JP2007217128A - エレベータ付き建物 - Google Patents

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Hironori Akiyama
博宣 秋山
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Abstract

【課題】建物の1階にエレベータ乗り場のスペースを確保する必要をなくして1階の居住スペースを広げることのできるエレベータ付き建物を提供する。
【解決手段】複数の階床を有する建物1の昇降路3内を、二方向ドア4a,4bを有するエレベータの乗りかご4が昇降してエレベータ利用者を任意の階床に移動させる。建物1は、1階の外側の地面に面した箇所にエレベータの第1の乗り場ドア1aを有するとともにエレベータの第1の乗り場ドア1aと異なる箇所に1階の入居者専用の出入り口1bを有し、かつ他の階床にエレベータの第2の乗り場ドア1cを有する。乗りかご4は、その第1のかごドア4aが外側の地面に面する第1の乗り場ドア1aに対応する側に設けられ、その第2のかごドア4bが第2の乗り場ドア1cに対応する側に設けられてそれぞれエレベータ利用者の乗降口として構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、二方向ドアを有する乗りかごを用いたエレベータ付き建物に関し、特に、建物内スペースの効率的利用を図ったエレベータ付き建物に関するものである。
集合住宅や複数のテナントが入居する事務所ビルなどでエレベータを有する建物において、各階床にはそれぞれ一戸の住宅または一つのテナントのみが入居する構造のものがある。また建物の有効利用を図るため、1階を店舗として利用することもある。このような形態の建物において、1階の建物の出入り口内側の玄関ホール付近にエレベータ乗り場(エレベータホール)を設け、このエレベータ乗り場を利用して行先階に移動できるように構成するのが一般的である。
上記のようにエレベータを設置すると、1階に共用のエレベータ乗り場のスペースを設ける必要があり、それだけ1階の居住スペースや店舗スペースなどの専用スペースが狭くなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、建物内の1階にエレベータ乗り場のスペースを確保する必要をなくして1階の専用スペースを広げることのできるエレベータ付き建物を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明によるエレベータ付き建物は、複数の階床を有する建物の昇降路内をエレベータの乗りかごが昇降してエレベータ利用者を任意の階床に移動させるエレベータ付き建物において、前記乗りかごは、前記建物の外側に向かう位置に設けられた第1のかごドアと、前記第1のかごドアと異なる向きに設けられた第2のかごドアとを有し、前記建物は、前記第1のかごドアに対応する位置に設けられて建物の1階の外側から前記第1のかごドアを通じて前記乗りかごに直接乗降するための第1の乗り場ドアと、前記第2のかごドアを通じて1階以外の階床で前記乗りかごに乗降するために1階以外の各階に設けられた第2の乗り場ドアと、を有すること、を特徴とする。
本発明によれば、エレベータ利用者は、建物の外に面したエレベータの第1の乗り場ドアを利用して乗降し、1階を除く階床または各階床に設けられたエレベータの第2の乗り場ドアを利用して乗降できる。このため、建物の1階に共用のエレベータ乗り場スペースを設ける必要がなくなり、1階の専用スペースを広げることができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明によるエレベータ付き建物の第1の実施形態を示す要部縦断面図である。図2は図1のII−II線矢視平断面図である。図3は図1のIII−III線矢視平断面図である。図4は本発明の実施形態で用いるオートロック付き乗り場操作盤を示す正面図である。図1ないし図4において、図1に示す建物1は、地上5階建てで、図示右側は建物1内、図示左側は建物1外で、1階が道路などの外側の地面2に面している構造である。この建物1の外側の地面2に近い側壁の内側に昇降路3が設けられている。
昇降路3内には乗りかご4が配置され、乗りかご4は、巻上機5によって駆動されるシーブ6によりロープ7を介して釣り合い重り8との釣り合いによって昇降されるようになっている。乗りかご4には、互いに異なる方向に開く第1のかごドア4aと第2のかごドア4bとが設けられている。乗りかご4内には、行先階の押しボタンやドア開閉ボタンなどが配置されたかご内操作盤9や、かご内報知装置10などが設けられている。かご内操作盤9は、第1のかごドア4aおよび第2のかごドア4bのそれぞれの近傍に設けることができる。
建物1内の入居形態は、1階が図2に示すように店舗が配置され、2階以上の階には、図3に示すように、それぞれ居室(テナントの専用スペース)が配置されている。建物1の1階には、外側の地面2に面する個所にエレベータの第1の乗り場ドア1aが設けられており、またこの第1の乗り場ドア1aと異なる箇所に1階の店舗専用の出入り口1bが設けられている。
1階の乗り場ドア1aの近傍に位置する建物1の外壁には、図4に示す乗り場操作盤(第1の乗り場操作盤)11が設けられている。この乗り場操作盤11には、かご呼びボタン11aのほか、オートロック機能が付加されている。オートロック機能は、テンキー11bや呼び出しボタン11c、入出力装置11d、開錠キー穴11eなどを備えている。居住者は、開錠キー穴11eにキーを挿入したり、テンキー11bに暗証番号を入力することなどの所定の操作を行なうことにより、オートロックをはずすことができる。また、来訪者は、呼び出しボタン11cを押し、図示しないインターホンなどによって建物内の人と連絡できるようになっている。
第1のかごドア4aは、第1の乗り場ドア1aに対応する側に設けられており、第1のかごドア4aおよび乗り場ドア1aによってエレベータ利用者の乗降口が構成されている。
建物1の2階以上の階床には、第2のかごドア4bに対応する側にそれぞれ第2の乗り場ドア1cが設けられており、この各第2の乗り場ドア1cの近傍に位置する建物1の内壁に乗り場操作盤12が設けられている。またこれら2階以上の階床のエレベータ乗り場には、各居室の玄関ホール13が設けられ、さらに居室の玄関ドア14が設けられている。なお、建物の外壁に沿って非常階段15が配置されている。
乗りかご4を運転制御する駆動制御装置16は、かご内操作盤9、かご内出力装置10、乗り場操作盤11,12、巻上機5などと接続されている。
このような構成を有するエレベータ付き建物においては、1階の店舗には、出入り口1bを利用して出入りできる。地上から2階以上の階床へ移動する場合には、居住者の場合、開錠キー穴11eにキーを挿入して操作したり、またはテンキー11bに暗証番号を入力したりしてオートロックを解除した後、かご呼びボタン11aを押してかご呼び登録を行ない、乗りかご4内に搭乗する。その後、かご内操作盤9の行先階ボタンを押して目的階へ行くことができる。来訪者の場合は、テンキー11bにより居室番号を入力して入出力装置11dを介して居住者を呼び出し、居住者に来訪の旨を告げる。呼び出しを受けた居住者は、建物内の乗り場操作盤(第2の乗り場操作盤)12にあるオートロック解除操作部によってオートロックを解除する。このオートロックの解除の後、来訪者は、かご呼びボタン11aを押して乗りかご4を呼び、行先階に移動する。
2階以上の階床から1階に降りる場合には、各階床の乗り場操作盤12を操作してかご呼び登録を行ない、かご内操作盤9の1階ボタンを押して移動し、外側の地面2に面した1階の乗降口から外側の地面2上に出ることができる。
このようにエレベータ利用者は、外側の地面2に面した第1の乗り場ドア1aおよび第1のかごドア4aによる乗降口を利用して乗降し、2階以上の階床では、建物1の第2の乗り場ドア1cおよび第2のかごドア4bによる乗降口を利用して乗降できる。これにより、建物1の1階に共用のエレベータ乗り場スペースを設ける必要がなくなり、1階の居住スペース(専用スペース)を広げることができる。
以上説明した第1の実施形態の変形例として、エレベータ連動のオートロック機構を省略することもできる。この場合も、建物1の1階内部に共用のエレベータ乗り場スペースを設ける必要がなくなる点では、上記実施形態と同様である。
図5は、本発明の第2の実施形態を示す断面図である。ここで、第1の実施形態と同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。本実施形態では、建物1の1階も2階以上の階層と同様に居室とする。そして、乗りかご4が1階にあるときに第2のかごドア4bの前の位置、すなわち2階以上の第2の乗り場ドア1cに対応する位置に、第3の乗り場ドア1eが設けられ、さらに第3の乗り場ドア1eの奥に、2階以上と同様に玄関ホール13および玄関ドア14が設けられている。
この実施形態においては、1階への出入りのさいにエレベータの乗りかご4を通過することになる。このため、建物1階への出入りのためのドアを省略できる。特に、第1、第2、第3の乗り場ドア1a、1c、1eや、第1、第2のかごドア4a、4bの開を制限するオートロック機構を設置しておけば、共通の設備で1階への出入りを2階以上と同様に制御することができる。
本発明に係るエレベータ付き建物の第1の実施形態を示す要部縦断面図である。 図1のII−II線矢視平断面図である。 図1のIII−III線矢視平断面図である。 本発明の実施形態で用いるオートロック付き乗り場操作盤を示す正面図である。 本発明に係るエレベータ付き建物の第2の実施形態を示す平断面図である。
符号の説明
1…建物、1a…第1の乗り場ドア、1b…出入り口、1c…第2の乗り場ドア、1e…第3の乗り場ドア、2…地面、3…昇降路、4…乗りかご、4a…第1のかごドア、4b…第2のかごドア、5…巻上機、6…シーブ、7…ロープ、8…釣り合い重り、9…かご内操作盤、10…かご内報知装置、11…第1の乗り場操作盤、11a…かご呼びボタン、11b…テンキー、11c…呼び出しボタン、11d…入出力装置、11e…開錠キー穴、12…第2の乗り場操作盤、13…玄関ホール、14…玄関ドア、15…非常階段、16…駆動制御装置

Claims (6)

  1. 複数の階床を有する建物の昇降路内をエレベータの乗りかごが昇降してエレベータ利用者を任意の階床に移動させるエレベータ付き建物において、
    前記乗りかごは、前記建物の外側に向かう位置に設けられた第1のかごドアと、前記第1のかごドアと異なる向きに設けられた第2のかごドアとを有し、
    前記建物は、前記第1のかごドアに対応する位置に設けられて建物の1階の外側から前記第1のかごドアを通じて前記乗りかごに直接乗降するための第1の乗り場ドアと、前記第2のかごドアを通じて1階以外の階床で前記乗りかごに乗降するために1階以外の各階に設けられた第2の乗り場ドアと、を有すること、
    を特徴とするエレベータ付き建物。
  2. 前記第2のかごドアを通じて前記建物内の1階の階床で前記乗りかごに乗降するために1階に設けられた第3の乗り場ドアをさらに有すること、を特徴とする請求項1に記載のエレベータ付き建物。
  3. 前記第1の乗り場ドアの近傍の前記建物の外側に、前記乗りかごを呼ぶための第1の乗り場操作盤が設けられ、第1の乗り場操作盤がオートロック機構と連動していること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ付き建物。
  4. 前記オートロック機構は、前記第1の乗り場ドア、第2の乗り場ドア、第1のかごドアおよび第2のかごドアのうちの少なくとも一つの開動作を制限するものであること、を特徴とする請求項3に記載のエレベータ付き建物。
  5. 前記オートロック機構は、前記第1の乗り場操作盤での解除操作によって解除されるように構成されていること、を特徴とする請求項3または請求項4に記載のエレベータ付き建物。
  6. 前記建物内に、前記オートロック機構を解除する操作をするためのオートロック解除操作部を有すること、を特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか一項に記載のエレベータ付き建物。
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