアーム部材
138a。
138aおよび138b、138bがワークWから離間
する方向に揺動し、受部材142a、 142aおよび
142b。
142bが前記ワークWから離脱する。ここで、ワ一り
Wの上面は夫々の保持部材144a、 144bが弾発
的に係合している。
その際、支持テーブル220には押出手段208を構成
する押出ロッド210がばね部材214の弾発力を介し
て係合している。従って、支持テーブル220の端部が
ストッパボルト216に当接し、これに載置されている
ワークWの端面Waが膨出部204の固定基準面206
から所定の間隙を画成して離間する。
次いで、圧入機構300を構成するシフト用シリンダ3
04を駆動し、圧入ユニット308をガイドレール30
2a、 302bの案内作用下に位置決め機構200側
へと移動させる。このため、先ず、押圧手段350を構
成するクランプロッド356が支持テーブル220に係
着されている受板222に係合し、前記支持テーブル2
20をばね部材214の弾発力に抗して膨出部204側
に押圧する。これによって、支持テーブル220がガイ
ドレール218a、 218bの案内作用下に膨出部2
04側に移動し、ワークWの端面Waが固定基準面20
6に係合する。ユニット本体310がシフト用シリンダ
3040作用下にさらに位置決め機構200側に移動す
ると、クランプロッド356はばね部材358の弾発作
用下にワークWを固定基準面206に対し押圧するに至
る(第8図a参照)。
一方、ユニット本体310が位置決め機構200側に移
動すると、このユニット本体3100両側部に設けられ
ている突起tffi360a、 360bが支持機構4
00を構成する係止ブロック体412a、 412bに
係合する。ここで、突起部aaoa、 360bおよび
係止ブロック体412a、 412bには夫々傾斜面3
62a。
362bおよび414a、 414bを形成しており、
前記ユニット本体310が位置決め機構200側へと移
動するに伴って各係止ブロック体412a、 412b
が支柱402a、 402bの内方へと押圧される。従
って、係止ブO−)ダ体412a、 412bはばね部
材418a。
418bの弾発力に抗して開口部404a、 404b
内に臨入し、突起部360a、 360bから離脱する
際に前記係止ブロック体412a、 412bがばね部
材4181%418bの弾発力を介しユニット本体31
0側へと突出して各突起部360a、 360bの係止
面364a、364bに係合する。この位置において、
シフト用シリンダ304の駆動が停止される。
次に、圧入シリンダ312aを駆動しピストンロッド3
14aを圧入ロッド320a側に変位させると、このピ
ストンロッド314aの端部が、先ず、中間押圧体31
8aに係合し、この中間押圧体318aをばね部材32
2aの弾発力に抗して圧入ロッド320a側に変位させ
る。このため、中間押圧体318aの段付孔部324a
内に小径部326aを臨ませている圧入ロッド320a
はばね部材328aの弾発力を介してワーク部側へと変
位し、その先端部に設けられた支持部材332aに予め
保持されているパーツPを前記ワークWの孔部16a内
に臨ませる。その際、圧入ロッド320aに形成されて
いる通路330aの一端に接続されている管路331a
を介し図示しないエア供給源から前記通路330aに圧
力空気が導入されて詔り、この圧力空気は通路330a
から夫々四つの導出用通路336aに分岐供給された後
、支持部材332aの外周部から外方へと導出される。
これによって、パーツPがフランジ部340a側に押圧
され、前記パーツPを支持部材332aに対し保持する
ことが出来る。
圧入シリンダ312aの作用下にピストンロッド314
aをさらにワークW側に変位させ、中間押圧体318a
を介し圧入ロッド320aを所定の押圧力で前記ワーク
W側へと変位させることによりパーツPをワークWの孔
部16a内に圧入する(第8図す参照)。
孔部16aに対するパーツPの圧入作業を終了した後、
圧入シリンダ312aを駆動してピストンロッド314
aを前記とは逆方向に変位させると、中間押圧体31g
aがばね部材328a、322aの弾発力を介して前記
ピストンロッド314a側に変位し、さらに圧入ロッド
320aがこの中間押圧体318aに係合した状態で前
記ピストンロッド314a側に変位する。従って、圧入
ロッド320aの先端部に設けられている支持部材33
2aはワークWから離脱することになる。
このように、ワークWの孔部16aにパーツPを圧入し
た後、圧入シリンダ312bを駆動して圧入ロッド32
0bをワークW側へと移動させ、これに装着されている
支持部材332bに保持されたパーツPを前記と同様に
ワークWの他の孔部16bに圧入する作業を行う。
ワークWの孔部16a、16bにパーツPを圧入した後
、支持機構400を駆動して圧入ユニット308の保持
作用を解除する。すなわち、支柱402a、 402b
に設けられているシリンダ406a 。
406bを駆動してピストンロッド408a、 408
bをユニット本体310から離間する方向に変位させる
このため、ピストンロッド408a、 408bのばね
受部材410a、410bに係合する係止ブロック体4
12a。
412bが開口部404a、 404b内に臨入して突
起部36Qa、 360bの係止面364a、 364
bから離間するに至る。そこで、シフト用シリンダ30
4を駆動してユニット本体310をガイドレール302
a、 302bの案内作用下に位置決め機構200から
離間する方向に変位させ、所定の待機位置に配置してお
く。
搬送機構100を駆動し把持手段122によりパーツP
の圧入作業を終了したワークWを把持すると共に、クラ
ンプ手段228を構成するシリンダ230を駆動してピ
ストンロッド232を鉛直下方向に変位させ、リンク片
236を介してクランプアーム234をワークWから離
間させる。次いで、回転駆動源116の作用下に昇降ロ
ッド114を介し把持手段122を上昇させた後、回転
駆動源112を駆動してワークWを次なるステーション
へと搬送する一方、位置決め機構200を構成する支持
テーブル220上に新たなワークWを載置する。
この場合、本実施態様によれば、搬送機構100を介し
ワークWを支持テーブル220に載置する際、この支持
テーブル220は押出手段208を構成する押出ロッド
210の押圧作用下にストッパボルト216に当接支持
されており、このワークWの端面Waと固定基準面20
6との間に所定の間隙が画成される。従って、ワークW
を支持テーブル220に着脱する時に、この固定基準面
206に前記ワークWが干渉することを阻止することが
出来る。
さらに、このような状態でシフト用シリンダ304を駆
動して圧入ユニット308を位置決め機構200側に変
位させる際、先ず、押圧手段350を構成するクランプ
ロッド356が受板222に係合して支持テーブル22
0を膨出部204側へと押圧する。
このため、クランプロッド356に係合するばね部材3
58の弾発作用下にワークWの端面Waが固定基準面2
06に対し所定の押圧力で弾発支持され、前記ワークW
は固定基準面206を介し正確に且つ強固に位置決め保
持されるに至る。これによって、圧入シリンダ312a
の駆動作用下に圧入ロッド320aの先端部に保持され
ているパーツPをワークWの孔部16aに対し高精度に
圧入することが可能となる効果が得られる。
しかも、ワークWは支持テーブル220に設けられてい
るクランプ手段228並びに基準座224および位置決
めピン226により保持されると共に、その上面を把持
手段122に設けられている保持部材144a、 14
4bを介し弾発支持されており、パ−ツPを圧入する際
にこのワークWが不要ニ移動することを阻止することが
出来る。
結果的に、ワークWの孔部16aの軸線と圧入ロッド3
20aの軸線とを常に同軸上に維持して高精度な且つ効
率的なパーツ圧入作業を遂行することが可能となるとい
う利点が得られる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、被圧入部材を可動台に
載置する際、この被圧入部材の位置決め用端面と治具台
の固定基準面との間に所定の間隙を画成している。この
ため、可動台に対し被圧入部材の着脱を行う際に固定基
準面に前記被圧入部材が午渉することを阻止することが
出来る。
さらに、圧入ユニットを被圧入部材側に変位させると、
先ず押圧手段の作用下に前記被圧入部材が固定基準面に
押圧して位置決め保持され、次いで、軸受等の所定のパ
ーツが当該被圧入部材に対し圧入される。従って、被圧
入部材を固定基準面に対し確実に且つ強固に位置決め固
定することが可能となり、パーツをこの被圧入部材に対
し正確に圧入することが出来るという効果が得られる。
これによって、パーツ圧入作業を効率的に且つ高精度に
遂行し得るという利点が挙げられる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、押圧手段により支持テーブルに設けられている
受板を押圧するものに代替してこの押圧手段によりワー
クを直接押圧するよう構成することが出来る等、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計
の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパーツ圧入装置の概略斜視説明図
、 第2図は当該パーツ圧入装置の概略側面図、第3図は当
該パーツ圧入装置を構成する搬送機構の斜視説明図、 第4図は当該パーツ圧入装置を構成する位置決め機構の
一部断面側面図、 第5図は第4図に示す位置決め機構を構成するクランプ
手段の説明図、 第6図は当該パーツ圧入装置を構成する圧入機構の要部
断面説明図、 第7図は当該パーツ圧入装置を構成する支持機構の一部
断面平面図、 第8図aおよびbは当該パー・7圧入装置によりパーツ
を圧入する際の説明図である。 10・・・パーツ圧入装置   100・・・搬送機構
122・・・把持手段     200・・・位置決め
機構202・・・治具台      206・・・固定
基準面208・・・押出手段     220・・・支
持テーブル228・・・クランプ手段   300・・
・圧入機構308・・・圧入ユニツ)    310・
・・ユニット本体312a、 312b・・・圧入シリ
ンダ320a、 320b・・・圧入ロッド 400・
・・支持機構412a、 412b・・・係止ブロック
体手 続 補 正 書 (自発) 平成 1年 6n9び五

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被圧入部材にパーツを圧入するための装置であっ
    て、位置決め機構と、圧入機構とを含み、前記位置決め
    機構は固定基準面を設けた治具台と、前記固定基準面に
    対し進退自在な可動台と、前記可動台に被圧入部材を載
    置する際に当該可動台を押圧して前記被圧入部材の端面
    と固定基準面との間に所定の間隙を画成するための押出
    手段とを備え、一方、前記圧入機構は圧入ロッドにパー
    ツを保持し可動台に対して進退自在な圧入ユニットと、
    前記圧入ロッドによりパーツを被圧入部材に圧入するに
    先立って前記被圧入部材の端面を固定基準面に押圧して
    位置決め保持するための押圧手段とを有することを特徴
    とするパーツ圧入装置。
  2. (2)請求項1記載の装置において、押圧手段は弾性体
    に係合する押圧ロッドを有し、前記押圧ロッドで被圧入
    部材または可動台を弾発的に押圧することにより前記被
    圧入部材の端面を治具台の固定基準面に押圧して位置決
    め保持するよう構成することを特徴とするパーツ圧入装
    置。
  3. (3)請求項1記載の装置において、可動台に被圧入部
    材を保持するためのクランプ手段を設けることを特徴と
    するパーツ圧入装置。
  4. (4)請求項1記載の装置において、可動台に対し被圧
    入部材を自動的に着脱する把持手段を備えた搬送機構を
    設けることを特徴とするパーツ圧入装置。
  5. (5)請求項4記載の装置において、把持手段は実質的
    にアクチュエータの作用下に開閉自在なアーム部材を含
    むと共に、パーツ圧入作業時に被圧入部材を弾発的に押
    圧保持する保持部材を備えることを特徴とするパーツ圧
    入装置。
  6. (6)請求項1記載の装置において、圧入ロッドを介し
    パーツを被圧入部材に圧入する際、圧入ユニットが前記
    被圧入部材から離間する方向に移動することを阻止する
    支持機構を設けることを特徴とするパーツ圧入装置。
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