JPH02245977A - プリント基板実装設計用計算機支援装置 - Google Patents

プリント基板実装設計用計算機支援装置

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JPH02245977A
JPH02245977A JP1068516A JP6851689A JPH02245977A JP H02245977 A JPH02245977 A JP H02245977A JP 1068516 A JP1068516 A JP 1068516A JP 6851689 A JP6851689 A JP 6851689A JP H02245977 A JPH02245977 A JP H02245977A
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JP
Japan
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component
silk screen
printed circuit
design
shape
Prior art date
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JP1068516A
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Eiichi Konno
栄一 今野
Yumiko Yoshii
吉井 由美子
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication of JPH02245977A publication Critical patent/JPH02245977A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概  要〕 プリント基板上に電子部品を実装するプリント基板実装
設計の自動化を行うプリント基板実装設計用計算機支援
装置に関し、 プリント基板上への電子部品の実装設計における電子部
品の配置(レイアウト)の不良箇所を自動的に発見する
と共に、その不良箇所を自動的に修正して、プリント基
板実装設計の作業時間の著しい短縮化を可能にし、プリ
ント基板実装の生産性を大幅に向上させるプリント基板
実装設計用計算機支援装置を提供することを目的とし、
プリント基板実装工程で使用されているシルクスクリー
ンの作成を行うプリント基板実装設計用計算機支援装置
において、プリント基板上に実装される各部品の配置情
報に基づいて、プリント基板上に実装される各部品の配
置パターンが少なくとも部品形状、部品名、及び部品ラ
ンドにより示されるシルクスクリーンを表示するシルク
スクリーン表示手段と、該シルクスクリーン表示手段に
より表示されているシルクスクリーン内の部品形状、部
品名、及び部品ランドの配置が予め定められている設計
基準を満足しているか否かを判別する設計基準チェック
手段と、該設計基準チェック手段により前記設計基準を
満足していないと判別された前記シルクスクリーン内の
部品形状または部品名に対し、部品形状の修正または部
品名の移動を行い、全ての部品形状及び全ての部品名の
配置が前記設計基準を満足するように前記シルクスクリ
ーンを修正するシルクスクリーン修正手段とを具備する
ように構成する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は、CAD (Computer Aided 
Design)に係り、さらに詳しくはプリント基板上
に電子部品を実装するプリント基板実装設計の自動化を
行うプリント基板実装設計用計算機支援装置に関する。
近年、プリント基板上に電子部品を実装するプリント基
板実装設計において、設計時間の短縮化−のためにCA
 D (Computer Aided Design
)の利用が増加している。
また、プリント基板上に構成される電子回路も多品種・
小量生産の傾向が高まってきており、この意味でもCA
Dによるプリント基板実装設計の自動化の重要性が増し
てきている。
〔従来の技術〕
従来、プリント基板にICやLSIさらにはトランジス
タやダイオード等の個別半導体や抵抗器、コンデンサ等
の受動部品等の電子部品を実装して電子回路を設計する
場合、上記各種IC,LSIや、トランジスタ、ダイオ
ード等の個別半導体、及び抵抗器、コンデンサ等の受動
部品に関する外枠の形状(部品形状)や部品名等に関す
る情報をライブラリとして予め磁気ディスクやフロービ
イディスク等に記憶させておき、設計者がプリント基板
上に実装する電子部品の配置位置等を指定する電子部品
配置データを入力することにより、前記ライブラリ内の
データを参照しながらCRT等のデイスプレィにプリン
ト基板上への実際の電子部品の配置パターン(シルクス
クリーン)を自動的に表示させるCADが知られている
。上述のようにして、CADにより前期シルクスクリー
ンの表示がなされた後、目視、または不良箇所チェック
用のプログラムの実行(ソフトウェア処理)等により、
プリント基板の実装工程において製造不良が発生するよ
うな箇所が無いかをチェックして、不良箇所が発見され
た場合、マウス、タブレット等の座標入力装置を操作す
る手作業を行いながら、不良箇所の修正を画面上で行う
ようにしていた。
しかし、近年プリント基板の実装技術が進歩し、多層配
線基板や表面実装等により実装の高密度化傾向が強まる
につれ、プリント基板上に実装される電子部品の数も大
幅に増加するようになってきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように、プリント基板実装の高密度化に伴い、表
示画面上での不良箇所の目視チェック漏れや、不良箇所
の修正漏れなどの人為的ミスが発生する頻度が高くなり
、その結果プリント基板実装工程において不良箇所が発
生し、プリント基板実装完成後になって初めて不良箇所
が発見されるなど、製造の遅延化をまねく事態が頻繁に
発生するという問題が生じていた。
本発明は、プリント基板上への電子部品の実装設計にお
ける電子部品の配置(レイアウト)の不良箇所を自動的
に発見すると共に、その不良箇所を自動的に修正して、
プリント基板実装設計の作業時間の著しい短縮化を可能
にして、プリント基板実装の生産性を大幅に向上させる
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
シルクスクリーン表示手段1は、プリント基板上に実装
される各部品の配置情報に基づいて、プリント基板上に
実装される各部品の配置パターンが少なくとも部品形状
、部品ランド、及び部品名により示されるシルクスクリ
ーンを表示する。上記部品形状、部品名、及び部品ラン
ドは、例えば各部品毎にライブラリに登録されており、
ユーザが例えばエディタを用いて作成する。
設計基準チェック手段2は、シルクスクリーン表示手段
により表示されているシルクスクリーン内の部品形状、
部品名、及び部品ランドの配置が予め定められている設
計基準を満足しているか否かを判別する。上記設計基準
は、例えば部品形状と部品ランドとの間隔が所定の間隔
を有しているか、または部品形状と部品名もしくは部品
名と部品名が重なっておらず所定の間隔を有しているか
等である。
シルクスクリーン修正手段3は、設計基準チェック手段
2により設計基準を満足していないと判別された前記ス
クリーン内の部品形状または部品名に対し、部品形状の
修正または部品名の移動を行い、全ての部品形状及び全
ての部品名の配置が前記設計基準を満足するようにシル
クスクリーンを自動修正する。
〔作   用〕
本発明では、まずスクリーン表示手段1がユーザにより
予め作配されたプリント基板上に実装される部品の配置
情報に基づいて、プリント基板上に実装される部品の配
置パターンが、少なくとも部品形状、部品名、及び部品
ランドにより表示されるシルクスクリーンを表示する。
次に上記シルクスクリーンの表示がなされた後、設計基
準チェック手段2が前記シルクスクリーン内の部品形状
、部品ランド、及び部品名の配置が予め定められている
設計基準を満足しているか否かを判別する。
そして、シルクスクリーン修正手段3が設定基準チェッ
ク手段2により検出された設計基準を満足していない部
品形状に対し設計基準を満足するような修正を行ったり
、同じく設計基準を満足していない部品名に対し部品名
の配置位置の移動等を行い、全ての部品形状、部品ラン
ド、及び部品名が設計基準を満足して配置されるように
シルクスクリーンの修正を行う。
このように、シルクスクリーン内において設計基準を満
足していない部品形状または部品名を自動的に検出する
と共に、その設計基準を満足していない部品形状及び部
品名に対し修正(部品形状の場合)並びに配置移動(部
品名の場合)を行い設計基準が満足されるようにシルク
スクリーンを自動修正するので、目視によるチェック洩
れを防止できると共に、手作業による修正量が大幅に減
少されるのでシルクスクリーンの設計作業時間の短縮化
が可能となる。
〔実  施  例〕
第2図は、本発明の一実施例のシステム構成図である。
同図において、CPUI 1はRAM (ランダム・ア
クセス・メモリ)及びROM (リード・オンリ・メモ
リ)等から成るメモリ12に格納されているプログラム
にしたがって動作する中央処理装置(Central 
Processing Unit )である。
また、2次記憶装置13は、プリント基板に実装される
各電子部品に関する情報(部品名、その部品の形状等)
や部品ランドに関する情報(部品ランドの種類、部品ラ
ンドの形状)等が記憶されているライブラリ(ファイル
)や、ユーザの作成したプリント基板上に実装するLS
I、ICや、トランジスタ、ダイオード等の個別半導体
さらには抵抗及びコンデンサ等の受動部品等の電子部品
のプリント基板上の配置位置に関する情報である部品配
置データ等を記憶しているフロービイディスク、カート
リッジ・ディスク、または固定ディスク等の書き込み/
読み出し可能な記憶装置である。
前記部品配置データは2、プリント基板上に実装される
各電子部品毎に部品名、一番ピンの座標位置、配置方向
、その電子部品用の部品ランドの数、各部品ランドの配
置位置、各部品ランドの種類等から成る部品情報を有す
るデータであり、前記メモリ12に記憶されているエデ
ィタを実行することにより、ユーザが前記ライブラリと
共に自由に作成することができるようになっている。ま
た、上記配置データ及びライブラリは外部のワークステ
ーションまたはパーソナル・コンピュータ等で作成する
ことも可能である。
キーボード14は、上記エディタの実行により前記ライ
ブラリや前記部品配置データを作成する際に必要となる
データの入力を行うための複数の英数字キー等が配列さ
れたデータ入力装置である。
また、グラフィック・デイスプレィ15は、プリント基
板上に実装される各電子部品の配置箇所をプリント基板
上に印刷するために使用されるシルクスクリーンの内容
の表示や、上記ライブラリ及び部品配置データの内容の
表示を行う表示装置であり、CRT (Cathode
 Ray Tube)デイスプレィ等から成る。
さらに、座標人力装置は、上記グラフィック・デイスプ
レィ15上に表示されるシルクスクリーン内の各電子部
品の移動や部品形状の修正等を手作業で行うための装置
であり、マウス、タブレット等から成る。
次に、上記構成の実施例の動作説明を行う。
第3図は、CPUI 1により行われるプリント基板の
実装工程において、プリント基板上に実装される電子部
品の配置箇所を印刷するために使用されるシルクスクリ
ーンの作成処理の動作を説明するフローチャートである
CPU30は、まず予めユーザにより作成されている部
品配置データ(部品配置パターン設計データ)を2次記
憶装置13からメモリ12上に読み出しくSl)、次に
その部品配置データに基づいて配置される各電子部品の
形状やその電子部品用の部品ランドに関する情報を2次
記憶装置13に格納されているライブラリから読み出し
くS2)、グラフィック・デイスプレィ15上にプリン
ト基板の外枠を表示すると共に、そのプリント基板の外
枠内にプリント基板上に実装される電子部品の形状(外
枠)及びその電子部品の部品ランドの形状をプリント基
板上の実際の実装位置に対応させて表示する(S3)。
この表示は、シルクスクリーンの内容と同一であり、便
宜上グラフィック・デイスプレィ15上に表示されるプ
リント基板上の電子部品の配置図をシルクスクリーンと
表現する。
前述したように、部品配置データにはプリント基板上に
実装される全ての電子部品について、部品名、一番ビン
の配置座標、配置方向、部品ランドの数、各部品ランド
の配置位置及びその部品ランドの種類等から成る部品情
報が登録されているので、CPUIIは上記部品名デー
タをキーデータとしてライブラリを検索し、その電子部
品の形状(外枠)を読み出す。また、各部品ランドにつ
いても部品ランドの種類データをキーデータとしてライ
ブラリを検索し、その部品ランドの形状(外枠)を読み
出す。そして、上記一番ピンの配置座標、及び上記部品
の配置方向に基づいて、上記ライブラリから読み出した
電子部品の部品形状を上記シルクスクリーン上の所定位
置に所定の配置方向で表示する。また上記ライブラリか
ら読み出した部品ランドの形状も前記部品形状内の所定
位置に表示する。
第4図に、CPUIIが前記S1〜S3の処理を行って
グラフィック・デイスプレィ15上に表示するシルクス
クリーンの一例を示す。
同図において、矩形の部品形状20はrIcIJという
部品名のICパッケージの形状であり、部品名rlcI
Jの反転文字がその矩形の部品形状20内の略中央に表
示されている。また、その部品形状20の内周に沿って
前記部品名rlclJのICパッケージ用の7個の円形
の部品ランド21及び1個の方形の部品ランド22が表
示されている。また、矩形の部品形状30は「R6」と
いう部品名の抵抗器の形状であり、その部品形状300
図面上向かって左側に部品名「R6」の反転文字が表示
されている。そして、その部品形状30内には部品名が
「R6」の抵抗器用の2個の円形の部品ランド31が表
示されている。さらに矩形の部品形状40は部品名「C
I」のコンデンサの形状であり、その部品形状40の略
中央に部品名が「C1」の反転文字が表示されている。
また部品形状40の一辺に沿って前記部品名が「CI」
のコンデンサ用の2個の円形の部品ランド41が表示さ
れている。
また、同様にして7角形の部品形状50は、部品名がr
TRIJのトランジスタ素子の形状であり、矩形の部品
形状60は部品名「D2」のダイオード素子の形状であ
る。さらに矩形の部品形状70は「Ll」という部品名
のコイルであり、同じく矩形の部品形状80は「Rvl
」という部品名の可変抵抗器である。また、シルクスク
リーンの四隅に表示されている破線の矩形頭載90はr
TM 1 、という部品名の外部端子である。そして、
上記部品形状50.60,70.80及び90内にも各
部品用の円形の部品ランドが表示されている。
このように、IC、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ
、コイル及び可変抵抗器には、それぞれ「IC×」、 
rTRXJ、 「R×」、 「CI」、「L×」、及び
rRvxJの部品名が付けられており(「×」は任意の
数字を表す)、部品外枠を型どる部品形状が小さい場合
には、部品形状の内部ではなく、部品形状の外側に部品
名が反転で表示される。尚、部品名が反転で表示されて
いるのは、上記シルクスクリーンを用いて、プリント基
板上にスクリーン印刷を行ったとき、プリント基板上に
実装される電子部品の部品名が実装位万に正転されて印
刷されるようにするためである。
上述のようにして、CPUIIはユーザの作成した部品
配室データ及びライブラリに基づいて、グラフィック・
デイスプレィ15上に第4図に示すようなシルクスクリ
ーンを作成する。
尚、上記自動作成される部品形状20.30.40、・
・・とrlcIJ、「R6」、「C1」、・・・等の部
品名を総称してマーキング要素と呼称する。また、部品
名は、特に「マーキング文字」と呼称する。すなわち、
マーキング要素は、「部品形状」または「マーキング文
字」のことである。
上記31〜S3の処理により、第4図に示すようなシル
クスクリーンの自動作成を行った後、CPUI 1は予
め定められている設計基準に基づいてプリント基板の製
造において不良が発生する箇所がないかをチェックする
マーキングチェックを行う (S4)。
上記設計基準は、マーキング要素(部品形状またはマー
キング文字)とマーキング文字との間隔値、マーキング
要素(部品形状またはマーキング文字)、と部品ランド
との間隔値の最低値を規定するものである。
第5図(a)は、上記設計基準を満たしていないマーキ
ング要素(部品形状の一線分)Aと部品ランドa、b、
cとの関係を示す一例であり、第5図(b)は上記のよ
うな不良箇所の修正方法を示す図である。
同図(a)において、マーキング要素(部品形状)Aと
部品ランドa、b、cは交差している。しかしながら、
設計基準においては同図ら)に示すようにマーキング要
素と部品ランドとの間隔基準値(最低間隔値)はdとな
っており、同図(a)に示すようなマーキング要素Aと
部品ランドa、b、cとの関係は、設計基準を満足して
いない。従って、このような場合、マーキング要素Aは
部品ランドa、b、cに対して間隔基準値を満たしてい
ないものと判別して(35)、マーキング要素Aに対し
てエラーフラグをたてる(S6)。
また、第6図(a)は、同じく設計基準を満たしていな
いマーキング要素(部品形状)Bとマーキング要素(部
品形状)C内の部品ランドeとの関係を示す図であり、
マーキング要素Cの内部の部品ランドeが、他のマーキ
ング要素Bの一線分!と交差している。このように、マ
ーキング要素Cの内部の部品ランドeが他のマーキング
要素Bの一線分iと交差している場合には、マーキング
要素Bがマーキング要素C内の部品ランドeに対して基
準間隔値を満足していないものと判別しくS5)、その
マーキング要素Bの線分2に対してエラーフラグを立て
る(S6)。
CPUI 1は、グラフィック・デイスプレィ15上に
表示されている全てのマーキング要素(部品形状を構成
する線7円・円弧)について他の部品の部品ランドに対
して所定の間隔基準値を満たしているかどうか、また全
てのマーキング文字(部品名)について他のマーキング
要素(部品形状またはマーキング文字)との重なり(交
わり)が無いか否かの設計基準チェックを行い(S5)
、設計基準を満たしていないマーキング要素(部品形状
を構成する線7円・円弧またはマーキング文字)に対し
てエラーフラグを立てる(S6)。
そして、上記S5で全てのマーキング要素について設計
基準を満足しているものと判別すれば、シルクスクリー
ンは正常に作成されているものと判別し、直ちに処理を
終了する。
一方、上記34〜S6により設計基準を満足していない
マーキング要素が発見された場合には、エラーフラグの
立っている、すなわち不正なマーキング要素が線7円・
円弧またはマーキング文字のいずれかであるかを判別し
く37)、エラーフラグの立っているマーキング要素が
線7円・円弧であれば他のマーキング要素(部品形状)
内の部品ランドに重なっている部分の線または円・円弧
の一部の削除を行う(38〜39)。
前述したように、第5図(a)、第6図(a)は、マー
キング要素と部品ランドが交差している不良箇所の例を
示す図である。
第5図(a)においては、マーキング要素Aが部品ラン
ドa、b、cと交差している。このような状態のままで
プリント基板上にシルクスクリーン印刷を行うと、塗布
されたマーキング要素Aの印刷部(塗料)と部品ランド
a、b、cとが短絡してしまい製造不良が発生する場合
がある。従って、マーキング要素Aと部品ランドa、b
、cとの間隙基準値(最低間隔値)がrdJとなるよう
な設計基準を設け、第5図い)に示すようにマーキング
要素Aが部品ランドa、b、cに対して上記間隔基準値
dを満足するように、マーキング要素人の一線分を4個
の線分A+ 、Az 、A3 、A4に分割する(S9
)。
また、第6図(a)に示すようにマーキング要素Bの線
分lの一部2.が他の部品形状を示すマーキング要素C
内の部品ランドeを交差している場合には、シルクスク
リーン印刷を行うことにより上述した第5図(a)と同
様な理由により製造不良が発生する場合があるので、第
6図(b)に示すように、マーキング要素Bの線分2の
マーキング要素C内の線分!1を削除して、マーキング
要素Bの線分2を線分12と線分23に分断する(S9
)。
一方、上記S7でエラーフラグの立っているマーキング
要素がマーキング文字であった場合には、予め設計基準
に定義されている移動優先順位に基づいてマーキング文
字を他の全てのマーキング要素と重ならなくなるまで順
次移動させる(、311〜513)。
マーキング文字については、ライブラリ内にマーキング
文字の表示域を疑似的に示す矩形領域が登録されており
、またライブラリ内にマーキング文字の発生初期位置も
登録されている。
第7図(a)は、マーキング文字とマーキング要素が重
なりによる不良箇所の一例を示す図である。
同図(a)において、破線の矩形領域Sがマーキング文
字の発生初期位置であり、その矩形領域内に特に図示し
てはいないが部品名を示すマーキング文字が表示されて
いる。そして、そのマーキング文字の発生位置を示す矩
形領域Sがマーキング要素りと重なっている。
このような不良箇所が発生している場合には、例えば同
図(b)に示すように予め設計基準として■〜[株]ま
での移動優先順位が付けられた複数の移動位置Rを定義
しておき、その移動優先順位に従って、マーキング文字
を示す矩形領域Sを順次移動させて(313)、矩形領
域Sが周囲のマーキング要素D1マーキング要素E及び
マーキング要素Fの全てに重ならないと判別されなるま
で(312)、矩形領域S即ちマーキング文字Sの移動
を行う (S13)。
同図(b)の例では、矩形領域Sが移動優先順位■の位
置に移動した場合に、マーキング文字Sは設計基準を満
足する。
そして、マーキング文字を表わす矩形領域の移動により
(S13)、マーキング文字が設計基準を満足する位置
が求められると(S12)、グラフィックデイスプレィ
15上のその移動位置にマーキング文字を表示する(S
14)。
尚、設計基準を満足するマーキング文字の移動位置が、
上記Sll〜S13の処理により求まらない場合には、
座標入力装置16を手動で操作してマーキング文字を適
切な位置に移動させる。
CPUIIは、上記37〜S14の処理を、エラーフラ
グの立っているマーキング要素が無くなると判別される
まで(S15)、mり返し行う。
このように、ユーザの設計した部品配置データに基づい
てシルクスクリーンを自動作成し、さらに自動作成した
シルクスクリーンにおいてマーキング要素と部品ランド
が重なっていて製造不良の発生原因となるような箇所や
、マーキング文字とマーキング要素(他のマーキング文
字または部品形状)とが重なっていて表示上好ましくな
く、プリント基板上にシルクスクリーン印刷を行った場
合、部品名の判読が困難で、手動または自動化による部
品実装において実際に実装すべき電子部品を誤って実装
してしまうなどの間違いが発生し易い不都合な箇所の検
出を自動的に行い、それらの自動検出した不良箇所を自
動的に修正・編集するようにしており、手作業によるシ
ルクスクリーンの修正量を大幅に減少させている。
尚、マーキング文字の移動位置及びその移動優先順位の
決定方法は、上記実施例に附定されることなく、例えば
第8図に示すように■〜■までの移動優先順位を求めて
、マーキング文字の移動を行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればユーザの作成した
プリント基板に実装される部品の配置データに基づいて
、プリント基板の実装工程に用いられるシルクスクリー
ンの自動作成を行うプリント基板実装設計用計算機支援
装置において、プリント基板実装時に短絡等により製造
不良が発生するような不良箇所またはプリント基板上に
上記シルクスクリーンを用いたスクリーン印刷を行った
際に判読が不明瞭となり、誤った電子部品が実装されて
しまうなどの製造不良が発生し易い不良箇所を自動的に
検出し、さらに上記不良箇所を自動的に修正・編集する
ようにしたので、高密度実装によりマーキング要素(部
品点数)が増大しても、不良箇所のチェック洩れや、不
良箇所の修正洩れを無くすることが可能となると共に、
プリント基板実装設計の作業時間の短縮化及びプリント
基板実装の製造歩留りの向上が可能となり生産性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例のシステム構成図、第3図は
CPUにより行われるプリント基板工程において使用す
るシルクスクリーンの作成処理の動作を説明するフロー
チャート、 第4図はCPUにより自動作成されるシルクスクリーン
の一例を示す図、 第5図(a)はそれぞれマーキング要素と部品ランドが
交差している不良箇所の一例を示す図、第5図℃)は上
記第5図(a)に示される不良箇所の修正方法を説明す
る図、 第6図(a)はマーキング要素と他のマーキング要素内
の部品ランドが交差している不良箇所の他の例を示す図
、 第6図(b)は上記第6図(a)に示されている不良箇
所を修正する方法を説明する図、 第7図(a)はマーキング文字とマーキング要素の重な
りによる不良箇所の一例を示す図、第7図(b)は上記
不良箇所を解消するためにマーキングを移動する位置の
優先順位の一例を示す図、第8図はマーキング文字の移
動方法の他の例を示す図である。 1・・・シルクスクリーン表示手段、 2・・・設計基準チェック手段、 3・・・シルクスクリーン修正手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  プリント基板実装工程で使用されているシルクスクリ
    ーンの作成を行うプリント基板実装設計用計算機支援装
    置において、 プリント基板上に実装される各部品の配置情報に基づい
    て、プリント基板上に実装される各部品の配置パターン
    が少なくとも部品形状、部品名、及び部品ランドにより
    示されるシルクスクリーンを表示するシルクスクリーン
    表示手段(1)と、該シルクスクリーン表示手段(1)
    により表示されているシルクスクリーン内の部品形状、
    部品名、及び部品ランドの配置が予め定められている設
    計基準を満足しているか否かを判別する設計基準チェッ
    ク手段(2)と、 該設計基準チェック手段(2)により前記設計基準を満
    足していないと判別された前記シルクスクリーン内の部
    品形状または部品名に対し、部品形状の修正または部品
    名の移動を行い、全ての部品形状及び全ての部品名の配
    置が前記設計基準を満足するように前記シルクスクリー
    ンを修正するシルクスクリーン修正手段(3)とを具備
    することを特徴とするプリント基準設計用計算機支援装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06162138A (ja) * 1992-11-18 1994-06-10 Nec Corp シルク印刷文字自動編集装置
JP2009003892A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Nec Access Technica Ltd プリント基板設計検証システム、プリント基板設計検証方法及びプリント基板設計検証プログラム

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