JPH0224421Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224421Y2 JPH0224421Y2 JP1986141760U JP14176086U JPH0224421Y2 JP H0224421 Y2 JPH0224421 Y2 JP H0224421Y2 JP 1986141760 U JP1986141760 U JP 1986141760U JP 14176086 U JP14176086 U JP 14176086U JP H0224421 Y2 JPH0224421 Y2 JP H0224421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- operating rod
- fixed
- connecting cylinder
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 101150071927 AANAT gene Proteins 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、操作杆をエンジン側に着脱できると
ともに固定したり弛めて連結できるようにした刈
払機の操作杆連結構造に関する。
ともに固定したり弛めて連結できるようにした刈
払機の操作杆連結構造に関する。
従来は、例えば実開昭60−79922号公報に見ら
れるように、伝動軸を内装した操作杆の一端側を
エンジン側クラツチケースの支持筒部に緩衝ゴム
を介装して嵌合し一体的に連結するような構造に
なつていた。
れるように、伝動軸を内装した操作杆の一端側を
エンジン側クラツチケースの支持筒部に緩衝ゴム
を介装して嵌合し一体的に連結するような構造に
なつていた。
そのような連結構造であると、エンジンが、一
般的に燃料タンクがエンジン下部にあつて燃料を
ダイヤフラムポンプで吸上げて供給することにな
るいわゆるダイヤフラムキヤブ式エンジンの場合
では、支障なく組付け構成することができるが、
エンジンが、燃料タンクがエンジン上部にあつて
燃料を自然滴下させながらフロート式キヤブで燃
料を供給することになるいわゆるフロートキヤブ
式エンジンであると、作業時に操作杆を振り回し
て回動させることになるのでエンジンも傾いて燃
料の自然滴下が不良となることから、このエンジ
ンを組付け構成できなくなり、結局、両式エンジ
ンの場合、操作杆との連結構造を変えてそれぞれ
に2種類のものにしなければならなかつた。
般的に燃料タンクがエンジン下部にあつて燃料を
ダイヤフラムポンプで吸上げて供給することにな
るいわゆるダイヤフラムキヤブ式エンジンの場合
では、支障なく組付け構成することができるが、
エンジンが、燃料タンクがエンジン上部にあつて
燃料を自然滴下させながらフロート式キヤブで燃
料を供給することになるいわゆるフロートキヤブ
式エンジンであると、作業時に操作杆を振り回し
て回動させることになるのでエンジンも傾いて燃
料の自然滴下が不良となることから、このエンジ
ンを組付け構成できなくなり、結局、両式エンジ
ンの場合、操作杆との連結構造を変えてそれぞれ
に2種類のものにしなければならなかつた。
本考案は、そのように2種類の構造にすること
なく、いずれのエンジンを連結しても支障なく作
業ができるようそれぞれに見合つた連結構造にす
ることができて、簡単な操作で連結状態を変更さ
せることができ、しかも操作杆側をエンジン側と
簡単に分離させて便利に梱包運搬ができることに
なり、簡単な構造にして好適に実施できるよう提
供するものである。
なく、いずれのエンジンを連結しても支障なく作
業ができるようそれぞれに見合つた連結構造にす
ることができて、簡単な操作で連結状態を変更さ
せることができ、しかも操作杆側をエンジン側と
簡単に分離させて便利に梱包運搬ができることに
なり、簡単な構造にして好適に実施できるよう提
供するものである。
そのため、本考案では、伝動軸を内装した操作
杆の一端部側を連結筒体に回動可能に、かつスナ
ツプリングにより少なくとも軸方向の一方に係止
可能にして嵌合し、該連結筒体の端部をエンジン
側クラツチケースの支持筒部に着脱自在に嵌合す
るとともに固定具により固定し、前記連結筒体の
他端部に形成したスリツト部には、前記操作杆を
連結筒体に固定および固定解除させることができ
る締付具を固定弛緩自在に、かつ前記連結筒体に
対して一部を固定することにより回動しないよう
装着して構成したものである。
杆の一端部側を連結筒体に回動可能に、かつスナ
ツプリングにより少なくとも軸方向の一方に係止
可能にして嵌合し、該連結筒体の端部をエンジン
側クラツチケースの支持筒部に着脱自在に嵌合す
るとともに固定具により固定し、前記連結筒体の
他端部に形成したスリツト部には、前記操作杆を
連結筒体に固定および固定解除させることができ
る締付具を固定弛緩自在に、かつ前記連結筒体に
対して一部を固定することにより回動しないよう
装着して構成したものである。
したがつて、ダイヤフラムキヤブ式エンジンを
連結した場合には、締付具を締付けると、操作杆
をエンジン側の連結筒体に固定して組付け構成で
きることになり、また、フロートキヤブ式エンジ
ンを連結した場合には、締付具を弛めておくと、
エンジン側に対し操作杆が回動できる連結構造に
することができ、なお、クラツチケース側の固定
具を弛めると、連結筒体とともに操作杆をエンジ
ン側より取外して分解することができることにな
る。
連結した場合には、締付具を締付けると、操作杆
をエンジン側の連結筒体に固定して組付け構成で
きることになり、また、フロートキヤブ式エンジ
ンを連結した場合には、締付具を弛めておくと、
エンジン側に対し操作杆が回動できる連結構造に
することができ、なお、クラツチケース側の固定
具を弛めると、連結筒体とともに操作杆をエンジ
ン側より取外して分解することができることにな
る。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は刈払機の側面図を示し、エンジン1は
ダイヤフラムキヤブ式エンジンかまたはフロート
キヤブ式エンジンであつて、その出力軸側に固定
したクラツチケース2の先端側には支持筒体2a
を形成し、クラツチケース2の内方にスナツプリ
ング12,13で係止して嵌合したベアリング1
5にはボス9を軸方向に移動しないようにして嵌
合するとともに、スプライン孔9aを有する該ボ
ス9の内端には遠心クラツチ用のドラム8を一体
に固設し、また、ニードルベアリング11を介し
て伝動軸10を内装した操作杆7の途中にはハン
ドル杆16を固設するとともに、操作杆7の先端
に連結したギヤケース17の下方には刈刃18を
軸架し、操作杆7の一端部7a側に延出する前記
伝動軸10の端部には前記ボス9のスプライン孔
9aに着脱自在に嵌合できるスプライン軸10a
を形成して、従来形構造同様に構成する。
ダイヤフラムキヤブ式エンジンかまたはフロート
キヤブ式エンジンであつて、その出力軸側に固定
したクラツチケース2の先端側には支持筒体2a
を形成し、クラツチケース2の内方にスナツプリ
ング12,13で係止して嵌合したベアリング1
5にはボス9を軸方向に移動しないようにして嵌
合するとともに、スプライン孔9aを有する該ボ
ス9の内端には遠心クラツチ用のドラム8を一体
に固設し、また、ニードルベアリング11を介し
て伝動軸10を内装した操作杆7の途中にはハン
ドル杆16を固設するとともに、操作杆7の先端
に連結したギヤケース17の下方には刈刃18を
軸架し、操作杆7の一端部7a側に延出する前記
伝動軸10の端部には前記ボス9のスプライン孔
9aに着脱自在に嵌合できるスプライン軸10a
を形成して、従来形構造同様に構成する。
前記支持筒部2aの先端側外周には切り欠き部
19を形成し、該切り欠き部19の対面2ケ所に
は、ボルト5aとナツト5bよりなる固定具5を
嵌挿できる両孔20,20をそれぞれ形成して構
成する。
19を形成し、該切り欠き部19の対面2ケ所に
は、ボルト5aとナツト5bよりなる固定具5を
嵌挿できる両孔20,20をそれぞれ形成して構
成する。
前記支持筒部2aに嵌合できる長い連結筒体3
の内部には前記操作杆7の一端部7a側を回動可
能に嵌合するとともに、連結筒体3が軸方向に移
動しないように連結筒体3の端部と操作杆7の間
にスナツプリング14を介装し、連結筒体3の他
端部側外周には軸方向となるスリツト部3aを4
ケ所にそれぞれ形成し、各スリツト部3aの外周
に接触するよう締付具4を装着するが、該締付具
4は、下部環体4aの上部両端から両延出片4
b,4bが上方に延出するよに形成し、環体4a
の一部をスリツト部3a,3a間の外周にPで示
すようにスポツト溶接により固定し、両延出片4
b,4bの下部に形成した両孔21,21にはボ
ルト6aおよび蝶ナツト6bを挿着し、両延出片
4b,4bの上部に形成した両孔22,22には
肩かけバンド(図示省略)のフツクを係合できる
ように装設して構成する。
の内部には前記操作杆7の一端部7a側を回動可
能に嵌合するとともに、連結筒体3が軸方向に移
動しないように連結筒体3の端部と操作杆7の間
にスナツプリング14を介装し、連結筒体3の他
端部側外周には軸方向となるスリツト部3aを4
ケ所にそれぞれ形成し、各スリツト部3aの外周
に接触するよう締付具4を装着するが、該締付具
4は、下部環体4aの上部両端から両延出片4
b,4bが上方に延出するよに形成し、環体4a
の一部をスリツト部3a,3a間の外周にPで示
すようにスポツト溶接により固定し、両延出片4
b,4bの下部に形成した両孔21,21にはボ
ルト6aおよび蝶ナツト6bを挿着し、両延出片
4b,4bの上部に形成した両孔22,22には
肩かけバンド(図示省略)のフツクを係合できる
ように装設して構成する。
したがつて、伝動軸10をボス9にスプライン
嵌合するとともに連結筒体3をクラツチケース2
の支持筒部2aに嵌合して、ボルト5aナツト5
bの固定具5により締付けると連結できることに
なるが、逆に、固定具5を弛めて連結筒体3と操
作杆7を取り外すと、エンジン1側とは分離し
て、小形にして梱包運搬できることになる。
嵌合するとともに連結筒体3をクラツチケース2
の支持筒部2aに嵌合して、ボルト5aナツト5
bの固定具5により締付けると連結できることに
なるが、逆に、固定具5を弛めて連結筒体3と操
作杆7を取り外すと、エンジン1側とは分離し
て、小形にして梱包運搬できることになる。
エンジン1がダイヤフラムキヤブ式エンジンで
あると、ボルト6a蝶ナツト6bにより締付具4
を締付けることによつて、連結筒体3を操作杆7
に圧着させながら固定させることができることに
なり、エンジン1側に対し操作杆7が回動できな
いような連結構造にすることができることにな
る。
あると、ボルト6a蝶ナツト6bにより締付具4
を締付けることによつて、連結筒体3を操作杆7
に圧着させながら固定させることができることに
なり、エンジン1側に対し操作杆7が回動できな
いような連結構造にすることができることにな
る。
また、エンジン1がフロートキヤブ式エンジン
であると、ボルト6a蝶ナツト6bを操作して締
付具4を締付けを弛めると、操作杆7は連結筒体
3に対し回動自由となり、作業時には、操作杆7
が回動してもエンジン1は傾斜しないようにして
操作できることになる。
であると、ボルト6a蝶ナツト6bを操作して締
付具4を締付けを弛めると、操作杆7は連結筒体
3に対し回動自由となり、作業時には、操作杆7
が回動してもエンジン1は傾斜しないようにして
操作できることになる。
このように本考案は、締付具4を締付けたり弛
めたりすることによつて、エンジン1側に固定す
る連結筒体3に対し操作杆7を固定したり、回動
自由にしたりすることができることになり、エン
ジンがダイヤフラムキヤブ式またはフロートキヤ
ブ式のいずれであつても、操作杆7の連結構造を
従来のように変えることなく、それぞれに見合つ
た連結構造にすることができて、簡単な操作で連
結状態を変更させることができ、また、固定具5
を弛めて操作杆7側をエンジン1側から簡単に分
離することになつて便利に梱包運搬ができること
になり、簡単な構造にして好適に実施できる特長
を有する。
めたりすることによつて、エンジン1側に固定す
る連結筒体3に対し操作杆7を固定したり、回動
自由にしたりすることができることになり、エン
ジンがダイヤフラムキヤブ式またはフロートキヤ
ブ式のいずれであつても、操作杆7の連結構造を
従来のように変えることなく、それぞれに見合つ
た連結構造にすることができて、簡単な操作で連
結状態を変更させることができ、また、固定具5
を弛めて操作杆7側をエンジン1側から簡単に分
離することになつて便利に梱包運搬ができること
になり、簡単な構造にして好適に実施できる特長
を有する。
第1図は本考案の実施例である要部の断面図、
第2図は刈払機の側面図、第3図および第4図は
第1図の−線および−線における断面図
をそれぞれ示す。 10……伝動軸、7……操作杆、7a……一端
部、3……連結筒体、1……エンジン、2……ク
ラツチケース、2a……支持筒部、5……固定
具、3a……スリツト部、4……締付具、14…
…スナツプリング。
第2図は刈払機の側面図、第3図および第4図は
第1図の−線および−線における断面図
をそれぞれ示す。 10……伝動軸、7……操作杆、7a……一端
部、3……連結筒体、1……エンジン、2……ク
ラツチケース、2a……支持筒部、5……固定
具、3a……スリツト部、4……締付具、14…
…スナツプリング。
Claims (1)
- 伝動軸10を内装した操作杆7の一端部7a側
を連結筒体3に回動可能に、かつスナツプリング
14により少なくとも軸方向の一方に係止可能に
して嵌合し、前記連結筒体3の端部をエンジン1
側クラツチケースの支持筒部2aに着脱自在に嵌
合するとともに固定具5により固定し、前記連結
筒体3の他端部に形成したスリツト部3aには、
前記操作杆7を連結筒体3に固定および固定解除
させることができる締付具4を固定弛緩自在に、
かつ前記連結筒体3に対して一部を固定すること
により回動しないよう装着して構成したことを特
徴とする刈払機の操作杆連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986141760U JPH0224421Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986141760U JPH0224421Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6348427U JPS6348427U (ja) | 1988-04-01 |
JPH0224421Y2 true JPH0224421Y2 (ja) | 1990-07-04 |
Family
ID=31049847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986141760U Expired JPH0224421Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0224421Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041125B2 (ja) * | 1982-04-07 | 1985-09-14 | 川崎製鉄株式会社 | 3基熱風炉による並列送風の操業方法 |
JPS6130329B2 (ja) * | 1979-10-22 | 1986-07-12 | Nippon Denshin Denwa Kk |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5043458Y2 (ja) * | 1972-11-28 | 1975-12-12 | ||
JPS53128235U (ja) * | 1977-03-18 | 1978-10-12 | ||
JPS6041125U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-23 | 富士ロビン株式会社 | 背負式刈払機の伝動部におけるフレキシブル伝動軸の取付構造 |
JPS6130329U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-24 | 新ダイワ工業株式会社 | 刈払機におけるアウタパイプの補強装置 |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP1986141760U patent/JPH0224421Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130329B2 (ja) * | 1979-10-22 | 1986-07-12 | Nippon Denshin Denwa Kk | |
JPS6041125B2 (ja) * | 1982-04-07 | 1985-09-14 | 川崎製鉄株式会社 | 3基熱風炉による並列送風の操業方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6348427U (ja) | 1988-04-01 |
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