JP2667504B2 - ホームエレベータ - Google Patents

ホームエレベータ

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JP2667504B2
JP2667504B2 JP1095253A JP9525389A JP2667504B2 JP 2667504 B2 JP2667504 B2 JP 2667504B2 JP 1095253 A JP1095253 A JP 1095253A JP 9525389 A JP9525389 A JP 9525389A JP 2667504 B2 JP2667504 B2 JP 2667504B2
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博己 高田
洋 郷古
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、個人住宅に用いられるホームエレベータに
関する。
〔従来の技術〕
近時、住宅難のため、2世代、3世代が同一家屋に住
むことが推奨され、2階建や3階建の個人住宅が増加し
ている。そして、この個人用住宅においては、階段を老
人が登り降りするのが危険であるということから、老人
用居室は1階に設けられていた。しかし、1階は日当り
が悪いとか見晴らしが悪い等の理由で、老人用居室を2
階や3階の上階に設けることが提案され、その安全確保
のため、例えば実開昭62-26370号公報に示すようなホー
ムエレベータを据付けることが推奨され、一部実用され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記提案されたホームエレベータは、走行速度が5〜
12m/minと極めて遅い速度で走行し、基準階である1階
から乗り込んだ3階まで行くのに45秒から1分位かか
る。
このため、利用者が乗り込み、所定の行先釦を押して
出発した直後に、忘れ物のあることに気付いた場合、所
定階まで行つてから戻ることになり、多大の時間を要す
ることになる。特に老人の場合、せつかちな人が多く、
かご内で必要以上のいらいらをつのらせるという問題が
あつた。
本発明の目的は、エレベータの利用者が、かご運行中
に忘れ物に気付いた場合、すぐに戻ることのできるホー
ムエレベータを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、2階建以上の住宅に、昇降路と、かご呼
び釦が設けられ昇降路内を上下動するかごを備えたホー
ムエレベータにおいて、かご呼び釦による行先階の登録
を取消しかつかごの走行を停止させる停止釦をかご内に
設けるとともに、この停止釦の操作により作動して所定
時間だけかご呼び釦による行先階の登録を阻止する停止
時限手段を設け、停止釦を操作したとき、行先階の登録
を取消しかつかごの走行を直ちに停止させるとともに、
所定時間経過後、かご呼び釦による行先階の登録を可能
にするようにしたことを達成される。
〔作用〕
かご呼び釦の操作により行先階の登録をしてかごを走
行させた後、戻りたいときに停止釦を操作すると、停止
時限手段が作動してその行先階の登録を取消すととも
に、かごがたとえ階床間を走行していても、その走行を
停止させる。また、停止時限手段が作動することによ
り、かご呼び釦による行先階の登録を所定時間だけ阻止
してかごを走行させないようにし、この間にかごを確実
に停止させる。所定時間経過後は、かご呼び釦による行
先階の登録が可能になるので、戻りたい所定階のかご呼
び釦を操作すると、かごを、最寄りの階を経由させるこ
となく所定階へ直接戻すことができ、かごの利用者は、
迅速に引き返すことができる。
〔実施例〕
以下、本発明のホームエレベータを一実施例の図に基
づいて説明する。
第1図はホームエレベータの全体構成を示す縦断面
図、第2図は第1図のホームエレベータを設置した個人
住宅を示す斜視図、第3図は第1図のホームエレベータ
に備えられるかごの操作を説明する電気回路図である。
第1図、第2図において、1は個人住宅で、例えば1
階階床11、2階階床12、3階階床13、玄関14を有する3
階建の住宅である。2はこの個人住宅1の外壁コーナ部
に立設された昇降路、3aは昇降路2の地下に埋設された
シリンダ3b内への油の供給、排出により上下動するプラ
ンジヤ、4はプランジヤ3aの上端に支持された昇降路2
内を上下動するかご、5はかご4に設けられる展望窓、
6は昇降路2に備えられる透明窓で、かご4内の乗客が
展望窓5および透明窓6を介し個人住宅1の外部を展望
できる構成となつている。7はかご4に設けられた運転
盤で、この運転盤7にはかご呼び釦8とかご4を昇降路
2の任意の位置で停止させる停止釦9が設けられてい
る。また、10は階床11〜13のそれぞれに設置される乗場
扉である。そして、第3図において、15はかご4内の停
止釦9を押圧することに伴つて励磁され、かご4を停止
させる停止時限リレー、15b1〜15b3は停止時限リレー15
の常閉接点、16は1階の呼び登録リレー、16aは1階の
呼び登録リレー16の常開接点、17は2階の呼び登録リレ
ー、17aは2階の呼び登録リレー17の常開接点、18は3
階の呼び登録リレー、18aは3階の呼び登録リレー18の
常開接点、81〜83は運転盤7の1〜3階のかご呼び
釦、22b〜22bは階床検出用の常閉接点である。
しかして今、利用客が3階からかご4内に乗り込み、
通常通り運転盤7の1階のかご呼び釦81を操作する
と、(+)−81−15b1−22b−16−(−)の回路が構成
され、1階の呼び登録リレー16が励磁して行先階が登録
され、かご4を1階へ運行させる。この運行途中で3階
へ忘れ物をしたことを思い出したなら停止釦9を操作す
る。この停止釦9の操作により(+)−9−15−(−)
の回路が構成され、停止時限リレー15が励磁する。この
停止時限リレー15の励磁により接点15b1が開いて呼び登
録リレー16が消磁し、1階のかご呼び釦81による行先
階の登録は取り消される。また、かご4は、通常のエレ
ベータとは異なり、たとえ階床間を走行していてもその
走行が直ちに停止させられる。このとき、停止時限リレ
ー15の励磁により接点15b1だけでなく全ての接点15b1
15b3が開いているため、何れのかご呼び釦8を操作して
も呼び登録リレー16,17,18を励磁させることはできず、
かご呼び釦8による行先階の登録は全て阻止される。所
定時間例えば0.5秒経過すると、停止時限リレー15が消
磁して、接点15b1を始めとする全ての接点15b1〜15b3
閉じ状態に戻るため、かご呼び釦8による行先階の登録
が可能となる。こうしてかご呼び釦8による行先階の登
録を所定時間だけ阻止してかごを走行させないように
し、その間にかご4を確実に停止させる。停止時限リレ
ー15は、前記したように停止釦9の操作後に自動的に消
磁して行先階の登録を可能するため、停止釦9を操作し
た後は、かごの停止解除のための操作を要することな
く、戻りたい3階のかご呼び釦83を操作するだけでよ
い。そうすると、(+)−83−15b3−24b−18(−)の
回路が構成され、かご4は、最寄りの下方階を経由する
ことなく直接3階へ戻る。そのため、利用者は、忘れ物
に気付いたときに、迅速に引き返して忘れ物を取りに行
くことができる。3階へ到着すると、接点24bが開いて
呼び登録リレー18は消磁する。
このように、かご4を運行させた後に逆戻りさせる場
合に、停止釦9を操作すれば、かご4を、階床間であっ
ても直ちに停止させることができ、その操作後は、かご
呼び釦8を単に操作するだけで、最寄りの階を経由する
ことなく直接戻すことができて操作が簡単で応答がよい
ため、利用者は、いらだつことなく快適な操作で迅速に
引き返すことができる。また、かご4を戻すための復帰
釦にかご呼び釦8を兼用しているため、復帰釦を別個に
設けなくても済む。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のホームエレ
ベータは、かごを運行させた後に逆戻りさせる場合に、
かごの操作が簡単で応答がよいため、利用者は、いらだ
つことなく快適な操作で迅速に引き返すことができ、そ
のため、忘れた用事を迅速に果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のホームエレベータの全体構
成を示す縦断面図、第2図は第1図のホームエレベータ
を設置した個人住宅を示す斜視図、第3図は第1図のホ
ームエレベータに備えられるかごの操作を説明する電気
回路図である。 1……個人住宅、2……昇降路、3a……プランジヤ、3b
……シリンダ、4……かご、5……展望窓、6……透視
窓、7……運転盤、8……かご呼び釦、9……停止釦、
10……乗場扉、11……1階階床、12……2階階床、13…
…3階階床、14……玄関、15……停止時限リレー、15b1
〜15b3……停止時限リレーの常閉接点、16……1階の呼
び登録リレー、17……2階の呼び登録リレー、18……3
階の呼び登録リレー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2階建以上の住宅に、昇降路と、かご呼び
    釦が設けられ昇降路内を上下動するかごを備えたホーム
    エレベータにおいて、かご呼び釦による行先階の登録を
    取消しかつかごの走行を停止させる停止釦をかご内に設
    けるとともに、この停止釦の操作により作動して所定時
    間だけかご呼び釦による行先階の登録を阻止する停止時
    限手段を設け、停止釦を操作したとき、行先階の登録を
    取消しかつかごの走行を直ちに停止させるとともに、所
    定時間経過後、かご呼び釦による行先階の登録を可能に
    したことを特徴とするホームエレベータ。
JP1095253A 1989-04-17 1989-04-17 ホームエレベータ Expired - Fee Related JP2667504B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2517339Y2 (ja) 1988-03-09 1996-11-20 株式会社 日立ビルシステムサービス ホームエレベータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5664964U (ja) * 1979-10-26 1981-05-30
JPH01294177A (ja) * 1988-05-19 1989-11-28 Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd ホームエレベータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2517339Y2 (ja) 1988-03-09 1996-11-20 株式会社 日立ビルシステムサービス ホームエレベータ

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