JP2001007224A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001007224A
JP2001007224A JP11175691A JP17569199A JP2001007224A JP 2001007224 A JP2001007224 A JP 2001007224A JP 11175691 A JP11175691 A JP 11175691A JP 17569199 A JP17569199 A JP 17569199A JP 2001007224 A JP2001007224 A JP 2001007224A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フラットセル構造を用いた高密度のマスクRO
M部を有する半導体装置において、ショートチャネル効
果を抑制しつつ、基板段差をなくすか又は最小限にとど
めることにより、ワード線の加工を容易にし、信頼性の
高い半導体装置及びその製造方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】第1導電型半導体基板1表面に互いに平行
に形成された複数のトレンチと、該トレンチ間であって
半導体基板1表面に形成されたチャネル領域と、前記ト
レンチ底面に形成された第2導電型ビット線5と、前記
チャネル領域及びビット線5上に酸化膜6を介して、ビ
ット線5と直交するように互いに平行に形成された複数
のゲート電極7とからなる半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、より詳細には、フラットセル構造を
用いた高密度のマスクROM部を有する半導体装置及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、マスクROMのメモリセル方
式として、直列接続されたセルトランジスタに対し、エ
ンハンスメント型のトランジスタとデプレッション型の
トランジスタを選択することによりROMデータを書き
込むNAND型ROMと、並列接続されたセルトランジ
スタに対し、選択的に閾値電圧を電源電圧以上に設定す
ることによりROMデータを書き込むNOR型ROMが
ある。近年、NOR型ROMは、いわゆるフラットセル
構造又はプレーナセル構造と呼ばれる高集積化に優れた
高密度NOR型ROMが主流となっている。
【0003】高密度NOR型ROMは、例えば、図4
(a)に示したように、半導体基板11上に形成された
レジストパターン13をマスクとして用いて、As+
イオン注入してビット線15を形成し、レジストパター
ン13及び酸化膜12を除去した後、図4(b)に示し
たように、ゲート酸化膜15を形成し、その上にビット
線15に直交するようにワード線16を形成することに
より形成される。しかし、このような高密度NOR型R
OMをさらに高集積化する場合には、微細加工技術より
も、セルトランジスタのショートチャネル効果による微
細化の制限の方が重大な問題となっている。
【0004】そこで、特開平4−25070号公報や特
開平5−67746号公報には、高密度NOR型ROM
において、基板にトレンチを形成して深さ方向にチャネ
ル長を確保することにより、ショートチャネル効果を抑
制しつつ、高集積化を図る方法が提案されている。例え
ば、特開平4−25070号公報には、図5(a)に示
したように、シリコン基板21上に、膜厚0.35μm
のリンがドープされたポリシリコン膜22を形成し、次
に、図5(b)に示したように、ビット線を形成する領
域上を被覆するレジストパターン23を形成し、このレ
ジストパターン23をマスクとして用いて、ポリシリコ
ン膜22及びシリコン基板21を0.3μmの深さでエ
ッチングしてトレンチ24を形成する。レジストパター
ン23を除去した後、図5(c)に示したように、熱酸
化により、ゲート酸化膜25を形成すると同時に、ポリ
シリコン膜22からシリコン基板21にリンを拡散させ
て拡散層26s、26dを形成する。続いて、図5
(d)に示したように、得られたシリコン基板21上
に、ポリシリコンからなるワード線27を形成する。
【0005】また、特開平5−67746号公報におけ
る半導体装置は、図6に示したように、半導体基板31
に互いに平行に複数本トレンチ32が形成されており、
トレンチ32間の基板表面にビット線33が、トレンチ
32内表面にはゲート酸化膜34が形成されている。ま
た、ビット線33に直交するように、半導体基板31上
には、互いに平行に複数本ワード線35が形成されてお
り、ワード線35の下のトレンチ32内には、ワード線
35と接触(導通)する低抵抗ポリシリコン膜36が埋
め込まれている。
【0006】この半導体装置は、例えば、半導体基板
31にトレンチ32を形成し、トレンチ32内にゲー
ト酸化膜34を形成し、しきい値電圧を制御するため
のイオン注入を行い、さらに、ROM書き込み用のイオ
ン注入を行い、半導体基板31上にポリシリコン膜を
堆積し、エッチバックすることによりトレンチ32内に
ポリシリコン膜を埋め込み、ポリシリコン膜に不純物
を注入して低抵抗ポリシリコン膜36を形成し、さらに
ビット線33を形成し、半導体基板31上に導電膜を
堆積し、パターニングしてビット線33に直交するワー
ド線35を形成するとともに、ワード線35下以外のト
レンチ32内の低抵抗ポリシリコン膜36を除去するこ
とにより形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、半導体
基板にトレンチを形成することによりショートチャネル
効果を抑制する方法では、いずれもチャネル長を長くす
るため、トレンチを深くする必要がある。しかし、特開
平4−25070号公報に記載のフラットセル構造の半
導体装置の場合、ポリシリコン膜22の膜厚が0.35
μm程度で、シリコン基板21のトレンチ24深さが
0.3μm程度であり、合計0.65μm程度の段差が
生じ、後工程でのワード線27の加工を困難にする。こ
の結果、ワード線27の延設方向の縮小化を図るどころ
か、むしろ加工限界からトレンチ24の間隔を大きくし
なければならないので、メモリセルの高密度化ができな
い。
【0008】また、ゲート酸化膜25の形成時、拡散層
26s、26dの上では増速酸化が起こるため、ゲート
酸化膜25が厚膜化(25a)し、横方向に張り出して
オーバーハング状になる。よって、ワード線27のエッ
チング加工時にエッチング残りが発生しやすく、歩留ま
りの低下を招く。さらに、セルトランジスタのチャネル
領域がシリコン基板21をエッチングした部分に形成さ
れているので、エッチングダメージを受けているという
問題がある。
【0009】また、周辺回路部は、レジストマスクを使
用することによりシリコン基板21のエッチングは防止
できるが、フォトリソグラフィ工程が増加するという問
題もある。一方、レジストマスクを使用しない場合に
は、フォトリソグラフィ工程の増加を防止することがで
きるが、周辺回路部もシリコン基板21がエッチングさ
れるので、段差が生じ、ゲート電極の加工が困難になる
という問題がある。さらに、ワード線27に単層のポリ
シリコン膜22を使用しているため、抵抗が高く、高速
化が困難である。一方、低抵抗のタングステンシリサイ
ド膜とポリシリコン膜からなるポリサイド膜を用いた場
合には、抵抗の低減は図れるが、さらにワード線27の
加工を困難にするという問題がある。
【0010】また、特開平5−67746号公報におい
ては、トレンチ32内に低抵抗ポリシリコン膜36を埋
め込むための、ポリシリコン膜の堆積及びエッチバック
の工程が増加するという問題がある。一方、このポリシ
リコン膜を周辺回路部で利用しようとすると、周辺回路
部におけるポリシリコン膜が、エッチバックの際にエッ
チング除去されないようにするため、マスクする必要が
生じ、フォトリソグラフィ工程が増加するという問題が
ある。さらに、ROMデータを書き込む工程を、ワード
線35の形成前に行うため、それ以降の工程が多く、納
期が長くなるという問題がある。一方、ROMデータの
書き込み工程を後工程で行うとすれば、チャネル領域は
トレンチ32底部と深い位置にあるため、高エネルギー
による注入が必要となり、横方向への不純物拡散をもた
らし、微細化が制限されるという問題もある。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、フラットセル構造を用いた高密度のマスクROM
部を有する半導体装置において、ショートチャネル効果
を抑制しつつ、基板段差をなくすか又は最小限にとどめ
ることにより、ワード線の加工を容易にし、信頼性の高
い半導体装置及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1導
電型半導体基板表面に互いに平行に形成された複数のト
レンチと、該トレンチ間であって前記半導体基板表面に
形成されたチャネル領域と、前記トレンチ底面に形成さ
れた第2導電型ビット線と、前記チャネル領域及びビッ
ト線上に酸化膜を介して、ビット線と直交するように互
いに平行に形成された複数のゲート電極とからなる半導
体装置が提供される。
【0013】また、本発明によれば、(i)第1導電型
半導体基板上に、第1酸化膜を形成し、(ii)互いに平
行な帯状の複数本の開口を有するマスクパターンを形成
し、(iii)該マクスパターンを用いて、前記半導体基
板にトレンチを形成し、(iv)前記マスクパターンを用
いて、第2導電型イオンを注入してビット線を形成し、
(v)前記マスクパターン及び第1酸化膜を除去し、
(vi)前記半導体基板上に酸化膜を形成し、(vii)該
酸化膜を介して、トレンチに直交する複数のゲート電極
を形成することからなる半導体装置の製造方法が提供さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置は、主とし
て、第1導電型半導体基板表面に互いに平行に形成され
た複数のトレンチと、該トレンチ間であって前記半導体
基板表面に形成されたチャネル領域と、前記トレンチ底
面に形成された第2導電型ビット線と、前記チャネル領
域及びビット線上に酸化膜を介して、ビット線と直交す
るように互いに平行に形成された複数のゲート電極とか
ら構成される、いわゆる高密度マスクROMである。こ
の半導体装置は、高密度マスクROMのみからなるもの
であってもよいし、半導体装置の一部にこのようなマス
クROMを有するものであってもよい。
【0015】この発明に使用される半導体基板は、通
常、半導体装置に使用されるものであれば特に限定され
るものではなく、シリコン、ゲルマニウム等の半導体、
GaAs、InGaAs等の化合物半導体等が挙げられ
る。なかでもシリコン基板が好ましい。この半導体基板
は、基板自体が第1導電型の不純物を含有していてもよ
いし、基板表面に、部分的に第1導電型の不純物が導入
されて不純物拡散層(ウェル)が形成されたものであっ
てもよい。この場合の不純物濃度は、例えば、1014
1016/cm3程度が挙げられる。
【0016】半導体基板に形成されたトレンチは、複数
本、互いに平行に形成されたものである。そのサイズ等
は特に限定されるものではないが、例えば、トレンチ幅
は、後述するビット線の幅に対応するものであるため、
ビット線の幅を考慮して、0.1〜0.5μm程度、隣
接するトレンチ間の間隔は、後述するチャネル領域の
幅、つまチャネル長に対応するものであるため、チャネ
ル長を考慮して、0.1〜0.5μm程度、トレンチ深
さは、後述する酸化膜の膜厚に対応するものであるた
め、酸化膜の膜厚を考慮して、10〜40nm程度が挙
げられる。
【0017】チャネル領域は、トレンチ間であって、半
導体基板表面に形成される。なお、チャネル領域は、半
導体基板と同じ導電型の不純物により所望の閾値に設定
されている。この場合の不純物濃度は、例えば、1017
/cm3程度が挙げられる。また、チャネル領域の両端
には、第1導電型不純物が導入されていてもよい。この
場合の不純物濃度は、例えば、1018/cm3程度が挙
げられる。このように、チャネル領域両端に第1導電型
不純物が導入されることにより、ショートチャネル効果
を抑制することができる。ビット線は、半導体基板に形
成されたトレンチ底面に第2導電型の不純物領域として
形成されている。なお、ビット線は、トレンチの形状に
もよるが、トレンチの側面に及んでいてもよい。この場
合の不純物濃度は、例えば、1020/cm 3程度が挙げ
られる。
【0018】ゲート電極は、チャネル領域及びビット線
上に酸化膜を介して、ビット線と直交するように互いに
平行に複数本、形成されている。ゲート電極は、通常電
極として使用される導電膜であれば、どのようなもので
形成されていてもよく、例えば、ポリシリコン膜;アル
ミニウム、銅、金、銀、ニッケル等の金属;タンタル、
チタン、タングステン等の高融点金属;高融点金属とポ
リシリコンとからなるシリサイド;ポリサイド等が挙げ
られる。ゲート電極の膜厚は、例えば、0.1〜0.3
μm程度が挙げられる。
【0019】また、酸化膜は、チャネル領域からビット
線上に及んで一体的に形成されているが、チャネル領域
上に存在する部分はゲート酸化膜として機能し、ビット
線上に存在する部分は半導体基板とゲート電極とを電気
的に分離するとともに、トレンチに埋設されて半導体基
板表面を平坦化するために機能する。酸化膜の膜厚は、
チャネル領域上のゲート酸化膜としては、例えば、5〜
20nm程度、ビット線上では、例えば25〜100n
m程度が挙げられる。この膜厚の範囲のなかでも、チャ
ネル領域上に存在する酸化膜とビット線上に存在する酸
化膜との表面段差は小さい方が好ましい。その段差は、
例えば、チャネル領域上に存在する酸化膜の膜厚とビッ
ト線上に存在する酸化膜の膜厚との差の1/2以下、具
体的には、10〜40nm程度であることが好ましい。
【0020】なお、本発明の半導体装置は、所望のチャ
ネル領域において、不純物濃度が制御されることによ
り、マスクROMデータが書き込まれている。この場合
の不純物濃度は、例えば、書き込みが行われていないチ
ャネル領域の不純物濃度よりも102オーダ程度不純物
濃度が高く又は低く設定することにより2値のデータと
して書き込まれていてもよいし、102オーダ程度の不
純物濃度の範囲内で、3値又はそれ以上のデータとして
書き込まれていてもよい。
【0021】また、本発明の半導体装置の製造方法にお
いては、まず、工程(i)において、第1導電型半導体
基板上に、第1酸化膜を形成する。この場合の第1酸化
膜は、半導体基板の表面を保護するために形成されるも
のであり、例えば、数10nm程度の膜厚で、熱酸化、
CVD法等により形成することができる。
【0022】工程(ii)において、互いに平行な帯状の
複数本の開口を有するマスクパターンを形成する。この
マスクパターンは、例えば、膜厚0.5〜1.5μm程
度のレジスト膜を用いて、フォトリソグラフィ及びエッ
チング工程により形成することができる。なお、マスク
パターンは、互いに平行な帯状の複数本のビット線を形
成する領域に開口を有する1枚のマスクパターンとして
形成してもよいし、ビット線を形成する領域を被覆しな
いように、帯状の複数のマスクパターンを互いに平行に
並べたものとして形成してもよい。
【0023】工程(iii)において、得られたマクスパ
ターンを用いて、半導体基板にトレンチを形成する。ト
レンチは、公知の方法、例えば、RIE法、等方性プラ
ズマエッチング又はそれらの組み合わせ等のドライエッ
チング法等により形成することができる。
【0024】工程(iv)において、さらに同じマスクパ
ターンを用いて、第2導電型イオンを注入してビット線
を形成する。例えば、砒素イオンの場合には、注入エネ
ルギー10〜80keV程度、ドーズ1×1015〜5×
1015/cm2程度が挙げられ、リンイオンの場合に
は、注入エネルギー10〜50keV程度、ドーズ1×
1015〜3×1015/cm2程度が挙げられる。なお、
この際のイオン注入は、ショートチャネル効果を抑制す
るために、半導体基板の法線方向から行うことが好まし
い。
【0025】工程(v)において、マスクパターン及び
第1酸化膜を除去する。これらの除去は、公知の方法、
例えば、ふっ酸等を用いたウェットエッチング法等によ
り行うことができる。
【0026】工程(vi)において、半導体基板上に酸化
膜を形成する。ここでの酸化膜は、熱酸化法により形成
することが好ましく、例えば、酸素雰囲気中又は大気
中、800〜950℃程度の温度で、10分〜3時間程
度処理することにより形成することができる。この熱酸
化による酸化膜は、上記したように、チャネル領域上で
はほぼ均一の膜厚で形成することができ、ビット線上で
は、増速酸化が起こるためチャネル領域上に形成される
膜厚よりも3〜5倍程度厚膜で形成されることとなる。
よって、先の工程で形成したトレンチの深さに応じて、
適切な酸化条件を選択することにより、半導体基板にト
レンチが形成されていても、半導体基板表面の段差を緩
和させるか又は半導体表面をほぼ平坦にすることができ
る。例えば、先の工程で15〜20nm程度の深さのト
レンチを形成した場合、チャネル領域上でゲート酸化膜
を10nm程度形成する条件で熱酸化を行うと、トレン
チ内のビット線上では50nmの酸化膜が形成される。
この際、ビット線上では、熱酸化により形成された酸化
膜の1/2程度、半導体基板自体が酸化膜に変換するた
め、トレンチの底部が(50−10)/2=20nm程
度、酸化膜によって上昇することとなる。よって、チャ
ネル領域からビット線上にかけて膜厚の異なる酸化膜が
形成され、結果的に半導体基板表面をほぼ平坦にするこ
とができる。なお、この工程の後、半導体基板の表面の
段差は、酸化膜によってほぼ解消されることが好ましい
が、チャネル領域上に存在する酸化膜とビット線上に存
在する酸化膜との表面段差が、チャネル領域上に存在す
る酸化膜の膜厚とビット線上に存在する酸化膜の膜厚と
の差の1/2以下であればよい。
【0027】工程(vii)において、上記の酸化膜を介
して、トレンチに直交する複数のゲート電極を形成す
る。ここでのゲート電極は、公知の方法、例えば、ゲー
ト電極材料を半導体基板上全面に形成し、フォトリソグ
ラフィ及びエッチング工程を用いてパターニングするこ
とにより形成することができる。なお、本発明において
は、これらの工程の後、半導体装置を完成させる工程、
例えば、セルの素子分離注入、周辺トランジスタのソー
ス/ドレイン注入、層間膜形成、コンタクトホール形
成、メタル配線形成、保護膜形成等を適宜行うことが好
ましい。
【0028】また、これらの工程の前、中、後、好まし
くは、メタル配線形成の前に、所望のチャネル領域に、
ROMデータの書き込みを行う。ROMデータの書き込
みは、例えば、NMOSの場合には、レジストマスクを
利用して、所望のチャネル領域に、B+イオンを120
〜180keVの注入エネルギー、1013〜1014/c
2台のドーズでイオン注入することにより行うことが
できる。
【0029】さらに、本発明の半導体装置の製造方法に
おいては、工程(iii)の前又は後あるいは工程(iv)
の後に、工程(ii)で形成し、工程(iii)及び(iv)
で用いるマスクパターンと同じマスクパターンを用い
て、第1導電型イオンの注入、いわゆるハロー注入又は
ポケット注入を行うことが好ましい。このイオン注入に
より、チャネル領域両端に第1導電型のイオンを導入す
ることができ、ショートチャネル効果を抑制することが
できる。この場合のイオン注入は、半導体基板の法線方
向から15〜45°程度傾斜させた斜め方向から、回転
又はステップ注入にて行うことが好ましく、例えば、ボ
ロンイオンの場合には、注入エネルギー20〜60ke
V程度、ドーズ1×1012〜1×1014/cm2程度が
挙げられる。
【0030】なお、ハロー注入を工程(iii)の前に行
う場合には、ハロー注入によって不純物が注入された領
域のうちビット線を形成する領域の上の領域は、工程
(iii)によりトレンチを形成するために除去される
が、工程(iv)において、ビット線を形成するためのイ
オン注入は、上記と同程度のドーズで行うことができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明の半導体装置及びそ
の製造方法を図面に基づいて詳述する。なお、これらの
実施例によってこの発明は限定を受けるものではない。 実施の形態1 図1(a)にこの実施の形態における半導体装置の平面
図を、図1(b)及び(c)にそれぞれ図1(a)のA
−A’線及びB−B’線断面図を示す。
【0032】このメモリセルは、NOR型のメモリセル
であり、シリコン基板1表面に互いに平行に形成された
複数のトレンチが形成され、これらトレンチ間であって
シリコン基板表面にチャネル領域が形成されている。ま
た、トレンチ底面にはビット線5が形成され、チャネル
領域及びビット線5上に酸化膜6を介して、ビット線5
と直交するように互いに平行に形成された複数のゲート
電極7が形成されて構成されている。上記の半導体装置
は、以下の製造方法により形成することができる。
【0033】まず、図2(a)に示したように、周辺回
路部のウェル(図示せず)を形成し、さらに素子分離膜
(図示せず)が形成され、酸化膜2を介してトランジス
タのVthを合わせるためのチャネル注入が行われた第
1導電型のシリコン基板1上に、所望の形状のレジスト
パターン3を形成する。次いで、図2(b)に示したよ
うに、レジストパターン3をマスクとして用いて、酸化
膜2をエッチング除去し、さらにシリコン基板1をエッ
チングする。ここでのシリコン基板1のエッチング深さ
は、後工程におけるゲート酸化工程で酸化膜が埋まる程
度の深さ、例えば、20nm程度とする。
【0034】次に、図2(c)に示したように、レジス
トパターン3をマスクとして用いて、セルトランジスタ
のショートチャネル効果抑制(パンチスルー防止)のた
めに、シリコン基板1と同一導電型のイオン4をイオン
注入(ハロー注入)する。この際の注入条件は、B+
オンを、レジスト下のチャネルとなる領域に入るように
基板の法線方向から15〜30°傾斜させた回転又はス
テップ注入で、注入エネルギー20〜60keV、ドー
ズ1×1012〜1×1014cm-2とする。
【0035】続いて、図2(d)に示したように、レジ
ストパターン3をマスクとして用いて、ソース/ドレイ
ン領域としても機能するビット線5形成のために、第2
導電型のイオン注入を行い、シリコン基板1にビット線
5を形成する。この際のイオン注入は、砒素イオン(A
+)を、基板の法線方向から、注入エネルギー15〜
40keV、1015cm-2台のドーズで行う。
【0036】次に、レジストパターン3及び酸化膜2を
除去した後、図2(e)に示したように、熱酸化によ
り、シリコン基板1上に膜厚5〜20nm程度のゲート
酸化膜6を形成する。この際、ビット線5上は増速酸化
により、25〜100nm程度の厚い酸化膜6aが形成
される。この熱酸化により、シリコン基板1をエッチン
グした際の段差がほぼ平坦化される。続いて、得られた
シリコン基板1上に、膜厚100nm程度の膜厚の下層
+ポリシリコン膜と膜厚100nm程度の上層タング
ステンシリサイド膜とからなるポリサイド膜を形成し、
このポリサイド膜を、ビット線5に直交するようにパタ
ーニングすることにより、複数の平行なゲート電極7を
形成する。
【0037】次に、セルの素子分離注入、周辺回路部の
トランジスタのソース/ドレイン注入、層間膜形成、コ
ンタクトホール形成、メタル配線形成、保護膜形成等を
経て、半導体装置の前半工程(ウェハー工程)を完了す
る。なお、マスクROMのROMデータ書き込み工程は
メタル形成の前等で適宜行なう。このデータ書き込み注
入は、例えば、NMOSであれば、B+イオンを、注入
エネルギー120〜180keV、1013〜1014cm
-2台のドーズで行う。
【0038】最後に、後半工程(アセンブリ工程)を経
て、半導体装置を完成させる。この実施の形態1では、
エッチングされたシリコン基板1の側面からハロー注入
により不純物が多く導入されるため、セルトランジスタ
のパンチスルー防止の効果が大きく、セルトランジスタ
特性が安定する。よって、セルの縮小化に有利である。
【0039】実施の形態2 実施の形態1と同様に、酸化膜2及びレジストパターン
3が形成されたシリコン基板1を用いる。図3(a)に
示したように、レジストパターン3をマスクとして用い
て、セルトランジスタのショートチャネル効果抑制(パ
ンチスルー防止)のために、このシリコン基板1に、シ
リコン基板1と同一導電型のイオン4をイオン注入(ハ
ロー注入)する。この際の注入条件は、B+イオンを、
レジスト下のチャネルとなる領域に入るように基板の法
線方向から15〜30°傾斜させた回転又はステップ注
入で、注入エネルギー20〜60keV、ドーズ1×1
12〜1×1014cm-2とする。
【0040】続いて、図3(b)に示したように、レジ
ストパターン3をマスクとして用いて、実施の形態1と
同様に、酸化膜2をエッチング除去し、さらにシリコン
基板1をエッチングする。その後、レジストパターン3
をマスクとして用いて、ソース/ドレイン領域としても
機能するビット線5形成のために、第2導電型のイオン
注入を行い、シリコン基板1にビット線5を形成する。
この際のイオン注入は、砒素イオン(As +)を、基板
の法線方向から、注入エネルギー15〜40keV、1
15cm-2台のドーズで行う。以降、実施の形態1と同
様にして半導体装置を完成させる。
【0041】この実施の形態2では、実施の形態1にお
いて、ハロー注入で不純物が注入される領域が、その後
にエッチング除去されるため、ビット線のリーク低減や
接合容量の低減に有効となる。よって、この実施の形態
2の製造方法では、デバイス性能としてより厳しい特性
を要求される半導体装置に特に有利である。
【0042】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、高密度の
NOR型等のROMメモリセルにおいて、ショートチャ
ネル効果を抑制しつつ、基板の段差が低減されているた
め、メモリセルのより縮小化を実現し、大容量ROMの
創出やチップサイズの縮小によるコストが低減された半
導体装置を得ることができる。また、本発明の半導体装
置においては、チャネル領域をエッチングにさらさない
ためにチャネル領域のエッチングダメージを回避した信
頼性の高い半導体装置を得ることができる。
【0043】さらに、本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、酸化膜を形成することにより、トレンチの段差
を緩和することができるため、ワード線の延設方向にお
いて、加工限界の間隔を使用でき、さらに、ビット線側
の縮小と合わせて、より一層メモリセルの縮小化、高密
度化を実現することができる。また、酸化膜により段差
が緩和されているため、ワード線をパターニングする際
においてもエッチング残りの問題が解消され、歩留まり
の安定化を図ることができる。
【0044】さらに、チャネル領域自体は半導体基板表
面のエッチングされていない領域に配置させることがで
きるため、エッチングダメージの影響は小さく、信頼性
の高い半導体装置を形成することができる。また、本発
明においては、基板にトレンチを形成する場合のマスク
パターンをビット線の形成及びハロー注入にも使用する
ことができるため、工程数の増加を抑制しながら、より
高性能の半導体装置を製造することができ、製造工程の
簡素化による製造コストの削減を実現することができ
る。
【0045】さらに、本発明においては、マスクROM
のデータの書き込み工程後の工程を短くすることができ
るので、半導体装置の短納期化を図ることができるとと
もに、比較的低いエネルギーでのイオン注入によりマス
クROMのデータの書き込みを行うことができるため、
横方向への不純物の広がりを抑制することができ、より
微細化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施例の要部を示す
(a)概略平面図、(b)A−A’線断面図、(c)B
−B’断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法の一実施例を示
す概略断面工程図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法の別の実施例を
示す概略断面工程図である。
【図4】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
概略断面工程図である。
【図5】従来の別の半導体装置の製造方法を説明するた
めの概略断面工程図である。
【図6】従来のさらに別の半導体装置を示す要部の概略
斜視図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板(半導体基板) 2 第1酸化膜 3 レジストパターン 4 B+イオン(ハロー注入) 5 ビット線(ソース/ドレイン領域) 6 酸化膜 7 ゲート電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型半導体基板表面に互いに平行
    に形成された複数のトレンチと、該トレンチ間であって
    前記半導体基板表面に形成されたチャネル領域と、前記
    トレンチ底面に形成された第2導電型ビット線と、前記
    チャネル領域及びビット線上に酸化膜を介して、ビット
    線と直交するように互いに平行に形成された複数のゲー
    ト電極とからなる半導体装置。
  2. 【請求項2】 チャネル領域の両端に第1導電型不純物
    が導入されてなる請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 チャネル領域上に存在する酸化膜とビッ
    ト線上に存在する酸化膜との表面段差が、チャネル領域
    上に存在する酸化膜の膜厚とビット線上に存在する酸化
    膜の膜厚との差の1/2以下である請求項1又は2に記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 (i)第1導電型半導体基板上に、第1
    酸化膜を形成し、(ii)互いに平行な帯状の複数本の開
    口を有するマスクパターンを形成し、(iii)該マクス
    パターンを用いて、前記半導体基板にトレンチを形成
    し、(iv)前記マスクパターンを用いて、第2導電型イ
    オンを注入してビット線を形成し、(v)前記マスクパ
    ターン及び第1酸化膜を除去し、(vi)前記半導体基板
    上に酸化膜を形成し、(vii)該酸化膜を介して、トレ
    ンチに直交する複数のゲート電極を形成することからな
    る半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 工程(iii)の前又は後あるいは工程(i
    v)の後に、マスクパターンを用いて、第1導電型イオ
    ンの斜め注入を行う請求項4に記載の半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 工程(iv)のイオン注入を基板の法線方
    向から行う請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 さらに、所定のチャネル領域に、ROM
    データの書き込みを行う請求項4〜6のいずれか1つに
    記載の半導体装置の製造方法。
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