JP2008293467A - レジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システム及び案内システム並びに予約システム - Google Patents

レジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システム及び案内システム並びに予約システム Download PDF

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Abstract

【課題】レジャーホテルにおける対面防止と案内及び予約システムを得る。
【解決手段】入店又は待機を指示するディスプレー及びスピーカーを備えた第1のマルチ情報装置を全ての車庫内に設置し、退室又は待機を指示するディスプレー及びスピーカーを備えた第2のマルチ情報装置を全ての客室内に設置し、前記複数の第1及び第2のマルチ情報装置を管理サーバーに接続して構内ネットワークを構成し、前記管理サーバーにて第1及び第2のマルチ情報装置からの情報と管理サーバー自体が管理している客室情報及びロビーにいる客の存在及び移動状況との照合を行い、入店指示を前記第1のマルチ情報装置にて優先順位に従って行い、客の退室指示を前記第2のマルチ情報装置にて優先順位に従って行うシーケンス制御システムとする。また、ホテルの各種案内を行う案内システムと各種予約が行える予約システムを前記マルチ情報装置と共有して利用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、共同駐車場を備えたレジャーホテルを車で利用する際において、主に駐車場,ロビー,エレベーター及び通路内で客同士が対面するのを防止するためのマルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システムと、更には該マルチ情報装置によりホテルの催しや料金等の案内を行う案内システムと駐車場にて客室や食事等の予約が行える予約システムに関するものである。
従来、共同駐車場を備えたレジャーホテルを車で利用する場合、当該レジャーホテルの建物内又は隣接した共同駐車場の空いている駐車スペース(以後車庫と言う)に車を駐車し、該駐車場内の通路を通ってロビーに行き、フロントでチェックインを行い、更にエレベーターや階段などを利用して客室に入室するのが一般的であった。なお、チェックインを行わないで直接客室に入室することができる形態のレジャーホテルもあるが、これは旅館業法に違反する運営形態のため、本願では対象としない。
上記従来のレジャーホテルを利用する客が複数いた場合、チェックインする客同士、又はチェックアウトする客同士、又はチェックインする客とチェックアウトする客同士が当該レジャーホテル内で対面することが多々あった。例えば、図2は従来のレジャーホテルでの対面発生状況を示した図であり、レジャーホテル1の敷地内にある車庫2に駐車した車5aから出てきた客6aと車5bから出てきた客6bとが通路7のA地点で対面し、チェックイン用のロビー9aでチェックインを行っている客6cと通路7側の入口用の自動ドア13aより入ってきた客6dとがロビー9aのB地点で対面し、チェックアウト用のロビー9bでチェックアウトを行っている客6eとエレベーター12bから降りてきた客6fとがロビー9bのC地点で対面し、出口用の自動ドア13bより出て車庫2に戻る客6gと前記ロビー9aに向かう客6a又は6bとが通路7内で対面する状況を示している。該図に示すように、パーティション10にてチェックイン用のロビー9a及び上り専用のエレベーター12aと、チェックアウト用のロビー9b及び下り専用のエレベーター12bとに分けて対面防止を配慮したレジャーホテル1であっても、前記のように対面を十分に防止できないことがある。このため、客同士が気まずい思いをするなどプライバシーが保護されないといった問題点があった。
また、上記レジャーホテルの客室が満室の場合、空室が出るまで客は車内で待たされるため、無駄に時間を費やさなければならないといった問題点と、前記空室待ちの客が複数いた場合、空室が出た際の入店順が必ずしも車庫への入庫順になるとは限らず、順番が守られないといった問題点もあった。
上記前者の問題点を解決することを目的とした文献として、特開平09−153200号公報(名称:宿泊,休憩施設における対面防止装置)がある。該公報には、チェックインやチェックアウトの際に、別の顧客と顧客誘導部で対面することを確実に防止でき、しかも、施設側の処理効率を向上することができる対面防止装置の提供を目的とし、手段として、複数の車庫とこれらの各車庫に共通の顧客誘導部との間に顧客が出入りする第1の開閉扉を設ける一方、前記各車庫に対応して設けられた各客室と前記顧客誘導部との間に第2の開閉扉を設けた対面防止装置において、前記各車庫,客室及び顧客誘導部からなるブロックを施設内に複数区画配設し、前記各ブロック毎における前記顧客誘導部内の顧客の有無を検知する顧客検知手段を設けるとともに、前記顧客検知手段が顧客の存在を検知するとこの検知したブロックに属する前記第1の開閉扉を開閉不能にする第1の開閉扉制御手段と、前記顧客検知手段が顧客の存在を検知するとこの検知したブロックに属する前記第2の開閉扉を開閉不能にする第2の開閉扉制御手段とを備えたことを特徴とする対面防止装置の記載がある。
特開平09−153200
しかしながら、上記記載の施設は、車庫,客室及び顧客誘導部からなるブロックを施設内に複数区画配設して構成されるため、顧客誘導部及びエレベーターが前記複数区画分必要となり、設備費及び管理費が嵩んでしまうという欠点があった。また、車庫と顧客誘導部間を出入りするための制御及び顧客誘導部とフロント間を出入りするための制御をそれぞれ電子錠を内蔵した開閉扉で行う方式のため、同様に設備費が嵩んでしまうという欠点があった。また、地震や火災などの非常事態が発生した場合、前記電子錠が確実に解除され且つ確実に開閉される保障はなく、最悪の場合には顧客誘導部内に閉じ込められてしまうという予期せぬ事故発生の危険性もあった。このため、レジャーホテルのような施設での電子錠(電気錠とも言う)の使用を条例で禁止している自治体も多い。
また、混雑により上記開閉扉の解錠が手間取った場合、車庫,顧客誘導部及び客室内にいる客はそれぞれの開閉扉の前で待たされることになるが、該待ち時間が長くなった場合には客に不快な思いをさせてしまうという問題点もあった。
本発明は、上記プライバシー保護や客室が満室の場合の諸問題と、参考文献における諸問題を全て解決するために成されたものであり、共同駐車場を備えたレジャーホテルを車で利用する際において、駐車場,ロビー,エレベーター及び通路内で客同士が対面するのを確実に防止するためのマルチ情報装置及びこれを用いた安全且つ安価な対面防止システムの提供と、更には顧客サービスの向上を図るべく前記マルチ情報装置によりホテルの各種案内を行う案内システムと各種予約が行える予約システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置は、車庫内の客に対して、当該レジャーホテル内への入店又は待機を表示にて指示するディスプレーと、音声にて指示するスピーカーと、前記ディスプレーの駆動手段とスピーカーの駆動手段と車庫内の車の有無を検出する車検知手段と当該レジャーホテル内に設置された管理サーバーとネットワーク通信を行う通信手段と各種操作機器の入出力制御を行う入出力手段と前記各手段を統括制御するCPU等にて構成する制御ユニットと、にて構成された第1のマルチ情報装置を各車庫内に設置し、客室内の客に対して、当該客室からの退室又は待機を表示にて指示するディスプレーと、音声にて指示するスピーカーと、前記ディスプレーの駆動手段とスピーカーの駆動手段と客室内の客の有無を検出する客検知手段と当該レジャーホテル内に設置された管理サーバーとネットワーク通信を行う通信手段と各種スイッチ入力及び接点出力を行う入出力手段と前記各手段を制御するCPU等にて構成する制御ユニットと、にて構成された第2のマルチ情報装置を客室内に設置して構成する。
本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置を用いた対面防止システムは、レジャーホテル内への入店又は待機を指示するディスプレー及びスピーカーを備えた第1のマルチ情報装置を当該レジャーホテルの全ての車庫内に設置し、客室からの退室又は待機を指示するディスプレー及びスピーカーを備えた第2のマルチ情報装置を当該レジャーホテルの全ての客室内に設置し、更には通路及びロビーに客検知手段を適宜配設し、前記複数の第1のマルチ情報装置と複数の第2のマルチ情報装置とを当該レジャーホテル内に設置された管理サーバーに接続して構内ネットワークを構成し、前記管理サーバーにて第1のマルチ情報装置からの情報を基に車庫への入庫又は出庫状況の取得及び駐車場内の通路にいる客の移動状況の取得と、第2のマルチ情報装置からの情報を基に客室,エレベーター及び当該レジャーホテル内の通路いる客の移動状況の取得と、管理サーバー自体が管理している客室情報及びロビーにいる客の存在及び移動状況との照合を行い、チェックイン又はチェックアウトの客がロビーにいないことを確認したのち車庫内にいる客への入店指示を前記第1のマルチ情報装置にて優先順位に従って行い、チェックイン又はチェックアウトの客がロビーにいないことを確認したのち客室内にいる客への退室指示を前記第2のマルチ情報装置にて優先順位に従って行うシーケンス制御システムとする。
本発明のマルチ情報装置を用いた案内システムは、当該レジャーホテルの催しや料金等のあらゆる案内を、車庫内の客に対して各車庫内に設置した第1のマルチ情報装置のディスプレー及びスピーカーにて行い、客室内の客に対して各客室内に設置した第2のマルチ情報装置のディスプレー及びスピーカーにて行うことができるシステムとする。
本発明のマルチ情報装置を用いた予約システムは、フロントで行われる客室の選択と客室で行われる食事の注文等を、各車庫内に設置した第1のマルチ情報装置のディスプレーのタッチパネルスイッチより車庫内に居ながら事前に行うことができるシステムとする。
本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システムによれば、共同駐車場を備えたレジャーホテルを車で利用する際において、車庫内の車検知情報と当該レジャーホテル内の客検知情報を基に優先順位に従ったシーケンス制御により、駐車場,ロビー,エレベーター及び通路内で客同士が対面するのを確実に防止することができる。また、客室が満室の場合であっても入庫順に従って入店案内することができる。このため、エレベーターを上り専用や下り専用に分ける必要がなく1基で済ますことができ、設備費や管理費が安価になる。また、電子錠による開閉扉を使用しないため、地震や火災などの非常事態が発生した際にも安全である。更には前記マルチ情報装置を用いてホテルの各種案内を行う案内システムと各種予約が行える予約システムを共有して利用できるため、車庫内での待ち時間を無駄にすることもなく、顧客サービスの向上を図ることができるという数々の絶大なる効果を奏することができる。
本発明を実施するための最良の形態を図を用いて説明する。まず、図1は本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システムの配置構成図であり、図5は本発明のマルチ情報装置を車庫内に設置した実施例図である。また、図6は本発明のマルチ情報装置を客室内に設置した実施例図である。
本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置の第1のマルチ情報装置16は、車庫2内の客に対して、当該レジャーホテル1内への入店又は待機を表示にて指示するディスプレー17と、音声にて指示するスピーカー18と、前記ディスプレー17の駆動手段とスピーカー18の駆動手段と車庫2内の車5の有無を検出する車検知手段と当該レジャーホテル1内に設置された管理サーバーとネットワーク通信を行う通信手段と各種操作機器の入出力制御を行う入出力手段と前記各手段を統括制御するCPU等にて構成する制御ユニットと、にて構成する。
図1では、当該レジャーホテル1内の車庫2の利用を全てバックで行わせるものと仮定し、上記第1のマルチ情報装置16を全て車庫2の前方右側に設置した状態を示し、図5では、上記第1のマルチ情報装置16を車5内より運転手が手を伸ばして操作できるようにポール23上に設置した状態を示している。該ポール23の高さは、普通車用と車高の高いワンボックス車用等の数種類を用意して駐車区域を分け、または兼用できるように上下に伸縮自在な構造としても構わない。なお、車5が左ハンドルの場合には、助手席の者が操作を行うことになる。
上記車庫2は、白線22で区切られた簡易的なもので示したが、壁や屋根で囲まれた個別の車庫であっても構わない。また、上記第1のマルチ情報装置16の設置位置は上記車庫2の前方右側に限定せず、後方中央などいかなる位置であっても構わない。前記後方中央に第1のマルチ情報装置16を設置した場合は、車5より出て操作することになる。なお、符号3は駐車場出入口、符号4は徒歩客用の出入口,符号11は客室案内板を示している。
また、上記車検知手段として、車検知センサー15を車庫2内に設置する。図1及び図5では、車検知センサー15を光電式として車庫2の後方両側に設置した状態を示しているが、前記光電式に限定せず超音波式等いかなる方式及び設置位置であっても構わない。
本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置の第2のマルチ情報装置28は、客室24内の客に対して、当該客室24からの退室又は待機を表示にて指示するディスプレー29と、音声にて指示するスピーカー30と、前記ディスプレー29の駆動手段とスピーカー30の駆動手段と客室24内の客の有無を検出する客検知手段と当該レジャーホテル1内に設置された管理サーバーとネットワーク通信を行う通信手段と各種操作機器の入出力制御を行う入出力手段と前記各手段を統括制御するCPU等にて構成する制御ユニットと、にて構成する。
図6では、上記第2のマルチ情報装置28を客室24内のドア25の壁面上部に設置した状態を示し、客検知手段として客検知センサー26を前記客室24内のドア25の天井部に設置した状態を示している。前記客検知センサー26は焦電式(赤外線式)が好適であるが、これに限定せず他のいかなる方式のものであっても構わない。また、前記第2のマルチ情報装置26の設置位置はドア25の壁面上部に限定せず、ベッドヘッド内などいかなる位置であっても構わない。
また、図8は本発明のマルチ情報装置の回路構成図であり、第1のマルチ情報装置16及び第2のマルチ情報装置28の詳細回路構成は、車庫2内の客に対する当該レジャーホテル1内への入店又は待機と客室24内の客に対する退室又は待機を表示にて指示するディスプレー17,29と、音声にて指示するスピーカー18,30と、制御ユニット35,36として前記ディスプレー17,29の駆動手段であるディスプレーインターフェース38と、前記スピーカー18,30の駆動手段である音声合成インターフェース39と、車庫2内の車5の有無を検出する車検知手段である車検知センサー15や客室24内の客の有無を検出する客検知手段である客検知センサー26並びに駐車場内の通路7と当該レジャーホテル1内の通路(図示せず)及びロビー9での客検知手段である客検知センサー14,27からのセンサー信号を入力してデジタル信号に変換するセンサーインターフェース43と、当該レジャーホテル1内に設置された管理サーバー32とLANケーブル34を介してネットワーク通信を行う通信手段である通信インターフェース44と、各種操作機器の入出力制御を行う入出力手段である入出力インターフェース45と、前記各インターフェース回路を制御するCPU37と、該CPU37の制御プログラムの蓄積及びデータ保持を行うメモリ41及び前記CPU37や各インターフェース回路にクロックを供給するクロック回路42にて構成する。また、必要に応じて当該レジャーホテル1の各種案内情報や予約内容等を印刷するため、前記制御ユニット35,36にプリンターインターフェース40を内蔵し、プリンター19,31を接続しても構わない。なお、前記ディスプレー17,29及びスピーカー18,30、更にはプリンター19,31は、前記制御ユニット35,36と同一筐体に内蔵した一体型又は別々の筐体に内蔵した分離型のどちらの形状であっても構わない。
また、第2のマルチ情報装置28において、特に該第2のマルチ情報装置28がベッドヘッド内に設置されている場合は、客室24内の照明器具のON/OFFや調光制御を行うためのコントローラーを制御ユニット36に内蔵し、タッチパネルスイッチが組み込まれたディスプレー29に表示された照明器具のON/OFFボタンや調光ボタンを押すことにより、客室24内の照明制御が行えるようにすると便利である。
次に、図7は本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システムのネットワーク構成図であり、本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置を用いた対面防止システムは、レジャーホテル1内への入店又は待機を指示するディスプレー17及びスピーカー18を備えた第1のマルチ情報装置16を当該レジャーホテル1の全ての車庫2内に設置し、客室2からの退室又は待機を指示するディスプレー29及びスピーカー30を備えた第2のマルチ情報装置28を当該レジャーホテル1の全ての客室24内に設置し、更には駐車場内の通路7と当該レジャーホテル1内の通路(図示せず)に客検知手段として上記と同様の客検知センサー14,27を適宜配設し、前記複数の第1のマルチ情報装置16と複数の第2のマルチ情報装置28とをLANケーブル34にて当該レジャーホテル1内に設置された管理サーバー32に接続して構内ネットワークを構成する。なお、図では管理サーバー32より複数の第1のマルチ情報装置16と複数の第2のマルチ情報装置28に、それぞれLANケーブル34,34が接続された状態を示しているが、同等の構内ネットワークが構成されれば他の配線ルートであっても構わない。
上記管理サーバー32は一般的にフロント8内に設置されるため、該管理サーバー32に各種モニターや操作スイッチからなる監視制御装置33を接続することにより監視制御が行え、更に客検知センサー14を接続することによりフロント8及びロビー9内の客6の存在及び移動を検出することができる。
次に、第1のマルチ情報装置16からの情報として、車庫2に入庫した車5の入庫状況及び入庫時間と、車庫2より出庫した車5の出庫状況及び出庫時間と、駐車場内の通路7にいる客6の移動状態を構内ネットワークを中継して管理サーバー32にて管理し、第2のマルチ情報装置28からの情報として、客室24,エレベーター12及び当該レジャーホテル1内の通路(図示せず)にいる客6の移動状況を構内ネットワークを中継して管理サーバー32にて管理し、更にこれらの情報とフロント8及びロビー9内の客6の存在及び移動情報と、管理サーバー32自体が管理している客室情報、例えば客6が利用している客室番号と車庫2の番号や、前記客室24又は他の客室24が現在使用中であるか又は清掃中であるか等の情報との照合を行い、チェックイン又はチェックアウトの客6がロビー9にいないことを確認したのち車庫2内にいる客6の入店指示を前記第1のマルチ情報装置16にて優先順位に従って行い、チェックイン又はチェックアウトの客6がロビー9にいないことを確認したのち客室24内にいる客6の退室指示を前記第2のマルチ情報装置28にて優先順位に従って制御を行うシーケンス制御システムとする。
図3は本発明のマルチ情報装置において“入店”を指示した画面例であり、上記対面防止システムによりチェックイン又はチェックアウトの客6がロビー9にいないことを確認すると、第1のマルチ情報装置16のディスプレー17に、例えば「ご来店ありがとうございます。お待たせしました。3分以内にフロントまでお越しください。」のようなメッセージ20を表示し、更にスピーカー18より同様の音声メッセージを流す。ここで“3分以内”と時間指定したのは、入店を指示したにもかかわらず該指示に従わないと、他の順番待ちの客6に迷惑を掛けるばかりでなくシステム全体が遅延してしまい、これを防止するためである。なお、第2のマルチ情報装置28での表示及び音声動作も同様である。
図4は本発明のマルチ情報装置において“待機”を指示した画面例であり、上記対面防止システムによりチェックイン又はチェックアウトの客6がロビー9にいることを確認すると、第1のマルチ情報装置16のディスプレー17に、例えば「ただ今フロントが混み合っていますのでしばらくお待ちください。入室待ち2組 退室待ち1組」のようなメッセージ20を表示し、更にスピーカー18より同様の音声メッセージを流す。ここで、入室待ちと退室待ちの組数を示したのは、客6に混雑具合を知らせ、おおよその待ち時間を把握してもらうためである。なお、第2のマルチ情報装置28での表示及び音声動作も同様である。
図9は本発明のマルチ情報装置において各種案内及び予約の選択ボタンを表示した画面例であり、タッチパネルスイッチが組み込まれた上記ディスプレー17のメニューボタン21を押すと、案内選択ボタン46として「ホテル案内」や「料金案内」等のボタンが表示され、予約選択ボタン47として「客室予約」や「食事予約」等のボタンが表示される。
本発明のマルチ情報装置を用いた案内システムは、当該レジャーホテル1の催しや料金等のあらゆる案内を、車庫2内の客6に対して各車庫2内に設置した第1のマルチ情報装置16のディスプレー17及びスピーカー18にて行い、客室24内の客6に対して各客室24内に設置した第2のマルチ情報装置28のディスプレー29及びスピーカー30にて行うことができるシステムであり、上記案内選択ボタン46の中から好みのボタンを押すことにより、当該案内選択ボタン46に記載された内容に応じたサービス画面が表示され提供される。例えば、「ホテル案内」のボタンを押すと、当該レジャーホテル1の催し案内や、各客室24内の設備や様子を文字及び写真等で紹介することができる。該写真紹介は静止画は勿論のこと動画でも行えるため、客室案内板11に比べ非常に多くの情報を提供することができる。また、「料金案内」のボタンを押すと、平日及び休日の料金案内やサービスタイムの料金案内等が表示される。
本発明のマルチ情報装置を用いた予約システムは、フロント8で行われる客室24の選択と客室24で行われる食事の注文等を、各車庫2内に設置した第1のマルチ情報装置16のディスプレー17のタッチパネルスイッチより車庫2内に居ながら事前に行うことができるシステムであり、上記予約選択ボタン47の中から好みのボタンを押すことにより、当該予約選択ボタン47に記載された内容に応じたサービス画面が表示され提供される。例えば、「客室予約」のボタンを押すと、当該レジャーホテル1内の客室24の利用状況が表示され、料金,設備及び間取り等の選択肢の中から好みの空室が見つかった場合にはその場で予約ができるためフロント8での対応が簡素化される。また、「食事予約」のボタンを押すと、食事メニューが写真とともに表示され、その場で予約できるため客室24内での注文が簡素化される。
上記案内選択ボタン46や予約選択ボタン47が表示されている画面から初期の画面に戻るには、リターンボタン48を押すことにより行える。また、第1のマルチ情報装置16又は第2のマルチ情報装置28にプリンター19,31が内蔵されている場合、上記案内システムや予約システムでのサービス画面において、プリントボタン(図示せず)を押すことにより、その内容がプリントされる。
以上のことにより、共同駐車場を備えたレジャーホテルを車で利用する際において、駐車場,ロビー,エレベーター及び通路内で客同士が対面するのを確実に防止することができる。また、客室が満室の場合であっても入庫順に従って入店案内することができる。このため、エレベーターを上り専用や下り専用に分ける必要がなく1基で済ますことができ、設備費や管理費が安価になる。また、電子錠による開閉扉を使用しないため、地震や火災などの非常事態が発生した際にも安全である。更には前記マルチ情報装置を用いてホテルの各種案内を行う案内システムと各種予約が行える予約システムを共有して利用できるため、車庫内での待ち時間を無駄にすることもなく、顧客サービスの向上を図ることができることになる。なお、上記説明においてはレジャーホテル1内にエレベーター12があるものとして説明したが、建物が低階層でエレベーター12が無いレジャーホテル1であっても全て適応できるものである。
上記説明では、レジャーホテルにおけるマルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システム及び案内システム並びに予約システムについて説明したが、レジャーホテル以外にも一般のビジネスホテルにおいても利用することができる。更にはカラオケハウス、ネットカフェ、ゲームセンター,アダルトショップ等の施設でも利用することが可能である。
本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システムの配置構成図である。 従来のレジャーホテルでの対面発生状況を示した図である。 本発明のマルチ情報装置において“入店”を指示した画面例である。 本発明のマルチ情報装置において“待機”を指示した画面例である。 本発明のマルチ情報装置を車庫内に設置した実施例図である。 本発明のマルチ情報装置を客室内に設置した実施例図である。 本発明のレジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システムのネットワーク構成図である。 本発明のマルチ情報装置の回路構成図である。 本発明のマルチ情報装置において各種案内及び予約の選択ボタンを表示した画面例である。
符号の説明
1 レジャーホテル
2 車庫
3 駐車場出入口
4 出入口
5 車
6 客
7 通路
8 フロント
9 ロビー
10 パーティション
11 客室案内板
12 エレベーター
13 自動ドア
14 客検知センサー
15 車検知センサー
16 マルチ情報装置
17 ディスプレー
18 スピーカー
19 プリンター
20 メッセージ
21 メニューボタン
22 白線
23 ポール
24 客室
25 ドア
26 客検知センサー
27 客検知センサー
28 マルチ情報装置
29 ディスプレー
30 スピーカー
31 プリンター
32 管理サーバー
33 監視制御装置
34 LANケーブル
35 制御ユニット
36 制御ユニット
37 CPU
38 ディスプレーインターフェース
39 音声合成インターフェース
40 プリンターインターフェース
41 メモリ
42 クロック回路
43 センサーインターフェース
44 通信インターフェース
45 入出力インターフェース
46 案内選択ボタン
47 予約選択ボタン
48 リターンボタン

Claims (5)

  1. 車庫内の客に対して、当該レジャーホテル内への入店又は待機を表示にて指示するディスプレーと、音声にて指示するスピーカーと、前記ディスプレーの駆動手段とスピーカーの駆動手段と車庫内の車の有無を検出する車検知手段と当該レジャーホテル内に設置された管理サーバーとネットワーク通信を行う通信手段と各種操作機器の入出力制御を行う入出力手段と前記各手段を統括制御するCPU等にて構成する制御ユニットと、にて構成された第1のマルチ情報装置を各車庫内に設置し、客室内の客に対して、当該客室からの退室又は待機を表示にて指示するディスプレーと、音声にて指示するスピーカーと、前記ディスプレーの駆動手段とスピーカーの駆動手段と客室内の客の有無を検出する客検知手段と当該レジャーホテル内に設置された管理サーバーとネットワーク通信を行う通信手段と各種操作機器の入出力制御を行う入出力手段と前記各手段を統括制御するCPU等にて構成する制御ユニットと、にて構成された第2のマルチ情報装置を客室内に設置して構成することを特徴とする、レジャーホテル用マルチ情報装置。
  2. レジャーホテル内への入店又は待機を指示するディスプレー及びスピーカーを備えた第1のマルチ情報装置を当該レジャーホテルの全ての車庫内に設置し、客室からの退室又は待機を指示するディスプレー及びスピーカーを備えた第2のマルチ情報装置を当該レジャーホテルの全ての客室内に設置し、更には通路及びロビーに客検知手段を適宜配設し、前記複数の第1のマルチ情報装置と複数の第2のマルチ情報装置とを当該レジャーホテル内に設置された管理サーバーに接続して構内ネットワークを構成し、前記管理サーバーにて第1のマルチ情報装置からの情報を基に車庫への入庫又は出庫状況の取得及び駐車場の通路にいる客の移動状況の取得と、第2のマルチ情報装置からの情報を基に客室,エレベーター及び当該レジャーホテル内の通路いる客の移動状況の取得と、管理サーバー自体が管理している客室情報及びロビーにいる客の存在及び移動状況との照合を行い、チェックイン又はチェックアウトの客がロビーにいないことを確認したのち車庫内にいる客への入店指示を前記第1のマルチ情報装置にて優先順位に従って行い、チェックイン又はチェックアウトの客がロビーにいないことを確認したのち客室内にいる客への退室指示を前記第2のマルチ情報装置にて優先順位に従って行うシーケンス制御システムとすることを特徴とする、請求項1に記載のレジャーホテル用マルチ情報装置を用いた対面防止システム。
  3. 当該レジャーホテルの催しや料金等のあらゆる案内を、車庫内の客に対して各車庫内に設置した第1のマルチ情報装置のディスプレー及びスピーカーにて行い、客室内の客に対して各客室内に設置した第2のマルチ情報装置のディスプレー及びスピーカーにて行うことができることを特徴とした、請求項1に記載のレジャーホテル用マルチ情報装置を用いた案内システム。
  4. フロントで行われる客室の選択と客室で行われる食事の注文等を、各車庫内に設置した第1のマルチ情報装置のディスプレーのタッチパネルスイッチより車庫内に居ながら事前に行うことができることを特徴とした、請求項1に記載のレジャーホテル用マルチ情報装置を用いた予約システム。
  5. 第2のマルチ情報装置において、客室内の照明器具のON/OFFや調光制御を行うためのコントローラーを当該マルチ情報装置の制御ユニットに内蔵し、タッチパネルスイッチが組み込まれたディスプレーに表示された照明器具のON/OFFボタンや調光ボタンを押すことにより、客室内の照明制御が行えることを特徴とした、請求項1に記載のレジャーホテル用マルチ情報装置。
JP2007258890A 2007-04-26 2007-10-02 レジャーホテル用マルチ情報装置及びこれを用いた対面防止システム及び案内システム並びに予約システム Pending JP2008293467A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101632644B1 (ko) * 2015-10-22 2016-06-22 주식회사 금하산업 무인 객실 관리 시스템, 무인 객실 관리 시스템에서의 차량 출입을 관리하기 위한 장치 및 방법
JP2019219779A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 ビックリック株式会社 精算管理システム

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