JP2007084236A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータの群管理制御を行なっている際に応答した乗りかごに乗客が円滑に乗り込めるようにする。
【解決手段】ホール呼び釦3a,3b,3cのいずれかが乗客によって押下されると、群管理制御装置は応答させる乗りかごを選択する。昇降制御装置は選択した乗りかごを昇降させる制御を行なう。群管理制御装置は着床した乗りかごの位置とホール呼び釦の位置とが離れている場合には、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を昇降制御装置に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の乗りかごを群管理制御により昇降させるエレベータに関する。
従来、群管理運転方式のエレベータなど、複数台の乗りかごが設置されるエレベータでは、ホールに複数個設置されているホールボタンのいずれかを押すことにより最も効率の良い、待ち時間の少ない乗りかごが応答する。このようなエレベータでは、運転効率を優先することでホールボタンが押下された場所から離れた場所に位置する乗りかごが応答する場合がある。この場合にはこの応答した乗りかごに乗り込む為に移動している間に当該乗りかごのドアが閉まってしまい、ホールボタンを押した乗客が乗りかごに乗り遅れる場合がある。
また、到着予報灯で次に到着する乗りかごを事前に乗客に報知しても、かご呼びや他階のホール呼びなどの不確定要素により予報が外れてしまう場合がある。このような場合には到着予報灯で報知された乗りかごが到着する乗場の前で待っていた乗客は実際に到着した乗りかごに乗り遅れる原因となる。
このような乗り遅れを防止するために、例えば特許文献1に開示されたように、かご呼びに対して応答した場合の戸開速度に対してホール呼びに対して応答した場合の戸開速度を低くするものがある。
特許第2621904号公報
しかしながら、このような手法を用いても応答した乗りかごに乗客が乗り込む前にドアが閉まり始めた場合にはホール呼び釦を操作してドアを再び開扉させなけなければならない。このような操作は例えば荷物を持っているなどして手が使いずらい乗客にとって負担となる。
そこで、本発明の目的は、群管理制御を行なっている際に応答した乗りかごに乗客が円滑に乗り込むことが可能になるエレベータを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータは、複数の乗りかごと、各階床の乗場に複数設けられ、行先方向を登録するための乗場呼び登録釦とを備え、この乗場呼び登録釦の操作による乗場呼びに複数の乗りかごのうちいずれかを割り当て、この割り当てられて着床した乗りかごの開扉時間を操作された乗場呼び登録釦の位置と着床した乗りかごの位置との関係に基づいて可変することを特徴とする。
本発明に係わるエレベータでは、群管理制御を行なっている際に応答した乗りかごに乗客が円滑に乗り込むことができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの乗場の外観を示す平面図である。図2は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの乗場を上方からみた断面図である。
このエレベータは4台の乗りかごが群管理制御によって昇降するエレベータである。図1に示すように、各階床の乗場には1号機エレベータ用のホールランタン1aが1号機エレベータ用の乗場ドア2aの上端部の近傍に設けられる。また、これらの乗場には2号機エレベータ用のホールランタン1bが2号機エレベータ用の乗場ドア2bの上端部の近傍に設けられる。
また、これらの乗場には3号機エレベータ用のホールランタン1cが3号機エレベータ用の乗場ドア2cの上端部の近傍に設けられる。また、これらの乗場には4号機エレベータ用のホールランタン1dが4号機エレベータ用の乗場ドア2dの上端部の近傍に設けられる。
ホールランタン1a,1b,1c,1dは到着予報灯と到着灯を備える。到着予報灯はこの設置箇所に対応する箇所に乗りかごがホール呼びにしたがって着床することが予測される場合に点灯する。到着灯はこの設置箇所に対応する箇所に乗りかごが着床した場合に点滅する。
図1に示すように乗場ドア2a,2bの間にはホール呼び釦(ホールボタン)3aが設けられ、乗場ドア2b,2cの間にはホール呼び釦3bが設けられ、乗場ドア2c,2dの間にはホール呼び釦3cが設けられる。
図2に示すように乗客4はホール呼び釦3a,3b,3cのいずれかを押下して乗りかごの到着を待つ。
図3は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図である。図3では乗りかごとこれに付随する機構の一部の図示を省略している。
図3に示すように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータは群管理制御装置11、1号機制御装置12、2号機制御装置13、3号機制御装置14および4号機制御装置15を備える。
群管理制御装置11は図1に示したホール呼び釦3a,3b,3cを含む各階床のホール呼び釦と接続され、これらの操作により入力されたホール呼び信号に対して各号機の乗りかごの位置と既登録かご呼び情報などをもとに割当評価演算を行なって最適の乗りかごを選択してホール呼びに応答させる。このホール呼び信号は押下されたホール呼び釦が設置された階床情報を含む。
このエレベータでは、ホール呼び釦3aから出力されたホール呼び信号には位置識別情報“1”が含まれ、ホール呼び釦3bから出力されたホール呼び信号には位置識別情報“2”が含まれ、ホール呼び釦3cから出力されたホール呼び信号には位置識別情報“3”が含まれる。
群管理制御装置11は1号機制御装置12、2号機制御装置13、3号機制御装置14および4号機制御装置15と接続される。1号機制御装置12はホール呼びへの応答指示を群管理制御装置11から受けた場合には1号機エレベータ用の図示しない巻き上げ機を制御してホール呼びに応答させるべく1号機エレベータの図示しない乗りかごを昇降させる。
これと同様に2号機制御装置13、3号機制御装置14および4号機制御装置15はホール呼びへの応答指示を群管理制御装置11から受けると、自号機エレベータ用の図示しない巻き上げ機を制御してホール呼びに応答させるべく自号機エレベータの乗りかごを昇降させる。
また、1号機制御装置12はホールランタン1aと接続され、2号機制御装置13はホールランタン1bと接続される。また、3号機制御装置14はホールランタン1cと接続され、4号機制御装置15はホールランタン1dと接続される。
1号機制御装置12は乗りかごを昇降させる際に、この乗りかごがホール呼びのあった階床に一番先に到着すると予想される乗りかごであることをホール呼び元の階床にいる乗客に知らせるためにホールランタン1aを点灯させる。
これと同様に、2号機制御装置13、3号機制御装置14および4号機制御装置15は乗りかごを昇降させる際に接続先のホールランタンを点灯させる。
次に、以上示した構成のエレベータの動作について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの動作の一例を示すフローチャートである。
まず、図1に示したホール呼び釦3a,3b,3cのいずれかが乗客によって押下される(ステップS1のYES)と、群管理制御装置11は押下された釦からのホール呼び信号を入力して、割当評価演算により単一のエレベータ号機の乗りかごをホール呼びに応答させる乗りかごとして選択する。
そして群管理制御装置11は1号機制御装置12、2号機制御装置13、3号機制御装置14および4号機制御装置15のうち前述のように選択した乗りかごの昇降の制御装置に昇降制御信号を出力する。この制御信号は乗りかごの昇降対象の階床情報を含む。
ただし、群管理制御装置11はホール呼び信号に含まれる位置識別情報が“1”である場合で選択した乗りかごが3号機または4号機の乗りかごであった場合には、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を前述のように選択した乗りかごの昇降の制御装置に出力する。
また、群管理制御装置11はホール呼び信号に含まれる位置識別情報が“2”である場合で選択した乗りかごが1号機または4号機の乗りかごであった場合には、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を前述した制御装置に出力する。
また、群管理制御装置11はホール呼び信号に含まれる位置識別情報が“3”である場合で選択した乗りかごが1号機または2号機の乗りかごであった場合には、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を前述した制御装置に出力する。
ここではホール呼び釦3aが押下されたのち群管理制御装置11が4号機の乗りかごを応答対象の乗りかごとして選択したとして以後の処理を説明する。
4号機制御装置15は群管理制御装置11からの昇降制御信号を入力した場合には、4号機エレベータ用の巻き上げ機を駆動させて、4号機エレベータの乗りかごを前述した昇降制御信号に含まれる階床に昇降させる。この際に、4号機制御装置15は前述した昇降制御信号に含まれる階床の乗場に設けられるホールランタン1dの到着予報灯を点灯させる。
4号機制御装置15はこの階床に4号機エレベータの乗りかごが着床した場合にホールランタン1dの到着灯を点滅させる。
ここで、4号機制御装置15は群管理制御装置11から戸開延長制御信号を入力している場合には、かごドアおよびこれと連動して開扉した乗場ドアの戸開時間を通常の戸開時間の2倍とする(ステップS2→S3)。
また、4号機制御装置15は群管理制御装置11から戸開延長制御信号を入力していない場合には、かごドアおよびこれと連動して開扉した乗場ドアの戸開時間を通常の戸開時間とする(ステップS2→S4)。
以上のように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータでは、ホール呼びのための操作されたホール呼び釦の位置と、このホール呼びにしたがって割り当てられた乗りかごの位置とが離れている場合に、この割り当てにより着床した乗りかごの戸開時間を延長させるので、乗客が操作したホール呼び釦と着床した乗りかごとが離れていることに起因する当該乗客の乗りかごへの乗り遅れを防止できる。
次に、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの変形例を説明する。本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータはホール呼びがあった場合に選択した乗りかごを当該ホール呼びのあった階床に最も早く到着する乗りかごであるとして、ホール呼びのあった階床における前述のように選択した乗りかごと対応するホールランタンの到着予報灯を点灯させる。
通常、乗客はこの点灯したホールランタンのある乗場ドアの前に移動するが、選択後のかご呼びや他の階床のホール呼びなどに起因して、前述のように点灯した到着予報灯と対応する乗りかごと異なる乗りかごがホール呼びのあった階床に先に到着してしまう場合がある。この到着した乗りかごと点灯した到着予報灯の設置箇所とが離れている場合には、乗客が乗りかごに乗り遅れる原因となる。この変形例はこの乗り遅れを解消するものである。
図5は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの変形例の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、図1に示したホール呼び釦3a,3b,3cのいずれかが乗客によって押下される(ステップS11のYES)と群管理制御装置11は押下された釦からのホール呼び信号を入力して割当評価演算により単一のエレベータ号機の乗りかごをホール呼びに応答させる乗りかごとして選択する(ステップS12)。
そして群管理制御装置11は1号機制御装置12、2号機制御装置13、3号機制御装置14および4号機制御装置15のうち前述のように選択した乗りかごの昇降の制御装置に昇降制御信号を出力する。この制御信号は乗りかごの昇降対象の階床情報を含む。
群管理制御装置11は、この選択した乗りかごが1号機エレベータの乗りかご、2号機エレベータの乗りかご、3号機エレベータの乗りかご、4号機エレベータの乗りかごのいずれであるかを示す情報および前述した選択と関わるホール呼び信号の出力元の階床情報を予報管理情報として内部メモリに記憶する。
ここでは4号機の乗りかごが応答対象の乗りかごとして選択されたと仮定して以後の処理を説明する。4号機制御装置15は群管理制御装置11からの昇降制御信号を入力した場合には、4号機エレベータ用の巻き上げ機を駆動させて、4号機エレベータの乗りかごを前述した昇降制御信号に含まれる階床に昇降させる。この際に、4号機制御装置15は前述した昇降制御信号に含まれる階床の乗場に設けられるホールランタン1dの到着予報灯を点灯させる(ステップS13)。
1号機制御装置12、2号機制御装置13、3号機制御装置15および4号機制御装置15は昇降制御対象の乗りかごが着床した場合にはこれを示す着床完了信号を群管理制御装置11に出力する。この制御信号は乗りかごの着床階の情報およびエレベータ号機の情報を含む。
群管理制御装置11は、内部メモリに記憶された予報管理情報に含まれる階床情報と同じ階床情報が含まれる着床完了信号を入力し、この信号に含まれる情報で示されるエレベータ号機が前述した着床完了信号に含まれる情報で示されるエレベータ号機と異なる場合には、前述のように選択した乗りかごと異なる乗りかごがホール呼びのあった階床に先に着床したとみなし、着床完了信号の出力元の制御装置に戸開延長信号を出力する。
着床完了信号の出力元の制御装置は群管理制御装置11から戸開延長制御信号を入力している場合には、かごドアおよびこれと連動して開扉した乗場ドアの戸開時間を通常の戸開時間の2倍とする(ステップS14→S15)。
また、着床完了信号の出力元の制御装置は群管理制御装置11から戸開延長制御信号を入力していない場合には、かごドアおよびこれと連動して開扉した乗場ドアの戸開時間を通常の戸開時間とする(ステップS4→S16)。
以上のように、この変形例では、ホール呼びにしたがって点灯した到着予報灯と対応する乗りかごと異なる乗りかごがホール呼びのあった階床に先に到着してしまう場合で、この到着した乗りかごと点灯した到着予報灯の設置箇所とが離れていることに起因する乗客の乗りかごへの乗り遅れを防止できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成は図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので同一部分の説明は省略する。
本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータでは、ホール呼び釦3a,3b,3cのいずれかを操作した乗客がこの操作した釦の前で待機することを前提としており、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータと異なる場所に乗客が移動した場合でも、この乗客の乗りかごへの乗り遅れを防止するものである。
図6は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータのホール呼び釦の外観の一例を示す図である。
図6に示すように、ホール呼び釦3aには人感センサ21が設けられる。同様にホール呼び釦3b,3cにも人感センサ21が設けられる。人感センサ21は予め定められた検出範囲内に乗客がいる場合には、これを示す乗客検出信号を群管理制御装置11に出力する。この信号には人感センサ21の設置元の階床情報が含まれる。
このエレベータでは、ホール呼び釦3aの人感センサ21から出力された乗客検出信号には位置識別情報“1”が含まれ、ホール呼び釦3bの人感センサ21から出力された乗客検出信号には位置識別情報“2”が含まれ、ホール呼び釦3cの人感センサ21から出力された乗客検出信号には位置識別情報“3”が含まれる。
群管理制御装置11は、この乗客検出信号で示される位置識別情報をこの信号の出力元の階床情報とともに乗客検出情報として内部メモリに記憶する。
図7は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの変形例の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、図1に示したホール呼び釦3a,3b,3cのいずれかが乗客によって押下される(ステップS21のYES)と、群管理制御装置11は押下された釦からのホール呼び信号を入力して、割当評価演算により単一のエレベータ号機の乗りかごをホール呼びに応答させる乗りかごとして選択する。
そして群管理制御装置11は、1号機制御装置12、2号機制御装置13、3号機制御装置14および4号機制御装置15のうち前述のように選択した乗りかごの昇降を制御する装置に昇降制御信号を出力する。この制御信号は乗りかごの昇降対象の階床情報を含む。
ここでは4号機の乗りかごが応答対象の乗りかごとして選択されたと仮定して以後の処理を説明する。4号機制御装置15は群管理制御装置11からの昇降制御信号を入力した場合には、4号機エレベータ用の巻き上げ機を駆動させて、4号機エレベータの乗りかごを前述した昇降制御信号に含まれる階床に昇降させる。この際に、4号機制御装置15は前述した昇降制御信号に含まれる階床の乗場に設けられるホールランタン1dの到着予報灯を点灯させる。
1号機制御装置12、2号機制御装置13、3号機制御装置15および4号機制御装置15は昇降制御対象の乗りかごが着床した(ステップS22)場合にはこれを示す着床完了信号を群管理制御装置11に出力する。この制御信号は乗りかごの着床階の情報を含む。
ここで群管理制御装置11は前述のように入力した着床検出信号に含まれる階床と同一階床の情報が含まれる乗客検出情報における位置識別情報の種別に基づいて戸開時間の延長の有無を判別する。
具体的には、群管理制御装置11は1号機制御装置12からの着床検出信号を入力しており、この着床検出信号に含まれる階床と同一階床の情報が含まれる乗客検出情報に位置識別情報“2”または“3”が含まれる場合には、1号機エレベータの乗りかごより離れた位置に乗客がいるとみなし、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を前述した昇降制御信号とともに着床完了信号の出力元の制御装置に出力する。
また、群管理制御装置11は2号機制御装置13からの着床検出信号を入力しており、この着床検出信号に含まれる階床と同一階床の情報が含まれる乗客検出情報に位置識別情報“3”が含まれる場合には、2号機エレベータの乗りかごより離れた位置に乗客がいるとみなし、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を前述した昇降制御信号とともに着床完了信号の出力元の制御装置に出力する。
また、群管理制御装置11は3号機制御装置14からの着床検出信号を入力しており、この着床検出信号に含まれる階床と同一階床の情報が含まれる乗客検出情報に位置識別情報“1”が含まれる場合には、3号機エレベータの乗りかごより離れた位置に乗客がいるとみなし、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を前述した昇降制御信号とともに着床完了信号の出力元の制御装置に出力する。
また、群管理制御装置11は4号機制御装置15からの着床検出信号を入力しており、この着床検出信号に含まれる階床と同一階床の情報が含まれる乗客検出情報に位置識別情報“1”または“2”が含まれる場合には、4号機エレベータの乗りかごより離れた位置に乗客がいるとみなし、戸開時間の延長を指示するための戸開延長制御信号を着床完了信号の出力元の制御装置に前述した昇降制御信号とともに出力する。
着床完了信号の出力元の制御装置は群管理制御装置11から戸開延長制御信号を入力している場合には、かごドアおよびこれと連動して開扉した乗場ドアの戸開時間を通常の戸開時間の2倍とする(ステップS23→S24)。
また、着床完了信号の出力元の制御装置は群管理制御装置11から戸開延長制御信号を入力していない場合には、かごドアおよびこれと連動して開扉した乗場ドアの戸開時間を通常の戸開時間とする(ステップS23→S25)。
以上のように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータでは、ホール呼びにしたがって割り当てられた乗りかごの位置と離れた位置に乗客がいる場合に、着床した乗りかごの戸開時間を延長させるので、着床した乗りかごから離れている乗客が乗りかごへの乗り遅れる事態を防止できる。
なお、ここでは人感センサ21はホール呼び釦に組み込んであるが、これに限らず、ホールの天井や各号機の上部三方枠など、乗客を認識できる場所であれば特に限定されるものではない。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態にしたがったエレベータの乗場の外観を示す平面図。 本発明の実施形態にしたがったエレベータの乗場を上方からみた断面図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの変形例の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータのホール呼び釦の外観の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの変形例の動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1a,1b,1c,1d…ホールランタン、2a,2b,2c,2d…乗場ドア、3a,3b,3c…ホール呼び釦、4…乗客、11…群管理制御装置、12…1号機制御装置、13…2号機制御装置、14…3号機制御装置、15…4号機制御装置、21…人感センサ。

Claims (3)

  1. 複数の乗りかごと、
    各階床の乗場に複数設けられ、行先方向を登録するための乗場呼び登録釦と、
    この乗場呼び登録釦の操作による乗場呼びに前記複数の乗りかごのうちいずれかを割り当てる割当制御手段と、
    この割当制御手段により割り当てられて着床した乗りかごの開扉時間を前記操作された乗場呼び登録釦の位置と前記着床した乗りかごの位置との関係に基づいて可変する開扉制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  2. 複数の乗りかごと、
    各階床の乗場に複数設けられ、行先方向を登録するための乗場呼び登録釦と、
    乗場呼び登録釦の操作による乗場呼びに前記複数の乗りかごのうちいずれかを割り当てる割当制御手段と、
    各々の乗りかごと対応して各階床の乗場に設けられた到着予報表示灯と、
    前記割当制御手段により割り当てた乗りかごが着床する乗場に設けられた前記到着予報表示灯を点灯させる表示制御手段と、
    この表示制御手段により点灯した前記到着予報表示灯の設置箇所と対応する乗りかごと異なる乗りかごが着床した際の開扉時間を延長する開扉制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  3. 複数の乗りかごと、
    各階床の乗場に複数設けられ、行先方向を登録するための乗場呼び登録釦と、
    この乗場呼び登録釦の操作による乗場呼びに前記複数の乗りかごのうちいずれかを割り当てる割当制御手段と、
    各階床の乗場に複数設けられた人感センサと、
    前記割当制御手段により割り当てられて着床した乗りかごの開扉時間を前記人感センサによる乗客検出位置と前記着床した乗りかごの位置との関係に基づいて可変する開扉制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
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