JPH02270791A - エレベータ - Google Patents
エレベータInfo
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- JPH02270791A JPH02270791A JP1093787A JP9378789A JPH02270791A JP H02270791 A JPH02270791 A JP H02270791A JP 1093787 A JP1093787 A JP 1093787A JP 9378789 A JP9378789 A JP 9378789A JP H02270791 A JPH02270791 A JP H02270791A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はエレベータにかかり、特に、かご枠に複数のか
ご室を設けたエレベータに関するものである。
ご室を設けたエレベータに関するものである。
[従来の技術]
従来のエレベータとして、第8図及び第9図に示された
技術及び特開昭61−150972号公報に開示された
技術を挙げることができる。
技術及び特開昭61−150972号公報に開示された
技術を挙げることができる。
第8図は従来のエレベータの配置を示すビルの縦断面図
、第9図は第8図の横断面図である。
、第9図は第8図の横断面図である。
図において、(1)はビル、(2)はビル(1)の各階
床に設けられた乗場ホール、(3)は乗場ホール(1)
を挾んでビル(1)に上下に貫設された一対の昇降路、
(4)は各昇降路(2)内を左右に仕切る仕切壁である
。(5)は各昇降路(3)内に配設された一対のかご枠
、(6)はかご枠(5)上に設置された単一のかご室、
(7)はかご室(6)に乗場ホール(2)に向かう出入
口を開閉するように設けられたかご扉、(8)は昇降路
(3)に面して乗場ホール(2)に配設された乗場扉で
ある。
床に設けられた乗場ホール、(3)は乗場ホール(1)
を挾んでビル(1)に上下に貫設された一対の昇降路、
(4)は各昇降路(2)内を左右に仕切る仕切壁である
。(5)は各昇降路(3)内に配設された一対のかご枠
、(6)はかご枠(5)上に設置された単一のかご室、
(7)はかご室(6)に乗場ホール(2)に向かう出入
口を開閉するように設けられたかご扉、(8)は昇降路
(3)に面して乗場ホール(2)に配設された乗場扉で
ある。
(9)は昇降路(3)の上端に設けられた機械室であり
、その内部には電動機(図示路)により駆動される巻上
げ機(10)、及びそれを制御する運転制御装置(図示
路)等が設置されている。
、その内部には電動機(図示路)により駆動される巻上
げ機(10)、及びそれを制御する運転制御装置(図示
路)等が設置されている。
(1])は巻上げ機(10〉に巻回されたロープであり
、その一端には前記かご枠(5)が、また、他端には釣
合いおもり(12)が懸吊されている。
、その一端には前記かご枠(5)が、また、他端には釣
合いおもり(12)が懸吊されている。
上記のように構成された従来のエレベータを利用する場
合、利用客はビル(1)の出発階の乗場ホール(2)で
目的階の乗場呼びボタン(図示路)を操作する。すると
、前記運転制御装置は、群管理運転プログラムに基づき
、複数のかご室(6)のうちどれを呼び出し階に先行さ
せるかを決定し、その決定されたかご室(6)に対応す
る巻上げ機(10)を駆動する。したがって、利用客は
出発階に最初に到着したかご室(6)に乗り、目的階で
降りる。なお、かご室(6)の数及びそれらの群管理運
転プログラムは、通常、ビル(1)の収容人口に基づい
て決定されている。
合、利用客はビル(1)の出発階の乗場ホール(2)で
目的階の乗場呼びボタン(図示路)を操作する。すると
、前記運転制御装置は、群管理運転プログラムに基づき
、複数のかご室(6)のうちどれを呼び出し階に先行さ
せるかを決定し、その決定されたかご室(6)に対応す
る巻上げ機(10)を駆動する。したがって、利用客は
出発階に最初に到着したかご室(6)に乗り、目的階で
降りる。なお、かご室(6)の数及びそれらの群管理運
転プログラムは、通常、ビル(1)の収容人口に基づい
て決定されている。
また、特開昭6)150972号公報に開示されたエレ
ベータにおいては、複数の昇降路内にそれぞれ上下一対
のかご枠が配置され、各かご枠上には単一のかご苗が配
設され、そのかご室には共通の乗場ホールに向かう出入
口を開閉するかご扉が設けられている。そして、群管理
運転プログラムに従い、上側のかご枠上のかご室がビル
の上部で、また、下側のかご枠上のかご室がそれよりも
下方でそれぞれ別個に運転制御される。
ベータにおいては、複数の昇降路内にそれぞれ上下一対
のかご枠が配置され、各かご枠上には単一のかご苗が配
設され、そのかご室には共通の乗場ホールに向かう出入
口を開閉するかご扉が設けられている。そして、群管理
運転プログラムに従い、上側のかご枠上のかご室がビル
の上部で、また、下側のかご枠上のかご室がそれよりも
下方でそれぞれ別個に運転制御される。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、ビルの種類によっては、−台のエレベータを
専用で利用し、しかも、乗降客に際し乗場ホールの待客
との接触を回避したい場合が必る。
専用で利用し、しかも、乗降客に際し乗場ホールの待客
との接触を回避したい場合が必る。
例えば、ホテル等で従業員が清掃道具やリネンを運搬す
る場合には、−台のエレベータを専用で利用した方が作
業能率が向上するし、乗場ホールで宿泊客と接触しない
方が運搬物の出入れに好都合でもある。また、病院では
、患者や死者を載せた移動式ベットを見舞客とは別のエ
レベータで運搬する必要がある。
る場合には、−台のエレベータを専用で利用した方が作
業能率が向上するし、乗場ホールで宿泊客と接触しない
方が運搬物の出入れに好都合でもある。また、病院では
、患者や死者を載せた移動式ベットを見舞客とは別のエ
レベータで運搬する必要がある。
ところが、第8図及び第9図に示した従来のエレベータ
においては、かご室(6)内の運転モード切替えスイッ
チ(図示路)の操作で専用運転を行なうことができたと
しても、各かご室(6)のかご扉(7)が共通の乗場ホ
ール(2)に向かう出入口を開閉しているため、乗場ホ
ール(2〉で他の利用客と接触しない状態で乗降するこ
とが困難であった。しかも、専用運転に切替えた場合に
前記スイッチの復帰操作を忘れると、正規運転に支障を
きたすおそれもあった。
においては、かご室(6)内の運転モード切替えスイッ
チ(図示路)の操作で専用運転を行なうことができたと
しても、各かご室(6)のかご扉(7)が共通の乗場ホ
ール(2)に向かう出入口を開閉しているため、乗場ホ
ール(2〉で他の利用客と接触しない状態で乗降するこ
とが困難であった。しかも、専用運転に切替えた場合に
前記スイッチの復帰操作を忘れると、正規運転に支障を
きたすおそれもあった。
なお、特開昭61−15.0972号公報に示された従
来のエレベータにおいても、上下一対のかご枠上に配設
された各かご室のかご扉が同じ方向に向う出入口を開閉
しているため、前述したと同様な不都合を招く。
来のエレベータにおいても、上下一対のかご枠上に配設
された各かご室のかご扉が同じ方向に向う出入口を開閉
しているため、前述したと同様な不都合を招く。
したがって、従来のエレベータにおいて上記した不都合
を解消するためには、既存のエレベータのうちの一台を
特定の目的に限定して使用するか、或いは、それ専用の
エレベータを増設するか、いずれかの対策に拠るしかな
かった。しかしながら、既存のエレベータを限定的に使
用した場合は、ビル全体の交通事情が悪化する。また、
専用エレベータを増設する場合は、当然、昇降路も増設
する必要が市って、ビル建築費が嵩むばかりでなく、エ
レベータの占有空間が増加する。特に、賃貸ビルでは、
有効床面積が減少してレンタブル比の低下を招く。
を解消するためには、既存のエレベータのうちの一台を
特定の目的に限定して使用するか、或いは、それ専用の
エレベータを増設するか、いずれかの対策に拠るしかな
かった。しかしながら、既存のエレベータを限定的に使
用した場合は、ビル全体の交通事情が悪化する。また、
専用エレベータを増設する場合は、当然、昇降路も増設
する必要が市って、ビル建築費が嵩むばかりでなく、エ
レベータの占有空間が増加する。特に、賃貸ビルでは、
有効床面積が減少してレンタブル比の低下を招く。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、異なる目的
の利用客が、かご室内で相乗りしたり、乗場ホールで接
触したりすることな(、かご室を別々に利用でき、しか
も、そのために昇降路を増設する必要もなく、これによ
り、目的に適った運転を経済的かつ効率よく行なうこと
ができるエレベータを提供することにある。
の利用客が、かご室内で相乗りしたり、乗場ホールで接
触したりすることな(、かご室を別々に利用でき、しか
も、そのために昇降路を増設する必要もなく、これによ
り、目的に適った運転を経済的かつ効率よく行なうこと
ができるエレベータを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記の課題を解決するために、本発明のエレベータは、
駆動手段により昇降路内で昇降されるかご枠に、複数の
かご室を配設し、複数のかご室にはそれぞれ異なる方向
に出入口を設けたものである。
駆動手段により昇降路内で昇降されるかご枠に、複数の
かご室を配設し、複数のかご室にはそれぞれ異なる方向
に出入口を設けたものである。
[作用]
本発明のエレベータによれば、駆動手段によるかご枠の
昇降に伴い、一つの昇降路内で複数のかご室が一体に昇
降される。したがって、例えば、かご枠に一対のかご室
を設けた場合には、一方のかご室を通常の目的で利用で
き、また、他方のかご室を特定の目的で利用できる。こ
の場合、各かご室の出入口がそれぞれ異なる方向に配設
しているので、通常利用客と特定利用客とが別々の乗場
ホールから互いに接触を避けてスムーズに乗降できる。
昇降に伴い、一つの昇降路内で複数のかご室が一体に昇
降される。したがって、例えば、かご枠に一対のかご室
を設けた場合には、一方のかご室を通常の目的で利用で
き、また、他方のかご室を特定の目的で利用できる。こ
の場合、各かご室の出入口がそれぞれ異なる方向に配設
しているので、通常利用客と特定利用客とが別々の乗場
ホールから互いに接触を避けてスムーズに乗降できる。
[実施例]
以下、本発明の詳細な説明する。
なお、図中、従来例と同一の符号は従来例と同一または
相当する構成部分を示すものであり、ここでは重複する
説明を省略する。
相当する構成部分を示すものであり、ここでは重複する
説明を省略する。
〈第一実施例〉
まず、第1図乃至第3図に基づき本発明の第一実施例を
説明する。
説明する。
第1図ばかご枠上に上下一対のかご室を配設してなる本
発明の第一実施例のエレベータの配置を示すビルの縦断
面図、第2図は第1図の横断面図、第3図は第1図のA
部分の拡大縦断面図である。
発明の第一実施例のエレベータの配置を示すビルの縦断
面図、第2図は第1図の横断面図、第3図は第1図のA
部分の拡大縦断面図である。
この第一実施例におけるビル(1)の各階床には、多数
の部屋(15)が環状の廊下(14)に沿って列設され
ている。各階床の中央部には、内側の第1ホール(2a
)と外側の第2ホール(2b)とが隔壁(16)により
区劃形成されている。
の部屋(15)が環状の廊下(14)に沿って列設され
ている。各階床の中央部には、内側の第1ホール(2a
)と外側の第2ホール(2b)とが隔壁(16)により
区劃形成されている。
そして、第1ホール(2a)には、一対の昇降路(3a
)及び(3b)に内側から対向する四つの出入口を開閉
する乗場扉(8a)が設けられ、また第2ホール(2b
)には各昇降路(3a)及び(3b)に外側から対向す
る四つの乗場扉(8b)が設けられている。
)及び(3b)に内側から対向する四つの出入口を開閉
する乗場扉(8a)が設けられ、また第2ホール(2b
)には各昇降路(3a)及び(3b)に外側から対向す
る四つの乗場扉(8b)が設けられている。
各昇降路(3a)及び(3b)内にはそれぞれ一対のフ
レーム状のかご枠(5)が配置され、ロープ(11)を
介して機械室(9)内の巻上げ機(10)に懸架されて
いる。各かご枠(5)上には一対のかご室(6a)及び
(6b)カベ階床間隔と等しい間隔をおいて上下に隣接
するダブルデツキ状に配設されている。
レーム状のかご枠(5)が配置され、ロープ(11)を
介して機械室(9)内の巻上げ機(10)に懸架されて
いる。各かご枠(5)上には一対のかご室(6a)及び
(6b)カベ階床間隔と等しい間隔をおいて上下に隣接
するダブルデツキ状に配設されている。
第3図において、上側のかご室(6a)の−側面には前
記乗場扉(8b)を介して第2ホール(2b)に開閉す
るかご扉(7a)が設けられている。また、下側のかご
室(6b)の他側面には前記乗場扉(8a)を介して第
1ホール(2a)に開閉するかご扉(7b)が設けられ
ている。すなわち、上下のかご扉(7a)及び(7b)
は互いに反対方向に配設した出入口の開閉するように設
けられている。
記乗場扉(8b)を介して第2ホール(2b)に開閉す
るかご扉(7a)が設けられている。また、下側のかご
室(6b)の他側面には前記乗場扉(8a)を介して第
1ホール(2a)に開閉するかご扉(7b)が設けられ
ている。すなわち、上下のかご扉(7a)及び(7b)
は互いに反対方向に配設した出入口の開閉するように設
けられている。
なあ、乗用エレベータの場合、乗場扉に対応しないかご
扉をかご室に設けることは出願時点の法規上は許されて
いないが、上記の構成によれば、上下のかご室のかご扉
がそれぞれ乗場扉に対応しているので、法規上の不都合
はない。
扉をかご室に設けることは出願時点の法規上は許されて
いないが、上記の構成によれば、上下のかご室のかご扉
がそれぞれ乗場扉に対応しているので、法規上の不都合
はない。
次に、上記のように構成された本実施例のエレベータの
使用方法について説明する。
使用方法について説明する。
例えば、ビル(1)がホテルである場合、第1図に示す
ように、宿泊客(18)は出発階(19)の第1ホール
(2a)に入場して、そこで乗場呼びボタン(図示略)
を操作する。すると、機械室(7)内の運転制御装置(
図示略)が、予め定められた群管理運転プログラムに基
づき、回合のかご枠(5)のうちどれを出発階(19)
へ先行させるかを選択し、その選択されたかご枠(5)
に対応する巻上げ機(10)を駆動する。
ように、宿泊客(18)は出発階(19)の第1ホール
(2a)に入場して、そこで乗場呼びボタン(図示略)
を操作する。すると、機械室(7)内の運転制御装置(
図示略)が、予め定められた群管理運転プログラムに基
づき、回合のかご枠(5)のうちどれを出発階(19)
へ先行させるかを選択し、その選択されたかご枠(5)
に対応する巻上げ機(10)を駆動する。
ここで、一方の昇降路(3a)側の二台のかご枠(5)
のうちの一つが選択された場合は、そのかご枠(5)の
上側のかご室(6a)が出発階(19)の第1ホール(
2a)に到着する。また、他方の昇降路(3b)側の二
台のかご枠(5)のうちの一つが選択された場合は、そ
のかご枠(5)の下側のかご室(6b)が出発階(19
)の第1ホール(2a〉に到着する。したがって、宿泊
客(18)は一方の昇降路(3a〉の上側のかご室(6
a) 、または、他方の昇降路(3b)の下側のかご室
(6b)のいずれかに搭乗することができる。
のうちの一つが選択された場合は、そのかご枠(5)の
上側のかご室(6a)が出発階(19)の第1ホール(
2a)に到着する。また、他方の昇降路(3b)側の二
台のかご枠(5)のうちの一つが選択された場合は、そ
のかご枠(5)の下側のかご室(6b)が出発階(19
)の第1ホール(2a〉に到着する。したがって、宿泊
客(18)は一方の昇降路(3a〉の上側のかご室(6
a) 、または、他方の昇降路(3b)の下側のかご室
(6b)のいずれかに搭乗することができる。
ただし、第1図の図示例において、宿泊客(18)が最
上階へ行く場合は一方の昇降路(3a)の上側のかご室
(6a)に、また、宿泊客(18)が地階へ行く場合は
他方の昇降路(3b)の下側のかご室(6b)に乗る必
要がある。しかじながら、他方の昇降路(3b)の上端
に上側のかご室(6a)が待機する待機室(図示略)を
延設すれば、下側のかご室(6b)を最上階まで運転す
ることができる。また、一方の昇降路(3a)の下軸に
下側のかご室(6b)が待機する待機室を延設すれは、
上側のかご室(6a)を地階まで運転することができる
。
上階へ行く場合は一方の昇降路(3a)の上側のかご室
(6a)に、また、宿泊客(18)が地階へ行く場合は
他方の昇降路(3b)の下側のかご室(6b)に乗る必
要がある。しかじながら、他方の昇降路(3b)の上端
に上側のかご室(6a)が待機する待機室(図示略)を
延設すれば、下側のかご室(6b)を最上階まで運転す
ることができる。また、一方の昇降路(3a)の下軸に
下側のかご室(6b)が待機する待機室を延設すれは、
上側のかご室(6a)を地階まで運転することができる
。
こうして、例えば、宿泊客(18)が一方の昇降路(3
a)のかご室(6a)に乗り、そのかご室(6a)が目
的階に到着すると、第2図に示すように、宿泊客(18
)はかご扉(7a)及び乗場扉(8a)を通って目的階
の第1ホール(2a)に降り、そこから廊下(14)を
通って目的の部屋15に入る。
a)のかご室(6a)に乗り、そのかご室(6a)が目
的階に到着すると、第2図に示すように、宿泊客(18
)はかご扉(7a)及び乗場扉(8a)を通って目的階
の第1ホール(2a)に降り、そこから廊下(14)を
通って目的の部屋15に入る。
一方、第2図に示すように、ホテルの従業員(20)が
清掃道具やリネンを運搬する場合には、作業階の第2ホ
ール(2b)に入場して、そこで乗場呼びボタン(図示
略)を操作する。すると、運転制御装置により回合のか
ご枠(5)のうちから一つが選択されて、一方の昇降路
(3a)においては下側のかご室(6b)が、また、他
方の昇降路(3b)においては上側のかご室(6a)が
作業階の第2ホール(2b)に到着する。ただし、第1
図の図示例において、従業員(20)が最上階へ行く場
合は他方の昇降路(3b)の上側のかご室(6a)に、
また、地階へ行く場合は一方の昇降路(3a)の下側の
かご室(6b)に乗る必要がある。そして、従業員(2
0)は到着したかご室(6b)または(6a)に乗って
目的階まで行き、その目的階で第2ホール(2b)へ降
りる。
清掃道具やリネンを運搬する場合には、作業階の第2ホ
ール(2b)に入場して、そこで乗場呼びボタン(図示
略)を操作する。すると、運転制御装置により回合のか
ご枠(5)のうちから一つが選択されて、一方の昇降路
(3a)においては下側のかご室(6b)が、また、他
方の昇降路(3b)においては上側のかご室(6a)が
作業階の第2ホール(2b)に到着する。ただし、第1
図の図示例において、従業員(20)が最上階へ行く場
合は他方の昇降路(3b)の上側のかご室(6a)に、
また、地階へ行く場合は一方の昇降路(3a)の下側の
かご室(6b)に乗る必要がある。そして、従業員(2
0)は到着したかご室(6b)または(6a)に乗って
目的階まで行き、その目的階で第2ホール(2b)へ降
りる。
このようにしてエレベータを使用すれば、ホテルの宿泊
客(18)及び従業員(20)が、−台のかご枠(5〉
上に配設した上側のかご室(6a)と下側のかご室(6
b)とを別々に利用して、相乗りを回避することができ
る。しかも、宿泊客(18)は第1ホール(2a)を、
従業員(20)は第2ホール(2b)をそれぞれ別個に
使用するので、清掃道具やリネンの運搬に支障をきたす
おそれもない。
客(18)及び従業員(20)が、−台のかご枠(5〉
上に配設した上側のかご室(6a)と下側のかご室(6
b)とを別々に利用して、相乗りを回避することができ
る。しかも、宿泊客(18)は第1ホール(2a)を、
従業員(20)は第2ホール(2b)をそれぞれ別個に
使用するので、清掃道具やリネンの運搬に支障をきたす
おそれもない。
また、ビル(1)が病院である場合でも、この= 12
− 第一実施例のエレベータを上記したホテルと同様の方法
で使用すれば、患者や死者を乗せた移動式ベットと見舞
客との相乗り及び接触を未然に回避することができる。
− 第一実施例のエレベータを上記したホテルと同様の方法
で使用すれば、患者や死者を乗せた移動式ベットと見舞
客との相乗り及び接触を未然に回避することができる。
更に、ビル(1)が住宅用である場合には、例えば、第
1ホール(2a)を女性の乗降専用とし、第2ホール(
2b)を男性及び夫婦同伴者の乗降専用とすれば、これ
により、上側のかご室(6a)及び下側のかご室(6b
)がそれぞれ別々に利用できるため、独身男女の相乗り
を回避して、防犯上の効果を期待することができる。
1ホール(2a)を女性の乗降専用とし、第2ホール(
2b)を男性及び夫婦同伴者の乗降専用とすれば、これ
により、上側のかご室(6a)及び下側のかご室(6b
)がそれぞれ別々に利用できるため、独身男女の相乗り
を回避して、防犯上の効果を期待することができる。
このように、第一実施例のエレベータは、駆動手段とし
ての巻上げI(10)により昇降路(3a)、(3b)
内で昇降されるかご枠(5)上に、上側のかご室(6a
)及び下側のかご室(6b)を上下に隣接する状態で配
設し、上側のかご室(6a)及び下側のかご室(6b)
には、それぞれ互いに反対方向の出入口を開閉するかご
扉(7a)及び(7b)を設けたものである。
ての巻上げI(10)により昇降路(3a)、(3b)
内で昇降されるかご枠(5)上に、上側のかご室(6a
)及び下側のかご室(6b)を上下に隣接する状態で配
設し、上側のかご室(6a)及び下側のかご室(6b)
には、それぞれ互いに反対方向の出入口を開閉するかご
扉(7a)及び(7b)を設けたものである。
したがって、第一実施例のエレベータによれば、それぞ
れ異なる目的の利用客が、同じかご室に相乗りすること
なく、上側のかご室(6a)及び下側のかご室(6b)
を別々に利用することができる。しかも、かごR(7a
)及び(7b)がそれぞれ互いに反対方向の出入口に配
設しているので、異なる目的の利用客が、乗場ホールで
互いに接触することなく、スムーズに乗降できる。それ
故、エレベータ及び昇降路を増設しなくても、ビル(1
)の限られた空間を有効に利用して、エレベータを多様
な利用目的に応じて効率よく運転することができる。
れ異なる目的の利用客が、同じかご室に相乗りすること
なく、上側のかご室(6a)及び下側のかご室(6b)
を別々に利用することができる。しかも、かごR(7a
)及び(7b)がそれぞれ互いに反対方向の出入口に配
設しているので、異なる目的の利用客が、乗場ホールで
互いに接触することなく、スムーズに乗降できる。それ
故、エレベータ及び昇降路を増設しなくても、ビル(1
)の限られた空間を有効に利用して、エレベータを多様
な利用目的に応じて効率よく運転することができる。
〈第二実施例〉
次に、本発明の第二実施例を第4図に基づいて説明する
。
。
第4図は第一実施例とは異なるレイアウトで設置された
本発明の第二実施例のエレベータを示すビルの横断面図
である。
本発明の第二実施例のエレベータを示すビルの横断面図
である。
この第二実施例のビル(1)においては、各階床が前後
二枚の間仕切壁(22)により第1フロア(23a>と
第2フロア(23b)とに区劃され、第1フロア(23
a>には第1ホール(2a)が、また、第2フロア(2
3b)には第2ホール(2b)が設【プられている。各
間仕切壁(22)の間には左右一対の階段(24)が設
けられている。各階段(24)の間には単一の昇降路(
3)か形成され、その内部は二台のエレベータを収容で
きるように仕切壁(4)で区劃されている。そして、第
1ホール(2a)には乗場扉(8a)が、また、第2ホ
ール(2b)には乗S扉(8b)がそれぞれ一対ずつ配
設されている。
二枚の間仕切壁(22)により第1フロア(23a>と
第2フロア(23b)とに区劃され、第1フロア(23
a>には第1ホール(2a)が、また、第2フロア(2
3b)には第2ホール(2b)が設【プられている。各
間仕切壁(22)の間には左右一対の階段(24)が設
けられている。各階段(24)の間には単一の昇降路(
3)か形成され、その内部は二台のエレベータを収容で
きるように仕切壁(4)で区劃されている。そして、第
1ホール(2a)には乗場扉(8a)が、また、第2ホ
ール(2b)には乗S扉(8b)がそれぞれ一対ずつ配
設されている。
前記昇降路(3〉内に懸吊された左右一対のかご枠(5
)上には、第一実施例と同様に、一対のかご室(6a)
及び(6b)が上下に隣接する状態で配設されている(
第3図参照)。第4図には左右のエレベータとも上側の
かごu(6a)が図示されている。左側のかご枠(5)
上の上側のかご室(6a)には、乗降扉(8a)を介し
て第1ホール(2a)の出入口を開閉するかご扉(7a
)が設けられている。右側のかご枠(5)上の上側のか
ご室(6a)には、乗場扉(8b)を介して= 15− 第2ホール(2b)の出入口を開閉するかご扉(7a)
が設けられている。第4図には図示されない下側の左右
のかご室(6b)には、上側のがご1(7a>とは反対
側の出入口にかご扉(7b)が設けられている。
)上には、第一実施例と同様に、一対のかご室(6a)
及び(6b)が上下に隣接する状態で配設されている(
第3図参照)。第4図には左右のエレベータとも上側の
かごu(6a)が図示されている。左側のかご枠(5)
上の上側のかご室(6a)には、乗降扉(8a)を介し
て第1ホール(2a)の出入口を開閉するかご扉(7a
)が設けられている。右側のかご枠(5)上の上側のか
ご室(6a)には、乗場扉(8b)を介して= 15− 第2ホール(2b)の出入口を開閉するかご扉(7a)
が設けられている。第4図には図示されない下側の左右
のかご室(6b)には、上側のがご1(7a>とは反対
側の出入口にかご扉(7b)が設けられている。
この第二実施例のエレベータにおいては、第1フロア(
23a)の利用者は、第1ホール(2a)で、左側のか
ご枠(5)上の上側のかご室(6a)及び右側のかご枠
(5)上の下側のかご室(6b)に乗降する。また、第
2フロア(23b)の使用者は、第2ホール(2b)で
、右側のかご枠(5)上の上側のかご室(6a) 、及
び左側のがご枠(5)上の下側のかご室(6b)に乗降
する。こうすれば、第1フロア(23a>及び第2フロ
ア(23b)の使用者が二台のエレベータをそれぞれ別
々に利用できる。
23a)の利用者は、第1ホール(2a)で、左側のか
ご枠(5)上の上側のかご室(6a)及び右側のかご枠
(5)上の下側のかご室(6b)に乗降する。また、第
2フロア(23b)の使用者は、第2ホール(2b)で
、右側のかご枠(5)上の上側のかご室(6a) 、及
び左側のがご枠(5)上の下側のかご室(6b)に乗降
する。こうすれば、第1フロア(23a>及び第2フロ
ア(23b)の使用者が二台のエレベータをそれぞれ別
々に利用できる。
したがって、この第二実施例においては、エレベータに
よって一つのビル(1)があたがも相互に独立した二つ
のビルであるかのように構成されて、例えば、貸ビル等
において各階床毎に独立した事務所を設置するなど、ビ
ル(1)のレンタブル比を飛躍的に向上させることがで
きる。しかも、それを実現するためにエレベータ及び昇
降路(3)を増設する必要がないので、ビル建築費用を
大幅に削減でき、かつ、有効床面積も拡張できる。
よって一つのビル(1)があたがも相互に独立した二つ
のビルであるかのように構成されて、例えば、貸ビル等
において各階床毎に独立した事務所を設置するなど、ビ
ル(1)のレンタブル比を飛躍的に向上させることがで
きる。しかも、それを実現するためにエレベータ及び昇
降路(3)を増設する必要がないので、ビル建築費用を
大幅に削減でき、かつ、有効床面積も拡張できる。
く第三実施例〉
続いて、第5図に基づき本発明の第三実施例を説明する
。
。
第5図はかご枠上に前後一対のかご室を配設してなる本
発明の第三実施例のエレベータを示す昇降路の横断面図
でおる。
発明の第三実施例のエレベータを示す昇降路の横断面図
でおる。
この第三実施例においては、前記第−実施例及び第二実
施例とは異なり、かご枠(26)が箱状に形成されてい
て、そのかご枠(26)上に一対のかご室(6C)及び
(6d)が前後に隣接する状態で配設されている。前側
のかご室(6G)には第1ホール(2a)に向かう出入
口を開閉するかご扉(7G)が設けられ、また、後側の
かご室(6d〉には、前記かご扉(7G)とは反対の方
向、つまり、第2ホール(2b)に向かう出入口を開閉
するかご扉(7d)が設(プられている。なお、第5図
において、(27)は釣合いおもり(12)を収容する
収容壁、(28〉は釣合いおもり(12)用のガイドレ
ール、(29)はかご枠(26)用のガイドレールであ
る。
施例とは異なり、かご枠(26)が箱状に形成されてい
て、そのかご枠(26)上に一対のかご室(6C)及び
(6d)が前後に隣接する状態で配設されている。前側
のかご室(6G)には第1ホール(2a)に向かう出入
口を開閉するかご扉(7G)が設けられ、また、後側の
かご室(6d〉には、前記かご扉(7G)とは反対の方
向、つまり、第2ホール(2b)に向かう出入口を開閉
するかご扉(7d)が設(プられている。なお、第5図
において、(27)は釣合いおもり(12)を収容する
収容壁、(28〉は釣合いおもり(12)用のガイドレ
ール、(29)はかご枠(26)用のガイドレールであ
る。
この第三実施例の場合、第1ホール(2a)の利用客は
乗S扉(8a)及びかご扉(7G)を配設した出入口を
介して前側のかご室(6C)に乗降し、また、第2ホー
ル(2b)の利用客は乗場扉(8b)及びかご扉(7d
)を介して後側のかご室(6d)に乗降する。こうすれ
ば、前記第−実施例及び第二実施例と同様に、第1ホー
ル(2a)の利用客と第2ホール(2b)の利用客とが
、相乗りすることなく、それぞれのかご室(6C)及び
(6d)を別々に利用することができる。なお、この場
合、先に乗った利用客による専用運転を可能にするプロ
グラムを組むこともでき、また、双方の利用客による共
用運転を可能にするプログラムを組むこともできる。
乗S扉(8a)及びかご扉(7G)を配設した出入口を
介して前側のかご室(6C)に乗降し、また、第2ホー
ル(2b)の利用客は乗場扉(8b)及びかご扉(7d
)を介して後側のかご室(6d)に乗降する。こうすれ
ば、前記第−実施例及び第二実施例と同様に、第1ホー
ル(2a)の利用客と第2ホール(2b)の利用客とが
、相乗りすることなく、それぞれのかご室(6C)及び
(6d)を別々に利用することができる。なお、この場
合、先に乗った利用客による専用運転を可能にするプロ
グラムを組むこともでき、また、双方の利用客による共
用運転を可能にするプログラムを組むこともできる。
このように、第三実施例のエレベータは、駆動手段とし
ての巻上げ機(10)により昇降路(3)内で昇降され
るかご枠(26)上に、前側のかご室(6C)及び後側
のかご室(6d)を前後に隣接する状態で配設し、前側
のかご室(6C)及び後側のかご室(6d)には、それ
ぞれ反対方向の出入口を開閉するかご扉(7C)及び(
7d)を設けたものである。
ての巻上げ機(10)により昇降路(3)内で昇降され
るかご枠(26)上に、前側のかご室(6C)及び後側
のかご室(6d)を前後に隣接する状態で配設し、前側
のかご室(6C)及び後側のかご室(6d)には、それ
ぞれ反対方向の出入口を開閉するかご扉(7C)及び(
7d)を設けたものである。
したがって、第三実施例のエレベータによっても、前記
第−実施例及び第二実施例と同様、エレベータ及び昇降
路を増設することなく、前側のかご室(6a)及び後側
のかご室(6b)を別々に効率よく利用できるとともに
、乗場ホールでの相互接触を回避して、スムーズに乗降
できるという効果が得られる。また、前側のかご室(6
C)及び後側のかご室(6d)が前後に隣接する状態で
配設されているため、積載物の形状に従い、かご室の奥
行きよりも間口を広くとりたい場合に好都合である。
第−実施例及び第二実施例と同様、エレベータ及び昇降
路を増設することなく、前側のかご室(6a)及び後側
のかご室(6b)を別々に効率よく利用できるとともに
、乗場ホールでの相互接触を回避して、スムーズに乗降
できるという効果が得られる。また、前側のかご室(6
C)及び後側のかご室(6d)が前後に隣接する状態で
配設されているため、積載物の形状に従い、かご室の奥
行きよりも間口を広くとりたい場合に好都合である。
〈第四実施例〉
次に、本発明の第四実施例を第6図に基づいて説明する
。
。
第6図はかご枠上に左右一対のかご室を配設してなる本
発明の第四実施例のエレベータを示す昇降路の横断面図
である。
発明の第四実施例のエレベータを示す昇降路の横断面図
である。
この第四実施例においては、前記第三実施例とは異なり
、箱状のかご枠(26)上に一対のかご室(6e)及び
(6f)が左右に隣接する状態で配設されている。左側
のかご室(6e)には第1ホール(2a)に向かう出入
口を開閉するかご扉(7e〉が設けられ、また、右側の
かご室(6f)には、前記かごIjl(7e)とは反対
の方向、つまり、第2ホール(2b)に向かう出入口を
開閉するかごW (7f )が設けられている。
、箱状のかご枠(26)上に一対のかご室(6e)及び
(6f)が左右に隣接する状態で配設されている。左側
のかご室(6e)には第1ホール(2a)に向かう出入
口を開閉するかご扉(7e〉が設けられ、また、右側の
かご室(6f)には、前記かごIjl(7e)とは反対
の方向、つまり、第2ホール(2b)に向かう出入口を
開閉するかごW (7f )が設けられている。
この第四実施例の場合、第1ホール(2a)の利用客は
乗場扉(8a)及びかご扉(7e)を介して左側のかご
室(6e)に乗降し、また、第2ホール(2b)の利用
客は乗場扉(8b)及びかご扉(7f)を介して右側の
かご室(6f)に乗降する。こうすれば、前記第三実施
例と同様に、第1ホール(2a)の利用客と第2ホール
(2b)の利用客とが、相乗りすることなく、それぞれ
のかご室(6e)及び(6f)を別々に利用することが
できる。
乗場扉(8a)及びかご扉(7e)を介して左側のかご
室(6e)に乗降し、また、第2ホール(2b)の利用
客は乗場扉(8b)及びかご扉(7f)を介して右側の
かご室(6f)に乗降する。こうすれば、前記第三実施
例と同様に、第1ホール(2a)の利用客と第2ホール
(2b)の利用客とが、相乗りすることなく、それぞれ
のかご室(6e)及び(6f)を別々に利用することが
できる。
このように、第四実施例のエレベータは、駆動手段とし
ての巻上げI(10)により昇降路(3)内で昇降され
るかご枠(26)上に、左側のかご室(6e)及び右側
のかご室(6f)を左右に隣接する状態で配設し、左側
のかご室(6e)及び右側のかご室(6f)には、それ
ぞれ反対方向の出入口を開閉するかご扉(7e)及び(
7f)を設けたものである。
ての巻上げI(10)により昇降路(3)内で昇降され
るかご枠(26)上に、左側のかご室(6e)及び右側
のかご室(6f)を左右に隣接する状態で配設し、左側
のかご室(6e)及び右側のかご室(6f)には、それ
ぞれ反対方向の出入口を開閉するかご扉(7e)及び(
7f)を設けたものである。
したがって、第四実施例のエレベータによっても前記第
三実施例と同様の効果が得られる。しかも、左側のかご
室(6e)及び右側のかご室(6丁)が左右に隣接する
状態で配設されているため、積載物の形状に従い、かご
室の間口よりも奥行きを深くしたい場合に好都合である
。
三実施例と同様の効果が得られる。しかも、左側のかご
室(6e)及び右側のかご室(6丁)が左右に隣接する
状態で配設されているため、積載物の形状に従い、かご
室の間口よりも奥行きを深くしたい場合に好都合である
。
なお、前記第−実施例及び第二実施例では、上側のかご
室(6a〉のかごN(7a)と、下側のかご室(6b〉
の、かご扉(7b)とがそれぞれ反対方向に設けられて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、第7
図の第一実施例とは異なる向きの出入口を開閉するかご
扉を備えた本発明のエレベータの変更例を示す斜視図に
示すように、かご扉(7a)及び(7b〉を互いに直交
する方向に設けてもよい。こうすれば、各階床に第1ホ
ール(2a)及び第2ホール(2b)が仕切壁(図示路
)を介して直交状に設けられているビル(1)において
、第−実施例及び第二実施例と同様な作用効果を得るこ
とができる。
室(6a〉のかごN(7a)と、下側のかご室(6b〉
の、かご扉(7b)とがそれぞれ反対方向に設けられて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、第7
図の第一実施例とは異なる向きの出入口を開閉するかご
扉を備えた本発明のエレベータの変更例を示す斜視図に
示すように、かご扉(7a)及び(7b〉を互いに直交
する方向に設けてもよい。こうすれば、各階床に第1ホ
ール(2a)及び第2ホール(2b)が仕切壁(図示路
)を介して直交状に設けられているビル(1)において
、第−実施例及び第二実施例と同様な作用効果を得るこ
とができる。
また、上記各実施例では本発明を垂直の昇降路(3)内
で運転されるエレベータに具体化したが、本発明を垂線
に対して30度〜70度傾斜した昇降路内で運転される
、所謂、斜行式エレベータに応用して具体化することも
可能でおる。更に、かご枠を昇降する駆動手段としては
、上記実施例の巻上げIff(10)に限定されず、リ
ニアモータを使用して実施することもできる。
で運転されるエレベータに具体化したが、本発明を垂線
に対して30度〜70度傾斜した昇降路内で運転される
、所謂、斜行式エレベータに応用して具体化することも
可能でおる。更に、かご枠を昇降する駆動手段としては
、上記実施例の巻上げIff(10)に限定されず、リ
ニアモータを使用して実施することもできる。
[発明の効果コ
以上のように、本発明のエレベータは、駆動手段により
昇降路内で昇降されるかご枠に、複数のかご室を配設し
、複数のかご室にはそれぞれ異なる方向に出入口を設け
たものであるから、異なる目的の利用客が、かご室内で
相乗りしたり、乗場ホールで接触したりすることなく、
かご室を別々に利用でき、しかも、そのために昇降路を
増設する必要もなく、その結果、目的に適った運転を経
済的かつ効率よく行なうことができる。
昇降路内で昇降されるかご枠に、複数のかご室を配設し
、複数のかご室にはそれぞれ異なる方向に出入口を設け
たものであるから、異なる目的の利用客が、かご室内で
相乗りしたり、乗場ホールで接触したりすることなく、
かご室を別々に利用でき、しかも、そのために昇降路を
増設する必要もなく、その結果、目的に適った運転を経
済的かつ効率よく行なうことができる。
第1図は本発明の第一実施例のエレベータの配置を示す
ビルの縦断面図、第2図は第1図の横断面図、第3図は
第1図のA部分の拡大縦断面図、第4図は本発明の第二
実施例のエレベータの配置を示すビルの横断面図、第5
図は本発明の第三実施例のエレベータを示す昇降路の横
断面図、第6図は本発明の第四実施例のエレベータを示
す昇降路の横断面図、第7図は第一実施例の変更例を示
すエレベータの斜視図、第8図は従来のエレベー夕の配
置を示すビルの縦断面図、第9図は第8図の横断面図で
おる。 図において、 1:ビル、 3a、3b:昇降路、 5.26:かご枠、 6a、 6b、5c、6d、6e、6f :かご室、7
a、7b、7c、7d、7e、7f :かご扉、10:
巻上げ機 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 大官 増雄 外2名 L a 7a
6ヒ6a 12a 8a ([37b b 6a
6七8b
2ヒ第3図 〕 〉 第8図 ジ u〕−8−に1−一一;コでニー−1゜、。 1°事件0表1 特願平1−93787号29発明の
名称 エレベータ 3、補正をする者 代表者志岐守哉・ 5、補正の対象 (1−) 明細書の発明の詳細な説明の欄(2) 図
面 6、補正の内容 (1) 明細書の第2頁第6行目の 「ホール(1)」を 「ホール(2)」と補正する。 (2) 明細書の第9頁下から第2行目の1(7)内の
」を 「(9)内の」と補正する。 (3) 明細書の第17頁下から第8行目〜7行目の [かご枠(26)が箱状に形成されていて、その」を削
除する。 (4) 明細書の第18頁第3行目〜4行目のr(12
)を・・・・ガイドレール」をr(12)用のガイドレ
ール(28)を支持するレールブラケッl−Jと補正す
る。 (5) 明細書の第22頁下から第7行目の「30度」
を 「20度」と補正する。 (6) 図面の第2図、第4図、第5図、第6図、第7
図、及び、第9図を別紙のとおり補正する。 7、添付書類の目録 (1) 補正図面 1通
ビルの縦断面図、第2図は第1図の横断面図、第3図は
第1図のA部分の拡大縦断面図、第4図は本発明の第二
実施例のエレベータの配置を示すビルの横断面図、第5
図は本発明の第三実施例のエレベータを示す昇降路の横
断面図、第6図は本発明の第四実施例のエレベータを示
す昇降路の横断面図、第7図は第一実施例の変更例を示
すエレベータの斜視図、第8図は従来のエレベー夕の配
置を示すビルの縦断面図、第9図は第8図の横断面図で
おる。 図において、 1:ビル、 3a、3b:昇降路、 5.26:かご枠、 6a、 6b、5c、6d、6e、6f :かご室、7
a、7b、7c、7d、7e、7f :かご扉、10:
巻上げ機 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 大官 増雄 外2名 L a 7a
6ヒ6a 12a 8a ([37b b 6a
6七8b
2ヒ第3図 〕 〉 第8図 ジ u〕−8−に1−一一;コでニー−1゜、。 1°事件0表1 特願平1−93787号29発明の
名称 エレベータ 3、補正をする者 代表者志岐守哉・ 5、補正の対象 (1−) 明細書の発明の詳細な説明の欄(2) 図
面 6、補正の内容 (1) 明細書の第2頁第6行目の 「ホール(1)」を 「ホール(2)」と補正する。 (2) 明細書の第9頁下から第2行目の1(7)内の
」を 「(9)内の」と補正する。 (3) 明細書の第17頁下から第8行目〜7行目の [かご枠(26)が箱状に形成されていて、その」を削
除する。 (4) 明細書の第18頁第3行目〜4行目のr(12
)を・・・・ガイドレール」をr(12)用のガイドレ
ール(28)を支持するレールブラケッl−Jと補正す
る。 (5) 明細書の第22頁下から第7行目の「30度」
を 「20度」と補正する。 (6) 図面の第2図、第4図、第5図、第6図、第7
図、及び、第9図を別紙のとおり補正する。 7、添付書類の目録 (1) 補正図面 1通
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 駆動手段により昇降路内で昇降されるかご枠と、前記か
ご枠に配設された複数のかご室と、 前記複数のかご室にそれぞれ互いに異なる方向に配設さ
れた出入口と を具備することを特徴とするエレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1093787A JPH02270791A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1093787A JPH02270791A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02270791A true JPH02270791A (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=14092127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1093787A Pending JPH02270791A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02270791A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022669A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
JP2008063043A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Fujitec Co Ltd | エレベータ装置 |
JP2018167915A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | フジテック株式会社 | エレベータシステム |
JP2018193236A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | フジテック株式会社 | エレベータの群管理システム |
JP2020152577A (ja) * | 2020-06-23 | 2020-09-24 | フジテック株式会社 | エレベータシステム |
CN113844986A (zh) * | 2020-06-26 | 2021-12-28 | 奥的斯电梯公司 | 电梯轿厢 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP1093787A patent/JPH02270791A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022669A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
JP2008063043A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Fujitec Co Ltd | エレベータ装置 |
JP2018167915A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | フジテック株式会社 | エレベータシステム |
JP2018193236A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | フジテック株式会社 | エレベータの群管理システム |
JP2020152577A (ja) * | 2020-06-23 | 2020-09-24 | フジテック株式会社 | エレベータシステム |
CN113844986A (zh) * | 2020-06-26 | 2021-12-28 | 奥的斯电梯公司 | 电梯轿厢 |
EP3929133A1 (en) * | 2020-06-26 | 2021-12-29 | Otis Elevator Company | Elevator cars |
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