JP3117172B2 - 感光性転写シート - Google Patents

感光性転写シート

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JP3117172B2
JP3117172B2 JP05232467A JP23246793A JP3117172B2 JP 3117172 B2 JP3117172 B2 JP 3117172B2 JP 05232467 A JP05232467 A JP 05232467A JP 23246793 A JP23246793 A JP 23246793A JP 3117172 B2 JP3117172 B2 JP 3117172B2
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俊彦 高田
紀雄 矢部
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色画像形成材料に関
するものであり、さらに詳しくは、主として写真製版工
程で不可欠な校正作業に用いうるプレプレスカラープル
ーフを得るために使用する感光性転写シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷において、印刷の仕上がりの
色・調子等をチェックするためのプレプレスカラープル
ーフに関しては、従来からその形態により主として、オ
ーバーレイ法及びサープリント法とがある。
【0003】オーバーレイ法は、各色分解原版が着色感
光剤を塗布した透明支持体に各色に応じプリントし、白
色のシート上に各色重ね合わせて校正を行なうものであ
る(USP3136637、USP3221553、U
SP3326682)。この方法はプルーフを迅速に作
ることができ、また2または3色を適当に組み合わせる
ことによって分色校正刷りとして利用することができ
る。しかしながら、この種のタイプは各々の透明支持体
を重ね合わせるので、濁りを生じ、印刷機や校正機で刷
った印刷物に比較して感覚的に著しい差異を生じる。
【0004】サープリント方式による多色画像を形成す
る方法は種々提案されている。この中、感圧接着剤によ
る方法は、主として支持体上に着色感光層、感圧接着層
の順で積層されており、接着層面を転写すべき白色ベー
ス台紙と十分加圧密着させ支持体を剥がすと、着色感光
層が台紙上に転写され、しかる後該着色感光層の色調に
応じた色分解原稿を密着露光し、専用現像液で現像、乾
燥して分解像を作る。この上にさらに残りの色について
も同じ操作を繰り返して多色画像を形成する(特公昭4
7−27441号公報)。
【0005】また、感圧接着剤を使用せず熱により転写
使用とするものは種々提案されている。例えば支持体上
にある温度以上で粘着性を示す着色光重合層を設けたも
のに原稿を重ね、密着露光すれば、露光部は粘着性を示
さなくなるので未露光部のみ、紙ベースに転写するもの
(USP3203805)。または支持体上の着色重合
層を露光現像した後、着色画像を感熱接着剤を有するベ
ースに熱転写するもの(USP4304836)。また
は支持体/剥離層/着色感光層からなるものを露光・現
像し、着色画像を得た後、感熱接着剤を該接着剤もしく
は受像面に塗布などし、熱転写する方法などがある(U
PS3721557、特公昭46−15326号公報、
特公昭49−441号公報)。
【0006】従来からこのような目的に使用される着色
感光層(ネガタイプ)は、種々のタイプか提案されてい
るが、皮膜形成性の水溶性高分子と光不溶化剤および着
色剤から組み合わせが一般的に広く用いられている。皮
膜形成の水溶性高分子物質としては、ポリビニルアルコ
ール、ゼラチン、カゼイン、グルーアルギン酸類、ガム
類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸および
その塩、ポリメタクリル酸およびその塩、ポリアクリル
アミド、ポリエチレンオキサイドポリビニルピロリドン
等多くのものが挙げられる。また、光不溶化剤について
もジアゾニウム塩、その縮合物、テトラゾニウム塩、重
クロム酸塩類、アジド化合物等があり数多くの組み合わ
せが使用されている。
【0007】しかし、これらの組み合わせにおいては、
光不溶化剤であるジアゾニウム塩、その縮合物、テトラ
ゾニウム塩などが着色されており、さらに露光後におい
ても光分解残留物が着色されている影響で、用いた着色
剤が汚染され着色剤の持つ純粋な色調が得がたく、また
透明感に欠けるという欠点があった。さらに、いずれも
高温多湿下で保存するとかぶりを生じるなど取り扱いに
十分な注意を払う必要があった。
【0008】また、先に特開昭61−186955号公
報、特開昭61−286858号公報において全ての処
理が明室で行なえ、現像処理も水のみで行なえるため、
環境面、爆発などの安全面でも有利であり、作業性に優
れ、材料費のみならずランニングコストも大幅に節約で
きるなど多くの優位性を持った色校正にも応用できる多
色画像形成方法およびその材料が見いだされた。
【0009】即ち透明支持体上に、熱融着性の中間層を
介して、一般式(I)または(II) (但し式中RおよびRはそれぞれ互いに独立に、水
素原子またはアルキル基を表し、Yは酸の共役塩基性
イオンを示し、mは1〜6の整数を表し、nは0または
1を表す)で示される水に可溶で且つ光により不溶化す
る着色感光層を設けてなる熱転写感光シートを、 (1)陰画原稿を通して該感光材料を活性光線により密
着露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去し、画像を形
成する段階、 (2)該形成画像面をさらに熱融着層を有する被転写材
料の熱融着面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後、透
明支持体を熱融着性を有する中間層から剥ぎとり、着色
画像を中間層と共に被転写材料に転写させる段階で処理
することからなり、まず段階(1)で着色感光層の色調
の異なるものを用意して、それぞれの色調に応じて、陰
画原稿を選択し、密着露光、水洗溶去し、画像を形成
し、次に段階(2)でそれらのうちの特定の色調の着色
画像を被転写材料に転写した後、 (3)さらに上記とは異なる色調の着色画像の形成され
た感光材料の画像面を、段階(2)で得た転写済みの被
転写材料の熱融着面と密着させ、加熱加圧させ、しかる
後透明支持体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層
と共に被転写材料の既転写面上に転写させる段階、で処
理することからなり3色目以降は、段階(3)を繰り返
すことを特徴とする多色画像の形成方法である。
【0010】この方法は、保存性に優れかつ、明室で取
り扱いが可能な上、現像処理も水のみで行なえ、さらに
は用いる着色剤の色調を汚染することなく、印刷物ある
いは校正刷りに極めて近い仕上りとなるプレプレスカラ
ープルーフを得ることができる。しかし、この方法にお
いてもさらに高精度のプレプレスカラープルーフを得る
ためには見当精度に問題があった。即ちその問題とは、
感光材料を先に露光、現像して得られた各色調の異なる
画像を次々に被転写材料の熱融着面に密着、加熱加圧処
理により転写させるため、見当合せが非常に難しく、見
当の精度が劣るということである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は印刷物に極め
て近い仕上がりとなるサープリント法による高精度のプ
レプレスカラープルーフィングに用いる多色画像形成材
料を提供することが目的であり、さらに詳しくは保存性
に優れ且つ明室で取り扱いが可能な上、現像処理も水の
みで行なえ、さらには用いる着色剤の色調を汚染するこ
となく、濁りのない、見当精度にも優れる高精度のプレ
プレスカラープルーフを得るための多色画像形成材料を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】つまり本発明者らは、片
面に剥離層を有する支持体上の剥離層表面上に、水に可
溶で光により不溶化する着色感光層、およびヒートシー
ル層を形成してなることを特徴とする感光性転写シート
を用意し、次に述べる方法Aまたは方法Bを用いて多色
画像を形成することにより見当精度の高いプレプレスカ
ラープルーフが得られることを見出した。
【0013】(方法A) (ア) 感光性転写シートを熱融着層を有する第一受像シ
ート上に加熱加圧させ、しかる後支持体を感光層から剥
ぎとり、着色感光層をヒートシール層と共に第一受像シ
ート上に仮転写して後、陰画原稿を通して該感光材料を
活性光線により密着露光させ非露光部を水洗溶去して画
像を形成する段階、(イ) さらに上記とは異なる色調の
着色感光層を有する該感光材料の熱接着面を、段階
(ア) で得られた第一受像シート上の1色目の画像面と
密着させ、加熱加圧させ、しかる後支持体を感光層から
剥ぎとり、着色感光層をヒートシール層と共に第一受像
シートの既転写面上に転写し、その色調に応じた陰画原
稿を密着露光、水洗溶去し、2色目の画像を形成する段
階、(ウ) 3色目以降の異なる色調の該感光材料を段階
(イ) の作業を繰り返し上記第一受像シート上に多色画
像を形成する段階、(エ) (ウ) の段階で得られた第一
受像シート上の多色画像を第二受像シートに密着させ、
加熱加圧させ、第一受像シートを第一受像シートの熱融
着層と1色目のヒートシール層との界面から剥がし、第
二受像シート上に多色画像を仮転写する段階、(オ)
(エ) の段階で得られた多色画像を第二受像シートを転
写紙に密着させ、加熱加圧させ、第二受像シートを第二
受像シートの熱融着層と最後に転写した画像との界面か
ら剥ぎとる段階、を経て処理することによる多色画像の
形成方法。
【0014】(方法B) (ア) 熱融着層を有する永久受像シート上に加熱加圧さ
せ、しかる後支持体を感光層から剥ぎとり、着色感光層
をヒートシール層と共に永久受像シート上に転写し、陰
画原稿を通して該感光材料を活性光線により密着露光さ
せ非露光部を水洗溶去して画像を形成する段階、(イ)
さらに上記とは異なる色調の着色感光層を有する該感光
材料の熱接着面を、段階 (ア) で得られた永久受像シー
ト上の1色目の画像面と密着させ、加熱加圧させ、しか
る後支持体を感光層から剥ぎとり、着色感光層をヒート
シール層と共に永久受像シートの既転写面上に転写し、
その色調に応じた陰画原稿を密着露光、水洗溶去し、2
色目の画像を形成する段階、(ウ) 3色目以降の異なる
色調の該感光材料を段階 (イ) の作業を繰り返し上記永
久受像シート上に多色画像を形成する段階、を経て処理
することによる多色画像の形成方法。
【0015】本発明の感光性転写シートの着色感光層は
下記一般式(I)および(II) (但し式中RおよびRはそれぞれ互いに独立に、水
素原子またはアルキル基を表し、Yは酸の共役塩基性
イオンを示し、mは1〜6の整数を表し、nは0または
1を表す)で示されるスチルバゾリウム基およびスチル
キノリニウム基から選ばれた少なくとも1種を感光性付
加基として有する変性ポリビニルアルコールと着色剤と
を主成分とし、ヒートシール層がポリエステル、アクリ
ル、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアセテートより
成る群から選択された1またはそれ以上の成分からなっ
ている。
【0016】本発明の感光性転写シートに用いられる支
持体としては、紙、プラスチックフィルム、紙/プラス
チック複合材料、硝子板、金属板等を挙げることがで
き、特にポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポ
リカーボネート、トリアセテートなどのプラスチックフ
ィルムが適しており、その中でも2軸延伸されたポリエ
チレンテレフタレートフィムが強度、耐熱性、寸法安定
性等において優れており好ましい。支持体の厚さは特に
制限はないが50〜150 μm程度が適当である。また、支
持体は剥離層を有していなければならない。即ち、着色
感光層を剥離面に剥離自在に保持できなければならな
い。
【0017】本発明の感光性転写シートに用いられる剥
離層は、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、フッ素樹脂、シ
リコン樹脂、ポリエステル、ポリオレフィンのいずれか
あるいは混合系からなることを必須とし、塗工量は1〜
10g/m2 、より好ましくは2〜5g/m2 が適してい
る。また、剥離層とその上に塗設される着色感光層との
間の剥離強度は、あまり低いとシート断裁時や作業時に
シートエッジの着色感光層が剥離層から剥がれてしま
い、逆に剥離強度が高くなると受像シートへの転写性が
低下するため、剥離強度としては2.5〜3.5g/
mm(ASTM,D−903に従い測定)の範囲である
ことが必要である。
【0018】また、剥離層にマット化剤を添加してマッ
ト化することにより、その上に塗設される着色感光層、
ヒートシール層にもマット化パターンが形成され、耐ブ
ロッキング性能の向上、受像シート上での滑り性の向上
および受像シートに加熱加圧により転写する際に受像シ
ートとヒートシール層の間の空気が抜け易くなるために
両者間の密着性を向上させることができる。このような
目的で使用されるマット化剤としては、二酸化硅素、炭
酸カルシウム、アルミナ等の無機微粒子や、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リスチロール、ポリカーボネート、アクリル酸エステル
樹脂、メタクリル酸樹脂、ポリアクリロニトリルおよび
アクリロニトリルの共重合体等のプラスチックパウダ
ー、さらにでんぷん、セルロース等の微粉末等がある。
マット化剤のサイズは0.01〜20μm、より好ましくは1
〜3μmが適しており、マット化剤の種類、粒子サイ
ズ、添加量をコントロールすることによって、剥離層表
面を所望のマット化にすることができる。
【0019】本発明の感光性転写シートに用いられる水
に可溶で光により不溶化する着色感光層としては、段階
(ア)(イ)(ウ) で水のみによる現像が可能であることを
前提に、感光成分を付加基として有する変性ポリビニル
アルコールと着色剤からなる組合わせを用いる。即ち、
着色剤の純粋な色調が表現でき、且つ保存性に優れてい
るスチルバゾリウム基およびスチルキノリウム基から選
ばれた少なくとも1種を感光成分付加基として有する変
性ポリビニルアルコールが特に適している。本発明でい
う変性ポリビニルアルコールは、特公昭56−5761
号公報および特公昭56−5762号公報および特公昭
56−11906号公報記載の方法にて製造することが
できる。
【0020】着色剤については、水に分散可能な顔料、
水あるいはアルコール可溶性の染料など広範囲に選択で
きるが上記水溶性高分子物質や光不溶化剤、変性ポリビ
ニルアルコールとの混和性が良く、感光性、現像性等に
悪影響を及ぼさない物であることが必要であり、またそ
の色調については、写真製版における色校正の場合に
は、基本的にはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
の4色であり、おのずと各々印刷インクのそれに近い色
のものが望まれる。
【0021】着色剤の添加量は、その種類や着色感光層
の塗布量にもよるが、形成画像が被転写材料に転写され
た後の該着色画像の所望の光学反射濃度により決定され
るべきである。光により不溶化する着色感光層には上記
以外にも暗反応を防止するための安定化剤や該着色感光
層を剥離層面上に設けるに当たり、その塗工性改良のた
めのレベリング剤や消泡剤、界面活性剤等を必要に応じ
て添加することができる。また、該着色感光層を設ける
に当たり上記成分は主として水に溶解または分解して混
合されるが脱泡や塗工性改良を目的として、必要に応じ
てアルコール類等の水に可溶性の有機溶剤を希釈剤とし
て一部使用することもできる。
【0022】該着色感光層の厚さは網諧調再現性など解
像度の点からできうる限り薄い方がよいが着色剤による
画像濃度との兼ね合いから0.5〜5g/m、より好
ましくは1〜3g/mが適している。なお上記着色感
光層を剥離層面上に塗設するに当たっては、従来公知の
いかなる方法によってもピンホール等が無く、均一な塗
膜さえ得られれば特に限定されるものではない
【0023】本発明の感光性転写シートに用いられるヒ
ートシール層は、その下層に塗設される光により不溶化
する着色感光層と光による不溶化後十分な密着性を有
し、且つ着色感光層を侵すことなく塗工可能であり、水
に不溶で色相および透明性を阻害することなく、室温で
は非粘着性で熱により粘着性、融着性となり、被転写シ
ートとも十分な密着性を有する物質から選ばれる。例え
ば以下のような皮膜形成性の高分子物質が挙げられる。
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニリデン
−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、エチレンビニルアセテート類、このほかこれらの高
分子物質相互の混合物、または他の高分子の混合物、ま
たは他の高分子物質、可塑剤など他の物質との混合系も
使用できる。例えば室温で粘着性を示すものでも該粘着
性を防止することができる他物質との組合わせや、逆に
加熱しても粘着性を示さないものでも、粘着性付与物、
可塑剤等との組合わせも考えられ、単一物質のみなず、
また支持体の種類等にもより必要に応じて種々の組合わ
せが考えられ、またそれゆえ必ずしも上記物質に限定さ
れるものではない。
【0024】また、ヒートシール層にマット化剤を添加
してマット化することにより、耐ブロッキング性能の向
上、受像シート上での作業性の向上および受像シートに
加熱加圧により転写する際に受像シートとヒートシール
層の間の空気が抜け易くなるために両者間の密着性を向
上させることができる。このような目的で使用されるマ
ット化剤としては、二酸化硅素、炭酸カルシウム、アル
ミナ等の無機微粒子や、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチロール、ポ
リカーボネート、アクルル酸エステル樹脂、メタクリル
酸樹脂、ポリアクリロニトリルおよびアクリロニトリル
の共重合体等のプラスチックパウダー、さらにでんぷ
ん、セルロース等の微粉末等がある。
【0025】マット化剤のサイズは0.01〜10μm、より
好ましくは1〜3μmが適しており、マット化剤の種
類、粒子サイズ、添加量をコントロールすることによっ
て、ヒートシール層表面を所望のマット化にすることが
できる。着色感光層上にヒートシール層を積層するに
は、上記した高分子物質溶液を通常の方法で着色感光層
上に塗布し乾燥させる。ヒートシール層の塗工量は 0.5
〜5g/m2 、より好ましくは、1〜3g/m2 が適し
ている。
【0026】本発明において方法Aの段階 (ア)(イ)
(ウ) において使用される第一受像シートの支持体は、
水現像に使用されるため耐水性であり且つ積層時の高温
高圧条件下で寸法的に安定であることが要求されるた
め、プラスチックフィルムが適している。上記支持体上
の片面に積層すべき熱融着層に用いられるべき物質とし
ては、室温では非粘着性で、熱により粘着性・融着性を
示す物質、さらに詳しくは前記感光性転写シートのヒー
トシール層と加熱加圧時に相互融着し、熱接着させた感
光性転写シートの支持体を剥離層と共に剥がすと、着色
感光層をヒートシール層と共に容易に受像シート上に転
写することができる物質が選択されるべきである。
【0027】また、段階 (エ)(オ) で使用される第二受
像シートの支持体は第一受像シート同様高温高圧条件下
で寸法的に安定であることが要求されるため、プラスチ
ックフィルムが適している。上記支持体上の片面に積層
すべき熱融着層に用いられるべき物質としては、室温で
は非粘着性で、熱により粘着性・融着性を示す物質、さ
らに詳しくは第一受像シート上に積層された多色画像の
着色画像部(露光部)またはヒートシール層(未露光
部)と加熱加圧時に融着し、熱接着させた第一受像シー
トを第一受像シートの熱融着層と多色画像第1色目のヒ
ートシール層の界面から剥がすと、多色画像を容易に第
二受像シート上に転写することができ、且つ第二受像シ
ート上に転写された多色画像のヒートシール層を転写紙
に密着させ加熱加圧により接着させ、第二受像シートを
第二受像シートの熱融着面と多色画像の最後に転写した
画像面の界面から剥がすと、多色画像を容易に転写紙に
転写できる物質が選択されるべきである。なお第一、第
二受像シートの熱融着物質を支持体に積層するに当たっ
ては、ヒートシール層同様溶液状で塗布、乾燥してもよ
く、フィルム状でラミネートしてもよい。
【0028】また、方法Bで使用される永久受像シート
の支持体としては、紙、プラスチックフィルム、紙/プ
ラスチックフィルム複合材料、ガラス板、金属板等を挙
げることができ、必要に応じて透明支持体を使用する場
合などはコート紙のように白色度を得るために、表面に
白色顔料塗工層を設けることができる。また、板紙、コ
ート紙などの紙ベースのものなど耐水性が低く湿度変化
により寸法変化の生じやすいものについては、必要に応
じて耐水性および伸縮防止層を設けることもできる。上
記支持体に積層すべき熱融着層に用いられるべき物質と
しては、室温では非粘着性で、熱により粘着性・融着性
を示す物質、さらに詳しくは前記感光性転写シートのヒ
ートシール層と加熱加圧時に相互融着し、熱接着させた
感光性転写シートの透明支持体を剥がすと、着色感光層
をヒートシール層と共に容易に受像シート上に転写する
ことができる物質が選択されるべきである。この熱融着
物質を永久受像シートの支持体に積層するに当たって
は、ヒートシール層同様溶液状で塗布、乾燥してもよ
く、フィルム状でラミネートしてもよい。
【0029】
【実施例】本発明をさらに明確にするため、以下に実施
例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお実施例中の「部」は全て重量部を示す。
【0030】(実施例1) <剥離層形成液> テスファイン322 1.2部 (アクリルアミド共重合物:日立化成ポリマー(株)) ドライヤー900 0.1部 (パラトルエンスルホン酸:日立化成ポリマー(株)) リューロンQu−628 19.6部 (塩化ビニループロピオン酸ビニル共重合体:東ソー(株)) クレハロンSOA 16.9部 (塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体:呉羽化学(株)) エポスターMS 0.2部 (ベンゾグアナミン:日本触媒化学工業(株)) トルエン 25 部 メチルエチルケトン 25 部 シクロヘキサノン 12 部
【0031】 <着色感光層形成液> イエロー液 SBQ変性PVA 10%水溶液 35.6部 (Nメチルスチルバゾリウム基1.22モル%導入、 平均重合度1100、ケン化度80%) SBQ変性PVA 14%水溶液 8.5部 (Nメチルスチルバゾリウム基1.28モル%導入、 平均重合度 500、ケン化度80%) 顔料分散液 1.5部 メタノール 15 部 ブタノール 4 部 水 35.6部
【0032】 マゼンタ液 SBQ変性PVA 10%水溶液 36.4部 (Nメチルスチルバゾリウム基1.22モル%導入、 平均重合度1100、ケン化度80%) SBQ変性PVA 11%水溶液 8.3部 (Nメチルスチルバゾリウム基 1.9モル%導入、 平均重合度 500、ケン化度88%) 顔料分散液 2.3部 メタノール 15 部 ブタノール 4 部 水 34 部
【0033】 シアン液 SBQ変性PVA 10%水溶液 40 部 (Nメチルスチルバゾリウム基1.22モル%導入、 平均重合度1100、ケン化度80%) SBQ変性PVA 11%水溶液 6.4部 (Nメチルスチルバゾリウム基1.90モル%導入、 平均重合度 500、ケン化度88%) 顔料分散液 1.5部 メタノール 15 部 ブタノール 4 部 水 33 部
【0034】 ブラック液 SBQ変性PVA 10%水溶液 34 部 (Nメチルスチルバゾリウム基 2.1モル%導入、 平均重合度1100、ケン化度80%) 顔料分散液 6 部 メタノール 38 部 ブタノール 4 部 水 18 部
【0035】上記着色感光層形成液、イエロー、シア
ン、マゼンタ、ブラックの顔料分散液は、それぞれパー
マネントイエローHR、パーマネントカーミンFB、フ
タロシアニンブルー、カーボンブラックの顔料を使用
し、以下の配合でインキ練り機で3時間分散することに
より得た。 顔料 20 部 非イオン活性剤 1 部 (ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテル主体) 水 80 部
【0036】 <ヒートシール層形成液> エルバロイ741 4 部 (エチレンビニルアセテート:デュポン(株)) ビニライトVYHH 4 部 (塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体:ユニオンカーバイト(株)) デンカラックTL−03 2 部 (塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体:電気化学工業(株)) トルエン 72 部 メチルエチルケトン 18 部
【0037】剥離層形成液を2軸延伸した厚さ 100μm
のポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、マイ
ヤーバーで塗布し 140℃1分間乾燥して、約3g/m2
の剥離層を形成した。さらにこの上に着色感光層形成液
のイエロー液をマイヤーバーで塗布、乾燥して塗工量約
2g/m2 の着色感光層を得た。他のマゼンタ、シア
ン、ブラックについても同様にして着色感光層(塗工量
約2g/m2 )を得た。
【0038】次いで、上記各着色感光層の上に、それぞ
れヒートシール層形成液をマイヤーバーで塗布し、 110
℃1分間乾燥して、約1g/m2 の厚さのヒートシール
層を形成し感光性転写シートを得た。得られた感光性転
写シートの剥離層と着色感光層との間の剥離強度は 3.0
g/25mmであった(ASTM,D−903により測
定)。
【0039】また上記感光性転写シートとは別に、2軸
延伸した厚さ 100μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムの片面にウレタン系樹脂(アドコートAD557
−1/アドコートCAT−52:東洋モートン(株))
溶液をマイヤーバーで塗布、乾燥後約3g/m2 のアン
カー層を形成させ、その上に80μmのナトリウム系アイ
オノマーフィルムHM−07(タマポリ(株))をラミ
ネートして第一受像シートを得た。同様にしてアンカー
層の上に80μmのナトリウム系アイオノマーフィルムH
M−01(タマポリ(株))をラミネートして第二受像
シートを得た。
【0040】これらの材料を用いて、以下のように多色
画像を形成した。即ち上記イエロー用感光性転写シート
のヒートシール層と、第一受像シートの熱融着層と重ね
110℃に加熱したローラーで押圧してから、熱転写シー
トの支持体(100μmポリエチレンテレフタレートフィル
ム)を剥離層と共に剥がすと、着色感光層はヒートシー
ル層と共に第一受像シート上に転写された。この上にイ
エロー版用の色分解ネガフィルムを密着させ、2KWの高
圧水銀灯で1mの距離から30秒間露光を与え、その後被
露光部を1kg/cm2 に加圧したノズルから噴出する常温
水で水洗溶去し、水切りの後約50℃の温風で乾燥し、イ
エローに着色したネガ−ポジ画像を得た。
【0041】さらに、上記第一受像シート上に形成され
たイエロー画像の上に、マゼンタの熱転写シートの熱接
着面を重ね、 110℃に加熱したローラーで押圧してか
ら、熱転写シートの支持体を剥離層と共に剥がすと、マ
ゼンタの着色感光層はヒートシール層と共に第一受像シ
ート上のイエロー画像の上に転写された。この上にマゼ
ンタ版用の色分解ネガフィルムを密着させ露光する。次
いで、イエローの場合と同じように処理する。マゼンタ
の後、シアンで同様の方法で処理し、次いでブラックで
処理すると、第一受像シート上に4色の多色画像(ブラ
ック/シアン/マゼンタ/イエロー/第一受像シート)
が得られた。
【0042】次いで、4色のネガ−ポジ画像を形成した
第一受像シートのブラックの画像面を第二受像シートの
熱融着層と重ね、 110℃に加熱したローラーで押圧して
から、第一受像シートを第一受像シートの熱融着層とイ
エローのヒートシール層の界面から剥がすと第二受像シ
ート上に4色画像が転写された(イエロー/マゼンタ/
シアン/ブラック/第二受像シート)。
【0043】次いで上記第二受像シート上のイエローの
ヒートシール層をコート紙に重ね、110℃に加熱したロ
ーラーで押圧してから第二受像シートを第二受像シート
の熱融着面とブラックの画像面の界面から剥がすと、4
色のネガ−ポジ画像がコート紙上に転写された(ブラッ
ク/シアン/マゼンタ/イエロー/転写紙)。
【0044】転写後の密着性も良好で、背景汚れ(未露
光被画像部の感光層による汚れ)もほとんど無く、見当
精度もA2サイズのプルーフにおける画像のズレ(見当
ズレ)が最大で35μmと非常に優れており、最終印刷物
に酷似した高精度のプレプレスカラープルーフが得られ
た。
【0045】(実施例2)実施例1の感光性転写シート
のヒートシール層形成液を以下のように変えた他は、全
て実施例1と同様に行なった。
【0046】 <ヒートシール層形成液> バイロン20SS 15 部 (ポリエステル:東洋紡績(株)) クレハロンSOA 1.3部 (塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体:呉羽化学工業(株)) トルエン 67 部 MEK 16.7部
【0047】実施例1同様に各着色感光層上に上記熱接
着液を塗工し、 100℃1分間乾燥させ、約1g/m2
ヒートシール層を形成させ、感光性転写シートを得た。
以下の操作は実施例1と同様に行なった。この場合も実
施例1と同じく、背景汚れもほとんど無く、見当精度も
最大45μmと非常に優れており、最終印刷物に酷似した
高精度のプレプレスカラープルーフが得られた。
【0048】(実施例3)実施例1の着色感光液のSB
Q−PVA(スチルバゾリウム基を感光性付加基として
有する変性ポリビニルアルコール)を、スチルキノリニ
ウムを感光性付加基として有する変性ポリビニルアルコ
ールに変えた他は全て実施例1と同様に行なった。この
場合も実施例1と同じく、背景汚れもほとんどなく、見
当精度も最大40μmと非常に優れており、最終印刷物に
酷似した高精度のプレプレスカラープルーフが得られ
た。
【0049】(比較例)先の特開昭61−186955
号公報記載の多色画像形成材料および方法によりA2サ
イズのプレプレスカラープルーフを作成したところ、最
大画像ズレ(見当ズレ)は 100μmであった。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】本発明の感光性転写シートは着色感光層
にスチルバゾリウム基およびスチルキノリニウム基から
選ばれた少なくとも1種を感光性付加基として有する変
性ポリビニルアルコールを用い、有機溶剤可溶型のヒー
トシール剤と組み合わせ前記感光性転写シートの構成に
することにより、保存性に優れ且つ明室で取り扱い可能
な上、現像処理も水のみで行なえ、さらには用いる着色
剤の色調を汚染することなく、濁りもなく、表1示され
るように見当精度にも優れる高精度のプレプレスカラー
プルーフを得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−244049(JP,A) 特開 平2−178660(JP,A) 特開 平2−178659(JP,A) 特開 平2−178658(JP,A) 特開 平2−134637(JP,A) 特開 昭61−186955(JP,A) 特表 昭56−501217(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/038 B41M 5/40 G03F 3/10 G03F 7/004 G03F 7/11

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、順に剥離層、水に可溶で光
    により不溶化する着色感光層、およびヒートシール層か
    ら成る、多色画像の形成方法に用いられる感光性転写シ
    ートに於て、着色感光層が一般式(I)または(II) (但し式中R1 およびR2 はそれぞれ互いに独立に、水
    素原子またはアルキル基を表し、Y- は酸の共役塩素性
    イオンを示し、mは1〜6の整数を表し、nは0または
    1を表す)で示されるスチルバゾリウム基およびスチル
    キノリニウム基から選ばれた少なくとも1種を感光性付
    加基として有する変性ポリビニルアルコールを含有し、
    かつ剥離層が、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、フッ素樹
    脂、シリコン樹脂、ポリエステル、ポリオレフィンのい
    ずれかあるいは混合系からなる剥離塗工層であり、その
    上に塗設される着色感光層と2.5〜3.5g/25mm
    の剥離強度(ASTM、D−903により測定)を有す
    ることを特徴とする見当精度に優れた多色画像形成用
    光性転写シート。
  2. 【請求項2】 上記剥離層の塗工量が1〜10g/m 2
    ある請求項1記載の感光性転写シート。
  3. 【請求項3】 上記ヒートシール層材が有機溶剤可溶型
    の樹脂であり、水不溶性膜を形成する樹脂であることを
    特徴とする請求項1または2記載の感光性転写シート。
  4. 【請求項4】 上記ヒートシール層を形成する有機溶剤
    可溶型の樹脂がポリエステル、アクリル、塩化ビニリデ
    ン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
    合体、エチレンビニルアセテートのいずれかあるいは混
    合物である請求項1〜4のいずれか1項記載の感光性転
    写シート。
  5. 【請求項5】 上記ヒートシール層、剥離層のいずれか
    または両方の表面が、マット化剤によりマット化された
    面であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項
    記載の感光性転写シート。
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