JP2011168347A - エレベーターのセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸の両方が同時に戸開した状態とならないようにすることが可能であって、高いセキュリティ性を確保することができるエレベーターのセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】エレベーターのセキュリティシステムにおいて、乗場に設けられ乗りかごの出入口を開閉する乗場戸と、乗場と外部とを区画し乗場へと通じる乗場入場ドアと、乗場戸を制御するエレベーター制御手段8と、乗場入場ドアを制御するドア制御手段10と、を備え、エレベーター制御手段8は、乗場戸を戸開させる際に、この乗場戸の乗場へと通じる乗場入場ドアに対する戸開禁止指令をドア制御手段へと出力し、ドア制御手段10は、乗場入場ドアを戸開させる際に、この乗場入場ドアが通じる乗場の乗場戸に対する戸開禁止指令をエレベーター制御手段へと出力する構成とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベーターのセキュリティシステムに関するものである。
従来におけるエレベーターのセキュリティシステムにおいては、エレベーターの乗場にカードリーダー等の個人認証装置を設置し、この個人認証装置において認証された特定の者だけエレベーターの乗場ボタンを操作することが可能となるように構成されたものが知られている。
また、近年のさらなるセキュリティ強化の要望に伴い、エレベーターのホール(乗場)に続くドアや集合住宅の共同玄関のドア等にも認証装置や鍵等を設けて、二重にセキュリティを確保する場合も増加してきている。
従来このようなものとしては、例えば、集合住宅の共同玄関のオートロックを解除する際に、居住者等の後に不審者が続いてエレベーターホールへと入り、ホールボタンを操作してエレベーターに乗り各戸の玄関まで侵入してしまうことを防止する目的のものとして、共同玄関のオートロックが集合住宅の各住戸に設けられたオートロック解除手段等により解除されオートロック解除信号がエレベーター制御盤に入力されると、エレベーター制御盤により乗りかごをロビー階へと走行させてこのロビー階にて戸閉状態で待機させ、ロビー階のエレベーター乗場に設けられたキーリーダーやテンキー等の信号入力手段に入力された信号と予め登録した信号とをエレベーター制御盤にて照合し、一致した場合にはエレベーターのドアを開けるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−348053号公報
このように、特許文献1に示された従来におけるエレベーターのセキュリティシステムは、エレベーターの乗場の戸と、乗場と外部とを区画する戸(共同玄関)のそれぞれにオートロックやテンキーといった認証装置等を設け、エレベーターの乗りかごに乗り込むまでに二重のセキュリティを確保している。
しかしながら、特許文献1に示されたものを含む、以上のような従来におけるエレベーターのセキュリティシステムにおいては、乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸はそれぞれが独立して開閉制御されており、乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸の両方が同時に戸開した状態となり得、この隙に不審者等が一度に二重のセキュリティを掻い潜ってエレベーターの乗りかご内へと到達可能な状態になり得るため、セキュリティが脆弱になってしまうという課題がある。
このことは、特に高いセキュリティ性が要求されるビル等で大きな問題となる。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、エレベーターの乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸を連係させて開閉制御し、乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸の両方が同時に戸開した状態とならないようにすることが可能であって、高いセキュリティ性を確保することができるエレベーターのセキュリティシステムを得るものである。
この発明に係るエレベーターのセキュリティシステムにおいては、複数の階床に設けられたエレベーターの乗場と、前記乗場に設けられ、乗りかごの出入口を開閉する乗場戸と、前記乗場と前記乗場の外部とを区画し、前記乗場へと通じる箇所に設けられた乗場入場ドアと、前記乗場戸の開閉を制御するエレベーター制御手段と、前記乗場入場ドアの開閉を制御するドア制御手段と、を備え、前記エレベーター制御手段は、前記乗場戸を戸開させる際に、この戸開させる乗場戸が設けられた前記乗場へと通じる前記乗場入場ドアに対する戸開禁止指令を前記ドア制御手段へと出力し、前記ドア制御手段は、前記乗場入場ドアを戸開させる際に、この戸開させる乗場入場ドアが通じる前記乗場に設けられた前記乗場戸に対する戸開禁止指令を前記エレベーター制御手段へと出力する構成とする。
この発明に係るエレベーターのセキュリティシステムにおいては、エレベーターの乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸を連係させて開閉制御し、乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸の両方が同時に戸開した状態とならないようにすることが可能であって、高いセキュリティ性を確保することができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターのセキュリティシステムの全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る各制御装置間での指令及び信号の授受の様子を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るドア制御装置の動作の流れを示すフロー図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーター制御装置の動作の流れを示すフロー図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーター制御装置の動作の流れを示すフロー図である。
実施の形態1.
図1から図4は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターのセキュリティシステムの全体構成を示す図、図2は各装置間での指令及び信号の授受の様子を示す図、図3はドア制御装置の動作の流れを示すフロー図、図4はエレベーター制御装置の動作の流れを示すフロー図である。
図において1は、エレベーターが設置されている建物の複数の階床(ここでは階床数を3とする)を縦断して設けられた昇降路であり、この昇降路1内には、乗りかご2及び釣合い重り3が、それぞれ昇降自在に配置されている。
昇降路1の上方に設けられた機械室には、エレベーターの運転を駆動する巻上機4が設置されており、この巻上機4の駆動シーブには、一端が乗りかご2の上部に、他端が釣合い重り3の上部に、それぞれ連結された主ロープ5の中間部が巻き掛けられている。
このようにして、乗りかご2及び釣合い重り3は主ロープ5によりつるべ状に吊持されており、昇降路1内を互いに逆方向に昇降する。
乗りかご2が停止する階床には乗場6がそれぞれ設けられており、ここでは、それぞれの乗場6を下の階床から順に第1の乗場6a、第2の乗場6b、第3の乗場6cとする。
乗りかご2の正面には、開口部である出入口及びこの出入口を開閉するかご戸2aが設けられている。
そして、各乗場6の、乗りかご2が各階床に停止した際に乗りかご2のかご戸2aと対向する位置には、かご戸2aと連動して一体となって開閉する乗場戸7が設けられている。ここでは、第1の乗場6aに第1の乗場戸7aが、第2の乗場6bに第2の乗場戸7bが、第3の乗場6cに第3の乗場戸7cが、それぞれ設けられているとする。
巻上機4が設置された機械室には、当該エレベーターの運転に係る動作全般を制御するエレベーター制御装置8も設置されており、このエレベーター制御装置8により、各乗場戸7(第1の乗場戸7a、第2の乗場戸7b及び第3の乗場戸7c)の開閉動作や乗りかご2の運転動作が制御されている。
各乗場6は、乗場6の外部の空間とそれぞれ仕切られて区画されており、各乗場6へと通じる乗場入場ドア9を通らなければ利用者は乗場へと入場して当該エレベーターを利用することができない。すなわち、第1の乗場6aは第1の乗場入場ドア9aにより区画されており、第2の乗場6bは第2の乗場入場ドア9bにより区画されており、第3の乗場6cは第3の乗場入場ドア9cにより区画されている。
これらの乗場入場ドア9(第1の乗場入場ドア9a、第2の乗場入場ドア9b及び第3の乗場入場ドア9c)には施解錠可能な電気錠がそれぞれ備えられており、その施解錠動作や開閉動作は機械室に設けられたドア制御装置10により制御されている。
各乗場6の乗場戸7の近傍には、それぞれの乗場6に対する乗場呼び登録を行うためのエレベーター登録用個人認証装置11がそれぞれ設置されている。ここでは、第1の乗場6aに設けられたものを第1のエレベーター登録用個人認証装置11a、第2の乗場6bに設けられたものを第2のエレベーター登録用個人認証装置11b、第3の乗場6cに設けられたものを第3のエレベーター登録用個人認証装置11c、とする。
これらのエレベーター登録用個人認証装置11(第1のエレベーター登録用個人認証装置11a、第2のエレベーター登録用個人認証装置11b及び第3のエレベーター登録用個人認証装置11c)により、乗場呼び登録を行おうとする利用者に対して個人認証を行い、認証に成功した場合にのみ乗場呼び登録を行うことが許可される。
個人認証の方式としては、利用者の指紋や虹彩等を用いた生体認証、IDカードやRFID(Radio Frequency Identification)タグ等を用いた認証、テンキー入力等による暗証番号やパスワードを用いた認証等の各種の認証方式を用いることができる。
また、各乗場入場ドア9の乗場6に対する外部側であって、乗場入場ドア9の近傍には、それぞれの乗場入場ドア9を解錠して戸開させ、乗場入場ドア9を通過して乗場6ヘと入場するためのドア解錠用個人認証装置12がそれぞれ設置されている。すなわち、第1の乗場入場ドア9aに対しては第1のドア解錠用個人認証装置12aが、第2の乗場入場ドア9bに対しては第2のドア解錠用個人認証装置12bが、第3の乗場入場ドア9cに対しては第3のドア解錠用個人認証装置12cが、それぞれ設置されている。
乗場入場ドア9(第1の乗場入場ドア9a、第2の乗場入場ドア9b及び第3の乗場入場ドア9c)は、通常時において各自が備える電気錠により施錠されており、通行が制限された状態となっている。エレベーターの乗場6へと向かおうとする利用者は、各乗場へと通じる乗場入場ドア9の近傍に設けられたドア解錠用個人認証装置12において個人認証を行い、認証に成功した場合にのみ、対応するドア解錠用個人認証装置12が解錠されて戸開され、通行が許可されて乗場6への入場が可能となる。
なお、これらのドア解錠用個人認証装置12における個人認証方式としても、エレベーター登録用個人認証装置11と同様、生体認証、IDカード等を用いた認証、暗証番号やパスワードを用いた認証等の各種の認証方式を用いることができる。
第1のエレベーター登録用個人認証装置11a、第2のエレベーター登録用個人認証装置11b及び第3のエレベーター登録用個人認証装置11c、並びに、第1のドア解錠用個人認証装置12a、第2のドア解錠用個人認証装置12b及び第3のドア解錠用個人認証装置12cにおける個人認証動作は、機械室に設けられた個人認証装置制御装置13により制御されている。
この個人認証装置制御装置13は、各エレベーター登録用個人認証装置11及びドア解錠用個人認証装置12における照合結果に基づいて個人認証に成功する(照合される)と、それぞれの個人認証装置に応じたエレベーター登録用個人認証装置照合信号又はドア解錠用個人認証装置照合信号を出力する。
具体的には、個人認証装置制御装置13は、第1のエレベーター登録用個人認証装置11aにおいて照合されるとエレベーター制御装置8へと第1のエレベーター登録用個人認証装置11a照合信号(S01)を出力し、第2のエレベーター登録用個人認証装置11bにおいて照合されるとエレベーター制御装置8へと第2のエレベーター登録用個人認証装置11b照合信号(S02)を出力し、第3のエレベーター登録用個人認証装置11cにおいて照合されるとエレベーター制御装置8へと第3のエレベーター登録用個人認証装置11c照合信号(S03)を出力する。
また、個人認証装置制御装置13は、第1のドア解錠用個人認証装置12aにおいて照合されると第1のドア解錠用個人認証装置12a照合信号(S04)をドア制御装置10へと出力し、第2のドア解錠用個人認証装置12bにおいて照合されると第2のドア解錠用個人認証装置12b照合信号(S05)をドア制御装置10へと出力し、第3のドア解錠用個人認証装置12cにおいて照合されると第3のドア解錠用個人認証装置12c照合信号(S06)をドア制御装置10へと出力する。
エレベーター制御装置8は、個人認証装置制御装置13からのエレベーター登録用個人認証装置照合信号を受信すると、この受信したエレベーター登録用個人認証装置照合信号に基づいて対応する乗場6(階床)への乗場呼び登録を行う。
すなわち、第1のエレベーター登録用個人認証装置11a照合信号(S01)を受信するとこれに対応する第1の乗場6aへの乗場呼び登録を行い、第2のエレベーター登録用個人認証装置11b照合信号(S02)を受信するとこれに対応する第2の乗場6bへの乗場呼び登録を行い、第3のエレベーター登録用個人認証装置11c照合信号(S03)を受信するとこれに対応する第3の乗場6cへの乗場呼び登録を行う。
また、エレベーター制御装置8は、ある階床の乗場6において(呼びに応じて乗りかご2が到着した等により)乗場戸7を戸開させようとする場合に、当該戸開させようとしている乗場戸7へと通じる同一の階床の乗場入場ドア9に対する戸開禁止指令を、ドア制御装置10へと出力する。
具体的には、エレベーター制御装置8は、第1の乗場戸7aを戸開させようとする場合に第1の乗場入場ドア9a戸開禁止指令(S07)をドア制御装置10へと出力し、第2の乗場戸7bを戸開させようとする場合に第2の乗場入場ドア9b戸開禁止指令(S08)をドア制御装置10へと出力し、第3の乗場戸7cを戸開させようとする場合に第3の乗場入場ドア9c戸開禁止指令(S09)をドア制御装置10へと出力する。
ドア制御装置10は、個人認証装置制御装置13からのドア解錠用個人認証装置照合信号を受信すると、この受信したドア解錠用個人認証装置照合信号に基づいて対応する乗場入場ドア9を解錠して戸開する。
この際、解錠・戸開しようとする乗場入場ドア9に対してエレベーター制御装置8から戸開禁止指令が出力されているか否か確認し、ドア解錠用個人認証装置照合信号と乗場入場ドア戸開禁止指令が同一の階床(の乗場入場ドア9)を対象とするものである場合は、当該乗場入場ドア9の解錠及び戸開は行わない。
具体的には、個人認証装置制御装置13から第1のドア解錠用個人認証装置12a照合信号(S04)が出力された場合にエレベーター制御装置8から第1の乗場入場ドア9a戸開禁止指令(S07)が出力されていたときには第1の乗場入場ドア9aの解錠戸開は行われず、個人認証装置制御装置13から第2のドア解錠用個人認証装置12b照合信号(S05)が出力された場合にエレベーター制御装置8から第2の乗場入場ドア9b戸開禁止指令(S08)が出力されていたときには第2の乗場入場ドア9bの解錠戸開は行われず、個人認証装置制御装置13から第3のドア解錠用個人認証装置12c照合信号(S06)が出力された場合にエレベーター制御装置8から第3の乗場入場ドア9c戸開禁止指令(S09)が出力されていたときには第3の乗場入場ドア9cの解錠戸開は行われない。
一方、ドア解錠用個人認証装置照合信号と乗場入場ドア戸開禁止指令が同一の階床(の乗場入場ドア9)を対象とするものでない場合は、当該乗場入場ドア9の解錠及び戸開を行うとともに、当該乗場入場ドア9が通じる同一の階床の乗場戸7に対する戸開禁止指令を、エレベーター制御装置8へと出力する。
具体的には、第1のドア解錠用個人認証装置12a照合信号(S04)に応じて第1の乗場入場ドア9aを解錠戸開する場合に第1の乗場戸7a戸開禁止指令(S10)をエレベーター制御装置8へと出力し、第2のドア解錠用個人認証装置12b照合信号(S05)に応じて第2の乗場入場ドア9bを解錠戸開する場合に第2の乗場戸7b戸開禁止指令(S11)をエレベーター制御装置8へと出力し、第3のドア解錠用個人認証装置12c照合信号(S06)に応じて第3の乗場入場ドア9cを解錠戸開する場合に第3の乗場戸7c戸開禁止指令(S12)をエレベーター制御装置8へと出力する。
そして、これに対し、エレベーター制御装置8はドア制御装置10からの乗場戸戸開禁止指令を受信すると、この受信した乗場戸戸開禁止指令に対応する乗場戸7の戸開を禁止し、戸閉した状態を維持する。
すなわち、ある階床の乗場6において、例えば呼びに応じて乗りかご2が到着し、乗場戸7を戸開させようとする際に、当該戸開させようとする乗場戸7に対してドア制御装置10から戸開禁止指令が出力されているか否か確認し、乗場戸7を戸開させようとする階床と乗場戸戸開禁止指令の対象の階床とが同一である場合には、エレベーター制御装置8は乗りかご2をこの階床において戸閉状態で待機させる。
なお、戸開していた乗場戸7が戸閉すると、これに応じてエレベーター制御装置8から出力されていた乗場入場ドア戸開禁止指令は出力されなくなり、従ってこの戸開禁止指令により解錠及び戸開が禁止されていた乗場入場ドア9の解錠及び戸開が可能な状態となる。
また、同様に、戸開していた第1の乗場入場ドア9aが戸閉すると、これに応じてドア制御装置10から出力されていた乗場戸戸開禁止指令は出力されなくなり、従ってこの戸開禁止指令により戸開が禁止されていた乗場戸7の戸開が可能な状態となり、乗りかご2が戸閉待機の状態にあった場合には乗場戸7が戸開される。
この実施の形態にあっては、ドア制御装置10は、図3に示す一連のフローに従って動作する。
すなわち、まず、ステップS101において、ドア制御装置10は、個人認証装置制御装置13から第1のドア解錠用個人認証装置12a照合信号(S04)、第2のドア解錠用個人認証装置12b照合信号(S05)及び第3のドア解錠用個人認証装置12c照合信号(S06)のうち少なくともいずれかが出力されたか否かについて確認を行う。
この確認において、これらのドア解錠用個人認証装置照合信号のいずれも出力されていないことが確認された場合には、ステップS108へと移行して一連の動作フローは終了し、いずれの乗場入場ドア9も解錠・戸開されない。
一方、ステップS101の確認において、少なくともいずれかのドア解錠用個人認証装置照合信号が出力されたことが確認された場合にはステップS102へと移行して、ドア制御装置10は、エレベーター制御装置8から第1の乗場入場ドア9a戸開禁止指令(S07)、第2の乗場入場ドア9b戸開禁止指令(S08)及び第3の乗場入場ドア9c戸開禁止指令(S09)の少なくともいずれかが出力されているか否かについて確認を行う。
この確認において、少なくともいずれかの乗場入場ドア戸開禁止指令が出力されていることが確認された場合にはステップS103へと移り、ドア制御装置10は、個人認証装置制御装置13から出力されたドア解錠用個人認証装置照合信号とエレベーター制御装置8から出力されている乗場入場ドア戸開禁止指令とが同一の階床(の乗場入場ドア9)を対象とするものであるか否かについて確認を行う。
すなわち、第1のドア解錠用個人認証装置12a照合信号(S04)が出力された場合には第1の乗場入場ドア9a戸開禁止指令(S07)が出力されているか否か、第2のドア解錠用個人認証装置12b照合信号(S05)が出力された場合には第2の乗場入場ドア9b戸開禁止指令(S08)が出力されているか否か、第3のドア解錠用個人認証装置12c照合信号(S06)が出力された場合には第3の乗場入場ドア9c戸開禁止指令(S09)が出力されているか否か、について確認を行う。
そして、この確認において、ドア解錠用個人認証装置照合信号と乗場入場ドア戸開禁止指令とが同一の階床を対象とするものであることが確認された場合には、ステップS108へと移行して一連の動作フローは終了し、いずれの乗場入場ドア9も解錠・戸開されない。
一方、ステップS102の確認においていずれの乗場入場ドア戸開禁止指令も出力されていないことが確認された場合、及び、ステップS103の確認においてドア解錠用個人認証装置照合信号と乗場入場ドア戸開禁止指令とが同一の階床を対象とするものでないことが確認された場合には、ステップS104へと移行する。
このステップS104において、ドア制御装置10は、照合されて個人認証装置制御装置13から出力されたドア解錠用個人認証装置照合信号の階床と同一の階床の乗場戸7に対する乗場戸戸開禁止指令を、エレベーター制御装置8へと出力する。
すなわち、第1のドア解錠用個人認証装置12a照合信号(S04)が出力された場合には第1の乗場戸7a戸開禁止指令(S10)をエレベーター制御装置8へと出力し、第2のドア解錠用個人認証装置12b照合信号(S05)が出力された場合には第2の乗場戸7b戸開禁止指令(S11)をエレベーター制御装置8へと出力し、第3のドア解錠用個人認証装置12c照合信号(S06)が出力された場合には第3の乗場戸7c戸開禁止指令(S12)をエレベーター制御装置8へと出力する。
そして、ステップS105へと移り、ドア制御装置10は、個人認証装置制御装置13からのドア解錠用個人認証装置照合信号と同一の階床の乗場入場ドア9を解錠して戸開する。
具体的には、第1のドア解錠用個人認証装置12a照合信号(S04)が出力された場合には第1の乗場入場ドア9aを解錠戸開し、第2のドア解錠用個人認証装置12b照合信号(S05)が出力された場合には第2の乗場入場ドア9bを解錠戸開し、第3のドア解錠用個人認証装置12c照合信号(S06)が出力された場合には第3の乗場入場ドア9cを解錠戸開する。
続くステップS106においては、ドア制御装置10は、先のステップS105で乗場入場ドア9を解錠戸開してから一定時間が経過した後に、当該乗場入場ドア9を戸閉し施錠する。
そして、ステップS107へと進み、先のステップS104で出力していたエレベーター制御装置8への乗場戸戸開禁止指令の出力を停止して戸開禁止を解除した後、ステップS108へと至り一連の動作フローは終了する。
この実施の形態にあっては、エレベーター制御装置8は、図4に示す一連のフローに従って動作する。
すなわち、まず、ステップS201において、ドア制御装置10は、乗りかご2の停止階床への到着等により第1の乗場戸7a、第2の乗場戸7b及び第3の乗場戸7cの少なくともいずれかを戸開させようとしているか否かについて確認を行う。
この確認において、これらの乗場戸7のいずれも戸開させようとしていないことが確認された場合には、ステップS208へと移行して一連の動作フローは終了する。
一方、ステップS201の確認において、少なくともいずれかの乗場戸7を戸開させようとしていることが確認された場合にはステップS202へと移行して、エレベーター制御装置8は、ドア制御装置10から第1の乗場戸7a戸開禁止指令(S10)、第2の乗場戸7b戸開禁止指令(S11)及び第3の乗場戸7c戸開禁止指令(S12)の少なくともいずれかが出力されているか否かについて確認を行う。
この確認において、少なくともいずれかの乗場戸戸開禁止指令が出力されていることが確認された場合にはステップS203へと移り、エレベーター制御装置8は、ステップS201で戸開させようとしている乗場戸7の階床とドア制御装置10から出力されている乗場戸戸開禁止指令の対象の階床とが同一の階床であるか否かについて確認を行う。
すなわち、第1の乗場戸7aを戸開させようとしている場合には第1の乗場戸7a戸開禁止指令(S10)が出力されているか否か、第2の乗場戸7bを戸開させようとしている場合には第2の乗場戸7b戸開禁止指令(S11)が出力されているか否か、第3の乗場戸7cを戸開させようとしている場合には第3の乗場戸7c戸開禁止指令(S12)が出力されているか否か、について確認を行う。
この確認において、戸開させようとしている乗場戸7の階床と乗場戸戸開禁止指令の対象の階床とが同一の階床であることが確認された場合には、ステップS202へと戻ってステップS202及びS203を繰り返し、エレベーター制御装置8は当該戸開禁止指令が解除されるまで乗りかご2の戸閉状態を維持して待機させる。
そして、ステップS202においていずれの乗場戸戸開禁止指令も出力されていないことが確認された場合、及び、ステップS203において戸開させようとしている乗場戸7の階床と乗場戸戸開禁止指令の対象の階床とが同一の階床ではないことが確認された場合には、ステップS204へと移行する。
このステップS204において、エレベーター制御装置8は、ステップS201で戸開させようとしている乗場戸7の階床と同一の階床の乗場入場ドア9に対する乗場入場ドア戸開禁止指令を、ドア制御装置10へと出力する。
すなわち、第1の乗場戸7aを戸開させようとする場合には第1の乗場入場ドア9a戸開禁止指令(S07)をドア制御装置10へと出力し、第2の乗場戸7bを戸開させようとする場合には第2の乗場入場ドア9b戸開禁止指令(S08)をドア制御装置10へと出力し、第3の乗場戸7cを戸開させようとする場合には第3の乗場入場ドア9c戸開禁止指令(S09)をドア制御装置10へと出力する。
そして、ステップS205へと移り、エレベーター制御装置8は、ステップS201で戸開させようとしていた第1の乗場戸7a、第2の乗場戸7b、第3の乗場戸7cを戸開させ、続くステップS206において、エレベーター制御装置8は、先のステップS205で乗場戸7を戸開してから一定時間が経過した後に当該乗場戸7を戸閉する。
次のステップS207において、先のステップS204で出力していたドア制御装置10への乗場入場ドア戸開禁止指令の出力を停止して戸開禁止を解除した後、ステップS208へと至り一連の動作フローは終了する。
なお、ここでは、各乗場入場ドア9は各乗場6を直接に区画し、利用者が外部から乗場入場ドア9を通過した場所がすぐに乗場6であったが、これらの乗場入場ドア9は、各乗場6へと通じ、各乗場6を外部の空間とを仕切って区画するような箇所であれば、どこに設けるようにしてもよい。
以上のように構成されたエレベーターのセキュリティシステムは、複数の階床に設けられたエレベーターの乗場と、乗場に設けられ、乗りかごの出入口を開閉する乗場戸と、乗場と乗場の外部とを区画し、乗場へと通じる箇所に設けられた乗場入場ドアと、乗場戸の開閉を制御するエレベーター制御手段と、乗場入場ドアの開閉を制御するドア制御手段と、を備え、エレベーター制御手段は、乗場戸を戸開させる際に、この戸開させる乗場戸が設けられた乗場へと通じる乗場入場ドアに対する戸開禁止指令をドア制御手段へと出力し、ドア制御手段は、乗場入場ドアを戸開させる際に、この戸開させる乗場入場ドアが通じる乗場に設けられた乗場戸に対する戸開禁止指令をエレベーター制御手段へと出力するものである。
また、エレベーター制御手段は、乗場戸を戸開させる際に、この戸開させる乗場戸が設けられた乗場と同一の階床に設けられた乗場入場ドアに対する戸開禁止指令をドア制御手段へと出力し、ドア制御手段は、乗場入場ドアを戸開させる際に、この戸開させる乗場入場ドアと同一の階床の乗場に設けられた乗場戸に対する戸開禁止指令をエレベーター制御手段へと出力するものである。
このため、エレベーターの乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸を連係させて開閉制御し、乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸の両方が同時に戸開した状態とならないようにすることが可能である。
そして、乗場に設けられた登録用個人認証装置と、乗場の外部側の乗場入場ドアの近傍に設けられたドア解錠用個人認証装置と、登録用個人認証装置における利用者の照合結果に基づいて照合信号をエレベーター制御装置へと出力し、ドア解錠用個人認証装置における利用者の照合結果に基づいて照合信号をドア制御装置へと出力する個人認証装置制御手段と、をさらに備え、エレベーター制御手段は、個人認証装置制御装置からの照合信号に基づいて乗場呼び登録を行い、ドア制御手段は、個人認証装置制御装置からの照合信号に基づいて乗場入場ドアの戸開を行うものであるため、利用者の個人認証結果に応じ、より強固なセキュリティ性を確保することができる。
また、エレベーター制御手段は、ドア制御手段から戸開禁止指令が出力されている場合に、当該戸開禁止指令の対象の乗場戸が設けられた乗場の階床に乗りかごが停止した際に、当該階床において乗りかごを戸閉状態で待機させることものであり、乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸の両方が同時に戸開した状態とならないようにすることができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2に係るもので、エレベーター制御装置の動作の流れを示すフロー図である。
前述した実施の形態1は、乗場入場ドアが戸開されて乗場戸の戸開が禁止されている階床へと乗りかごを走行させるような呼び登録がなされた場合に、乗りかごを当該階床へと走行させた後、当該階床において戸閉状態で待機させるものであったが、ここで説明する実施の形態2は、乗場戸の戸開が禁止されている階床へと乗りかごを走行させるような呼び登録がなされた場合に、当該階床への停止を禁止して、当該戸開禁止が解除されるまで乗りかごを走行させず乗りかごが当該階床に停止することがないようにしたものである。
すなわち、この実施の形態にあっては、エレベーター制御装置8は、図5に示す一連のフローに従って動作する。
まず、ステップS301において、エレベーター制御装置8は、ドア制御装置10から第1の乗場戸7a戸開禁止指令(S10)、第2の乗場戸7b戸開禁止指令(S11)及び第3の乗場戸7c戸開禁止指令(S12)の少なくともいずれかが出力されているか否かについて確認を行う。
この確認において、少なくともいずれかの乗場戸戸開禁止指令が出力されていることが確認された場合にはステップS302へと移り、エレベーター制御装置8は、ドア制御装置10から出力されている乗場戸戸開禁止指令の対象の階床を行先階(停止階)とする呼び登録がなされているか(そのような呼び登録に係る乗りかご2内のかご内行先ボタン又は乗場ボタンが押下されているか)否かについて確認を行う。
すなわち、第1の乗場戸7a戸開禁止指令(S10)が出力されている場合には第1の乗場6aの階床を行先階とする呼び登録がなされているか否か、第2の乗場戸7b戸開禁止指令(S11)が出力されている場合には第2の乗場6bの階床を行先階とする呼び登録がなされているか否か、第3の乗場戸7c戸開禁止指令(S12)が出力されている場合には第3の乗場6cの階床を行先階とする呼び登録がなされているか否か、について確認を行う。
そして、この確認において、乗場戸戸開禁止指令の対象の階床を行先階とする呼び登録がなされていることが確認された場合にはステップS303へと移行して、エレベーター制御装置8は、乗りかご2が次に停止する予定の階床が、先のステップS302で確認された乗場戸戸開禁止指令の対象の階床であるか否かについて確認を行う。
すなわち、乗りかご2が次に第1の乗場6aの階床に停止する予定である場合には第1の乗場戸7a戸開禁止指令(S10)が出力されているか否か、乗りかご2が次に第2の乗場6bの階床に停止する予定である場合には第2の乗場戸7b戸開禁止指令(S11)が出力されているか否か、乗りかご2が次に第3の乗場6cに停止する予定である場合には第3の乗場戸7c戸開禁止指令(S12)が出力されているか否か、について確認を行う。
この確認において、乗りかご2が次に停止する予定の階床が、乗場戸戸開禁止指令の対象の階床であることが確認された場合にはステップS304へと移り、乗りかご2は走行させずに現在の階床(乗場戸戸開禁止指令の対象の階床の前の停止階床)において戸開状態で待機させて、ステップS301へと戻り当該戸開禁止指令の解除等がなされるまでステップS301からS304までを繰り返す。
一方、ステップS301においていずれの乗場戸戸開禁止指令も出力されていることが確認された場合、ステップS302において乗場戸戸開禁止指令の対象の階床を行先階(停止階)とする呼び登録がなされていないことが確認された場合、及び、乗りかご2が次に停止する予定の階床が、乗場戸戸開禁止指令の対象の階床でないことが確認された場合には、ステップS305へと移行する。
この、ステップS305において、エレベーター制御装置8は、乗りかご2が次に停止する予定の階床と同一の階床の乗場入場ドア9に対する乗場入場ドア戸開禁止指令を、ドア制御装置10へと出力する。
具体的には、乗りかご2が次に第1の乗場6aの階床に停止する予定である場合には第1の乗場入場ドア9a戸開禁止指令(S07)をドア制御装置10へと出力し、乗りかご2が次に第2の乗場6bの階床に停止する予定である場合には第2の乗場入場ドア9b戸開禁止指令(S08)をドア制御装置10へと出力し、乗りかご2が次に第3の乗場6cの階床に停止する予定である場合には第3の乗場入場ドア9c戸開禁止指令(S09)をドア制御装置10へと出力する。
そして、ステップS306において走行が開始された乗りかご2が次に停止する予定であった階床へと到着して当該階床に停止すると、続くステップS307において乗りかご2が当該停止した階床を出発して離れるまで待つ。
このステップS307において乗りかご2が先のステップS306で停止した階床から離れたことが確認された場合にはステップS308へと移行して、先のステップS305で出力していたドア制御装置10への乗場入場ドア戸開禁止指令の出力を停止して戸開禁止を解除した後、ステップS309へと至り一連の動作フローは終了する。
なお、他の構成や、ドア制御装置10及び個人認証装置制御装置13の動作をはじめとする他の動作については実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。
以上のように構成されたエレベーターのセキュリティシステムは、実施の形態1の構成において、エレベーター制御手段は、ドア制御手段から戸開禁止指令が出力されている場合に、当該戸開禁止指令の対象の乗場戸が設けられた乗場の階床に乗りかごが停止することを禁止するようにしたものである。
このため、乗場と外部とを区画する戸が戸開している階床には乗りかごが停止することがないため、乗場の戸及び乗場と外部とを区画する戸の両方が同時に戸開した状態とならないようにすることができ、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能である。
また、エレベーター制御手段は、乗りかごが、戸開禁止指令の対象の乗場戸が設けられた乗場の階床に次に停止する予定である場合に、乗りかごを走行させずに、前の停止階床において戸開状態で待機させるものであるため、乗場戸の戸開が禁止されている階床がある場合においても、乗りかごを他の階床において戸開した状態にできるため、利用者は乗りかごへの乗り降りが自由にでき、乗りかご内での一時的な閉じ込めも発生するおそれがない。
1 昇降路
2 乗りかご
2a かご戸
3 釣合い重り
4 巻上機
5 主ロープ
6 乗場
6a 第1の乗場
6b 第2の乗場
6c 第3の乗場
7 乗場戸
7a 第1の乗場戸
7b 第2の乗場戸
7c 第3の乗場戸
8 エレベーター制御装置
9 乗場入場ドア
9a 第1の乗場入場ドア
9b 第2の乗場入場ドア
9c 第3の乗場入場ドア
10 ドア制御装置
11 エレベーター登録用個人認証装置
11a 第1のエレベーター登録用個人認証装置
11b 第2のエレベーター登録用個人認証装置
11c 第3のエレベーター登録用個人認証装置
12 ドア解錠用個人認証装置
12a 第1のドア解錠用個人認証装置
12b 第2のドア解錠用個人認証装置
12c 第3のドア解錠用個人認証装置
13 個人認証装置制御装置

Claims (6)

  1. 複数の階床に設けられたエレベーターの乗場と、
    前記乗場に設けられ、乗りかごの出入口を開閉する乗場戸と、
    前記乗場と前記乗場の外部とを区画し、前記乗場へと通じる箇所に設けられた乗場入場ドアと、
    前記乗場戸の開閉を制御するエレベーター制御手段と、
    前記乗場入場ドアの開閉を制御するドア制御手段と、を備え、
    前記エレベーター制御手段は、前記乗場戸を戸開させる際に、この戸開させる乗場戸が設けられた前記乗場へと通じる前記乗場入場ドアに対する戸開禁止指令を前記ドア制御手段へと出力し、
    前記ドア制御手段は、前記乗場入場ドアを戸開させる際に、この戸開させる乗場入場ドアが通じる前記乗場に設けられた前記乗場戸に対する戸開禁止指令を前記エレベーター制御手段へと出力することを特徴とするエレベーターのセキュリティシステム。
  2. 前記エレベーター制御手段は、前記乗場戸を戸開させる際に、この戸開させる乗場戸が設けられた前記乗場と同一の階床に設けられた前記乗場入場ドアに対する戸開禁止指令を前記ドア制御手段へと出力し、
    前記ドア制御手段は、前記乗場入場ドアを戸開させる際に、この戸開させる乗場入場ドアと同一の階床の前記乗場に設けられた前記乗場戸に対する戸開禁止指令を前記エレベーター制御手段へと出力することを特徴とする請求項1に記載のエレベーターのセキュリティシステム。
  3. 前記乗場に設けられた登録用個人認証装置と、
    前記乗場の外部側の前記乗場入場ドアの近傍に設けられたドア解錠用個人認証装置と、
    前記登録用個人認証装置における利用者の照合結果に基づいて照合信号を前記エレベーター制御手段へと出力し、前記ドア解錠用個人認証装置における利用者の照合結果に基づいて照合信号を前記ドア制御手段へと出力する個人認証装置制御手段と、をさらに備え、
    前記エレベーター制御手段は、前記個人認証装置制御手段からの前記照合信号に基づいて乗場呼び登録を行い、
    前記ドア制御手段は、前記個人認証装置制御手段からの前記照合信号に基づいて前記乗場入場ドアの戸開を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベーターのセキュリティシステム。
  4. 前記エレベーター制御手段は、前記ドア制御手段から前記戸開禁止指令が出力されている場合に、当該前記戸開禁止指令の対象の前記乗場戸が設けられた前記乗場の階床に前記乗りかごが停止した際に、当該階床において前記乗りかごを戸閉状態で待機させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレベーターのセキュリティシステム。
  5. 前記エレベーター制御手段は、前記ドア制御手段から前記戸開禁止指令が出力されている場合に、当該前記戸開禁止指令の対象の前記乗場戸が設けられた前記乗場の階床に前記乗りかごが停止することを禁止することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレベーターのセキュリティシステム。
  6. 前記エレベーター制御手段は、前記乗りかごが、前記戸開禁止指令の対象の前記乗場戸が設けられた前記乗場の階床に次に停止する予定である場合に、前記乗りかごを走行させずに、前の停止階床において戸開状態で待機させることを特徴とする請求項5に記載のエレベーターのセキュリティシステム。
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