JPH062512Y2 - 刈払機 - Google Patents
刈払機Info
- Publication number
- JPH062512Y2 JPH062512Y2 JP1986018176U JP1817686U JPH062512Y2 JP H062512 Y2 JPH062512 Y2 JP H062512Y2 JP 1986018176 U JP1986018176 U JP 1986018176U JP 1817686 U JP1817686 U JP 1817686U JP H062512 Y2 JPH062512 Y2 JP H062512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration isolator
- outer pipe
- inner diameter
- diameter surface
- clutch housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は、エンジンの駆動によって回転する回転刃によ
り地上の草木を刈り払う刈払機に係るものである。
り地上の草木を刈り払う刈払機に係るものである。
(b)従来の技術 従来、この種の刈払機において、アウターパイプをクラ
ッチハウジングに係合するにあたっては、ゴム等の防振
体を、焼付けまたは接着によって固着した金属製の内筒
をアウターパイプの端部に嵌合し、内筒の端部の切欠溝
をクランプで締め付けて、内筒をアウターパイプに固定
し、この防振体をクラッチハウジングに着脱自在に係合
していた。
ッチハウジングに係合するにあたっては、ゴム等の防振
体を、焼付けまたは接着によって固着した金属製の内筒
をアウターパイプの端部に嵌合し、内筒の端部の切欠溝
をクランプで締め付けて、内筒をアウターパイプに固定
し、この防振体をクラッチハウジングに着脱自在に係合
していた。
(c)考案が解決しようとする課題 この従来の構成では、焼付け、接着等の厄介な工程を必
要とし、また内筒および内筒を固定する固定具等の部品
点数が多く、組み付けが厄介であるとともに全体の重量
が増加する等の欠点があった。
要とし、また内筒および内筒を固定する固定具等の部品
点数が多く、組み付けが厄介であるとともに全体の重量
が増加する等の欠点があった。
(d)問題を解決するための手段 本考案は、アウターパイプの外周とクラッチハウジング
の内径面とに、ゴム等の筒状の防振体の内径面と外周と
をそれぞれ直接に嵌合して設け、防振体の内径面に設け
た内突起部をアウターパイプに設けた係止孔に直接に係
止し、防振体の外周に設けた外突起部をクラッチハウジ
ングの内筒部の内径面に軸方向に設けた内溝部に軸方向
に挿脱自在に係合するとともに、防振体を円筒部に軸方
向に係止したものである。
の内径面とに、ゴム等の筒状の防振体の内径面と外周と
をそれぞれ直接に嵌合して設け、防振体の内径面に設け
た内突起部をアウターパイプに設けた係止孔に直接に係
止し、防振体の外周に設けた外突起部をクラッチハウジ
ングの内筒部の内径面に軸方向に設けた内溝部に軸方向
に挿脱自在に係合するとともに、防振体を円筒部に軸方
向に係止したものである。
(e)作用 防振体を組み付けるにあたっては、まず防振体の内突起
部をアウターパイプの係止孔に係止して、防振体をアウ
ターパイプに取り付けた状態で、クラッチハウジングの
円筒部の内溝部に防振体の外突起部が係合するように押
し込み、蓋部をねじ止めする等防振体を円筒部から抜け
出さないよう軸方向に係止する。
部をアウターパイプの係止孔に係止して、防振体をアウ
ターパイプに取り付けた状態で、クラッチハウジングの
円筒部の内溝部に防振体の外突起部が係合するように押
し込み、蓋部をねじ止めする等防振体を円筒部から抜け
出さないよう軸方向に係止する。
(f)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について、詳細な説
明を行なう。
明を行なう。
第1図〜第3図において、アウターパイプ1は回転刃3
を回転自在に軸支する軸受体5とエンジン7と連結して
いる。アウターパイプ1には握り部9とハンドル11が
固着され、ハンドル11の端部には握り部13が固着さ
れている。エンジン7のクランク軸15の一端にはクラ
ッチ17が設けられ、外周に近接して設けたクラッチド
ラム19に遠心力によって接続する。クラッチドラム1
9のボス部21はベアリング23によって軸支され、ベ
アリング23はクラッチハウジング25に設けた軸受部
27によって支持されている。また、ベアリング23は
スナップリング29によって軸受部27に係止されてい
る。伝動軸31は動力を回転刃3に伝達するものでアウ
ターパイプ1の内部を貫通している。伝動軸31の一端
はスプライン33によってボス部21に係合している。
アウターパイプ1の一端の外周部にはゴム製の円筒状の
防振体35が直接嵌合されている。すなわち、防振体3
5が軸方向の分割面によって二分割され、内径面に設け
た内突起部51がアウターパイプ1に設けた係止孔53
に直接に係止されている。また、防振体35の外周はク
ラッチハウジング25の円筒部39に直接に嵌合してい
る。すなわち、防振体35の外周に設けた外突起部55
は、円筒部39の内径面に軸方向に設けた内溝部57に
軸方向に挿脱自在に係合している。円筒部39の端部に
は蓋部43が嵌合され、ボルト45によって係止されて
いる。
を回転自在に軸支する軸受体5とエンジン7と連結して
いる。アウターパイプ1には握り部9とハンドル11が
固着され、ハンドル11の端部には握り部13が固着さ
れている。エンジン7のクランク軸15の一端にはクラ
ッチ17が設けられ、外周に近接して設けたクラッチド
ラム19に遠心力によって接続する。クラッチドラム1
9のボス部21はベアリング23によって軸支され、ベ
アリング23はクラッチハウジング25に設けた軸受部
27によって支持されている。また、ベアリング23は
スナップリング29によって軸受部27に係止されてい
る。伝動軸31は動力を回転刃3に伝達するものでアウ
ターパイプ1の内部を貫通している。伝動軸31の一端
はスプライン33によってボス部21に係合している。
アウターパイプ1の一端の外周部にはゴム製の円筒状の
防振体35が直接嵌合されている。すなわち、防振体3
5が軸方向の分割面によって二分割され、内径面に設け
た内突起部51がアウターパイプ1に設けた係止孔53
に直接に係止されている。また、防振体35の外周はク
ラッチハウジング25の円筒部39に直接に嵌合してい
る。すなわち、防振体35の外周に設けた外突起部55
は、円筒部39の内径面に軸方向に設けた内溝部57に
軸方向に挿脱自在に係合している。円筒部39の端部に
は蓋部43が嵌合され、ボルト45によって係止されて
いる。
以上の実施例において、エンジン1を駆動して両握り部
9,13を握り、回転する回転刃3によって草木等の刈
払作業を行うものである。この際に、防振体35によっ
て、エンジン7からアウターパイプ1に伝わる振動を緩
衝するものである。なお、防振体35は二分割すること
なく、一体に形成し、内径孔を押し拡げてアウターパイ
プ1に嵌合し、内突起部51を係止孔53に係止するよ
う設けてもよい。
9,13を握り、回転する回転刃3によって草木等の刈
払作業を行うものである。この際に、防振体35によっ
て、エンジン7からアウターパイプ1に伝わる振動を緩
衝するものである。なお、防振体35は二分割すること
なく、一体に形成し、内径孔を押し拡げてアウターパイ
プ1に嵌合し、内突起部51を係止孔53に係止するよ
う設けてもよい。
第4図は、本考案の従来例で、防振体35の外周には、
軸方向に延設した外突起部37が突出して設けられ、ク
ラッチハウジング25の円筒部39の軸方向に設けられ
た内溝部41に係合している。防振体35の内周は内筒
59に焼付け固着され、この内筒59がアウターパイプ
1の端部に嵌合されている。内筒59の端部には軸方向
の切欠溝61が設けられ、クランプ63で締め付けられ
ている。
軸方向に延設した外突起部37が突出して設けられ、ク
ラッチハウジング25の円筒部39の軸方向に設けられ
た内溝部41に係合している。防振体35の内周は内筒
59に焼付け固着され、この内筒59がアウターパイプ
1の端部に嵌合されている。内筒59の端部には軸方向
の切欠溝61が設けられ、クランプ63で締め付けられ
ている。
なお、第4図において、第1図〜第3図に示す符号と同
一の符号は同一の構成部分を表わすものとする。
一の符号は同一の構成部分を表わすものとする。
(g)考案の効果 本考案によれば、製作にあたって焼付、接着等の厄介な
工程を必要とせず、内筒および内筒を固定する固定具等
を不要として部品点数が少なくなるために組み付け作業
が容易となり、全体の重量が減少し、安価に製作すると
ともにアウターパイプを強固に保持することができ、エ
ンジンの振動が作業者の手に伝達されることがなく、作
業が円滑に行なわれるものである。
工程を必要とせず、内筒および内筒を固定する固定具等
を不要として部品点数が少なくなるために組み付け作業
が容易となり、全体の重量が減少し、安価に製作すると
ともにアウターパイプを強固に保持することができ、エ
ンジンの振動が作業者の手に伝達されることがなく、作
業が円滑に行なわれるものである。
第1図は本考案に係る装置を備えた刈払機の斜視説明
図、第2図は同要部の平断面図、第3図は第2図のIII
−IIIの正断面図、第4図は従来例の側断面図である。 1…アウターパイプ 25…クラッチハウジング 35…防振体 39…内筒部 51…内突起部 53…係止孔 55…外突起部 57…内溝部
図、第2図は同要部の平断面図、第3図は第2図のIII
−IIIの正断面図、第4図は従来例の側断面図である。 1…アウターパイプ 25…クラッチハウジング 35…防振体 39…内筒部 51…内突起部 53…係止孔 55…外突起部 57…内溝部
Claims (1)
- 【請求項1】アウターパイプ1の外周とクラッチハウジ
ング25の内径面とに、ゴム等の筒状の防振体35の内
径面と外周とをそれぞれ直接に嵌合して設け、前記防振
体35の内径面に設けた内突起部51をアウターパイプ
1に設けた係止孔53に直接に係止し、前記防振体35
の外周に設けた外突起部55を前記クラッチハウジング
25の内筒部39の内径面に軸方向に設けた内溝部57
に軸方向に挿脱自在に係合するとともに、前記防振体3
5を前記円筒部39に軸方向に係止して設けたことを特
徴とする刈払機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018176U JPH062512Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 刈払機 |
EP87101768A EP0233572B1 (en) | 1986-02-13 | 1987-02-09 | Transmission device |
US07/012,449 US4759128A (en) | 1986-02-13 | 1987-02-09 | Transmission device |
DE8787101768T DE3785774D1 (de) | 1986-02-13 | 1987-02-09 | Kraftuebertragungsvorrichtung. |
AU68629/87A AU6862987A (en) | 1986-02-13 | 1987-02-10 | Rotary transmission shaft |
AU62694/90A AU610461B2 (en) | 1986-02-13 | 1990-09-19 | Transmission device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018176U JPH062512Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 刈払機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130421U JPS62130421U (ja) | 1987-08-18 |
JPH062512Y2 true JPH062512Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=11964306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986018176U Expired - Lifetime JPH062512Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 刈払機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062512Y2 (ja) |
AU (1) | AU610461B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5961544B2 (ja) * | 2012-12-20 | 2016-08-02 | 株式会社マキタ | 携帯型作業機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2743043A1 (de) * | 1977-09-24 | 1979-04-05 | Stihl Maschf Andreas | Tragbares arbeitsgeraet |
US4286675A (en) * | 1979-06-25 | 1981-09-01 | Beaird-Poulan Division Of Emerson Electric Co. | Narrow profile power handle for line trimmer and the like |
JPS56155140U (ja) * | 1980-04-22 | 1981-11-19 | ||
JPS5732658U (ja) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | ||
US4727828A (en) * | 1985-03-29 | 1988-03-01 | Komatsu Zenoah Company | Portable engine unit |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP1986018176U patent/JPH062512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-19 AU AU62694/90A patent/AU610461B2/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU610461B2 (en) | 1991-05-16 |
JPS62130421U (ja) | 1987-08-18 |
AU6269490A (en) | 1990-12-13 |
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