JP4544454B2 - エレベータ及び建物 - Google Patents

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本発明は、エレベータ及びエレベータを備えた建物に関し、特に、カゴの床面積に法規上の上限値が設定された家庭用エレベータ及びその家庭用エレベータを備えた建物に関する。
従来のエレベータとして、車椅子の利用者が容易に乗り降りできるようにするために、エレベータのカゴの2つの側面に乗降口をそれぞれ設けたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2002−120985号公報(段落[0015],[0027]、第1図、第6図)
しかしながら、上記したように2つの乗降口を備えた従来のエレベータでは、施主や建築業者が要望する乗降口周りの間取りに対応することが困難であった。また、エレベータのカゴのうち隣り合った2つの側面に乗降口を備えたものでは、車椅子の利用者が、カゴ内で進行方向を変更するという困難な動作を強いられ、利便性に乏しかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来のものより乗降口周りの間取りの自由度が高くかつ車椅子の利用者にとって利便性に優れたエレベータ及びエレベータを備えた建物の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るエレベータは、直方体状のカゴと、カゴの3つ又は4つの側面のそれぞれに形成されたカゴ側乗降口と、各カゴ側乗降口を開閉するカゴ側ドアと、カゴの昇降経路のうち停止したカゴの何れかのカゴ側乗降口と対向する位置に設けられた停止階側乗降口と、カゴ側ドアと重なった状態でスライドし、各停止階側乗降口を開閉する停止階側ドアと、互いに対向した1対の停止階側ドアを有する所定の停止階にカゴを待機させて1対の停止階側ドアを開放状態に保持する設定を行うための常開スイッチとを備えると共に所定の停止階に、互いに対向した1対の停止階側ドアを含む複数の停止階側ドアを設けて、常開スイッチにより所定の停止階にカゴを待機させて全ての停止階側ドアを開放状態に保持する設定とすることで、所定の停止階で前記カゴを貫通し、かつカゴ内で交差する通路を形成可能としたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1に記載のエレベータにおいて、カゴ内の床面積に法規上の上限値が設けられた家庭用エレベータであるところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のエレベータにおいて、車椅子の利用者が乗降する2つの停止階を備えた住居に設置され、その第1の停止階には、互いに対向した1対のカゴ側乗降口の一方のみと対向した位置に停止階側乗降口が設けられ、第2の停止階には1対のカゴ側乗降口の他方のみと対向した位置に停止階側乗降口が設けられたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のエレベータにおいて、車椅子の利用者が乗降する3つの停止階を備えた住居に設置され、その第1の停止階には、互いに対向した1対のカゴ側乗降口の一方のみと対向した位置に停止階側乗降口が設けられ、第2の停止階には、1対のカゴ側乗降口のうち他方のみと対向した位置に停止階側乗降口が設けられ、第3の停止階には、1対のカゴ側乗降口の両方と対向した位置にそれぞれ停止階側乗降口が設けられところに特徴を有する。
請求項の発明に係る建物は、請求項1乃至の何れか1の請求項に記載のエレベータを備えたところに特徴を有する。
請求項1及びの構成によれば、3つ又は4つのカゴ側乗降口を備えているので、従来より乗降口周りの間取りの自由度が高くなる。また、所定の停止階でカゴが待機して1対の停止階側ドアが開放状態に保持されることで、カゴを貫通する通路が形成される。これにより、エレベータに邪魔されることなく、所定の停止階における移動が容易になる。さらに、所定の停止階でカゴが待機して全ての停止階側ドアが開放状態に保持されることで、カゴ内で交差する通路が形成される。また、家庭用エレベータに本発明を適用した場合には、乗降口周りの間取りの自由度を高くすることにより、住居全体の部屋の配置の自由度も高めることができる(請求項の発明)。さらに、本発明の構成によれば、3つ又は4つのカゴ側乗降口を備えたことで、カゴには対向した1対のカゴ側乗降口が備えられた構成になる。これにより、車椅子の利用者が前進してカゴに乗り、目的の停止階に着いたときにも前進してカゴから降りることができるように、停止階側乗降口を配置することが可能となり、車椅子の利用者にとって利便性に優れる。
請求項の構成によれば、第1又は第2の何れかの停止階でカゴに乗って他の停止階で降りるときに、前進してカゴに乗り、前進してカゴから降りることができる。しかも、第1又は第2の停止階に、互いに対向した1対のカゴ階側乗降口のうち一方のみ又は他方のみと対向した位置に停止階側乗降口を設けた構成としたので、両方と対向した位置にそれぞれ停止階側乗降口を設けた場合に比べ、各停止階における乗降スペース(エレベータホール)を小さくすることができる。また、請求項の構成によれば、第1〜第3の階の何れの停止階でカゴに乗り、他の停止階で降りるときに、前進してカゴに乗り、前進してカゴから降りることができる。この場合も、各停止毎の全てに対向する1対の停止階側乗降口を備えた場合に比べ、各停止階における乗降スペース(エレベータホール)を小さくすることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
本実施形態のエレベータ10は、カゴ11内の床面積が法規上1.1m以下に規制された家庭用エレベータである。カゴ11は、全体として直方体状をなし、そのカゴ11の一側面には、カゴ11を昇降駆動するための油圧シリンダー18が連結されている。詳細には、カゴ11は、図2に示した躯体20に内装用膜板を取り付けてなる。また、図3には、躯体20に含まれるベース躯体21のみが示されている。このベース躯体21は、水平面と平行になった下枠体22と、その下枠体22の一辺の中央部分に接合されて垂直に起立した縦枠体23とからなる。縦枠体23は、1対の支柱24,24の上部間及び下部間にそれぞれ連絡部材25,25を差し渡してなり、下側の連絡部材25が、下枠体22の一辺に接合されている。また、上側の連絡部材25の下方に前記油圧シリンダー18が配置されると共に、その油圧シリンダー18に備えた直動ロッド19の先端が連絡部材25に連結されている。
下枠体22は、矩形の外枠22Aと、その外枠のうち躯体20が接合された辺及びその対向辺の間に差し渡された1対の補強材22B,22Bとからなる。これら補強材22B,22Bの一端は、縦枠体23の支柱24,24に接合されると共に、各補強材22Bの下面には、上下方向の曲げに対する補強用のリブ22Lが備えられている。
図2に示すように、カゴ11の天井部には、下枠体22と同構造の上枠体28が備えられている。下枠体22及び上枠体28の対応した4つの角部は、主柱27によって連絡されている。また、縦枠体23が配された側面を除く3つの側面には、後述するカゴ側乗降口14A,14B,14Cの上縁部の高さに、上枠体28の外枠28Aと平行な補助梁28Hが設けられている。そして、上枠体28及び補助梁28Hと主柱27との結合部分に補強板29が宛がわれている。このように、外枠28Aと補助梁28Hとの二重梁構造とすることで、カゴ11の3つの側面にカゴ側乗降口14A,14B,14Cを形成しても、カゴ11の強度が確保されている。
さて、カゴ11には、図1に示すように、油圧シリンダー18が連結された側面以外の3つの側面に本発明に係るカゴ側乗降口14A,14B,14Cがそれぞれ形成されている。各カゴ側乗降口14A,14B,14Cは、各側面の横方向のほぼ中央に開口しており、カゴ側乗降口14A,14B,14Cを開閉するカゴ側ドア15は、左右対称に2枚ずつ計4枚のドア板15Aを備えた両開き構造になっている。
また、カゴ11の昇降経路31のうち各停止階には、カゴ側乗降口14A,14B,14Cと対向する位置に停止階側乗降口34A,34B,34Cが設けられる。これら停止階側乗降口34A,34B,34Cは、後述するように施主又は設計者の要望に応じて、各停止階毎に数及び配置を選択することが可能であり、図1には、3つの停止階側乗降口34A,34B,34Cを設けた状態が示されている。また、各停止階側乗降口34A,34B,34Cには、カゴ側ドア15と同様に4枚のドア板35Aを備えた両開き構造の停止階側ドア35が備えられ、各停止階側ドア35は、カゴ側ドア15と重なった状態で開閉される。
上述の如くカゴ側ドア15及び停止階側ドア35を、共に4枚のドア板15A,35Aからなる両開きドアとすることで、2枚のドア板でドアを構成した場合に比べて、両ドア15,35を開放したときの各ドア板15A,35Aの収納スペースがコンパクトになり、カゴ側乗降口14A,14B,14C及び後述の停止階側乗降口34A,34B,34Cの間口を広くすることが可能となる。これにより、本実施形態では、各カゴ側乗降口14A,14B,14C及び停止階側乗降口34A,34B,34Cの間口の横幅が800mm以上となり、車椅子50(図1)でもスムーズに乗降することができる。
また、カゴ11の内部には、図1に示すように、中央のカゴ側乗降口14Bを挟んだ両角部に操作パネル70,70が設けられている。図4に示すように操作パネル70には、カゴ側ドア15を開閉するための開ボタン71及び閉ボタン72と、行き先を指定するための行先指定ボタン73A〜73Dとに加え、各停止階において開放されるカゴ側乗降口14A,14B,14Cを示した乗降口表示部74A〜74Dが設けられている。
即ち、図5に示した後述する4階建ての住居にエレベータ10を取り付ける場合には、1,2階では、3つのカゴ側乗降口14A,14B,14Cが開閉されるので、1,2階の各乗降口表示部74A,74Bは、3つのカゴ側乗降口14A,14B,14Cの方向を示した3つの矢印よりなる。また、3階では、中央のカゴ側乗降口14Bに向かって左側のカゴ側乗降口14Cのみが開放されるので、3階の乗降口表示部74Cは、左側を向いた矢印よりなり、4階では、中央のカゴ側乗降口14Bに向かって右側のカゴ側乗降口14Aのみが開放されるので、4階の乗降口表示部74Dは右側を向いた矢印よりなる。
カゴ11は、所定時間以上操作しなかった場合には、1階に移動して待機するように設定されている。そして、操作パネル70には、図4に示すように、カゴ11が1階に位置したときに、カゴ側乗降口14A,14B,14Cが開放された状態に保持されるか否かを設定するための常開スイッチ75が設けられている。
さて、図5には、4階建ての住居(以下、適宜、「第1の住居」という)に対するエレベータ10の設置例が示されている。即ち、この住居の1階及び2階には、それぞれ3つの停止階側乗降口34A,34B,34Cが形成され、3階には、互いに対向した1対のカゴ側乗降口14A,14Cのうち一方のみと対向した位置に停止階側乗降口34Cが形成され、4階には、互いに対向した1対のカゴ側乗降口14A,14Cのうち他方のみと対向した位置に停止階側乗降口34Aが形成されている。また、各階には、停止階側乗降口34A,34B,34C毎に操作パネル41が設けられている。
また、図6には、2階建ての住居(以下、適宜、「第2の住居」という)に対するエレベータ10の設置例が示されている。この住居の場合、例えば1階には、カゴ11内から見て中央のカゴ側乗降口14Bとその左側のカゴ側乗降口14Cとに対向し得る停止階側乗降口34B,34Cが設けられ、2階には、カゴ11内から見てカゴ側乗降口14Bの右側のカゴ側乗降口14Aと対向する位置のみに停止階側乗降口34Aが設けられている。また、この住居においても、停止階側乗降口34A,34B,34C毎に操作パネル41が設けられている。
次に、上記した第1の住居でエレベータ10を利用したときの作用効果について説明する。車椅子50(図1参照)の利用者がエレベータ10に乗る場合には、通常のエレベータと同様に、住居の何れかの階で操作パネル41を操作すればよい。すると、スイッチ操作された階にカゴ11が移動してカゴ側及び停止階側の両ドア15,35が自動的に開く。そこで、カゴ11に乗り、カゴ11内の操作パネル70を操作するか所定時間が経過すると、カゴ側及び停止階側のドア15,35が閉じられる。そして、目的の階にカゴ11が到着したら自動的に、カゴ側及び停止階側のドア15,35が開き、カゴ11から降りることができる。
ここで、本実施形態のエレベータ10では、3階、4階には、1つの停止階側乗降口34C(34A)しか設けられていないが、3階の停止階側乗降口34Cと4階の停止階側乗降口34Aとは、互いにカゴ11の昇降経路31を挟んで反対側に配置されているので、3階と4階との間をエレベータ10で移動する場合には、前進してカゴ11に乗り、前進してカゴ11から降りることができる。しかも、3,4階には、それぞれ1つの停止階側乗降口34C(34A)しか設けられていないので、対向した1つの停止階側乗降口34A,34Cを設けた場合に比べ、各階における乗降スペース(エレベータホール)を小さくすることができる。
また、1,2階には、昇降経路31を挟んだ両側に停止階側乗降口34A,34Cが設けられているので、3階又は4階でカゴ11に乗って1階又は2階で降りる場合にも、前進してカゴ11に乗り、前進してカゴ11から降りることができる。さらに、1階又は2階でカゴ11に乗り、3又は4階で降りる場合にも、降りる先の停止階側乗降口34A,34Cの配置に応じて、乗るときの停止階側乗降口34A,34Cを使い分ければ、前進してカゴ11に乗り、前進してカゴ11から降りることができる。
また、カゴ11内には、操作パネル70が2箇所に設けられているので、一方の停止階側乗降口34Aから乗っても、他方の停止階側乗降口34Cから乗っても、容易に行き先を指定操作することができる。さらに、操作パネル70には、各停止階における乗降可能な方向を表示した乗降口表示部74A〜74Dが備えられているので、各階において乗降可能な方向が一目瞭然に分かり、スムーズにカゴ11から降りることができる。
カゴ11は、所定時間以上操作されなかった場合には、1階に移動して待機する。ここで、常開スイッチ75がオン状態になっていた場合には、1階において3つのカゴ側及び停止階側の乗降口14A〜14C、34A〜34Cが開放状態に保持され、カゴ11を貫通する通路が形成される。これにより、エレベータ10に邪魔されることなく、1階における移動が容易になる。
また、第2の住居でも、上記した第1の住居と同様に、車椅子50の利用車が、1,2階の間をエレベータ10で移動する際に、前進してカゴ11に乗り、前進してカゴ11から降りることができる。また、常開スイッチ75の操作によって、カゴ11を常に1階で待機させかつ、停止階側乗降口34A,34Bを開放しておくことができ、エレベータ10を通路の一部として通り抜けるように使用することが可能となる。
このように本実施形態のエレベータ10によれば、3つのカゴ側乗降口14A,14B,14Cを備えているので、従来より乗降口周りの間取りの自由度が高くなる。特に、本実施形態のエレベータ10は家庭用エレベータであるので、乗降口周りの間取りの自由度を高くすることにより、住居全体の部屋の配置の自由度も高めることができる。また、3つのカゴ側乗降口14A,14B,14Cを備えたことで、カゴ11には対向した1対のカゴ側乗降口14A,14Cが備えられた構成になる。これにより、車椅子50の利用者が前進してカゴ11に乗り、目的の停止階に着いたときにも前進してカゴ11から降りることができるように、停止階側乗降口を配置することが可能となり、車椅子の利用者にとって利便性に優れる。また、各停止階には、各停止階側乗降口34A〜34C毎に操作パネル41を設けたので、何れの停止階側乗降口34A〜34Cの前に位置しても操作パネル41を操作することができ、スムーズにカゴ11に乗ることができる。
[第2実施形態]
本実施形態に係るエレベータ80は、図7及び図8に示されている。本実施形態のエレベータ80も、カゴ81内の床面積が法規上規制された家庭用エレベータであって、全体として直方体状をなしている。また、カゴ81は、図8に示した躯体20’に内装用膜板を取り付けてなり、この躯体20’の下面における1対の対角位置には、それぞれ油圧シリンダー18に備えたに直動ロッド19が下方から連結されている。そして、残りの1対の対角位置からは、図7に示すように側方に向けて突部19T,19Tが張り出しており、これら突部19T,19Tが、昇降経路31内を上下方向に延びたガイドレール19G,19Gにスライド可能に係合している。
そして、カゴ81には、図7に示すように、4つの側面全てに本発明に係るカゴ側乗降口14A,14B,14C,14Dが形成されている。また、カゴ81の内部には、4つの角部に操作パネル70がそれぞれ設けられている。カゴ81に関する上記以外の構成は、前記第1実施形態のカゴ11と同様の構成になっている。
このように本実施形態のエレベータ80によれば、カゴ81に4つのカゴ側乗降口14A,14B,14C,14Dを備えているので、第1実施形態のエレベータ10より乗降口周りの間取りの自由度がさらに高くなる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態では、エレベータ10を住居に設置した場合を例示したが、本発明に係るエレベータの設置対象物は、階層構造を有する物であればよく、住居以外に、例えば、病院、工場、商業ビル、船等であってもよい。
(2)前記第1及び第2の実施形態のカゴ11,81は、床面形状が正方形であったが、床面形状は長方形であってもよい。
(3)前記第1及び第2の実施形態において、カゴ11,81内の閉塞感を緩和するために、カゴ11,81の側面又は天井を透光部材(ガラス、アクリル等)で構成すると共に、カゴ11,81の昇降経路の一部にも透光部材を設けた構成にしてもよい。
(4)複数の停止階側乗降口を備えが停止階において、自動的に全て乗降口のドアが開放されるように構成してもよいし、操作又は設定により、一部の乗降口のドアのみが開放されるように構成してもよい。そして、一部の乗降口のドアのみが開放され構成にすれば、全ての乗降口のドアを開閉する場合に比べて省エネを図ることができる。
(5)また、前記第1実施形態では、複数の停止階側乗降口34A,34B,・・等を備えた階には、それら複数の停止階側乗降口34A,34B,・・に対応させて複数の操作パネル41が備えられていたが、隣り合った停止階側乗降口の間に操作パネルを設け、それら両停止階側乗降口で操作パネルを兼用してもよい。
本発明の第1実施形態に係るエレベータの平断面図 カゴを構成する躯体の斜視図 躯体に含まれるベース躯体の斜視図 カゴ内の操作パネルの正面図 エレベータが取り付けられた住居における乗降口の配置を示した斜視図 別の住居における乗降口の配置を示した斜視図 第2実施形態に係るエレベータの平断面図 カゴを構成する躯体の斜視図
符号の説明
10,80 エレベータ
11,81 カゴ
14A〜14Dカゴ側乗降口
15 カゴ側ドア
15A,35Aドア板
18 油圧シリンダー
19 直動ロッド
31 昇降経路
34A〜34C停止階側乗降口
35 停止階側ドア
41 操作パネ
50 車椅子
70 操作パネ
71 開ボタン
74A〜74D乗降口表示部
75 常開スイッチ





Claims (5)

  1. 直方体状のカゴと、
    前記カゴの3つ又は4つの側面のそれぞれに形成されたカゴ側乗降口と、
    前記各カゴ側乗降口を開閉するカゴ側ドアと、
    前記カゴの昇降経路のうち停止した前記カゴの何れかの前記カゴ側乗降口と対向する位置に設けられた停止階側乗降口と、
    前記カゴ側ドアと重なった状態でスライドし、前記各停止階側乗降口を開閉する停止階側ドアと、
    互いに対向した1対の前記停止階側ドアを有する所定の停止階に前記カゴを待機させて前記1対の停止階側ドアを開放状態に保持する設定を行うための常開スイッチとを備えると共に
    前記所定の停止階に、前記互いに対向した前記1対の停止階側ドアを含む複数の前記停止階側ドアを設けて、前記常開スイッチにより前記所定の停止階に前記カゴを待機させて全ての前記停止階側ドアを開放状態に保持する設定とすることで、前記所定の停止階で前記カゴを貫通し、かつ前記カゴ内で交差する通路を形成可能としたことを特徴とするエレベータ。
  2. 前記カゴ内の床面積に法規上の上限値が設けられた家庭用エレベータであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 車椅子の利用者が乗降する2つの停止階を備えた住居に設置され、その第1の停止階には、互いに対向した1対の前記カゴ側乗降口の一方のみと対向した位置に前記停止階側乗降口が設けられ、第2の停止階には前記1対のカゴ側乗降口の他方のみと対向した位置に前記停止階側乗降口が設けられたことを特徴とする請求項に記載のエレベータ。
  4. 車椅子の利用者が乗降する3つの停止階を備えた住居に設置され、その第1の停止階には、互いに対向した1対の前記カゴ側乗降口の一方のみと対向した位置に前記停止階側乗降口が設けられ、第2の停止階には、前記1対のカゴ側乗降口のうち他方のみと対向した位置に前記停止階側乗降口が設けられ、第3の停止階には、前記1対のカゴ側乗降口の両方と対向した位置にそれぞれ前記停止階側乗降口が設けられたことを特徴とする請求項に記載のエレベータ。
  5. 請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載のエレベータを備えたことを特徴とする建物。
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