JPH0952682A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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Publication number
JPH0952682A
JPH0952682A JP20823095A JP20823095A JPH0952682A JP H0952682 A JPH0952682 A JP H0952682A JP 20823095 A JP20823095 A JP 20823095A JP 20823095 A JP20823095 A JP 20823095A JP H0952682 A JPH0952682 A JP H0952682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
elevator
car
divided
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20823095A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Tomohiro
利幸 友弘
Masashi Sawada
昌志 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Elevator Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20823095A priority Critical patent/JPH0952682A/ja
Publication of JPH0952682A publication Critical patent/JPH0952682A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合ビルのエレベータは、乗客の利用目的に
より1台のかごだけでは乗客の利害が対立することがあ
り、使い難く、2台以上必要な場合があるが、複数台の
エレベータの設置は経済的に引き合わない。 【解決手段】 そこで、1台のエレベータのかご8を間
仕切扉9で分割し、必要に応じてかご8を分割使用し
て、2台以上のエレベータと同等の機能を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はかごを分割使用する
エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータについて、図3〜5を
参照して説明する。
【0003】近年、ビル利用の方法として、事務所、個
人住宅、店舗等が同居する複合ビル1が増加している
が、それに伴い、このビル1に出入りする人がエレベー
タを利用する際に、乗客同士のプライバシの問題や防犯
上でのトラブルも生じている。従来のこのような複合ビ
ル1の例としては、ビル使用者の使用目的の違いに応じ
て、ビル1を縦に分割する(例1−図3(a),(b) )場合
と、階層毎に区分する(例2−図4(a)、(b) )場合とが
あるが、いずれも乗客同士の乗り合いを避ける為には、
独立させた2台のエレベータ(及びそのかご)2,3又
は4,5を必要としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように2台の独
立したエレベータを設けることは建設コストが増大する
問題がある。
【0005】また、オーナ宅とテナント(例えば風俗営
業等)が同居するような場合(図5)、テナントへの客
とオーナ宅関係者とがかご内での乗り合いが生じた際、
お互いに気まずい思いをしていた。
【0006】更に、テナントの客がエレベータに乗りオ
ーナ宅へ侵入することを防止するため、かご内行先階ボ
タンに特殊登録機能を設ける処置もとられているが、か
ごでの乗り合いが生じた場合にはオーナ階までの侵入が
避けられない等の問題もあった。
【0007】本発明は、必要に応じて一台のエレベータ
のかごおよびそれに対応する乗場を分割して使用出来る
ようにすることにより、これらの問題点を解消するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】 かご室内を移動出来る間仕切で複数室に分割し、各
分割したかご室毎に出入口戸を設け、各出入口戸が単独
に開閉出来るようにする。
【0009】 乗場側にも前記分割かご室に対応する
乗場を設ける。
【0010】この構成により、乗客のプライバシを確保
して、かつ1台のエレベータを2台分以上に活用するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図2に
示す実施例を参照して説明する。
【0012】図1において、エレベーターのかご8を、
間仕切扉9によって2つの独立したかご室10、11に
構成する。さらに、複数枚の戸が夫々独立に開閉する機
能を備えた出入口戸12、13を設け、それぞれの分割
室に、かご内行先階ボタン14、15、乗場呼びボタン
16、17を設ける。
【0013】一方、1階エレベータ乗場を間仕切板18
で2カ所に仕切って2ヶ所の乗場19、20を設ける。
かご内の間仕切扉9は一部分を瞬間調光ガラス21で構
成する。
【0014】この間仕切扉9を開けたときは出入口戸を
全開にする切換スイッチ22を設ける。
【0015】上記のように構成したエレベータを次のよ
うに利用する(図2)。
【0016】ビルの1階はオーナー宅側とテナント側と
に分割したエレベータ乗場で、2,3階はテナント階、
4,5階はオーナー宅階とした複合ビルの場合について
説明する。
【0017】オーナー宅側利用者Aとテナント側利用者
Bが1階乗場19,20でほぼ同時に乗場呼びボタン1
6,17を操作し、待ち合わせしているとする。
【0018】A,Bはお互いの存在を気にすることなく
到着かごに乗り込むことができる。乗り込み後は、各々
のかご室にあるかご内行先階ボタン14,15を操作す
る。これらはあらかじめ停止階が設定されており、行く
先階ボタン15はオーナー宅階(4、5階)、行く先階
ボタン14はテナント階(2、3階)のみを登録でき
る。
【0019】例えばテナントBが行先階3階に到着した
際には、出入口戸は12のみしか開かず、出入口戸13
は閉じたままの状態で待機、乗降終了後、出入口戸12
が閉まりオーナーAの目的階へと向うことになる。仮に
テナントBが不注意、もしくは故意にテナント階で降り
ずにオーナーAとともにオーナー宅階まで行ったとして
も、ここでは出入口戸13のみしか開かないため、テナ
ントBはオーナー宅階では降りることができない。
【0020】各途中階の乗場呼びボタンも階床により開
く戸が決まっている。よって3階にいる乗客Cが乗場呼
びボタンを押して、かごに乗ろうとしても開くのは出入
口戸12のみであるためオーナー側のかごには乗り込む
ことができない。
【0021】かご内を二分割する間仕切扉9は引っ越し
作業等の際には全開にし、かご室全体を使用できるよう
にする。こうした場合のために、間仕切扉9の開閉によ
り出入口戸12,13を左右同時開とする切換スイッチ
22を備ておく。
【0022】また間仕切扉9の一部には瞬間調光ガラス
を用いた窓を設けておく。これにより独立した片側の部
屋で乗り合いが生じ、いたずら等が起きた際には非常呼
びボタンと連動している瞬間調光ガラス21を透明にし
て、隣のかご室から見えるようにすることにより犯罪を
抑制する働きをさせる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、 (1) 従来必要であった2台分のエレベータ機器を1台で
済ますことになり、エレベータスペースが縮小でき、当
然、設備費用が安くなる。。
【0024】(2) 乗客のプライバシーを十分確保するこ
とができる。
【0025】(3) 分割室にした場合の防犯対策も考慮さ
れて、安全対策、利用効率、建屋内設置占有率、経済性
などでより優れたものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明によるエレベータのかご室および
乗場の平面断面図、(b)(a)図の部分詳細図、
【図2】図1の正面図、
【図3】(a)従来のエレベータ2台を設置した縦割使
用するビルの正面図,(b)(a)の平面断面図、
【図4】(a)従来のエレベータを2台設置した、階層
により分割使用するビルの正面図、(b)(a)の平面
断面図、
【図5】従来のエレベーター1台のみを設置した、階層
により分割使用するビルの正面図。
【符号の説明】
1 ビル 2、3、4、5 エレベータ 9 間仕切扉 10、11 分割かご室 19、20 分割乗場

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切により分割したかご室を構成し、
    この分割室毎にかご操作盤とかご戸を設けると共に、乗
    場側に、前記各かご戸に対応する乗場戸と乗場ボタンを
    設けて各室を独立に利用することを特徴とするエレベー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記分割室毎にかご戸及び乗場戸からな
    る出入口戸を設け、前記各出入口戸を単独で開閉可能に
    することを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  3. 【請求項3】 かご室内の間仕切として間仕切扉を設
    け、前記間仕切扉の開閉によりかご内の分割室数を変え
    ることを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 前記間仕切扉に瞬間調光ガラス窓を設
    け、必要に応じ隣室を透視出来ることを特徴とする請求
    項3記載のエレベータ。
JP20823095A 1995-08-15 1995-08-15 エレベータ Pending JPH0952682A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007302434A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置
EP3492418A1 (en) * 2017-12-01 2019-06-05 Otis Elevator Company Elevator car separator for divided use

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