JP3126052U - 刈り払い作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体駆動部と従動連結部の分離、着脱が容易で搬送性、組立作業性に優れ、固定が不安定な状態では駆動されず安全性に優れると共に、刈刃の角度調整や送風による清掃を行うことができ、刈り払い作業の効率性、汎用性に優れる刈り払い作業機の提供。
【解決手段】本体駆動部の駆動軸に連設された嵌合凸部と、本体側パイプフレームの端面部に形設された噛み合い凸部と、本体側パイプフレームの外周部に形設された雄ねじ部と、従動連結部の連結軸に連設され嵌合凸部に嵌合される嵌合凹部と、連結側パイプフレームの端面部に形設され噛み合い凸部と噛み合う噛み合い凹部と、連結側パイプフレームの端部外周に回動自在に配設され雄ねじ部に螺合されるナット部と、を有する分離着脱機構を備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、利用者が長尺の動力伝達軸を容易に分離、着脱することが可能で、運搬の制約を無くして簡便に持ち運ぶことができ、分解組立が可能で取り扱い性に優れると共に、動力伝達軸の先端側を交換することにより、雑草や低木の刈り取り作業を効率的に行うことが可能な汎用性に優れた分離着脱機構を備えた刈り払い作業機に関するものである。
従来、エンジンを搭載した刈払機等は、回転を鋸刃に伝えるパイプフレームや動力伝達軸を分離することができないため、全長が長くなり、車のトランクや後部座席などに載せることができず、持ち運びも困難で取り扱い性に欠けるという問題点があった。
この問題点を解決するために、例えば(特許文献1)には「エンジンの回転をパイプケース内のシャフトに伝えてシャフトを回転させるエンジン・操作部と、前記シャフトの回転を作業回転体に伝える作業部とを連結又は分離する連結部の分離脱着装置。」が開示されている。
また、(特許文献2)には「連結部材が案内管の一方の管部分に固定され、連結部材から軸線方向に取り外し可能な、案内管の他の管部分が、ロック装置を介して連結部材内でロック保持され、且つ締め付け装置を介して連結部材内で摩擦を伴って固定されていることを特徴とする刈払い機。」が開示されている。
実用新案登録第3119138号公報 特開平10−191748号公報
しかしながら上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)の分離脱着装置は、円周上に複数のクラッチ用歯部が刻設されたジョーククラッチを用いているため、シャフト(動力伝達軸)を連結する際に、噛み合わせをスムーズに行うことができず、連結作業が困難であると共に、ジョーククラッチの噛み合わせのみで連結されているので、連結部が簡単に外れ易く、安全性に欠けるという課題を有していた。
また、シャフト(動力伝達軸)とカップリングであるジョーククラッチをピン嵌合で固定していることにより、シャフトとカップリングの間でガタが生じ、回転の変動などによってピンが破損し易く、耐久性に欠けるという課題を有していた。
さらに、構造が複雑であるため、大型化し、重量も重くなり、量産性、取り扱い性に欠けるという課題を有していた。
(2)(特許文献2)の刈払い機は、案内管の一方の管部分に固定された連結部材と、案内管の他の管部分が、ロック装置と締め付け装置により、二重に固定されているが、ロック装置が手動式の押しボタンで、連結部材の表面に露出しているので、誤って手が触れる等してロックが外れ易く、安全性に欠けると共に、締め付け装置が摩擦によって固定する方式なので、締め付け装置が緩んで他の管部分が連結部材から抜け易く、固定の安定性、信頼性に欠けるという課題を有していた。
(3)(特許文献1)、(特許文献2)は、いずれも動力伝達軸を連結する際の取り付け角度が一定であり、刈刃の角度が固定されるため、斜面の刈り払いを行う際には、刈払い機全体を斜めにしたり、体を捻ったりして無理な体勢で作業を行わなければならず、長時間の作業を行うことが困難で、実用性、汎用性に欠けるという課題を有していた。
本考案は上記従来の課題を解決するもので、簡単な構造で本体駆動部と従動連結部を容易に分離、着脱することができ、運搬時には分解して車のトランクや座席などに積んだり、人手で簡便に持ち運んだりすることができ、搬送性、取り扱い性に優れると共に、使用時には簡便かつ確実に本体駆動部と従動連結部を連結して動力を伝達することができ、組立作業性、固定安定性に優れ、連結が緩んだ時には確実に駆動を停止させることができ安全性に優れ、必要に応じて刈刃の角度を調整して斜面の刈り払いを行ったり、従動連結部を交換して送風によって刈り取った雑草や低木等を一箇所に寄せ集めて清掃を行ったりでき、刈り払い作業の効率性、汎用性に優れる刈り払い作業機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案の刈り払い作業機は、以下の構成を有している。
本考案の請求項1に記載の刈り払い作業機は、本体側パイプフレームに回動自在に保持された駆動軸を有する本体駆動部と、連結側パイプフレームに回動自在に保持され端部に刈刃が配設された連結軸を有する従動連結部と、を分離、連結可能な刈り払い作業機であって、前記本体駆動部の前記駆動軸の自由端側に連設された嵌合凸部と、前記本体側パイプフレームの自由端側の端面部に形設された噛み合い凸部と、前記本体側パイプフレームの自由端側の外周部に形設された雄ねじ部と、前記従動連結部の前記連結軸の前記本体駆動部側に連設され前記駆動軸の前記嵌合凸部に嵌合される嵌合凹部と、前記連結側パイプフレームの前記本体駆動部側の端面部に形設され前記噛み合い凸部と噛み合う噛み合い凹部と、前記連結側パイプフレームの前記本体駆動部側の端部外周に回動自在に配設され前記本体側パイプフレームの前記雄ねじ部に螺合されるナット部と、を有する分離着脱機構を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)分離着脱機構が、本体駆動部の駆動軸の自由端側に連設された嵌合凸部と、従動連結部の連結軸の本体駆動部側に連設され駆動軸の嵌合凸部に嵌合される嵌合凹部と、を有するので、駆動軸と連結軸を容易に着脱することができ、着脱作業性に優れると共に、連結時には駆動軸から連結軸に確実に動力を伝達することができ、動力伝達の信頼性に優れる。
(2)分離着脱機構が、本体側パイプフレームの自由端側の端面部に形設された噛み合い凸部と、連結側パイプフレームの本体駆動部側の端面部に形設され噛み合い凸部と噛み合う噛み合い凹部と、を有するので、本体側パイプフレームと連結側パイプフレームを容易に着脱することができ、着脱作業性に優れると共に、連結時に本体側パイプフレームと連結側パイプフレームを確実に位置決めして強固に固定することができ、固定安定性に優れる。
(3)分離着脱機構が、本体側パイプフレームの自由端側の外周部に形設された雄ねじ部と、連結側パイプフレームの本体駆動部側の端部外周に回動自在に配設され本体側パイプフレームの雄ねじ部に螺合されるナット部と、を有するので、特別な工具等を用いることなく、手作業で本体駆動部と従動連結部の着脱を行うことができ、連結時に雄ねじ部とナット部を締め付けることにより、駆動軸と連結軸、本体側パイプフレームと連結側パイプフレームを同時に固定することができ、固定が瞬時に外れることがなく、着脱作業性、固定安定性に優れる。
(4)従来、柄が長く、乗用車のトランクや軽トラックの荷台に積めなかったものが、本校案品では、未使用時や運搬時に本体駆動部と従動連結部に分離して長さを短くできるので、乗用車のトランクや軽トラックの荷台にも簡単に積むことができ、収納や持ち運びが極めて容易で、搬送性、取り扱い性に優れる。
ここで、本体側パイプフレームや連結側パイプフレームは、軽量なアルミニウム製やアルミニウム合金製のものが好適に用いられるが、分離着脱機構の嵌合凸部や嵌合凹部は、剛性、耐久性があり、変形や破損等が生じ難いステンレス鋼製や鉄製等の金属で形成されたものが好ましい。これにより、駆動軸から連結軸への動力伝達の信頼性に優れる。
駆動軸及び連結軸は、それぞれ本体側パイプフレーム及び連結側パイプフレームの長手方向の要所に配設されたベアリングにより回動自在に保持される。
嵌合凸部は、駆動軸のみが空回りせず、確実に嵌合凹部に嵌合固定され、連結軸が駆動軸と共に回転して動力を伝達できるものであればよい。三角柱状、四角柱状、五角柱状、六角柱状、八角柱状等の角柱状に形成されたものが好適に用いられるが、円柱の少なくとも一側部に平坦部を形成したものや平行キーを埋め込んだものを用いてもよい。
尚、当然のことながら駆動軸側に嵌合凹部を形設し、連結軸側に嵌合凸部を形設してもよい。
噛み合い凸部及び噛み合い凹部の数と配置は適宜、選択することができる。複数の噛み合い凸部及び噛み合い凹部を設けることにより、固定安定性を向上させることができる。特に、円周上に等角度間隔で配置した場合は、外部からの曲げや捩りなどの力を分散させることができ、噛み合い凸部及び噛み合い凹部の変形や破損を防止できる。
本体駆動部にはハンドルが配設されるが、ハンドルは本体側パイプフレームに固定してもよいし、本体側パイプフレームの長手方向に摺動自在に配設してもよい。ハンドルを摺動自在にした場合、作業者の体格に応じてハンドルの位置を調整することができ、汎用性に優れる。また、柄のハンドルの位置は変えずに、固定ねじを調整することにより、ハンドルの角度のみを調整可能とすることによっても、簡便に作業者の体格に対応することができる。
従動連結部は、刈り払い作業の内容に応じて交換することができる。通常は連結軸の先端(自由端)に刈刃が取り付けられた従動連結部を用いて雑草や低木等の刈り取りを行い、刈り取り作業の終了後、連結軸に取り付けられた回転羽根で送風することができる従動連結部と交換することにより、段差や傾斜などがある場所でも、刈り取った雑草や低木等を風力で一箇所に寄せ集めて、簡便に回収、清掃作業を行うことができ、刈り払い作業の効率性を向上させることができる。
また、雑草や低木等の種類や地形などに応じて、種類の異なる刈刃を取り付けた従動連結部を選択、交換することもでき、汎用性に優れる。例えば、4枚刃,8枚刃,丸鋸刃などの金属刃、チップソー、ナイロンカッター等が好適に用いられる。刈刃を連結軸に対して着脱自在に配設し、用途に応じて刈刃のみを交換するようにしてもよいし、種類の異なる刈刃が配設された複数の従動連結部を用意し、用途に応じて従動連結部自体を交換するようにしてもよい。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の刈り払い作業機であって、前記本体駆動部に配設され前記ナット部の前記本体駆動部側の端部に押圧されて前記本体駆動部のエンジンの駆動停止を解除する安全スイッチを備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)本体駆動部に配設されナット部の本体駆動部側の端部に押圧されて本体駆動部のエンジンの駆動停止を解除する安全スイッチを有するので、本体駆動部の雄ねじ部と従動連結部のナット部が確実にねじ止めされ連結された状態でなければエンジンを駆動することができず、また、使用中にナット部が緩んで安全スイッチから離れると、直ちにエンジンの駆動を自動的に停止することができ、安全性、取扱い性に優れる。
ここで、安全スイッチは、ナット部の本体駆動部側の端部が当接する範囲内で本体駆動部の任意の位置に配設することができる。安全スイッチは、本体駆動部のメインスイッチと同様にエンジンに電気的に接続される。ナット部の端部により安全スイッチが押圧されている状態で通電されるようにすることで、本体駆動部と従動連結部が確実に連結されなければ、エンジンが駆動されることはないので、組立作業中に誤ってメインスイッチが入っても、駆動軸が回転することはなく、組立作業の安全性に優れる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の刈り払い作業機であって、前記嵌合凸部が、多角柱状に形成されている構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)嵌合凸部が多角柱状に形成されていることにより、嵌合凹部との固定安定性に優れ、駆動軸と連結軸の間でがたつきが発生し難く、駆動軸から連結軸に確実に動力を伝達することができ、耐久性、動力伝達の信頼性を向上させることができる。
ここで、嵌合凸部の横断面の多角形の辺の数は、5乃至8本が好ましい。多角形の辺の数が5本より少なくなるにつれ、嵌合凸部と嵌合凹部を嵌合させる際に、本体駆動部や従動連結部を大きく回転させて位置合わせしなければならず、組立作業性が低下する傾向があり、8本より大きくなるにつれ、一辺当たりの長さが短くなり、がたつきが発生し易くなって固定安定性が低下する傾向があり、いずれも好ましくない。
尚、嵌合凸部及び嵌合凹部の基部を駆動軸及び連結軸の外径よりも大径に形成することにより、固定安定性、動力伝達の信頼性に優れる。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の刈り払い作業機であって、前記噛み合い凸部が、前記本体側パイプフレームの端面の円周上に少なくとも2つ好ましくは3つ乃至6つ配設され、前記噛み合い凹部が、前記連結側パイプフレームの端面の円周上に少なくとも3つ好ましくは5つ乃至9つ配設されている構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)複数の噛み合い凸部及び噛み合い凹部を形成することにより、噛み合い凸部及び噛み合い凹部の変形や破損を防止でき、本体側パイプフレームと連結側パイプフレームを確実かつ強固に固定することができ、がたつきを防止して固定安定性を向上させることができる。
(2)噛み合い凹部の数を噛み合い凸部の数よりも多くすることにより、噛み合い凸部と噛み合い凹部の噛み合わせ位置を変更することができ、本体側パイプフレームと連結側パイプフレームの取り付け角度を選択することができるので、本体駆動部に対して従動連結部に配設される刈刃の角度を調整することができ、傾斜面などの刈り払いを行う際に、本体駆動部を斜めにしたり、体を捻ったりして無理な体勢で作業を行う必要がなく、楽な姿勢で長時間の作業を行うことができ、取扱い性、汎用性に優れる。
ここで、複数の噛み合い凸部及び噛み合い凹部を円周上に等角度間隔で配置した場合、噛み合い凸部と噛み合い凹部の噛み合わせ位置を一箇所ずつずらすことにより、等角度で多段階に刈刃の角度を微調整することができる。噛み合い凸部及び噛み合い凹部の数と間隔(角度のピッチ)は、任意に設定した最小調整角度と最大調整角度に応じて、適宜、選択することができるが、噛み合い凸部は、少なくとも2つ好ましくは3つ乃至6つ配設し、噛み合い凹部は、少なくとも3つ好ましくは5つ乃至9つ配設することが望ましい。
噛み合い凸部が3つよりも少なくなるにつれ、本体側パイプフレームと連結側パイプフレームを強固に固定することが困難になる傾向が見られ、噛み合い凸部が6つより多くなるにつれ加工が煩雑になると共に、噛み合い凹部との噛み合わせが困難になり、組立作業性が低下し易くなる傾向が見られる。特に、噛み合い凸部が1つだけになると、噛み合い凸部の変形や破損が発生し易くなり、固定安定性に欠けるので好ましくない。
噛み合い凹部が、5つよりも少なくなるにつれ、本体側パイプフレームに対して刈刃の角度を傾ける最小調整角度が大きくなるか、最大調整角度が小さくなって刈刃の角度の調整が困難になる傾向が見られ、噛み合い凹部が9つより多くなるにつれ加工が煩雑になると共に、噛み合い凹部の強度が低下して変形や破損が発生し易くなる傾向が見られる。特に、噛み合い凹部が3つより少なくなると、固定安定性に欠けると共に、刈刃の角度の微調整を行うことができず取扱い性、汎用性に欠けるので好ましくない。
尚、当然のことながら駆動軸側に噛み合い凹部を配設し、連結軸側に噛み合い凸部を配設してもよい。
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の刈り払い作業機であって、前記従動連結部が、前記刈刃に代えて、前記連結軸に配設された送風用の回転羽根と、前記連結側パイプフレームに連設され前記回転羽根の外周を覆うケーシング部と、前記ケーシング部に延設された筒状の送風管と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)従動連結部が、連結側パイプフレームに連設され回転羽根の外周を覆うケーシング部を有することにより、回転羽根をケーシング部で保護することができると共に、作業者が直接、回転羽根に触れることを防止でき安全性に優れる。
(2)従動連結部が、ケーシング部に延設された筒状の送風管を有することにより、回転羽根を回転させて生じた風を集めて送風管の先端から効率的に噴出させることができ、刈り取った雑草や低木等の回収、清掃作業を短時間で行うことができ、作業性、取り扱い性に優れる。
以上のように、本考案の刈り払い作業機によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)本体側パイプフレームと連結側パイプフレームを噛み合い凸部と噛み合い凹部の噛み合いで連結することができ、本体側パイプフレームと連結側パイプフレームの位置決めが容易で、強固に固定することができる着脱作業性、固定安定性に優れた刈り払い作業機を提供することができる。
(2)本体駆動部と従動連結部をねじ止めにより簡便かつ確実、強固に固定することができる着脱作業性、固定安定性に優れた刈り払い作業機を提供することができる。
(3)従動連結部を交換することにより、刈刃で雑草や低木等の刈り取りを行うことや、刈り取った雑草や低木等の回収、清掃作業を行うことができる汎用性に優れた刈り払い作業機を提供することができる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。(1)本体駆動部と従動連結部が確実に連結された状態でエンジンの駆動停止を解除する安全スイッチを有することにより、組立中の誤動作や不安定な固定状態での動作を防ぐことができる安全性、動作の安定性に優れた刈り払い作業機を提供することができる。
請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)多角柱状の嵌合凸部を嵌合凹部に嵌合させることにより、駆動軸と連結軸の間でがたつきが発生し難く、駆動軸から連結軸に確実に動力を伝達することができる固定安定性、動力伝達の信頼性に優れた刈り払い作業機を提供することができる。
請求項4に記載の考案によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)噛み合い凸部と噛み合い凹部の噛み合わせ位置を変更して本体側パイプフレームと連結側パイプフレームの取り付け角度を選択することにより、本体駆動部に対して従動連結部に配設される刈刃の角度を容易に調整することができ、本体駆動部を斜めにしたり、体を捻ったりすることなく、楽な姿勢で傾斜面などの刈り払いを簡便に行うことができる刈り払いの作業性、汎用性に優れた刈り払い作業機を提供することができる。
請求項5に記載の考案によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)回転羽根を回転させることにより生じる風を送風管の先端から効率的に噴出させ、刈り取った雑草や低木等の回収、清掃作業を短時間で行うことができる作業性、取り扱い性に優れた刈り払い作業機を提供することができる。
以下、本考案の実施の形態における刈り払い作業機について、以下図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は実施の形態1における刈り払い作業機の組立状態を示す斜視図であり、図1(b)は実施の形態1における刈り払い作業機の分離状態を示す斜視図である。
図1中、1は実施の形態1における刈り払い作業機、2は刈り払い作業機1の本体駆動部、3は本体駆動部2のエンジン、4は本体駆動部2のアルミニウム製の本体側パイプフレーム、5は本体側パイプフレーム4に固設されたハンドル固定部5aに配設された本体駆動部2のハンドル、6は後述する分離着脱機構10を介して本体駆動部2と分離、連結可能な刈り払い作業機1の従動連結部、7は従動連結部6のアルミニウム製の連結側パイプフレーム、8は従動連結部6の先端部(自由端部)に配設された丸鋸刃状の刈刃、8aは刈刃8のカバーである。
次に、分離着脱機構10の詳細について説明する。
図2は実施の形態1における刈り払い作業機の分離着脱機構の分離状態を示す要部斜視図であり、図3は実施の形態1における刈り払い作業機の分離着脱機構の連結状態を示す要部断面図であり、図4は図3のA−A線矢視断面図である。
図2中、5bはハンドル固定部5aにハンドル5を取り付け角度自在に固定する固定ねじ、11は本体側パイプフレーム4に回動自在に保持された本体駆動部2の駆動軸、12は駆動軸11の自由端側に連設された大径部11aの先端に六角柱状に形成された分離着脱機構10の嵌合凸部、13はハンドル固定部5aに固設されたフランジ部15と一体に形成され本体側パイプフレーム4の自由端側の端部外周に固設された円筒継ぎ手、13aは円筒継ぎ手13の端面部に形設された分離着脱機構10の3つの噛み合い凸部、14は円筒継ぎ手13の外周部に形設された分離着脱機構10の雄ねじ部、16はフランジ部15を貫通して突出した安全スイッチ、17は連結側パイプフレーム7に回動自在に保持された従動連結部6の連結軸、18は連結軸17の本体駆動部2側に連設された大径部17aの先端に六角孔状に形成され嵌合凸部12に嵌合される分離着脱機構10の嵌合凹部、19は連結側パイプフレーム7の本体駆動部2側の端部外周に固設された円筒部材、19aは円筒部材19の端面部に形設され噛み合い凸部13aと噛み合う分離着脱機構10の5つの噛み合い凹部、20は連結側パイプフレーム7の本体駆動部2側の端部外周に回動自在に配設され雄ねじ部14に螺合される分離着脱機構10のナット部である。
尚、駆動軸11及び連結軸17は、それぞれ本体側パイプフレーム4及び連結側パイプフレーム7の長手方向の要所に配設されたベアリング(図示せず)により回動自在に保持されている。
また、嵌合凸部12及び嵌合凹部18の基部として、駆動軸11及び連結軸17の外径よりも径の大きな大径部11a,17aを形成することにより、固定安定性、動力伝達の信頼性に優れる。
図3中、16aはハンドル固定部5aに装設されたスイッチ固定部、16bはスイッチ固定部16aに摺動自在に保持された安全スイッチ16の根元部に配設され安全スイッチ16を外方に付勢するコイルバネ、21はナット部20の内周面に形設され雄ねじ部14に螺合される雌ねじ部である。
安全スイッチ16は、ナット部20の本体駆動部2側の端部が当接する範囲内で任意の位置に配設することができる。安全スイッチ16は、本体駆動部2のメインスイッチ(図示せず)と同様にエンジン3に電気的に接続される。ナット部20の端部により安全スイッチ16が押圧されている状態で通電されるようにすることで、本体駆動部2と従動連結部6が確実に連結されなければ、エンジン3が駆動されることはないので、組立作業中に誤ってメインスイッチが入っても、駆動軸11が回転することはなく、組立作業の安全性に優れる。
ナット部20と雄ねじ部14が緩んだ際には、安全スイッチ16がコイルバネ16bによって初期位置に自動的に復帰して導通が絶たれ、エンジン3は駆動停止状態となる。
図4中、αは噛み合い凸部13a及び噛み合い凹部19aのピッチであり、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7の取り付け角度を調整する際の最小調整角度に相当し、βは本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7の取り付け角度を調整する際の最大調整角度に相当する。
尚、複数の噛み合い凸部13a及び噛み合い凹部19aを設けることにより、固定安定性を向上させている。
以上のように形成された実施の形態1における刈り払い作業機の使用方法について説明する。
図2及び3において、まず、嵌合凸部12を嵌合凹部18に嵌合し、駆動軸11と連結軸17を連結する。
次に、噛み合い凸部13aを噛み合い凹部19aに噛み合わせ、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7を連結する。このとき、図4に示すように、5つの噛み合い凹部19aの内の3つの噛み合い凹部19aに噛み合い凸部13aが噛み合わされる。この噛み合い位置を選択することにより、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7の取り付け角度を調整することができる。噛み合い凸部13aと噛み合い凹部19aの噛み合わせ位置を一箇所ずつずらすことにより、最小調整角度αずつ3段階で最大調整角度βまで刈刃8の角度を調整することができる。
最後に、ナット部20の雌ねじ部21と雄ねじ部14を螺合することにより、駆動軸11と連結軸17、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7が固定され、本体駆動部2と従動連結部6が連結される。
本実施の形態では、ハンドル固定部5aを本体側パイプフレーム4に固設したが、固定ねじ5bによってハンドル固定部5aに対するハンドル5の固定角度を調整することにより、作業者の体格に対応することができ、汎用性に優れる。
また、本体側パイプフレーム4と円筒継ぎ手13や連結側パイプフレーム7と円筒部材19は、初めから一体に形成してもよい。
本実施の形態では、嵌合凸部12を六角柱状に形成したが、嵌合凸部12の形状はこれに限定されるものではなく、駆動軸11のみが空回りせず、確実に嵌合凹部18に嵌合固定され、連結軸17が駆動軸11と共に回転して動力を伝達できるものであればよい。例えば、六角柱状以外の三角柱状、四角柱状、五角柱状、八角柱状等の角柱状に形成してもよいし、円柱の少なくとも一側部に平坦部を形成したものや平行キーを埋め込んだものを用いてもよい。嵌合凸部12を多角柱状に形成する場合の横断面の多角形の辺の数は、特に5乃至8本が好ましい。多角形の辺の数が5本より少なくなるにつれ、嵌合凸部12と嵌合凹部18を嵌合させる際に、本体駆動部2や従動連結部6を大きく回転させて位置合わせしなければならず、組立作業性が低下する傾向が見られ、8本より大きくなるにつれ、一辺当たりの長さが短くなり、がたつきが発生し易くなって固定安定性が低下する傾向が見られるためである。
尚、当然のことながら駆動軸11側に嵌合凹部を形設し、連結軸17側に嵌合凸部を形設してもよい。
噛み合い凸部13a及び噛み合い凹部19aの数と間隔(角度のピッチ)は、本実施の形態に限定されるものではなく、任意に設定した最小調整角度αと最大調整角度βに応じて、適宜、選択することができる。
噛み合い凸部13aは、少なくとも2つ好ましくは3つ乃至6つ配設し、噛み合い凹部19aは、少なくとも3つ好ましくは5つ乃至9つ配設することが望ましい。噛み合い凸部13aが3つよりも少なくなるにつれ、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7を強固に固定することが困難になる傾向が見られ、噛み合い凸部13aが6つより多くなるにつれ加工が煩雑になると共に、噛み合い凹部19aとの噛み合わせが困難になり、組立作業性が低下し易くなる傾向が見られるためである。また、特に、噛み合い凸部13aが1つだけになると、噛み合い凸部13aの変形や破損が発生し易くなり、固定安定性に欠け、好ましくないことがわかった。
噛み合い凹部19aが5つよりも少なくなるにつれ、本体側パイプフレームに対して刈刃の角度を傾ける最小調整角度αが大きくなるか、最大調整角度βが小さくなって刈刃8の角度の調整が困難になる傾向が見られ、噛み合い凹部19aが9つより多くなるにつれ加工が煩雑になると共に、噛み合い凹部19aの強度が低下して変形や破損が発生し易くなる傾向が見られるためである。また、特に、噛み合い凹部19aが3つより少なくなると、固定安定性に欠けると共に、刈刃8の角度の微調整を行うことができず取扱い性、汎用性に欠け、好ましくないことがわかった。
尚、噛み合い凸部13a及び噛み合い凹部19aを円周上に等角度間隔で配置した場合は、外部からの曲げや捩りなどの力を分散させることができ、噛み合い凸部13a及び噛み合い凹部19aの変形や破損を防止できる。
また、当然のことながら駆動軸11側に噛み合い凹部を配設し、連結軸17側に噛み合い凸部を配設してもよい。
本実施の形態では、刈刃8として丸鋸刃状の金属刃を用いたが、刈刃8の形状や種類は、雑草や低木等の種類に応じて適宜、選択することができる。例えば、4枚刃や8枚刃などの金属刃、チップソー、ナイロンカッター等を好適に用いることができる。
尚、刈刃8を連結軸17に対して着脱自在に配設し、用途に応じて刈刃8を交換するようにしてもよいし、種類の異なる刈刃が配設された複数の従動連結部6を用意し、用途に応じて従動連結部6自体を交換するようにしてもよい。
以上のように実施の形態1における刈り払い作業機は構成されているので、以下の作用を有する。
(1)分離着脱機構10が、本体駆動部2の駆動軸11の自由端側に連設された嵌合凸部12と、従動連結部6の連結軸17の本体駆動部2側に連設され駆動軸4の嵌合凸部12に嵌合される嵌合凹部18と、を有するので、駆動軸11と連結軸17を容易に着脱することができ、着脱作業性に優れると共に、連結時には駆動軸11から連結軸17に確実に動力を伝達することができ、動力伝達の信頼性に優れる。
(2)分離着脱機構10が、本体側パイプフレーム4の自由端側の端面部に形設された噛み合い凸部13aと、連結側パイプフレーム7の本体駆動部2側の端面部に形設され噛み合い凸部13aと噛み合う噛み合い凹部19aと、を有するので、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7を容易に着脱することができ、着脱作業性に優れると共に、連結時に本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7を確実に位置決めして強固に固定することができ、固定安定性に優れる。
(3)分離着脱機構10が、本体側パイプフレーム4の自由端側の外周部に形設された雄ねじ部14と、連結側パイプフレーム7の本体駆動部2側の端部外周に回動自在に配設され本体側パイプフレーム4の雄ねじ部14に螺合されるナット部20と、を有するので、特別な工具等を用いることなく、手作業で本体駆動部2と従動連結部6の着脱を行うことができ、連結時に雄ねじ部14とナット部20を締め付けることにより、駆動軸11と連結軸17、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7を同時に固定することができ、固定が瞬時に外れることがなく、着脱作業性、固定安定性に優れる。
(4)本体駆動部2に配設されナット部20の本体駆動部2側の端部に押圧されて本体駆動部2のエンジン3の駆動停止を解除する安全スイッチ16を有するので、本体駆動部2の雄ねじ部14と従動連結部6のナット部20が確実にねじ止めされ連結された状態でなければエンジン3を駆動することができず、また、使用中にナット部20が緩んで安全スイッチ16から離れると、直ちにエンジン3の駆動を自動的に停止することができ、安全性、取扱い性に優れる。
(5)従来、柄が長く、乗用車のトランクや軽トラックの荷台に積めなかったものが、本校案品では、未使用時や運搬時に本体駆動部2と従動連結部6に分離して長さを短くできるので、乗用車のトランクや軽トラックの荷台にも簡単に積むことができ、収納や持ち運びが極めて容易で、搬送性、取り扱い性に優れる。
(6)嵌合凸部12が多角柱状に形成されていることにより、嵌合凹部18との固定安定性に優れ、駆動軸11と連結軸17の間でがたつきが発生し難く、駆動軸11から連結軸17に確実に動力を伝達することができ、耐久性、動力伝達の信頼性を向上させることができる。
(7)複数の噛み合い凸部13a及び噛み合い凹部19aを形成することにより、噛み合い凸部13a及び噛み合い凹部19aの変形や破損を防止でき、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7を確実かつ強固に固定することができ、がたつきを防止して固定安定性を向上させることができる。
(8)噛み合い凹部19aの数を噛み合い凸部13aの数よりも多くすることにより、噛み合い凸部13aと噛み合い凹部19aの噛み合わせ位置を変更することができ、本体側パイプフレーム4と連結側パイプフレーム7の取り付け角度を選択することができるので、本体駆動部2に対して従動連結部6に配設される刈刃8の角度を調整することができ、傾斜面などの刈り払いを行う際に、本体駆動部2を斜めにしたり、体を捻ったりして無理な体勢で作業を行う必要がなく、楽な姿勢で長時間の作業を行うことができ、取扱い性、汎用性に優れる。
(9)従動連結部6が、連結軸17の自由端側の端部に配設された刈刃8を有することにより、雑草や低木等の刈り取りを簡便に行うことができる。
(実施の形態2)
図5は実施の形態2における刈り払い作業機を示す斜視図である。尚、実施の形態1と同様のものは同じ符号を付して説明を省略する。
図5において、実施の形態2における刈り払い作業機が実施の形態1と異なるのは、連結軸17の先端(自由端)に刈刃8が取り付けられた従動連結部6(図1参照)の代わりに、連結軸17に回転羽根(図示せず)が配設され連結側パイプフレーム7に回転羽根の外周を覆うケーシング部25とケーシング部25に延設され回転羽根の回転によって生じた風を噴射する筒状の送風管26が連設された従動連結部6aが、分離着脱機構10を介して本体駆動部2に連結されている点である。
実施の形態1における刈り払い作業機1を用いて雑草や低木等の刈り取りを行った後、従動連結部6を従動連結部6aと交換することにより、実施の形態2における刈り払い作業機1aとして使用することができる。
図6は実施の形態2における刈り払い作業機の変形例を示す斜視図である。
図6において、実施の形態2における刈り払い作業機の変形例が実施の形態1と異なるのは、従動連結部6bの連結軸17の先端(自由端)に取り付けられた刈刃8bが、ナイロンカッターである点である。
雑草や低木等の種類に応じて、種類の異なる刈刃8bを備えた従動連結部6bを用いることにより、効率的に刈り払い作業を行うことができる。
以上のように実施の形態2における刈り払い作業機は構成されているので、実施の形態1で得られる作用と同様の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)従動連結部6aが、連結側パイプフレーム7に連設され回転羽根の外周を覆うケーシング部25を有することにより、回転羽根をケーシング部25で保護することができると共に、作業者が直接、回転羽根に触れることを防止でき安全性に優れる。
(2)従動連結部6aが、ケーシング部25に延設された筒状の送風管26を有することにより、回転羽根を回転させて生じた風を集めて送風管26の先端から効率的に噴出させることができ、刈り取った雑草や低木等の回収、清掃作業を短時間で行うことができ、作業性、取り扱い性に優れる。
本考案は、簡単な構造で本体駆動部と従動連結部を容易に分離、着脱することができ、運搬時には分解して車のトランクや座席などに積んだり、人手で簡便に持ち運んだりすることができ、搬送性、取り扱い性に優れると共に、使用時には簡便かつ確実に本体駆動部と従動連結部を連結して動力を伝達することができ、組立作業性、固定安定性に優れ、連結が緩んだ時には確実に駆動を停止させることができ安全性に優れ、必要に応じて刈刃の角度を調整して斜面の刈り払いを行ったり、従動連結部を交換して送風によって刈り取った雑草や低木等を一箇所に寄せ集めて清掃を行ったりでき、刈り払い作業の効率性、汎用性に優れる刈り払い作業機を提供するもので、一般家庭などにおいて誰でも手軽に刈り払い作業を行うことができる刈り払い作業機の普及を図ることができる。
(a)実施の形態1における刈り払い作業機の組立状態を示す斜視図(b)実施の形態1における刈り払い作業機の分離状態を示す斜視図 実施の形態1における刈り払い作業機の分離着脱機構の分離状態を示す要部斜視図 実施の形態1における刈り払い作業機の分離着脱機構の連結状態を示す要部断面図 図3のA−A線矢視断面図 実施の形態2における刈り払い作業機を示す斜視図 実施の形態2における刈り払い作業機の変形例を示す斜視図
符号の説明
1,1a 刈り払い作業機
2 本体駆動部
3 エンジン
4 本体側パイプフレーム
5 ハンドル
5a ハンドル固定部
5b 固定ねじ
6,6a,6b 従動連結部
7 連結側パイプフレーム
8,8b 刈刃
8a カバー
10 分離着脱機構
11 駆動軸
11a,17a 大径部
12 嵌合凸部
13 円筒継ぎ手
13a 噛み合い凸部
14 雄ねじ部
15 フランジ部
16 安全スイッチ
16a スイッチ固定部
16b コイルバネ
17 連結軸
18 嵌合凹部
19 円筒部材
19a 噛み合い凹部
20 ナット部
21 雌ねじ部
25 ケーシング部
26 送風管

Claims (5)

  1. 本体側パイプフレームに回動自在に保持された駆動軸を有する本体駆動部と、連結側パイプフレームに回動自在に保持され端部に刈刃が配設された連結軸を有する従動連結部と、を分離、連結可能な刈り払い作業機であって、
    前記本体駆動部の前記駆動軸の自由端側に連設された嵌合凸部と、前記本体側パイプフレームの自由端側の端面部に形設された噛み合い凸部と、前記本体側パイプフレームの自由端側の外周部に形設された雄ねじ部と、前記従動連結部の前記連結軸の前記本体駆動部側に連設され前記駆動軸の前記嵌合凸部に嵌合される嵌合凹部と、前記連結側パイプフレームの前記本体駆動部側の端面部に形設され前記噛み合い凸部と噛み合う噛み合い凹部と、前記連結側パイプフレームの前記本体駆動部側の端部外周に回動自在に配設され前記本体側パイプフレームの前記雄ねじ部に螺合されるナット部と、を有する分離着脱機構を備えたことを特徴とする刈り払い作業機。
  2. 前記本体駆動部に配設され前記ナット部の前記本体駆動部側の端部に押圧されて前記本体駆動部のエンジンの駆動停止を解除する安全スイッチを備えたことを特徴とする請求項1に記載の刈り払い作業機。
  3. 前記嵌合凸部が、多角柱状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の刈り払い作業機。
  4. 前記噛み合い凸部が、前記本体側パイプフレームの端面の円周上に少なくとも2つ好ましくは3つ乃至6つ配設され、前記噛み合い凹部が、前記連結側パイプフレームの端面の円周上に少なくとも3つ好ましくは5つ乃至9つ配設されていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の刈り払い作業機。
  5. 前記従動連結部が、前記刈刃に代えて、前記連結軸に配設された送風用の回転羽根と、前記連結側パイプフレームに連設され前記回転羽根の外周を覆うケーシング部と、前記ケーシング部に延設された筒状の送風管と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の刈り払い作業機。
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