JPH02245421A - 自動2輪車用エンジンの駆動系及びバランサ軸への回転力伝達装置 - Google Patents
自動2輪車用エンジンの駆動系及びバランサ軸への回転力伝達装置Info
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- JPH02245421A JPH02245421A JP26020589A JP26020589A JPH02245421A JP H02245421 A JPH02245421 A JP H02245421A JP 26020589 A JP26020589 A JP 26020589A JP 26020589 A JP26020589 A JP 26020589A JP H02245421 A JPH02245421 A JP H02245421A
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- Japan
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- balancer
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- 230000037430 deletion Effects 0.000 abstract 2
- 238000012217 deletion Methods 0.000 abstract 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
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- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1808—Number of cylinders two
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、V型に並ぶ1組の気筒に対してクランクピン
を共通とした90°より小さい挾角°のV型エンジンに
おいて、クランク軸からバランサ軸及び駆動系への動力
伝達装置に関する。
を共通とした90°より小さい挾角°のV型エンジンに
おいて、クランク軸からバランサ軸及び駆動系への動力
伝達装置に関する。
従来、シリンダ挾角が90″′のV型エンジンにおいて
は、V型に並ぶ1組の気筒に対してクランクピンを共通
とし、クランクに付けたバランスウェイトでピストン等
の往復質量の残存不平衡慣性力1次の項を消去できたが
、エンジンのコンパクト化を図ってシリンダ挾角を90
@以下にしたものにおいては、クランクに形成したバラ
ンスウェイトのみでは前記残存不平衡慣性力の1次の項
を消去することができなく、エンジンの振動が自動2輪
車の車体に伝わり乗心地が悪かった。
は、V型に並ぶ1組の気筒に対してクランクピンを共通
とし、クランクに付けたバランスウェイトでピストン等
の往復質量の残存不平衡慣性力1次の項を消去できたが
、エンジンのコンパクト化を図ってシリンダ挾角を90
@以下にしたものにおいては、クランクに形成したバラ
ンスウェイトのみでは前記残存不平衡慣性力の1次の項
を消去することができなく、エンジンの振動が自動2輪
車の車体に伝わり乗心地が悪かった。
上記のような難点を克服すべくバランサを付設した自動
2輪車用エンジンが考えられたが、本発明はこのような
バランサを付設したものにおいて、クランク軸の長さを
短(して車体の横巾を短縮し、エンジンのコンパクト化
を図ろうとして、バランサ軸をクランク軸の前方にこれ
と平行に回転自在に軸架し、クランク軸の一端側に配設
したギヤを駆動系のギヤに噛合させるとともに前記バラ
ンサ軸に固設したギヤに噛合させたもので、上記構成か
らクランク軸に固設した1個のギヤでクランク軸の回転
が駆動系及びバランサ軸に伝達される。
2輪車用エンジンが考えられたが、本発明はこのような
バランサを付設したものにおいて、クランク軸の長さを
短(して車体の横巾を短縮し、エンジンのコンパクト化
を図ろうとして、バランサ軸をクランク軸の前方にこれ
と平行に回転自在に軸架し、クランク軸の一端側に配設
したギヤを駆動系のギヤに噛合させるとともに前記バラ
ンサ軸に固設したギヤに噛合させたもので、上記構成か
らクランク軸に固設した1個のギヤでクランク軸の回転
が駆動系及びバランサ軸に伝達される。
以下図面に示された本発明の一実施例について説明する
。
。
1は自動2輪車で、4気筒V型4サイクルガソリンエン
ジン3のクランク軸4が車体巾方向に指向しかつシリン
ダ6が前後に70”の挾角のV型となるように、前記自
動2輪車1のフレーム2に前記エンジン3が装架されて
いる。
ジン3のクランク軸4が車体巾方向に指向しかつシリン
ダ6が前後に70”の挾角のV型となるように、前記自
動2輪車1のフレーム2に前記エンジン3が装架されて
いる。
しかして前記4気筒■型4サイクルガソリンエンジン3
においては、前後にV型に並ぶシリンダ組6a、 6b
およびシリンダ組6c、 6dは、それぞれクランクピ
ン5a、 5bを共通にし、前方のシリンダ6as6c
は後方のシリンダ6b、 6dよりもそれぞれ僅かに右
方に偏倚している。
においては、前後にV型に並ぶシリンダ組6a、 6b
およびシリンダ組6c、 6dは、それぞれクランクピ
ン5a、 5bを共通にし、前方のシリンダ6as6c
は後方のシリンダ6b、 6dよりもそれぞれ僅かに右
方に偏倚している。
またクランクケース7内においては、前記クランク軸4
より前方にこれと平行してバランサ8が回転自在に枢支
され、ピッチサークルおよび歯数が等しいギヤ11.1
2が相互に噛合ったまま前記クランク軸4およびバラン
サ8の軸9の各右端にそれぞれ一体に嵌着され、同バラ
ンサ8のバランスウェイト10a 、 10bは前記ク
ランクピン5a、 5bと略同−鉛直面上に配設されて
おり、バランスウェイト10a 、 10bがエンジン
3における往復質量の残存不平衡慣性力の1次の項を消
去するような角度関係に、ギヤ11.12が噛合されて
いる。
より前方にこれと平行してバランサ8が回転自在に枢支
され、ピッチサークルおよび歯数が等しいギヤ11.1
2が相互に噛合ったまま前記クランク軸4およびバラン
サ8の軸9の各右端にそれぞれ一体に嵌着され、同バラ
ンサ8のバランスウェイト10a 、 10bは前記ク
ランクピン5a、 5bと略同−鉛直面上に配設されて
おり、バランスウェイト10a 、 10bがエンジン
3における往復質量の残存不平衡慣性力の1次の項を消
去するような角度関係に、ギヤ11.12が噛合されて
いる。
なお、ギヤ12はナツト19によってバランサ軸9に取
り付けられ、またギヤ11は後述するように駆動系への
駆動ギヤでもある。
り付けられ、またギヤ11は後述するように駆動系への
駆動ギヤでもある。
さらにクランク軸4の略中央にスプロケット13a 、
13bが一体に形成され、また前方のシリンダヘッドL
4aおよび後方のシリンダヘッド14bにそれぞれ回転
自在に枢支されているカムシャフト15a 、15bに
カムスプロケット16a 、 16bが一体に嵌着され
、前記スプロケット13b 、 13aとカムスプロケ
ット16a 、 16bとにそれぞれカムチェン17a
、17bが架渡されており、クランク軸4の回転が、
スプロケット13b 、 13a 、カムチェン17a
、17b1およびカムスプロケット16a 、 16b
を介してカムシャフト15a 、 15bに伝達され、
図示されない吸排気バルブが開閉駆動されるようになっ
ている。
13bが一体に形成され、また前方のシリンダヘッドL
4aおよび後方のシリンダヘッド14bにそれぞれ回転
自在に枢支されているカムシャフト15a 、15bに
カムスプロケット16a 、 16bが一体に嵌着され
、前記スプロケット13b 、 13aとカムスプロケ
ット16a 、 16bとにそれぞれカムチェン17a
、17bが架渡されており、クランク軸4の回転が、
スプロケット13b 、 13a 、カムチェン17a
、17b1およびカムスプロケット16a 、 16b
を介してカムシャフト15a 、 15bに伝達され、
図示されない吸排気バルブが開閉駆動されるようになっ
ている。
さらにまたクランク軸4の左端には、交流発電機18が
配設されている。
配設されている。
また、クランク軸4の右端に嵌着された前記ギヤ11は
駆動系の駆動ギヤを兼ね、そしてクランク軸4の後方に
これと平行してメインシャフト20とカウンタシャフト
21とが回転自在に枢支され、同メインシャフト20に
回転自在に枢着されたクラッチ22の入力ギヤ23が前
記ギヤ11に噛合している。
駆動系の駆動ギヤを兼ね、そしてクランク軸4の後方に
これと平行してメインシャフト20とカウンタシャフト
21とが回転自在に枢支され、同メインシャフト20に
回転自在に枢着されたクラッチ22の入力ギヤ23が前
記ギヤ11に噛合している。
さらにクラッチ22の出力部(図示されず)はメインシ
ャフト20に直結され、同メインシャフト20にメイン
シャフトギヤ群24がスプライン嵌合または嵌着され、
前記カウンタシャフト21にカウンタシャフトギヤ群2
5がスプライン嵌合または嵌着されており、図示されな
いシフトフォークにより前記メインシャフトギヤ群24
のいずれかのギヤと前記カウンタシャフトギヤ群25の
いずれかのギヤとが選択的に噛合され、所定の減速比で
、カウンタシャフト21およびこれと一体のドライブス
プロケット26が回転駆動されるようになっている。
ャフト20に直結され、同メインシャフト20にメイン
シャフトギヤ群24がスプライン嵌合または嵌着され、
前記カウンタシャフト21にカウンタシャフトギヤ群2
5がスプライン嵌合または嵌着されており、図示されな
いシフトフォークにより前記メインシャフトギヤ群24
のいずれかのギヤと前記カウンタシャフトギヤ群25の
いずれかのギヤとが選択的に噛合され、所定の減速比で
、カウンタシャフト21およびこれと一体のドライブス
プロケット26が回転駆動されるようになっている。
さらにまたリヤホイール27にファイナルドリブンスプ
ロケット28が一体に嵌着され、前記ドライブスプロケ
ット26とファイナルドリブンスプロケット28とにト
ライブチエン29が架渡されている。
ロケット28が一体に嵌着され、前記ドライブスプロケ
ット26とファイナルドリブンスプロケット28とにト
ライブチエン29が架渡されている。
しかも前記クランクケース7はクランク軸4、メインシ
ャフト20およびカウンタシャフト21を通る割面で上
下2分割され、ボルト31で相互に結合されるようにな
っている。
ャフト20およびカウンタシャフト21を通る割面で上
下2分割され、ボルト31で相互に結合されるようにな
っている。
そして、クランク軸4及びバランサ軸9は、それぞれク
ランクケース7の割面に設けられた複数個の軸受部34
a、34b、38a、38b 、及び一対の軸受部35
a、 35bに支承されている。なお、中央の軸受部3
8a、 38bはケース前面からリブ39a、39bを
延出することにより補強されている。
ランクケース7の割面に設けられた複数個の軸受部34
a、34b、38a、38b 、及び一対の軸受部35
a、 35bに支承されている。なお、中央の軸受部3
8a、 38bはケース前面からリブ39a、39bを
延出することにより補強されている。
バランサ軸9には一方の軸受部35aの内方に該軸受部
35aより大径の突出部36が形成されており、バラン
サ軸9が軸受部35aに載置された後、突出部36との
間で軸受部35aを挾持するようにバランサ軸9の外方
からナツト37が螺着され、バランサ軸9は軸方向の移
動が規制されるように軸受部35aに取り付けられてい
る。なお、突出部36は単なる膨出部であっても、ある
いはギヤ等の他の部材を支えるフランジであってもよい
。
35aより大径の突出部36が形成されており、バラン
サ軸9が軸受部35aに載置された後、突出部36との
間で軸受部35aを挾持するようにバランサ軸9の外方
からナツト37が螺着され、バランサ軸9は軸方向の移
動が規制されるように軸受部35aに取り付けられてい
る。なお、突出部36は単なる膨出部であっても、ある
いはギヤ等の他の部材を支えるフランジであってもよい
。
またクランクケース7の両側にサイドカバー32.33
が着脱自在に嵌着されるようになっている。
が着脱自在に嵌着されるようになっている。
図示の実施例は前記したように構成されているので、エ
ンジン3の出力は、クランク軸4と一体の駆動ギヤ11
よりクラッチ22の入力ギヤ23、クラッチ22、メイ
ンシャフト20、メインシャフトギヤ群24、カウンタ
シャフトギヤ群25、カウンタシャフト21、ドライブ
スプロケット26およびトライブチエン29を介してフ
ァイナルドリブンスプロケット28に伝達され、リヤホ
イール27は駆動される。
ンジン3の出力は、クランク軸4と一体の駆動ギヤ11
よりクラッチ22の入力ギヤ23、クラッチ22、メイ
ンシャフト20、メインシャフトギヤ群24、カウンタ
シャフトギヤ群25、カウンタシャフト21、ドライブ
スプロケット26およびトライブチエン29を介してフ
ァイナルドリブンスプロケット28に伝達され、リヤホ
イール27は駆動される。
またシリンダ挾角が70°に設定された結果、クランク
軸4に一体に形成されたクランクウェイト30により、
エンジン3における往復質量の残存不平衡慣性力の1次
の項を消去できなくとも、前記クランク軸4に連結され
たバランサ8により前記残存不平衡慣性力の1次の項を
消去することができ、乗心地を改善することができる。
軸4に一体に形成されたクランクウェイト30により、
エンジン3における往復質量の残存不平衡慣性力の1次
の項を消去できなくとも、前記クランク軸4に連結され
たバランサ8により前記残存不平衡慣性力の1次の項を
消去することができ、乗心地を改善することができる。
加えてリヤホイール27をトライブチエン29を用いて
駆動しているためトライブチエン29がダンパー(また
は緩衝部材)として機能し、2次の項以降の残存不平衝
慣性力による乗心地への影響にも貢献している。なおト
ライブチエン29に限らずダンパー機能を有するもので
あればよいことはいうまでもない。
駆動しているためトライブチエン29がダンパー(また
は緩衝部材)として機能し、2次の項以降の残存不平衝
慣性力による乗心地への影響にも貢献している。なおト
ライブチエン29に限らずダンパー機能を有するもので
あればよいことはいうまでもない。
さらにシリンダ6を前後にv型に配列して巾方向寸法を
縮め、シリンダ挾角を70°に設定したため、エンジン
3の巾および前後長さを短くしてエンジン3をコンパク
トにでき、従って自動2輪車1を小型軽量化することが
できる。
縮め、シリンダ挾角を70°に設定したため、エンジン
3の巾および前後長さを短くしてエンジン3をコンパク
トにでき、従って自動2輪車1を小型軽量化することが
できる。
また、クランク軸4から駆動系及びバランサ軸9への回
転力伝達をクランク軸にそれぞれ個別に2個のギヤを配
設することなく、1個のギヤ11で行うようにしたので
、その分クランク軸4の長さを短縮することができ車体
の横巾を短くすることができる。
転力伝達をクランク軸にそれぞれ個別に2個のギヤを配
設することなく、1個のギヤ11で行うようにしたので
、その分クランク軸4の長さを短縮することができ車体
の横巾を短くすることができる。
さらにまた前方のシリンダ6a、6Cの下方に位置して
クランク軸4の前方にバランサ8を配設したため、バラ
ンサ8を付設しても、エンジン3の前後長さは変わらな
い。
クランク軸4の前方にバランサ8を配設したため、バラ
ンサ8を付設しても、エンジン3の前後長さは変わらな
い。
しかも前記クランク軸4の略中夫にスプロケッH3a
、13bを一体に形成し、前方のシリンダ6a、6cお
よび後方のシリンダ6b、 6dのカムスブロケッH6
a 、 16bおよびカムチェン17a 、17bをエ
ンジン3の巾方向略中央に配設したため、エンジン3の
外観が左右で前後に食い違うことが強調されず、又騒音
源となるカムチェンを内方におしやることにより、騒音
の発生を極力おさえることが可能となる。
、13bを一体に形成し、前方のシリンダ6a、6cお
よび後方のシリンダ6b、 6dのカムスブロケッH6
a 、 16bおよびカムチェン17a 、17bをエ
ンジン3の巾方向略中央に配設したため、エンジン3の
外観が左右で前後に食い違うことが強調されず、又騒音
源となるカムチェンを内方におしやることにより、騒音
の発生を極力おさえることが可能となる。
またクランク軸4とバランサ軸9とを連結するギヤ11
.12をエンジン3の一側に配設したため、組立性、整
備性が向上する。
.12をエンジン3の一側に配設したため、組立性、整
備性が向上する。
そして、バランサ軸9は一方の軸受部35aに、軸方向
の移動が規制されるように取り付けられているので、他
方の軸受部35bには単に載置するだけでよい。
の移動が規制されるように取り付けられているので、他
方の軸受部35bには単に載置するだけでよい。
また、クランクケース7が上下に2分割され、その割面
に形成された軸受部で少なくともクランク軸とバランサ
軸9を支持しているので、クランクケース7を左右に複
数個分割して支持したものに比べ、組付けに際しバラン
サ軸9等を安定して支持することができ組付性が著しく
向上する。
に形成された軸受部で少なくともクランク軸とバランサ
軸9を支持しているので、クランクケース7を左右に複
数個分割して支持したものに比べ、組付けに際しバラン
サ軸9等を安定して支持することができ組付性が著しく
向上する。
そして、バランサ軸9の軸方向移動は、一方の軸受部3
5aの内方に形成した突出部36とナツト37によって
軸受部35aを挾持するという簡単な構成によって確実
に規制することができ、別部材による移動防止の手段を
講じる必要がない。したがって、他方の軸受部35bに
はバランサ軸9を載置するのみでよく、何ら移動防止の
ための構成を要しないので、該軸受部近傍の設計の自由
度を増加させることができる。
5aの内方に形成した突出部36とナツト37によって
軸受部35aを挾持するという簡単な構成によって確実
に規制することができ、別部材による移動防止の手段を
講じる必要がない。したがって、他方の軸受部35bに
はバランサ軸9を載置するのみでよく、何ら移動防止の
ための構成を要しないので、該軸受部近傍の設計の自由
度を増加させることができる。
本発明は前記のような構成であるので、バランサにより
残存不平衡慣性力の1次の項を消去することができ乗心
地を改善することができるのに加えて、クランク軸から
駆動系及びバランサ軸への回転力伝達を1個のギヤで行
うようにしたので、クランク軸の長さを短縮することが
でき、エンジンのコンパクト化に役立ち、ひいては車体
の横巾が短縮されることにより車体を小型軽量化するこ
とができる。
残存不平衡慣性力の1次の項を消去することができ乗心
地を改善することができるのに加えて、クランク軸から
駆動系及びバランサ軸への回転力伝達を1個のギヤで行
うようにしたので、クランク軸の長さを短縮することが
でき、エンジンのコンパクト化に役立ち、ひいては車体
の横巾が短縮されることにより車体を小型軽量化するこ
とができる。
また、クランク軸と駆動系及びバランサ軸を連結する前
記ギヤおよびこれと噛合するバランサ軸に固定したギヤ
をそれぞれクランク軸及びバランサ軸の一端側に配設し
たのでエンジンの組立を容易とし、整備性を向上させる
ことができる。
記ギヤおよびこれと噛合するバランサ軸に固定したギヤ
をそれぞれクランク軸及びバランサ軸の一端側に配設し
たのでエンジンの組立を容易とし、整備性を向上させる
ことができる。
第1図は本発明に係る自動2輪車用エンジンのバランサ
の一実施例を図示した側面図、第2図はその要部拡大図
、第3図はその一部縦断側面図である。 1・・・自動2輪車、2・・・フレーム、3・・・4気
筒V型4サイクルガソリンエンジン、4・・・クランク
軸、5・・・クランクビン、6・・・シリンダ、7・・
・クランクケース、8・・・バランサ、9・・・バラン
サ軸、10・・・バランスウェイト、11・・・ギヤ、
12・・・ギヤ、13・・・スプロケット、14・・・
シリンダヘッド、15・・・カムシャフト、16・・・
カムスプロケット、17・・・カムチェン、18・・・
交流発電機、19・・・ナツト、20・・・メインシャ
フト、21・・・カウンタシャフト、22・・・クラッ
チ、23・・・入力ギヤ、24・・・メインシャフトギ
ヤ群、25・・・カウンタシャフトギヤ群、26・・・
ドライブスプロケット、27・・・リヤホイール、28
・・・ファイナルドリブンスプロケット、29・・・ト
ライブチエン、30・・・クランクウェイト、31・・
・ボルト、32・・・サイドカバー、33・・・サイド
カバー、34・・・軸受部、35・・・軸受部、36・
・・突出部、37・・・ナツト、38・・・軸受部、3
9・・・リブ。
の一実施例を図示した側面図、第2図はその要部拡大図
、第3図はその一部縦断側面図である。 1・・・自動2輪車、2・・・フレーム、3・・・4気
筒V型4サイクルガソリンエンジン、4・・・クランク
軸、5・・・クランクビン、6・・・シリンダ、7・・
・クランクケース、8・・・バランサ、9・・・バラン
サ軸、10・・・バランスウェイト、11・・・ギヤ、
12・・・ギヤ、13・・・スプロケット、14・・・
シリンダヘッド、15・・・カムシャフト、16・・・
カムスプロケット、17・・・カムチェン、18・・・
交流発電機、19・・・ナツト、20・・・メインシャ
フト、21・・・カウンタシャフト、22・・・クラッ
チ、23・・・入力ギヤ、24・・・メインシャフトギ
ヤ群、25・・・カウンタシャフトギヤ群、26・・・
ドライブスプロケット、27・・・リヤホイール、28
・・・ファイナルドリブンスプロケット、29・・・ト
ライブチエン、30・・・クランクウェイト、31・・
・ボルト、32・・・サイドカバー、33・・・サイド
カバー、34・・・軸受部、35・・・軸受部、36・
・・突出部、37・・・ナツト、38・・・軸受部、3
9・・・リブ。
Claims (1)
- クランク軸が巾方向へ指向して、シリンダが前後に90
°より小さなシリンダ挾角でV型に配置されるとともに
V型に並ぶ1組のシリンダに対しクランクピンを共通に
する自動2輪車用エンジンにおいて、前記クランク軸の
前方にこれと並行にバランサ軸を回転自在に軸架し、ク
ランク軸の一端側に配設したギヤを駆動系のギヤに噛合
させるとともに前記バランサ軸に固設したギヤに噛合さ
せたことを特徴とする自動2輪車用エンジンの駆動系及
びバランサ軸への回転力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26020589A JPH0621569B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 自動2輪車用エンジンの駆動系及びバランサ軸への回転力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26020589A JPH0621569B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 自動2輪車用エンジンの駆動系及びバランサ軸への回転力伝達装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13552589A Division JPH0231045A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 自動2輪車用エンジンのバランサ軸の左右移動防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02245421A true JPH02245421A (ja) | 1990-10-01 |
JPH0621569B2 JPH0621569B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=17344800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26020589A Expired - Lifetime JPH0621569B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 自動2輪車用エンジンの駆動系及びバランサ軸への回転力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621569B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP26020589A patent/JPH0621569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621569B2 (ja) | 1994-03-23 |
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