JPH10191748A - 分割可能な案内管を備えた刈払い機 - Google Patents

分割可能な案内管を備えた刈払い機

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JPH10191748A
JPH10191748A JP9353235A JP35323597A JPH10191748A JP H10191748 A JPH10191748 A JP H10191748A JP 9353235 A JP9353235 A JP 9353235A JP 35323597 A JP35323597 A JP 35323597A JP H10191748 A JPH10191748 A JP H10191748A
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JP
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tube
brush cutter
sleeve
connecting member
guide tube
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Application number
JP9353235A
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English (en)
Inventor
Thomas Stark
シュタルク トーマス
Thomas Schweigert
シュヴァイゲルト トーマス
Martin Lambe
ラムベ マルティーン
Klaus Martin Uhl
ウール クラウス・マルティーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G3/00Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
    • A01G3/06Hand-held edge trimmers or shears for lawns
    • A01G3/062Motor-driven edge trimmers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/835Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes
    • A01D34/90Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes for carrying by the operator

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一人の人間だけで組み立てと分解を容易に行な
えるように、分割可能な案内管を備えた刈払い機を提供
する。 【解決手段】連結部材(1)は案内管(2)の一方の管部分
(16)に固定されている。連結部材(1)から軸線方向に
取り外し可能な、案内管(2)の他の管部分(16)は、ロ
ック装置(50)を介して連結部材(1)内でロック保持さ
れ、且つ締め付け装置(23)を介して連結部材(1)内で
摩擦を伴って固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、案内管と、案内管
の一端に配置される駆動原動機と、案内管の他端に配置
されるカッターヘッドと、案内管の内部に支持され、駆
動原動機をカッターヘッドに連結させるための駆動軸と
を有し、案内管と駆動軸とが、駆動原動機に連結される
上部部分とカッターヘッドに連結される下部部分とに分
割可能であり、案内管の上部部分及び下部部分の互いに
向き合っている端部が締め付け作用を持つ連結部材を介
して互いに着脱可能に連結されており、駆動原動機に連
結されている駆動軸の上部部分が、スラストカップリン
グを介して、カッターヘッドに連結されている駆動軸の
下部部分に相対回転不能に、しかし軸線方向に着脱可能
に連結されている刈払い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の刈払い機は、米国特許第412
2601号公報から知られている。刈払い機の搬送を容
易にするため、案内管は分割可能である。この場合一方
の管部分の端部は連結スリーブを担持しており、この連
結スリーブに、他の管部分の端部に固定されている連結
部材が係合する。連結スリーブと連結部材とはそれぞれ
外側にリングフランジを有している。これらのリングフ
ランジは、案内管を組み立てたときに互いに当接し、リ
ングフランジを共通に蔽う固定シェルを用いて位置固定
される。固定シェルを設置するためには、両管部分を互
いに嵌合保持させてリングフランジを密接させ、他の人
に手伝ってもらって固定シェルを取り付けねばならな
い。従って案内管の組み立てが面倒であり、時間を要す
る。分解する際も、固定シェルを取り外した後連結部材
が連結スリーブから不意にずり落ちてくることがあるの
で、慎重に行なわねばならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、一人
の人間だけで組み立てと分解を容易に行なえるように、
分割可能な案内管を備えた刈払い機を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、連結部材が案内管の一方の管部分に固定さ
れ、連結部材から軸線方向に取り外し可能な、案内管の
他の管部分が、ロック装置を介して連結部材内でロック
保持され、且つ締め付け装置を介して連結部材内で摩擦
を伴って固定されていることを特徴とするものである。
【0005】連結部材から軸線方向に取り外すことがで
きる管部分がロック装置を介して紛失不能に連結部材と
ロック可能であるので、管部分を差し込んでロックした
後、軸線方向に位置固定された連結部が提供される。こ
の連結部は、取り外し可能な管部分が連結部材から不意
にずり落ちることを確実に阻止する。連結部材は締め付
け装置を介して摩擦によって(reibschluessig)も位置固
定できるので、作動のためにしっかりした遊びのない連
結部が提供され、強い振動にも耐えうる。また、案内管
の分解も一人の人間によって簡単、確実に行なうことが
できる。まず締め付け装置を緩めるが、取り外し可能な
案内部分が不意に連結スリーブからずり落ちる危険はな
い。次に使用者は片手で取り外し可能な管部分を把持
し、他方の手で管部分を連結部材と共に把持する。管部
分を保持している他方の手で同時にロック装置を解除す
ることができる。このために、ロック装置の操作部分が
連結スリーブ内に固持されている管部分側にあるので有
利である。ロック装置を解除した後、取り外し可能な管
部分を連結部材から軸線方向に引き出し、その際案内管
の両管部分はそれぞれ使用者の片手で確実に保持される
ことができる。
【0006】連結部材が、案内管の両管部分の端部を蔽
い高速締め付け装置を備えた連結スリーブであり、他の
管部分の端部が連結スリーブ内で継続的に締め付け固定
状態にあり、管部分が有利な回転位置において連結スリ
ーブに挿着可能であるのが有利である。
【0007】位置的に正確な組み立てを保証するため、
管部分は有利な回転位置において連結スリーブに挿着可
能である。このため本発明の他の構成によれば、管部分
の挿入深さを制限する連結スリーブのストッパーリング
内に、挿入される管部分の軸線方向の差込突起を受容す
るために形成されている少なくとも一つの軸線方向の差
込穴が設けられている。
【0008】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を添付の図
面を用いて説明する。図1に図示した刈払い機は案内管
2を有している。案内管2はその第1の端部4に駆動原
動機3を担持している。第2の端部(下端)6にはカッタ
ーヘッド5が配置されている。カッターヘッド5は切断
糸または図の実施形態では切断カッター7を担持してい
る。切断カッター7は、案内管2内に支持されている駆
動軸8を介して駆動原動機3により回転駆動される。刈
払い機を担持し操縦している使用者10を保護するた
め、案内管2にはカッターヘッド5の上方に保護シール
ド9が設けられている。
【0009】刈払い機は、例えばベルトシステム11に
よって使用者10により担持されている。使用者10は
ハンドル棒12を介して刈払い機を矢印13方向に往復
動させる。ハンドル棒12は上端4付近において案内管
2に固定されており、使用者10が把持する二つのハン
ドグリップ15を有している。一方のハンドグリップ1
5には、駆動原動機3を操作するための操作要素(図示
せず)が設けられている。なお駆動原動機3は図の実施
形態の場合内燃機関、特に2サイクルエンジンとして形
成されている。
【0010】刈払い機を搬送するために、案内管2とそ
の中に支持されている駆動軸8とは分割可能に形成され
ている。案内管2の管部分14と16は、作動中、連結
スリーブ1として形成されている連結部材を介して着脱
可能に互いに連結されている。案内管2を取り外すと、
上部の管部分14は駆動原動機3と連結されたままであ
り、一方下部の管部分16はカッターヘッド5と連結さ
れたままになる。管部分14と16内には、同様に分割
されている駆動軸8の軸部分44と46が設けられてい
る。軸部分44と46とは、連結部材1の領域において
スラストカップリングを介して互いに相対回転不能に連
結可能である。
【0011】管部分14と16の互いに向き合っている
端部24と26にはそれぞれ端部ブシュ30が挿入され
ている。端部ブシュ30は、図示した実施形態の場合、
フィルムヒンジを介して互いに結合されている二つの半
シェル31から組み立てられており、開口端部を有して
いる。半シェル31は同一に構成されており、組み立て
時にはそれぞれ管部分14または16の開口端部24ま
たは26に軸線方向へ挿入される。この場合、半シェル
31から形成されている端部ブシュ30は管部分14ま
たは16内において相対回転不能に且つ紛失不能に保持
される。好ましくは、端部ブシュ30が管部分14また
は16の開口端部24または26に圧入されていること
である。それぞれの半シェル31をその外側面において
軸線方向に位置固定し且つ相対回転不能にロックするた
め、ロック凹部32が設けられている。ロック凹部32
には管部分14または16の内側のロック突起33が係
合する。管部分14,16が金属から成り、一方端部ブ
シュ30またはその半シェル31はプラスチックから製
造されているのが合目的である。
【0012】端部ブシュ30またはその半シェル31
は、一端に半径方向の外側のカラー34を有している。
カラー34の外径Kは管部分14または16の外径Dよ
りも小さいか、有利には等しい。カラー34は段部35
を形成している(図3,図5,図6)。この段部35に
は、管部分14,16の端部24,26の端面36が当
接する。このようにして管部分14,16内への端部ブ
シュ30の挿入深さが制限されている。
【0013】端部ブシュ30は、駆動軸8のそれぞれ軸
部分44,46を管部分14または16から抜け落ちな
いように固定している。このためそれぞれの軸部分4
4,46は、軸線方向にほぼ移動不能な位置固定要素4
5を有している。位置固定要素45は成形加工により、
例えば軸部分44または46にエンボシングすることに
より形成するのが有利で、駆動軸8の外径よりも大き
い。位置固定要素45は端部ブシュ30またはその半シ
ェル31の内側の支持壁37(図3,図6)と協働する。
支持壁37は中心に開口部38を備えており、この開口
部38を通って軸部分44,46のそれぞれの端部5
4,56が突出している。この場合、位置固定要素45
は支持壁37の管内部空間49側に位置している。位置
固定要素45の外径は開口部38の内径よりも大きいの
で、軸部分44,46は端部ブシュ30により管部分1
4,16内で拘束されている。
【0014】図5には、開口端24,26に取り付けら
れる端部ブシュ30を下部の管部分16に取りつけた例
が図示されている。支持壁37をも分割している半シェ
ル31の分離面39は、駆動軸8の中心縦軸線40の高
さにある。駆動軸8は、いわゆるプラスチックライナー
41を介して案内管2内に弾性的に支持されている。プ
ラスチックライナー41は中央の管42から成ってい
る。管42は、星状に配置され軸方向に延びている半径
方向の支持リブ43を担持している。支持リブ43は案
内管2の内壁に接している。図示した実施形態では、管
42の周方向の三つの支持リブ43が設けられている。
軸部分46の端部56はほぼ管部分16の開口端面36
(図5)で終わっている。プラスチックライナー41も管
内で端部ブシュ31により取り付け状態で軸線方向に位
置固定されている。
【0015】図3からもわかるように、上部軸部分44
の端部54には差込スリーブ47が相対回転不能に取り
付けられ保持されている。差込スリーブ47は案内管2
を組み立てた状態では管部分16の対向する端部ブシュ
30の中へ突出している。好ましくは四角形として形成
される、下部軸部分46の端部56は、軸線方向に差込
スリーブ47内へ挿入され、差込スリーブ47の内側輪
郭が対応的に選定されているので、差込スリーブ47と
相対回転不能に駆動結合されている。
【0016】両管部分14と16を互いに連結させてい
る連結スリーブ1は、図3ないし図6に図示されている
ようにほぼ管状のベース体20として形成され、管部分
14,16のそれぞれの挿入深さTを制限するため内側
にストッパーリング17を有している(図7)。ストッパ
ーリング17は軸線方向にいくつかの差込穴18を有し
ている(図8)。差込穴18は、管部分14または16の
それぞれの端部24または26の軸線方向の差込突起1
9(図5)を受容するために設けられている。図示した実
施形態では、ストッパーリング17の周方向に複数の、
即ち4個の差込穴18が等間隔に配分して配置されてい
る。差込穴18は半径方向内側へ開口している貫通する
隙間としてストッパーリング17に形成されており、軸
方向側で漏斗状に拡大されている。互いに対角線方向に
対向している差込穴18の漏斗状の拡大部は同じ端面に
あるのが有利である。即ち隣接している差込穴18の漏
斗状の拡大部は互いにストッパーリング17の逆の側の
端面にあるのが有利である。
【0017】差込穴18がストッパーリング17に配置
されていることに対応して、端部ブシュ30は少なくと
も一つの軸線方向の差込突起19を担持している。図示
した実施形態では、それぞれの端部ブシュ30は互いに
対角線方向に対向している二つの差込突起19を備えて
いる。この場合一つの差込突起19が一つの半シェル3
1に、合目的にはカラー34に一体成形されているのが
好ましい。各差込突起19は、差込穴18の漏斗状の拡
大部に対応して自由端のほうへ先細りになっている。
【0018】連結スリーブ1の両端部27,29には、
軸線方向の長さの一部にわたってスリット21が形成さ
れている。スリット21に対して横方向にそれぞれ一つ
の締め付けねじ22または23がある。締め付けねじ2
2または23はベース体20の対応するフランジ25で
保持されている。
【0019】上部管部分14の端部24は、カラー34
がストッパーリング17に当接するまで連結スリーブ1
の一方の端部27に差し込まれる。上部管部分14に対
する連結スリーブ1の相対的な回転位置は、半シェル3
1の差込突起19によって決定される。差込突起19は
ストッパーリング17の対応する差込穴18に侵入し
て、連結スリーブ1のベース体20を管部分14に相対
回転不能に位置固定する。その後締め付けねじ22を締
めると、管部分14の端部24は連結スリーブ1内で継
続的に締め付け固定される。締め付けねじ22は工具を
用いて締められる取り付けねじを形成し、本発明による
刈払い機を規則的に利用する場合基本的には取り外され
るべきものではない。管部分14をベース体20の端部
27に締め付け固定することにより、管部分14の端部
24は摩擦によってもベース体20と連結され、従って
紛失しないよう軸線方向に位置固定される。差込穴18
内にある、管部分14の端部24の端部ブシュ30の差
込突起19は、爪付き継手のような、相対回転不能な形
状拘束的結合部を形成する。
【0020】下部管部分16の端部26は、連結スリー
ブ1のベース体20の他端29において締め付けねじ2
3を介して摩擦を伴って位置固定可能である。スリット
21を橋絡している締め付けねじ23は、手で回転され
るキャプスタン型ねじとして形成されており、これによ
り使用者は工具がなくとも簡単に着脱できるような高速
締め付け装置が提供されている。締め付けねじ23は、
スリット21の他の側にあってフランジ25内で保持さ
れているナット23'に係合する。
【0021】ベース体20の端部29には、締め付けね
じ23によって形成されている高速締め付け装置のほか
に、ロック装置50が付設されている。ロック装置50
により管部分16を連結スリーブ1のベース体20にロ
ック可能である。ロック装置50は、図示した実施形態
ではロック部材51から成っている。ロック部材51
は、ロックスプリング52の作用で、着脱可能な管部分
16のロック穴28に落ち込む。ロック穴28は、図示
した実施形態では、管側面に形成された穿孔穴として形
成され、端部ブシュ30により管内部空間49に対して
密封されているのが合目的である。ロック部材51を確
実に落ち込ませて十分な係合深さを得るため、端部ブシ
ュ30またはその半シェル31にはスリット状のロック
空間28'が設けられ、このロック空間28'にロック穴
28が開口している。端部ブシュ30の軸線方向の長さ
Lはほぼ連結スリーブ1内への管部分14,16の挿入
深さTに対応しているのが合目的である。ロック部材5
1は揺動型ロック体53に形成され、ベース体20の外
側の揺動用ドーム55で保持されているのが合目的であ
る。この場合、揺動型ロック体53が駆動軸8に対して
横方向に位置している軸57のまわりに揺動(回動)可能
に保持されているのが合目的である。揺動型ロック体5
3は案内管2の長手方向に向けられており、ほぼ双腕の
レバーとして設けられており、その一方のアームにはロ
ック部材51が固定され、他のアーム59はロックスプ
リング52によって付勢されている。揺動型ロック体5
3の両アームは互いに180°以下の角度で交差してい
る。これにより、ロック状態で揺動型ロック体53の他
のアーム59は揺動用ドーム55から突出し、ロック装
置50が規定どおりにロックされていることが視覚的に
示される。揺動用ドーム55の底部55'は連結スリー
ブ1のベース体20によって形成され、ロック部材51
のための貫通穴51'を有している(図7)。
【0022】案内管2を取り付けるため、下部管部分1
6の端部26を、高速締め付け装置23を取り外した状
態でベース体20の端部29に挿入する。その際、端部
26に紛失不能に且つ相対回転不能に保持されている端
部ブシュ30の差込突起19をまだ開口しているストッ
パーリング17の差込穴18に通す。従って管部分16
は有利な回転位置で連結スリーブ1に挿着可能である。
この場合この回転位置は、差込突起19とロック穴28
により決定されている。ロック部材51は軸線方向に挿
入できるように挿入方向側に傾斜面48を有しているの
で、管部分16を挿入すると、端部ブシュ30のカラー
34がロック部材51を外側へ押し、ロック部材51は
ロックスプリング52の作用でロック穴28に落ち込む
ことができる。端部26が部分的にしか差し込まれてい
ないと、揺動型ロック体53は中間位置にあり、使用者
にロック装置50がまだ開いていることを視覚的に知ら
せる。
【0023】管部分16が連結スリーブ1内で予め決め
られた回転位置にある場合、ロック部材51がロック
し、揺動型ロック体53は図3に図示したロック位置に
達する。管部分16は軸線方向に紛失しないよう保持さ
れている。使用者が同じ手でキャプスタン型ねじ23を
きつく締めることができるように使用者は管部分16を
離すことができる。これにより管部分16の端部26は
連結スリーブ1内で摩擦によっても保持され、且つ遊隙
なしに保持される。
【0024】案内管2を取り外すためには、まずキャプ
スタン型ねじ23を緩める。この場合、管部分16が連
結スリーブ1から抜け落ちる危険はない。キャプスタン
型ねじ23を緩めた後、使用者は片手で管部分16を把
持して、他方の手で連結スリーブ1を保持し同時に揺動
型ロック体53を下に押してロック装置50を解除させ
る。下部の管部分16の端部26は連結スリーブ1から
引き出すことができ、その際同時に下部軸部分46の端
部56を差込スリーブ47から軸線方向に引き出す。図
3が示すように、取り外した管部分16の端部26から
駆動軸8が突出してもいなければ、連結スリーブ1から
差込スリーブ47が突出してもいない。
【0025】管部分14の端部24と26は同一に構成
されているのが合目的であり(図6)、このように構成さ
れていると、連結スリーブ1を一方の管部分14または
16に継続的に固定させることができ、他方の管部分1
6または14は高速締め付け装置23とロック装置50
を介して連結スリーブ1から取り外し可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用者によって担持され操縦される刈払い機の
全体図である。
【図2】図1の刈払い機の案内管の連結部材の平面図で
ある。
【図3】図2の線III−IIIによる断面図である。
【図4】分割可能な案内管の連結部材の斜視図である。
【図5】分割された案内管の斜視図である。
【図6】図2の連結スリーブと分割された案内管の対向
端部の分解斜視図である。
【図7】図6の連結部材の縦断面図である。
【図8】図7の線VIII−VIIIによる連結部材の
断面図である。
【符号の説明】
1 連結スリーブ(連結部材) 2 案内管
3 駆動原動機 5 カッターヘッド 8 駆動軸 1
4 案内管の上部管部分 16 案内管の下部
管部分 17 ストッパーリング 1
8 差込穴 19 差込突起 28
ロック穴 30 端部ブシュ 31
半シェル 34 カラー 44 駆動
軸の上部軸部分 46 駆動軸の下部軸部分 47 差込スリーブ 45 位置固定要素
49 案内管内部空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルティーン ラムベ ドイツ連邦共和国 デー・71394 ケルネ ン フリードリヒシュトラーセ 12 (72)発明者 クラウス・マルティーン ウール ドイツ連邦共和国 デー・73666 バルト マンスヴァイラー ライヒェンバッハー シュトラーセ 27

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】案内管(2)と、案内管(2)の一端(4)に
    配置される駆動原動機(3)と、案内管(2)の他端(6)に
    配置されるカッターヘッド(5)と、案内管(2)の内部に
    支持され、駆動原動機(3)をカッターヘッド(5)に連結
    させるための駆動軸(8)とを有し、案内管(2)と駆動軸
    (8)とが、駆動原動機(3)に連結される上部部分(1
    4,44)とカッターヘッド(5)に連結される下部部分
    (16,46)とに分割可能であり、案内管(2)の上部部
    分(14)及び下部部分(16)の互いに向き合っている
    端部(24,26)が締め付け作用を持つ連結部材(1)を
    介して互いに着脱可能に連結されており、駆動原動機
    (3)に連結されている駆動軸(8)の上部部分(44)が、
    スラストカップリング(47)を介して、カッターヘッド
    (5)に連結されている駆動軸(8)の下部部分(46)に相
    対回転不能に、しかし軸線方向に着脱可能に連結されて
    いる刈払い機において、 連結部材(1)が案内管(2)の一方の管部分(16)に固定
    され、連結部材(1)から軸線方向に取り外し可能な、案
    内管(2)の他の管部分(16)が、ロック装置(50)を介
    して連結部材(1)内でロック保持され、且つ締め付け装
    置(23)を介して連結部材(1)内で摩擦を伴って固定さ
    れていることを特徴とする刈払い機。
  2. 【請求項2】ロック装置(50)が、連結部材(1)内に保
    持され外側から接近可能で、且つロックスプリング(5
    2)の作用で着脱可能な管部分(16)のロック穴(28)
    に落ち込むロック部材(51)を有し、ロック穴(28)が
    半径方向の穴として管部分(16)の壁に形成されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の刈払い機。
  3. 【請求項3】ロック部材(51)が揺動型ロック体(53)
    に形成され、揺動型ロック体(53)は、駆動軸(8)に対
    して横方向に位置する軸(57)のまわりに回動可能に連
    結部材(1)内に保持されていることを特徴とする、請求
    項2に記載の刈払い機。
  4. 【請求項4】連結部材(1)が、案内管(2)の両管部分
    (14,16)の端部(24,26)を蔽い高速締め付け装
    置を備えた連結スリーブであり、他の管部分(14)の端
    部(24)が連結スリーブ(1)内で継続的に締め付け固定
    状態にあり、管部分(14,16)が有利な回転位置にお
    いて連結スリーブ(1)に挿着可能であることを特徴とす
    る、請求項1から4までのいずれか一つに記載の刈払い
    機。
  5. 【請求項5】連結スリーブ(1)が、管部分(14,16)
    の挿入深さ(T)を制限するストッパーリング(17)を内
    側に有し、ストッパーリング(17)が、管部分(14,
    16)の軸線方向の差込突起(19)を受容できるように
    漏斗状に拡大された少なくとも一つの軸線方向の差込穴
    (18)を有していることを特徴とする、請求項4に記載
    の刈払い機。
  6. 【請求項6】ストッパーリング(17)が、周方向に均等
    に配分して配置される複数個の差込穴(18)を有してい
    ることを特徴とする、請求項5に記載の刈払い機。
  7. 【請求項7】管部分(14,16)の開口端(24,26)
    に、軸部分(44,46)を軸線方向に位置固定し且つ管
    部分(14,16)内に相対回転不能に且つ紛失しないよ
    うに保持されている端部ブシュ(30)が挿着され、端部
    ブシュ(30)は、管部分(14,16)の半径方向のロッ
    ク突起(33)が係合する外側のロック凹部(32)を有し
    ていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれ
    か一つに記載の刈払い機。
  8. 【請求項8】端部ブシュ(30)が、ロック部材(51)側
    のロック穴(28)を管内部空間(49)に対して密封し、
    端部ブシュ(30)の軸線方向の長さ(L)が、ほぼ連結ス
    リーブ(1)内への管部分(14,16)の挿入深さ(T)に
    対応していることを特徴とする、請求項7に記載の刈払
    い機。
  9. 【請求項9】端部ブシュ(30)がその一端に外側のカラ
    ー(34)を有し、カラー(34)の外径が管部分(14,
    16)の外径(D)よりも小さいか等しいことを特徴とす
    る、請求項7または8に記載の刈払い機。
  10. 【請求項10】軸部分(44,46)が、連結部材(1)の
    領域に、軸線方向にほぼ移動不能な位置固定要素(45)
    を担持し、位置固定要素(45)は、軸部分(44,46)
    が貫通している端部ブシュ(30)の内側の支持壁(37)
    と協働することを特徴とする、請求項7から9までのい
    ずれか一つに記載の刈払い機。
  11. 【請求項11】端部ブシュ(30)が軸線方向の差込突起
    (19)、有利には互いに対角線方向に対向している二つ
    の差込突起(19)を有し、差込突起(19)がカラー(3
    4)に形成されていることを特徴とする、請求項7から
    10までのいずれか一つに記載の刈払い機。
  12. 【請求項12】端部ブシュ(30)が、同一に構成されて
    いる二つの半シェル(31)から組み立てられていること
    を特徴とする、請求項7から11までのいずれか一つに
    記載の刈払い機。
  13. 【請求項13】軸部分(46)が、ほぼ管部分(16)の開
    口端面(36)で終わっていることを特徴とする、請求項
    1から12までのいずれか一つに記載の刈払い機。
  14. 【請求項14】スラストカップリングが、一方の軸部分
    (44)に固定されている差込スリーブ(47)を有し、差
    込スリーブ(47)に他の軸部分(46)の対向端部(56)
    が相対回転不能に差込可能であり、差込スリーブ(47)
    は一方の管部分(14)から突出して他の管部分(16)内
    へ突出することを特徴とする、請求項1から13までの
    いずれか一つに記載の刈払い機。
JP9353235A 1996-12-24 1997-12-22 分割可能な案内管を備えた刈払い機 Pending JPH10191748A (ja)

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