JPH02251051A - 蓄熱式空気調和装置 - Google Patents

蓄熱式空気調和装置

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JPH02251051A
JPH02251051A JP7222789A JP7222789A JPH02251051A JP H02251051 A JPH02251051 A JP H02251051A JP 7222789 A JP7222789 A JP 7222789A JP 7222789 A JP7222789 A JP 7222789A JP H02251051 A JPH02251051 A JP H02251051A
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heat exchanger
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cold
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Nobuhide Yoshida
吉田 信英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷熱を蓄えた蓄熱槽の蓄熱媒体により冷媒の
過冷却を行う蓄熱式空気調和装置に係り、特にその信頼
性向上対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば特開昭61.−125551号公報に
開示される如く、圧縮機、室外熱交換器、減圧機41′
lSおよび室外熱交換2:;を順次接続してなる冷凍回
路を備えた空気調和装置において、蓄冷熱可能な蓄熱媒
体を内蔵する蓄熱(111Jと、該蓄熱槽の内部に冷凍
回路中の冷媒と蓄熱媒体との熱交換を行うための熱交換
器とを配置するとともに、該熱交換器を冷媒回路の液ラ
インから吸入ライン側へのバイパス路に介設して、通常
冷房運転時には冷媒を冷媒回路内で循環させる一方、蓄
熱媒体に冷熱を蓄える蓄冷熱運転時には冷媒を液ライン
からバイパス路を経て吸入ラインに、その蓄冷熱を利用
する蓄冷熱回収冷房運転時には冷媒を液ラインからバイ
パス路を経て液ラインに戻すように、それぞれ冷媒の循
環経路をすJ換えることにより、上記蓄熱槽の共通の熱
交換器を利用するようにしたものは知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものでは下記のような問題が
ある。
すなわち、通常冷房運転時と蓄冷熱回収冷房運転時とで
は冷媒の循環経路を冷媒回路側とバイパス路側とに切換
える必要があるために、循環経路の切換11j7に冷媒
の状態に変動をきたし、制御が不安定になる等、信頼性
が低下する。
加えて、蓄冷熱回収冷房運転時に、蓄冷熱の利用率を必
要に応じて調節することかできない。
そこで、蓄冷熱回収用熱交換器だけを蓄熱槽の外部、つ
まり冷媒回路側に設けることが考えられるが、その場合
、蓄熱槽側と冷媒回路側との2箇所に熱交換器が配置さ
れ、冷媒の循環経路をそのそれぞれに切換える必要が生
じるので、構成が複雑になるという問題がある。
本発明は斯かる点に鑑み−こなされたものであり、その
目的は、蓄冷熱用熱交換器と蓄冷熱回収用熱交換器とを
共通化して蓄熱槽外部の冷媒回路に設けることにより、
循環経路の切換に伴なう冷媒状態の変動を抑制して信頼
性の向上を図るとともに、蓄熱槽と蓄冷熱回収用熱交換
器との間の熱移動量の調節により、蓄冷熱利用率の調節
を可能にすることにある。
(問題点を解決するだめの1段) 上記11的を達成するため第1の解決手段は、第1図〜
第3図に示すように、圧縮機(]、 ) 、−dlji
源側熱交換器(2)、主減圧機+h’j (−,3)及
び利用側熱交換器(4)を冷媒配管(6)で順次接続し
てなる冷媒回路(7)と、蓄冷熱可能な蓄熱材を貯溜す
る蓄熱槽(9)とを備えた蓄熱式空気調和装置を対象と
する。
そして、上記冷媒回路(7)の熱源側熱交換器(2)と
主減圧機構(3)との間に介設され、蓄熱槽(9)の蓄
熱媒体との間で熱交換を行うための蓄熱熱交換器(10
)と、該蓄熱熱交換器(10)と上記蓄熱槽(9)とを
熱移動可能に循環接続する循環路(11)と、該循環路
(11)に介設され、強制的に熱移動させる強制循環手
段(12)と、上記冷媒回路(7)の蓄熱熱交換器(1
0)と熱源側熱交換器(2)との間に設けられ、蓄熱熱
交換器(10)における蓄冷熱時に冷媒の減圧を行う蓄
冷熱用減圧機構(13)と、冷媒回路(7)の冷奴を」
二記蓄冷熱用減圧機構(13)をバイパスして流通させ
る第1バイパス路(14)と、冷媒回路(7)の冷媒の
流れを上記蓄熱用減圧機構(13)側と第1バイパス路
(14)側とに切換える第1切換手段(15)と、冷媒
回路(7)の蓄熱熱交換器(10)と主減圧機構(3)
との間の冷媒配管(6)を吸入ライン(6b)側に主減
圧機構(3)及び利用側熱交換器(4)をバイパスして
接続する第2バイパス路(16)と、冷媒回路(7)の
冷媒の流れを主減圧機構(3)側と第2バイパス路(1
6)側とに12ノ換える第2切換手段(30)とを設け
るものとする。
さらに、蓄冷熱運転時には、上記強制循環手段(12)
を作動させ、かつ冷媒が蓄冷熱用減圧機構(13)で減
圧され蓄熱熱交換器(10)で蒸発して第2バイパス路
(16)を経て圧縮機(1)に戻るように、蓄冷熱回収
運転時には上記強制循環手段(12)を作動させ、かつ
冷媒か第1バイパス路(14)を経て蓄熱熱交換器(1
0)で過冷却され利用側熱交換器(4)で蒸発して圧縮
機(1)に戻るように、通當冷房運転時には、上記強制
循環手段(12)を停止1させ、かつ冷媒が上記蓄冷熱
回収運転時と同様に循環するように、上記強制循環手段
(12)並びに第1及び第2切換手段(15)、  (
30)を制御する運転制御手段(20)を設ける構成と
したものである。
第2の解決手段は、上記第1の解決手段における強制循
環手段(12)を熱移動量の調節可能に構成し、運転制
御手段(20)を、蓄冷熱回収運転時、運転条件に応じ
た熱移動量にするよう上記強制循環手段(12)を制御
するように構成したものである。
第3の解決手段は、上記第1又は第2の解決手段におい
て、蓄熱材を水とし、蓄熱槽(9)に水と熱交換媒体と
の熱交換により水を製氷する製氷コイル(19)を設け
、循環路(11)を蓄熱熱交換器(10)と製氷コイル
(19)とを接続するものとする。
そして、」−記製氷コイル(19)と蓄熱熱交換器(1
0)との間で循環路(11)を介してブライン等の熱交
換媒体が循環し、該熱交換媒体により冷媒と水との間の
熱移動をするように構成したものである。
第4の解決手段は、上記第1又は第2の解決手段におい
て、蓄熱Iff(9)に、潜熱蓄熱材を有するカプセル
(21)を内蔵し、循環路(11)を蓄熱熱交換器(1
0)と蓄熱槽(9)とを接続する往路(11、a)と復
路(1l b)とて構成する。
そして、蓄熱槽(9)と蓄熱熱交換器(10)との間で
循環路(11)を介してブライン等の熱交換媒体が循環
し、該熱交換媒体により冷媒と潜熱蓄熱材との間の熱移
動をするように構成したものである。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、運転制御
手段(20)により、第1.第2切換手段(15)、 
 (30)による回路接続の切換をすることなく、強制
循環手段(12)による蓄熱槽(9)から蓄熱熱交換器
(10)への熱移動の有無たけで、通當冷房運転と蓄冷
熱回収冷房運転との切換えが行われる。すなわち、冷媒
の循環経路が切換えられないので、冷媒の状態の変動が
41−しることなく、1;頼性が向」二することになる
請求項(2)の発明では、上記:Ef’l求項(1)の
発明における蓄冷熱回収冷房運転時に、運転制御手段(
20)により、循環路(11)の強制循環手段(12)
の熱移動量が調節され、蓄熱tl!!i (9)の蓄冷
熱の利用率が調節される。したがって、室内側の要求能
力や蓄冷熱の残量等に応じて蓄冷熱の取り出し量が制御
され、運転効率が向上することになる。
請求項(3)の発明では、上記請求項(1)又は(2)
の発明の作用において、循環路(11)にブライン等の
熱交換媒体が流通し、該熱交換媒体を介して蓄熱槽(9
)と蓄熱熱交換器(1o)との間の熱移動が行われる。
そして、製氷コイル(19)により、蓄冷熱冷房運転時
には蓄熱槽(9)内の水が製氷され、顕熱だけでなく潜
熱を利用した蓄冷熱が行われるので、大きな蓄冷熱量が
確保されることになる。
請求項(4)の発明では、蓄冷熱運転時には、冷媒との
熱交換により水に付ノブされた冷熱でカプセル(21)
内の潜熱蓄熱材が固化され、製氷コイル等を蓄熱槽(9
)に設けることなく、潜熱を利用した高い蓄冷熱量か確
保されるので、簡易な構成でもって高い蓄冷熱量が得ら
れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面に基づき説明する
第1図は請求項(1)及び(2)の発明を適用した第1
実施例に係る冷房専用の蓄熱式空気調和装置の全体構成
を示し、(1)は圧縮機、(2)は室外に配置され、上
記圧縮機(1)からの吐出冷媒を凝縮する凝縮器として
機能する熱源側熱交換器、(3)は液冷媒を減圧する主
減圧機構としての第1膨張弁、(4)は室内に配置され
、蒸発器として機能する利用側熱交換器、(5)は吸入
冷媒中の液冷媒を除去するためのアキュムレータであっ
て、上記各機器(1)〜(5)は冷媒配管(6)により
冷媒の流通可能に順次接続され、室外空気との熱交換に
より得た冷熱を室内空気に付与する冷媒回路が構成され
ている。
そして、装置には、蓄熱材としての水を貯溜してなる蓄
熱槽(9)が配置され、」1記主冷媒回路(7)の熱源
側熱交換器(2)と第1膨張弁(3)との間には、上記
蓄熱槽(9)の水との間で熱交換を行うための蓄熱熱交
換器(10)が介設されていて、該蓄熱熱交換器(10
)と蓄熱槽(9)との間には、往路(11、a)と復路
(1,1b)とからなり、水の循環による熱移動可能な
循環路(11)が設けられている。そして、上記往路(
11a)には、水を循環させて強制的に熱移動させる強
irl循環手段としてのポンプ(12)が介設されてい
る。
また、主冷媒回路(7)の上記蓄熱熱交換器(10)と
熱源側熱交換器(2)との間には、蓄冷熱運転時に冷媒
の減圧を行う蓄冷熱用減圧機構としての第2膨張弁(1
3)が設けられていて、該第2膨張弁(13)の前後で
主冷媒回路(7)の冷媒を上記第2膨張弁(13)をバ
イパスして流通させる第1バイパス路(14)が設けら
れている。そして、この第1バイパス路(14)には、
主冷媒回路(7)の冷媒の流れを上記第2膨張弁(13
)側と第1バー1パス路(14)側とに切換える第1切
換手段としての第1電磁開閉弁(15)が介設されてい
る。
一方、主冷媒回路(7)の蓄熱熱交換器(1o)と第1
膨張弁(3)との間の冷媒配管(6a)を吸入ライン(
6b)側に第1膨張弁(3)及び利用側熱交換器(4)
をバイパスして接続する第2バイパス路(16)が設け
られていて、該第2バイパス路(16)に、第2バイパ
ス路(16)を13FJ閉する第2開閉弁(17)が介
設されている。
さらに、主冷媒回路(7)の第2バイパス路(16)と
の接続部と上記第1膨張弁(3)との間には、主冷媒回
路(7)を開閉するための第3開閉弁(18)が介設さ
れていて、上記第2開閉弁(17)及び第3開閉弁(1
8)により、主冷媒回路(7)の冷媒の流れを第1膨張
弁(3)側と第2バイパス路(16)側とに切換える第
2切換手段(30)が構成されている。
そして、装置には装置全体の運転を制御する運転制御手
段としてのコントローラ(20)が配置されている。
以下、該コントローラ(20)による運転の制御につい
て、第1図ないし第3図に基づき説明するに、通常冷房
運転時には、第1.第3電磁開閉弁(15)(18)が
開き、第2電磁開閉弁(17)がとじた状態で運転が行
われ、第1図の矢印に示すように、熱源側熱交換器(2
)で凝綜された冷媒が主冷媒回路(7)からいったん第
1バイパス路(14)に流れて主冷媒回路(7)に戻り
、第1膨張弁(3)で減圧されて利用側熱交換器(4)
で蒸発した後圧縮機(])に戻るように循環する。この
とき、上記循環路(11)のポンプ(12)は停止して
おり、蓄熱槽(9)と蓄熱熱交換器(10)との間の熱
移動はj」イつないようになされている。
蓄冷熱運転n、+iには、第1.第3電磁開閉弁(15
)、  (18)が閉じ、第2電磁開閉弁(17)〕 
5 が開いた状態で運転が行われ、第2図の矢印に示すよう
に、熱源側熱交換器(2)で凝縮された冷媒が第2膨張
弁(13)で減圧され、蓄熱熱交換器(10)で蒸発し
た後、第2バイパス路(16)から吸入ライン(6b)
を経て圧縮機(1)に戻るように循環する。このとき、
循環路(11)のポンプ(12)は作動しており、蓄熱
熱交換器(10)で冷媒との熱交換により、水に(=I
与された冷熱を蓄熱槽(9)に移動させるようになされ
ている。
上記蓄冷熱運転で蓄えた冷熱を冷房運転に利用する蓄冷
熱回収冷房運転時には、第1〜第3電磁開閉弁(15)
、  (17)、  (18)の開閉は上記通常冷房運
転時と同じにして、つまり第3図に示すように、冷媒の
循環経路はそのままで、循環路(11)のポンプ(12
)を作動させて運転が行われ、蓄熱槽(9)の蓄冷熱を
蓄熱熱交換器(10)に移動させて、その冷熱を冷媒に
付与することにより、主冷媒回路(7)の冷媒を過冷却
した後、利用側熱交換器(4)で蒸発させるようにして
いる。
また、上記蓄冷熱回収冷房運転時、循環路(11)のポ
ンプ(12)の回転数を上記コントローラ(20)で制
御することにより、蓄冷熱の利用率を要求能力、残留蓄
冷熱、運転11S刻等の諸条(Jlに応じて調節するよ
うにしている。
以上により、請求項(1)の発明では、通常冷房運転と
蓄冷熱回収冷房運転とで同じ各開閉弁(15)(17)
、  (18)の開閉状態を維持したまま運転が行われ
る。つまり、循環路(11)のポンプ(強制循環手段’
J  (12)が作動すると蓄熱槽(9)から蓄熱熱交
換器(10)への熱移動がPiわれて蓄熱11!!1(
9)に蓄えられた冷熱が冷媒に(=J与されるが、ポン
プ(12)が作動しないと蓄熱槽(9)と蓄熱熱交換器
(10)の間の熱移動がないので、蓄熱槽(9)の蓄冷
熱が蓄熱熱交換器(10)で冷媒に付与されず、通常冷
房運転となるのである。
すなわち、冷媒の循環経路を切換える必要がないので、
冷媒の状態の変動を生じることなく、運転条件に応じて
蓄冷熱の利用、非利用を選択することができ、よって、
信頼性の向上を図ることができる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明にお
ける蓄冷熱回収冷房運転時に、循環路(11)のポンプ
(12)の回転数、つまり水の循環量が調節され、蓄熱
槽(9)の蓄冷熱の利用率が調節される。したがって、
室内側の要求能力や蓄冷熱の残量等に応じて蓄冷熱の取
り出し量を制御することができ、ひいては運転効率の向
上を図ることができるのである。
次に、請求項(3)の発明に係る第2実施例について説
明する。
第4図は本実施例における蓄熱槽(9)の構造を示し、
蓄熱槽(9)内には蓄熱材としての水が貯溜されるとと
もに、水を製氷するための製氷コイル(19)が設けら
れていて、該製氷コイル(19)と上記蓄熱熱交換器(
10)との間に、循環路(11)が設けられている。
すなわち、循環路(11)にブライン等の熱交換媒体を
流通させて、蓄冷熱運転時には、蓄熱熱交換器(10)
で冷媒との熱交換により得た冷熱をブライン等の熱交換
媒体を介して蓄熱槽(9)側に熱移動させて水を製氷す
る一方、蓄冷熱回収冷房運転時には、氷を融解させて取
出した冷熱を蓄熱熱交換器(10)に移動させて冷媒を
過冷却するようになされている。なお、その他の構成は
、上記第1実施例と同様である。
したがって、請求項(3)の発明では、蓄熱槽(9)内
の製氷コイル(19)により、水を製氷してvn熱だけ
でなく、潜熱を利用した蓄冷熱をすることができ、よっ
て、大きな蓄冷熱量を得ることができる。
次に、請求項(4)の発明に係る第3実施例について説
明するに、第5図は、本実施例における蓄熱槽(9)内
の状態を示し、蓄熱槽(9)の水中には水よりも高い融
点を有する占熱蓄泥口月を内包してなる多くのカプセル
(21)が内蔵されていて、循環路(11)を水が循環
して蓄熱槽(9)と蓄熱熱交換器(10)との間の熱移
動を行うようになされている。すなわち、蓄冷熱運転時
には、冷媒との熱交換により水にイτ1与された冷熱で
カプセル(21)内の潜熱蓄熱月を固化させて蓄冷熱し
、蓄冷熱回収冷房運転時には、潜熱蓄熱材を融解させて
得た冷熱を冷媒に(=1与して冷媒の過冷却を行うよう
になされている。
したがって、請求項(4)の発明では、潜熱蓄熱材を有
するカプセル(21)を蓄熱槽(9)に内蔵させること
により、請求項(3)の発明のように、製氷コイル(1
9)を蓄熱槽(9)に設けることなく、潜熱を利用した
高い蓄冷熱量を確保することができ、よって、簡易な構
成でもって高い蓄冷熱量を維持することができる利点が
ある。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、蓄
熱材を貯溜する蓄熱槽を配置した蓄熱式空気調和装置に
おいて、冷媒回路中に蓄冷熱と蓄冷熱回収とを共に行う
蓄熱熱交換器を介設し、蓄熱槽と蓄熱熱交換器との間を
循環路を介して熱移動させるようにしたので、通常冷房
運転と蓄冷熱運転時房運転とで冷媒の循環経路を切換え
る必要がなく、よって、冷媒の状態の変動を有効に防止
して、信頼性の向上を図ることができる。
請求項(2)の発明によれば、上記;jj’j求項(1
)の発明において、蓄冷熱回収冷房運転時、循環路にお
ける熱移動間を運転条件に応じて調節するようにしたの
で、要求能力や蓄冷熱の残量に応じた蓄冷熱の利用率を
制御することができ、運転効率の向上を図ることができ
る。
請求項(3)の発明によれば、上記請求項(1)又は(
2)の発明において、蓄熱材として水を使用するととも
に蓄熱槽内に製氷コイルを設けて、製氷コイルと蓄熱熱
交換器との間の循環路にブライン等の熱交換媒体を流通
させ、熱交換媒体を介して蓄熱槽と蓄熱熱交換器との間
を熱移動させるようにしたので、水の製氷による潜熱を
利用した高い蓄冷熱量を確保することができる。
請求項(4)の発明によれば、上記請求項(1)又は(
1)の発明において、蓄熱槽内に潜熱蓄熱材を内包する
カプセルを内蔵させ、循環路を介して蓄熱槽と蓄熱熱交
換器との間で水を循環させるようにしたので、蓄熱槽内
に製氷コイル等を設けることなく、簡易な構成で潜熱を
利用した高い蓄冷熱量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図〜第3図は空気調
和装置の全体構成と各運転モードにおける冷媒の循環経
路とを示す冷媒配管系統図であって、第1図は通常冷房
運転、第2図は蓄冷熱運転、第3図は蓄冷熱回収運転に
おける図、第4図は第2実施例における蓄熱槽の構成を
示す縦断面図、第5図は第3実施例における蓄熱槽の縦
断面図である。 1   圧縮機 2   熱源側熱交換器 3   第1電動膨張弁(主減圧機構)4   利用側
熱交換器 6   冷媒配管 6b  吸入ライン 7   主冷媒回路 ]、 1 a ]、]、b 蓄熱槽 蓄熱熱交換器 循環路 往路 復路 ポンプ(強制循環手段) 第2電動膨張弁(減圧機構) 第1バイパス路 第1電磁開閉弁 第2バイパス路 製氷コイル コントローラ カプセル 第2切換手段 (運転制御手段) (第1切換手段) 第4 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機(1)、熱源側熱交換器(2)、主減圧機
    構(3)及び利用側熱交換器(4)を冷媒配管(6)で
    順次接続してなる冷媒回路(7)と、蓄冷熱可能な蓄熱
    材を貯溜する蓄熱槽(9)とを備えた蓄熱式空気調和装
    置において、 上記冷媒回路(7)の熱源側熱交換器(2)と主減圧機
    構(3)との間に介設され、蓄熱槽(9)の蓄熱媒体と
    の間で熱交換を行うための蓄熱熱交換器(10)と、該
    蓄熱熱交換器(10)と上記蓄熱槽(9)とを熱移動可
    能に循環接続する循環路(11)と、該循環路(11)
    に介設され、強制的に熱移動させる強制循環手段(12
    )と、上記冷媒回路(7)の蓄熱熱交換器(10)と熱
    源側熱交換器(2)との間に設けられ、蓄熱熱交換器(
    10)における蓄冷熱時に冷媒の減圧を行う蓄冷熱用減
    圧機構(13)と、冷媒回路(7)の冷媒を上記蓄冷熱
    用減圧機構(13)をバイパスして流通させる第1バイ
    パス路(14)と、冷媒回路(7)の冷媒の流れを上記
    蓄熱用減圧機構(13)側と第1バイパス路(14)側
    とに切換える第1切換手段(15)と、冷媒回路(7)
    の蓄熱熱交換器(10)と主減圧機構(3)との間の冷
    媒配管(6)を吸入ライン(6b)側に主減圧機構(3
    )及び利用側熱交換器(4)をバイパスして接続する第
    2バイパス路(16)と、冷媒回路(7)の冷媒の流れ
    を主減圧機構(3)側と第2バイパス路(16)側とに
    切換える第2切換手段(30)とを備えるとともに、 蓄冷熱運転時には、上記強制循環手段(12)を作動さ
    せ、かつ冷媒が蓄冷熱用減圧機構(13)で減圧され蓄
    熱熱交換器(10)で蒸発して第2バイパス路(16)
    を経て圧縮機(1)に戻るように、蓄冷熱回収運転時に
    は上記強制循環手段(12)を作動させ、かつ冷媒が第
    1バイパス路(14)を経て蓄熱熱交換器(10)で過
    冷却され利用側熱交換器(4)で蒸発して圧縮機(1)
    に戻るように、通常冷房運転時には、上記強制循環手段
    (12)を停止させ、かつ冷媒が上記蓄冷熱回収運転時
    と同様に循環するように、上記強制循環手段(12)並
    びに第1及び第2切換手段(15)、(30)を制御す
    る運転制御手段(20)を備えたことを特徴とする蓄熱
    式空気調和装置。
  2. (2)強制循環手段(12)は熱移動量の調節可能に構
    成されており、運転制御手段(20)は、蓄冷熱回収運
    転時、運転条件に応じた熱移動量にするよう上記強制循
    環手段(12)を制御することを特徴とする請求項(1
    )記載の蓄熱式空気調和装置。
  3. (3)蓄熱材は水であり、蓄熱槽(9)には水と熱交換
    媒体との熱交換により水を製氷する製氷コイル(19)
    が設けられ、循環路(11)は蓄熱熱交換器(10)と
    製氷コイル(19)とを接続するものであり、上記製氷
    コイル(19)と蓄熱熱交換器(10)との間で循環路
    (11)を介してブライン等の熱交換媒体が循環し、該
    熱交換媒体により冷媒と水との間の熱移動をするように
    構成されていることを特徴とする請求項(1)又は(2
    )記載の蓄熱式空気調和装置(4)蓄熱槽(9)には、
    潜熱蓄熱材を有するカプセル(21)が内蔵され、循環
    路(11)は蓄熱熱交換器(10)と蓄熱槽(9)とを
    接続する往路(11a)と復路(11b)とからなり、
    蓄熱槽(9)と蓄熱熱交換器(10)との間で循環路(
    11)を介してブライン等の熱交換媒体が循環し、該熱
    交換媒体により冷媒と潜熱蓄熱材との間の熱移動をする
    ように構成されていることを特徴とする請求項(1)又
    は(2)記載の蓄熱式空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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