JPH02244149A - 受像シート材料及び転写画像形成方法 - Google Patents

受像シート材料及び転写画像形成方法

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JPH02244149A
JPH02244149A JP1065067A JP6506789A JPH02244149A JP H02244149 A JPH02244149 A JP H02244149A JP 1065067 A JP1065067 A JP 1065067A JP 6506789 A JP6506789 A JP 6506789A JP H02244149 A JPH02244149 A JP H02244149A
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JP1065067A
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Tomizo Namiki
並木 富蔵
Tamotsu Suzuki
保 鈴木
Shinji Katayama
片山 真士
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は主として色校正用のカラープルーフやデイスプ
レー等に用いられる転写材料に関するものである。
「従来の技術」 仮支持体上に有機重合体よりなる剥離層及び感光性樹脂
層を設けてなる感光性積層物を、露光、現像工程により
、剥離層上に画像形成後、任意の支持体に転写する方法
は公知であり、特公昭46−15326、同49−44
1等に述べられている。これらの方法はカラープルーフ
としてオーバーレイタイプ・にもサーブリントタイプに
も使用できる長所を持っているが、転写の際、1回毎に
接着剤を用いるためプロセスが煩雑であり、また、各色
を転写する際の位置合わせの精度が低い欠点を有してい
る。
これらのプロセスの煩雑さを除く方法として、画像形成
後、受像シート上に熱と圧をかけて転写する方法が特開
昭47−41830、同4日−93337、同51−5
101に述べられている。
特に特開昭51−5101には永久支持体上に熱融解性
のポリマー層を接着剤として設ける方法が記載されてお
り、また特開昭47−41830にもアート紙やコート
紙等の永久支持体に画像を直接転写する方法が記載され
ている。
しかしながら、これらの方法は以下の欠点を有している
。1つは最終画像が原稿に対して左右が逆になること、
他の1つは熱融解性ポリマーを用いた場合は、一般に融
点が高く転写温度が高くなるので熱により支持体の寸度
安定性が悪くなり各色の転写の位置合わせのズレが生じ
てくること。
また、融点の低いポリマーを用いた場合は画像形成後の
接着が起こり易かったりあるいはキズがつき易いなどの
欠点を有する。これらの欠点を改良する方法が特開昭5
9−97140に記載されている。
この方法では永久支持体上に各色の画像を転写する前に
、−旦、光重合性受容層を設けた仮の受像シート上に各
色の画像を転写し、その後、永久支持体上に再転写し、
更に全面露光により光重合性画像受容層を固める方法で
ある。
この方法は、上記の問題点を解決するのに非常に有効で
ある。即ち、この方法では、マスク原稿に対して、正像
の像ができ、またエチレン性の多官能モノマーが入って
いるので、転写時には光重合性画像受容層自体が柔らか
く、低い温度で転写が可能でありながら、後に露光によ
り光重合性受容層を固めてしまうため、耐接着性が良好
でキズに強いことである。
また、特開昭61−189535には、支持体上に有機
高分子からなる2Nの画像受容層を有し、該受容層間の
剥離力及び第2層と画像層間との剥離力を調整すること
により、永久支持体上に画像層を転写する際に該第2の
受容層を画像層上に転写させることも、画像層のみを転
写させることも任意に選択できる画像受像シートが開示
されている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、これらの方法には転写時に気泡が混入し
て画像を乱したり、最終仕上がり品を高温・高湿の条件
下で保存すると接着を起こす場合がある、等の問題点が
あった。
r問題点を解決するための手段」 本発明の目的は、転写可能な感材上に作成された画像層
を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上にその
画像を再転写してなる画像形成方法において該受像シー
ト材料が、支持体及びその上に少なくとも2層より成る
有機高分子重合体を主成分として含有する組成物から成
る受像層を有し、該受像層の少なくとも11が永久支持
体上に転写され、かつ永久支持体上に転写された該受像
層中にマット剤を含むことを特徴とする受像シート、及
び該受像シートを用いた転写画像形成方法により達成さ
れた。
該マット剤としては、粒子径が0.005〜20μmの
、シリカ粒子もしくはコアーシェル型有機高分子重合体
粒子が好ましい。
受像シートの支持体としては、化学的及び熱的に安定で
あり、また撓曲性の物質で構成されるべきであり、具体
的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト等の薄いシートが特に好ましく、場合によりポリエチ
レンフィルムをラミネートした紙なども使用可能である
。またこれらの支持体には、その上の層との接着力を上
げるためコロナ処理やグロー処理、表面マット化や紫外
線照射などの表面処理やあるいはアンダーコート層を設
けることも可能である。
第一層として用いる有機高分子物質としてはVi ca
t法(具体的にはアメリカ材料試験法ASTMDI23
5によるポリマー軟化点測定法)による軟化点が約80
℃以下の有機高分子物質より選ばれることが好ましい、
この理由は、軟化点が低いポリマーを用いることにより
、転写可能な画像を受像シート材料に転写後、紙などの
永久支持体上に熱と圧で転写する際に、線層が紙の凹凸
に従って埋め込まれ紙との密着を良くし、また、剥離す
る際にマット化等の工程を必要とせず印刷物との近似性
をあげるものである。軟化点が高いポリマーを用いた場
合には、高い温度で転写する必要があり、画像の寸度安
定性等に大きな弊害を与える。ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム等を感材や受像シート材料の支持体に用い
た場合には、このような点でVicat法による軟化点
が約80℃以下、好ましくは60℃以下、特に好ましく
は50℃以下の有機高分子物質から選択する。軟化点が
約80℃以下のものの具体例としては、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィン。エチレンと酢酸
ビニル、エチレンとアクリル酸エステルの如きエチレン
共重合体。ポリ塩化ビニル。塩化ビニルと酢酸ビニルの
如き塩化ビニル共重合体。ポリスチレン。スチレンと(
メタ)アクリル酸エステルの如きスチレン共重合体。ポ
リビニルトルエン、ビニルトルエンと(メタ)アクリル
酸エステルの如きビニルトルエン共重合体。
ポリ(メタ)アクリル酸エステル。 (メタ)アクリル
酸ブチルと酢酸ビニル等の(メタ)アクリル酸エステル
共重合体、酢酸ビニル共重合体。ナイロン、共重合ナイ
ロン、N−アルコキシメチル化ナイロンの如きポリアミ
ド樹脂、合成ゴム、塩化ゴム等の有機高分子物質から少
なくとも1つ選ばれるのが好ましいが、更に「プラスチ
ック性能便覧」 (日本プラスチック工業連盟、全日本
プラスチチック成形工業連合会編著、工業調査会発行、
1968年lO月25日発行)による軟化点が約80℃
以下の有機高分子物質を使用することができる。これら
の有機高分子物質中には該高分子物質と相溶性のある各
種の可塑剤を添加して実質的な軟化点を下げることも可
能である。更には、軟化点が80℃以上の有機高分子物
質でも相溶性のある可塑剤を添加することにより、実質
的に軟化点を80℃以下に下げることも可能である。ま
た、これらの有機高分子物質との接着力を調節するため
に、実質的な軟化点が80℃を越えない範囲で各種のポ
リマーや、過冷却物質、密着改良剤あるいは界面活性剤
や離型剤を加えることとが可能である。−例としてもポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に第−屡として酢
酸ビニルとエチレンの共重合体等を用いた場合、微量の
塩素化ポリエチレン等の添加は特に有効である。また、
第一層の有機高分子物質の厚さは1〜60μmが好まし
く、特に5〜30μmが好ましい。
この理由の一つは受像シート材料上に転写された画像を
永久支持体に転写する場合、永久支持体の表面の凹凸よ
り厚くする必要があること、また他の一つは、転写可能
な画像を受像シート材料上に転写する際に、転写可能な
画像の画線部と非画線部に凹凸があるような場合、単色
の場合は薄くても良いが、特にカラープルーフ用等の4
色の重なりがある場合には、各色の画線部と非画線部の
凹凸の4倍の厚さがあることが好ましいためである。
Vicat法による軟化点が実質的に約80℃以下の有
機高分子物質上に設ける第二の有機高分子物質の目的は
以下の通りである。一つには第一層の有機高分子物質は
一般に軟化点が低いため、べとべとしたりして、取扱性
が悪かったり、あるいは一般的に転写可能な画像を受像
シート材料に転写後、紙等の永久支持体上に転写する場
合、第一層と永久支持体が直接に接するような部分があ
ると接着力が強すぎて紙ムケなどの現象があることを防
ぐことである。
第二層目に使用される有機高分子重合物質としては種々
の物質の使用が可能であるが、第一層目の素材に何を使
用するか、あるいは転写可能な画像形成法として何を用
いるかによって画像形成部の素材あるいは永久支持体の
材質、 (例としてアート紙、コート紙、上質紙、ザラ
紙、AL板、合成フィルム、布、製缶用素材)により、
適宜選択されるべきである。転写可能な画像形成方法と
しては前述の特許に示される各種の画像形成法が利用で
きる。
具体的な例としては、ポリエチレン、ポリプロピレンな
とのポリオレフィン、エチレンと酢酸ビニル、エチレン
とアクリル酸エステル、エチレンとアクリル酸の如きエ
チレン共重合体。ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビ
ニルの如き塩化ビニル共重合体。ポリ塩化ビニリデン。
塩化ビニリデン共重合体、ポリスチレン。スチレンとマ
レイン酸エステルの如きスチレン共重合体。ポリアクリ
ル酸エステル、アクリル酸エステルと酢酸ビニルの如き
アクリル酸エステル共重合体、ポリメタアクリル酸エス
テル、メタアクリル酸アルキルと酢酸ビニルなどのメタ
アクリル酸共重合体。酢酸ビニル共重合体。ブチラール
樹脂、ゼラチン、変成されたポリビニルアルコール。ナ
イロン、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイ
ロンの如きポリアミド樹脂。合成ゴム。塩化ゴム。セル
ロース誘導体0等から選ばれた、少なくとも1種が挙げ
られる。
これらの樹脂の中には相互の接着力を調整するために、
一般に知られる密着改良剤、フッ素系・シリコ1ン系の
離型剤、等の他に界面活性剤・可藝剤・過冷却物質等を
添加することができる。
第二層目の膜厚としては、0.1〜10μmの範囲が好
ましく、特に0.5〜3μmの範囲が好ましい。第二層
目が転写温度より高い軟化点を持つ有機高分子物質を用
いた場合、膜厚が厚すぎると永久支持体の表面の凹凸に
そって埋め込まれず、密着を落としたりあるいは印刷物
近似性を悪くする。
受容層を3層以上とする場合には、永久支持体には2N
以上が転写される様に設計し、上層には画像との接着力
を向上させかつ転写時の気泡を防止する性質、その下の
層には最終製品の接着防止性を有する様に機能分離する
ことができ、素材の選択が容易になる。この場合には、
マット剤はどの層に含まれていても良いが、本発明の目
的を十分に達成するためには、少なくとも受像シート材
料の最上層と最終製品の最上層となる層に含有されるこ
とが好ましい。
本発明に使用される転写可能な画像形成方法としては、
先に述べたごとく前述の特許に記載の種々の方法が可能
であるが、支持体上に剥離層を設けその上に感光性樹脂
を用いた色材形成層を設けたものが特に好ましい。即ち
、剥離層が無いと画像部自身が永久支持体に熱転写され
なければならないが、種々の実験では素材の選択の幅が
狭かったり、熱転写の温度を高くしなければならない等
の制約を受けるが、剥離層を設けた場合には機能分離が
容易となり、これらの欠点が解消される。
これらの剥離層は、写真的画像形成の際に非画線部の剥
離層が現像時にエツチングされることなく剥離層上に色
画像が形成されても良い。
次ぎに、本発明で使用されるマット剤について述べる。
本発明で使用されるマット剤としては、粒子径が0.0
05〜20μmの素材が種々利用でき、素材としてはシ
リカの如き無機物、及び有機高分子重合体等がある。よ
り好ましい有機マット剤としては、粒子中の組成が均一
でなく、中心部と外周部で組成の異なる、いわゆるコア
ーシェル型有機マット剤゛がある。中心部は軟化点の高
い素材、例えばポリスチレン、ポリメチルメタクリレー
ト等から成り、外側にはジエン系モノマー メチルアク
リレート、エチルアクリレート等の重合時に軟成分を構
成するモノマーを用いて得られる重合体く更に接着力の
向上のため水酸基、アミノ基、カルボキシル基等の官能
基を有するモノマーを共重合しても良い)から成るマッ
ト剤である。
このようなマット剤は、特開昭60−255827、同
61−4761.同61−223015゜同62−27
410.同62−84113.同62−119271.
同62−149761.同62−167306.同62
−167366、同62−167367、同62−24
6916.同62−246917.同62−28316
2.同63−171637等に記載の方法を参考にして
作成することができる。
本発明において使用する場合には、内側の有機高分子物
質の軟化点が外側の有機高分子物質のそれより約10℃
高いことが好ましい。
これらのマット剤を用いると、シェル内部の硬い粒子に
より気泡防止の効果が、シェル外部の柔軟な粒子により
接着力の向上が達成されるものと思われる。
「実施例」 以下に、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 転写可能な画像を以下の工程により作成した。
先ず、剥離層形成用塗布液として、下記組成を有する溶
液を調整した。
虹肚1且塗施遣 アルコール可溶性ポリアミド   7.2g(CM−8
000,rη」2 0℃、10wt%メタノール 溶液=23cps  東しIり ポリヒドロキシスチレン     1.8g(レジンM
、平均分子量:6 500  丸部石油製) メタノール           400gメチルセロ
ソルブ        100gこの塗布液をポリエチ
レンテレフタレートフィルム(支持体、厚さ:100μ
m)上に均一に塗布・乾燥して、乾燥膜厚が0.6μm
の剥離層を設けた。
次ぎに、NAPタイプの画像形成を目的に感光性樹脂層
形成用の塗布液として、イエロー(Y)、マゼンタ(M
)、シアン(C)、ブラック(B)の4色の感光溶液を
下記第−表に示す組成となるようにそれぞれ調製した。
剥離層の付設された4枚の支持体上に、これら4色の感
光溶液をそれぞれ塗布乾燥して、乾燥膜厚が2.4μm
の感光性樹脂層を設けた。
別に、下記組成の保護層形成用の塗布液を調製し、この
塗布液を各色の感光性樹脂層にそれぞれ塗布乾燥して、
乾燥膜厚が1.5μmの保護層を設けた。
ffl且曳塗崖迩 ポリビニルアルコール       60g(GL−0
5、日本合成化学工業■製)水           
         970gメタノール       
     30gこのようにして、順に支持体、剥離層
、感光性樹脂層及び保IiI層から成る4色の感光性転
写シート(ネガ型着色感光シート)を作成した。
4色各々の感光性転写シートを、レジスタービンを用い
て相応するマスクと重ね合わせ、2gwの超高圧水銀灯
で50cmの距離から画像露光を行った。露光済みの転
写シートを下記組成の現像液を用いて35℃の温度で1
0〜20秒間現像処理して剥離層上に網点画像がある4
色のカラープルーフィングシートを得た。
現」【液 Na2COs                 15
gブチルセロソルブ          1g水   
             1リットル一方、受像シー
ト材料を以下のごとく作成した。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ: 100
μm)を用意し、下記組成の塗布液A、  Bを順に該
フィルム上に塗−布し、乾燥膜厚が各々20μmと1.
5μmよりなる二層構成の受像シート材料を作成した。
1皇亘A エチレン−酢酸ビニル共重合体  15g(重量比:エ
チレン/酢酸と ニル=81/19.  三井ポリ ケミカル■ ”エバフレック ス#410”) 塩素化ポリエチレン    0.075g(中隔国策バ
ルブ■製、′ス ーパークロン907LTA”) フッ素系界面活性剤     0.25g(3M社製 
”フロラードF C−430”) トルエン          100cc11望旦 ポリビニルブチラール       4g(電気化学工
業■製 #2 000−L”) フッ素系界面活性剤     0.05g(3M社製 
”フロラードF C−430”) マット剤           0.1g(中心部:ポ
リメチルメタク リレート;軟化点80〜 125℃、 外周部:メチルアクリレート /アクリル酸/ジビニルベ ンゼン共重合体(重合比= 96、 5/310. 5、 軟化点O℃〜−25℃) 中心部と外周部との重量比率 = 7 / 3.粒子径=20μm) メタノール          50c cメチルエチ
ルケトン      20c cメチルセロソルブアセ
テ−)   20cc次ぎに、先ずブラックのカラープ
ルーフィングシートを画像側が受像シート材料の画像受
容層に接するように受像シートにレジスターピンを用い
て正確に重ね合わせた後、ラミネーター(ファーストラ
ミネーター8 B −550−80,大成商事■製)を
用いて圧力2バール、ローラー温度120℃、搬送速度
900mm/分の条件でラミネートを行った。カラープ
ルーフィングシートの支持体のみを剥離層から剥して、
受像シート上にブラックの画像を転写した。次いで残り
の3色のカラープルーフィングシートについても同様の
操作を繰り返して、ブラック・シアン・マゼンタ・イエ
ローの順に網点画像が転写された受像シートを得た。
次ぎに、上記の4色の転写画像を有する受像シートを用
いて、以下のようにしてサーブリント方大月のカラーテ
ストシートを作成した。
4色の転写画像を有する受像シートを、画像受容層側が
接するように白色アート紙と重ね合わせたのち、前記と
同様の条件でラミネートを行った。
次ぎに、この受像シートと白色アート紙とを剥すと、第
二層目と第一層目の間で剥離され、白色アート紙上には
剥離層と画像部が残っていた。最終−品を重ね合わせて
保存した晴の接着故障は無く、また転写時の気泡の発生
も見られず良好であった。
実施例2 実施例1において作成した4色の感光性転写シートを実
施例1と同様に露光後、下記組成の現像液を用いて現像
し、同時に非画像部の剥離層をもエツチングした。すな
わち感光性転写シート上に形成された網点画像部は剥離
層と光硬化した光重合性層とよりなり、非画像部はポリ
エチレンテレフタレートの表面が露出している状態の画
像が形成された。
11丘皿滅 NaOH0,3g 界面活性剤            5g(化工ア・ト
ラス社製 ″”ペレックスNBL”〉 水                  100c c
一方、受像シートを以下のごとく作成した。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ=100ミ
クロン)を用意し、下記組成の塗布液C9Dを順に該フ
ィルム上に塗布し、乾燥膜厚が各々20μmと1. 0
μmよりなる2層構成の受像シート材料を作成した。
1血腋旦 エチレン−酢酸ビニル共重合体  15g(重量比:エ
チレン/酢酸ビ ニル=81/19.  三井ポリ ケミカル■ ”エバフレック ス#410”) 塩素化ポリエチレン    O,O’75g(中隔国策
バルブ■製、′ス ーパークロン907LTA社) フッ素系界面活性剤     0.25g(3M社製 
”フロラードF C−430”) トルエン          100c c1宣櫃旦 ポリビニルブチラール       4g(電気化学工
業■i!”#2 000−L”) フッ素系界面活性剤     0.15g(3M社製 
”フロラードF C−430”) 粒子径2.0μmシリ力粒子  0.1gメタノール 
         50ccメチルエチルケトン   
   20ccメチルセロソルブアセテ−)   20
cc次ぎに実施例1と同じ手順に従って、受像シート材
料上に画像を転写後、白色アート紙上に画像を密着させ
、受像シートを剥すと受像シートの第一層目と第二層目
の間で剥離された。白色アート紙上に転写された画像は
実施例、1と同様に重ね合わせて保存しても接着故障は
無く、また転写時の気泡の発生も見られず良好であった
実施例3 受像シート材料の塗布液を下記E、  Fとした以外は
実施例1と同様にして受像シートを作成した。
汰血亘旦 塩化ビニル−酢酸ビニル共    15g重合体(重量
比:塩化と ニル/酢酸ビニル=60 /401重合度300) フッ素系界面活性剤     0.25g(3M社!!
 ”フロラードF C−430”) フタル酸ジブチル、          3gメチルエ
チルケトン     100cc11亘上 ポリビニルブチラール       4g(電気化学工
業■製 #2 000−L”) フッ素系界面活性剤     0.15g(3M社製 
″フロラードF C−430”) マット剤(シリカ、粒径    0.1g3.0μm) メタノール          60ccメチルセロソ
ルブ       40ccその後、実施例1と同じ工
程に従って受像シート材料上に画像を転写後、白色アー
ト紙上に画像を密着させ、受像シートを剥すと受像シー
トの二層目と一層目との界面で剥離され、白色アート紙
上に転写された画像は実施例1と同様に良好であった。
実施例4 受像シート材料として下記のものを用いた以外は実施例
1と同様にして画像を受像材料上に転写後、更に白色ア
ート紙上に画像を密着させ、受像シートを剥すと、受像
シートの第一層目と第二層目の界面で剥離され白色アー
ト紙上に転写された画像は実施例1と同様に良好であっ
た。
?−・の ゛ ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ11008
m)を用意し、下記組成の塗布液G、  H。
■を順に該フィルム上に塗布し、乾燥膜厚が各々0.2
gm、101m、1.5μmよりなる構成の受像シート
材料を作成した。
1血亘旦<支持体と前述の第一層目の密着力を上げる下
塗り処方) 塩素化ポリエチレン        2g(中隔国策バ
ルブ■製、°′ス ーパークロン907LTA”) シリコーン系密着改良剤    0.5g(東しシリコ
ン■製 ”5H−6020”) トルエン          100cc1宣液上 エチレン−酢酸ビニル共重合体  10g(重量比:エ
チレン/酢酸と ニル=81/19.  三井ポリ ケミカル■ ”エバフレック ス#410”) トルエン           40ccシクロヘキサ
ン        80cc1皇櫃ユ アルコール可溶性ポリアミド    4g(東し■製 
”アミランC M−4000”) フッ置県界面活性剤     0.05g(3M社製 
″フロラードF C−430”) マット剤(実施例1で使用)0.1g メタノール           70ccメチルセロ
ソルブ       30c c実施例5 感光層溶液として下記組成のものを用意し、乾燥膜厚→
1各々2.4μmになるように塗布した以外は実施例2
と同様にして、ポジ→ポジタイプの感光性転写シートを
作成した。
実施例2と同様に露光、現像して転写可能な画像を作成
し、更に、実施例2と同様に密着後、受像シート材料を
白色アート紙から剥離すると受像シート材料の第一層目
と第二層目の界面で剥離し、白色アート紙上に転写され
た画像は実施例2と同様に良好であった。
比較例1〜5 マット剤を含有しない以外は実施例1〜5と同様にして
試料を作成し、同様にして評価を行った。
これらは転写時に気泡が入りやすく、また最終製品を重
ね合わせて保存した時に接着故障を起こし易かった。
比較例6 マット剤として粒子径が2.0μmのポリメチルメタク
リレート単独品を用いた以外は実施例1と同様にして試
料を作成し、同様にして評価を行った。
気泡の発生防止、最終製品の耐接着性は良好であったが
、実施例1と比較すると、転写時の接着力が不十分であ
った。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転写可能な感光材料の画像形成層に形成された画
    像を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上に該
    画像を再転写してなる転写画像の形成に用いる受像シー
    ト材料において、該受像シート材料が支持体及びその上
    に少なくとも2層より成る有機高分子重合体を主成分と
    して含有する組成物から成る受像層を有し、該受像層の
    少なくとも1層が永久支持体上に転写され、かつ永久支
    持体上に転写された該受像層中にマット剤を含むことを
    特徴とする受像シート材料。
  2. (2)転写可能な感光材料の画像形成層に形成された画
    像を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上に該
    画像を再転写してなる転写画像形成方法において、該受
    像シート材料が支持体及びその上に少なくとも2層より
    成る有機高分子重合体を主成分として含有する組成物か
    ら成る受像層を有し、該受像層の少なくとも1層が永久
    支持体上に転写され、かつ永久支持体上に転写された該
    受像層の中にマット剤を含むことを特徴とする転写画像
    形成方法。
  3. (3)請求項(1)及び(2)において、該マット剤の
    粒径が0.005〜20μmであることを特徴とする受
    像シート材料及び転写画像形成方法。
  4. (4)請求項(1)及び(2)において、該マット剤が
    シリカ粒子であることを特徴とする受像シート材料及び
    転写画像形成方法。
  5. (5)請求項(1)及び(2)において、該マット剤が
    内側に軟化点が20℃以上、外側に軟化点が100℃以
    下の、少なくとも2層より成る有機高分子重合体により
    形成されていることを特徴とする受像シート材料及び転
    写画像形成方法。
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