JPH02254080A - 自動車のドア組付方法 - Google Patents

自動車のドア組付方法

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Publication number
JPH02254080A
JPH02254080A JP1073613A JP7361389A JPH02254080A JP H02254080 A JPH02254080 A JP H02254080A JP 1073613 A JP1073613 A JP 1073613A JP 7361389 A JP7361389 A JP 7361389A JP H02254080 A JPH02254080 A JP H02254080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
hinge bracket
hinge
positioning
side hinge
Prior art date
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Pending
Application number
JP1073613A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Tawara
田原 恵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1073613A priority Critical patent/JPH02254080A/ja
Publication of JPH02254080A publication Critical patent/JPH02254080A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ボディに対してドアヒンジを介してドアを
後付けするような自動車のドア組付方法に関する。
(従来技術) 一般に自動車を製造する場合には、完成したボディにド
アを組付け、ボディに対してドアが組付けられた状態で
これらを塗装ラインに搬送して、ドアとボディとの塗装
条件を同一にし、塗装後において上述のボディからドア
を取外して、この取外したドアをサプラインに搬送して
、該ドアに対してウィンドレギュレータやドアガラス等
を組込み、組込み完了後のドアを、インストルメントパ
ネルやその他の内装品の装備が完了したボディに対して
再び取付ける所謂ドア後付は手段がとられている。
このようなドア後付は手段がとられている関係上、塗装
までの車体工程と塗装後の車両工程とで上述のドア組付
けには再現性が要求される。
このような要求を満たすための従来の自動車のドア組み
付方法としては、例えば、特開昭6322778号公報
に記載の方法がある。
すなわち、ヒンジピンをヒンジピン支持機構を介して車
体側ヒンジブラケットに支持し、ドア組付機構で車体と
ドア側ヒンジブラケットとを係合させた後に、ヒンジピ
ンを押圧挿入(中間ばめ)して結合する方法である。
この従来方法によればドア組付けの再現性を図ることが
できる利点がある反面、ドアヒンジのヒンジピンそれ自
体を抜き差しする方法であるため、次のような問題点が
あった。
つまり、上述のヒンジピンはドア開閉応力が付勢される
ヒンジ部を強固に支える必要があるため、このヒンジピ
ンは車体側およびドア側の両ヒンジブラケットに対して
打込み構造とするのが常であり、この打込み構造のヒン
ジピンそれ自体を抜き差しする方法であるため、作業性
が極めて悪い問題点を有していた。
(発明の目的) この発明は、塗装までの車体工程と塗装後の車両工程と
でドア組付けの再現性を図り、これら両工程間でのドア
組付けのばらつきがなく、しかも作業性のよい自動車の
ドア組付方法の提供を目的とする。
(発明の構成) この発明は、ドア側ヒンジブラケットとボディ側ヒンジ
ブラケットとをヒンジピンで開閉可能に連結したドアヒ
ンジを設け、ボディに対して上記ドアヒンジを介してド
アを組付ける自動車のドア組付方法であって、上記ドア
側ヒンジブラケットを延設して延設部を形成し、上記延
設部に位置決めピンを遊嵌する遊嵌孔を穿設する一方、
ドアパネルの遊嵌孔対向位置に規定寸法の位置決め孔を
形成し、上記ボディ側ヒンジブラケットをボディに組付
ける第1の工程と、上記ドア側ヒンジブラケットをセッ
トボルトによりドアに仮止めし、ドア組付は位置を微調
整した後に、セットボルトを締付ける第2の工程と、上
記遊嵌孔および位置決め孔に挿入した上記位置決めピン
を、セットボルト締付は後のドア位置決め状態下におい
てドア側ヒンジブラケットに溶接固定する第3の工程と
を備えた自動車のドア組付方法であることを特徴とする
(発明の効果) この発明によれば、上述の第1の工程でドアヒンジのボ
ディ側ヒンジブラケットをボディに組付け、次の第2の
工程でドア組付は位置を微調整した後に、上述の第3の
工程でドア位置決め状態下において位置決めピンをドア
側ヒンジブラケットに溶接固定するので、塗装までの車
体工程の終了時においてボディに組付けた上述のドアを
取外し、このドアを塗装後の車両工程で再びボディに組
付ける時、上述の位置決めピンをドアパネルの規定寸法
の位置決め孔に挿入すると、上述のドアを車体工程で微
調整および位置決めした状態に組付けることができる。
この結果、ドア組付けの再現性を図って、車体工程と車
両工程との間でのドア組付けのばらつきがなくなる効果
がある。
しかも、従来のヒンジピンそれ自体の抜き差しによる手
段と異なり、ドア開閉応力が付勢されない位置決め専用
ピンを用いての位置決め手段であるから、位置決めピン
と位置決め孔とのはめあいは、スキまばめ構造でよく、
この結果、作業性の向上を図ることができる効果がある
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は・自動車のドア組付方法を示し、第1図、第2図
において、フロントドア1のドアアッパヒンジ取付部位
1aと、ドアロアヒンジ取付部位1bとにおけるドアパ
ネル2にはセットボルト挿通用の2つの開口3,3を形
成すると共に、これらの開口3.3の内面にはナツト4
,4(第3図参照)を溶接固定している。
また、上述の2つの開口3.3のうちの上側の開[]3
の近傍上部には規定寸法たとえば8. 1nnφの位置
決め孔5を穿設している。
上述のフロントドア1をボディに対して開閉可能に取付
けるドアヒンジ6は第2図に示す如く、ヒンジメールと
してのドア側ヒンジブラケット7と、ヒンジフィメール
としてのボディ側ヒンジブラケット8とをヒンジピン9
で開閉可能に連結している。
上述のボディ側ヒンジブラケット8には2つのボルト挿
通孔10,10を穿設している。
また、上述のドア側ヒンジブラケット7にはセットボル
ト11.11(第4図参照)のネジ部の径に対して、加
工誤差等を吸収し得る程度の若干大径のボルト貫通孔1
2.12を穿設すると共に、このドア側ヒンジブラケッ
ト7の一部を上方へ延設して延設部7aを形成し、この
延設部7aには位置決めピン13(第4図参照)を遊嵌
する遊嵌孔14を穿設している。
この実施例では上述の位置きめピン130軸部の径を8
.0nnφに、また上述の遊嵌孔14の孔径をio、0
nnφにそれぞれ設定している。
次に第3図乃至第6図を参照してドア組付方法について
説明する。
まず、第3図に示す如く締結ボルト1.5.1.5を用
いて上述のボディ側ヒンジブラケット8をボディ16に
組付は固定する(第1の工程)。
次に第4図に示す如くドア側ヒンジブラケット7のボル
ト貫通孔12,1.2にセットボルト11゜11を貫通
し、このセットボルト11..11の突出部分にスペー
シング用のワッシャ17.17を介設した状態で、上述
のセットボルト11.11を開口3.3を介してドアパ
ネル2内面のナラ)・4.4に螺合することで、ドア側
ヒンジブラケット7をフロントドア1に仮止めし、フロ
ントドア1の傾き等のドア組付は位置を微調整した後に
、上述のセットボルト11.11をナツト44に締結す
る(第2の工程)。
」二連の微調整時、軸部の径が8.0+n+aφの位置
決めピン13の先端部分は、孔径8.1nnφのドアパ
ネル2の位置決め孔5に挿入され、該位置きめピン】3
の軸部基端は孔径が10,0加φの遊嵌孔14内におい
て可動し、ボルト締結完了時には所定のセツティング位
置に静止する。
次に第5図に示す如く、セットボルト11締付は後のド
ア位置決め状態下において、上述のセツティング位置で
静止している位置決めピン13をドア側ヒンジブラケッ
ト7にアーク溶接手段で溶接固定する(第3の工程)。
上述の第3図乃至第5図に示す第1、第2、第3の工程
は塗装までの車体工程に対応し、第5図に示す状態つま
りボディ16に対してドア1が組付けられた状態でこれ
らを塗装ラインに搬送して、ドア1とボディ16との塗
装条件を同一にする。
上述の塗装工程においては、ドアパネル2とドア側ヒン
ジブラケット7との間にスペーシング用のワッシャ17
.17が介設されているので、塗料がこの隙間に良好に
廻り込んで、両32.17の対向面に対しても塗装を行
なうことができるので、これら両者2,17の防錆効果
を得ることができる。
上述の塗装終了後において、フロントドア1をサプライ
ンに搬送するには、セットボルト1111を抜き取って
、フロントドア1をボディ1Gから取外す。
ボディ16から取外したフロントドア1をサプラインに
搬送して、このフロントドア1に対してウィンドレギュ
レータやドアガラス等を組込む一方、ドア1が取外され
た上述のボディ16は車両工程ラインに搬送して、該ボ
ディ16に対してインストルメントパネルやその他の内
装品の装備を行なう。
次に上述の内装品の装備が完了したボディ16に対して
フロントドア1を後付けするには、ドアアッパヒンジお
よびドアロアヒンジの各ドア側ヒンジブラケット7に前
述の第3の工程で溶接固定した位置決めピン13.13
を、ドアパネル2の位置決め孔5.5に挿入すると、第
6図に示すようにフロントドア1を先の車体工程で微調
整および位置決めした状態に組付けることができる(第
4の工程)。
この結果、ドア組付けの再現性を図ることができ、車体
工程と車両工程との間でのドア組付けのばらつきがなく
なる効果がある。
しかも、従来のようなヒンジビンそれ自体を抜き差しす
る手段と異なり、ドア開閉応力が付勢されない位置決め
ビン13を用いての位置決め手段であるから、作業性の
向上を図ることができる効果がある。
ここで、前述のドア後付は時には、上述のワッシャ17
は捨て去って使用しない。
なお、上記実施例においてはドアとして右側のフロント
ドア1を例示したが、左側のフロントドアおよび左右の
リヤドアも同様の方法により組付けるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は自動車のドア組付方法に用いるドアおよびドア
ヒンジの分解斜視図、 第2図はドアヒンジの説明図、 第3図は第1の工程を示す説明図、 第4図は第2の工程を示す説明図、 第5図は第3の工程を示す説明図、 第6図は第4の工程を示す説明図である。 1・・・フロントドア   2・・・ドアパネル5・・
・位置決め孔    6・・・ドアヒンジ7・・・ドア
側ヒンジブラケット 7a・・・延設部 8・・・ボディ側ヒンジブラケット 9・・・ヒンジビン    11・・・セットボルト1
3・・・位置決めビン  14・・・遊嵌孔16・・・
ボディ 第3図 第4図 9 ヒ〕し゛じン 11 1ヒ−−)−7jζノLl− ボテンイβJ1ヒレレフラケ、ト 第6図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドア側ヒンジブラケットとボディ側ヒンジブラケ
    ットとをヒンジピンで開閉可能に連 結したドアヒンジを設け、 ボディに対して上記ドアヒンジを介してド アを組付ける自動車のドア組付方法であっ て、 上記ドア側ヒンジブラケットを延設して延 設部を形成し、 上記延設部に位置決めピンを遊嵌する遊嵌 孔を穿設する一方、ドアパネルの遊嵌孔対 向位置に規定寸法の位置決め孔を形成し、 上記ボディ側ヒンジブラケットをボディに 組付ける第1の工程と、 上記ドア側ヒンジブラケットをセットボル トによりドアに仮止めし、ドア組付け位置 を微調整した後に、セットボルトを締付け る第2の工程と、 上記遊嵌孔および位置決め孔に挿入した上 記位置決めピンを、セットボルト締付け後 のドア位置決め状態下においてドア側ヒン ジブラケットに溶接固定する第3の工程と を備えた 自動車のドア組付方法。
JP1073613A 1989-03-24 1989-03-24 自動車のドア組付方法 Pending JPH02254080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002018196A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Procede d'installation de portiere de voiture et bati de montage de charniere de portiere
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