JP2539555Y2 - ヘアピンにおける装飾体取付板の着脱構造 - Google Patents

ヘアピンにおける装飾体取付板の着脱構造

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JP2539555Y2
JP2539555Y2 JP4042892U JP4042892U JP2539555Y2 JP 2539555 Y2 JP2539555 Y2 JP 2539555Y2 JP 4042892 U JP4042892 U JP 4042892U JP 4042892 U JP4042892 U JP 4042892U JP 2539555 Y2 JP2539555 Y2 JP 2539555Y2
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JP
Japan
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mounting plate
decorative body
long hole
body mounting
locking legs
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達也 斉藤
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は装飾体取付板を有する
ヘアピンにおいて、その取付板の着脱構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘアピンとしては、例え
ば実開昭62−184801号公報に示すものがある。
このヘアピンにおいては、図5に示すように、挾持板2
に長孔5が形成され、この長孔5に着脱可能な装飾体取
付板4を有している。この装飾体取付板4は掛止部6と
その両側の係止脚部7とからなる。この両係止脚部7間
の最大幅W4は長孔5の最大幅W5よりも大きくなって
いる。また、この取付板4の最大長さLも長孔5の最大
幅W5よりも大きくなっている。
【0003】この装飾体取付板4を長孔5に取着する場
合には、図5(a)(b)に示すように、まず取付板4
の両係止脚部7を長孔5に向け、両係止脚部7の幅方向
を長孔5の幅方向に沿わせる。次に、図5(c)に示す
ように、両係止脚部7をその弾性に抗して互いに接近さ
せる。そして、図5(d)に示すように、この両係止脚
部7を長孔5に挿入する。その後、両係止脚部7に対す
る押圧を解除すると、図5(e)に示すように、両係止
脚部7がその弾性により互いに押し広げられ、長孔5の
両側縁に係止される。なお、以上述べた手順とは逆の手
順により装飾体取付板4を長孔5から離脱させることが
できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、装飾体取付
板4を長孔5に対し着脱する際、両係止脚部7をその弾
性に抗して押し縮め、その状態のままで長孔5に対し挿
脱しなければならないので、その着脱操作が大変面倒で
あった。
【0005】本考案はこのような着脱操作を容易するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本考案に係るヘアピン1においては、第一
挾持板2の一端側から第二挾持板3が延設されてこの両
挾持板2,3が互いに圧接または離間可能になってい
る。前記第一挾持板2に長孔5が形成されている。装飾
体取付板4は両係止脚部7を有し、この両係止脚部7で
長孔5に着脱可能に係入されるようになっている。前記
長孔5が延びる方向に対し直交する方向に沿う長孔5の
幅のうち最大幅をW5、前記装飾体取付板4の両係止脚
部7がその弾性より撓む方向に沿う両係止脚部7間の最
大幅をW4、この幅方向に対し直交する方向に沿う装飾
体取付板4の最大長さをLとした場合、前記最大幅W4
が前記最大幅W5よりも大きくなっている。
【0007】特に、本考案では前記最大長さLを前記最
大幅W5よりも小さくした点で、従来技術のものと比較
して改良されている。
【0008】
【作用】装飾体取付板4を長孔5に取着する場合には、
図3(a)に示すように、まず両係止脚部7を長孔5に
向け、取付板4の長さ方向を長孔5の幅方向に沿わせ
る。次に、図3(b)に示すように、その状態のままで
両係止脚部7を長孔5に挿入する。そして、図3(c)
に示すように、この取付板4を90度回転させ、両係止
脚部7を長孔5の両側縁に対し係止させる。一方、以上
の手順とは逆の手順により装飾体取付板4を長孔5から
離脱させる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例にかかるヘアピンを
図1〜図4を参照して説明する。ヘアピン1は第一の挾
持板2と第二の挾持板3と装飾体取付板4とからなる。
第一の挾持板2にはその長手方向に沿って長孔5が形成
されている。第二の挾持板3は第一の挾持板2と一体成
形され、長孔5の一端側から同長孔5に沿って延設され
ている。第一の挾持板2はその弾性により挾持状態(図
1参照)と被挾持状態(図2参照)とに反らせることが
でき、両挾持板2,3は挾持状態で互いに圧接されると
ともに、被挾持状態で互いに離間する。前記長孔5にお
いてはその長孔5が延びる方向に対し直交する方向の幅
のうち、基端側で最大幅W5を有しその幅は先端側に向
かうに従い次第に狭くなっている。
【0010】前記装飾体取付板4はU状に屈曲された掛
止部6と、この掛止部6の両側で折曲された係止脚部7
とからなる。この両係止脚部7がその弾性により撓む方
向に沿って最も広がった状態でそれらの間の最大幅W4
は前記長孔5の最大幅W5よりも大きくなっている。こ
の両係止脚部7間の幅方向に対し直交する長さ方向に沿
う取付板4の最大長さLは長孔5の最大幅Wよりも若干
小さくなっている。
【0011】この装飾体取付板4を長孔5に取着する場
合には、図3(a)に示すように、取付板4の両係止脚
部7を長孔5の基端部に向け、取付板4の長さ方向を長
孔5の幅方向に沿わせる。次に、図3(b)に示すよう
に、取付板4の両係止脚部7が最も広がった状態で、こ
の両係止脚部7を長孔5に挿入する。そして、図3
(c)及び図4に示すように、取付板4を90度回転さ
せ、取付板4の幅方向を長孔5の幅方向に沿わせる。従
って、両係止脚部7が長孔5の両側縁に係止されて、取
付板4が長孔5から抜けない。この取着状態で、取付板
4を長孔5に沿ってその先端側へある程度移動させるこ
とができる。図1に示すように、この取付板4の掛止部
6にはリボン等の装飾体8を結ぶことができる。一方、
以上述べた手順とは逆の手順により、取付板4を長孔5
から離脱させることができる。
【0012】以上述べたように、装飾体取付板4を長孔
5に着脱する場合、取付板4の両係止脚部7をその弾性
に抗して互いに狭める必要がなくなり、その着脱が大変
行い易くなる。
【0013】
【考案の効果】本考案に係るヘアピン1によれば、挾持
板2の長孔5に対し装飾体取付板4を着脱し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るヘアピンにおいて両挾持板を互
いに圧接させるとともに、挾持板上の取付板に装飾体を
取着した状態を示す斜視図である。
【図2】本実施例に係るヘアピンにおいて両挾持板を互
いに離間させるとともに、挟持板の長孔から装飾体取付
板を分離した状態を示す斜視図である。
【図3】挾持板の長孔に対し装飾体取付板を取着する手
順を示す作用説明図である。
【図4】本実施例に係るヘアピンにおいて両挾持板を互
いに離間させるとともに、挟持板の長孔に装飾体取付板
を取着した状態を示す斜視図である。
【図5】従来のヘアピンにおいて挟持板の長孔に装飾体
取付板を取着する手順を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 ヘアピン、2 第一の挾持板、3 第二の挾持板、
4 装飾体取付板、5長孔、6 掛止部、7 係止脚
部、8 装飾体、W5 長孔最大幅、W4 取付板最大
幅、L 取付板最大長さ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一挾持板(2)の一端側から第二挾持
    板(3)を延設してこの両挟持板(2,3)を互いに圧
    接または離間可能とし、 前記第一挾持板(2)に長孔(5)を形成し、両係止脚
    部(7)を有する装飾体取付板(4)をこの両係止脚部
    (7)で長孔(5)に着脱可能に係入したヘアピンにお
    いて、 前記長孔(5)が延びる方向に対し直交する方向に沿う
    長孔(5)の幅のうち最大幅を(W5)、前記両係止脚
    部(7)がその弾性により撓む方向に沿う両係止脚部
    (7)間の最大幅を(W4)、この幅方向に対し直交す
    る方向に沿う装飾体取付板(4)の最大長さを(L)と
    した場合、前記両係止脚部(7)間の最大幅(W4)を
    前記長孔(5)の最大幅(W5)よりも大きくするとと
    もに、前記取付板(4)の最大長さ(L)を前記長孔
    (5)の最大幅(W5)よりも小さくしたことを特徴と
    するヘアピンにおける装飾体取付板の着脱構造。
JP4042892U 1992-06-12 1992-06-12 ヘアピンにおける装飾体取付板の着脱構造 Expired - Lifetime JP2539555Y2 (ja)

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JPH06301U JPH06301U (ja) 1994-01-11
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