JP2005200154A - エレベーターの運転制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 正面側乗場から背面側乗場への移動を安易にし、エレベーターを通路として使用するときの通り抜け時間の短縮を図ることにある。
【解決手段】 エレベーターが停止する同一階床に正面乗場戸17fと背面乗場戸17rを設置すると共に、エレベーターに正面かごドア9fと背面かごドア9rを設置し、複数階の乗場のかご呼びと、かご内のかご呼びに応答して複数階間を運転するエレベーターにおいて、乗場の正面側及び背面側に通り抜け釦14f,14r、かご内の正面及び背面に通り抜け釦11f,11rを設け、通り抜け釦に応動して同時に正面及び背面の乗場戸と正面及び背面のかごドアを開閉制御する戸開閉制御手段13を備え、通り抜け釦を操作したとき、エレベーターを通路として使用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベーターの運転制御装置に係り、特に、二方向出入り口仕様において、一方の乗場から他方の乗場へ通り抜けできるエレベーターの運転制御に関する。
従来、二つの出入り口を有するエレベーターにおいて、かご呼び及びホール呼びに呼応して目的階に到着した時、二つの出入り口の戸を開閉する技術がある(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、乗客の待ち時間を短縮することができる。すなわち、従来の二方向出入り口を有するエレベーターは、乗場釦とかご内の行き先釦の操作により、操作された方のドアのみを開閉して乗客を出入りさせていた。また、両方の出入り口の呼びが登録した場合は、一方の出入り口の戸を開閉して乗客を乗降させた後、他方の出入り口の戸開閉して乗客を乗降させていた。
特開2002−274771公報
従来の二つの出入り口を有するエレベーターにおいては、同一階床の二つの戸に対し、一方の出入り口の戸を開閉して乗客を乗降させた後、他方の出入り口の戸を開閉して乗客を乗降させていたことで、例えば、正面側から背面側へ通り抜けたい場合でも、正面側の戸が戸閉完了するまで、背面側の戸を戸開できないことから、通り抜け時間を要してしまう。つまり、図5のようなエレベーター周囲にある通路があれば、通路を介して正面側Bから反対側B’へ移動できるが、反対側への通路が狭い或いは遠い場合は、エレベーターを通路として使用し、正面側Aから反対側A’へ移動したくなるのである。
本発明の課題は、従来のように一方向ずつ戸開閉をなすのではなく、両戸を同時に戸開し、一方の乗場から他方の乗場への移動を安易にし、通り抜けの時間を短縮することにある。
上記課題を解決するために、エレベーターが停止する同一階床に正面乗場戸と背面乗場戸を設置すると共に、エレベーターに正面かごドアと背面かごドアを設置し、複数階の乗場のかご呼びと、かご内のかご呼びに応答して複数階間を運転するエレベーターにおいて、乗場及びかご内にそれぞれ通り抜け釦を設け、通り抜け釦に応動して同時に正面及び背面の乗場戸と正面及び背面のかごドアを開閉制御する戸開閉制御手段を備える。
ここで、通り抜け釦の操作時に、正面及び背面の乗場戸と正面及び背面のかごドアの戸開時間を延長する戸開延長手段を備える。
ここで、通り抜け釦の操作時に、正面及び背面の乗場戸と正面及び背面のかごドアが同時に戸開するときの案内として、戸開案内表示手段、戸開案内放送手段、戸開案内チャイム手段を備える。
本発明によれば、乗場及びかご内に通り抜け釦を設けることにより、一つの釦操作で両方向の扉を戸開することができ、一方の乗場から他方の乗場への移動を安易にし、かつ、エレベーターを通路として使用するときの通り抜けの時間を短縮することができる。
また、同時に戸開延長機能を有することにより、移動時の安全を確保することができる。
また、戸開するときの案内として、戸開案内表示手段、戸開案内放送手段及び戸開案内チャイム手段を備えることにより、戸開時の安全を確保することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1によるエレベーターの運転制御装置の全体構成を示す。
図1において、複数の階床を就役するエレベーターのかご1と、エレベーターのかご1に対抗配置されたカウンターウエイト2が巻き上げモータ3を介してロープ4によってつるべ状に吊られ、巻き上げモータ3によってエレベーターかご1を昇降駆動する。モータ3の回転パルスはロータリーエンコーダ5にてエレベーターの制御盤6に入力され、コノ制御盤6においてかご位置算出や速度算出が行われる。かご1は、正面かご内荷重検出器12f及び背面かご内荷重検出器12rを備える。
かご1の上には、正面かご上制御盤7f及び背面かご上制御盤7rを搭載し、これらのかご上制御盤7f,7rは、エレベーターの制御盤6との信号を送受信し、正面かご位置表示器8f及び背面かご位置表示器8rを表示制御(図1では7階を表示)し、正面かごドア9f及び背面かごドア9rを開閉制御する。また、制御盤6の信号は、正面かご上制御盤7f及び背面かご上制御盤7rを介して正面かご内操作盤10f及び背面かご内操作盤10rに入出力される。
さらに、かご内には、本実施例1に係る正面かご内通り抜け釦11f及び背面かご内通り抜け釦11rを設置し、その信号は、正面かご上制御盤7f及び背面制御盤7rを介して制御盤6に送信される。
エレベーター制御盤6には、中央処理装置として働くCPUと、ROM、RAMで構成される記憶装置等を含むマイコン制御部13を備えている。マイコン制御部13内のプログラムは、各種エレベーターの運転を行う上で必要な制御機能モジュール群で構成されている。
一方、乗場には、各階床に設置された正面乗場呼び釦15f及び背面乗場呼び釦15rがあり、その呼び登録信号は、制御盤6内のマイコン制御部13に入出力する。同様に、正面乗場のかご位置表示器16f及び背面乗場のかご位置表示器16rにかご位置を出力する。また、乗場には、本実施例1に係る正面乗場通り抜け釦14f及び背面乗場通り抜け釦14rを設置し、その信号は、乗場呼び釦15f,15rと同様に制御盤6内のマイコン制御部13に入出力する。
図2は、本発明の実施例1によるエレベーターの運転制御装置の機能ブロック図である。
エレベーターの運転基本制御部20は、図1に示したエレベーターの制御盤6内のマイコン制御部13にあるROMに格納されたプログラムの内容である。図2の機能ブロック図を参照して、エレベーターの制御部の中から本実施例1に関係する機能部について、その流れを説明する。
エレベーターの運転基本制御部20としては、本実施例1に係る処理の他に、プログラムをタスク毎に時分割に所定間隔の起動を繰り返す。それら所定周期の間にタイマーカウント処理、入出力処理、各種運転方式決定及び運転制御、速度制御、異常処理等が行われている。この中で、本実施例1に関係する制御機能部は、次の通りである。
まず、エレベーターの運転基本制御部20内のかご駆動制御部21は、後述するかご起動判定部22にて、エレベーターの出発指令に応じてモータ3を駆動する。また、かご起動判定部22は、正面側戸開閉制御部23及び背面側戸開閉制御部31に応じて戸開閉動作中を判断し、出発判定を行っている。
次に、正面側戸開閉制御部23は、正面かご29からかご呼び釦信号及び戸開閉釦信号及び通り抜け釦信号により正面側かご呼び釦処理24及び正面側戸開閉処理25及び正面側かご内通り抜け釦処理26を行う。
正面側かご呼び釦処理24は、呼びに応じてエレベーターの運転方向を決定する。正面側戸開閉釦処理25は、かご内設置の戸開又は戸閉釦に応じて戸の開閉を決定する。正面側かご内通り抜け釦処理26は、本実施例1に係る機能として、正面かご内の通り抜け釦操作時は、正面側の戸を開けると同時に、背面側戸開閉制御部31に作用して背面側の戸も同時に開けるよう決定する。
次に、正面側戸開閉制御部23は、正面乗場30からの乗場呼び信号及び通り抜け釦信号により正面側乗場呼び釦処理27及び正面側乗場通り抜け釦処理28を行う。正面側乗場呼び釦処理27は、呼びに応じてエレベーターの運転方向を決定する。本実施例1に係る機能として、正面の乗場の通り抜け釦操作時は、正面側の戸を開けると同時に、背面側戸開閉制御部31に作用して背面側の戸も同時に開けるよう決定する。
次に、背面側戸開閉制御部31は、背面かご37からかご呼び釦信号及び戸開閉釦信号及び通り抜け釦信号により背面側かご呼び釦処理32及び背面側戸開閉処理33及び背面側かご内通り抜け釦処理34を行う。
背面側かご呼び釦処理31は、呼びに応じてエレベーターの運転方向を決定する。背面側戸開閉釦処理33は、かご内設置の戸開又は戸閉釦に応じて戸の開閉を決定する。背面側かご内通り抜け釦処理34は、本実施例1に係る機能として、背面かご内の通り抜け釦操作時は、背面側の戸を開けると同時に、正面側戸開閉制御部23に作用して正面側の戸も同時に開けるよう決定する。
次に、背面側戸開閉制御部31は、背面乗場38からの乗場呼び信号及び通り抜け釦信号により背面側乗場呼び釦処理35及び背面側乗場通り抜け釦処理36を行う。背面側乗場呼び釦処理35は、呼びに応じてエレベーターの運転方向を決定する。本実施例1に係る機能として、背面の乗場の通り抜け釦操作時は、背面側の戸を開けると同時に、正面側戸開閉制御部23に作用して正面側の戸も同時に開けるよう決定する。
図3は、本実施例1の乗場側の通り抜け釦操作時の通り抜け処理フローチャートである。
ステップ201において、乗場側の通り抜け釦14f、14rが操作されたか判断する。操作がなければ、ステップ211にて、乗場の呼び釦が操作されたか判断し、操作がなければ、今回の処理は終了となり、ステップ214にて、エレベーターは待機又は他階に呼びがあれば、それに応じて出発する。ステップ212では、乗場呼び釦が操作されたことで操作された側のドアが戸開開始する。その後、ステップ213では、戸開時間が所定時間経過したか又はかご内の戸閉釦を操作されたことで戸閉を開始する。
さて、ステップ201にて、乗場側の通り抜け釦14f、14rが操作された場合は、本実施例1に係る通り抜け処理へ移行する。通り抜け釦14f、14rを操作すると、ステップ202にて正面及び背面側のドアを同時に戸開する。両方の戸が戸開中にかご内の戸閉釦をステップ203で判断すると、ステップ206にて操作された側のドアが戸閉開始する。一方、ステップ203でかご内の戸閉釦を押さない場合は、ステップ204にて通り抜け用に確保した20秒間の戸開継続がなされる。20秒経過を判断すると、ステップ205にて正面及び背面のドアを同時に戸閉開始する。
以上のように、全てのドアが戸閉動作を開始するもしくは戸閉完了しても、ステップ207にて正面又は背面の戸開釦を押した場合は、直ちにステップ208にて操作された側のドアが戸開開始する。この場合、ステップ209では、戸開完了後、即戸閉する。ステップ210は、全てのドアが戸閉じ完了したか判断し、ステップ214にて、待機するか又は他階の呼びに応じてへ出発する。
以上により、利用者は、一方の乗場に設置された通り抜け釦14f又は14rを操作したことにより、両方の戸を同時に戸開すると共に、通り抜け時間(図3では、20秒)を確保しつつ、他方の乗場へ移動することができる。
図4は、本実施例のかご内の通り抜け釦操作時の通り抜け処理フローチャートである。
かご内の通り抜け釦11f、11rは、主に、乗場の通り抜け釦14f、14rの操作により通り抜け中に、20秒以上経過した場合、再度両方の戸を戸開操作する為に設置したものである。
ステップ301にて、かご内の通り抜け釦11f、11rが操作されたか判断する。操作がなされなければ、今回の処理を終了し、ステップ311にて待機するか、他階の呼びに応じて出発する。
かご内の通り抜け釦11f、11rを操作した場合は、ステップ302にて、正面及び背面のドアを同時に戸開開始する。ステップ303では、戸開中にかご内の戸閉釦を押したか判定し、戸閉釦が操作された場合は、ステップ305にて操作された側のドアが戸閉開始する。一方、ステップ303にて、かご内の戸閉釦が操作されない場合は、ステップ304にて戸階時間を20秒間確保する。20秒経過すると、ステップ306にて正面と背面のドアが同時に戸閉開始する。
以上の処理後、戸が戸閉動作又は戸閉完了中に、ステップ307で、戸開釦操作を判定し、操作時は、ステップ308にて操作された側の戸開を開始する。また、この戸開後、ステップ309にて即戸閉する。
かご内の戸開釦操作がない場合は、ステップ310にてドアが閉じきったか判定し、戸閉完了を判断すると、ステップ311にて待機するか、他階の呼びがあれば、出発する。
以上により、利用者は、かご内の通り抜け釦11f、11rを操作したことにより、両方の戸を同時に戸開すると共に、通り抜け時間(図4では、20秒)を確保しつつ、正面または背面の乗場へ移動することができる。
図5は、本実施例1のかごの断面図であり、また、通り抜けの移動状況の説明図である。
エレベーターは、通り抜けを目的としておらず、その利用目的は、移動者を上方向または下方向へ搬送するものである。従って、図5に示す内容で説明すると、移動者は、正面側B〜背面側B’へ移動するのが普通である。但し、正面側からB〜背面側B’までの距離が遠い場合は、正面A〜背面A’へエレベーターを通り抜けて移動したくなるものである。この場合、特に車椅子利用者は、正面側の乗場の戸開操作と背面側のかご内の戸開操作を行わなければならず、戸開時間も確保されないことから、通り抜けに危険と時間を要してしまう。
これに対し、本実施例1によるエレベーターの運転制御装置では、通り抜け釦11f、11rを乗場に設置し、一つの釦操作で同時に戸を開けて且つ戸開時間を延長するとともに、もし、戸閉開始しても、かご内の通り抜け釦14f、14rを再操作することで、再度、同時に戸を開けると共に、戸開時間を延長可能とした。
次に、本実施例1において、視覚的及び聴覚的に同時に戸開を行う際の注意を促すことについて説明する。
図1において、正面かごには正面戸開案内表示器18f及び背面かごには背面戸開案内表示器18rを設置する。正面戸開及び背面戸開の表示信号は、制御盤6に搭載したマイコン制御部13にて同時戸開時に出力され、正面かご上制御盤7f及び背面かご上制御盤7rを介して正面戸開案内表示器18f及び背面戸開案内表示器18rに出力される。
図6は、かご内表示器18f,18rの表示状態を示したものである。同時戸開時の表示状態は、正面及び背面で同一であり、図6に示す18−a,18−b,18−c全てに出力をさせて、「こちら側のドア」及び「反対側のドア」及び「が開きます。」を点灯している。また、片側のみ戸開する場合は、戸開側の表示を18−a及び18−cを出力させ、「こちら側のドア」及び「が開きます。」を点灯させる。一方、戸閉を継続する反対側の戸開案内表示は、18−b,18−cを出力させ、「反対側のドア」及び「が開きます。」を点灯させる。このように、3表示を個別に制御することにより、同時戸開又は片側戸開時の案内を可能とする。
図7は、乗場またはかご内の通り抜け釦を操作したときのかご内表示器18f,18rのフローチャートを示す。まず、ステップ401は、エレベーターが停止中に乗場及びかご内の通り抜け釦14f、14r,11f、11rを操作して同時に戸開したか判定する。同時戸開した場合は、ステップ402にて、正面及び背面のかご内表示器18f,18rに対して、「こちら側のドア」「反対側のドア」「が開きます。」を出力表示させる。ステップ403では、戸開20秒経過を判定して、戸開時間中は、ステップ402に戻り、戸開案内表示を継続する。20秒以上経過すると、戸閉開始するので、ステップ404にて、戸開案内表示を消灯する。
また、図1において、かご内に戸開案内放送装置19を設置し、同時戸開される際に同時戸開の案内を放送する。
図8は、乗場の通り抜け釦を操作したことにより、エレベーターを他階から呼び寄せ、目的階に到着間際に同時戸開案内放送を行うフローチャートを示す。ステップ501では、乗場の通り抜け釦14f、14rが操作され、目的階に減速を開始したか判定する。減速を開始すると、ステップ502にて、かご内の戸開案内放送装置19にて「こちら側と反対側のドアが開きます。」を放送する。
また、図1において、かご内に戸開案内チャイム19’を設置し、同時戸開される際に同時戸開のチャイムを鳴動する。
図9は、乗場の通り抜け釦が操作され、戸開したことにより、戸開案内チャイムを鳴動するフローチャートを示す。ステップ601では、乗場の通り抜け釦14f、14rを操作したことにより、戸開したか判定し、戸開した場合は、ステップ602にて、かご戸開案内チャイム19’にて正面及び背面側のチャイムを鳴動する。
本実施例1では、これらの正面戸開案内表示器18f、背面戸開案内表示器18r、戸開案内放送装置19、戸開案内チャイム19’を設置することにより、視覚的及び聴覚的に同時に戸開を行う際の注意を促すことができ、安全性の向上を図ることができる。
本発明は、乗場及びかご内に通り抜け釦を設けることにより、一つの釦操作で両方向の扉を戸開することができ、一方の乗場から他方の乗場への移動を安易にし、かつ、エレベーターを通路として使用するときの通り抜けの時間を短縮することができる。また、同時に戸開延長機能を有すことにより、移動時の安全を確保することができる。
また、戸開するときの案内として、戸開案内表示手段、戸開案内放送手段及び戸開案内チャイム手段を備えることにより、戸開時の安全を確保することができる。
本発明の実施例1によるエレベーターの運転制御装置の全体構成 本発明の実施例1の機能ブロック図 本発明の乗場側の通り抜け釦操作時の通り抜け処理フローチャート。 本発明のかご内の通り抜け釦操作時の通り抜け処理フローチャート。 本発明のエレベーターのかごの断面図であり、また、通り抜けの移動状況の説明図 本発明のかご内表示器の表示状態図 乗場またはかご内の通り抜け釦を操作したときのかご内表示器のフローチャート 乗場の通り抜け釦を操作したことにより、エレベーターを他階から呼び寄せ、目的階に到着間際に同時戸開案内放送を行うフローチャート 乗場の通り抜け釦が操作され、戸開したことにより、戸開案内チャイムを鳴動するフローチャート
符号の説明
1…かご、2…カウンターウエート、3…モータ、4…ロープ、5…ロータリーエンコーダ、6…制御盤、7f…正面かご上制御盤、7r…背面かご上制御盤、8f…正面かご位置表示器、8r…背面かご位置表示器、9f…正面かごドア、9r…背面かごドア、10f…正面かご内操作盤、10r…背面かご内操作盤、11f…正面かご内通り抜け釦、11r…背面かご内通り抜け釦、12f…正面かご内荷重検出器、12r…背面かご内荷重検出器、13…マイコン制御部、14f…正面乗場通り抜け釦、14r…背面乗場通り抜け釦、15f…正面乗場呼び釦、15r…背面乗場呼び釦、16f…正面乗場のかご位置表示器、16r…背面乗場のかご位置表示器、17f…正面乗場戸、17r…背面乗場戸、18f…正面戸開案内表示器、18r…背面戸開案内表示器、19…戸開案内放送装置、19’…戸開案内チャイム、20…エレベーター基本制御部、21…かご駆動制御部、22…かご駆動判定部、23…正面側戸開閉制御部、24…正面側かご呼び釦処理、25…正面側戸開閉釦処理、26…正面側かご内通り抜け釦処理、27…正面側乗場呼釦処理、28…正面側乗場通り抜け釦処理、29…正面かご、30…正面乗場、31…背面側戸開閉制御部、32…背面側かご呼び釦処理、33…背面側戸開閉釦処理、34…正面側かご内通り抜け釦処理、35…背面側乗場呼釦処理、36…背面側乗場通り抜け釦処理、37…背面かご、38…背面乗場

Claims (5)

  1. エレベーターが停止する同一階床に正面乗場戸と背面乗場戸を設置すると共に、エレベーターに正面かごドアと背面かごドアを設置し、複数階の乗場のかご呼びと、かご内のかご呼びに応答して複数階間を運転するエレベーターにおいて、
    前記乗場及び前記かご内にそれぞれ通り抜け釦を設け、前記通り抜け釦に応動して同時に前記正面及び前記背面の乗場戸と前記正面及び前記背面のかごドアを開閉制御する戸開閉制御手段を備えることを特徴とするエレベーターの運転制御装置。
  2. 請求項1において、前記通り抜け釦の操作時に、前記正面及び前記背面の乗場戸と前記正面及び前記背面のかごドアの戸開時間を延長する戸開延長手段を備えることを特徴とするエレベーターの運転制御装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記通り抜け釦の操作時に、前記正面及び前記背面の乗場戸と前記正面及び前記背面のかごドアが同時に戸開するときの案内として、前記エレベーターのかごに案内表示する戸開案内表示手段を備えることを特徴とするエレベーターの運転制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかにおいて、前記通り抜け釦の操作時に、前記正面及び前記背面の乗場戸と前記正面及び前記背面のかごドアが同時に戸開するときの案内として、前記エレベーターのかごに戸開放送する戸開案内放送手段を備えることを特徴とするエレベーターの運転制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかにおいて、前記通り抜け釦の操作時に、前記正面及び前記背面の乗場戸と前記正面及び前記背面のかごドアが同時に戸開するときの案内として、前記エレベーターのかごに戸開チャイムを鳴動する戸開案内チャイム手段を備えることを特徴とするエレベーターの運転制御装置。

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