JPH0225539A - 成形用アルミニウム合金硬質板およびその製造方法 - Google Patents
成形用アルミニウム合金硬質板およびその製造方法Info
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- JPH0225539A JPH0225539A JP17418088A JP17418088A JPH0225539A JP H0225539 A JPH0225539 A JP H0225539A JP 17418088 A JP17418088 A JP 17418088A JP 17418088 A JP17418088 A JP 17418088A JP H0225539 A JPH0225539 A JP H0225539A
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は主としてアルミニウム&ffi用材料として
使用される絞り成形もしくは再絞り成形用のアルミニウ
ム合金fIII賀板およびその製造方法に関し、より詳
しくは塗装焼付は後の強度に優れ、しかも絞り成形性、
再絞り成形性にゆれた成形用アルミニウム合金硬質板お
よびその製造方法に関するものである。
使用される絞り成形もしくは再絞り成形用のアルミニウ
ム合金fIII賀板およびその製造方法に関し、より詳
しくは塗装焼付は後の強度に優れ、しかも絞り成形性、
再絞り成形性にゆれた成形用アルミニウム合金硬質板お
よびその製造方法に関するものである。
従来の技術
絞り成形や再絞り成形を施して得られる食缶の材料とし
ては、最近ではスチールやブリキに代えてアルミニウム
合金を使用することが多くなっている。アルミニウム合
金は、食缶として使用した場合に、無味無臭無害で内容
物の味を損なわず、また軽量となる等の利点を有してい
る。
ては、最近ではスチールやブリキに代えてアルミニウム
合金を使用することが多くなっている。アルミニウム合
金は、食缶として使用した場合に、無味無臭無害で内容
物の味を損なわず、また軽量となる等の利点を有してい
る。
ところで従来の食九等に使用される絞り成形もしくは再
絞り成形用のアルミニウム合金としては、主としてAl
−2,5%M9基合金であるJIS 5052合金H合
金材が用いられている。
絞り成形用のアルミニウム合金としては、主としてAl
−2,5%M9基合金であるJIS 5052合金H合
金材が用いられている。
発明が解決すべき問題点
従来の絞り成形用もしくは再絞り成形用のアルミニウム
系材料である月85052合金838材は、スチールや
ブリキと比較すれば強度が充分ではなく、そのため強度
を補うべく肉厚を厚くする必要があり、したがって高コ
スト化を沼いてしまう。特に食缶の場合は一般に塗装焼
付は処理を行なう必要があり、前述の従来材では塗装焼
付は後の強度が低くなって一層の厚肉化が必要となって
いるのが現状である。そこでアルミニウム系の絞り成形
もしくは再絞り成形用の材料としては、塗装焼付は後の
強度が高く、しかも絞り成形性、再絞り成形性の優れた
材料の開発が強く望まれている。
系材料である月85052合金838材は、スチールや
ブリキと比較すれば強度が充分ではなく、そのため強度
を補うべく肉厚を厚くする必要があり、したがって高コ
スト化を沼いてしまう。特に食缶の場合は一般に塗装焼
付は処理を行なう必要があり、前述の従来材では塗装焼
付は後の強度が低くなって一層の厚肉化が必要となって
いるのが現状である。そこでアルミニウム系の絞り成形
もしくは再絞り成形用の材料としては、塗装焼付は後の
強度が高く、しかも絞り成形性、再絞り成形性の優れた
材料の開発が強く望まれている。
この発明は以上の事情を背端としてなされたもので、従
来用いられていたJIS 5052合金H合金材よりも
塗装焼付は後の強度が高くかつ絞り成形性、再絞り成形
性に優れた成形用アルミニウム合金硬質板を提供するこ
とを目的とするしの′c′ある。
来用いられていたJIS 5052合金H合金材よりも
塗装焼付は後の強度が高くかつ絞り成形性、再絞り成形
性に優れた成形用アルミニウム合金硬質板を提供するこ
とを目的とするしの′c′ある。
問題点を解決するための手段
本発明@等は前述の目的@達成覆るべく鋭意実験検討を
委ねた結果、合金の成分組成を適切な範囲内にl!l!
するとともに、圧延板の状態において比抵抗値を指標と
して表わされる合金元素の固溶状態を適切に制御するこ
とにより、塗装焼付は後の強度と絞り成形性、再絞り成
形性とがともに優れた成形用アルミニウム合金硬質板が
得られることを児出し、この発明をなすに至った。また
合金の製造過程において、鋳造時における冷却速度を速
めるとともに中間熱処理を急速昇温、急速冷Wとするこ
とにj;って、前述のような固溶状態を有するアルミニ
ウム合金硬賀板が得られること、したがって塗装焼付は
侵の強度と絞り成形性、再絞り成形性とがともに優れた
成形用アルミニウム合金硬質板が得られることを見出し
、この発明をな1に至った。
委ねた結果、合金の成分組成を適切な範囲内にl!l!
するとともに、圧延板の状態において比抵抗値を指標と
して表わされる合金元素の固溶状態を適切に制御するこ
とにより、塗装焼付は後の強度と絞り成形性、再絞り成
形性とがともに優れた成形用アルミニウム合金硬質板が
得られることを児出し、この発明をなすに至った。また
合金の製造過程において、鋳造時における冷却速度を速
めるとともに中間熱処理を急速昇温、急速冷Wとするこ
とにj;って、前述のような固溶状態を有するアルミニ
ウム合金硬賀板が得られること、したがって塗装焼付は
侵の強度と絞り成形性、再絞り成形性とがともに優れた
成形用アルミニウム合金硬質板が得られることを見出し
、この発明をな1に至った。
したがって請求項1の発明の成形用アルミニウム合金硬
質板は、Mg0.1〜2.0%、Mn0.f〜2.5%
、 Fe 0.1〜2.5%を含有し、残部がAt’お
よび不可避的不純物よりなり、しかも20℃における比
抵抗値が4.5μΩ1以上であることを特徴とするもの
である。
質板は、Mg0.1〜2.0%、Mn0.f〜2.5%
、 Fe 0.1〜2.5%を含有し、残部がAt’お
よび不可避的不純物よりなり、しかも20℃における比
抵抗値が4.5μΩ1以上であることを特徴とするもの
である。
また請求項2の発明の成形用アルミニウム合金硬質板は
、(重量!4Q 0.T 〜2.0%、 Mn 0.t
〜2.5%。
、(重量!4Q 0.T 〜2.0%、 Mn 0.t
〜2.5%。
1”e Q、1〜2.5%を含有し、かつCu0.05
〜1.0%、 Z n 0.1〜i、0%の1梯または
2伸を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりな
り、しかも20℃における比抵FL値が4.5μΩcm
以上であることを特徴とするものである。
〜1.0%、 Z n 0.1〜i、0%の1梯または
2伸を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりな
り、しかも20℃における比抵FL値が4.5μΩcm
以上であることを特徴とするものである。
さらに請求項3の発明の成形用アルミニウム合金硬質板
の製造方法は、M(J 0.1〜2.0%+Mn0.1
〜2.5%、 Fe 0.i 〜2.5%を含有し、残
部が八2および不可避的不純物よりなる合金を、50℃
/露以上の冷汗速度で連続鋳造して板厚3〜15市の連
続鋳造板とし、次いで、その連aM造仮に1次席間圧延
を施した後、500〜620℃の範囲内の温度に10℃
/Sa:以上の加熱速度で袢濡し直ちにもしくはその温
度で120%以下の保持を行なった1焚10℃/露以上
の冷却速度で冷却する中間熱処理と、それに続く2次席
間圧延とを1回または2回以上行ない、I&終の2次席
間圧延の圧延率を30%以上として、20℃での比抵抗
値が4.5μΩc(重量以上の圧延硬質板を得ることを
特徴とするものである。
の製造方法は、M(J 0.1〜2.0%+Mn0.1
〜2.5%、 Fe 0.i 〜2.5%を含有し、残
部が八2および不可避的不純物よりなる合金を、50℃
/露以上の冷汗速度で連続鋳造して板厚3〜15市の連
続鋳造板とし、次いで、その連aM造仮に1次席間圧延
を施した後、500〜620℃の範囲内の温度に10℃
/Sa:以上の加熱速度で袢濡し直ちにもしくはその温
度で120%以下の保持を行なった1焚10℃/露以上
の冷却速度で冷却する中間熱処理と、それに続く2次席
間圧延とを1回または2回以上行ない、I&終の2次席
間圧延の圧延率を30%以上として、20℃での比抵抗
値が4.5μΩc(重量以上の圧延硬質板を得ることを
特徴とするものである。
そしてまt=m求項4の発明の成形用アルミニウム合金
硬質板の製造方法は、Mqo、1〜2.0%。
硬質板の製造方法は、Mqo、1〜2.0%。
M n 0.1〜2.5%、 l” e 0.t 〜2
.5%を含有し、かツQu 0.05〜1.0%、 z
n 0.1〜1.0%の1種または2@を含有し、残部
がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を、50℃/
SeC以上の冷却速度で連f1鋳造して板厚3〜15顯
の連続鋳造板とし、次いでその連続鋳造板に1次席間圧
延を施した後、500〜620℃の範囲内の温度に10
℃/sec以上の加熱速度で昇温し直ちにもしくはその
温度で120SeC以下の保持を行なった後10℃/5
ecJX上の冷却速度で冷f!Jする中間熱処理と、そ
れに続く2次席間圧延とを1回または2回以上行ない、
最終の2次席間圧延の圧延率を20%以上として、20
℃での比抵抗値が4.5μΩcm以上の圧延硬質板を得
ることを特徴と1−るものである。
.5%を含有し、かツQu 0.05〜1.0%、 z
n 0.1〜1.0%の1種または2@を含有し、残部
がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を、50℃/
SeC以上の冷却速度で連f1鋳造して板厚3〜15顯
の連続鋳造板とし、次いでその連続鋳造板に1次席間圧
延を施した後、500〜620℃の範囲内の温度に10
℃/sec以上の加熱速度で昇温し直ちにもしくはその
温度で120SeC以下の保持を行なった後10℃/5
ecJX上の冷却速度で冷f!Jする中間熱処理と、そ
れに続く2次席間圧延とを1回または2回以上行ない、
最終の2次席間圧延の圧延率を20%以上として、20
℃での比抵抗値が4.5μΩcm以上の圧延硬質板を得
ることを特徴と1−るものである。
作 用
本願各発明の成形用アルミニウム合金硬翼板における合
金元素は、主としてアルミニウム材料の強度を^めると
ともに、塗装焼付は時における軟化を抑制するために添
加されるものであり、まず請求項1の発明の成形用アル
ミニウム合金硬質板における成分限定理由を説明する。
金元素は、主としてアルミニウム材料の強度を^めると
ともに、塗装焼付は時における軟化を抑制するために添
加されるものであり、まず請求項1の発明の成形用アル
ミニウム合金硬質板における成分限定理由を説明する。
Mg:
Mgはアルミニウムマトリックス中に固溶し、加工硬化
特性を向上させるに有効な添加元素である。但し、この
発明の方法の場合は鋳造時の冷却速度を速めて、強制的
に他の成分、特にFeを固溶させているため、加工硬化
に対しては相乗的にそれぞれの元素が効いてくるから、
通常のDC鋳造の場合のように4%も添加する必要はな
い。ここで、M9添加量が0.1%未満では90%以上
の冷間圧延を行なっても塗装焼付は後に従来材である5
052合金H合金材と同程度の強度も得られず1、また
絞り成形、再絞り成形用材料として重要な方向性も45
°耳が極めて強くなるため好ましくない。
特性を向上させるに有効な添加元素である。但し、この
発明の方法の場合は鋳造時の冷却速度を速めて、強制的
に他の成分、特にFeを固溶させているため、加工硬化
に対しては相乗的にそれぞれの元素が効いてくるから、
通常のDC鋳造の場合のように4%も添加する必要はな
い。ここで、M9添加量が0.1%未満では90%以上
の冷間圧延を行なっても塗装焼付は後に従来材である5
052合金H合金材と同程度の強度も得られず1、また
絞り成形、再絞り成形用材料として重要な方向性も45
°耳が極めて強くなるため好ましくない。
方MQ添加吊が2.0%を越えれば冷間圧延性が低下し
て、冷間圧延中に耳割れが発生し易くなり、歩留りが低
下するとともに操業上も問題が生じ易くなる。したがっ
てMg添加吊は0.1〜2.0%の範囲内とした。
て、冷間圧延中に耳割れが発生し易くなり、歩留りが低
下するとともに操業上も問題が生じ易くなる。したがっ
てMg添加吊は0.1〜2.0%の範囲内とした。
Mn:
Mnは強度向上に寄与するとともにIv!R焼付は詩の
強度低下を抑制するのに有効な元素である。
強度低下を抑制するのに有効な元素である。
またこの発明で用途としている再絞り用成形材では、カ
ップリューダースもしくはカゴメ模様と称されている剪
断模様が成形時に発生すれば、カッ、’I、IJれや塗
膜剥離の原因となるから、このようなカップリューダー
スの発生は抑制しなければならないが、M「1の添加は
カップリューダースの抑制にし有効である。但しMOの
添加量が0.1%未満ではこの効果が得られず、一方2
.5%を越えれば冷間圧延性が極端に低下するとともに
鋳造性も極めて悪くなるから、Mnの添加量は0.1〜
2.5%の範囲内とした。
ップリューダースもしくはカゴメ模様と称されている剪
断模様が成形時に発生すれば、カッ、’I、IJれや塗
膜剥離の原因となるから、このようなカップリューダー
スの発生は抑制しなければならないが、M「1の添加は
カップリューダースの抑制にし有効である。但しMOの
添加量が0.1%未満ではこの効果が得られず、一方2
.5%を越えれば冷間圧延性が極端に低下するとともに
鋳造性も極めて悪くなるから、Mnの添加量は0.1〜
2.5%の範囲内とした。
「e:
FeはMnと同様に強制的に固溶させ、加工硬化性と耐
焼付は軟化性を向上させて、塗装焼付は後の高強度を得
るに極めて有効な元素である。なお「eの添加は、Mn
の固溶量を著しく減少させはするが、Mnの固溶量の減
少は、逆に微細な析出物が生じることを意味するから、
加工硬化や焼付軟化抑制についても有効である。Feの
添加量が0.1%未満ではその効果が得られず、一方2
.5%を越えてFe@添加すれば、析出物が粗大化して
かえって塗8焼付は時に軟化してしまうことがある。し
たがって[eの添加量は0.1〜2.5%の範囲内とし
た。なおFeの添加量はこの範囲内でも符に1.3〜2
.0%の範囲内が好ましい。
焼付は軟化性を向上させて、塗装焼付は後の高強度を得
るに極めて有効な元素である。なお「eの添加は、Mn
の固溶量を著しく減少させはするが、Mnの固溶量の減
少は、逆に微細な析出物が生じることを意味するから、
加工硬化や焼付軟化抑制についても有効である。Feの
添加量が0.1%未満ではその効果が得られず、一方2
.5%を越えてFe@添加すれば、析出物が粗大化して
かえって塗8焼付は時に軟化してしまうことがある。し
たがって[eの添加量は0.1〜2.5%の範囲内とし
た。なおFeの添加量はこの範囲内でも符に1.3〜2
.0%の範囲内が好ましい。
以上のように請求項1の発明の成形用アルミニウム合金
硬質仮においては、必須合金成分としてMg、Mn、F
eを添加し、Mgの固溶による加1硬化と、遷移元素で
あるFe、Mnの強制固溶による加工硬化と塗装焼付は
時の軟化抑制を図り、さらに成形時のカップリューダー
ス発生抑1hllや冷間圧延性を考慮している。
硬質仮においては、必須合金成分としてMg、Mn、F
eを添加し、Mgの固溶による加1硬化と、遷移元素で
あるFe、Mnの強制固溶による加工硬化と塗装焼付は
時の軟化抑制を図り、さらに成形時のカップリューダー
ス発生抑1hllや冷間圧延性を考慮している。
さらに請求項2の発明の成形用アルミニウム合金硬質板
では、上述のMg、 Mn、 Feのほか、Cuおよび
/またはznを添加して、MQ、Mn。
では、上述のMg、 Mn、 Feのほか、Cuおよび
/またはznを添加して、MQ、Mn。
FeによるffI述の効果のほか、さらに塗装焼付は処
理時の時効硬化による塗装焼付は漫の強度向上を図って
いる。次に請求項2の発明の成形用アルミニウム合金硬
賞板におけるCu、lnの添加量限定理由を説明する。
理時の時効硬化による塗装焼付は漫の強度向上を図って
いる。次に請求項2の発明の成形用アルミニウム合金硬
賞板におけるCu、lnの添加量限定理由を説明する。
Cu:
Quは前述のように塗装焼付けffi理時において時効
硬化を図り、これによる塗装焼付は後の板の強度向上を
図るに有効である。この効果は、Al−Cu−Mq系析
出物の析出過程で生じる。この効果を得るためには、少
なくとも0.05%以上のCuの添加が必要である。一
方Cuを1.0%以上添加した場合、時効効果は容易に
青られるものの、冷間圧延中に加工硬化しやずくなり、
加工性を損なう。したがってCu@添加する場合のQu
添加Φは0.05〜1.0%の範囲内とした。
硬化を図り、これによる塗装焼付は後の板の強度向上を
図るに有効である。この効果は、Al−Cu−Mq系析
出物の析出過程で生じる。この効果を得るためには、少
なくとも0.05%以上のCuの添加が必要である。一
方Cuを1.0%以上添加した場合、時効効果は容易に
青られるものの、冷間圧延中に加工硬化しやずくなり、
加工性を損なう。したがってCu@添加する場合のQu
添加Φは0.05〜1.0%の範囲内とした。
zn:
znもMg、CLJとの相互作用によって時効硬化が期
待できることは良く知られており、この発明においても
lnの添加は塗装焼付は処理時における時効硬化による
塗装焼付は後の板の強度向上を図っているa Z nが
0.1%未満ではその効果が得られず、一方1.0%を
越えてlnを添加すれば強度は向上するものの、加工硬
化性が強くなって絞り成形性、再絞り成形性が極端に損
なわれる。
待できることは良く知られており、この発明においても
lnの添加は塗装焼付は処理時における時効硬化による
塗装焼付は後の板の強度向上を図っているa Z nが
0.1%未満ではその効果が得られず、一方1.0%を
越えてlnを添加すれば強度は向上するものの、加工硬
化性が強くなって絞り成形性、再絞り成形性が極端に損
なわれる。
したがってznを添加する場合のzn添加量は0.1〜
1.0%の範囲内とした。
1.0%の範囲内とした。
以上の各成分の残部は、本願のいずれの発明においても
Alおよび不可避的不純物とすれば良い。
Alおよび不可避的不純物とすれば良い。
なお通常のアルミニウム合金においては、鋳塊の結晶粒
微細化のためにTi、あるいはTiおよび8を微m添加
することがあり、この発明の成形用アルミニウム合金硬
質板においても、微量のTi、もしくはT:およびBを
含有していても良い。但し、Tiを添加する場合、その
添加lが0.01%未満ではTi添加の効果が得られず
、0.50%を越えれば初晶TiAl3が晶出して成形
性を害するから、Tiは0.01〜0.50%の範囲内
とすることが好ましい。また下1とともに8を添加する
場合、Bの添加量が1ppH未満ではB添加の効果がな
く、一方(重量000ppを越えれば、TiB2の粗大
粒子が混入して成形性を害するから、Bは1pp(重量
〜1000ppraの範囲内とt ルコトtfi O?
ましい。
微細化のためにTi、あるいはTiおよび8を微m添加
することがあり、この発明の成形用アルミニウム合金硬
質板においても、微量のTi、もしくはT:およびBを
含有していても良い。但し、Tiを添加する場合、その
添加lが0.01%未満ではTi添加の効果が得られず
、0.50%を越えれば初晶TiAl3が晶出して成形
性を害するから、Tiは0.01〜0.50%の範囲内
とすることが好ましい。また下1とともに8を添加する
場合、Bの添加量が1ppH未満ではB添加の効果がな
く、一方(重量000ppを越えれば、TiB2の粗大
粒子が混入して成形性を害するから、Bは1pp(重量
〜1000ppraの範囲内とt ルコトtfi O?
ましい。
さらに本願各発明の成形用アルミニウム合金硬質仮にお
いでは、前述のような各合金丸木を含有するほか、R終
圧延板の状態において20℃〈室温)で測定した比抵抗
値が4.5μΩa以上でなければならない。金属材料に
おける比抵抗値は固溶量に対応するが、本願各発明にお
いて固溶元素による耐焼付は軟化特性および時効硬化性
を有効にI能させるためには、固溶量の指標となる比抵
抗値<P、20℃)が4.5μΩ1である必要がある。
いでは、前述のような各合金丸木を含有するほか、R終
圧延板の状態において20℃〈室温)で測定した比抵抗
値が4.5μΩa以上でなければならない。金属材料に
おける比抵抗値は固溶量に対応するが、本願各発明にお
いて固溶元素による耐焼付は軟化特性および時効硬化性
を有効にI能させるためには、固溶量の指標となる比抵
抗値<P、20℃)が4.5μΩ1である必要がある。
20’G:での比抵抗値が4.5μΩ1未満では塗装焼
付は後に充分な強度を得ることができない。
付は後に充分な強度を得ることができない。
次に前述のような成形用アルミニウム合金硬賞板を製造
する方法、すなわち請求項3、請求項4の発明の方法つ
いて説明する。
する方法、すなわち請求項3、請求項4の発明の方法つ
いて説明する。
先ず前述のような成分(重量成を有する合金の溶湧を常
法にしたがって溶製し、薄板連続鋳造法(N続鋳造圧延
法)等のMa鋳造法によって板厚3〜15、の板に連続
鋳造し、コイル状に巻取る。この連続鋳造時における冷
却速度は50℃/Se’e以上の通り冷W速度とする必
要がある。本来、還移金属であるFe、Mnは、アルミ
ニウムに対し固溶しにクク、鋳造時の冷が速度が低い場
合には大半が晶出してしまうから、既に述べたようなF
e、Mnの強制固溶による効果を図るためには、50℃
/E以上の冷却速度が必要どなるのである。筒部時の冷
FA速度が50℃15a:未満では、固溶量が不足ケる
ため塗装焼付は後の根の充分な強度向上が図れない。な
おl”eは、50℃/Sに以上の冷W速度としてもある
程度は品出あるいは析出してしまう。しかしながら、こ
の発明の成分組成R囲内であれば、50℃/sec以上
の速い冷却速度では晶出物や析出物は極めて微細なもの
となり、強度やカップリューダース抑制の点からは有利
に作用する。
法にしたがって溶製し、薄板連続鋳造法(N続鋳造圧延
法)等のMa鋳造法によって板厚3〜15、の板に連続
鋳造し、コイル状に巻取る。この連続鋳造時における冷
却速度は50℃/Se’e以上の通り冷W速度とする必
要がある。本来、還移金属であるFe、Mnは、アルミ
ニウムに対し固溶しにクク、鋳造時の冷が速度が低い場
合には大半が晶出してしまうから、既に述べたようなF
e、Mnの強制固溶による効果を図るためには、50℃
/E以上の冷却速度が必要どなるのである。筒部時の冷
FA速度が50℃15a:未満では、固溶量が不足ケる
ため塗装焼付は後の根の充分な強度向上が図れない。な
おl”eは、50℃/Sに以上の冷W速度としてもある
程度は品出あるいは析出してしまう。しかしながら、こ
の発明の成分組成R囲内であれば、50℃/sec以上
の速い冷却速度では晶出物や析出物は極めて微細なもの
となり、強度やカップリューダース抑制の点からは有利
に作用する。
上述のようにして青られた連続鋳造板は、引続いて、1
回または2回以上の中間熱51!L埋(中間焼鈍)を挟
んで冷間圧延を行なう。すなわち、1次席間圧延によっ
て中間板厚とした後、中間熱処理を行ない、さらに最終
冷間圧延として2次席間圧延を行なって製品板厚に仕上
げるか、あるいは1次席間圧延の後、中間熱処理と2次
席間圧延とを繰返し、最終の2次席間圧延によって製品
板厚に仕上げる。この過程における中間熱処理は、固溶
したQu、Zn、M(Jによる時効効果や遷移金属Fe
、Mnによる耐焼付は軟化性の効果を損なうことなく圧
延性を改善し、かつまた方向性および絞り成形性、再絞
り成形性の改善を図ることを目的どするものである。こ
の中間熱処理においては、加熱中り稈温中)および冷部
中に析出が生じないように、加熱速度および冷却速度は
いずれも10℃/気以上が必要であり、また完全に再結
晶した均一なl1lllJiを腎るためには500℃以
上の到達温度が必要となるが、620℃を越えれば共晶
訂融が発生して操業中に板切れを発生する危険があるか
ら、到達温度は500〜620℃の範囲内とした。この
500〜620℃の範囲内の温度での保持は極力短かい
方が析出が少ないので好ましいが、120saciX下
であれば許容される。このような10℃/sec以上の
急速加熱、急速冷却でしかも保持なしもしくは1205
BC以下の短時間保持の中間熱処理は、連続焼鈍炉を用
いることによって達成できる。
回または2回以上の中間熱51!L埋(中間焼鈍)を挟
んで冷間圧延を行なう。すなわち、1次席間圧延によっ
て中間板厚とした後、中間熱処理を行ない、さらに最終
冷間圧延として2次席間圧延を行なって製品板厚に仕上
げるか、あるいは1次席間圧延の後、中間熱処理と2次
席間圧延とを繰返し、最終の2次席間圧延によって製品
板厚に仕上げる。この過程における中間熱処理は、固溶
したQu、Zn、M(Jによる時効効果や遷移金属Fe
、Mnによる耐焼付は軟化性の効果を損なうことなく圧
延性を改善し、かつまた方向性および絞り成形性、再絞
り成形性の改善を図ることを目的どするものである。こ
の中間熱処理においては、加熱中り稈温中)および冷部
中に析出が生じないように、加熱速度および冷却速度は
いずれも10℃/気以上が必要であり、また完全に再結
晶した均一なl1lllJiを腎るためには500℃以
上の到達温度が必要となるが、620℃を越えれば共晶
訂融が発生して操業中に板切れを発生する危険があるか
ら、到達温度は500〜620℃の範囲内とした。この
500〜620℃の範囲内の温度での保持は極力短かい
方が析出が少ないので好ましいが、120saciX下
であれば許容される。このような10℃/sec以上の
急速加熱、急速冷却でしかも保持なしもしくは1205
BC以下の短時間保持の中間熱処理は、連続焼鈍炉を用
いることによって達成できる。
R柊の冷間圧延(製品板厚に仕上げるIζめの最終の2
次席間圧延)における圧延率は、Cu#よび/′または
Znを実質的に含有していない請求項1の発明の成分組
成の合金では30%以上、Cuおよび/またはznを含
有する請求項2の発明の成分組成の合金では20%以上
とする必要がある。最終の冷間圧延圧延率がそれぞれ上
記の値未満では、従来材である月35052合金■合金
材よりも高い塗装焼付は後の強度を得ることができない
。なおR終の冷間圧延における圧延率は、方向性のlI
[lJ御の点からは憧力小さいことが好ましいが、Cu
および/またはlnを実質的に含有しない場合、および
CLIおよび/またはlnを含有する場合のいずれにお
いても、50%以下の圧延率で充分に従来材より高い塗
装焼付番プ債強度を得ることができる。
次席間圧延)における圧延率は、Cu#よび/′または
Znを実質的に含有していない請求項1の発明の成分組
成の合金では30%以上、Cuおよび/またはznを含
有する請求項2の発明の成分組成の合金では20%以上
とする必要がある。最終の冷間圧延圧延率がそれぞれ上
記の値未満では、従来材である月35052合金■合金
材よりも高い塗装焼付は後の強度を得ることができない
。なおR終の冷間圧延における圧延率は、方向性のlI
[lJ御の点からは憧力小さいことが好ましいが、Cu
および/またはlnを実質的に含有しない場合、および
CLIおよび/またはlnを含有する場合のいずれにお
いても、50%以下の圧延率で充分に従来材より高い塗
装焼付番プ債強度を得ることができる。
なお、中間熱処理の回数は、圧延性を考慮しで最少限の
回数とすれば良いが、方向性の点から少なくとも2回以
上行なうことが好ましく、このようにすることによって
耳の発生のないいわゆるノンイヤー材を得ることができ
る。
回数とすれば良いが、方向性の点から少なくとも2回以
上行なうことが好ましく、このようにすることによって
耳の発生のないいわゆるノンイヤー材を得ることができ
る。
以上のような工程を経て傳られた成形用アルミニウム合
金硬質板は、主として食缶に使用される絞り成形用、再
絞り成形用の材料としての必要条件である塗装焼付は後
の強度が従来材であるJIS5052合金H38材合金
優れ、しかもカップリューダースの発生もなく、絞り成
形性、再絞り成形性に優れ、従来よりも食缶等の薄肉化
、軽量化を図り得る成形用木材となる。
金硬質板は、主として食缶に使用される絞り成形用、再
絞り成形用の材料としての必要条件である塗装焼付は後
の強度が従来材であるJIS5052合金H38材合金
優れ、しかもカップリューダースの発生もなく、絞り成
形性、再絞り成形性に優れ、従来よりも食缶等の薄肉化
、軽量化を図り得る成形用木材となる。
実施例
[実施例1]
第1表に示すような本願の請求項1の発明で規定してい
る成0IIi成範囲内の符号A〜Dの合金と、従来合金
であるJIS 5052合金の成分(重量(重量成の符
号Eの合金とについて、第2表に示すようなプロセスを
適用して、R終板厚0.22.、の圧延板を得た。
る成0IIi成範囲内の符号A〜Dの合金と、従来合金
であるJIS 5052合金の成分(重量(重量成の符
号Eの合金とについて、第2表に示すようなプロセスを
適用して、R終板厚0.22.、の圧延板を得た。
ここで、第2表において合金A、Cに対するプロセス条
件は本願の請求項3の発明のプロセス条件範囲内、合金
B、D、Eに対するプロセス条件はそのプロセス条件範
囲外である。口のようにして得られた各圧延板についで
、その比抵抗値、塗装焼付は処理(ベーキング)に相当
する270℃×20secの加熱処理を施した後の纒械
的性貿、およびカップリューダース発生状況を含めた再
絞り成形性@調べた結束を第3表に示す。
件は本願の請求項3の発明のプロセス条件範囲内、合金
B、D、Eに対するプロセス条件はそのプロセス条件範
囲外である。口のようにして得られた各圧延板についで
、その比抵抗値、塗装焼付は処理(ベーキング)に相当
する270℃×20secの加熱処理を施した後の纒械
的性貿、およびカップリューダース発生状況を含めた再
絞り成形性@調べた結束を第3表に示す。
第3表に示すように、この発明のプロセス条件に従って
製造して、比抵抗値が4.5μΩJ以りとなった成形用
アルミニウム合金硬質板(合金符号A、C:本発明例)
では、従来例(5052合金)もしくは比較例による圧
延板と比較して、塗装焼付は処理後の強度は格段に優れ
、しかもカップリューダース発生状況を含めた再絞り成
形性にも優れた素材であることが明らかである。
製造して、比抵抗値が4.5μΩJ以りとなった成形用
アルミニウム合金硬質板(合金符号A、C:本発明例)
では、従来例(5052合金)もしくは比較例による圧
延板と比較して、塗装焼付は処理後の強度は格段に優れ
、しかもカップリューダース発生状況を含めた再絞り成
形性にも優れた素材であることが明らかである。
[実施例2]
第4表に示すような本願発明の請求項2の発明で規定し
ている成分組成範囲内の符号F−1の合金と、従来合金
であるJIS 5052合金の成分組成の符号Eの合金
とについて、第5表に示すようなプロセスを適用して、
R終板厚0.22 rmの圧延板を得た。ここで、第5
表にお【プる合金F、Hに対するプロセス条件は本願の
請求項4の光明のプロセス条件範囲内、合金G、1.E
に対するプロセス条件はそのプロセス条件範囲外である
。このようにして得られた各圧延板について、その比抵
抗値、塗装焼付は処理(ベーキング)に相当する270
℃×20露の加熱処理後の機械的性質、およびカップリ
ューダースの発生状況を含めた再絞り成形性を調べた結
果を第6表に示す。
ている成分組成範囲内の符号F−1の合金と、従来合金
であるJIS 5052合金の成分組成の符号Eの合金
とについて、第5表に示すようなプロセスを適用して、
R終板厚0.22 rmの圧延板を得た。ここで、第5
表にお【プる合金F、Hに対するプロセス条件は本願の
請求項4の光明のプロセス条件範囲内、合金G、1.E
に対するプロセス条件はそのプロセス条件範囲外である
。このようにして得られた各圧延板について、その比抵
抗値、塗装焼付は処理(ベーキング)に相当する270
℃×20露の加熱処理後の機械的性質、およびカップリ
ューダースの発生状況を含めた再絞り成形性を調べた結
果を第6表に示す。
第4表:実施例2の合金化学成分
(wt%)
第6表に示すように、この発明のプロセス条件に従って
製造して、比抵抗値が4.5μΩ1以上となった成形用
アルミニウム合金硬質板(合金符号F、H:本発明例)
で番よ、従来例(5052合金)もしくは比較例による
圧延板と比較して、塗装焼付は処理後の強度が格段に優
れ、しかもカップリコーダース発生状況も含めた再絞り
成形性が格段に優れていることが明らかである。
製造して、比抵抗値が4.5μΩ1以上となった成形用
アルミニウム合金硬質板(合金符号F、H:本発明例)
で番よ、従来例(5052合金)もしくは比較例による
圧延板と比較して、塗装焼付は処理後の強度が格段に優
れ、しかもカップリコーダース発生状況も含めた再絞り
成形性が格段に優れていることが明らかである。
発明の効果
この発明の成形用アルミニウム合金硬質板は、従来材よ
りも強度、特に塗装焼付は後の強度に優れ、しかも絞り
成形性、再絞り成形性も優れており、したがって食缶等
に適用した場合の薄肉化を図ることができる。またこの
発明の製造方法によれば、上述のように優れた特性を有
する成形用アルミニウム合金@!賀仮を実際的に得るこ
とができる。
りも強度、特に塗装焼付は後の強度に優れ、しかも絞り
成形性、再絞り成形性も優れており、したがって食缶等
に適用した場合の薄肉化を図ることができる。またこの
発明の製造方法によれば、上述のように優れた特性を有
する成形用アルミニウム合金@!賀仮を実際的に得るこ
とができる。
なおこの発明の成形用アルミニウム合金硬質板は食缶等
の缶の絞り成形、再絞り成形胴材に適しているが、強度
、成形性に優れているところからiI色等の蓋としても
使用することができ、この場合には缶胴、ff1fiを
同一材料で一体化した缶が製造できるため、リサイクル
効率の点から極めて有利となる。
の缶の絞り成形、再絞り成形胴材に適しているが、強度
、成形性に優れているところからiI色等の蓋としても
使用することができ、この場合には缶胴、ff1fiを
同一材料で一体化した缶が製造できるため、リサイクル
効率の点から極めて有利となる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)Mg0.1〜2.0%(重量%、以下同じ)、M
n0.1〜2.5%、Fe0.1〜2.5%を含有し、
残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、しかも20
℃における比抵抗値が4.5μΩcm以上であることを
特徴とする成形用アルミニウム合金硬質板。(2)Mg
0.1〜2.0%、Mn0.1〜2.5%、Fe0.1
〜2.5%を含有し、かつCu0.05〜1.0%、Z
n0.1〜1.0%の1種または2種を含有し、残部が
Alおよび不可避的不純物よりなり、しかも20℃にお
ける比抵抗値が4.5μΩcm以上であることを特徴と
する成形用アルミニウム合金硬質板。 (3)Mg0.1〜2.0%、Mn0.1〜2.5%、
Fe0.1〜2.5%を含有し、残部がAlおよび不可
避的不純物よりなる合金を、50℃/sec以上の冷却
速度で連続鋳造して板厚3〜15mmの連続鋳造板とし
、次いで、その連続鋳造板に1次冷間圧延を施した後、
500〜620℃の範囲内の温度に10℃/sec以上
の加熱速度で昇温し直ちにもしくはその温度で120s
ec以下の保持を行なつた後10℃/sec以上の冷却
速度で冷却する中間熱処理と、それに続く2次冷間圧延
とを1回または2回以上行ない、最終の2次冷間圧延の
圧延率を30%以上として、20℃での比抵抗値が4.
5μΩcm以上の圧延硬質板を得ることを特徴とする成
形用アルミニウム合金硬質板の製造方法。 (4)Mg0.1〜2.0%、Mn0.1〜2.5%、
Fe0.1〜2.5%を含有し、かつCu0.05〜1
.0%、Zn0.1〜1.0%の1種または2種を含有
し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を、
50℃/sec以上の冷却速度で連続鋳造して板厚3〜
15mmの連続鋳造板とし、次いでその連続鋳造板に1
次冷間圧延を施した後、500〜620℃の範囲内の温
度に10℃/sec以上の加熱速度で昇温し直ちにもし
くはその温度で120sec以下の保持を行なった後1
0℃/sec以上の冷却速度で冷却する中間熱処理と、
それに続く2次冷間圧延とを1回または2回以上行ない
、最終の2次冷間圧延の圧延率を20%以上として、2
0℃での比抵抗値が4.5μΩcm以上の圧延硬質板を
得ることを特徴とする成形用アルミニウム合金硬質板の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17418088A JPH0225539A (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 成形用アルミニウム合金硬質板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17418088A JPH0225539A (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 成形用アルミニウム合金硬質板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0225539A true JPH0225539A (ja) | 1990-01-29 |
JPH0543778B2 JPH0543778B2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=15974113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17418088A Granted JPH0225539A (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 成形用アルミニウム合金硬質板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0225539A (ja) |
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-
1988
- 1988-07-13 JP JP17418088A patent/JPH0225539A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6120621A (en) * | 1996-07-08 | 2000-09-19 | Alcan International Limited | Cast aluminum alloy for can stock and process for producing the alloy |
CN102899546A (zh) * | 2012-10-29 | 2013-01-30 | 虞海香 | 一种车身用铝合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543778B2 (ja) | 1993-07-02 |
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