JPS62298875A - プリント基板設計装置の部品高さチェック方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は、複数個の部品を搭載するプリント基板の接続
パターンを自動的に設計するプリント基仮設計装置に関
し、特に部品配置において高さ方向の実技制限条件によ
り部品配置の０１′ｆｔをチェックする機能の改良に稠
する。

（従来の技術） 従来より、キー人力装置、ＣＲＴ（陰極線管）画像表示
装置、ホト・プロッタ、記憶装置、及び各装置にそれぞ
れ結合しそれらを適宜に制御する中央処理装置からなり
、キー人力装置から与えられるプリント基板上の接続情
報に従って子のプリント基板、トの接続パターンを中央
処理装置での演算によって求め、その演算結果の図形を
ＣＲＴ画像表示装置上に表示すると共に、必要に応じて
ホト・プロッタにホト・マスクとして出力するように構
成したプリント基板設計装置が知られている。

このような＠置で部品配置を行なう揚台、自動的に部品
の高さチェックを行なうようになっている。各部品の形
状に関するデータは予めデータベースに登録されている
。部品の＾さをチェックする場合、プリント基板におい
て高さＩｌ＋限フィール１−′を特定し、そのフィール
ド（複数個在ってよい）内に取付けられる部品の高さに
ついて制限値を越えるかどうかをチェックし、部品取付
（Ｊの’ＩｉＴ　、４を判断している。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来のプリント基板設計装置では、制限
フィールドの高さは任意に設定できるものの、フィール
ドの形状は正方形あるいは長方形に限定されている。し
たがって、フィールドとしては、実際に特定したい領域
を包含するような広い領域を指定せざるを得なくなり、
換古１れば部品形状に即したフィールド指定ができなく
なっており、部品形状に合った正確な高さチェックがで
きないという問題があった。

また、大量の部品図形の中から−っず１）選び出しては
高さチェックを実行するＬ−め、チェックに多くの時間
を要し、対話形式の操作にＪ：る部品高さチェックが時
間的に不可能である。

本発明の目的は、この様な点に鑑み、高さ制限フィール
ドを矩形状ではあるが任意の形状にｉＱ定でき、しかも
部品高さチェックの処理時間を短縮できる部品高さチェ
ック方法を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） この様な目的を達成するために本発明では、部品取付け
の可否を決定する際、前記中央処理装置により、 （１）前記情報入力装置からの指示により定義された各
高さ制限フィールドのＸおよびＹ座標の各最小値で表わ
される最小座標並びにＸおよびＹ座標の各最大値で表わ
される最大座標を、当該部品についてのＸおよびＹ座標
の各最小値で表わされる最小座標ＸおよびＹ座標の各眼
大値で表わされる最大座標と比較することにより、制限
フィールド内に部品が存在するか否かを検査し、存在し
な６）Ｊ１合はその部品配置を可とし、 （２）存在する場合には、前記各高さ制限フィールドに
おいて予め格子状の領域に分割された各分割領域に対し
部品構成要素をクリッピングし、部品構成要素が分割領
域内に存在しなければそ、の部品配置を可とし、存在す
ればその部品配置を否とするようにして、 部品配置の可否を判定することができるようにｂたこと
を特徴とする。

（実施例） 以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。第１図は本
発明の方法を実施するためのプリント基板設計装置の一
実施例を示すブロック構成図である。図において、１は
図形やコマンドの画面表示が可能なＣＲＴｉｉ１１１表
示装置、２はキーボードやタブレットを有する情報入力
装置、３は入出力インターフェイス、４は中央処理装置
、５は記憶装置、６はホト・プロッタである。７は各種
のデータを記憶するための外部記憶装置で、通常磁気デ
ィスク装置等が使用される。中央処理装置４は入出力イ
ンターフェイス３を介して各入出力機器と情報の授受を
行なうことができるようになっている。

このような構成における一般的な動作を説明寸れば次の
とおりである。プリント基板上の予納定められた位置に
、あるいは設定により決定した位貯に、集積回路その他
の部品を配置寸ろ。次にイれらの集積回路その他の部品
の多数のピン又は端子のうち、相互に接続することが必
要なものの接続情報を情報入力装Ｍ２のキーボードやタ
ブレットを使用して入力する。この情報は入出力インタ
ーフェイス３を介して中央処理装置４に受取られる。

中央処理装置４はこれを演惇処即して、プリント基板上
の接続パターンを定め、この粘采をＣＲＴｌｉ像表示Ｉ
！置１に装示すると共に、適宜にホト・マスク用の写真
図形情報として出力する。

さて、次に本発明の特徴とする部品高さチェックに係る
動作について、第２図の手順説明図を参照して説明する
。

（’７）　ＣＲＴ　ｉｌ像表示装置１に表示されるメツ
セージに対応して情報入力装置２のタブレットおよびス
タイラスペンを使用して対話形式の処理〈中央処理装置
で実行）により部品登録を行なう。部品登録では、部品
名および関連情報（形状、寸法、ピン数等）を登録する
が、これらのデータは記憶装置５の部品用データベース
に格納される。

０次に、情報入力装置２より対話処理方式ｒプリント基
板上でフィールドを定義してゆく。この情報は同様に記
憶装置５に蓄えられる。フィールドは、第３図に示すよ
うな凸状あるいは凹状、又は凹凸を有する形状でも差支
えない。それらが図示のようにａ〜Ｃのよ′うな矩形Ｎ
ｉｌに分解できる形状であればよい。また、各フィール
ドについて制限高さをそれぞれ任意に設定できる。

■手動操作モードにおいて、部品配置を決定する。

例えば、第４図の（イ）に示すように、選定された部品
４１の取付は位置へ点ないし取付は方向をカーソル指示
あるいはＸ−Ｙ座標の指定によって設定する。

この部品配置の設定が終了すると、高さチェック処理に
移る。＾さチェックは、高速化のために部品高さより低
い制限フィールドのみを対象として、２つのステップに
より処理するにうになっている。

■最初のステップでは、各フィールドでのＸおよびＹ座
標の各最小値でなるチェック用の最小座標（Ｘｓｉｎ　
、　Ｙｍｉｎ　）とＸおよびＹ＃標の各最大値でなるチ
ェック用の最大座標（ＸＷＡａｘ　、　ＹＩｌａｘ　）
について、当該部品に係る同様の最小座標（Ｘ　ｍａｘ
、ｙｍａｘ）と最大ＰＩｌ標（ｙＩＩａＸ　、　ｙＩＩ
ａＸ　）とをそれぞれ比較して、フィールド内に当該部
品が存在するか否かのチェックを行なう。存在しなけれ
ば高さチェックエラーとならず、他のフィールドについ
て同様のチェックを行なう。いずれのフィールドについ
てもチェックエラーが出なかったときはその位歌への部
品取付けが許可されたことはになり、チェック処理はこ
こで終了する。

高さチェックエラーが出たときには次のステップ処理に
移る。

■各フィールドを第３図に示すように予め格子領ｔｓｌ
ｉ（矩形状：ａ〜Ｃあるいはｄ−ｆのにうに）に分割し
ておき、その分割領域で部品を構成する要素（部品の作
図構成要素で、例えば、ＬＩＮＥ。

ＡＲＣ，ＣＩＲＣＬＥ等である。）を例えばクリッピン
グ（Ｃ１ｉｐｐｉｎｏ　）する等して、部品構成費素を
フィールド内のみにオーバーラツプさせ、部品構成要素
が矩形内に存在するか否かを判定する。

部品構成要素が矩形内に存在すれば、高さチェックのエ
ラーと判定される。

第４図に示すように、部品４１（基準点Ａ）をＢ点に移
動する場合は、高さ制限用フィールド４２内に部品の一
部が入るので、前記ステップ１でのチェックでエラーが
発生する。そこでステップ２のチェックに移り、分割矩
形フィールド毎に再チェックを行なうが、この場合もや
はり制限用フィールド内に部品の一部が入っているため
エラーが発生し、例えば警告音（ＢＥＥＰ音）を発生し
てオペレータに移動不可を知らせる。この場合、部品の
移動は行なわれない。

なお、第６図（イ）のような部品配置の場合には、ステ
ップ１のチェックでエラーが発生するものの、ステップ
２のチェックでは分割矩形フィールド毎にチェックされ
るのでエラーは発生しない。

また、同図（０）のような場合には、部品の形状も実態
に近い形状（そのデータは後述するし］−ドに記憶され
ている）でチェックするため、正確なチェックがなされ
エラーは発生しない。

このように２つのステップで高さチェックを行なうこと
により全体としての＾さチェック処理時間を短縮するこ
とができる。更に、高さチェック処理自体の高速化を図
るために、第５図に示すようなワークファイルを予め外
部記憶装置７内に記憶しておき、チェック処理の段階で
外部記憶装置７からメモリに転送出してそのデータを利
用するようにしている。ワークファイルは、菅埋ブロッ
クとレコード部分からなる。管理ブロックは各高さ制限
フィールドの指定番号（Ｎｏ、１〜Ｎｏ。

５１）と部品用データの指定番号を管理する管理ブロッ
ク（同図（イ））であり、各管理ブロックにはそれに対
応するレコード（同図（ロ））のアドレスを示すポイン
ターが格納されていて、管理ブロックのブロック指示に
より対応するレコード（同図（ロ））の内容を呼び出す
ことができるようになっている。

レコード内容は、高さ制限フィールドの場合では、当該
レコードのエンドアドレス、矩形の個数、そのフィール
ドのＸおよびＹ座標の各最小顧、ＸおよびＹ座標の各最
大値、第１番目の矩形情報、第２１を目の矩形情報、第
３１を目の矩形情報、・・・第Ｎ番目の矩形情報が格納
されており、部品用データの場合では、当該レコードの
エンドアドレス、部品の構成要素の数、その部品の取付
は面のＸおよびＹ座標の各最小値、ＸおよびＹ座標の各
最大値、タイプ１の情報、タイプ２の情報、タイプ３の
情報、・・・タイプＭの情報が格納されている。

ここで、タイプとは、ライン、円、円弧等の種類を表わ
す。

ＣＰ　ｔＪ　４は、このようなレコードを、高さチェッ
クを行なう時点で、メモリのワークエリア上にセーブし
、高速アクセスを可能としている。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、次のような効果
がある。

■高さ制限用フィールドを細かく定義できるため、部品
形状にあった正確な高さチェック（部品配置の可否）が
可能となった。

■高さチェック処理を、２つのステップに分割し、最初
のステップでは粗いチェック、第２のステップでは細か
いチェックを行なうようにしたことにより、全体として
の高さチェック処理時間を短縮することができる。

■高さチェック用の各種データのワークファイルを構成
し、高さチェック処理時には当該レコード内容をワーク
エリア上にセーブして高速アクセスを可能にすることに
より、高さチェック処理自体の高速化を図ることができ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法を実施するためのプリント基板設
計装置の一実施例を示すブロック構成図、第２図は手順
説明図、第３図はフィールドに関する説明図、第４図は
動作説明のための図、第５図はワークファイルの説明図
、第６図は高さ制限フィールドと配置部品の位置関係を
示す図である。 １・・・ＣＲＴｉｉ像表示′＠置、２装・・情報へカ装
置、３・・・入出力インターフェイス、４・・・中央処
理装置、５・・・記憶装置、６・・・ホト・プロッタ、
４１・・・部品、４２・・・高さ制限フィールド。 第１図 ｆ 竿　Ｚ　図 第３図 （４）　　　　　　　　　　　　　　　（ロ）第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　プリント基板設計に必要な情報を入力する情報入力装
   置と、入力された情報をもとにプリント接続パターンを
   求めるための適宜の処理を行なう中央処理装置と、アナ
   ログプリント基板設計に必要な各種プログラムやデータ
   が記憶された記憶装置と、中央処理装置により制御され
   設計プリント基板等を適宜表示するためのＣＲＴ画像表
   示装置を備え、情報入力装置から与えられるパターンに
   関する情報から接続パターンデータを求め、これを記憶
   装置に記憶すると共にその接続パターンをＣＲＴ画像表
   示装置に表示するように構成したプリント基板設計装置
   において、 部品取付けの可否を決定する際、前記中央処理装置によ
   り、 （１）前記情報入力装置からの指示により定義された各
   高さ制限フィールドのＸおよびＹ座標の各最小値で表わ
   される最小座標並びにＸおよびＹ座標の各最大値で表わ
   される最大座標を、当該部品についてのＸおよびＹ座標
   の各最小値で表わされる最小座標ＸおよびＹ座標の各最
   大値で表わされる最大座標と比較することにより、制限
   フィールド内に部品が存在するか否かを検査し、存在し
   ない場合はその部品配置を可とし、 （２）存在する場合には、前記各高さ制限フィールドに
   おいて予め格子状の領域に分割された各分割領域に対し
   部品構成要素をクリッピングし、部品構成要素が分割領
   域内に存在しなければその部品配置を可とし、存在すれ
   ばその部品配置を否とするようにして、 部品配置の可否を判定することができるようにしたこと
   を特徴とするプリント基板設計装置の部品高さチェック
   方法。