JP3075192B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3075192B2
JP3075192B2 JP08257249A JP25724996A JP3075192B2 JP 3075192 B2 JP3075192 B2 JP 3075192B2 JP 08257249 A JP08257249 A JP 08257249A JP 25724996 A JP25724996 A JP 25724996A JP 3075192 B2 JP3075192 B2 JP 3075192B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュEEPROMやEPROMの
ような不揮発性半導体記憶装置では、その高集積化が最
も重要であり、その記憶素子(メモリセル)の微細化の
方法が種々に検討されている。近年、占有面積の小さな
メモリセルとして、埋込拡散層をビット線とし 各メモ
リセルがビット線とのコンタクト部を有しないメモリセ
ルすなわちコンタクトレス・セルが提案されている。
【0003】例えば、テクニカル ダイジェスト オブ
インターナショナル エレクトロン デバイス ミー
ティング(TECHNICAL DIGEST OF
INTERNATIONAL ELECTRON DE
VICES MEETING)1986年 592〜5
95頁のハイ デンシティ コンタクトレス セルフア
ラインド EPROM セル アレイ テクノロジ(H
IGH DENSITY CONTACTLESS S
ELF ALIGNED EPROM CELLARR
AY TECHNOLOGY)と題する論文や、特開平
6−283721号公報において、ビット線が拡散層で
形成され、この拡散層の表面が熱酸化されることが示さ
れている。ここで、はじめの論文は仮想接地線構成(V
ertual Ground Array:VGA)の
コンタクトレス・セルに関するものであり、後の公開公
報はNOR回路構成のコンタクトレス・セルに関するも
のである。
【0004】以下、従来の技術として上記論文に記載さ
れている技術を図15と図16に基づいて説明する。こ
こで、図15はメモリセル部の平面図である。図16
(a)は、図15に示したA′−B′での断面図であ
り、図16(b)は、図15に示したC′−D′での断
面図である。
【0005】図15に示すように、導電型がP型のシリ
コン基板101、副ビット線となる導電型がN型の埋込
拡散層102が形成されている。そして、この埋込拡散
層102上に拡散層熱酸化膜が形成されている。さら
に、第1のゲート絶縁膜上に浮遊ゲート電極103、第
2のゲート絶縁膜を介して積層されたワード線104が
それぞれ設けられている。ここで、ワード線104は浮
遊ゲート型トランジスタの制御ゲート電極としてメモり
セルの行方向に配設される。そして、浮遊ゲート電極1
03間にはチャネルストッパ層105が形成され、主ビ
ット線106が配設されている。なお、主ビット線10
6はメモリセルの列方向に配設されものである。
【0006】このようなメモリセルの断面構造は次のよ
うになっている。図16(a)に示すように、シリコン
基板101上に選択的に埋込拡散層102が形成され、
この上部に拡散層熱酸化膜107が形成されている。そ
して、シリコン基板101の主面上に第1のゲート絶縁
膜108が形成され、第1のゲート絶縁膜108を被覆
するようにして浮遊ゲート電極103が設けられる。第
2のゲート絶縁膜109が浮遊ゲート電極103表面上
に形成され、さらにワード線104が積層するように形
成されている。そして、層間絶縁膜110を介して主ビ
ット線106が配設されている。
【0007】このようなメモリセルは、図16(b)に
示すように、埋込拡散層102間にチャネルストッパ層
105が設けられている。このチャネルストッパ層10
5の不純物濃度はシリコン基板101のそれより高くな
るように設定される。
【0008】なお、その外の符号は、図16(a)で説
明したものと同じものになっている。そこで、その説明
は省略される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなメ
モリセルにおいては、メモリセルの微細化に限界があ
り、不揮発性半導体記憶装置のさらなる高集積化が困難
である。これは、メモリセルを微細化すると埋込拡散層
のリーク電流が大きくなり正常なセル動作がむつかしく
なるからである。なぜなら、埋込拡散層の間隔が狭くな
るほどこの拡散層間に流れるリーク電流が増大するから
である。これは、高い消去電圧が必要になるためでもあ
る。
【0010】また、このような従来のメモリセルでは、
ワード線となる制御ゲート電極と自己整合的(セルフア
ライン)に浮遊ゲート電極がドライエッチングされる加
工工程において、副ビット線となる埋込拡散層がエッチ
ング除去されてしまうという問題がある。その理由は、
副ビット線となる埋込拡散層上にドライエッチングでの
エッチングストッパーとなるだけの十分な厚さの絶縁膜
がないため、初め列方向にパターニングされた浮遊ゲー
ト電極材が、次にワード線にセルフアラインであり行方
向にドライエッチングされる時、被エッチング物である
浮遊ゲート電極材が存在しない領域の埋込拡散層がエッ
チング除去されてしまうからである。
【0011】本発明の目的は、超微細化が容易で、且
つ、正常動作範囲が広い、埋込拡散層を副ビット線とす
る浮遊ゲート型トランジスタの不揮発性半導体記憶装
製造方法を提供することにある。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】 このために 本発明の半導
体装置の製造方法は、シリコン基板表面に形成された短
冊状の拡散層をビット線あるいはソース線としメモリセ
ルに浮遊ゲート型トランジスタを有する不揮発性半導体
記憶装置の製造方法であって、一導電型のシリコン基板
上の所定の領域全面に逆導電型の不純物イオン注入を行
い次いで熱処理を行って一拡散層を形成する工程と、前
記一拡散層上に選択的に絶縁膜を形成する工程と、前記
絶縁膜をエッチングのマスクとして前記一拡散層および
その下部のシリコン基板をドライエッチングし短冊状の
拡散層と短冊状溝とを形成する工程と、前記短冊状溝の
表面に第1のゲート絶縁膜を形成し前記第1のゲート絶
縁膜上に第1の導体膜を形成する工程と、前記第1の導
体膜をドライエッチングし前記短冊状溝に並行する列方
向にパターニングされた第1の導体膜パターンを形成す
る工程と、前記第1の導体膜パターン上に第2のゲート
絶縁膜を形成する工程と、前記第2のゲート絶縁膜上に
第2の導体膜を形成する工程と、前記第2の導体膜をド
ライエッチングしメモリセルの行方向にワード線を形成
する工程と、前記ワード線に対しセルフアラインに前記
第1の導体膜パターンをドライエッチングし浮遊ゲート
電極を形成する工程とを含む。
【0018】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
シリコン基板表面に形成された短冊状の拡散層をビット
線あるいはソース線としメモリセルに浮遊ゲート型トラ
ンジスタを有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法で
あって、一導電型のシリコン基板上の隣り合うビット線
間の領域または隣り合うビット線とソース線間の領域の
シリコン基板に短冊状溝を形成する工程と、前記短冊状
溝の表面に第1のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記
第1のゲート絶縁膜上に第1の導体膜を形成する工程
と、前記第1の導体膜をドライエッチングし前記短冊溝
に並行する列方向にパターニングされた第1の導体膜パ
ターンを形成する工程と、前記第1の導体膜パターンを
マスクとして逆導電型の不純物イオンをイオン注入し次
いで熱処理を行って短冊状の拡散層を形成する工程と、
前記第1の導体膜パターン間に充填するように選択的に
絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜を形成後、前記第
1の導体膜パターン上に第2のゲート絶縁膜を形成する
工程と、前記第2のゲート絶縁膜上に第2の導体膜を形
成する工程と、前記第2の導体膜をドライエッチングし
メモリセルの行方向にワード線を形成する工程と、前記
ワード線に対しセルフアラインに前記第1の導体膜パタ
ーンをドライエッチングし浮遊ゲート電極を形成する工
程とを含む。
【0019】ここで、前記第2の導体膜を形成した後に
前記第2の導体膜上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶
縁膜上にワード線のレジストパターンを形成するフォト
リソグラフィ工程と、前記レジストパターンをマスクと
して前記絶縁膜をドライエッチングしパターニングする
工程とを含み、前記レジストまたは前記パターニングし
た絶縁膜をマスクとして前記第2の導体膜をドライエッ
チングする。
【0020】あるいは、前記シリコン基板表面に前記短
冊状溝を形成した後にシリコン基板全面に厚い絶縁膜を
形成し前記短冊状溝を埋め込む工程と、浮遊ゲート型ト
ランジスタの形成領域にある前記厚い絶縁膜を除去して
前記浮遊ゲート型トランジスタのチャネル領域となる短
冊状溝の一領域を露呈させる工程とを含み、前記露出し
た短冊状溝の表面に第1のゲート絶縁膜を形成する。
【0021】あるいは、前記第2の導体膜をパターニン
グしワード線を形成した後に前記ワード線の側壁に側壁
絶縁膜を形成し、前記ワード線および前記側壁絶縁膜を
マスクとして前記第1の導体膜パターンをドライエッチ
ングし、前記パターニングした第1の導体膜パターンの
露出した側壁に第3のゲート絶縁膜を形成し、前記第3
のゲート絶縁膜を被覆し列方向にパターニングされた消
去ゲート電極を形成する。
【0022】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明の第1の実施の
形態を図1に基づいて説明する。図1(a)はVGAの
フラッシュEEPROMのメモリセル部の平面図であ
り、図1(b)は図1(a)に記すA−Bで切断した断
面図である。
【0023】図1(a)に示すように、シリコン基板1
表面に短冊状の埋込拡散層2が設けられる。そして、埋
込拡散層2に沿って形成された短冊状溝3が設けられて
いる。さらに、斜線で示す浮遊ゲート電極4が形成さ
れ、この浮遊ゲート電極4上に設けられたワード線5が
メモリセルの行方向に配設されている。このワード線5
に直交する方向すなわちメモリセルの列方向には主ビッ
ト線6が配設されるようになる。
【0024】このようなメモリセルの断面構造では、図
1(b)に示すように、シリコン基板1表面の所定の領
域に埋込拡散層2が形成される。そして、埋込拡散層2
間に短冊状溝3が設けられている。さらに、短冊状溝3
の側壁には第1のゲート絶縁膜7が形成されている。そ
して、拡散層上絶縁膜8が埋込拡散層2をセルフアライ
ンに被覆するように設けられている。さらに、浮遊ゲー
ト電極4が第1のゲート絶縁膜7を被覆し、拡散層上絶
縁膜8の一部を覆って形成されている。
【0025】この浮遊ゲート電極4の表面には第2のゲ
ート絶縁膜9が形成され、この第2のゲート絶縁膜9上
にワード線5が配設されている。そして、層間絶縁膜1
0が形成され、この層間絶縁膜10上にアルミ等の金属
で形成される主ビット線6が配設される。この主ビット
線6は、所定の領域でそれぞれ埋込拡散層2に接続され
る。
【0026】このような構造では、浮遊ゲート型トラン
ジスタの埋込拡散層間の距離は、微細構造になっても大
きく保たれる。そして、高い消去電圧でも埋込拡散層間
のリーク電流は低く抑えられる。また、第1のゲート絶
縁膜7を介して埋込拡散層2と浮遊ゲート電極4とが大
きくオーバーラップするようになるため、浮遊ゲート電
極4にある電荷を埋込拡散層2側に放出でき易くなる。
そして、消去電圧が安定しメモリセル間での消去のバラ
ツキが小さくなる。
【0027】次に、この第1の実施の形態の不揮発性半
導体記憶装置メモリセルの製造方法について説明する。
図2と図3は、このメモリセルの第1の製造方法を説明
する製造工程順の断面図であり、図1(b)の断面構造
を示す。また、図4も同じ製造工程順の断面図であり、
図1(a)に記すC−Dでの切断面である。
【0028】はじめに、図2(a)に示すように、導電
型がP型のシリコン基板1の表面に保護絶縁膜11が形
成される。ここで、保護絶縁膜11は化学気相成長(C
VD)法あるいは熱酸化で形成される膜厚10〜20n
m程度ののシリコン酸化膜である。
【0029】次に、保護絶縁膜11を通して全面にヒ素
イオンがイオン注入され、熱処理が施されて拡散層12
が形成される。ここで、ドーズ量は1×1015/cm2
程度に設定される。また、注入エネルギーは50keV
程度に設定される。そして、図2(b)に示すように、
保護絶縁膜11はエッチング除去される。
【0030】次に、拡散層12上に膜厚が200〜50
0nmのシリコン酸化膜が堆積される。そして、フォト
リソグラフィ技術とドライエッチング技術とで、上記シ
リコン酸化膜と拡散層とが短冊状に加工される。このよ
うにして、図2(c)に示すように埋込拡散層2と拡散
層上絶縁膜8とがセルフアラインに形成される。
【0031】次に、図2(d)に示すように、拡散層上
絶縁膜8をエッチングマスクにしてシリコン基板1の表
面部が反応性イオンエッチング(RIE)でドライエッ
チングされ、短冊状溝3が拡散層上絶縁膜8にセルフア
ラインに形成される。
【0032】そして、図3(a)に示すように、短冊状
溝3および埋込拡散層2の側壁に、熱酸化法で第1のゲ
ート絶縁膜3が形成される。この第1のゲート絶縁膜3
は膜厚7〜10nmのシリコン酸化膜である。次に、全
面に第1の多結晶シリコン膜13がCVD法で堆積され
る。この第1の多結晶シリコン膜13にはリン不純物が
含有される。
【0033】次に、図3(b)に示すように、短冊状の
多結晶シリコン膜14が形成される。この短冊状の多結
晶シリコン膜14は、上記の第1の多結晶シリコン膜1
3がビット線方向すなわち列方向にパターニングされた
ものである。
【0034】次に、図3(c)に示すように、短冊状の
多結晶シリコン膜14の表面に第2のゲート絶縁膜9が
シリコン酸化膜−シリコン窒化膜−シリコン酸化膜(O
NO膜)の3層構造の絶縁膜で形成される。
【0035】次に、この第2のゲート絶縁膜9を被覆す
るように第2の多結晶シリコン膜15がCVD法で堆積
される。この第2の多結晶シリコン膜15にはリン不純
物が含有される。次に、この第2の多結晶シリコン膜1
5が、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術
とでパターニングされ、図1(b)で説明したワード線
5が形成される。ここで、短冊状の多結晶シリコン膜1
4もワード線方向にセルフアラインにパターニングさ
れ、図1(b)で説明した浮遊ゲート電極4が形成され
るようになる。ここで、拡散層上絶縁膜8は、シリコン
基板1がエッチングされないためのエッチングストッパ
ーとしての役割を果たす。
【0036】次に、図1(a)に示したC−Dでの切断
面でメモリセルの製造方法を説明する。
【0037】上記製造方法で説明したように、浮遊ゲー
ト電極4とワード線5が形成される。この工程後は、図
4(a)に示すように、シリコン基板1の表面部に埋込
拡散層2、短冊状溝3、第1のゲート絶縁膜7および拡
散層上絶縁膜8が形成されるようになる。
【0038】次に、図4(b)に示すように、拡散層上
絶縁膜8をイオン注入マスクにボロンイオン16が注入
される。ここで、このボロンイオン16はシリコン基板
面対し垂直になるように注入される。このイオンのドー
ズ量は1×1013/cm2 程度であり、注入エネルギー
は30keV程度に設定される。そして、熱処理が施さ
れてチャネルストッパ層17が形成される。
【0039】次に、図4(c)に示すように、層間絶縁
膜10が形成される。ここで、この層間絶縁膜10は、
CVD法で膜厚の厚いシリコン酸化膜が堆積され、化学
的機械研磨(CMP)法でその表面が平坦化されて形成
されたものである。
【0040】そして、この層間絶縁膜10上にアルミ金
属で構成される主ビット線6がメモりセルの列方向に配
設される。
【0041】図4(c)に示すように、本発明ではチャ
ネルストッパ層17は短冊状溝3の底面部にのみ形成さ
れる。このために、埋込拡散層2とチャネルストッパ1
7との間隔は長くなるように設定できる。そして、この
拡散層間の耐圧が高くなるとともにリーク電流は減少す
るようになる。
【0042】次に、この第1の実施の形態の不揮発性半
導体記憶装置メモリセルのの製造方法を説明する。図
5と図6は、このメモリセルのの製造方法を説明する
製造工程順の断面図であり、図1(b)の断面構造を示
す。
【0043】図5(a)に示すように、シリコン基板の
表面の所定領域にマスク絶縁膜18が形成される。ここ
で、このマスク絶縁膜18はシリコン酸化膜で構成され
る。次に、図5(b)に示すように、マスク絶縁膜18
をエッチングマスクにシリコン基板1の表面がRIEで
ドライエッチングされ、短冊状溝3が形成される。そし
て、マスク絶縁膜18はエッチング除去される。次に、
図5(c)に示すように第1のゲート絶縁膜7がシリコ
ン基板1の主面および短冊状溝3の側壁部に形成され
る。
【0044】次に、図5(d)に示すように、第1のゲ
ート絶縁膜7の全面上に第1の多結晶シリコン膜13が
CVD法で堆積される。この第1の多結晶シリコン膜1
3にはリン不純物が含有される。
【0045】次に、図6(a)に示すように、短冊状の
多結晶シリコン膜14が形成される。この短冊状の多結
晶シリコン膜14は、上記の第1の多結晶シリコン膜1
3がビット線方向すなわち列方向にパターニングされた
ものである。
【0046】次に、短冊状の多結晶シリコン膜14をイ
オン注入マスクにしてヒ素イオンがイオン注入され、熱
処理が施されて、図6(b)に示すように、埋込拡散層
2が形成される。ここで、ドーズ量は1×1015/cm
2 程度に設定される。また、注入エネルギーは50ke
V程度に設定される。
【0047】次に、図6(c)に示すように埋込拡散層
2上であり、短冊状に多結晶シリコン膜14間に拡散層
上絶縁膜8が形成される。この拡散層上絶縁膜8は、C
VD法でシリコン酸化膜が堆積された後、CMP法でそ
の表面が除去され短冊状の多結晶シリコン膜14間に充
填されるようにして形成される。そして、第2のゲート
絶縁膜9が短冊状の多結晶シリコン膜14表面に形成さ
れる。
【0048】次に、この第2のゲート絶縁膜9および拡
散層上絶縁膜8を被覆するように第2の多結晶シリコン
膜15がCVD法で堆積される。この第2の多結晶シリ
コン膜15にはリン不純物が含有される。
【0049】次に、第1の製造方法と同様にして、第2
の多結晶シリコン膜15がフォトリソグラフィ技術とド
ライエッチング技術とでパターニングされ、図1(b)
で説明したワード線5が形成される。ここで、短冊状の
多結晶シリコン膜14もワード線方向にセルフアライン
にパターニングされ、図1(b)で説明した浮遊ゲート
電極4が形成されるようになる。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態を先ず
7に基づいて説明する。図7(a)はNOR型のフラッ
シュEEPROMのメモリセル部の平面図であり、図7
(b)は図7(a)に記すE−Fで切断した断面図であ
る。
【0051】図7(a)に示すように、短冊状のフィー
ルド酸化膜22が形成され、このフィールド酸化膜22
に並行して副ビット線となる埋込拡散層23が設けられ
ている。また、同様のパターンで副ソース線となる埋込
拡散層23aが形成されている。そして、この埋込拡散
層23と23aの間には短冊状溝24が形成されてい
る。
【0052】さらに、斜線で示す浮遊ゲート電極25が
形成され、この浮遊ゲート電極25上に配設されるワー
ド線26が設けられている。さらに、埋込拡散層23の
上層位置に主ビット線27が配設され、埋込拡散層3a
の上層位置には主ソース線28が配設されている。
【0053】この断面構造では、図7(b)に示すよう
に、シリコン基板21表面の所定の領域にフィールド酸
化膜22が形成され、埋込拡散層23,23aが形成さ
れている。そして、短冊状溝24が形成され、第1のゲ
ート絶縁膜29が短冊状溝24および埋込拡散層23,
23aの側壁部に形成されている。そして、拡散層上絶
縁膜30が埋込拡散層23および23aをセルフアライ
ンに被覆するように設けられている。さらに、浮遊ゲー
ト電極25が第1のゲート絶縁膜29を被覆し、拡散層
上絶縁膜30の一部を覆って形成されている。
【0054】この浮遊ゲート電極25の表面には第2の
ゲート絶縁膜31が形成され、この第2のゲート絶縁膜
31上にワード線26が配設されている。そして、層間
絶縁膜32が形成され、この層間絶縁膜32上にアルミ
等の金属で形成される主ビット線27および主ソース線
28が配設される。この主ビット線27および主ソース
線28は、所定の領域で埋込拡散層23および23aに
それぞれ接続されるようになる。
【0055】この実施の形態でも、第1の実施の形態で
説明したのと同様な効果がある。
【0056】この第2の実施の形態での不揮発性半導体
記憶装置のメモリセルの製造方法では、フィールド酸化
膜を形成する工程以外の工程は、第1の実施の形態で説
明したのと同様であるのでその説明は省略される。
【0057】次に、本発明の第3の実施の形態を先ず
8および図9に基づいて説明する。図8はVGAのフラ
ッシュEEPROMのメモリセル部の平面図である。そ
して、図9(a)は図8に記すG−Hで切断した断面図
であり、図9(b)は図8に記すI−Jで切断した断面
図である。なお、この場合、主ビット線等の説明は省略
される。これらは、第1の実施の形態で説明したのと同
様である。
【0058】図8に示すように、シリコン基板41表面
に短冊状の埋込拡散層42が設けられる。そして、埋込
拡散層42に沿って形成された短冊状溝43が設けられ
ている。さらに、周辺を絶縁膜で囲まれる活性領域44
が形成されている。そして、斜線で示す浮遊ゲート電極
45が形成され、この浮遊ゲート電極45上に設けられ
たワード線46がメモリセルの行方向に配設されてい
る。さらに、消去ゲート電極47がメモりセルの行方向
に配設されている。そして、このワード線46に直交す
る方向には主ビット線が配設されるようになる。
【0059】このようなメモリセル部の先述したG−H
切断での断面構造では、図9(a)に示すように、シリ
コン基板41表面の所定の領域に埋込拡散層42が形成
される。そして、埋込拡散層42間に短冊状溝43が設
けられている。さらに、短冊状溝43の側壁および埋込
拡散層42の表面上には第1のゲート絶縁膜48が形成
されている。そして、浮遊ゲート電極45が第1のゲー
ト絶縁膜48を被覆して形成されている。
【0060】この浮遊ゲート電極45の表面には第2の
ゲート絶縁膜49が形成され、この第2のゲート絶縁膜
49上にワード線46が配設されている。そして、層間
絶縁膜50が形成されている。
【0061】つぎに、メモリセル部のI−J切断での断
面構造について説明する。図9(b)に示すように、シ
リコン基板41表面の所定の領域に素子分離絶縁膜51
が形成される。そして、素子分離絶縁膜51の形成され
ていないシリコン基板41表面には第1のゲート絶縁膜
48が形成されている。そして、浮遊ゲート電極45が
第1のゲート絶縁膜48を被覆して形成されている。
【0062】この浮遊ゲート電極45の上面には第2の
ゲート絶縁膜49が形成され、そして、この第2のゲー
ト絶縁膜45の側面には第3のゲート絶縁膜52が形成
されている。さらに、第2のゲート絶縁膜49上に第2
のゲート絶縁膜49を介してワード線46が配設されて
いる。そして、層間絶縁膜50がワード線46を被覆す
るように形成され、消去ゲート電極47が第3のゲート
絶縁膜52を被覆するように形成されている。
【0063】次に、この第3の実施の形態の不揮発性半
導体記憶装置メモリセルの製造方法について詳細に説明
する。図10と図11は、このメモリセルの製造方法を
説明する製造工程順の断面図であり、図9(a)の断面
構造を示す。また、図12乃至図14も同じ製造工程順
の断面図であり、図9(b)の断面構造を示す。
【0064】図10(a)に示すように、P型のシリコ
ン基板41の表面に保護絶縁膜53が形成される。ここ
で、保護絶縁膜53はCVD法あるいは熱酸化で形成さ
れる膜厚10〜20nmのシリコン酸化膜である。
【0065】次に、保護絶縁膜53を通して全面にヒ素
イオンがイオン注入され、熱処理が施されて拡散層54
が形成される。ここで、ドーズ量は1×1015/cm2
程度に設定される。また、注入エネルギーは50keV
程度に設定される。
【0066】次に、図10(b)に示すように、拡散層
54上に膜厚が500nmのシリコン酸化膜が堆積さ
れ、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術と
で短冊状に加工されてマスク絶縁膜55が形成される。
そして、マスク絶縁膜55をエッチングのマスクにして
拡散層54がドライエッチングされ、図10(c)に示
すように、埋込拡散層42および短冊状溝43が形成さ
れる。
【0067】次に、図10(d)に示すように、マスク
絶縁膜55がエッチング除去され、シリコン基板41上
の全面に厚い絶縁膜56が形成される。続けて、この厚
い絶縁膜56は選択的にエッチングされる。このように
して、図11(a)に示すようにシリコン基板41表面
に埋込拡散層42を有する活性領域が形成されるように
なる。
【0068】そして、図11(b)に示すように、短冊
状溝43の側壁および埋込拡散層42の表面に、熱酸化
法で第1のゲート絶縁膜48が形成される。この第1の
ゲート絶縁膜48は膜厚10nm程度のシリコン酸化膜
である。次に、全面に第1の多結晶シリコン膜57がC
VD法で堆積される。この第1の多結晶シリコン膜57
にはリン不純物が含有される。
【0069】次に、図11(c)に示すように、短冊状
の多結晶シリコン膜58が形成される。この短冊状の多
結晶シリコン膜58は、上記の第1の多結晶シリコン膜
57がメモリセルの列方向にパターニングされたもので
ある。
【0070】次に、図11(c)に示すように、短冊状
の多結晶シリコン膜58の表面に第2のゲート絶縁膜4
9がONO膜で形成される。
【0071】次に、第2のゲート絶縁膜49を被覆する
ように第2の多結晶シリコン膜がCVD法で堆積され
る。この第2の多結晶シリコン膜にはリン不純物が含有
される。この第2の多結晶シリコン膜が、フォトリソグ
ラフィ技術とドライエッチング技術とでパターニングさ
れ、図11(d)に示すようにワード線46が形成され
る。そして、上記の短冊状の多結晶シリコン膜58もワ
ード線方向にセルフアラインにパターニングされ、浮遊
ゲート電極45が形成されるようになる。さらに、層間
絶縁膜50が形成されて、図9(a)で説明した断面構
造のメモリセルが完成する。
【0072】次に、図9(b)の断面構造で第3の実施
の形態の製造方法を説明する。図12(a)に示すよう
に、シリコン基板41の表面に保護絶縁膜53が形成さ
れ、保護絶縁膜53を通して全面にヒ素イオンがイオン
注入され、熱処理が施されて拡散層54が形成される。
【0073】次に、図10(b)で説明したマスク絶縁
膜55が形成されるが、図12(b)の領域には形成さ
れないで拡散層54が露出する。そして、このマスク絶
縁膜55をエッチングのマスクにして拡散層54および
シリコン基板41の表面部がドライエッチングされる。
【0074】次に、図12(d)に示すように、シリコ
ン基板41上の全面に厚い絶縁膜56が形成される。続
けて、この厚い絶縁膜56は選択的にエッチングされ、
図13(a)に示すように、シリコン基板41表面に素
子分離絶縁膜51が形成される。
【0075】そして、図13(b)に示すように、シリ
コン基板41上に、熱酸化法で第1のゲート絶縁膜48
が形成される。次に、素子分離絶縁膜51を被覆して全
面に第1の多結晶シリコン膜57が堆積される。
【0076】次に、図13(c)に示すように、短冊状
の多結晶シリコン膜58が形成される。この短冊状の多
結晶シリコン膜58は、上記の第1の多結晶シリコン膜
57がメモリセルの列方向にパターニングされたもので
ある。そして、短冊状の多結晶シリコン膜58の表面に
第2のゲート絶縁膜49が形成される。
【0077】次に、第2のゲート絶縁膜49を被覆する
ように第2の多結晶シリコン膜59がCVD法で堆積さ
れる。この第2の多結晶シリコン膜にはリン不純物が含
有される。また、第2の多結晶シリコン膜59上に厚い
絶縁膜60が堆積される。
【0078】次に、図14(a)に示すように、厚い絶
縁膜60がパターニングされ、上面絶縁膜61が形成さ
れる。さらに、この上面絶縁膜61をエッチングマスク
にして第2の多結晶シリコン膜59がパターニングされ
てワード線46が形成されるようになる。
【0079】次に、全面に絶縁膜が堆積され全面の異方
性ドライエチングすなわちエッチバックが施される。そ
して、図14(b)に示すように、ワード線46および
上面絶縁膜61の側壁部に側壁絶縁膜62が形成され
る。
【0080】つぎに、上面絶縁膜61と側面絶縁膜62
とで構成される層間絶縁膜50をエッチングマスクにし
て、短冊状の多結晶シリコン膜58がRIEでドライエ
ッチングされる。このようにして、図14(c)に示す
ように浮遊ゲート電極45が形成される。ここで、素子
分離絶縁膜51はエッチングストッパーの役割を有する
ものである。
【0081】次に、浮遊ゲート電極45の露出した側壁
部に第3の絶縁膜52が形成される。この第3の絶縁膜
は膜厚10nm程度のシリコン酸化膜である。
【0082】最後に、層間絶縁膜50上に消去ゲート電
極47が形成される。この消去ゲート電極47はアルミ
金属が行方向にパターニングされたものである。このよ
うにして、図9(b)で説明した断面構造のメモリセル
が完成する。
【0083】この第3の実施の形態では、浮遊ゲート型
トランジスタの活性領域が厚い絶縁膜で囲われるため、
チャネルストッパ層を介する埋込拡散層間のリーク電流
は完全に防止される。さらに、浮遊ゲート電極がドライ
エッチングされる工程において、埋込拡散層がエッチン
グ除去されてしまうという問題は完全に解消されるよう
になる。
【0084】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の浮遊ゲ
ート型トランジスタを用いる不揮発性半導体記憶装置の
メモリセルの製造方法では、メモリセルの副ビット線と
なる短冊状の埋込拡散層にセルフアラインに短冊状溝が
形成される。そして、この短冊状溝部をチャネル領域と
する浮遊ゲート型トランジスタが形成される。また、こ
の埋込拡散層が浮遊ゲート型トランジスタのソース・ド
レイン領域となる。さらに、メモリセルの浮遊ゲート型
トランジスタ間を突き抜けるようになる短冊状溝におい
て、浮遊ゲート型トランジスタ間の溝部ではその底面に
のみチャネルストッパ層が形成される。
【0085】このため、本発明によればメモリセルの超
微細化が実現され、不揮発性半導体記憶装置の高集積化
が非常に容易になる。あるいは、半導体記憶装置のチッ
プ面積が大幅に縮小できるようになり、その生産歩留ま
りが向上するようになる。
【0086】また本発明によれば、個々のメモリセルの
動作特性のバラツキが非常に小さくなる。これは、浮遊
ゲート型トランジスタのソースおよびドレイン領域とな
る埋込拡散層が形成された後に、複数の浮遊ゲート型ト
ランジスタのチヤネル領域となる短冊状溝が埋込拡散層
にセルフアラインに形成されるためである。
【0087】また、このような本発明のメモリセルの製
造方法では、ワード線となる制御ゲート電極にセルフア
ラインに浮遊ゲート電極がドライエッチングされる工程
において、副ビット線となる埋込拡散層がエッチング除
去されてしまうという問題は完全に解消される。それ
は、埋込拡散層上にドライエッチングでのエッチングス
トッパーとなるだけの十分な厚さの絶縁膜が形成される
ようになるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するための
モリセルの平面図と断面図である。
【図2】上記メモリセルの製造工程順の断面図である。
【図3】上記メモリセルの製造工程順の断面図である。
【図4】上記メモリセルの製造工程順の断面図である。
【図5】上記メモリセルの別の製造工程順の断面図であ
る。
【図6】上記メモリセルの別の製造工程順の断面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態を説明するための
モリセルの平面図と断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を説明するための
モリセルの平面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を説明するための
モリセルの断面図である。
【図10】上記メモリセルの製造工程順の断面図であ
る。
【図11】上記メモリセルの製造工程順の断面図であ
る。
【図12】上記メモリセルの製造工程順の断面図であ
る。
【図13】上記メモリセルの製造工程順の断面図であ
る。
【図14】上記メモリセルの製造工程順の断面図であ
る。
【図15】従来の技術を説明するためのメモリセルの平
面図である。
【図16】上記メモリセルの断面図である。
【符号の説明】
1,21,41,101 シリコン基板 2,23,23a,42,102 埋込拡散層 3,24,43 短冊状溝 4,25,45,103 浮遊ゲート電極 5,26,46,104 ワード線 6,27,106 主ビット線 7,29,48,108 第1のゲート絶縁膜 8,30 拡散層上絶縁膜 9,31,49,109 第2のゲート絶縁膜 10,32,50,110 層間絶縁膜 11,53 保護絶縁膜 12,54 拡散層 13,57 第1の多結晶シリコン膜 14,58 短冊状の多結晶シリコン膜 15,59 第2の多結晶シリコン膜 16 ボロンイオン 17,105 チャネルストッパ層 18,55 マスク絶縁膜 22 フィールド酸化膜 28 主ソース線 44 活性領域 47 消去ゲート電極 51 素子分離絶縁膜 52 第3のゲート絶縁膜 56,60 厚い絶縁膜 61 上面絶縁膜 62 側面絶縁膜 107 拡散層熱酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/115 H01L 21/8247 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板表面に形成された短冊状の
    拡散層をビット線あるいはソース線としメモリセルに浮
    遊ゲート型トランジスタを有する不揮発性半導体記憶装
    置の製造方法であって、一導電型のシリコン基板上の所
    定の領域全面に逆導電型の不純物イオン注入を行い次い
    で熱処理を行って一拡散層を形成する工程と、前記一拡
    散層上に選択的に絶縁膜を形成する工程と、少なくとも
    前記絶縁膜をエッチングのマスクとして前記一拡散層お
    よびその下部のシリコン基板をドライエッチングし短冊
    状の拡散層と短冊状溝とを形成する工程と、前記短冊状
    溝の表面に第1のゲート絶縁膜を形成し前記第1のゲー
    ト絶縁膜上に第1の導体膜を形成する工程と、前記第1
    の導体膜をドライエッチングし前記短冊状溝に平行であ
    りメモリセルの列方向にパターニングされた第1の導体
    膜パターンを形成する工程と、前記第1の導体膜パター
    ン上に第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第2
    のゲート絶縁膜上に第2の導体膜を形成する工程と、前
    記第2の導体膜をドライエッチングしメモリセルの行方
    向にワード線を形成する工程と、前記ワード線に対しセ
    ルフアラインに前記第1の導体膜パターンをドライエッ
    チングし浮遊ゲート電極を形成する工程と、を含むこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板表面に形成された短冊状の
    拡散層をビット線あるいはソース線としメモリセルに浮
    遊ゲート型トランジスタを有する不揮発性半導体記憶装
    置の製造方法であって、一導電型のシリコン基板上の隣
    り合うビット線間の領域または隣り合うビット線とソー
    ス線間の領域のシリコン基板に短冊状溝を形成する工程
    と、前記短冊状溝の表面に第1のゲート絶縁膜を形成す
    る工程と、前記第1のゲート絶縁膜上に第1の導体膜を
    形成する工程と、前記第1の導体膜をドライエッチング
    し前記短冊溝に平行でありメモリセルの列方向にパター
    ニングされた第1の導体膜パターンを形成する工程と、
    前記第1の導体膜パターンをマスクとして逆導電型の不
    純物イオンをイオン注入し次いで熱処理を行って短冊状
    の拡散層を形成する工程と、前記第1の導体膜パターン
    間に充填するように選択的に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜を形成後、前記第1の導体膜パターン上に第
    2のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第2のゲート
    絶縁膜上に第2の導体膜を形成する工程と、前記第2の
    導体膜をドライエッチングしメモリセルの行方向にワー
    ド線を形成する工程と、前記ワード線に対しセルフアラ
    インに前記第1の導体膜パターンをドライエッチングし
    浮遊ゲート電極を形成する工程と、を含むことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の導体膜を形成した後に前記第
    2の導体膜上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上
    にワード線のレジストパターンを形成するフォトリソグ
    ラフィ工程と、前記レジストパターンをマスクとして前
    記絶縁膜をドライエッチングしパターニングする工程と
    を含み、前記レジストまたは前記パターニングした絶縁
    膜をマスクとして前記第2の導体膜をドライエッチング
    することを特徴とする請求項または請求項記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記シリコン基板表面に前記短冊状溝を
    形成した後にシリコン基板全面に厚い絶縁膜を形成し前
    記短冊状溝を埋め込む工程と、浮遊ゲート型トランジス
    タの形成領域にある前記厚い絶縁膜を除去して前記浮遊
    ゲート型トランジスタのチャネル領域となる短冊状溝の
    一領域を露呈させる工程とを含み、前記露出した短冊状
    溝の表面に前記第1のゲート絶縁膜を形成することを特
    徴とする請求項または請求項記載の半導体装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の導体膜をパターニングしワー
    ド線を形成した後に前記ワード線の側壁に側壁絶縁膜を
    形成し、前記ワード線および前記側壁絶縁膜をマスクと
    して前記第1の導体膜パターンをドライエッチングし、
    前記パターニングした第1の導体膜パターンの露出した
    側壁に第3のゲート絶縁膜を形成し、前記第3のゲート
    絶縁膜を被覆し行方向にパターニングされた消去ゲート
    電極を形成することを特徴とする請求項、請求項
    請求項または請求項記載の半導体装置の製造方法。
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