JPH0140433Y2 - - Google Patents

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JPH0140433Y2
JPH0140433Y2 JP2811785U JP2811785U JPH0140433Y2 JP H0140433 Y2 JPH0140433 Y2 JP H0140433Y2 JP 2811785 U JP2811785 U JP 2811785U JP 2811785 U JP2811785 U JP 2811785U JP H0140433 Y2 JPH0140433 Y2 JP H0140433Y2
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engine
vibration isolator
vibration
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JP2811785U
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JPS61146120U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、背負形式の動力散布機、動力刈払
機等の作業時におけるエンジンの駆動で発生する
振動を、エンジンと背負枠との間に介在せる蛇腹
状もしくは板状の可撓材からなる防振体でエンジ
ンの回転数の変化に対応・追随させることで吸
収・低減し、作業者の早期疲労を回避可能で、し
かもその構造の簡単な背負動力作業機の防振装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来における背負形式の動力散布機、動力刈払
機等のような動力作業機の作業時に際し、エンジ
ンの駆動で発生する振動の吸収・低減の一手段と
してたとえば動力刈払機における背負枠の水平部
とエンジンとの間にブロツク状の防振体を介在・
定着させた構成が提案されている。(一例として
実開昭57−146828号公報、実開昭57−125231号公
報参照) 〔考案が解決しようとする課題〕 前述せる従来の技術の場合において、防振体は
ブロツク状の形態のため、エンジンがある特定の
回転数のもとで駆動するとき、振動がこの防振体
により吸収もしくは低減されるが、回転数が変化
したとき、この防振体が振動の振巾に追随し得な
いため、振動の吸収もしくは低減を行ない得ず、
防振体としての機能を充分発揮できないので、作
業状況の変化に対応してエンジンの回転数を調整
することで却て作業者の疲労を徒らに早期に招来
し、作業能率の向上を所期し難いという問題点を
有している。
この考案は前述のような問題点に着目してなさ
れたもので、その目的とする所は、作業時におけ
るエンジンの回転数の変化によく追随して振動を
吸収・低減可能で、しかも構造の簡単な背負動力
作業機の防振装置を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため、この考案における
動力作業機の防振装置は、背負枠とエンジンとの
間に横架材と防振体とを一体的に介装・定着した
背負式動力作業機の防振装置において、背負枠の
下部前方における一対の並列せる水平部の間に横
架材を横架・固定し、該横架材の中央に、エンジ
ンの下端に定着・懸垂せる支柱を直交下に臨ま
せ、このエンジンと前記横架材との間に、前記支
柱を中央に囲繞せる蛇腹状もしくは板状の可撓材
からなる防振体を介在させ、該防振体の相対向す
る外周縁近傍を前記水平部上方に夫々定着させて
なるものである。
〔構成〕
以下この考案を第1図ないし第3図を参照して
動力刈払機に適用した実施例で説明する。
略「コ」の字形の背負枠1の下部前方(第2図
においては下側を前方、第3図においては左側を
前方とする。)における一対の並列せる水平部h,
hの間に長方形状の横架材2を溶接もしくはその
他の手段で横架・固定し、該横架材2の中央に、
エンジンEの下端に定着・懸垂せる円柱状の支柱
3を直交下に臨ませ、このエンジンEと前記横架
材2との間において、円形、楕円形、長方形もし
くは正方形等適宜形態の可撓性材質たとえばゴム
材からなる蛇腹状の防振体Aを、前記支柱3を中
央に囲繞する状態のもとに介在させ、この防振体
Aの相対向する外周縁(第2図において左右夫々
の外周縁)近傍を、前記水平部h,hの夫々上方
にボルト、ナツトもしくは鋲のような止着具j,
jで定着してある。
またエンジンEの後方に並置された減速機Rに
連動され伝動軸4を可撓性材質の外管5で被覆
し、この伝動軸4の先端に取付けた歯車筐6内の
連動歯車群(図示しない)を介し刈刃Cを回転自
在に装着し、エンジンEの駆動で刈刃Cの回転で
刈払作業を可能としてある。図中、7,8は背負
枠1の上・下端の夫々に取付けたバンド連結具、
9は背負バンド、10は背当て、11はハンド
ル、12は燃料タンク、13は刈刃カバー、Wは
スロツトルワイヤーである。
〔作用、効果〕
この考案は前述のような構成であるから、刈払
または薬剤もしくは肥料の散布に際し、エンジン
Eの駆動で伝動軸4の回動を介し、たとえば先端
の刈刃Cを回動させ、刈払を行なう。
しかしてこの作業時におけるエンジンEの駆動
で発生する振動は、エンジンEの下端に定着・懸
垂した支柱3を介し、この支柱3を中央に囲繞せ
る蛇腹状の防振体Aに伝達されるが、この場合、
振動の伝達状況は恰も小石を水面に投入したと
き、その際、発生する波が投入地点を中心とし次
第に外方に向け伝播され、漸次、波が収束するよ
うな状態と酷似しているため、防振体Aの外周縁
に伝達された振動は、支柱3近傍の振動に比し大
巾に低減され、よつて背負枠2の水平部h,hに
は振動が著しく減衰されるので、ハンドル11を
把持した作業者(図示しない)は、身体に著しい
振動を蒙らない故、早期に疲労を招来しないで作
業に従事可能であり、しかも防振体Aは円形、楕
円形、長方形、もしくは正方形のような形態でか
つ蛇腹状のため、刈払状況に対応すべくエンジン
Eの回転速度を変更したとき、之に伴う振動によ
り発生する振巾の増減にもよく追随し得るので、
防振機能を常時、確実に発揮できると共に、防振
体AはエンジンEと横架材2との間において背負
枠1の水平部h,hに定着・介在させてあるの
で、徒らに設定空間を拡開することなく、かつ防
振機構そのものも極めて簡単であるから堅牢・安
価に製作できる上に、組付、分解、点検等も容易
であり、利用者にとり取扱が至便である等の実益
を有するものである。
以上は動力刈払機を実施例として説明したが、
薬剤もしくは肥料の散布用としての動力散布機に
も適用し得るし、また防振体は蛇腹状に限らず、
板ばねのような可撓材からなる板状体を使用して
もよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る一実施例にして、第1図
は本案品の要部拡大断面図、第2図は第1図の
−線矢視図、第3図本案品を装着した動力刈払
機の斜視図である。 A……防振体、E……エンジン、h……背負枠
の水平部、1……背負枠、2……横架材、3……
支柱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 背負枠とエンジンとの間に横架材と防振体と
    を一体的に介装・定着した背負動力作業機の防
    振装置において、背負枠1の下部前方における
    一対の並列せる水平部h,hの間に横架材2を
    横架・固定し、該横架材2の中央に、エンジン
    Eの下端に定着・懸垂せる支柱3を直交下に臨
    ませ、このエンジンEと前記横架材2との間
    に、前記支柱3を中央に囲繞せる蛇腹状もしく
    は板状の可撓材からなる防振体Aを介在させ、
    該防振体Aの相対向する外周縁近傍を前記水平
    部h,h上方に夫々定着させてなる背負動力作
    業機の防振装置。 (2) 防振体Aは円形、楕円形、長方形もしくは正
    方形に形成されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の背負動力作業機の防振装置。
JP2811785U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0140433Y2 (ja)

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JP2811785U JPH0140433Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JP2811785U JPH0140433Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61146120U JPS61146120U (ja) 1986-09-09
JPH0140433Y2 true JPH0140433Y2 (ja) 1989-12-04

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JPS61146120U (ja) 1986-09-09

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