JP2005258823A - 他客との遭遇を回避させるホテル客室予約受付装置、ホテル、及びホテルシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 二方向にエレベータ扉を備えた客用エレベータを設け、1階において、ホテル入口から前記入口専用エレベータホールにかけての空間と、前記出口専用エレベータホールからホテル出口にかけての空間とを、ホテル客同士が互いに視認不可能なように区画し、2階以上の各階において、エレベータホールに入口扉を面した客室をそれぞれ設け、前記エレベータホールが1フロアーに二箇所設けられる場合には、該エレベータホールを、ホテル客同士が互いに視認不可能なように区画する。
【選択図】図2
Description
一方で、二方向に扉を備えたエレベータが公知であるが、これに対しては、エレベータかごの底板に回転板を回転自在に嵌装して、身障者用の車椅子をその場で旋回できるようにしたものとして、例えば特許文献2がある。
さらに、従来の二方向に扉を備えたエレベータを、かかる観点からホテル等に応用したものはなく、車椅子の向きを自由にかえて乗りかごから安全に昇降することを目的とした特許文献2によっても、当然ながら上記の問題を解決することはできない。
2階以上の各階においても、一のエレベータホールに対応して一の客室が配置されており、エレベータホールは、ホテル客同士が互いに視認不可能なように相互に区画されているため、エレベータから客室までの間において他客と遭遇するおそれがなくなる。
本発明に係る客用エレベータは、二方向にエレベータ扉を備え、ホテル入場客と退場客とが、同じエレベータを使用するものであるため、エレベータを入場客用と退場客用とに分けて設置する必要がなく、一台のエレベータを効率良く活用することが可能となる。
客室紹介パネル部は、各客室の内観写真や利用料金など、客室の特徴がわかるように全客室を一覧にしてパネル化したものであり、照明を点灯させる等して予約可能な客室(空室)がわかるように表示したものである。パネルの大きさは、少なくとも各客室の写真の相違が判別できる程度のものであればよい。
予約操作部は、上記客室紹介パネル部で表示される空室を予約操作することができるボタン類を備えるものであり、予約操作を行った情報が上記ホストコンピュターに送信されるようになっている。予約操作部は、客室紹介パネル部と一体化してタッチパネルにより形成してもよい。
その他フリーダイヤルや非接触IC搭載携帯電話を用いて、客室紹介パネルを見ながら、音声案内や必要事項の入力発信によって客室予約できることとしてもよい。
ドライブスルーで使用させる場合には、ホテル客が、車に乗ったまま予約操作できるように、客室紹介パネル部と予約操作部を構成する。例えば、図4のように、車からの目線の位置に客室紹介パネル部を配置し、さらに、車から手を伸ばして操作し易いように、操作台を設けた上に予約操作部を設置する。
上記装置は、互いに連携させて、複数箇所に設置することとしてもい。
客用EVは二方向に扉を有するものを用い、1階におけるホテル入場者のEV入口とホテル退場者のEV出口とを分離することとするが、2階以上については、後述のように、客室数との関係からEV出入口を1箇所のみとしてもよい。
入口専用EVホールと出口専用EVホールは、間仕切壁や常時閉鎖式の扉等によって区画し、ホテル客同士が互いに視認不可能なように視覚的に分離するものとする。EVを2台以上設置する場合には、入口専用EVホール相互、出口専用EVホール相互も、間仕切壁や常時閉鎖式の扉等によって区画し、視覚的に分離する。
また、ホテル客がホテル入口から入口専用EVホールに向かうまでの導線と、出口専用EVホールからホテル出口に向かうまでの導線とが交差しないように空間構成を行う。
各階の客室数は全て同一でなくてもよく、例えば、4階は4室(4階のEV扉が計4箇所であるとき)、5階は2室(5階のEV扉が計2箇所であるとき)、というように階によって客室数を異ならせてもい。
また、EV扉1箇所につき、EVホールが1箇所ずつ設置され、各EVホールに面して、あるいは近傍に、各客室の入口扉を設ける。各階には、EV扉の箇所数分だけEVホールが設置されることとなるが、EVホール相互は間仕切壁や常時閉鎖式の扉等によって区画し、視覚的に分離する。
本発明に係る客用EVは図8に示すごとく構成されており、上記各機能は、CPU、メモリ、入力回路、及び出力回路を備えたマイクロコンピュータによって制御される。入力回路には、外部入力装置が接続され、乗場ボタン(52)(52’)、かご操作盤(53)、センサー(54)の各信号が入力されるようになっている。また、出力回路には、駆動制御装置、及びEV扉開閉制御装置が接続され、その出力信号はそれぞれ駆動モータ、及びEV扉(51)(51’)に供給されるようになっている。
センサー(54)は、EVかご(50)内に乗客があるか否かを感知できるものであれば、感知方法、設置場所等は問わない。
まず、ホテル客(入場者)が1階から上階に向かう場合について、図9に基づいて説明する。入場者が、1階入口専用EVホールにて、乗場ボタンを押して乗場呼を行うと(S90)、かご呼が有るか否か判定される(S91)。かご呼が有る場合とは、EVかご内に乗客(退場者)がある場合であり、1階にEVが到着後(S92、S93)、出口専用EVホール側のEV扉が優先的に開閉される(S94)。そして、全ての退場者がEVから降りて出口専用EVホール側のEV扉が閉じると、入口専用EVホール側のEV扉が開き、入場者がEVに乗込み可能となる(S95)。
かご呼が無い場合には、1階にEVが到着すると、ただちに入口専用EVホール側のEV扉が開き、入場者が乗込み可能となる(S95)。
かご呼びが無い場合には、ただちに乗場呼階にEVが到着し(S103)、退場者が乗込み可能となる。
なお、1階にEV待ち客(入場者)がある場合でも、上述のように、出口専用EVホール側のEV扉が優先的に開閉される(S106)。
上記設備を設ける場合も、上述の客室の場合と同様に、エレベータ扉1箇所につき、EVホールを1箇所設け、該EVホールに面して、あるいは近傍に、一の設備の入口扉を設ける。さらに、EVホールを間仕切壁や常時閉鎖式の扉等によって区画する点も同様である。
ホテル入場者は、フロントで、ルームキー、磁気カード、ICカード、非接触ICカード等を受け取るが、これらはEV操作や客室入室のために必要となる。
客用EVは、EV乗客が誤って自分の予約済客室階(目的階)以外にEVを停止させないための機能を有する。すなわちEV乗客は、ルームキーや磁気カード等を、EV操作盤の所定の位置に差し込む等、接触させることによって行き先(予約済客室)を設定するものとし、目的階以外の階を指定することができないようになっている。さらに、客用EVは、上記行き先が設定されるとEV乗客の予約済客室を認識し、EV扉開閉制御装置との連動によって、目的階到着後、当該客室に通ずる方のEV扉を自動的に開閉する機能を有している。
図1は実施例に係る1階平面図兼配置図、図2は実施例に係る2〜6階平面図、図4はルーム予約パネルの使用状況を示す図、図5はルーム予約パネルの他の使用状況を示す図、図6はスクリーンカーテンを示す図、図7は実施例に係るルームパネル及び自動扉を示す図、図11は実施例に係るホテル入場から退場までのフロー図である。
なお、敷地面積は1000m2であり、敷地周囲には、隣地境界線上に高さ2.5m程度の塀が設けられている。
ルーム予約パネル(1)は、車の左右ハンドルのいずれにも対応できるように車路両側に設置されており、ホテル客は車から降りることなく、いわゆるドライブスルーで客室予約できるようになっている。
なお、本実施例では、ルーム予約パネルを駐車場入口付近に設けているが、ホテル外部であれば、設置場所はこれに限定されるものではなく、例えば、図1(1’)のように駐車場スペースに設置してもよく、さらに複数台設置してもよい。
駐車場に車が駐車されると、駐車場に設置された防犯カメラでホテルフロントが確認し、フロントからの遠隔操作によってスクリーンカーテン(4)が下ろされるようになっている。上述のルーム予約パネル(1’)が、図6のように、駐車場スペースに設置される場合にあっては、スクリーンカーテン(4)で目隠しされながら、車を降りてゆっくり客室予約することが可能となる。
ルームパネル(14)は、図7に示すように、客室の紹介兼選択パネルより構成され、タッチパネルで空室を選択できるようになっている。
ホテル客は、ホテル外部に設置されたルーム予約パネル(1)(1’)(1’’)、ロビーに設置されたルームパネル(14)のいずれにおいても客室の選択・予約ができるが、いずれか1箇所において客室が選択・予約されると、ある程度の時間間隔をあけないと、次の予約は受付されないようになっている。
また、フロント(12)に先客がいる間は、後からくるホテル客が先客と鉢合わせとならないように、ホテル入口(10)やルーム予約パネル(1)(1’)(1’’)等に、先客がいる旨の表示を行うこととしてもよい。係る表示は、ロビー(11)に先客があるか否かを感知するセンサーと接続するか、フロントからの操作等によって行う。
これによって、週末等の混雑時であっても、ロビー(11)やフロント(12)でホテル客が滞留してしまうといった状況を回避することが可能となる。
予約した客室によって、使用するEV(5)(5’)が異なるため、図7に示すように、音声案内(22)(22’)や照明案内(23)(23’)によって、ホテル客は使用する方の入口専用EVホール(16)(16’)に誘導されるようになっている。
入口専用EVホール(16)(16’)、出口専用EVホール(18)(18’)は、それぞれホテル入場客、ホテル退場客の利用に供され、ホテル入場客の導線とホテル退場客の導線とは明確に分離されている。すなわち、ホテル入場客は入口専用EVホール(16)(16’)側からEV(5)(5’)に乗込み上階に向かうが、ホテル退場客が上階から1階に降りてきた際には、EV扉は出口専用EVホール(18)(18’)に面した扉(19)(19’)のみが開くように制御されているため、ホテル退場客は出口専用EVホール(18)(18’)側からホテル出口(21)(21’)に向かうこととなる。そして、EVかご内の天井等に設けられたセンサーによって、EV乗客(退場客)がEVかご内にいる間は、入口専用EVホール(16)(16’)側のEV扉(17)(17’)は開かないようになっている。退場客が出口専用EVホール(18)(18’)に出てEV扉(19)(19’)が閉じた後に、入口専用EVホール(16)(16’)側のEV扉(17)(17’)が開き、EV待ち客(入場客)が乗込可能となる。
客用EV(5)には、1階と同様、2箇所のEV扉(31)(31’)が設けられており、各々EVホール(30)(30’)が設置されている。各EVホール(30)(30’)は、間仕切壁(34)や常閉式防火扉(35)によって互いに相仕切られており、それぞれ客室(33)(33’)の入口扉(32)(32’)に面している。
このようにして、2〜6階の全客室が、入口扉を隔ててそれぞれ専用のEVホールを有するものとなっている。
ホテル入場者は、車での来場の場合、まず駐車場入口に設置されたルーム予約パネル(1)にて、客室を選択して予約する(S110)。このルーム予約パネル(1)の操作は、上述したように、車から降りることなく行うことができる。予約完了後は、車を所定の駐車スペースに留めて、ホテル入口(10)より入場する。車を駐車した場所には、上述のスクリーンカーテン(4)が下ろされる。
なお、駐車場入口以外にルーム予約パネル(1’)(1’’)を設置してもよい。
タクシーや徒歩で来場した場合には、ロビー(11)に設置されたルームパネル(14)で客室を選択することができる(S110’)。タクシーや徒歩での来場者であっても、ルーム予約パネル(1)(1’)(1’’)を利用してもよい。また、車での来場者であっても、ルームパネル(14)を利用してもよい。
客室の鍵を受け取った後、音声案内(22)(22’)や照明案内(23)(23’)等によって、使用する方の入口専用EVホール((16)とする)に向かうが(S112)、EVホールの自動扉(15)は、上述したように、先客があると開かないため、その場合には自動扉前で待機する。
EV扉(17)が開きEV(5)に乗込んだ後、ルームキーをEV操作盤の所定の位置に差込むと、EV(5)は予約した客室((33)とする)がある階(目的階)に向かって上昇をはじめる。目的階に到着して予約した客室側のEV扉(31)が自動的に開くと、EVホール(30)を介して、予約した客室の入口扉(32)が目の前にあるので、ルームキーを用いて入室する(S113)。
EV(5)に乗込み1階に到着すると、出口専用EVホール(18)側のEV扉(19)が開くので、出口専用通路(20)を通って、ホテル出口(21)より退場する。このとき、入口専用EVホール(16)に待ち客(入場者)がある場合でも、上述のように、出口専用EVホール(18)側のEV扉(19)が優先的に開閉する。
客室の鍵は、ホテル出口横に設けられた鍵返却口に返却して、チェックアウトする(S115)。
また、非接触ICを搭載した携帯電話を用いて、ホテル客が必要事項をホテルフロント側へ送信し(図11、S110’’)、ホテル側から電話、メール、非接触ICにて予約確認・予約完了の通知を受けて(図11、S111’’)、予約に使用した携帯電話を、EV操作、客室への入室や利用料金の清算等に利用することとしてもよい。この場合には、ホテル客は、フロントでルームキー等を受け取ることなく、直接エレベータホールに移動し(S112)、携帯電話に搭載された非接触ICの交信によって、予約済客室階にEVを停止させ、ルームキー等なしで予約済客室に入室することが可能となる。
また、各階の客室は、それぞれ専用のEVホールを有するため、ホテル客は、EVが目的階に到着してEV扉が開いた瞬間から、他客と遭遇するおそれのない自分だけの客室空間のイメージをもつことが可能となる。
他客との遭遇を回避可能としたホテルであって、屋上階に露天風呂を有するホテルに関する。
図1は実施例に係る1階平面図兼配置図、図2は実施例に係る2階〜6階平面図、図3は実施例に係る屋上階平面図、図11は実施例に係るホテル入場から退場までのフロー図である。
本実施例では、屋上床面積144.9m2、延床面積1827.5m2、容積率182.8%となっている。
屋上階に関しては、各EV(5)(5’)には、1箇所ずつEV扉(41)(41’)とEVホール(40)(40’)が設けられ、それぞれ脱衣休憩室(44)(44’)に通じている。
EVホール(40)(40’)は、間仕切壁(45)や常閉式防火扉(46)によって互いに他から仕切られており、各露天風呂専用のEVホールを形成している。
露天風呂利用客は、フロントで、ルームキーと露天風呂利用のための露天風呂利用キーを受け取る。ルームキーをEV操作盤の所定の位置に差し込む等接触させることによって、1階から予約済客室階へのEVの停止、屋上階から予約済客室階へのEVの停止、さらに客室への入室ができるようになっている。また、露天風呂利用キーを、同様にEV操作盤の所定の位置に差し込む等接触させることによって、1階から屋上階へのEVの停止、予約済客室階から屋上階へのEVの停止、さらに露天風呂への入室ができるようになっている。
客用EVは、かご呼優先運転及び出口専用EVホール側扉優先開閉運転を行うため、露天風呂利用客は他客と遭遇することなく、1階、予約済客室階、屋上階の間を移動することが可能となる。
しかも、各エレベータ(5)(5’)から各露天風呂までは、専用のエレベータホール(40)(40’)を介して行くことができるため、他客と遭遇することなく、完全にプライベートで露天風呂を楽しむことができ、非常に魅力的なホテル設備を提供することが可能となる。
駐車場の車路には、図1に示すように、誘導線(60)が埋設されており、該誘導線に沿ってカートが自動走行可能とされている。また、誘導線には、カートを自動停止させるための自動停止位置が適宜設定されている。
カートには、誘導線を検出する電磁誘導センサーと、自動停止位置を検出する非接触センサーとが備えられている。
また、カートにステアリングハンドルやブレーキペダル、アクセルペダル等を設けて、所定の切替機構により、無人操向と手動操向とを併用することとしてもよい。
なお本実施例では、スムーズにカーブを切れるように、カートの前輪タイヤを1個のみとして三輪式で構成する。
ホテル客がカートに乗車して発進ボタン等を押すと、カートが再び自動走行をはじめてホテル入口(10)前で停止するため、ホテル客はカートを降りてチェックインを行う。カートを、フロント(12)や入口専用エレベータホール(16)(16’)までホテル客を乗せて走行させることとしてもよい。
また、ホテル客が退場する場合には、カートがホテル出口(21)(21’)にて待機しており、カートに乗車して発進ボタン等を押すと、カートが所定の駐車スペースに向かって自動走行するようになっている。カートは、客室内のEV呼出ボタンと連動させることによって、あるいは客室内等に設けるカート呼出ボタンによって、呼び出して待機させておくことができる。また、カートを呼び出した客室を認識させることで、カートを所定の駐車スペース近傍で自動停止させることが可能となる。
2 客室紹介パネル部
3 予約操作部
4 スクリーンカーテン
5、5’ 客用エレベータ
6 サービス用エレベータ
10 ホテル入口
11 ロビー
12 フロント
13 事務室
14 ルームパネル
15、15’ 自動扉
16、16’ 入口専用エレベータホール
17、17’ エレベータ扉
18、18’ 出口専用エレベータホール
19、19’ エレベータ扉
20、20’ 出口専用通路
21、21’ ホテル出口
22、22’ 音声案内
23、23’ 照明案内
30、30’ エレベータホール
31、31’ エレベータ扉
32、32’ 出入口扉
33、33’ 客室
34 間仕切壁
35 防火扉
40、40’ エレベータホール
41、41’ エレベータ扉
42、42’ 出入口扉
43、43’ 露天風呂
44、44’ 脱衣休憩室
45 間仕切壁
46 防火扉
50 エレベータかご
51、51’ エレベータ扉
52、52’ 乗場ボタン
53 エレベータ操作盤
54 センサー
60 誘導線
Claims (10)
- ホテルに設置されるホストコンピュータと接続され、ホテル外部に設置されるホテル客室予約受付装置であって、
当該装置は、客室紹介パネル部と予約操作部とから構成され、
前記客室紹介パネル部には、
全客室の少なくとも内観写真を一覧表示する手段と、
予約可能な客室を空室として表示する手段とが備えられ、
前記予約操作部には、
前記予約可能な客室を選択し、予約する手段と、
前記予約された客室の予約情報を前記ホストコンピュータに送信する手段とが備えられたことを特徴とするホテル客室予約受付装置。 - 車で来場したホテル客が、車を降りることなく、客室予約を行うことを可能とした請求項1記載の客室予約受付装置。
- ホテル客に他客との遭遇を回避させる、複数階を有するホテルであって、
二方向にエレベータ扉を備えた客用エレベータが前記複数階の全階にわたって連続して上下に延在して設けられ、
1階において、前記二方向のエレベータ扉に通ずる位置には、入口専用エレベータホールと出口専用エレベータホールとが設けられ、
ホテル入口から前記入口専用エレベータホールにかけての空間と、前記出口専用エレベータホールからホテル出口にかけての空間とが、ホテル客同士が互いに視認不可能なように区画され、
2階以上の各階において、前記二方向のエレベータ扉のうち少なくとも一方向に通ずる位置にエレベータホールが設けられ、
前記エレベータホールに通ずる一の客室がそれぞれ設けられ、
前記エレベータホールが1フロアーに二箇所設けられる場合には、該エレベータホールが、ホテル客同士が互いに視認不可能なように区画されたことを特徴とするホテル。 - 客用エレベータが二台以上設けられる場合には、
1階において、前記入口専用エレベータホール及び前記出口専用エレベータホールが、ホテル客同士が互いに視認不可能なように、それぞれ区画され、
2階以上の各階において、前記エレベータホールが、ホテル客同士が互いに視認不可能なように、それぞれ区画されたことを特徴とする請求項3記載のホテル。 - 2階以上のフロアーにおいて、フロアー全部又は一部に、露天風呂、大浴場、プールのうち少なくとも一の設備が設けられ、
該設備が設けられるフロアーにおいては、前記二方向のエレベータ扉のうち少なくとも一方向と通ずる位置にエレベータホールが設けられ、該エレベータホールに通ずる前記一の設備がそれぞれ設けられ、
更に、該エレベータホールが1フロアーに2箇所以上設けられる場合には、該エレベータホールが、ホテル客同士が互いに視認不可能なように、それぞれ区画されたことを特徴とする請求項3又は4記載のホテル。 - ホテル客に他客との遭遇を回避させるホテルシステムであって、
当該システムは、
請求項1又は2記載のホテル客室予約受付装置と、請求項3乃至5のいずれかに記載のホテルとから構成され、
前記客用エレベータには、
前記客用エレベータかご内に乗客があるか否かを感知するセンサーが設置され、
前記センサーの感知によって、1階において、出口専用エレベータホール側のエレベータ扉を優先的に開閉し、エレベータかご内の乗客と入口専用エレベータホールの待ち客との遭遇を回避する手段が備えられたことを特徴とするホテルシステム。 - 前記客用エレベータには、
エレベータ乗客の予約済客室階のみに、エレベータを停止させる手段が備えられたことを特徴とする請求項6記載のホテルシステム。 - 前記手段とは、前記客用エレベータのエレベータ操作盤に、
ルームキー、磁気カード、ICカード、非接触ICカード、非接触IC搭載携帯電話のうち、いずれか一を接触又は非接触交信させるものであることを特徴とする請求項7記載のホテルシステム。 - ホテル駐車場の各駐車スペースには、車を目隠しするためのスクリーンカーテンが設置され、
当該スクリーンカーテンは、上げ下ろしを自在とされたことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のホテルシステム。 - ホテルと駐車場との間を自動走行するカートが設置され、当該カートが、駐車場に車をとめたホテル客を、ホテルまで送迎することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のホテルシステム。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
KR100886840B1 (ko) * | 2005-07-11 | 2009-03-04 | 최병관 | 개별주차실을 갖는 건축구조물 |
JP2019219779A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | ビックリック株式会社 | 精算管理システム |
-
2004
- 2004-03-11 JP JP2004069620A patent/JP2005258823A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100886840B1 (ko) * | 2005-07-11 | 2009-03-04 | 최병관 | 개별주차실을 갖는 건축구조물 |
JP2019219779A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | ビックリック株式会社 | 精算管理システム |
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