JPH0420176Y2 - - Google Patents

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JPH0420176Y2
JPH0420176Y2 JP1987093474U JP9347487U JPH0420176Y2 JP H0420176 Y2 JPH0420176 Y2 JP H0420176Y2 JP 1987093474 U JP1987093474 U JP 1987093474U JP 9347487 U JP9347487 U JP 9347487U JP H0420176 Y2 JPH0420176 Y2 JP H0420176Y2
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JP
Japan
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engine
brush cutter
crankshaft
battery
starting motor
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JP1987093474U
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JPS63201412U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、回転刃を回転自在に軸支する軸受体
とエンジンとを管状の連結杆によつて連結して設
け、このエンジンを、バツテリーを電源とする始
動用モーターによつて始動すべく設けた刈払機に
係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点 従来、この種の刈払機においては、始動用モー
ターを駆動するための電源用のバツテリーは、始
動用モーターとともに、エンジンに固着されてい
たので、刈払機全体の重心が後方に移動して回転
刃が浮き上がつて作業がやりにくくなり、握り部
を把持する作業者の手に不均衡な力が加わり疲労
の原因となつていた。
(c) 問題を解決するための手段および作用 本考案は、電源用のバツテリーを、刈払機を吊
り下げる肩掛バンドに装着して設けることによつ
て、刈払機の重量を軽減し、かつ回転刃の浮き上
がりをなくして作業を容易とし、しかも作業者の
疲労を少なくするものである。
(d) 実施例 以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
第1図は本考案の装置を備えた刈払機を示すも
ので、回転刃1を軸支する軸受体3と、エンジン
5とを管状の連結杆7によつて連結し、内部を伝
動軸8が貫通している。連結杆7には、緩衝体9
およびハンドル11が固着し、ハンドル11の両
端部に握り部13,13が設けられている。エン
ジン5の前部に設けたブラケツト15には肩掛バ
ンド17の下端が係止されている。肩掛バンド1
7には、バツテリー19を収容するケース21に
固定金具23をねじ25によつて締め付けること
により、バツテリー19を固着している。エンジ
ン5はつぎのように構成されている。すなわち、
第2図,第3図において、クランクケース31に
は、ベアリング33を介してクランク軸35が軸
支され、クランク軸35のクランクアーム37に
はクランクピン39を介してコネクテイングロツ
ド41の1端が枢着している。コネクテイングロ
ツド41の他端は、クランクケース31の上部に
固着するシリンダー43内に往復に摺動自在に嵌
合するピストン(図示せず)に連結されている。
クランクケース31の下部には燃料タンク45が
固定されている。クランク軸35の1端には、座
金47,49の間に遊〓をもつて挾持された被駆
動ギヤ51が、逆止式のクラツチ53を介して軸
支され、ナツト55によつて位置決め係止されて
いる。逆止式のクラツチ53は、被駆動ギヤ51
の内径孔に圧入された円筒ケース56内に複数の
ローラ57が保持環59,59によつて所定の間
隔で保持され、円筒ケース56の内径面に突出す
る突起片61の1側の傾斜面63の方向にクラン
ク軸35が相対的に回転したとき、ローラ57が
傾斜面63に乗り上げてクランク軸35と円筒ケ
ース56の間に押し込まれて相対的運動を係止す
る。また反対方向に回転したときには、ローラ5
7が傾斜面63から離脱して自由に回転するもの
である。ローラ57の両端外方には、軸受用のロ
ーラ65,65が円筒ケース56の円形の内径面
部に嵌合してクランク軸35を軸支している。ク
ランクケース31のフランジ部67には、被駆動
ギヤ51を覆うギヤケース69が固着され、ギヤ
ケース69に固着された始動モータ71の回転軸
73には駆動ギヤ75が固着されて被駆動ギヤ5
1と常時噛み合つている。
以上の構成において、始動モータ71を駆動す
ると、駆動ギヤ75を介して被駆動ギヤ51が回
転し、クラツチ53の円筒ケース56が第3図の
矢印Aの方向に回転する。ローラ57は相対的に
反対方向に回転するクランク軸35の外周に接し
て傾斜面63に沿つて転動して傾斜面63とクラ
ンク軸35との間に押圧,挾持され、クランク軸
35はローラ57を介して被駆動ギヤ51ととも
に回転してエンジン29は始動する。エンジン2
9が始動すると、クランク軸35の回転速度が被
駆動ギヤ51の回転速度よりも速くなり、円筒ケ
ース56はクランク軸35に対して相対的に矢印
Aと反対方向に回転することになり、ローラ57
は傾斜面63から離れて自由となり、始動モータ
71を停止させれば、被駆動ギヤ51は停止して
クランク軸35のみ回転するものである。
作業者は肩掛バンド17を肩に掛けて、握り部
13,13を両手で把持して、回転刃1によつて
地上の草等の刈り払らい作業を行なうものであ
る。バツテリー19は肩掛バンド17に直接装着
されているので、バツテリーの重量による不均衡
をなくすことができるものである。
(e) 考案の効果 本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、始動モーターの電源用のバツテリーを肩
掛バンドに装着することにより、刈払機の重量を
軽減するとともに、重量を均衡させて、刈り払ら
い作業を容易に行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の斜視説明図、第2
図は要部の側断面図、第3図はクラツチ部分の正
断面図、第4図はバツテリー部分の正断面図であ
る。 1……回転刃、3……軸受体、5……エンジ
ン、7……連結杆、17……肩掛バンド、19…
…バツテリー、71……始動モーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転刃1を回転自在に軸支する軸受体3とエン
    ジン5とを管状の連結杆7によつて連結して設け
    た刈払機において、前記エンジン5を始動する始
    動モーター71の電源用のバツテリー19を前記
    刈払機を吊り下げる肩掛バンド17に装着して設
    けたことを特徴とする刈払機。
JP1987093474U 1987-06-19 1987-06-19 Expired JPH0420176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987093474U JPH0420176Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987093474U JPH0420176Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63201412U JPS63201412U (ja) 1988-12-26
JPH0420176Y2 true JPH0420176Y2 (ja) 1992-05-08

Family

ID=30956084

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JP1987093474U Expired JPH0420176Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4815956B1 (ja) * 1970-10-07 1973-05-18

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4815956U (ja) * 1971-07-06 1973-02-22
JPS55141121U (ja) * 1979-03-27 1980-10-08
JPS58127174U (ja) * 1982-02-22 1983-08-29 富士ロビン株式会社 エンジン付き可搬用作業機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4815956B1 (ja) * 1970-10-07 1973-05-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63201412U (ja) 1988-12-26

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