JPH0686416U - 刈払機のハンドル取付装置 - Google Patents
刈払機のハンドル取付装置Info
- Publication number
- JPH0686416U JPH0686416U JP2912393U JP2912393U JPH0686416U JP H0686416 U JPH0686416 U JP H0686416U JP 2912393 U JP2912393 U JP 2912393U JP 2912393 U JP2912393 U JP 2912393U JP H0686416 U JPH0686416 U JP H0686416U
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- brush cutter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドル取付装置自体に設計変更を行うこと
なく簡単な構成の付加のみにより、迅速かつ容易にハン
ドルの組み付け及び取り外しを行うことができ、しか
も、ハンドル取付角の調節を的確に行うことができる刈
払機のハンドル取付装置を提供すること。 【構成】 中央部で左ハンドル部35及び右ハンドル部
36に分割されたハンドル30を、ハンドル取付装置4
0を介して操作桿11に着脱自在に取付けるようになし
た刈払機のハンドル取付装置において、前記左右のハン
ドル部35及び36の接合端部に嵌挿されるとともに、
半径方向外方に向けてばね作用を有するコネクタ48が
設けられてなる。
なく簡単な構成の付加のみにより、迅速かつ容易にハン
ドルの組み付け及び取り外しを行うことができ、しか
も、ハンドル取付角の調節を的確に行うことができる刈
払機のハンドル取付装置を提供すること。 【構成】 中央部で左ハンドル部35及び右ハンドル部
36に分割されたハンドル30を、ハンドル取付装置4
0を介して操作桿11に着脱自在に取付けるようになし
た刈払機のハンドル取付装置において、前記左右のハン
ドル部35及び36の接合端部に嵌挿されるとともに、
半径方向外方に向けてばね作用を有するコネクタ48が
設けられてなる。
Description
【0001】
本考案は、刈払機のハンドルの取付装置に関し、特に、U字形ハンドルの取付 装置に関する。
【0002】
一般に、刈払機10は、例えば図1に示す如く、操作桿11の先端部にギヤケ ース12を介してその一部分を回転刃カバー13で覆われた回転刃13を備えた 切断装置が取り付けられている。前記操作桿11の後端部に小型空冷2サイクル ガソリンエンジン等の原動機21が配備され、その原動機21の動力が前記操作 桿11内に配されたドライブシャフト及び前記ギヤケース12内のベベルギヤ( いずれも図示省略)を介して前記回転刃14に伝達されるようになっている。
【0003】 そして、前記操作桿11上の前記回転刃13と前記原動機21の間には、後述 するハンドル取付装置40を介して全体がU字状のパイプ部材からなるハンドル 30が配置固定されている。このハンドル30の両端には、ハンドル握り31、 31が取り付けられるとともに、一方のハンドル握り31の下端にスロットルレ バー33が設けられている。なお、34はスロットルワイヤである。
【0004】 このように構成された刈払機10は、搬送時には、例えば搬送車両の荷台スペ ース制限等に起因する輸送コスト削減のため、特にそのU字状ハンドル30を本 体(前記操作桿11)から取り外すとともに、該ハンドル30自体も左右に分割 してコンパクトな梱包として搬送されることが一般的である。 図3は前記ハンドル30の取付装置40の従来例の分解斜視図である。
【0005】 図3において、前記ハンドル30は、その中央部で左及び右のハンドル部35 、36に分割されるとともに、これら左及び右ハンドル部35、36の根元部3 5b、36bは、半円筒形状のハンドルブラケット41と操作桿ブラケット42 の上部取付部43に一体に凹設された半円筒形状の溝部45とで上下から挟持さ れ、ボルト等の固着部材44、44、…により固定されている。
【0006】 一方、前記操作桿11には、前記操作桿ブラケット42が、その前記上部取付 部43と下側取付部46との接合面に形成された管状溝に前記操作桿11が挿嵌 され、ボルト47により固定されている。
【0007】
しかしながら、前記の如き従来の刈払機のハンドル取付装置においては、販売 業者やユーザー等は、製品搬入後、左右に分割されたハンドル部35、36を、 予め前記操作桿11に固定された前記ハンドル取付装置40に取り付ける必要が ある。その際、組立者は、前記溝部45上に前記左右のハンドル部35、36の 根元部35b、36bを突き合わせて設置し、その状態を保持しながら前記ハン ドルブラケット41を被着し前記ボルト44、44、…を螺着しなければならな かった。
【0008】 このように、組立者が一人で、前記左及び右ハンドル部35、36を前記溝部 45に保持しながら前記ハンドルブラケット41を固定させる際には、例えば、 一方を前記溝部45に固定できたとしても他方が外れてしまったり、また、左右 ハンドル部35、36の相対位置関係が適切に調節できず、前記ハンドル30の 組立が困難であるという問題点があった。
【0009】 本考案は、このような従来の刈払機のハンドル取付装置の問題に鑑みてなされ たものであって、その目的は、ハンドル取付装置自体に設計変更を行うことなく 簡単な構成の付加のみにより、迅速かつ容易にハンドルの組み付け及び取り外し を行うことができ、しかも、左右のハンドル部取付角の調節を的確に行うことが できる刈払機のハンドル取付装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 前記の目的を達成すべく、本考案に係わる刈払機のハンドル取付装置は、基本 的には、中央部で左ハンドル部及び右ハンドル部に分割されたハンドルを、ハン ドル取付装置を介して操作桿に着脱自在に取付けるようになした刈払機のハンド ル取付装置において、前記左右のハンドル部の接合端部に嵌挿されるとともに、 半径方向外方に向けてばね作用を有するコネクタが設けられたことを特徴として いる。
【0011】 そして、より具体的な例としては、前記コネクタは、その長手方向に延びるす り割り部が形成された筒部材からなることを特徴としている。
【0012】
前述の如く構成された本考案に係わる刈払機のハンドル取付装置においては、 コネクタは半径方向内方に縮められるように、若干付勢された状態で、左及び右 ハンドル部接合部の両先端部に挿嵌せしめられる。そして、ハンドルは、前記左 及び右ハンドル部同志が連結され一体化されてハンドル取付装置に組み付けられ る。また、前記左右のハンドルの連結部に前記コネクタが介装された状態では、 周面摩擦等により前記左右のハンドル部の各々の取付角度が変更自在かつ任意位 置での固定が可能となっている。
【0013】
以下、図面により本考案の一実施例を説明する。前述したとおり図1は刈払機 の全体構成を示す斜視図である。また、図2は本考案の一実施例ハンドル取付装 置の分解斜視図である。なお、本考案の一実施例を説明するための図において、 前述した図3に示した従来技術の各部に対応する部分には同一の符号を付して、 それらの重複説明は省略する。なお、図4はコネクタの取り付け状態説明図であ る。
【0014】 図示例のハンドル取付装置40は、基本的には、図3に示した従来技術と同一 の構成となっておりその詳細な説明は省略するが、本考案では、前記従来技術の 構成に加えて以下の構成が付加されている。 すなわち、前記左右のハンドル部35、36の根元部35b、36bの突き合 わせ部に、この両者を仮り止め的に連結せしめるコネクタ48が設けられている 。このコネクタ48は、薄鋼板やプラスチック等の円筒パイプからなり、長手方 向に延びるすり割り部49が形成されて半径方向外方に向けて、軽くばね作用を もたせている。
【0015】 このように構成された前記コネクタ48は、半径縮小(前記すり割り部49の 閉塞)方向に付勢された状態で、前記左及び右ハンドル部35、36の根元部3 5b、36bの両先端部に挿嵌せしめられ、前記左右ハンドル部35、36同志 を連結させるようになっている。前記コネクタ48の外径は、通常時は、前記左 右ハンドル部35、36の根元部35b、36bの両先端部の内径よりもやや大 きく、根元部35b、36b内に挿入されたときには、前記根元部35b、36 bの両先端部の内径とほぼ等しくなるように設定されている。そのため、前記左 右のハンドル部35、36の連結部に前記コネクタ48が介装された状態では、 周面摩擦等により前記左右のハンドル部35、36の各々の取付角度が変更自在 かつ任意位置での固定が可能なようになっている。
【0016】 このように、前記コネクタ48を介して左及び右ハンドル部35、36を予め 連結させることができ、この一体化されたU字状ハンドル30を前記操作桿ブラ ケット42の前記溝部45上に片手で載置し、かつ支持することができる。そし て、その状態を維持しながら、他方の手で前記ハンドルブラケット41を覆せて 前記ボルト44を螺合させれば、一人でも簡単に前記左右のハンドル部35、3 6を前記刈払機10に取り付けることができる。
【0017】 また、前記左右ハンドル部35、36の取着後であっても、ボルト44を緩め て作業者が最もハンドル操作し易い任意の角度に左右それぞれのハンドル部35 、36を容易に回動させることもでき、かつ任意位置で固定(ロック)すること ができる。 なお、前記コネクタ48は、半径方向外方に向けてバネ作用を有するものであ れば、前記構成のものに限定されないことは明らかである。
【0018】
以上の説明から理解されるように、本考案によれば、ハンドル取付装置自体に 設計変更を行うことなく簡単な構成の付加のみにより、迅速かつ容易にハンドル の組み付け及び取り外しを行うことができ、しかも、ハンドル取付角の調節を的 確に行うことができる。
【図1】 刈払機の全体構成を示す斜視図。
【図2】 本考案一実施例ハンドル取付装置の分解斜視
図。
図。
【図3】 従来技術によるハンドル取付装置の分解斜視
図。
図。
【図4】 コネクタの取り付け状態説明図。
11 操作桿 30 ハンドル 35 左ハンドル部 36 右ハンドル部 40 ハンドル取付装置 48 コネクタ 49 すり割り部
Claims (2)
- 【請求項1】 中央部で左ハンドル部35及び右ハンド
ル部36に分割されたハンドル30を、ハンドル取付装
置40を介して操作桿11に着脱自在に取付けるように
なした刈払機のハンドル取付装置において、 前記左右のハンドル部35及び36の接合端部に嵌挿さ
れるとともに、半径方向外方に向けてばね作用を有する
コネクタ48が設けられたことを特徴とする刈払機のハ
ンドル取付装置。 - 【請求項2】 前記コネクタ48は、その長手方向に延
びるすり割り部49が形成された筒部材からなることを
特徴とする請求項1記載の刈払機のハンドル取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2912393U JPH0686416U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 刈払機のハンドル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2912393U JPH0686416U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 刈払機のハンドル取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686416U true JPH0686416U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12267533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2912393U Pending JPH0686416U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 刈払機のハンドル取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686416U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007097449A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Marunaka:Kk | 動力刈払機 |
JP2011239728A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Toru Shimamori | 刈払機 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP2912393U patent/JPH0686416U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007097449A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Marunaka:Kk | 動力刈払機 |
JP4620563B2 (ja) * | 2005-10-03 | 2011-01-26 | 株式会社 マルナカ | 動力刈払機 |
JP2011239728A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Toru Shimamori | 刈払機 |
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