JPH02266001A - レール止めクリップ - Google Patents

レール止めクリップ

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JPH02266001A
JPH02266001A JP8149789A JP8149789A JPH02266001A JP H02266001 A JPH02266001 A JP H02266001A JP 8149789 A JP8149789 A JP 8149789A JP 8149789 A JP8149789 A JP 8149789A JP H02266001 A JPH02266001 A JP H02266001A
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Mitsuo Kanazawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レールを枕木部材、基台等の支持体上に固定
するためのレール止めクリップに関し、更に詳しくは、
ワンタッチ操作でレールを支持体」二に固定するための
連続一体形屈曲棒状のレール止めクリップに関する。
〔従来の技術、発明が解決しようとする課題〕レールを
支持体く枕木部材、基台等)に固定するための固定金具
としては、従来から種々の形式のものが用いられている
が、例えば、木製の枕木に打ち込まれるレール釘は弛み
によって抜けるおそれがあり、その打込み或いは抜取り
の作業に大きな労力を必要とし、更に、断面コ字形、H
形等の金属製枕木部材等には適用できないという欠点が
ある。
また、固定金具としてのボルト・ナツト或いはボルト・
ナツトと座金とを用いてレールと支持体とを締付は固定
する方法も用いられているが、固定金具の部品点数か多
く、また、ボルトの締込み或いは取外しの作業に手間取
るという欠点がある。
一方、特開昭60−1.8761号公報には、略U字状
のレール止めクリップを用いたレール固定構造が開示さ
れている。このレール固定構造は、レールのフランジ部
の側方に位置するように枕木部材にT字状スタットを突
設し、このT字状スタットのヘッド部の下面とレールの
フランジ部の上面との間に略U字状のクリップ部材を強
い力で差し込むことにより、レールを固定するように構
成されている。レール止めクリップ自体はワンタッチ式
に取り付けることができる しかしながら、斯かる構成のレール固定構造においては
、レール+hめクリップの他に、T字状スタッドを支持
体」二に突設する必要があるため、部品点数が多くなる
という欠点かある。また、」二記公報に示されているよ
うに、レール止めクリップの挿抜に梃子の原理を利用す
る特殊工具が必要になるという欠点がある。
したがって、本発明の目的は、構造が簡素で、しかも、
ワンタッチ操作でレールを支持体上に固定することがで
きるレール止めクリップを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
」1記目的を達成するために、本発明は次のような構成
とされる。すなわぢ、 上面がレール本体の側方に向かって下傾したフランジ部
を有するレールを支持体上に固定するだめの屈曲棒状の
レール止めクリップであって、上記フランジ部の近傍で
支持体に貫通形成された穴に挿通係合可能な穴係合部と
、 上記穴係合部と一体に形成され、且つ、穴に係合された
上記穴係合部を中心としてレールの側方からレール側に
向けて回動されることにより、上記フランジ部及び支持
体を上下方向に締付は挟持する上下一対のアーム部と、 上アーム部の先端より屈曲形成され、且つ、」上アーム
部の先端が穴係合部の中心を通り且つレールの長さ方向
に直角な線を越える位置まで回動されたときに接線の手
前側でレール本体の側面に当接するストッパ部と、 を備えるような構成とされる。
〔発明の作用、効果〕
」二記構成ををするレール止めクリップを用いてレール
を支持体に固定するときは、まず、穴係合部を支持体に
形成されている穴に係合させる。次に、穴に係合した穴
係合部を中心としてレールの側方からレール側に向けて
クリップの上下アーム部を回動させることにより、上下
アーム部間にレールのフランジ部及び支持体を挿入させ
る。このとき、レールのフランジ部の」二面はレール本
体の側方に向かって下傾しているので、上下アーム部を
レール側に向けて回動させるに従い、フランジ部の楔効
果によって、上下アーム部間が弾性的に拡開される。こ
の拡開に伴い発生するクリップの弾性復帰力によってフ
ランジ及び支持体が上下方向に締付は挟持されることと
なる。
レールのフランジ部の上面はレールの長手方向に直角な
断面において最大傾斜角を有する。したがって、穴係合
部の中心を通り且つレールの長さ方向に直角な線(以下
、基準線という)を考えると、上アーム部の先端がこの
基準線上にあるとき上下アーム部間の挟持幅は最大とな
り、上アーム部の先端が基準線を越える位置まで回動さ
れたときには上下アーム部間の挟持幅は上記最大幅より
も小さくなる。したがって、」−アーム部の先端が基準
線を越える位置まで回動された状態では、クリップのバ
ネ力により、上アーム部は」−下アーム部間の挟持幅が
更に狭まる方向に回動しようとし、逆方向への回動が抑
止されることとなる。
一方、」上アーム部の先端に屈曲形成されているストッ
パ部は、」上アーム部の先端が基準線を越える位置まで
回動されたときに基準線の手前側でレール本体の側面に
当接することにより、上アーム部の更なる回動を阻止す
る。
したがって、ストッパ部がレール本体の側面に当接する
位置まで上下アーム部を回動させたときに、レール止め
クリップは安定位置となり、該レール止めクリップを回
動させるための特別の外力を加えない限り、レール止め
クリップは回動しないこととなる。そして、レール止め
クリップが安定位置にあるときは、レールからクリップ
に作用するレールの横振れ方向の力はクリップの水係合
部を介して支持体の穴内面で受は止められることとなる
ので、レールの画側にレール止めクリップを配置するこ
とにより、レールの横振れを確実に防止することができ
る。
レール止めクリップは例えばハンマー等の汎用工具で叩
くことにより、」1記安定位置までワンタッチ式に容易
に回動させることができる。また、1ノール止めクリッ
プによる固定を解除するときは、同様に、ハンマー等で
逆方向に叩くことにより、取外し可能な位置までワンタ
ッチ式に容易に回動させることができる。
上記構成を有する本発明クリップは棒状体の屈曲加工に
より簡単に製造することができるので、安価に提供する
ことができる。また、レール止めクリップを使用するた
めには、支持体に穴を形成すればよく、他の特殊な固定
部品を必要としないので、全体としても安価なレール固
定構造を実現することができる。
したがって、本発明によれば、構造が簡素で、しかも、
ワンタッチ操作でレールを支持体上に固定することがで
きる安価なレール止めクリップを提供することができる
なお、本発明によるレール止めクリップにおいて、水係
合部と、上下一対のアーム部とは、例えば、水係合部か
ら下アーム部を経て−Lアーム部に至るような連続一体
形状とすることができるが、水係合部を介して上アーム
部と下アーム部とを略U字状に連続形成すれば、構造が
一層簡素なものとなり、製造が容易になる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を示すもので
ある。これらの図を参照すると、例えばトロッコ等を走
行させるレール1は第4図fb)に示すように、ヘッド
部2aを有するレール本体2とその下端に一体形成され
たフランジ部3とを有しており、フランジ部3の上面は
レールの側方に向かうに従って下傾するテーパ面となっ
ている。また、この実施例では、レール1を支持する支
持体5としては、第5図に示すように、I−J形鋼が用
いられている。
第1図かられかるように、支持体5はレール1を横切る
方向に延びている。図示は省略するが、レールの長さ方
向に沿って所定間隔を隔てて配設される各支持体」二に
一対のレールが平行に敷設されるようになっている。
第1図に示すように、支持体5のレール支持面には、レ
ール1のフランジ部3の両側方に位置するように上下方
向に貫通ずる穴6,7か形成されている。これらの穴6
.7にはそれぞれ本発明によるレール止めクリップIO
が取り付けられる。
第2図かられかるように、レール止めクリップ10は一
本の棒を屈曲させた連続一体形状を有している。
更に詳しく説明すると、本実施例におけるレール止めク
リップ10は支持体5の穴6または7に挿通係合可能な
水係合部11を有しており、この水係合部11の上端に
は」下アーム部12がほぼ直角に屈曲形成され、水係合
部j】の下端には上アーム部12とほぼ同方向に延びる
下アーム部13がほぼ直角に屈曲形成されている。した
がって、第4図fa)かられかるように、水係合部11
と上下アーム部12.13とにより略し字状のクリップ
主部が形成されている。上アーム部12の先端には後述
するストッパ部14か屈曲形成されている。
クリップ10は、水係合部11が穴6に係合する位置ま
で、下アーム部13の先端側から穴6に挿入することが
できる。穴6への挿入を容易にずるだめに、クリップ1
0の下アーム部13の先端には、図示するように、テー
パ部13aを形成することが好ましい。また、穴6への
挿入を容易にするために、下アーム部13の長さ及び穴
6の位置(支持体5の側辺から穴6の中心までの距離)
等を適宜に選定することができる。
上下アーム部1.2.13は、穴6に係合された穴係合
部11を中心として水平方向に回動可能である。これら
上下アーム部12.1.3をレール1の側方(第3図参
照)からレール1側に向けて回動させると、第1図及び
第4図(b)に示すように、上下アーム部12,1.3
間にレールlのフランジ部3及び支持体5が楔状に差し
込まれることとなり、フランジ部3の楔効果によって上
下アーム部1.2,1.3か、第4図(blに示すよう
に、上下方向に弾性的に拡開される。このときクリップ
lOに生じる弾性復帰力によって、フランジ部3と支持
体5とが上下アーム部12.13により上下方向に締付
は挟持されることとなる。
上下アーム部12,1.3の拡開時のクリップ10の破
損等を防止しつつ、上下アーム部123による大きな挟
持力を得るためには、クリップ10はばね鋼等のような
ばね性及び機械的強度の高い金属棒で作ることか好まし
いが、斯かる要求を満たすものであれば、他のいかなる
材料で形成してもよい。
上述したように、レール1のフランジ部3の−に面はチ
ルパ面となっているので、フランジ部3の上面は、レー
ル1の長さ方向に対し直角な断面において最大の傾斜角
を有する。したがって、上アム部12が穴係合部11を
中心としてレール■の外方からフランジ部3の上面に沿
って第1図及び第3図中時計方向に回動するとき、−1
−アーム部12の先端が穴係合部11の中心を通り且つ
1ノール1の長さ方向に直角な基準線Xに到達するまで
は、上下アーム部1.2.13の回動に伴って」二下ア
ーム部1.2.1.3間の拡開量は増大するが、−1ニ
ア一ム部]2の先端が基準線Xを越えて更に回動すると
、その回動に伴って上下アーム部12,13間の拡開量
は減少することとなる。したかって、1、 1  = 第1図に示すように、上アーム部12の先端が基準線X
を越える位置まで回動された状態では、クリップIOの
ばね力により、」下アーム部I2は上下アーム部1.2
.13間の挟持幅が狭まる方向すなわち時計方向に更に
回動しようとし、逆方向(反時計方向)への回動が抑止
されることとなる。
一方、上アーム部12の先端に屈曲形成されているスト
ッパ部14は、第1図かられかるように、上アーム部1
2の先端か基準線Xを越える位置まで回動されたときに
基準線Xの手前側でレール本体2の側面に当接するよう
に形成されている。すなわち、穴係合部】1の中心から
ストッパ部14の当接点Pまでの距離(回動半径)が穴
係合部11からレール本体2の側面までの距離よりも長
くなるように設定されている。したかって、ストッパ部
14がレール本体2の側面に当接することにより、時計
方向への上アーム部12の更なる回動か阻止されること
となる。
したがって、ストッパ部14がレール本体2の側面に当
接する位置まで上下アーム部12.13を回動させたと
きに、クリップ10は安定位置となり、該クリップ10
を回動させるための特別の外力を加えない限り、クリッ
プ1Gはどぢらの方向にも回動しないこととなる。そし
て、クリップ10がこのような安定位置にあるときは、
レール本体2の側面からクリップ10の」下アーム部1
2ないしストッパ部14に作用するレール1の横振れ方
向の力はクリップ10の穴係合部11を介して支持体5
の穴6の内面で受は止められることとなるので、レール
1の両側の穴6,7を利用して少なくとも2つのレール
止めクリップを上述した方法で配置することにより、レ
ール1の横振れを確実に防止することができる。
なお、図示の例においては、第4図かられかるように、
レール1のフランジ部3の先端部とクリップ1. Oの
穴係合部11との間に若干の隙間が生じている。このよ
うな隙間が生じていても、」二連したように、クリップ
10の上アーム部12ないしストッパ部14がレール本
体2の側面に当接し、且つ、クリップ10の穴係合部1
1が穴6(または7)の内面に当接することより、レー
ル1の横振れを防止することができるか、クリップ】0
の材質、棒径等によっては、レール1のフランジ部3の
先端部とクリップ10の穴係合部11との間に若干の隙
間が生じていると、レール1からの横方向の力によって
クリップ10の特に上アーム部12が弾性的または塑性
的に曲げ変形を起こす原因となり、ひいてはレールIに
ガタが生じたり、クリップ10が外れ易くなったりする
原因となる。
そこで、図示は省略するが、穴6,7に挿入されるクリ
ップ10の穴係合部II、IIに対してレール10のフ
ランジ部3の画先端がそれぞれ当接するように、六〇、
7を位置決めすることが好ましい。このように構成すれ
ば、レール1のフランン部3が直接クリップ10の穴係
合部11を介して穴6,7の反対側の内面に力を及ぼす
こととなるので、レール1からの横方向の力によるクリ
ップ10の上アーム部12ないしス)・ツバ部J4の曲
げ変形等のおそれが著しく低減されることとなる。
一方、図示実施例においては、第5図からもわかるよう
に、クリップ10が安定した固定位置にあるときに、」
下アーム部12の先端からストッパ部14の先端までの
区間かフランジ部3の上面に当接されている。このとき
、下アーム部13は上アーム部12の真下近傍に位置し
ていれば、十分な挟持効果を得ることができるが、好ま
しくは、第1図かられかるように、下アーム部13は、
フランジ部3への上アーム部及びストッパ部の当接区間
のほぼ中間位置の真下に位置するように形成される。す
なわち、下アーム部13は、−に方より見たときに、」
下アーム部12に対してストッパ部14側に鋭角をなす
ように延びている。このような構成とすることにより、
フランジ部3と支持体5とを最も安定した状態で」ユニ
方向に挟持することができる。
レール止めクリップIOは例えばハンマー等の汎用工具
で叩くことにより、上記安定位置までワンタッチ式に容
易に回動させることができる。また、レール止めクリッ
プ10によるレール1の固定を解除するときは、同様に
、ハンマー等で逆方向に叩くことにより、取外し可能な
位置までワンタッチ式に容易に回動させることができる
上述したように、クリップ10を安定した固定位置まで
回動させるときには、上下アーム部1213を拡開変形
させる必要があるので、比較的大きな回動l・ルクが必
要となる。したがって、労力を軽減(7つつ大きな回動
トルクを得るためには、クリップ10の回動中心からで
きるだけ遠く離れた位置をハンマー等で叩くことが望ま
しい。そこで、斯かる目的のために、図示実施例におい
ては、ストッパ部14の先端に更に延長端部15が屈曲
形成されている。この延長端部15は、第1図かられか
るように、クリップ10が安定位置にあるときに、レー
ル本体2のヘッド部2aの側方に突出するように形成さ
れている。したがって、レール1のヘッド部2aに邪魔
されず、クリップ10の回動中心から遠く離れた位置に
存在する延長端部15をハンマー等で叩くことができる
ので、労力を軽減しつつ大きな回動トルクを得ることが
できる。
上記構成を有するレール止めクリップ10は、穴係合部
11と、上下一対のアーム部1.2,1.3と、ストッ
パ部14と、延長端部15との連続−体形状であって、
棒状体の屈曲加工により簡単に製造することができるの
で、安価に提供することができる。また、レール止めク
リップを使用するためには、支持体5に穴6,7を形成
すればよく、他の特殊な固定部品を必要としないので、
全体として安価なレール固定構造を実現することができ
る。
上記実施例においては、支持体5に形成される穴6,7
は円形穴とされているが、クリップ10の挿入を容易に
するために、穴6,7は、第6図fa、)、 fb)に
示すように、楕円形または長円形のものとしてもよい。
更に、支持体5に形成される穴6.7は、第7図に示す
ように、支持体5の側辺に開口する略り字形の溝穴の形
態であってもよい。このような溝穴6.7を用いた場合
、下アーム部13の長さ等の制約を受けることなく、ク
リップ10の穴係合部11を容易に穴6.7内の所定位
置に係合さぜることかできるようになる。
また、レール1を支持する支持体5は断面■]形のもの
に限られず、例えば、第8図(al、 [b)に示すよ
うに、断面コ字形の支持体5を用いることができる。
なお、第7図及び第8図の実施例に用いられているレー
ル止めクリップ10の構成は第1図ないし第5図に示す
実施例のものと同一である。
第9図及び第10図は本発明によるレール止めクリップ
の第2実施例を示したものである。これらの図において
、上記第1実施例と同一の構成要素には同一の参照符号
が何されている。
この実施例においても、レール止めクリップ10は、穴
係合部11と上下一対のアーム部12゜13とストッパ
部14とを連続一体に屈曲形成したものとなっているが
、この実施例では、支持体5の穴6,7に挿入係合され
る穴係合部11の下端に下アーム部13が屈曲形成され
、この下アーム部13は略U字状に折り返されており、
上アーム部12は下アーム部13の折返し先端部から屈
曲形成されている。上アーム部12の先端にストッパ部
14が屈曲形成され、更に、ストッパ部14の先端に延
長端部15が屈曲形成されている点は上記第1実施例と
同様である。
この第2実施例においては、クリップ10の穴係合部1
1が下方から穴6に挿入された後、クリップ10がレー
ル1のフランジ部3の側方からレール1に向けて回動さ
れる。上アーム部12の先端が穴係合部11の中心を通
る基準線Xを越えた位置でストッパ部14がレール本体
2の側面に当接する点は上記第1実施例と同様である。
したがって、この第2実施例においても、上記第1実施
例と同様の作用効果が得られる。なお、斯かる構成のレ
ール止めクリップ10をレール1の内方側の穴7に取り
付けるためには、支持体5の側辺部には、回動時のクリ
ップ10との干渉を防止するための凹所5aを形成する
必要がある。
以上、図示実施例につき詳細に説明したが、本発明は上
記実施例の態様のみに限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載した発明の範囲内において、各構成要素
の形状、接続形態等に変更を加えることができる。また
、レールを固定するためのレール止めクリップの配置や
個数等及び支持体の形状等は必要に応じて選定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るレール止めクリップ
で支持体上のレールを固定した状態を示す部分断面平面
図、 第2図は第1図に示すクリップの斜視図、第3図は第1
図に示すクリップがレールから離脱している状態を示す
部分断面平面図、第4図(al、 (b)はそれぞれ第
1図に示すクリップの固定前及び固定時の状態を示す部
分断面端面図、第5図は第1図に示すクリップが固定位
置にあるときの側面図、 第6図(at、 ib)はそれぞれ本発明によるクリッ
プを挿入する穴の形状の変形例を示す線図、第7図は本
発明によるクリップを挿入する穴の形状の更に別の変形
例を示す部分断面平面図、第8図(al、 (b)はそ
れぞれ断面コ字状の支持体を用いたときの本発明による
クリップ使用例を示す平面図及び側面図、 第9図は本発明の第2実施例に係るレール止めクリップ
を使用したレール及び支持体の部分断面端面図、 第10図は第9図に示すクリップを使用したレール及び
支持体の部分断面平面図である。 図において、1はレール、2はレール本体、3はフラン
ジ部、5は支持体、6,7は穴、10はレール止めクリ
ップ、11は穴係合部、12は上アーム部、13は下ア
ーム部、13aはテーパ部、14はストッパ部、15は
延長端部、Xは基準線をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上面がレール本体の側方に向かって下傾したフラン
    ジ部を有するレールを支持体上に固定するための屈曲棒
    状のレール止めクリップであって、上記フランジ部の近
    傍で支持体に貫通形成された穴に挿通係合可能な穴係合
    部と、 上記穴係合部と一体に形成され、且つ、穴に係合された
    上記穴係合部を中心としてレールの側方からレール側に
    向けて回動されることにより、上記フランジ部及び支持
    体を上下方向に締付け挟持する上下一対のアーム部と、 上アーム部の先端より屈曲形成され、且つ、上アーム部
    の先端が穴係合部の中心を通り且つレールの長さ方向に
    直角な線を越える位置まで回動されたときに該線の手前
    側でレール本体の側面に当接するストッパ部と、 を備えてなるレール止めクリップ。 2、穴係合部を介して上アーム部と下アーム部とが略U
    字状に連続形成されている、請求項1に記載のクリップ
    。 3、下アーム部の先端がテーパ状に細く形成されている
    、請求項1または2に記載のクリップ。 4、ストッパ部の先端には、クリップがレール固定位置
    にあるときにレール本体のヘッド部よりも外方に突出す
    るように延びる延長端部が屈曲形成されている、請求項
    1に記載のクリップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10519608B2 (en) 2016-08-12 2019-12-31 Pandrol Limited Method and apparatus for installing a rail on a tie in a railroad system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55129501A (en) * 1979-03-26 1980-10-07 Hoesch Werke Ag Apparatus for elastically fixing rail

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