JP3150747B2 - 半導体メモリ装置とその製造方法 - Google Patents

半導体メモリ装置とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMOS型半導体メモリ装
置、特にプレーナセル構造で多値メモリのMOS型半導
体メモリ装置と、その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在使用されているマスクROMメモリ
装置のメモリセル構造は、1ビットが1メモリセルにて
構成され、メモリセルトランジスタのゲート電圧を高電
位にした場合にそのトランジスタのソースとドレイン間
に電流が流れるか否かをデータの”1”と”0”又は”
0”と”1”の状態に対応させて読出しを行なってい
る。ROMのデータの書込み方法には、フィールド方
式、デプレッション方式、コア方式、コンタクト方式な
ど種々の方式があるが、いずれもすべて1ビットを1メ
モリセルに対応させている。
【0003】半導体メモリ装置の集積度は年々向上し、
それに伴い1メモリセルの占める面積が縮小されてきて
いる。マスクROMの場合、メモリセル面積を縮小する
ことは1つのメモリトランジスタの面積を小さくするこ
とであり、常に最小のデザインルールを採用することに
よりメモリセルの縮小が図られてきている。
【0004】メモリセル部の面積を縮小する1つの画期
的な方法はプレーナ構造と称されるメモリセル構造であ
る。(特開昭61−288464号公報,特開昭63−
96953号公報などを参照)。プレーナセル構造で
は、複数のMOSトランジスタのソース領域のための連
続した拡散領域と、複数のMOSトランジスタのドレイ
ン領域のための連続した拡散領域とが互いに平行に交互
に基板に形成され、基板上には絶縁膜を介して両拡散領
域に交差するゲート電極が形成される。プレーナセル構
造では、素子分離用にフィールド酸化膜を設ける必要が
なく、また、ソース領域とドレイン領域が複数個のトラ
ンジスタで共有されるので、そのコンタクトも数個また
は数十個のトランジスタに1個の割りですみ、高集積化
を図る上で好都合である。しかし、プレーナセル構造に
おいても1ビットを1メモリセルに対応させることに変
わりはない。
【0005】メモリセル領域の面積を小さくする他の方
法は、1メモリセルから流れ出る電流値を3以上の値に
することにより1メモリセル当りの情報量を多くするこ
とである。その1つの方法としてチャネル領域にコア注
入を施すことにより実効チャネル幅を3種類以上に設定
するものがある(特開昭59−148360号公報参
照)。この提案された多値メモリでは、コア注入方式を
用いてソース・ドレイン間のオン電流を例えば4値に制
御するという簡便な方法を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コア注入方式による多
値メモリでは、コア注入のマスクとフィールド酸化膜の
マスクの重ね合わせずれによりそのオン電流が大きくば
らつくため、量産プロセスとして実現するには至ってい
ない。本発明はプレーナセル構造を採用し、かつ1メモ
リセルに4種類のオン電流を設定した4値ROMを提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明ではメモリセルの
チャネルにセルフアラインでコア注入を施すことにより
4種類のチャネル幅を実現する。そのため、本発明の4
値半導体メモリ装置では、複数のメモリセルのソース領
域のための連続した拡散領域と、複数のメモリセルのド
レイン領域のための連続した拡散領域とが互いに平行に
交互に形成されており、第1層目のワードラインが前記
両拡散領域と絶縁されて両拡散領域に交差して形成さ
れ、第2層目のワードラインが前記両拡散領域及び第1
層目ワードラインと絶縁されて第1層目ワードラインと
平行で第1層目ワードライン上に一部が重なって形成さ
れ、両拡散領域間及び第1層目ワードライン間で第2層
目ワードラインの下側の基板表面が各メモリセルのチャ
ネル領域となり、各チャネル領域は第2層目ワードライ
ンが平坦なa領域と、その両側で第2層目ワードライン
が側壁状に形成されて膜厚が実質的に厚くなっているb
領域との3つの領域からなり、a領域とb領域のいずれ
にもコア注入されていない第1の状態、a領域のみにコ
ア注入されている第2の状態、2つのb領域のみにコア
注入されている第3の状態、a領域とb領域のすべてに
コア注入されている第4の状態の4状態をとる。好まし
い態様では、a領域とb領域の幅が等しく設定されてい
る。他の好ましい態様では、第1層目ワードラインと第
2層目ワードラインのうち、少なくとも第2層目ワード
ラインがポリサイド構造となっている。
【0008】本発明の製造方法は、(A)基板に互いに
平行な帯状の拡散領域を形成する工程、(B)基板上に
第1層目のワードラインを前記拡散領域と絶縁されて前
記拡散領域に交差するように形成する工程、(C)第2
層目のワードラインを前記拡散領域及び第1層目ワード
ラインと絶縁されて第1層目ワードラインと平行で第1
層目ワードライン上に一部が重なるように形成する工
程、(D)レジストパターンでマスクを形成し、前記拡
散領域間及び第1層目ワードライン間で第2層目ワード
ラインの下側の基板表面で第2層目ワードラインが平坦
なa領域と、その両側で第2層目ワードラインが側壁状
に形成されて膜厚が実質的に厚くなっているb領域の3
つの領域のうち、a領域の基板表面にイオンが注入さ
れ、b領域の基板表面にはイオンが到達しない低エネル
ギーのイオン注入工程、及び(E)レジストパターンで
マスクを形成し、a領域では基板表面を通過してイオン
が注入され、b領域の基板表面にイオンが注入される高
エネルギーのイオン注入工程を含み、a領域とb領域の
いずれにもコア注入されていない第1の状態、a領域の
みにコア注入されている第2の状態、2つのb領域のみ
にコア注入されている第3の状態、a領域とb領域のす
べてにコア注入されている第4の状態の4状態を形成す
る。
【0009】
【実施例】図1は一実施例における4値メモリセルを表
わしたものである。(A)は平面図、(B)は(A)の
B−B’線位置での断面図、(C)は(A)のC−C’
線位置での断面図である。P型シリコン基板2に複数の
メモリセルのソース領域のための連続したN型拡散領域
4と、複数のメモリセルのドレイン領域のための連続し
たN型拡散領域6とが互いに平行に交互に形成されてい
る。ドレイン用の拡散領域6がビットラインとなってセ
ンス回路が接続され、ソース用の拡散領域4がグラウン
ドラインとなる。拡散領域4,6の間の基板表面にはゲ
ート酸化膜8a,8bが形成され、拡散領域4,6上に
はゲート酸化膜8a,8bよりも厚いシリコン酸化膜1
0が形成され、基板上にはゲート酸化膜8a及び酸化膜
10を介して第1層目ワードライン12が拡散領域4,
6と直交して交差する方向に形成されている。ワードラ
イン12の表面にはシリコン酸化膜14が形成されてお
り、第2層目ワードライン16が基板とはゲート酸化膜
8b及び酸化膜10を介し、1層目ワードライン12と
は酸化膜14を介して1層目ワードライン12と平行で
1層目ワードライン12上に一部が重なって形成されて
いる。図では省略されているが、更に層間絶縁膜が形成
され、所定の位置にコンタクトホールが形成されて層間
絶縁膜上のメタル配線が各部と接続される。
【0011】拡散領域4,6間及び1層目ワードライン
12,12間で2層目ワードライン14の下側の基板表
面が各メモリセルのチャネル領域となり、各チャネル領
域は2層目ワードライン16が平坦なa領域と、その両
側で2層目ワードラインが側壁状に形成されて膜厚が実
質的に厚くなっているb領域との3つの領域からなって
いる。メモリセルに情報を書き込むためにイオン注入が
施されている。BIT1はa領域とb領域のいずれにもコ
ア注入されていない第1の状態、BIT2はa領域のみに
コア注入されている第2の状態、BIT3は2つのb領域
のみにコア注入されている第3の状態(a領域では基板
の深い所にイオン注入がなされている)、BIT4はa領
域とb領域のすべてにコア注入されている第4の状態で
ある。
【0012】ここで、材質及び厚さの一例を示すと、ゲ
ート酸化膜8a,8bの厚さは約500Å、シリコン酸
化膜10及び14の厚さは1000〜2000Å、ワー
ドライン12,16は厚さが2000〜4000Åで不
純物導入により低抵抗化された多結晶シリコン膜であ
る。
【0013】図1(B)で×印で示されているのは低エ
ネルギー(例えば80KeV)で注入されたボロンイオ
ンであり、その注入量は1×1013/cm2程度であ
る。△印で示されているのは高エネルギー(例えば20
0KeV)で注入されたボロンイオンであり、注入量は
その注入量は1×1013/cm2程度である。a領域で
は低エネルギーのイオン注入によっても基板表面にイオ
ンが到達し、b領域では低エネルギーの注入ではイオン
が基板に到達しない。高エネルギーの注入ではa領域で
はイオンは基板表面を通過して基板の深いところまで到
達としてしまい、b領域では基板表面にイオンが注入さ
れる。基板表面にボロンイオンが注入されたチャネル領
域ではそのしきい値電圧が動作時の高電圧のゲート電圧
(例えば5V)ではチャネルが形成されず、基板の深い
位置にイオンが注入されたチャネルではイオンが注入さ
れていない場合と同様に高電圧のゲート電圧でチャネル
が形成される。各チャネル領域は中央部のa領域とその
両側のb領域の3つの領域からなり、それぞれの領域に
基板表面にボロンイオンが注入されているかいないかに
よって4種類の状態が得られる。BIT1の状態は3領域
のいずれにもコア注入がなされておらず、2層目ワード
ライン16が高電圧になることにより3領域のいずれに
もドレイン電流が流れる。BIT2の状態ではa領域では
ドレイン電流が流れず、2つのb領域でドレイン電流が
流れる。BIT3の状態ではa領域でドレイン電流が流
れ、2つのb領域ではドレイン電流が流れない。BIT4
ではいずれの領域でもドレイン電流は流れない。これを
まとめると次の表1のようになる。
【0014】
【表1】
【0015】表1で、×印と△印はコア注入がなされ、
2層目ワードライン16が高電圧になってもドレイン電
流が流れないことを示し、(△)印は基板の深い位置に
イオン注入がなされたものであり、そのイオン注入によ
ってはドレイン電流は妨げられないことを示している。
【0016】図1の実施例でメモリセルの情報を読み出
すときは、1層目ワードライン12をグラウンドレベル
とし、1層目ワードライン12の下の基板表面にはチャ
ネルが形成されないようにしてメモリセル間の分離とし
て作用させる。所定のメモリセルの選択は2層目ワード
ライン16を高電圧にすることにより行ない、その選択
されたメモリセルのチャネルに流れる電流値をセンスア
ンプで検出することにより読出しを行なう。いま、a領
域とb領域の幅がそれぞれ0.2μmで等しく設定され
ているものとし、0.2μm当りのオン電流を例えば7
0μAとすると、それぞれのメモリセルの全オン電流
は、BIT1では210μA、BIT2では140μA、BIT
3では70μA、BIT4では0μAとなり、4値メモリ
が実現される。
【0017】a領域とb領域の幅を等しく設定すること
により、BIT1からBIT4の状態間のオン電流値の間隔を
均等にして電流値間を最大にすることができ、センスア
ンプでの読出しのマージンを最も広くすることができて
好都合である。本発明を高速動作に適したものとするた
めには、ワードライン12,16をポリサド構造とすれ
ばよい。特に、2層目ワードライン16に関してはポリ
サイド構造が好ましい。ポリサイド構造の一例は、15
00〜2000Åの多結晶シリコン膜上に約2000Å
のタングステンシリサイド膜を積層したものであり、C
VD法やスパッタリング法により形成することができ
る。タングステンシリサイドに代えて他の高融点金属シ
リサイドとしてもよい。
【0018】次に、この実施例の製造方法を図2と図3
により説明する。 (A)P型シリコン基板2の表面に互いに平行な帯状の
ソース領域とドレイン領域のための拡散領域形成用のレ
ジストパターンを写真製版で形成し、それをマスクとし
てリン又は砒素をイオン注入してソース領域(グラウン
ドライン)とドレイン領域(ビットライン)を形成す
る。その後、レジストを除去し、基板表面を酸化して拡
散層の間の基板表面にはゲート酸化膜8aを形成し、拡
散層上にはそれよりも厚いシリコン酸化膜を形成する。
【0019】低抵抗化された多結晶シリコン膜を200
0〜4000Åの厚さに堆積し、写真製版とエッチング
によりパターン化を施して拡散領域4,6と直交する方
向の帯状の1層目ワードライン12を形成する。ワード
ライン12間の基板上のゲート酸化膜を除去した後、熱
酸化を施し、ワードライン12の表面には層間絶縁膜と
なるシリコン酸化膜を形成させ、同時にワードライン1
2間に露出した基板上にはゲート酸化膜8aと同じ膜厚
のゲート酸化膜8bを成長させる。
【0020】(B)2層目の低抵抗化された多結晶シリ
コン膜を2000〜4000Åの厚さに堆積し、写真製
版とエッチングによりパターン化を施して1層目ワード
ライン12と平行で1層目ワードライン12上に一部が
重なった2層目ワードライン16を形成する。
【0021】(C)チャネル領域にコア注入を施すため
に、所定のメモリセルに開口を有するレジストパターン
20を形成し、低エネルギーのボロンイオン注入を施
す。レジストパターン20の開口部を図3中に破線で囲
って示してある。注入エネルギーは約80KeVで注入
量は1×1013/cm2程度とする。このとき、ボロン
イオンは1層目ワードライン12間で第2層目ワードラ
イン16の平坦なa領域では基板表面に注入され、その
両側で2層目ワードライン16が側壁状に形成されて膜
厚が実質的に厚くなっているb領域では注入されず、1
層目ワードライン12と2層目ワードライン16の重な
ったc領域でも注入されず、2層目ワードライン16の
ない領域dでは基板表面に注入される。低エネルギーに
よる注入イオンを×印で示してある。
【0022】(D)レジストを除去した後、再び写真製
版でレジストパターン22を形成し、今度はボロンイオ
ンを高エネルギー(例えば200KeV)で1×1013
/cm2程度注入する。レジストパターン22の開口部
を図3中に一点鎖線で囲って示してある。このときのボ
ロンイオンはa領域とd領域では基板の深い位置まで到
達し、b領域とc領域では基板表面に注入される。高エ
ネルギーによる注入イオンを△印で示してある。この2
回のイオン注入により各メモリセルはBIT1からBIT4の
いずれかに設定される。
【0023】その後、通常のプロセスに従って層間絶縁
膜を形成し、コンタクトホールを形成し、メタル配線を
形成し、パッシベーション膜を形成し、ボンディングパ
ッドを形成してメモリ装置が完了する。上記の製造方法
で、ソース領域とドレイン領域のための拡散領域形成用
のイオン注入の前にゲート酸化膜8aを形成しておいて
もよい。実施例にはメモリ部分のみを示しているが、一
般には周辺回路も同じチップ上に形成される。周辺回路
は通常のプロセスに従って形成すればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明では1メモリセルが4つの電流値
の状態をとる4値メモリとなるので、従来のプレーナセ
ル構造のROMの集積度を更に2倍のすることができ
る。本発明の方法ではチャネルの4つの状態を作るコア
注入は2層のワードラインをマスクとするセルフアライ
ン工程であるため、マスク重ね合わせずれの問題はな
く、オン電流のばらつきが小さくなって多値メモリを実
現することができる。各メモリセルにおけるa領域とb
領域の幅を等しくすることによりセンスアンプでの読出
しが容易になる。少なくとも第2層目ワードラインをポ
リサイド構造とすることにより動作速度を速めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における4値メモリセルを表わしたも
のであり、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B’
線位置での断面図、(C)は(A)のC−C’線位置で
の断面図である。
【図2】製造方法の一実施例を示す工程断面図である。
【図3】製造途中におけるコア注入領域を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
2 P型シリコン基板 4 グラウンドライン 6 ビットライン 8a,8b ゲート酸化膜 10 拡散領域上の酸化膜 12 1層目ワードライン 14 1層目ワードライン上のシリコン酸化膜 16 2層目ワードライン 20,22 レジストパターン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルのソース領域のための
    連続した拡散領域と、複数のメモリセルのドレイン領域
    のための連続した拡散領域とが互いに平行に交互に形成
    されており、1層目ワードラインが前記両拡散領域と絶
    縁されて両拡散領域に交差して形成され、2層目ワード
    ラインが前記両拡散領域及び1層目ワードラインと絶縁
    されて第1層目ワードラインと平行で1層目ワードライ
    ン上に一部が重なって形成され、両拡散領域間及び1層
    目ワードライン間で2層目ワードラインの下側の基板表
    面が各メモリセルのチャネル領域となり、各チャネル領
    域は2層目ワードラインが平坦なa領域と、その両側で
    2層目ワードラインが側壁状に形成されて膜厚が実質的
    に厚くなっているb領域との3つの領域からなり、a領
    域とb領域のいずれにもコア注入されていない第1の状
    態、a領域のみにコア注入されている第2の状態、2つ
    のb領域のみにコア注入されている第3の状態、a領域
    とb領域のすべてにコア注入されている第4の状態の4
    状態をとる4値の半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 a領域とb領域の幅が等しい請求項1に
    記載の半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 1層目ワードラインと2層目ワードライ
    ンのうち、少なくとも2層目ワードラインがポリサイド
    構造となっている請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】(A)基板に互いに平行な帯状の拡散領域
    を形成する工程、 (B)基板上に1層目ワードラインを前記拡散領域と絶
    縁されて前記拡散領域に交差するように形成する工程、 (C)2層目ワードラインを前記拡散領域及び1層目ワ
    ードラインと絶縁されて1層目ワードラインと平行で第
    1層目ワードライン上に一部が重なるように形成する工
    程、 (D)レジストパターンでマスクを形成し、前記拡散領
    域間及び1層目ワードライン間で2層目ワードラインの
    下側の基板表面で2層目ワードラインが平坦なa領域
    と、その両側で2層目ワードラインが側壁状に形成され
    て膜厚が実質的に厚くなっているb領域の3つの領域の
    うち、a領域の基板表面にイオンが注入され、b領域の
    基板表面にはイオンが到達しない低エネルギーのイオン
    注入工程、及び (E)レジストパターンでマスクを形成し、a領域では
    基板表面を通過してイオンが注入され、b領域の基板表
    面にイオンが注入される高エネルギーのイオン注入工程
    を含み、 a領域とb領域のいずれにもコア注入されていない第1
    の状態、a領域のみにコア注入されている第2の状態、
    2つのb領域のみにコア注入されている第3の状態、a
    領域とb領域のすべてにコア注入されている第4の状態
    の4状態を形成する4値半導体メモリ装置の製造方法。
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