JPH06138668A - 多色画像形成方法 - Google Patents

多色画像形成方法

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JPH06138668A
JPH06138668A JP4310999A JP31099992A JPH06138668A JP H06138668 A JPH06138668 A JP H06138668A JP 4310999 A JP4310999 A JP 4310999A JP 31099992 A JP31099992 A JP 31099992A JP H06138668 A JPH06138668 A JP H06138668A
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JP4310999A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Omote
尚弘 表
Satoshi Kuwabara
敏 桑原
Masahide Takano
正秀 高野
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Priority to DE4311502A priority patent/DE4311502C2/de
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光性転写シートと受像シートを用いて、紙
などの任意の材料(被転写材料)に多色画像を形成して
行なうカラープルーフ材料において、その作製作業性を
良好にし、且つその仕上がり品質を印刷物に近づける。 【構成】 感光性転写シート上に形成された画像層等を
受像シートに順次転写し、次いで受像シートの画像受像
層を転写することなく、その画像層等を永久支持体に再
転写してなる多色画像形成方法において、感光性転写シ
ートが画像層のみ転写するタイプC1と、画像層および
接着剤層を転写するタイプC2の両方を使い分けること
を特徴とする方法。 【効果】 仕上がり品質が印刷物に近づき、そのカラー
プルーフを作製する際の作業性を良好にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色画像形成方法及び
これに使用する多色画像形成用材料に関するものであ
り、更に詳しくは、印刷製版工程の校正作業に用いられ
る色校正用のカラープルーフにおける多色画像形成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷において、製版の各作業工程
で印刷仕上がりの色、調子再現などをチェックする為に
色校正用のカラープルーフと呼ばれる材料が一般に用い
られている。これらの材料を得るには、(1)所望のシ
ート上に各色の画像を転写する前に、一旦、光重合性受
像層を設けた仮の受像シート上に各色の画像を転写し、
その後、所望のシート上に再転写し、更に全面露光によ
り光重合性画像受容層を固める方法(例えば特開昭59-9
7410号公報)、(2)転写可能な感光材料上に作製され
た画像層を、支持体とその上に設けられた有機高分子物
質よりなる受像シート材料に転写し、次いで永久支持体
上にその画像を再転写する方法(特開昭62-27735 号公
報)、(3)転写可能な感光材料上に作製された画像層
を、支持体とその上に設けられた第一の有機高分子物質
よりなる第一層と、更にその上に設けられた第二の有機
高分子物質よりなる第二層からなる受像シート材料に転
写し、次いで永久支持体上にその画像を再転写する方法
(特開昭61-189535 号公報)、(4)転写可能な感光材
料上に作製された画像層を、支持体とその上に設けられ
た有機高分子物質よりなる受像層が一層の受像シート材
料に転写し、次いで永久支持体上にその画像層のみを再
転写する方法(特開昭64-52135号公報、特開平3-21955
号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
(2)の方法は、いずれも最終的に画像を形成した表面
が有機高分子からなる層で被覆されているため、得られ
た画像表面の光沢が高すぎ、本印刷時の画像品質とは異
なった印象を与える。
【0004】そこで、その画像表面の光沢を調整する目
的で、表面が粗面化されたマット化シートと永久支持体
上に形成された画像表面を重ね合わせ、加圧、加熱等の
処理を行ない画像の表面光沢を変える方法も行なわれて
いるが、この方法自体その作業が煩わしく、目的の光沢
を得る為に多種類のマット化シートを必要とする等、作
業性に問題がある。
【0005】また、画像表面を被覆している有機高分子
からなる層は、実際の印刷物より光学的ドットゲインを
大きくする為、印刷物とは異なった調子再現になってし
まう。
【0006】次に、(3)の方法であるが、この方法は
永久支持体上に前記受像シートの第二層が画像層と共に
転写する際、該層が永久支持体上の表面凹凸に従って埋
め込まれ永久支持体との密着性を良くし、また、受像シ
ートの支持体を剥離した後マット化する工程を必要とし
ないという利点はあるが、やはり、画像表面を被覆して
いる有機高分子からなる層があるため、実際の印刷物よ
り光学的ドットゲインを大きくし、印刷物とは異なった
調子再現になってしまう。
【0007】これ対して(4)の方法は受像層が一層の
受像シートを用い、再転写の際に、画像層のみを受像層
から永久支持体上に転写するため、そのプルーフの品質
は、実際の印刷物の品質に近いものである。
【0008】しかしながら、この方法では、受像シート
上の画像層を紙等の永久支持体上に転写する際、受像シ
ートの受像層と永久支持体とが直接に接すると、例えば
受像層が厚くてクッション性があると画像層は受像層中
に埋め込まれて受像層と永久支持体が直接接する傾向に
あり、この場合両者は、接着力が強すぎ、受像シートを
剥離した際に紙ムケなどの現象が生ずるので、永久支持
体として使用可能な紙の種類が限定されてしまう。ま
た、転写作業において、最終的に受像シートを剥離する
際にコツを必要とする等、作業性に問題があった。
【0009】従って、本発明は、最終的にプルーフの表
面をマット化する工程を必要とせず、且つ受像シート上
の画像層を紙等の永久支持体上に転写し、受像シートを
剥離した際に、紙ムケなどの現象を生ずることなく、ま
た受像シートを剥離する際も特別なコツを必要としな
い、印刷物に近似した作業性の良いカラープルーフ材料
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、支持体上に
着色感光層が剥離可能である離型層、着色感光層が順次
塗設されている感光性転写シートC1、及び支持体上に
感熱接着性の接着剤層が剥離可能である離型層、感熱接
着性の接着剤層、着色感光層が順次塗設されている感光
性転写シートC2、及び支持体上に画像受像層を有する
受像シートを使用し、n枚の感光性転写シートの画像層
を受像シートに順次転写し、次いでその画像層を永久支
持体(被転写材料)(以下、本発明では永久支持体と被
転写材料は同意義に使う)に再転写して後、受像シート
を剥離してなる多色画像形成方法において、1から(n
−1)枚目までは感光性転写シートC1の構成からなる
感光性転写シートを使用し、最後のn枚目のみ感光性転
写シートC2の構成からなる感光性転写シートを使用す
ることを特徴とする多色画像形成方法によって達成され
た。
【0011】以下、本発明を更に詳しく説明する。本発
明に用いられる感光性転写シート、及び受像シートは透
明支持体が用いられる。その透明支持体としては、従来
公知のプラスチックフィルムが利用される。例えば、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト、トリアセテート等の透明プラスチックフィルムを挙
げることができる。特に、2軸延伸されたポリエチレン
テレフタレートフィルムが強度、耐熱性、寸法安定性、
透明性、経済性等において優れており好ましい。透明支
持体の厚さは特に限定しないが、作業性の点から50〜15
0 μm程度が好ましい。
【0012】次に、本発明に用いる感光性転写シートに
ついて説明する。本発明に用いる感光性転写シートには
2種類の構成があり、ここでは便宜上、感光性転写シー
トC1、及びC2と呼ぶ。
【0013】感光性転写シートC1は上記支持体上に着
色感光層が剥離可能である離型層、着色感光層が順次塗
設されている構成になっている。また、感光性転写シー
トC2は同様な支持体上に感熱接着性の接着剤層が剥離
可能である離型層、感熱接着性の接着剤層、着色感光層
が順次塗設されている構成になっている。
【0014】感光性転写シートC1、及びC2の離型層
を形成する物質は、スチレン無水マレイン酸樹脂、ポリ
エステル樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、塩化ビニ
リデン樹脂等が適しており、各々単独で用いるか、ある
いは混合したものが用いられる。
【0015】離型層の厚みは、 0.1〜10μm、特に 1.0
〜3.0 μmが好ましい。
【0016】また、離型層の表面は必要に応じてマット
化(粗面化)処理を施してもよい。その方法としては、
マット化剤を離型層に添加して行なわれる。
【0017】このような目的で使用されるマット化剤と
しては、二酸化硅素、炭酸カルシウム、アルミナ等の無
機粒子や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチロール、ポリカーボネー
ト、アクリル酸エステル樹脂、メタクリル酸樹脂、ポリ
アクリロニトリルおよびアクリロニトリルの共重合体等
のプラスチックパウダー等の微粉末がある。マット化剤
の粒子サイズは、0.01〜10μmが適し、マット化の程度
によってマット化剤の種類、粒子径および添加量をコン
トロールすることができる。
【0018】次に、感光性転写シートC2の感熱接着性
の接着剤層であるが、この層を形成させるための物質と
しては、例えば以下のごとき皮膜形成性の高分子物質が
挙げられる。
【0019】ポリアクリル酸エステルおよびアクリル酸
エステル共重合体、ポリメタアクリル酸エステルおよび
メタアクリル酸エステル共重合体、ポリアクリルアマイ
ドおよびアクリルアマイド共重合体、ポリ塩化ビニルお
よび塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデンおよび塩
化ビニリデン共重合体、ポリスチレンおよびスチレン共
重合体、エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリル酸
エステル、エチレンと塩化ビニル、エチレンとアクリル
酸のごときエチレン共重合体、ポリビニルブチラール、
ポリビニルホルマールのごときポリビニルアセタール、
ポリエステル樹脂、ナイロン、共重合ナイロンのごとき
ポリアミド樹脂、合成ゴム、塩化ゴムのごとき各種ゴム
類、ポリエチレン、ポリプロピレンのごときポリオレフ
ィン、セルロース誘導体、シェラック、各種ワックス
類。
【0020】この他これらの高分子物質相互の混合物、
または他の高分子物質、可塑剤、過冷却物質など他物質
との混合系も使用しうる。例えば室温で粘着性を有する
ものでも該粘着性を防止しうる他物質との組み合わせ
や、加熱時に粘着性を示さないものでも、粘着性付与物
質、可塑剤等との組み合わせも考えられ、単一物質のみ
ならず、また支持体の種類等にもより必要に応じて種々
の組み合わせが考えられ、またそれゆえ必ずしも上記物
質に限定されるものではない。
【0021】離型層上に感熱接着性の接着層を積層する
には、上記した高分子物質の溶液を通常の方法で支持体
上に塗布し乾燥させるか、または固状の前記高分子物質
を熱溶融して塗布(ホットメルトコーティング)しても
よい。接着層の厚さは1μm以上、望ましくは2〜10μ
mが好ましい。
【0022】感光性転写シートC1、及びC2の着色感
光層を形成する物質は、ポジ型、ネガ型等、特に限定す
るものではないが、着色感光層の熱接着性の点から特開
昭63-311349 号公報、特開平1-180540号公報、特開平2-
308253号公報に記載されているポジ型感光性組成物から
なる着色感光層が好ましい。このポジ型着色感光層は、
従来のネガ型感光性組成物を応用してポジ型感光性組成
物が得られる現象を利用したものであり、その現像工程
においては、水あるいは温水のみを使用し、有機溶剤や
アルカリ等の薬品を一切使用しないものである。
【0023】その画像形成のメカニズムは、陽画原稿を
通して露光された部分の感光層が水不溶化され且つ水に
より膨潤されることにより容易に除去されるが、未露光
部の感光層では水溶性光架橋剤や水溶性樹脂の水溶性感
光成分は水により溶出するが、合成樹脂エマルジョンお
よび着色剤はそのまま残ることにより画像を形成する。
【0024】更に詳しくこの感光層の画像形成について
述べる。この感光層の特徴を明確にするために、水溶性
感光性成分と合成樹脂エマルジョンおよび着色剤との組
成物を支持体上に塗工し、その塗工層を加熱、乾燥さ
せ、造膜した層を感光層とする。
【0025】○露光部 活性光線により露光された感光層中の水溶性感光性成分
が水不溶化する。そして水に浸漬するとこの光架橋成分
が容易に膨潤し、この部分の感光層を軟化する。また支
持体との密着性をも低下させる。このため、スポンジ等
で擦ることによりこの部分が支持体上から容易に除去さ
れる。
【0026】○未露光部 水に浸漬した時、感光層中の水溶性感光性成分の大部分
が溶出するが、感光層には膨潤、軟化等の変化はなく、
支持体との密着性も変わらない。このためスポンジで擦
っても支持体上から除去されない。また感光層中の水溶
性感光性成分の大部分が溶出する。従ってこの感光層は
着色剤を含んだ合成樹脂エマルジョンのみが造膜して形
成した層となる。つまり、この未露光部の感光層が画像
部に相当するわけであるから、画像層は着色剤を含んだ
合成樹脂エマルジョンのみが造膜して形成された層にな
る。
【0027】この発明に使用される感光性転写シートの
上記着色感光液中に混合される合成樹脂エマルジョンは
ガラス転移温度が -20〜40℃であり且つ、ポリアクリル
酸エステル、アクリル酸エステルの共重合体、エチレン
と酢酸ビニルの共重合体、エチレンと酢酸ビニルを含む
共重合体のいずれか、あるいはこれらの混合物のいずれ
かから選ばれるものである。従って露光、現像処理によ
り形成されたこの画像層はそれ自身熱接着性を持つこと
になる。
【0028】以下に、この着色感光層に使用される水溶
性感光性成分について説明する。
【0029】水溶性感光性成分は(1)水溶性光架橋剤
および水溶性樹脂からなるもの、(2)感光成分付加基
を有する水溶性樹脂からなるものがある。
【0030】最初に、(1)の水溶性光架橋剤および水
溶性樹脂について説明する。水溶性光架橋剤は水溶性ア
ジド化合物、ジアゾニウム塩、テトラゾニウム塩、その
他公知の有機感光性物質を使用することができる。ここ
にその幾つかについて例をあげる。
【0031】・水溶性アジト化合物 4,4′−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン
酸ソーダ 4′−アジド−4−アジドベンザルアセトフェノン−2
−スルホン酸ソーダ 4,4′ジアジドスチルベン−αカルボン酸ソーダ ジ−(4−アジド−2′−ヒドロキシベンザル)アセト
ン−2−スルホン酸ソーダ 4−アジドベンザルアセトフェノン−2−スルホン酸ソ
ーダ
【0032】・ジアゾ樹脂 パラジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドの縮合
【0033】・テトラゾニウム塩 ジフェニール−4,4′−ビスジアゾニウムクロライ
ド、ジンククロライド複塩 3,3′−ジメチルジフェニール−4,4′−ビスジア
ゾニウムクロライド、ジンククロライド複塩 3,3′−ジメトキシジメチル−4,4′−ビスアゾニ
ウムクロライド、ジンククロライド複塩 ジフェニールアミン−4,4′−ビスジアゾニウムクロ
ライド、ジンククロライド複塩 ジフェニールメタン−4,4′−ビスジアゾニウムクロ
ライド、ジンククロライド複塩
【0034】水溶性樹脂としてはポリアクリルアミド、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールにビニル
モノマーをグラフト重合させたもの、水溶性ポリビニル
ブチラール、グルー、カゼイン、ゼラチン、アラビアゴ
ム、卵白、ガム類、アルギン酸類、ポリエチレンオキサ
イド、ポリアクリル酸およびその塩、ポリメタクリル酸
およびその塩、あるいはこれらの混合物、さらにこれら
とポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース等のセルロース誘導体
との混合物等数多くのものが挙げられる。
【0035】次に、(2)の感光成分付加基を有する水
溶性樹脂について説明する。感光成分を有する水溶性樹
脂は、下記一般式(I)及び(II) で示されるスチルバゾリウム基およびスチルキノリウム
基から選ばれた少なくとも1種を感光成分付加基として
有する水溶性高分子であり、該水溶性樹脂としては、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリビニル
ピロリドン、ゼラチン、カゼイン、卵白、アラビアゴム
等また、これらの混合物等、数多くのものが挙げられ
る。
【0036】またこれらの水溶性樹脂への感光成分付加
基の付加率は、 0.2〜5.0 モル%が望ましく、これより
少ない場合は十分な水不溶化が起きず、多い場合は合成
樹脂エマルジョンとの混和性が悪くなることがある。こ
れらは、特公昭56-5761 号公報、特公昭56-5762 号公
報、特開昭56-11906号公報、特開昭62-239145 号公報等
に記載されている方法において製造できる。
【0037】また使用される合成樹脂エマルジョンにつ
いて説明する。合成樹脂エマルジョンとしては、ガラス
転移温度 -20〜40℃のポリアクリル酸エステル、エチレ
ンと酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニル、これらの共重合体あるいは混合物
等数多くのものが挙げられる。さらにこれらには必要に
応じて従来公知の水に分散可能な着色顔料、水溶性染
料、レベリング剤、安定化剤等を添加することができ
る。
【0038】また、前述の水溶性樹脂と上記合成樹脂エ
マルジョンの固型分配比は1/99〜80/20であり、より
好ましくは5/95〜40/60である。水溶性樹脂が多すぎ
た場合、画像の耐水性が低下し現像時に画像が脱落す
る。逆に合成樹脂エマルジョンが多すぎた場合、現像性
が低下する。著しく前記範囲を外れた場合は画像が得ら
れない。
【0039】また、水溶性樹脂と合成樹脂エマルジョン
の和と水溶性光架橋剤の固型分配合比は98/2〜70/30
であり、より好ましくは、96/4〜80/20である。水溶
性光架橋剤がこれより少ない場合は、著しく感度、画質
が低下し、逆に多すぎた場合も画質低下になる。著しく
前記範囲を外れた場合は画像が得られない。
【0040】さらに、着色剤は水溶性光架橋剤、水溶性
樹脂、合成樹脂エマルジョンの固型分の和に対して着色
顔料は20%以下、水溶性染料は10%以下で添加すること
が好ましい。これらの感光性組成物を構成する上記成分
は水、あるいは水/アルコール混合液等により溶解、分
散され調整される。
【0041】以下、本発明に用いられる受像シートにつ
いて説明する。本発明に用いられる受像シートは特願平
3-173156号に記載されているものが好ましくその構成を
説明する。
【0042】受像シートの画像受像層はそのまま支持体
上に形成することも可能であるが、好ましくはプライマ
ー処理を施した支持体上に形成することが望ましい。
【0043】プライマー処理層を形成する樹脂として
は、ポリエステル、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アクリル−スチレン共重合体等を利用する
ことが可能であるが、イソシアネートとアクリルポリオ
ールを架橋させて得られるポリウレタンを利用すること
がもっとも好ましい。
【0044】プライマー処理層を塗設する場合は、その
塗工方式に特に制限は無く、従来公知のいずれの方法に
よっても構わない。また、その層の厚さは 0.3〜3.0 μ
m程度が好ましい。
【0045】受像シートの画像受像層はポリオレフィン
とα,β−不飽和カルボン酸との共重合体の分子間を金
属イオンで架橋した樹脂単独若しくはエチレンと酢酸ビ
ニルの共重合体からなる樹脂との混合物からなる。
【0046】このポリオレフィンとα,β−不飽和カル
ボン酸との共重合体の分子間を金属イオンで架橋した樹
脂の単独層若しくはエチレンと酢酸ビニルの共重合体か
らなる樹脂との混合層を形成させる方法としては、これ
らの樹脂を加熱することにより溶融させ、そして混合し
た樹脂を押し出すことにより支持体へ塗設する方法、ま
たは各々の樹脂を水分散体とし、それらを混合し、その
混合物を支持体上に塗工および乾燥を行ない、層を塗設
する方法がある。本発明に用いられる画像受像層はその
形成する方法を限定するものではない。
【0047】次に、画像受像層を形成するポリオレフィ
ンを得るためのモノマーとしては、エチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキサン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−オクタン、イソブチレンなど
が利用できる。
【0048】画像受像層を形成する重合姓モノマーの
α,β−不飽和カルボン酸としては通常、炭素数2ない
し8程度のものであって、例えばアクリル酸、メタクリ
ル酸、α−エチレンアクリル酸、マレイン酸、マレイン
酸モノメチル、イタコン酸等を挙げることができる。ま
た、これらのα,β−不飽和カルボン酸の代わりにその
エステルであるアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸ノルマルブチル、フ
マル酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、マレイン酸ジメ
チルなどを用いることができる。上記の重合性モノマー
のポリオレフィン、α,β−不飽和カルボン酸またはそ
のエステルはそれぞれ1種でも、また2種以上併用して
もよい。
【0049】画像受像層を形成するポリオレフィンと
α,β−不飽和カルボン酸との共重合体の分子間を架橋
する金属イオンとしてはリチウム、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属の他に亜鉛、マグネシウム等を利用
することができる。
【0050】またこのポリオレフィンとα,β−不飽和
カルボン酸との共重合体の分子間を金属イオンで架橋し
た樹脂のα,β−不飽和カルボン酸との共重合の重合割
合は50%以上であることが好ましい。50%未満の添加に
おいてはエチレンと酢酸ビニルの共重合体からなる樹脂
にポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重
合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂を添加するこ
とによって得られる画像との熱接着性とその転写画像の
剥離性の向上、転写時に利用する加熱、加圧されたロー
ルへの転移しないことという優れた特徴が見られなくな
るためである。
【0051】さらに、ポリオレフィンとα,β−不飽和
カルボン酸との共重合体の分子間を金属イオンで架橋し
た樹脂の金属イオンによる架橋度は20〜65%であること
が好ましい。
【0052】20%未満の架橋度においては、前記ポリオ
レフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合体の分
子間を金属イオンで架橋した樹脂のα,β−不飽和カル
ボン酸との共重合体の重合割合の場合と同様に、画像と
の熱接着性とその転写画像の剥離性の向上、転写時に利
用する加熱、加圧されたロールへの転移しないこととい
う優れた特徴が見られなくなる。
【0053】また、架橋度が65%を越すと、環境中の水
分の影響を受けやすく、特に塗膜が著しく吸湿をした場
合は画像との熱接着性、転写画像との剥離性が低下す
る。
【0054】これら、ポリオレフィンとα,β−不飽和
カルボン酸との共重合体の分子間を金属イオンで架橋し
た樹脂の製造方法自体は周知であり、例えば、特公昭39
-6810号公報、特開昭49-121891 号公報などに記載され
ている方法が採用できる。また、この樹脂の水分散方法
としては、特開昭51-62890号公報、特開昭55-98242号公
報などに記載されている方法が利用できる。
【0055】画像受像層に用いるエチレンと酢酸ビニル
の共重合体からなる樹脂のエチレンと酢酸ビニルの重量
比は95/5〜65/35であることが好ましい。酢酸ビニル
の重量比がこの範囲より少ない場合は十分な熱接着性が
得られず、また、この範囲より多い場合は粘着性が生じ
画像転写時の位置合わせ作業等を困難なものとする。
【0056】また、画像受像層の構成は接着性および剥
離性のバランスによって決定され、ポリオレフィンと
α,β−不飽和カルボン酸との共重合体の分子間を金属
イオンで架橋した樹脂とエチレンと酢酸ビニルの共重合
体からなる樹脂の混合物の構成は 100/0〜10/90の重
量割合の中から選ばれる。
【0057】この受像シートの画像受像層の厚みは転写
されたすべての画像層の厚みと被転写材料(永久支持
体)の表面の凹凸の深さの和よりも大きいことが必要で
あるが、厚すぎた場合には各色の画像の重ね合わせる際
の見当精度を悪くする欠点がある。通常、印刷本紙を被
転写材料に選ぶ場合、画像受像層の厚みは15〜150 μm
の範囲から選ばれるのが好ましい。
【0058】以上、これまで説明してきた材料を用い
て、多色画像形成方法による通常のカラープルーフの作
製手順を次に説明する。
【0059】1.感光性転写シートC1の構成からなる
イエロー、マゼンタ、ブラックの感光性転写シートと感
光性転写シートC2の構成からなるシアンの感光性転写
シートをそれぞれのポジ型原稿に重ね活性光線(通常、
紫外線光線)で露光、温水浸漬(40〜50℃の水に30〜60
秒間)し、擦り現像により、4色の分色画像を形成す
る。
【0060】2.受像シートの画像受像層上に分色画像
を重ね、加熱、加圧された2本のロールの間を通すこと
により画像受像層上に分色画像の画像層を貼り合わせ、
冷却後、感光性転写シートの透明支持体を剥離除去す
る。例えば、シアン用感光性転写シートを感光性転写シ
ートC2の構成のものとした時、この際の転写順は(イ
エロー→マゼンタ→ブラック→シアン)または(イエロ
ー→ブラック→マゼンタ→シアン)または(マゼンタ→
イエロー→ブラック→シアン)または(マゼンタ→ブラ
ック→イエロー→シアン)または(ブラック→イエロー
→マゼンタ→シアン)または(ブラック→マゼンタ→イ
エロー→シアン)の中から選ばれ、常に感光性転写シー
トC2の構成のものは一番最後にする。ロールの加熱温
度は80〜130 ℃、圧力 1.0〜6.0kgf/cm2 の圧力をロー
ルの両端から加えることが望ましい。
【0061】3.全ての分色画像が転写された受像シー
ト上に転写された全ての分色画像層を被転写材料に貼り
合わせ、冷却後、受像シートを剥離し、被転写材料に多
色画像を形成する。
【0062】
【発明の効果】本発明の方法は支持体上に着色感光層が
剥離可能である離型層、着色感光層が順次塗設されてい
る感光性転写シートC1、および支持体上に感熱接着性
の接着剤層が剥離可能である離型層、感熱接着性の接着
剤層、着色感光層が順次塗設されている感光性転写シー
トC2、および支持体上に画像受像層を有する受像シー
トを使用し、n枚の感光性転写シートの画像層を受像シ
ートに順次転写し、次いで、その画像層を永久支持体に
再転写して後、受像シート剥離してなる多色画像形成方
法であり、1から(n−1)枚目までは感光性転写シー
トC1の構成からなる感光性転写シートを使用し、最後
のn枚目のみ感光性転写シートC2の構成からなる感光
性転写シートを使用することにより、紙等の永久支持体
に受像シートの画像受像層上の画像を転写する。その後
で受像シートを剥離するに際して紙ムケ等の問題が発生
することが無い。従って受像シートを剥離する際に特別
なコツを必要とせず、作業性が良好となった。
【0063】また、最終的に仕上がったプルーフは、そ
の画像の表面には何も転写被覆されていないため、不要
な光沢を生ずることもない。従ってマット処理を行なわ
なくても印刷物との近似性がそこなわれることなく、優
れたカラープルーフを得ることができる。
【0064】
【実施例】以下に、本発明を実施例によって更に具体的
に説明するが、本発明は以下の実施例によって限定され
るものではない。なお本実施例の部は重量部、%は重量
%を意味する。
【0065】1.(感光性転写シートC1およびC2の
離型層形成液)
【0066】離型層形成液A 飽和ポリエステル(30%液) 49部 (サーモラックF−1:総研化学(株)製) アクリル・メラミン共重合体(40%液) 0.75部 (テスピールTA51−824A:日立化成ポリマー(株)製) P−トルエンスルホン酸(50%液) 0.25部 トルエン 20部 メチルエチルケトン 20部 シクロヘキサノン 10部
【0067】離型層形成液B スチレン無水マレイン酸樹脂(100%) 10部 (スチレンHS−1:大同工業(株)製) 飽和ポリエステル(30%液) 30部 (サーモラックF−1:総研化学(株)製) メタノール 40部 トルエン 40部
【0068】離型層形成液C 塩化ビニリデン(40%液) 7.5部 (クレハロンSOA:呉羽化学工業(株)製) アクリル・メラミン共重合体(40%液) 20部 (テスピールTA51−824A:日立化成ポリマー(株)製) P−トルエンスルホン酸(50%液) 1.5部 トルエン 30部 メチルエチルケトン 30部 シクロヘキサノン 11部
【0069】2.(感光性転写シートC1およびC2の
着色感光層形成液)
【0070】着色感光層形成液A 4,4′−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン酸ソーダ 2.1部 ポリビニルピロリドン(45%液) 4部 (PVP K−60:ジェネラルアニリン&フィルム会社製) ポリアクリル酸エステルエマルジョン(46%液) 15.6部 (プライマルB−15:日本アクリル化学(株)製) 着色顔料分散液 5部 メタノール 20部 水 53.3部
【0071】着色感光層形成液B パラジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドの縮合物 2部 ポリアクリルアミド(10%液) 22.5部 (重合度 10000:半井化学製) エチレンと酢酸ビニルの共重合体(50%液) 13.5部 (スミカフレックス−751:住友化学(株)製) 着色顔料分散液 5部 メタノール 20部 水 37部
【0072】着色感光層形成液C 4,4′−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン酸ソーダ 1.2部 ポリビニルピロリドン(45%液) 3部 (PVP K−60:ジェネラルアニリン&フィルム会社製) エチレンと酢酸ビニルの共重合体(50%液) 15.3部 (スミカフレックス−702:住友化学(株)製) 着色顔料分散液 5部 メタノール 20部 水 55.5部
【0073】着色感光層形成液D スチルバゾリウム基導入ポリビニルアルコール 18.6部 (N−メチルスチルバゾリウム基 1.25モル%導入、 平均重合度1700、ケン化度88%、10%水溶液) ポリアクリル酸エステルエマルジョン(46%液) 15.7部 (プライマル B−15:日本アクリル化学(株)製) 着色顔料分散液 5部 メタノール 30.4部 水 30.4部
【0074】尚、上記着色感光層形成液に使用される着
色顔料分散液は次の配合でインキ練り機により分散し得
られる。
【0075】 顔料 60部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 10部 (メトローズ60SH4000:信越化学(株)製) 非イオン界面活性剤 1部 (ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテル) 水 229部
【0076】*顔料としては、ブラック:カーボンブラ
ック、イエロー:パーマネントイエローHR、マゼン
タ:パーマネントカーミンFB、シアン:フロシアニン
ブルーを用いた。
【0077】3.(感光性転写シートC2の接着剤層)
【0078】接着剤層形成液 ポリエステル樹脂(34%液) 30部 (バイロナールMD−1200:東洋紡(株)製) イソプロピルアルコール 35部 水 35部
【0079】4.(受像シートのプライマー処理層形成
液)
【0080】 アクリルポリオール(50%液) 45部 (サーモラックU−245B:総研化学(株)製) イソシアネート(75%液) 20部 (タケネートD−110N:武田薬品(株)製) シリカ 5部 (ミズカシールSK−7:水沢化学(株)製) トルエン 100部 酢酸エチル 100部 エチルセルソルブ 50部
【0081】5.(受像シートの画像受像層形成液)
【0082】画像受像層形成液A (ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重
合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂の水分散体) ポリオレフィン:エチレン α,β−不飽和カルボン酸:メタクリル酸 金属イオン:ナトリウム ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合
比:85/15 架橋度:35% からなる25%水分散体 (エチレンと酢酸ビニルの共重合体からなる樹脂の水分
散体) エチレンと酢酸ビニルの共重合比:85/15 メルトインデックス:150 からなる35%水分散体 (ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重
合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂の水分散体)
と(エチレンと酢酸ビニルの共重合体からなる樹脂の水
分散体)の固型分混合比率:20/80
【0083】画像受像層形成液B (ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重
合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂の水分散体) ポリオレフィン:エチレン α,β−不飽和カルボン酸:メタクリル酸 金属イオン:ナトリウム ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合
比:85/15 架橋度:35% からなる25%水分散体 (エチレンと酢酸ビニルの共重合体からなる樹脂の水分
散体) エチレンと酢酸ビニルの共重合比:85/15 メルトインデックス:150 からなる35%水分散体 (ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重
合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂の水分散体)
と(エチレンと酢酸ビニルの共重合体からなる樹脂の水
分散体)の固型分混合比率:50/50
【0084】画像受像層形成液C (ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重
合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂の水分散体) ポリオレフィン:エチレン α,β−不飽和カルボン酸:メタクリル酸 金属イオン:ナトリウム ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合
比:85/15 架橋度:35% からなる25%水分散体 (ポリオレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重
合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂の水分散体)
と(エチレンと酢酸ビニルの共重合体からなる樹脂の水
分散体)の固型分混合比率: 100/0
【0085】(実施例1) (感光性転写シートC1の作製方法)厚み 100μmの2
軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、離型層形成液Aを用い、乾燥膜厚2μmの離型層を
塗設した。更に、その離型層上に、着色感光層形成液A
(分散顔料はブラック)を用いて、乾燥膜厚2μmの着
色感光層を塗設することにより、ブラック用の感光性転
写シートC1を作製した。
【0086】同様にして、着色感光層形成液Aの分散顔
料を変えたものを用いて、イエロー、マゼンタ用の感光
性転写シートC1を作製した。
【0087】(感光性転写シートC2の作製方法)厚み
100μmの2軸延伸されたポリエチレンテレフタレート
フィルム上に、離型層形成液Aを用いて、乾燥膜厚2μ
mの離型層を塗設した。更に、その離型層上に、接着剤
層形成液を用いて、乾燥膜厚2μmの接着剤層を塗設し
た。更に、その接着剤層上に、着色感光層形成液A(分
散顔料はシアン)を用いて、乾燥膜厚2μmの着色感光
層を塗設することにより、シアン用の感光性転写シート
C2を作製した。
【0088】この4枚の感光性転写シートをそれぞれの
色に対応する色分解ポジフィルムと重ね、超高圧水銀灯
で適正露光(ウグラ・オフセット・検査カイルにて連続
諧調カイル2段ヌケ)を与え、いずれも40℃温水中に浸
漬後、スポンジで擦りブラック、イエロー、マゼンタ、
シアンの4枚の転写シートを得た。
【0089】(受像シートの作製方法)厚み 125μmの
2軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムの
片面が予めコロナ放電処理された面の上に、受像シート
のプライマー処理層形成液を用いて、乾燥膜厚2μmの
プライマー層を形成した。そのブライマー層の上に、画
像受像層形成液Aを用いて、乾燥膜厚80μmの画像受像
層を形成し、受像シートを得た。
【0090】次いで、この受像シートの画像受像層上に
すでに画像を形成した感光性転写シートC1のブラック
画像面を重ね、加熱、加圧された2本のロール(120℃、
4.0kgf/cm2 )の間を通すことにより画像受像層上にブ
ラックの画像層を貼り合わせ、冷却後、感光性転写シー
トC1の透明支持体を離型層ごと剥離する。
【0091】この操作により、画像受像層上にブラック
の画像層のみ転写される。更に、残りの分色画像を、ブ
ラック画像層が転写された画像受像層上にイエロー、マ
ゼンタ、シアンの順に、順次同様の操作により転写す
る。この場合イエロー、マゼンタは画像層のみ転写さ
れ、シアンは画像層とともに接着剤層をも転写する。
【0092】最後に、この受像シートの画像受像層上に
転写された4色の画像層と接着剤層面を被転写材料とし
てコート紙(SKコート 105g/m2 :山陽国策パルプ
(株)製)を重ね合わせ、加熱、加圧された2本のロー
ル(120℃、 4.0kgf/cm2 )の間を通すことにより、画像
受像層上に転写されていたすべての画像層と接着剤層を
コート紙に貼り合わす。冷却後、受像シートを画像受像
層ごと剥離することにより、コート紙上に下から接着剤
層、シアン画像層、マゼンタ画像層、イエロー画像層、
ブラック画像層が完全に転写され、多色画像が形成され
た。
【0093】この出来上ったカラープルーフは色彩共に
印刷物に非常に近似しており、その画像表面は過度の光
沢を有することなく、マット処理を施す必要のないもの
であった。尚、転写後、受像シートを紙から剥離した際
も、紙ムケなどの剥離不良を生ずることなく良好な剥離
性を示した。
【0094】(実施例2) (感光性転写シートC1およびC2の作製方法)実施例
1と同様の支持体、および離型層形成液Bと着色感光層
形成液Bを用いて、ブラック、イエロー、マゼンタ用の
感光性転写シートC1を得た。また実施例1と同様の支
持体、および離型層形成液Bと接着剤層形成液および着
色感光層形成液Bを用いてシアン用の感光性転写シート
C2を得た。続いて、実施例1と同様な露光および現像
方法を行ない、4枚の転写シートを得た。
【0095】(受像シートの作製方法)実施例1同様の
支持体、およびプライマー処理層形成液と画像受像層形
成液Bを用いて、膜厚 100μmの画像受像層をもつ受像
シートを得た。
【0096】上記の材料を用いて、実施例1と同様の方
法により、コート紙上に多色画像を形成した。
【0097】この場合も、実施例1と同様に、その画像
表面のマット化処理をすることを必要とせず、印刷物と
の近似性は良好であった。また、受像シートを紙から剥
離した際も、紙ムケなどの剥離不良を書ずことなく良好
な剥離性をしめした。
【0098】(実施例3) (感光性転写シートC1およびC2の作製方法)実施例
1と同様の支持体、および離型層形成液Cと着色感光層
形成液Cを用いて、ブラック、イエロー、マゼンタ用の
感光性転写シートC1を得た。また実施例1と同様の支
持体、および離型層形成液Cと接着剤層形成液および着
色感光層形成液Cを用いてシアン用の感光性転写シート
C2を得た。続いて、実施例1と同様な露光および現像
方法を行ない、4枚の転写シートを得た。
【0099】(受像シートの作製方法)実施例1同様の
支持体、およびプライマー処理層形成液と画像受像層形
成液Cを用いて、膜厚 120μmの画像受像層をもつ受像
シートを得た。
【0100】上記の材料を用いて、実施例1と同様の方
法により、コート紙上に多色画像を形成した。
【0101】この場合も、実施例1と同様に、その画像
表面のマット化処理をすることを必要とせず、印刷物と
の近似性は良好であった。また、受像シートを紙から剥
離した際も、紙ムケなどの剥離不良を生ずることなく良
好な剥離性をしめした。
【0102】(実施例4) (感光性転写シートC1およびC2の作製方法)実施例
1と同様の支持体、および離型層形成液Aと着色感光層
形成液Dを用いて、ブラック、イエロー、マゼンタ用の
感光性転写シートC1を得た。また実施例1と同様の支
持体、および離型層形成液Aと接着剤層形成液および着
色感光層形成液Dを用いてシアン用の感光性転写シート
C2を得た。続いて、実施例1と同様な露光および現像
方法を行ない、4枚の転写シートを得た。
【0103】(受像シートの作製方法)実施例1同様の
支持体、およびプライマー処理層形成液と画像受像層形
成液Cを用いて、膜厚 100μmの画像受像層をもつ受像
シートを得た。
【0104】上記の材料を用いて、実施例1と同様の方
法により、コート紙上に多色画像を形成した。
【0105】この場合も、実施例1と同様に、その画像
表面のマット化処理をすることを必要とせず、印刷物と
の近似性は良好であった。また、受像シートを紙から剥
離した際も、紙ムケなどの剥離不良を生ずることなく良
好な剥離性をしめした。
【0106】(実施例5) (感光性転写シートC1およびC2の作製方法)実施例
1と同様の支持体、および離型層形成液Cと着色感光層
形成液Bを用いて、ブラック、イエロー、マゼンタ用の
感光性転写シートC1を得た。また実施例1と同様の支
持体、および離型層形成液Cと接着剤層形成液および着
色感光層形成液Bを用いてシアン用の感光性転写シート
C2を得た。続いて、実施例1と同様な露光および現像
方法を行ない、4枚の転写シートを得た。
【0107】(受像シートの作製方法)実施例1同様の
支持体、およびプライマー処理層形成液と画像受像層形
成液Aを用いて、膜厚80μmの画像受像層をもつ受像シ
ートを得た。
【0108】上記の材料を用いて、実施例1と同様の方
法により、コート紙上に多色画像を形成した。
【0109】この場合も、実施例1と同様に、その画像
表面のマット化処理をすることを必要とせず、印刷物と
の近似性は良好であった。また、受像シートを紙から剥
離した際も、紙ムケなどの剥離不良を生ずることなく良
好な剥離性をしめした。
【0110】(比較例1) (感光性転写シートの作製方法)厚み 100μmの2軸延
伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム上に、下
記の離型層形成液Dと感熱接着性の接着剤層形成液を用
いて、2μmの膜厚の離型層とその上に 2.5μmの膜厚
の感熱接着性の接着剤層を順次形成した。
【0111】離型層形成液D アクリル・メラミン共重合体(40%液) 2部 (テスピールTA51−824A:日立化成ポリマー(株)製) 塩化ビニル、プロピオン酸ビニル共重合体(40%液) 35部 (リューロンQu−628:東ソー(株)製) P−トルエンスルホン酸(50%液) 1.5部 シリカ 2部 (ミズカシールSK−7:水沢化学(株)製) トルエン 25部 メチルエチルケトン 25部 シクロヘサノン 10部
【0112】接着剤層形成液 ポリエステル樹脂(30%液) 20部 (バイロナールMA−14:東洋紡(株)製) イソプロピルアルコール 40部 水 40部
【0113】次に、この感熱接着性の接着剤層の上に、
前述の着色感光層形成液Cを用いて着色感光層を形成し
た。この方法により、ブラック、イエロー、マゼンタ、
シアン用の4枚の感光性転写シートを得た。露光および
現像方法は、それぞれ実施例1と同様の方法により行な
い、4枚の転写シートを得た。
【0114】(受像シートの作製方法)厚み 125μmの
2軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、前述の離型層形成液Dと感熱接着性の接着剤層形成
液を用いて、2μmの膜厚の離型層と、その上に8μm
の膜厚の感熱接着性の接着剤層を順次形成し、この感熱
製の接着剤層が画像受像層となる受像シートを作成し
た。
【0115】次いで、この受像シートの画像受像層(感
熱接着性の接着剤層)上にすでに画像を形成した感光性
転写シートのブラック画像面を重ね、加熱、加圧された
2本のロール(120℃、4.0 kgf/cm2 )の間を通すことに
より画像受像層(感熱接着性の接着剤層)上にブラック
画像層を貼り合わせ、冷却後、感光性転写シートの透明
支持体を離型層ごと剥離する。この場合、受像シートに
は、感光性転写シートの画像層と感熱接着性の接着剤層
がともに転写される。
【0116】更に、残りの分色画像を、すでに転写され
たブラック画像層およびその感熱接着性の接着剤層の上
にイエロー、マゼンタ、シアンの順に、順次同様の操作
により転写する。この場合もイエローはイエローの画像
層とその感熱接着性の接着剤層、マゼンタはマゼンタの
画像層とその感熱接着性の接着剤層とがともに転写され
ることになる。
【0117】最後に、この受像シートの画像受像層(感
熱接着性の接着剤層)上に転写された4色の画像層およ
びそれに伴って転写された感熱接着性の接着剤層面と被
転写材料としてコート紙(SKコート 105g/m2 :山陽
国策パルプ(株)製)を重ね合わせ、加熱、加圧された
2本のロール(120℃、 4.0kgf/cm2 )の間を通すことに
より、受像シートの画像受像層(感熱接着性の接着剤
層)上に転写されたすべての画像層およびそれに伴って
転写された感熱接着性の接着剤層とコート紙を貼り合わ
せる。冷却後、受像シートの透明支持体をその離型層ご
と剥離することにより、コート紙上に4色の画像層およ
びそれに伴う感熱接着性の接着剤層、且つ受像シートの
画像受像層(感熱接着性の接着剤層)が転写される。こ
の方法によりコート紙上に多色画像を形成して後、受像
シートを剥離した。
【0118】この方法によって作製したカラプルーフ
は、最終的に受像シートを剥離した際に紙ムケ等の問題
は生じなかったが、仕上がったカラープルーフの画像表
面に不必要な光沢が生じ、印刷物と異なる仕上がりにな
った。
【0119】(比較例2) (感光性転写シートの作製方法)実施例1と同様の支持
体、および離型層形成液Bと着色感光層形成液Bを用い
て、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン用の4つの
感光性転写シートC1を得た。続いて、実施例1と同様
な露光および現像方法を行ない、4枚の転写シートを得
た。
【0120】(受像シートの作製方法)実施例1同様の
支持体、およびプライマー処理層形成液と画像受像層形
成液Bを用いて、膜厚 100μmの画像受像層をもつ受像
シートを得た。
【0121】上記の材料を用いて、実施例1と同様の方
法により、コート紙上に多色画像を形成して後、受像シ
ートを剥離した。
【0122】この方法によって作製されたカラープルー
フは、その画像表面に不必要な光沢を有することなく、
マット処理を施す必要のないものであったが、最終的に
受像シートを剥離する際に、紙ムケが生じた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を段階を追って模式的に示したも
ので、(1)は露光、現像後の感光性転写シートC1の
模式図であり、(2)は露光、現像後の感光性転写シー
トC2の模式図であり、(3)は受像シートの模式図
(プライマー処理層を省略)であり、(4)は感光性転
写シートC1の着色画像層を受像シートに転写し、その
支持体を剥離する段階を示す説明図であり、(5)は感
光性転写シートC1の着色画像層を3色、受像シートに
転写した段階を示す説明図であり、(6)は感光性転写
シートC2の着色画像層および接着剤層を受像シートに
転写し、その支持体を剥離する段階を示す説明図であ
り、(7)は最終的に被転写材料上に受像シート上の着
色画像層および接着剤層を転写し、受像シートを剥離す
る段階を示す説明図である。
【符号の説明】
A 感光性転写シートC1,C2および受像シートの透
明支持体 B 感光性転写シートC1,C2の離型層 C 感光性転写シートC1,C2の着色画像層 (転写された順に、C−1,C−2…と記す) D 感光性転写シートC2の接着剤層 E 受像シートの画像受像層 F 被転写材料(紙など)
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】この場合も、実施例1と同様に、その画像
表面のマット化処理をすることを必要とせず、印刷物と
の近似性は良好であった。また、受像シートを紙から剥
離した際も、紙ムケなどの剥離不良を生ずることなく良
好な剥離性をしめした。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に着色感光層が剥離可能である
    離型層、着色感光層が順次塗設されている感光性転写シ
    ートC1、及び支持体上に感熱接着性の接着剤層が剥離
    可能である離型層、感熱接着性の接着剤層、着色感光層
    が順次塗設されている感光性転写シートC2、及び支持
    体上に画像受像層を有する受像シートを使用し、n枚の
    感光性転写シートから得られた画像層を受像シートに順
    次転写し、次いでその画像層を永久支持体に再転写した
    後、受像シートを剥離してなる多色画像形成方法におい
    て、1から(n−1)枚目までは感光性転写シートC1
    の構成からなる感光性転写シートを使用し、最後のn枚
    目のみ感光性転写シートC2の構成からなる感光性転写
    シートを使用することを特徴とする多色画像形成方法。
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