JPH02246266A - マスクromの製造方法 - Google Patents

マスクromの製造方法

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JPH02246266A
JPH02246266A JP1068006A JP6800689A JPH02246266A JP H02246266 A JPH02246266 A JP H02246266A JP 1068006 A JP1068006 A JP 1068006A JP 6800689 A JP6800689 A JP 6800689A JP H02246266 A JPH02246266 A JP H02246266A
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金子 正秀
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S257/91Diode arrays, e.g. diode read-only memory array

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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はマスクROMの製造方法に関し、特に、メモリ
セルアレイ部分の製造方法の改良に関する。 [従来の技術] 現在使用されているメモリICを書込機能によって大き
く分類すると、製造後読出しとともに自由に書込みが行
なえるRWM (リードライトメモリ)と、製造後書込
みができず読出専用として使われるROM (リードオ
ンリメモリ)とに分けられる。このうちのROMは電源
を切っても記憶情報が消えず残っているため文字パター
ンなどのような固定した情報の記憶に用いられる。RO
Mはさらに、製造後電気的に記憶情報を変更できかつ、
紫外線照射などによって記憶情報の消去が可能なEPR
OM(Erasable  and  Pr。 grammable  ROM)と、製造工程において
情報を書込まれ製造後その記憶情報を変更することので
きないマスクROMとを含む。マスクROMは、CRT
デイスプレィの文字パターンやパーソナルコンピュータ
のRAS I Cのプログラムのような固定されたデー
タを記憶するためによく用いられる。 現在底に商品化されているマスクROMのメモリ部は、
一般にマトリックス状に配されたMOSトランジスタを
含む。このMOS)ランジスタがメモリセルとして用い
られる。一方、MOS)ランジスタを半導体基板上に形
成する場合、ソース。 ドレイン、ゲートの3つの領域が必要となる。これら3
つの領域の寸法はMOSトランジスタとしての機能を果
たすのに十分な値でなければならず、無制限に小さくす
ることはできない。そのため、近年の半導体集積回路装
置の微小化への要求に反して、メモリセルとしてMOS
)ランジスタが用いられる以上、メモリ部全体の面積の
微小化には自ずと限界があった。特に、マスクROMの
記憶容量が大きくなるに従って、この問題は特に深刻に
なる。一方、マスクROMを含むメモリICの記憶容量
の大容量化への要求は、近年ますます強くなってきてい
る。そこで、メモリICを含む種々の半導体集積回路装
置の微小化と、メモリICの記憶容量の大容量化という
相反する要求に応じるための改良されたマスクROMが
既に発表されている。このような改良されたマスクRO
Mによればダイオード構造の素子が、MOSトランジス
タ構造の素子に代わってメモリセルとして用いられてい
る。 第5図(a)および(b)は、特公昭61−1904で
示されている改良されたマスクROMのメモリセルアレ
イの構造を示す図である。第5図(a)は平面図であり
、第5図(b)および(c)は各々第5図(a)に示さ
れるメモリセルアレイの、破線AおよびBに沿った断面
図である。これらの図を参照して、このメモリセルアレ
イは、単結晶シリ戸ンの半導体基板40上に形成される
。 基板40はその表面にシリコン酸化膜により形成される
絶縁膜(図示せず)を有する。この基板40上、には、
多数本の帯状N型ポリシリコン層42が平行して設けら
れる。さらに、ポリシリコン層42上を含む半導体基板
40上全面に絶縁層41が形成され、絶縁層41には開
口部、すなわち、コンタクトホール44が選択的に設け
られる。このコンタクトホール44の下部のポリシリコ
ン層42に不純物を導入することによりP型ポリシリコ
ン領域45が形成される。絶縁膜41上およびコンタク
トホール44上にポリシリコン層42と交わるように多
数本の平行な帯状導電層43が設けられる。コンタクト
ホール44は、ポリシリコン層42と導体層43との交
点に選択的に設けられる。なお、帯状ポリシリコン層4
2の各々は互いに異なるワード線に対応し、帯状導電層
43の各々は互いに異なるビット線に対応する。 第5図(a)かられかるように、複数の帯状のポリシリ
コン層42と複数の帯状の導電層43との交点はマトリ
ックスを構成する。さらに、第5図(b)および(c)
を参照して、この交点のうち、コンタクトホール44が
設けられているものについてのみコンタクトホール44
の下部のポリシリコン層42にpn結合が形成される。 したがって、コンタクトホール44が設けられている交
点の導電層43に順方向電圧を印加すればポリシリコン
層42に電流が流れる。一方、コンタクトホール44が
設けられていない交点の導電層43に順方向電圧を印加
しても導電層43とポリシリコン層42とは絶縁層41
により絶縁されているためポリシリコン層42に電流は
流れない。そこで、成るビット線を選択しこれに所定の
電圧を印加し、成るワード線を選択してこれに流れる電
流の有無を判断すれば選択されたビット線対に対応する
導電層43と、選択されたワード線に対応するポリシリ
コン層42との交点にコンタクトホールが設けられてい
るか否かが判定できる。したがって、コンタクトホール
の有無を論理値“1”“0”とに対応させ、マスクRO
Mに記憶させておくべき情報に応じコンタクトホールの
形成パターンを決めマスクROMのメモリセルアレイを
製造すれば、従来通り、製造後マスクROMから記憶情
報を読出すことが可能となる。つまり、1つのメモリセ
ルとして、従来のように1つのMOSトランジスタが用
いられるのではなく、単なる1つのPN接合、すなわち
、1つのダイオードが用いられる。このため、1つのメ
モリセルに必要な面積は導電層43およびポリシリコン
層42の幅により決定される。導体層43およびポリシ
リコン層42の幅の最小値は現在の製造技術におけるラ
インアンドスペースの限界値で決定される。したがって
、これらの幅を小さくすることによって(コンタクトホ
ール44が設は得る範囲で)、1つのメモリセルが基板
上に占有する面積を従来よりもはるかに小さくできる。 したがって、従来のようにメモリセルとしてMOS)ラ
ンジスタが用いられる場合よりもはるかに微小マスクR
OMを得ることができる。 次に、第5図に示されるようなメモリセルアレイの製造
工程について説明する。まず、メモリセルアレイを形成
すべき単結晶シリコン基板上に、選択酸化法等により酸
化膜を形成する。これによって、表面に絶縁膜を有する
単結晶シリコン基板40が得られる。次に、この絶縁膜
上に平行に多数の帯状のポリシリコン層を形成する。一
方、ポリシリコンはそれ自体で半導体であるいわゆる真
性半導体であり、その導電型式はN型でもP型でもない
。そこで、上記ポリシリコン層をN型化するために、こ
れにN型不純物を添加する。これによって、平行な多数
の帯状N型ポリシリコン層42が得られる。次に、N型
ポリシリコン層42上を含む基板40上全面に絶縁層4
1を形成する。 続いて、所望の記憶情報に応じて、絶縁層41にエツチ
ング等により選択的にコンタクトホール44を形成する
。次に、コンタクトホール44が設けられている箇所の
N型ポリ2932層42のみに選択的にP型の不純物を
イオン注入により添加する。これによって、コンタクト
ホール44が設けられている箇所のN型ポリ2932層
42のみにP型ポリシリコン領域45が形成される。最
後に、コンタクトホール44上を含む絶縁層41上に、
アルミニウム等から形成される多数の平行な帯状の導体
層43を形成する。 次に、上記のようなメモリセルアレイを有するマスクR
OMチップの実際の製造工程について説明する。第6図
は、マスクROMチップの一般的な製造工程の概略を表
わすフローチャートである。 図を参照して、まず、成る導電型式の単結晶シリコン基
板上に、これと逆導電型式の領域(アイランド)を形成
する。この領域は、後の工程においてトランジスタのソ
ース・ドレインが形成される領域となり得る。次に、基
板上を選択的に酸化し回路素子同士を分離するためめフ
ィールド酸化膜と呼ばれる厚い絶縁層を形成する。次に
、メモリセルアレイの周辺回路として必要となるNチャ
ネル/Pチャネル両トランジスタのゲートおよびメモリ
セルアレイのワード線に対応するポリシリコン層を形成
する。このとき、ワード線に対応するポリシリコン層に
N型不純物を添加しこれをN型化する。次に、基板表面
に選択的に不純物を添加しNチャネル/Pチャネル両ト
ランジスタのソース・ドレイン領域を形成する。次に、
基板上の凹凸を緩和するために基板上全面に絶縁膜を形
成する(第6図における“スムースコート被膜形成°)
。次に、この絶縁膜に選択的にコンタクトホールを開口
する。次に、コンタクトホールを介してメモリセルアレ
イのワード線に対応するポリシリコン層にイオン注入に
よってP型不純物資添加する(第6図における“注入′
″)。これによって、コンタクトホールが設けられたメ
モリセルにのみpn接合が形成される。この後、コンタ
クトホール上を含む基板上に配線パターンに応じて導体
層を形成する。最後に、デバイス保護のためにガラス層
を保護膜として形成する。 [発明が解決しようとする課題] 上記のような、1つのpn接合を1つのメモリセルとし
て用いるメモリセルアレイを有するマスクROMは製造
工程上、次のような問題点を有する。 メモリセルアレイ部の製造工程は、ポリシリコン層をN
型化するためにこれにN型不純物を添加する工程と、コ
ンタクトホールが設けられた箇所のNllポリシリコン
層をP型化するためにこれにP型不純物をイオン注入に
より添加する工程とを含む。P型とN型のどちらの極性
も持たないポリシリコンに不純物を添加しこれをN型化
する場合、添加する不純物の濃度は1014〜10”/
cm2程度である。一方、−旦N型化されたポリシリコ
ンをこれと逆極性のP型にする場合には、N型不純物を
添加されたポリシリコンの極性をP型不純物を添加する
ことによって反転させなければならないため、添加され
る不純物の濃度はP型とN型のどちらの極性も持たない
ポリシリコンをN型化する場合よりも高<10’8〜1
02°/Cm2程度である。ところで、ポリシリコンは
均一な単結晶ではなく、グレインと呼ばれる粒状の物質
の集合体である。第8図は、ポリシリコンの構造を表わ
すモデル図である。図において、粒状の物質82の各々
がポリシリコンを構成するグレインを表わす。上記のよ
うな構造を有するポリシリコンに不純物を添加した場合
の不純物の分布状態は単結晶シリコンに不純物を添加し
た場合のそれほど均一でないい。第9図はN型化された
ポリシリコンをP型化すべくこれにP型不純物を添加し
た場合のP型不純物の拡散状態をグレイン単位で表わし
た図である。図かられかるように、P型不純物はグレイ
ンの外側から内部方向へ拡散する。 したがって、グレインがその内部まで均一にN型化され
ているとすると、P型不純物の濃度がN型化されたポリ
シリコンをP型化するのに十分となった部分(図中の斜
線部)はP型化され、そうでない部分(図中グレイン中
央付近)はN型のままである。このため、−旦N型化さ
れたポリシリコンは均一にP型化されない。なお、P型
とN型のどちらの極性も持たないポリシリコンに不純物
を添加してこれをN型化する場合には、先に述べたよう
なポリシリコンの性質は特に問題とならない。 なぜならば、不純物の分布状態、すなわち、ポリシリコ
ンのN型化状態をグレイン単位で見た場合にたとえ若干
の不均一さがあったとしても、不純物が添加された範囲
のポリシリコンは全体奏してN型化されるからである。 以上のように、N型化されたポリシリコンをグレインレ
ベルで均一にP型化することは困難である。そのため、
N型ポリシリコンをP型化した場合、P型化された部分
とN型化されたままの部分との境界が明確でなくなる。 すなわち、メモリセルとして最も重要なpn接合が形成
されにぐい。 また、ダイオード機能を果たし得る、すなわち、メモリ
セルとして機能し得るpn接合が形成された場合にもp
n接合面の均一性が単結晶シリコンにおけるそれよりも
はるかに劣っているため、pn接合耐圧が極端に低いな
どの問題が生じる。いずれにしても、従来の製造方法で
は好ましいpn接合は得にくい。 一方、ワード線に対応するN型ポリシリコン層にP型領
域を形成するにあたってば次のような制約がある。第7
図は、コンタクトホールを有するメモリセル1個の、断
面図である。第7図(a)と(b)は各々、N型ポリシ
リコン層の厚み方向に、深いP型層を形成した場合のも
のと、浅いP型層を形成した場合のものである(図にお
いて、N型ポリシリコン層42は、実際には紙面に対し
垂直方向に延びる。)。ところで、ワード線には選択さ
れたメモリセルのコンタクトホールの有無に応じ電流が
十分に流れる必要がある。このためには、ワード線の抵
抗値は小さい方が好ましい。 ワード線の抵抗値はN型ポリシリコン層42の断面積に
影響される。一方、ワード線に対応するN型ポリシリコ
ン層42には部分的に導電型のP型ポリシリコン領域4
5が形成される。したがって、P型領域45が形成され
ている部分、すなわち、コンタクトホール下の部分では
、実際に電流が流れるN型ポリシリコン層42の実効断
面積はN型ポリシリコン層42の厚みhと幅aによって
決まる設計上の断面積aXhから、P型ポリシリコン領
域45の断面積、すなわち、厚みaX幅すを差し引いた
値である。したがって、ワード線の抵抗値を小さくする
ためにはP型ポリシリコン領域の断面積は小さい方が好
ましい(第7図(a)および(b)参照)。つまり、P
型ポリシリコン領域45の厚みdおよび幅すは小さいこ
とが望ましい。 ところが、P型ポリシリコン領域45の幅すはコンタク
トホールの幅Cとほぼ同じであると考えられ、コンタク
トホールの幅Cを小さくすることは導体層43とN型ポ
リシリコン層42とのコンタクト抵抗値を大きくするこ
とを意味する。また、P型ポリシリコン領域45の厚み
dが小さすぎると、形成されるpn接合はその機能を果
たさない。 したがって、N型ポリシリコン層42にP型領域45を
形成する際には上記のような制約を考慮し適当な深さに
不純物を導入する必要がある。一方、先に述べたように
、従来の製造方法では好ましいpn接合は得にくい。し
たがって、上記のような制約を考慮して適当な深さのP
型ポリシリコン領域45を形成することは極めて困難で
ある。たとえば、Pmポリシリコン領域45を形成する
際、十分に機能を果たすpn接合を得るため不純物濃度
を高めようとしてイオン注入するP型不純物の量を多く
すると、注入領域を制御しにくくなる。 また、Pmポリシリコン領域45の深さを成る程度深く
しようとし°Cイオン注入のエネルギを大きくすると、
N型ポリシリコン層42や下地の層間膜(図示せず)、
ひいては基板40に損傷を与えてしまう危険性がある。 さらに、N型ポリシリコンをP型化する際のイオン注入
条件はN型単結晶シリコンをP型化する際のそれとは異
なる。このため、メモリセルアレイとともにその周辺回
路を同一基板上に含むマスクROMチップを製造する際
、その工程が面倒なものとなる。つまり、ワード線のメ
モリセルとなるべき部分にpn接合を形成する工程と、
トランジスタのソース−ドレイン領域を形成する工程と
を分離しなければならない。なぜならば、Pチャネルト
ランジスタのソース・ドレイ領域は一般EN型化された
単結晶シリコン基板上の領域にP型不純物をイオン注入
しN型領域内に2つのP明領域を形成することによって
得られるからである。 このため、メモリセルのpn接合形成は必然的にマスク
ROM製造工程の最終工程付近に追加される。 本発明の目的は上記のような、メモリセルのP型領域形
成の際の問題点およびそれに起因するマスクROM製造
工程上の問題点を解決し、メモリセルとての機能を十分
に果たすpn接合を容易に形成することのできる、マス
クROMの製造方法を提供することである。 [課題を解決するための手段] 上記のような目的を達成するために本発明に係るマスク
ROMの製造方法は、主面を有する基板上に、互いに平
行に複数個帯状ポリシリコン層を形成するステップと、
ポリシリコン層をレーザアニールして単結晶化するステ
ップと、単結晶化された層に第1導電型の不純物を導入
して第1導電型の単結晶化層を形成するステップと、第
1導電型の単結晶化層上に絶縁層を形成するステップと
、記憶すべき情報に対応させて、第1導電型の単結晶化
層表面に至る開口を絶縁層に形成するステップと、開口
を介して、第1導電型と逆の第2導電型の不純物を導入
して第2導電型領域を形成するステップと、第1導電型
の単結晶化層に交差するように、開口が形成さた領域を
含む絶縁膜上に複数個の平行な帯状導電層を形成するス
テップとを含むちさらに、開口が形成された領域では、
導電層は第2導1!型領域と接続される。 [作用] 本発明に係る、マスクROMの製造方法は上記のような
工程によって構成されるため、メモリセルにおけるpn
接合が形成されるべき帯状ポリシリコン層が予めレーザ
光で熱処理(レーザアニール)されて単結晶化される。 このため、帯状ポリシリコン層に第2導電型領域を形成
する際、第1導電型単結晶シリコンにイオン注入によっ
て第2導電型不純物を導入し第2導電型領域を形成する
従来の技術をそのまま採用できる。この技術はトランジ
スタのソース・ドレイン領域を形成する際に用いられる
技術であり形成される第2導電型領域の深さや幅等に対
する制御性が良い。また、第2導電型化されるべき領域
が単結晶であるため、帯状ポリシリコン層に均一な接合
面を持つpn接合が形成される。
【実施例】
第1図は本発明にかかるマスクROMの製造方法を用い
て得られたマスクROMの、コンタクトホールを有する
メモリセル1個の断面図である。 第1図を参照して、このメモリセルの製造工程を説明す
る。まず、単結晶シリコン基板上に従来と同様の方法(
選択酸化法等)で酸化膜を形成し、表面に絶縁膜を有す
る単結晶シリコン基板40を得る。次に、この単結晶シ
リコン基板40の主面上にワード線に対応する帯状のポ
リシリコン層46を形成する。次に、従来とは違いポリ
シリコン層46をレーザ光で熱処理(レーザアニール)
し単結晶化する。これによってポリシリコン層46は単
結晶シリコン層12となる。次に、この単結晶シリコン
層12に従来と同様の方法(熱拡散やイオン注入等)で
N型不純物を添加する。これによって、単結晶シリコン
層12は均一にN型化される。続いて、N型単結晶29
72層12上を含む基板40の主面上全面に絶縁層41
を形成し、絶縁層41にエツチング等によりコンタクト
ホール44を形成する。次に、コンタクトホール44を
介してN型単結晶シリコン層12にP型不純物をイオン
注入により導入する。このとき、従来と異なりP型化す
べき領域は単結晶シリコンとなっているため、不純物添
加によって形成されるP型車結晶領域15の深さdおよ
び幅すは所望の値に容易に制御できる。さらに、P型車
結晶領域15の深さdをそれほど深くしなくともメモリ
セルとして機能し得る均一な接合面を有したpn接合を
形成することが可能である。したがって、P型車結晶領
域15の深さdを100OA程度に抑えることが可能で
ある。通常、N型ポリシリコン層12の厚みhは300
OA程度であるからP型車結晶領域15を形成すること
による、N型ポリシリコン層12の実効断面積の減少は
10〜25%程度に抑えられる。その結果、ワードライ
ン全体の抵抗値はそれほど高くならず、データ読出時に
ワードラインに十分な電流を流すことができる。最後に
、従来と同様に、コンタクトホール44上を含む絶縁層
41上にアルミニウム等による帯状の導体層43を形成
する。 第2図は、本発明の一実施例を示すメモリセルアレイと
これを駆動する周辺回路とを含むマスクROMチップの
製造工程の概略フローチャート図である。以下、第2図
を参照して本発明を用いた場合の、マスクROMの製造
工程について説明する。なお、説明にあたっては第3図
および第4図も参照する。第3図は第2図に示される製
造工程を経て得られたマスクROMチップの一例を示す
部分断面図である。第4図は、第3図に示されるマスク
ROMチップの製造工程をメモリ部についてのみ表わし
た図である。 まず、P型の単結晶シリコン基板30の主面上にN型不
純物を選択的に拡散しNウェル領域31を形成する。こ
の工程が第2図における“アイランド形成1である。 次に、基板30の主面上に厚い絶縁膜であるフィールド
酸化膜32を形成する。フィールド酸化膜32はメモリ
セルが設けられるべきメモリ領域0においては、メモリ
セルと基板30との間の層間絶縁膜となる(第4図(a
)参照)。この工程が第2図における“フィールド酸化
2である。 次に、Nチャネルトランジスタが設けられるべきNチャ
ネル領域■およびPチャネルトランジスタが設けられる
べきPチャネル領域[F]ならびにメモリ領域■に選択
的にポリシリコン層33および34を形成する。これら
のポリシリコン層はNチャネル領域■およびPチャネル
領域[F]においてはトランジスタのゲートポリシリコ
ン層33を形成し、メモリ領域0において平行な帯状の
ワード線シリコン層34を形成する。この工程が第2図
における“ゲート形成”である。このとき、メモリ領壊
8においてワード線に対応する平行な複数の帯状のワー
ド線シリコン層34をレーザ光で熱処理することにより
これを単結晶化する(第4図(b)参照)。 次に、Nチャネル領域■の基板30の主面上にN型不純
物をイオン注入で選択的に添加しN型拡散層35bを形
成する。さらに、メモリ領域■のコンタクトホールが設
けられない部分をマスクし、Pチャネル領域[F]の・
基板30の主面に設けられたNウェル31およびメモリ
領iワード線シリコン層34のコンタクトホールが設け
られるべき・部分にP型不純物をイオン注入で選択的に
添加しP型拡散層35aとP要領域36を同時に形成す
る(第4図(c)参照)。P型拡散層35aはPチャネ
ルトランジスタのソース争ドレイン領域となり、N型拡
散層35bはNチャネルトランジスタのソース・ドレイ
ン領域となる。同時に、P要領域36の形成によって、
メモリ領域0のコンタクトホールが設けられるメモリセ
ルの各々にpn接合が形成される(第4図(d)参照)
。この工程が第2図における“Nチャンネル/Pチャン
ネル ソースΦドレイン形成1である。つまり、従来と
異なりトランジスタのソース拳ドレイン領域とメモリセ
ルのpn接合の形成が同時に行なわれる。これは、P要
領域36を形成すべきワード線シリコン層34を予め単
結晶化しておくことによリイオン注入を行なうべきター
ゲットがトランジスタのソース・ドレインを形成すべき
基板30の主面と同じ条件となるためである。 次に、基板30上の凹凸を緩和するためにメモリ領4.
Nチャネル領域■、およびPチャネル領域[F]上を含
む基板30の主面上全面に絶縁膜47を形成する。 次に、前段階で形成した絶縁膜47にエツチングにより
選択的にコンタクトホール37を形成する(第4図Ce
>参照)。この工程が第2図における1コンタクトホー
ル開孔”である。 次に、コンタクトホール37上を含む基板30の主面上
に所望のパターンのアルミニウム配線層38を形成する
。 最後にデバイス保護のためにメモリ領域[相]、Pチャ
ネル領域の、およびNチャネル領域■上を含む基板30
上全面にガラス層39を形成する。この工程が第2図に
おける“保護膜形成”である。 以上のように、本発明を用いてマスクROMを製造した
場合、従来と比べ製造工程が簡略化されるとともに、メ
モリセルにとって好ましいpn接合を得ることおよび実
使用上好ましい抵抗値を持ったワード線を得ることが容
易となる。なお、レーザアニールが行なわれるステップ
が挿入される、マスクROM製造上の位置は本実施例に
限定されるものではなく、ワード線に対応するポリシリ
コン層が形成されるステップとこの層がN型化されるス
テップとの間の任意の位置であればよい。 また、上記実施例においてはNチャネルトランジスタお
よびPチャネルトランジスタのゲートをP型とN型のど
ちらの極性も持たないポリシリコンとした。しかし、ト
ランジスタのゲート抵抗値を下げるためゲートを形成す
るポリシリコンをN型化してもよく、この場合にはその
処理はメモリ領域のワード線を形成する単結晶シリコン
をN型化する工程において同時に行なわれればよい。 [発明の効果] 以上のように本発明によれば、従来実使用に適するもの
を得ることが困難であったマスクROMを実使用に適し
た条件で容易に得ることが可能となる。本来、本発明の
対象となるマスクROMはデバイスの微細化および高速
化を目的として発明されたものである。したがって、そ
のようなマスクROMが実使用に適した条件で得られる
ことは前記目的の確実な達成を意味する。よって、本発
明がもたらす効果は極めて重要で大きい。
【図面の簡単な説明】
第1!!!Jは本発明に係るマスクROMの製造方法を
用いて得られたマスクROMのメモリセルの断面図、第
2図は本発明の一実施例を示す、マスクROMの製造工
程を示す概略フローチャート図、第3図は第2図に示さ
れる製造工程を経て得られたマスクROMチップの部分
断面図、第4図は第3図に示されるマスクROMのメモ
リ領域についてその製造工程を示した図、第5図は特公
昭61−1904で示されているマスクROMのメモリ
セルアレイを示す図、第6図は従来のマスクROMの製
造工程の一例を示す概略フローチャート図、第7図は従
来のマスクROMの製造方法によって得られたマスクR
OMのメモリセルの一例を示す断面図、第8図はポリシ
リコンの構造を示すモデル図であり、第9図はP型不純
物を添加されたN型ポリシリコンをグレイン単位で表わ
した図。 図において、12はN型単結晶シリコン層、15はP型
車結晶シリコン領域、30はP型巣結晶シリコン基板、
40は単結晶シリコン基板、31はNウェル、32はフ
ィールド酸化膜、33はゲートポリシリコン層、34は
ワード線シリコン層、35aはP型拡散層、35bはN
型拡散層、36はPa領域、37および44はコンタク
トホール、38はアルミニウム配線、39はガラス層、
41および47は絶縁層、42はN型ポリシリコン層、
43は導体層、45はP型ポリシリコン領域である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第11!!

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 主面を有する基板上に、互いに平行に複数個の帯状ポリ
    シリコン層を形成するステップと、前記ポリシリコン層
    をレーザアニールして単結晶化するステップと、 前記単結晶化された層に第1導電型の不純物を導入して
    第1導電型の単結晶化層を形成するステップと、 前記第1導電型の単結晶化層上に絶縁層を形成するステ
    ップと、 記憶すべき情報に対応させて、前記第1導電型の単結晶
    化層表面に至る開口を、前記絶縁層に形成するステップ
    と、 前記開口を介して、前記第1導電型と逆の第2導電型の
    不純物を導入して第2導電型領域を形成するステップと
    、 前記第1導電型の単結晶化層に交差するように、前記開
    口が形成さた領域を含む前記絶縁膜上に複数個の平行な
    帯状導電層を形成するステップとを含み、 前記開口が形成された領域では、前記導電層は前記第2
    導電型領域と接続される、マスクROMの製造方法。
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