JP2007217127A - エレベータシステム - Google Patents

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Hironori Akiyama
博宣 秋山
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】建物内に居住する居住者を訪問するエレベータの利用客に対し、エレベータの利便性を向上するとともに労力を軽減する。
【解決手段】建物の昇降路2内を昇降する乗りかご内に、建物内の各階床に居住する居住者名が表示された複数個の押しボタン8aを有するかご内操作盤8を設ける。このかご内操作盤8の押しボタン8aの操作に基づき、駆動制御装置は、乗りかごを押しボタン8aに表示された居住者の居室のある階床に移動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、集合住宅のような建物内に居住する居住者を訪問するエレベータ利用者の利便性を図ったエレベータシステムに関するものである。
一般に複数の階床に設けられた居室に居住者が居住している集合住宅のような建物においては、一階の入り口の近くに、各階床の居室に居住する居住者名を記載した案内板や郵便受けが設けられている。この建物を初めて訪れた訪問者または久しぶりに訪れた訪問者は、この掲示板や郵便受けなどを見て、訪問先である居住者の居室のある階床を確認し、エレベータを利用して乗りかご内に設けられているかご内操作盤の、階床が表示されている押しボタンを押して行先階へ移動することが多い。
この場合、訪問者は最初に案内板や郵便受けを探す必要があるが、この案内板や郵便受けを探すために少なからず労力を要することになる。また案内板や郵便受けにより訪問先の居室のある階床を確認したものの、エレベータを利用するに際して、階床を忘れてしまうことがあり、この場合には再度案内板や郵便受けのある場所まで戻って確認する必要がある。さらに訪問者が乗りかごに乗って行先階に行き、訪問先の居室に辿り着いても、その居住者が不在であったりする場合もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、建物内に居住する居住者を訪問するエレベータの利用客に対し、エレベータの利便性を向上するとともに労力を軽減することのできるエレベータシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明によるエレベータシステムは、建物の昇降路内を昇降する乗りかごと、この乗りかご内に設けられ、建物内の各階床に居住する居住者名が表示された複数個の押しボタンを有するかご内操作盤と、このかご内操作盤の押しボタンの操作に基づき、乗りかごを、押しボタンに表示された居住者の居室のある階床に移動させる駆動制御装置とを有することを特徴とする。
本発明によれば、エレベータ利用者は訪問先の居住者名の押しボタンを押すことにより案内板などで居住者の居住する階床を確認する必要がなくなり、エレベータ利用者の労力を低減できるとともにエレベータの利便性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態によるエレベータシステムを採用した建物を示す部分縦断面図である。図2は、図1のエレベータシステムで用いられるかご内操作盤を示す正面図である。図3は、図1のエレベータシステムにおける駆動制御装置とかご内操作盤との接続構成を示す制御系統図である。
図1ないし図3において、図1に示す建物1は、地上4階建てで、2階以上にそれぞれ3つの居室が配置されている場合である。この建物1内に昇降路2が設置されている。昇降路2内には、かごドア3aを有する乗りかご3が昇降するようになっており、この乗りかご3は、巻上機4によって駆動されるシーブ5によりロープ6を介して釣り合い重り7との釣り合いによって昇降されるようになっている。乗りかご3内には、後述するかご内操作盤8のほか、かご内出力装置9などが設けられている。
建物1の1階には、玄関につながるエントランスホール10が設けられており、エントランスホール10に面する昇降路2の側壁にエレベータの乗り場ドア1aが設けられている。また建物1の2階よりも上の階床にもこの乗り場ドア1aと同様の位置に乗り場ドア1aが設けられており、この乗り場ドア1aから通路11を介して各居室に行き来できるようになっている。各階床の乗り場ドア1aの近傍に位置する建物1の側壁には、それぞれ乗り場操作盤12が設けられている。この乗り場操作盤12には、かご呼びボタン(図示せず)が設けられており、かご呼びボタンを操作することにより、乗りかご3の呼びが可能となっている。
乗りかご3のかごドア3aは、この乗り場ドア1aに対応する側に設けられており、かごドア3aおよび乗り場ドア1aによってエレベータ利用者の乗降口が構成されている。 乗りかご3を運転制御する駆動制御装置13は、かご内操作盤8、かご内出力装置(報知手段)9、乗り場操作盤12、巻上機4などと接続され、乗りかご3を昇降制御するようになっている。
ここで、建物1の2階以上の階床には、たとえば2階には清水さん宅、水谷さん宅、武田さん宅の居室があり、3階には吉岡さん宅、木村さん宅、北村さん宅の居室があり、4階には加藤さん宅、桜井さん宅、酒井さん宅の居室があるとする。この場合において、本実施形態では、かご内操作盤8に、図2に示すように、行先階ボタンに代えて各居室の居住者名を表示した複数個の表札形式の押しボタン8aが設けられており、また1階ホールボタン8b、ドア開閉ボタン8cや表示装置(報知手段)8dが設けられている。
各押しボタン8aや1階ホールボタン8bなどは、図3に示すようにそれぞれ駆動制御装置13に接続されていて、いずれかのボタン8a、8bが押されると点灯し、また駆動制御装置13に対して行先階を認識させるようになっている。駆動制御装置13は、行先階登録を受け付けると、押されたボタン8a、8bに該当する行先階への乗りかご3の昇降制御を行なう。
したがって、エレベータ利用者は、訪問先の階床について、案内板などで確認することなく、乗りかご3に乗って居住者名が表示された押しボタン8aを押すことにより行先階へ案内されるので、階床を確認する労力が軽減されるとともにエレベータ利用の利便性を向上することができる。なお、上記実施形態では、各階床の居室数として3室の場合を例にとって説明したが、1室の場合やその他の数の場合でもよく、また階床毎に異なる数の場合であってもよい。
図2の例は、かご内操作盤8の押しボタン8aの表示として、各居住者名を表示するものであるが、居住者名の表示に加えて階床を合わせて表示してもよい。また、図2の例では、各階床ごとに居住者名の押しボタン8aを並べて配置しているが、あいうえお順やアルファベット順に並べて配置してもよい。
さらに、押しボタン8aが押されたときに、かご内出力装置9から音声による行先階の報知やかご内操作盤8の表示装置8dによる、たとえば「○階です」との表示による行先階の報知を行なうようにしてもよい。これにより、乗客が行先階を確認することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態によるエレベータシステムの制御系統図である。本実施形態においては、居室側または建物一階の乗り場ドアの近くに、居住者が操作するスイッチ14を設けたところに特徴を有する。このスイッチ14は、駆動制御装置13に接続されており、その操作によりオン、オフ信号または複数種類の信号を出力することができるようになっている。居住者がこのスイッチ14を選択操作しておくことにより、かご内操作盤8の押しボタン8aが操作されると、その操作に基づいて駆動制御装置13が乗りかご3内のかご内出力装置9や表示装置8dを介して訪問者に対し居住者の居室のある階床を報知したり、居住者の不在を報知したりあるいは全く報知しない非報知としたりして報知の切り換えを行なう。
これにより、居住者がたとえば外出して留守にする場合には、このスイッチ14を操作して不在の報知または非報知に切り換えておくことにより、訪問者がかご内操作盤8の押しボタン8aを押すと、不在の旨の報知がなされたり、非報知の状態となったりするので、訪問者は訪問先が留守であることを知ることができる、したがって訪問者の居室まで出向く労力を軽減することができることになる。
図5は、本発明の第3の実施形態によるエレベータシステムを採用した建物の平面図であり、図6は図5のエレベータシステムにおける制御系統図である。本実施形態においては、2階以上の各階床にそれぞれ2つの居室が設けられ、エレベータを降りてから居室まで居住者専用に独立して移動できるように構成されている建物に採用された場合である。図5および図6において、建物15の中央部に昇降路16が設けられており、この昇降路16内を、二方向のかごドア17a、17bを有する乗りかご17が昇降するようになっている。なお、20は非常階段、21はオートロックドアである。
二方向のかごドア17a、17bに対応する側の昇降路16の側壁には、各階床にそれぞれ乗り場ドア15a、15bおよび乗り場操作盤(図示せず)が設けられている。乗りかご17内には、それぞれのかごドア17a、17bの近くにかご内操作盤18が設けられており、このかご内操作盤18に居住者名を表示した押しボタン18aが設けられている。かご内操作盤18にはさらに、1階ホールボタン18b、ドア開閉ボタン18c、表示装置18dなどが設けられている。
これら押しボタン18aなどは、駆動制御装置13に接続されており、押しボタン18aが操作されると、駆動制御装置13は、行先階登録を受け付け、押されたボタン8a、8bに該当する行先階への乗りかご3の昇降制御を行なう。さらに行先階に到着した際には、押しボタン18aの操作に対応する居住者の居室のある側のかごドア17a、17bを開閉するようになっている。
したがって、エレベータ利用者は、乗りかご17に乗って居住者名が表示された押しボタン18aを押すことにより、行先階へ案内され、さらにエレベータを降りた後、通路11を通り、居室まで居住者専用の移動を行なうことができる。
さらに、押しボタン18aが押されたときに、かご内出力装置9から音声による行先階の報知やかご内操作盤18の表示装置18dによる、たとえば「○階です」との表示による行先階の報知を行なうようにしてもよい。これにより乗客は行先階を確認することができる。
ここで本実施形態では、駆動制御装置13には各居室の居住者用のスイッチ19が接続されており、このスイッチ19は、居室側または建物の1階に設けられ、オン、オフ信号または複数種類の信号を出力するスイッチで構成されている。このスイッチ19を居住者が操作することにより、訪問者による押しボタン18aの操作に基づき、乗りかご17内において、居住者の居室のある階床の報知と、居住者の不在の報知あるいは非報知とを切り換えるように構成されているとともにスイッチ19の状態が不在の報知あるいは非報知に切り換えられているときには、乗りかご17の行先階への着床を禁止するように構成されている。これにより、居住者が不在の場合は、エレベータ利用者による居住者の居室のある行先階への移動が阻止されるので、居室のセキュリティを高めることができる。
本発明の第1の実施形態によるエレベータシステムを採用した建物を示す部分縦断面図である。 図1のエレベータシステムで用いられるかご内操作盤を示す正面図である。 図1のエレベータシステムにおける駆動制御装置とかご内操作盤との接続構成を示す制御系統図である。 本発明の第2の実施形態によるエレベータシステムの制御系統図である。 本発明の第3の実施形態によるエレベータシステムを採用した建物の平面図である。 図5のエレベータシステムにおける制御系統図である。
符号の説明
1,15…建物、1a,15a,15b…乗り場ドア、2,16…昇降路、3,17…乗りかご、3a,17a,17b…かごドア、4…巻上機、5…シーブ、6…ロープ、7…釣り合い重り、8,18…かご内操作盤、8a,18a…押しボタン、8b,18b…1階ホールボタン、8c,18c…ドア開閉ボタン、8d,18d…表示装置、9…かご内出力装置(報知手段)、10…エントランスホール、11…通路、12…乗り場操作盤、13…駆動制御装置、14,19…スイッチ

Claims (4)

  1. 建物の昇降路内を昇降する乗りかごと、
    この乗りかご内に設けられ、建物内の各階床に居住する居住者名が表示された複数個の押しボタンを有するかご内操作盤と、
    このかご内操作盤の前記押しボタンの操作に基づき、前記乗りかごを、前記押しボタンに表示された居住者の居室のある階床に移動させる駆動制御装置と、
    を有することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記居室側または建物の一階に、前記駆動制御装置にオン、オフ信号または複数種類の信号を出力するスイッチを設け、このスイッチにより、前記押しボタンの操作に基づき、前記居住者の不在の報知あるいは乗りかご停止指令を入力できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記乗りかごは二方向ドアを備え、前記駆動制御装置は、前記押しボタンの操作に対応する前記居住者の居室のある側のドアのみを開閉することを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータシステム。
  4. 前記駆動制御装置は、
    前記押しボタンの操作により前記スイッチの状態に基づいて前記乗りかご内において、前記居住者の不在の報知あるいは乗りかご停止指令を入力できるように構成されているとともに、
    前記スイッチの状態が不在の報知あるいは乗りかご停止禁止指令が入力されているときには前記乗りかごの行先階での着床を禁止し、前記スイッチの状態が不在の報知も乗りかご停止禁止指令の入力のなされていないときには前記乗りかごの行先階で前記乗りかごを停止させるように構成されていること、
    を特徴とする請求項2または3に記載のエレベータシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069127A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 東芝エレベータ株式会社 エレベータの乗りかご

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