JPH0214345Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214345Y2 JPH0214345Y2 JP1984144267U JP14426784U JPH0214345Y2 JP H0214345 Y2 JPH0214345 Y2 JP H0214345Y2 JP 1984144267 U JP1984144267 U JP 1984144267U JP 14426784 U JP14426784 U JP 14426784U JP H0214345 Y2 JPH0214345 Y2 JP H0214345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- vibration isolator
- bearing body
- fixed
- rotary blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241001494496 Leersia Species 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案は、回転刃を回転自在に軸支する軸受体
とエンジンとを連結杆を介して連結して設けた刈
払機の防振装置に係るものである。
とエンジンとを連結杆を介して連結して設けた刈
払機の防振装置に係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点
従来、この種の刈払機においては、連結杆に設
けた握り部を把持する作業者の手に、エンジンの
振動が伝達することを防ぐために、エンジンと連
結杆との間にゴム等の防振体を介在せしめて、エ
ンジンの振動が連結杆を介して作業者の手に伝達
することを防いでいた。しかるに、回転刃の目立
て等によつて不均衡を生じると、回転刃の回転に
よる振動が発生し、連結杆を介して作業者の手に
伝達されることになり、従来の刈払機においては
この振動の伝達を防止する手段が講じられていな
かつた。
けた握り部を把持する作業者の手に、エンジンの
振動が伝達することを防ぐために、エンジンと連
結杆との間にゴム等の防振体を介在せしめて、エ
ンジンの振動が連結杆を介して作業者の手に伝達
することを防いでいた。しかるに、回転刃の目立
て等によつて不均衡を生じると、回転刃の回転に
よる振動が発生し、連結杆を介して作業者の手に
伝達されることになり、従来の刈払機においては
この振動の伝達を防止する手段が講じられていな
かつた。
(c) 問題を解決しようとする手段および作用
本考案は、連結杆の前端を、防振体を介して軸
受体に連結して設けたもので、軸受体の後部の円
筒状の係合部を、軸方向に切り欠いた切欠溝を横
切るボルトによつて締付自在に設け、軸方向の切
欠溝によつて分割された金属製の筒体の外周に焼
付け固着されたゴム製の円筒状の防振体を設けた
ものである。回転刃の振動は防振体によつて吸収
されて、連結杆に設けた握り部に伝達することが
防止されるものである。
受体に連結して設けたもので、軸受体の後部の円
筒状の係合部を、軸方向に切り欠いた切欠溝を横
切るボルトによつて締付自在に設け、軸方向の切
欠溝によつて分割された金属製の筒体の外周に焼
付け固着されたゴム製の円筒状の防振体を設けた
ものである。回転刃の振動は防振体によつて吸収
されて、連結杆に設けた握り部に伝達することが
防止されるものである。
(d) 実施例
図において、回転刃１を回転自在に軸支する軸
受体３とエンジン５とは連結杆７によつて連結さ
れている。連結杆７には、両端に握り部９，９を
設けたハンドル１１が固定金具１３によつて固着
されている。エンジン５の前端のクラツチハウジ
ング１５にはハンガー１７が固着し、肩掛バンド
１９の下端が係止している。連結杆７の適宜位置
に、作業者の腰部に衝突することを緩衝するため
の緩衝体２１が設けられている。軸受体３にはベ
アリング２３，２４によつて回転軸２５が回転自
在に軸支され、回転軸２５の下端外周に設けたス
プライン部２７には上部座金２９が係合してい
る。回転軸２５の外周に、上部座金２９の下方に
下部座金３１が嵌合し、上部座金２９との間に回
転刃１を挾持し、回転軸２５の下端面に螺合する
ボルト３３によつて固定している。軸受体３の後
部の円筒状の係合部３５の内径には、ゴム製の防
振体３７を介して、連結杆７の前端が嵌合し、係
合部３５を軸方向に切り欠いた切欠溝３９を横切
るボルト４１によつて締め付け固定されている。
防振体３７は、軸方向の切欠溝４３，４３によつ
て分割された金属製の筒体４５の外周に焼付け固
着されている。連結杆７の中心には、エンジン５
の動力を回転軸２５に伝達するための伝動軸７が
貫通して設けられ、ベアリング４９によつて軸受
体３に回転自在に軸支されたベベルギヤー５１に
スプライン部５３を介して伝動軸４７の先端が係
合している。ベベルギヤー５１は回転軸２５にス
プライン部５５を介して係合するベベルギヤー５
７に噛み合つている。
受体３とエンジン５とは連結杆７によつて連結さ
れている。連結杆７には、両端に握り部９，９を
設けたハンドル１１が固定金具１３によつて固着
されている。エンジン５の前端のクラツチハウジ
ング１５にはハンガー１７が固着し、肩掛バンド
１９の下端が係止している。連結杆７の適宜位置
に、作業者の腰部に衝突することを緩衝するため
の緩衝体２１が設けられている。軸受体３にはベ
アリング２３，２４によつて回転軸２５が回転自
在に軸支され、回転軸２５の下端外周に設けたス
プライン部２７には上部座金２９が係合してい
る。回転軸２５の外周に、上部座金２９の下方に
下部座金３１が嵌合し、上部座金２９との間に回
転刃１を挾持し、回転軸２５の下端面に螺合する
ボルト３３によつて固定している。軸受体３の後
部の円筒状の係合部３５の内径には、ゴム製の防
振体３７を介して、連結杆７の前端が嵌合し、係
合部３５を軸方向に切り欠いた切欠溝３９を横切
るボルト４１によつて締め付け固定されている。
防振体３７は、軸方向の切欠溝４３，４３によつ
て分割された金属製の筒体４５の外周に焼付け固
着されている。連結杆７の中心には、エンジン５
の動力を回転軸２５に伝達するための伝動軸７が
貫通して設けられ、ベアリング４９によつて軸受
体３に回転自在に軸支されたベベルギヤー５１に
スプライン部５３を介して伝動軸４７の先端が係
合している。ベベルギヤー５１は回転軸２５にス
プライン部５５を介して係合するベベルギヤー５
７に噛み合つている。
以上の実施例において、エンジン５の動力は伝
動軸４７，ベベルギヤー５１，５７、回転軸２５
を経て回転刃１を回転駆動する。作業者は肩掛バ
ンド１９を肩にかけて刈払機を懸垂し、握り部
９，９を両手で把持し、回転刃１によつて地上の
草等の刈り払らい作業を行なうものである。回転
刃１が目立て其の他の理由によつて不均衡を生ず
ると、振動を発生するが、防振体３７で吸収され
て連結杆７に伝播しない。したがつて作業者の手
に振動が伝達されることがない。また組み付けに
あたつては、防振体３７を介して連結杆７の先端
を軸受体３の係合部３５に嵌合し、ボルト４１を
締め付けることによつて、連結杆３７を軸受体３
に固定するものである。
動軸４７，ベベルギヤー５１，５７、回転軸２５
を経て回転刃１を回転駆動する。作業者は肩掛バ
ンド１９を肩にかけて刈払機を懸垂し、握り部
９，９を両手で把持し、回転刃１によつて地上の
草等の刈り払らい作業を行なうものである。回転
刃１が目立て其の他の理由によつて不均衡を生ず
ると、振動を発生するが、防振体３７で吸収され
て連結杆７に伝播しない。したがつて作業者の手
に振動が伝達されることがない。また組み付けに
あたつては、防振体３７を介して連結杆７の先端
を軸受体３の係合部３５に嵌合し、ボルト４１を
締め付けることによつて、連結杆３７を軸受体３
に固定するものである。
(e) 考案の効果
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、回転刃の振動を吸収して、作業者の手に
振動が伝播することを防止することができ、しか
も１個のボルトを締め付けることによつて、連結
杆を軸受体に防振体を介して構造簡単に、容易に
組み付けることができるものである。
るから、回転刃の振動を吸収して、作業者の手に
振動が伝播することを防止することができ、しか
も１個のボルトを締め付けることによつて、連結
杆を軸受体に防振体を介して構造簡単に、容易に
組み付けることができるものである。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
第１図は本考案に係る装置を備えた刈払機の斜
視説明図、第２図は本考案の１実施例の側断面
図、第３図は第２図の−線の正断面図であ
る。 １……回転刃、３……軸受体、５……エンジ
ン、７……連結杆、３５……係合部、３７……防
振体、３９……切欠溝、４１……ボルト、４３…
…切欠溝、４５……筒体。
視説明図、第２図は本考案の１実施例の側断面
図、第３図は第２図の−線の正断面図であ
る。 １……回転刃、３……軸受体、５……エンジ
ン、７……連結杆、３５……係合部、３７……防
振体、３９……切欠溝、４１……ボルト、４３…
…切欠溝、４５……筒体。
Claims (1)
- 回転刃１を回転自在に軸支する軸受体３とエン
ジン５とを連結杆７を介して連結して設けた刈払
機において、前記軸受体３の後部の円筒状の係合
部３５を、軸方向に切り欠いた切欠溝３９を横切
るボルト４１によつて締め付け自在に設け、軸方
向の切欠溝４３によつて分割された金属製の筒体
４５の外周に焼付け固着されたゴム製の円筒状の
防振体３７を介して、前記連結杆７の前端を、前
記係合部３５の内径に嵌合，固定したことを特徴
とする刈払機の防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984144267U JPH0214345Y2 (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984144267U JPH0214345Y2 (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6160623U JPS6160623U (ja) | 1986-04-24 |
| JPH0214345Y2 true JPH0214345Y2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=30702551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984144267U Expired JPH0214345Y2 (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0214345Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58117825U (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-11 | 三菱重工業株式会社 | 刈払機 |
| JPS58161416U (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-27 | 日本クライス株式会社 | 刈払機の防振管継手 |
-
1984
- 1984-09-26 JP JP1984144267U patent/JPH0214345Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6160623U (ja) | 1986-04-24 |
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