JPS61286850A - 多色画像形成方法 - Google Patents

多色画像形成方法

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JPS61286850A
JPS61286850A JP12620485A JP12620485A JPS61286850A JP S61286850 A JPS61286850 A JP S61286850A JP 12620485 A JP12620485 A JP 12620485A JP 12620485 A JP12620485 A JP 12620485A JP S61286850 A JPS61286850 A JP S61286850A
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三野 寿
Takeshi Iijima
武 飯島
Kuniaki Kadota
門田 國昭
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多色画像の形成方法に関するものであり、更
に詳しくは、主として写真製版工程で不可欠な校正作業
に用いうるプレプレスカラープルーフを得るための方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
カラー印刷において、製版の一歩前の段階すなわち版に
おこす前の網ポジあるいは網ネガの段階で印刷仕上りの
色・調子などをチェックする為に写真的に校正刷りと同
様のものを予め作ることが一般には行われている。これ
がプレプレスカラーブル−フと呼ばれるものである。こ
のプレプレスカラープルーフに関しては、従来からその
形態により主としてサーブリント法。
オーバレイ法及びトランスファー法がある。
サーブリント法は1枚の白色支持体上に各包着色感光液
を順次塗布しながら、各色分解原版からプリントを繰り
返して多色画像をつくる。
またオーバレイ法は、各色分解原版が着色感光剤を塗布
した透明支持体に各色に応じプリントし、各々と重ね合
わせて校正に供するものである。またトランスファー法
は1枚の白色シートの上に感圧接着剤による転写方式と
熱による転写方式により、多色画像を順次形成するもの
である。これらのうちトランスファー法は最終印刷物に
近い多色画像が得られ、且つ操作も比較的簡便であるた
め、現在では最も注目を集めている。
トランスファ一方式により多色画像を形成する方法のう
ち感圧接着剤による方法は、主として支持体上に着色感
光層、感圧接着層、バッキング紙(剥離剤の塗布された
剥離紙)の順で積層されており、バッキング紙を剥がす
と粘着性のある面があられれるので、転写すべき白色ベ
ース台紙と十分加圧密着させ、次に支持体を剥がすと着
色感光層が台紙上に転写され、しかる後、該着色感光層
の色調に応じた色分解原版と密着露光し、専用現像液で
現像し乾燥して分色像を作り、この上に更に残りの色に
ついても同じ操作を繰返して多色画像を形成する。しか
し該方式の転写用のカラーシートは構成が複雑な為材料
コストが割高でまた多色画像を作るのに     1手
間と時間を要する。更に2色目以降において着色感光層
を転写した後、露光に際し、それ以前に形成された画像
が着色加工層に隠ぺいされるため、判別し難く画像合わ
せがしづらいという欠点もある。また感圧接着剤を用い
ず熱により転写しようというものには、例えば支持体上
にある温度以上で粘着性を示す着色光重合層を設けたも
のに原版を通し密着露光すれば、露光部は粘着性を示さ
なくなるので、未露光部のみ、紙ベースなどに熱転写す
るもの(USP3203805) 、又は支持体上の着
色光重合層を露光現像したのち、着色画像を感熱接着剤
を有するベースに熱転写するもの(USP 43048
36)、又は支持体/剥離層/着色感光層からなるもの
を露光・現像し、着色画像を得たのち、感熱接着剤(こ
の場合には感圧接着剤でもよい)を該画像面もしくは受
像面に塗布などし、熱転写するもの(U S P 37
21557、特公昭46−15326、特公昭49−4
41 ”) 、又特開昭47−41830の如く支持体
/熱融着性の色像裏打ち層/色像固定助層・・・・・・
熱融着性は不可欠ではない/着色感光層(限定せず)か
らなるものに露光および現像し得た色像を裏打ち層で以
って、これを被転写面との間において相互融着させ、し
かる後支持体の剥離除去によって色像裏打ち層と共に色
像を熱転写する方法などがある。以上は構成も比較的簡
略で画像を転写する為異色間の画像合わせも容易である
が、いずれも画像面、もしくは被転写面のいずれか一方
にのみ熱接着性を有するわけで、転写不良が起り易く着
色画像の被転写面への密着性も不十分で、また転写性や
密着性を完全にするためには、かなりの高温を要し、そ
の為、熱による画像の変形や転写側の支持体がプラスチ
ックフィルム等の場合には画像面の寸法変化等があり異
色間の画像のづれ等が生じ好ましくない結果となってい
る。また後で接着剤を付与する等の手段では、操作が煩
雑でかなりの労力を要し、再現性にも乏しくやはり不都
合である。
これら公知の方法の欠点を解消すべ(、本発明者等は、
先に特開昭60−028649 (特願昭58−137
346)および特願昭60−27944において、1色
目のみならず2色目以降の転写も完全かつ容易で、熱転
写後の画像の被転写面への密着性も良好で、画像の変形
、寸法変化等もなく異色間の画像合せも容易でしかも完
全に行うことができ、一方転写前の段階ではオーバレイ
法による簡易校正も可能で、また安価な感光材料を使用
しており、しかも全ての処理が明室で行うことができ、
現像処理も水のみで行なえるため、環境面、爆発などの
安全面でも有利であり、材料の構成も簡単で材料費のみ
ならずランニングコストも大巾に節約できるなどの多く
の優位性をもった色校正法にも応用しうる多色画像の形
成方法および該方法に使用するための材料を提示した。
これは透明支持体上に熱融着性の中間層を介して、水に
可溶でかつ光により不溶化する着色層を設けてなる熱転
写感光材料を、 ■ 陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密着
露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して画像を形成
する段階、 ■ 該形成画像面を更に熱融着層を有する被転写材料の
熱融着面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後、透明支
持体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と共に被
転写材料に転写させる段階、 で処理することからなり、段階[1]で感光材料の着色
層の色調の異なるものを用意し、各々の色調に応じて陰
画原81(色分解された網ネガ)を選択し密着露光、水
洗溶去し画像を形成し、段階[2]でそれらのうち特定
の色調の着色画像を被転写材料に転写した後、 ■ 更に上記とは異なる色調の着色画像の形成された感
光材料の画像面[2]で得た転写済みの被転写材料の既
転写面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後透明支持体
を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と共に被転写
面上に転写させる段階 で処理することからなり、3色目以降を行う     
1場合には段階[3]を繰り返す多色画像の形成方法で
ある。
上記多色画像の形成方法に使用される材料のうち、熱転
写感光材料において、熱融着性の中間層は、水に不溶で
色相および透明性を害することのない室温では非粘着性
で熱により粘着性、融着性となり、かつ室温では透明支
持体と容易に剥離可能であり、この上層に塗設されるべ
き光により不溶化する着色層とは特に光不溶化後におい
て十分なる密着性を有するものから選択され、水に可溶
で且つ光により不溶化する着色層は、皮膜形成性の水溶
性高分子物質と光不溶化剤及び着色剤とを主成分とする
か、またはスチルバゾリウム基およびスチルキノリニウ
ム基から選ばれた少なくとも1種を感光成分付加基とし
て有する変性ポリビニルアルコールと着色剤とを主成分
とするものであった。また該材料のうち被転写材料につ
いては、各種支持体の少なくとも片面に室温では非粘着
性で熱により粘着性、融着性となりうる物質を積層した
ものであった。
この多色画像形成用材料は、上述した従来のこの種材料
の有する欠点を一掃したばかりでなく、それ自身数多く
の利点を有するものである。
しかしながら多色画像形成用材料を使用する場合の一般
的通性として、特にイエロー等の人間の視覚では確認し
がたい淡色系の画像を介して転写を行うに当り、絵柄合
わせ、即ち通常は画像面の左右および/または天地に設
けられている所謂トンボによって行う見当合わせが困難
であるという問題がある。この絵柄合わせが正確でない
と、当然のことながら、重ね合わせて転写する画像にズ
レを生じ、色校正の作業がしづらいばかりか、校正が不
正確となり、最終印刷物の色調が所望の色調と異なった
ものとなる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、多色画像形成方法における上述の問題点、即
ち淡色系の画像を介して転写を行う場合の絵柄合わせを
容易にし、多色画像形成用材料使用時の作業性およびパ
ーフォーマンスを改善するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
先に特開昭60−028649 (特願昭58−137
346)および特願昭60−27944において、本発
明者等が提案した多色画像形成用材料のうち、熱転写感
光材料に塗設されるべき水に可溶で且つ光により不溶化
する着色層は、特開昭59−65840に開示した如く
、陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密着露
光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して画像を形成す
る場合、該形成画像は染料水溶液によって濃色に染色で
きるという著しい特徴を具備している。
本発明は、この光不溶化後の着色層の染色性を利用した
もので、透明支持体上に熱融着性の中間層を介して、水
に可溶でかつ光により不溶化する着色層を設けてなる熱
転写感光材料を、■ 陰画原稿を通して該感光材料の活
性光線により密着露光させ、しかる後非露光部を水洗溶
去して画像を形成する段階、 ■ 該形成画像を更に熱融着層を有する被転写材料の熱
融着面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後、透明支持
体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と共に被転
写材料に転写させる段階、 で処理することからなり、段階[1]で感光材料の着色
層の色調の異なるものを用意し、それぞれの色調に応じ
て、陰画原稿を選択し、密着露光、水洗溶去し、画像を
形成し、段階[2]でそれらのうち特定の色調の着色画
像を被転写材料に転写した後、 ■ 更に上記とは異なる色調の着色画像の形成された感
光材料の画像面を、段階[2]で得た転写済みの被転写
材料の既転写面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後透
明支持体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と共
に被転写材料の既転写面上に転写させる段階 で処理し、3色目以降は、段階[3]を繰り返して同様
に被転写材料の既転写面に転写させる多色画像の形成方
法において、淡色系の画像を介して転写を行うに当り、
トンボ画像の少なくと     1も1つを黒色系に染
色する多色画像形成方法である。
〔作用および発明の効果〕
以下本発明を更に詳しく説明する。上記多色画像形成用
材料のうち、まず熱転写感光材料は写真製版工程におい
て得られる各分解色毎に網分解されたネガフィルム(陰
画原稿)を通し、該感光材料の活性光線により密着露光
させ、しかる後、非露光部を水洗溶去させ、画像を形成
させる[段階■]わけであるが、各分解色に対応して感
光材料を選ぶことによって(シアン版に対応したネガフ
ィルムからはシアン色に着色した感光材料へ密着反転す
る)各々の着色画像を有した熱転写感光材料が得られる
。ここで該感光材料の未露光部(非画像部)は中間層が
露出される。被転写材料の被転写面は光不溶化後の着色
層(画像部)とも熱融着するも、これのみでは完全では
なく未露光部(非画像部)に露出された熱融着性の中間
層との相互融着により、より強固に完全に熱転写されう
る。次に該感光材料の画像面を被転写材料の被転写面(
熱融着層を有する面)と密・着させ、加熱加圧すること
により、感光材料の中間層(未露光部、非画像部)と被
転写材料の熱融着層が相互融着を起しく着色層の光不溶
化部つまり画像部も被転写材料の熱融着層と相互融着を
起すが、この場合には一方が熱融着性ではない為、非画
像部はど強固な接着は期待できない)、シかる後、該感
光材料の透明支持体を剥がすと分色画像が中間層と共に
被転写材料に容易に強固に転写される。
[段階■] 更に上記転写画像の上に第2色目の着色画像を熱転写す
るわけであるが、この場合にも1色目の転写後の表面に
はやはり熱融着層(第1色目の中間層)があるわけで1
色目同様に容易にかつ強固に転写しうる。3色目以降も
2色目と同様の結果で順次具った着色画像を中間層と共
に容易に転写でき最終的には被転写材料上に多色画像を
形成しうる。
本発明においては、各々の着色画像を有する熱転写感光
材料が得られた段階■の終了時点で、淡色系の着色画像
(特にイエロー、必要ならマゼンダ)の画像面の左右お
よび/または天地に設けられたトンボ画像の少なくとも
1つを黒色系に染色する。染色は淡色系の着色画像を有
する熱転写感光材料のトンボ画像の設けられている端を
黒色系の染料の水溶液中に浸漬するか、または該染料水
溶液をつけた水性ペンでトンボ画像を上からなぞればよ
い。浸漬の場合は所定の時間が経過したらその部分を水
洗洗浄し、水切り後乾燥する。水性ペンを用いる場合も
一定時間経過後過剰の染料水溶液を拭き取るか水洗、乾
燥する。何れの場合も画像部を汚さないよう注意が肝要
であることはいうまでもない。
本発明は、淡色系の着色画像を有する熱転写感光材料の
トンボ画像を染色し、絵柄合わせを容易にすることが目
的である。
従って、トンボ染色後の濃度も視覚的に判別できる程度
であれば良く、本発明においては染色に用いられる染料
は、酸性染料、直接染料、塩基性染料など、広範囲に選
択可能であり、色調も一般的には黒または黒色系統に着
色するものが適しているが、他の色の染料も同様に用い
ることができる。染色性は染料の種類にもよるが、その
他染色液の染料濃度、温度、感光材料の着色層の種類、
性質等によって異なり、更に染料水溶液に染色助剤また
は染色促進剤としてアルコール系、エーテル系、グリコ
ール系またはその他の水と相溶性のある有機溶剤および
各種界面活性剤を少母添加すると染色性をさらに向上さ
せることができる。
染色液濃度は0.5〜5%程度、染色時間は0.5〜5
分程度が好ましいが、用いる材料によって適宜決定され
る。
染色液温度は好ましくは室温で行うが、加温すれば染色
時間が短縮される。乾燥は、風乾或いは熱温風によって
行うが、乾燥を早める目的で、染色液中に、蒸発速度の
早いアルコール類、ケトン類、エステル類などの有機溶
剤を添加すると効果的である。
かくして得られる着色画像の、それぞれの色調(基本的
にはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)、濃度を
印刷インキのそれに近いものを選ぶことによって最終印
刷物に酷似した多色画像となるが、特にイエロー等の人
間の視覚によっては確認がむずかしく、絵柄合わせのし
づらい淡色系の画像の熱転写も容易に行うことができる
ため、製版工程における色校正のミスがなく、校正機を
使用して得られる校正刷りに類似した色校正用のプレプ
レスカラープルーフとしての利用が可能で、本発明が校
正作業の容易化、ひいては印刷製版工程の能率改善に寄
与するところは極めて大きい。
〔実施例〕
本発明を更に明確にするため以下実施例を示すが本発明
はこれ等に限定されるものではない。
実施例中、配合量「部」は全て重量部を示す。
実施例1 2軸延伸した厚さ75μのポリエチレンテレフタレート
フィルムを支持体としてその片面に塩化ビニルと酢酸ビ
ニルの共重合体の酢酸エチル溶液を塗布、乾燥して3μ
の厚さの中間層を形成し、次いでこの上に、 組成の溶液を塗布、乾燥して3μの厚さの着色層を形成
し、ブラック用の熱転写感光材料を得た。
上記着色層形成液のカーボンブラックの代りに7タロシ
アニンブル−、パーマネントイーミンFB及びパーマネ
ントイエローHRをそれぞれ用いて、シアン、マゼンタ
及びイエロー用の熱転写感光材料を同様にして得た。
但し、顔料分散液は以下の配合でインキ練り機で3時間
分散により得た。
上記ブラック用熱転写感光材料の着色感光面にブラック
(スミ)成用の色分解網ネガフィルムを密着させ、2K
Wの高圧水銀灯で17FLの距離から30秒間露光を与
え、その後、非露光部を1に9/ciに加圧したノズル
から噴出する常温水で水洗溶去し、水切りの後50℃の
温風で乾燥し、ブラックに着色したポジ画像を得た。
シアン、マゼンタ、イエロー用の熱転写感光材料につい
ても各々対応する色分解網ネガフィルムを用い、それぞ
れ上記と同様の操作を行ない(露光時間のみ異なり各々
10秒、15秒、20秒)シアン、マゼンタ、イエロー
に着色したポジ画像を得た。いずれとも解像性に優れて
いた。
次いで、以下の組成からなる染色液をイエローに着色し
たポジ画像のトンボマーク上に滴下し、室温で1分間放
置した後余剰の染色液をふき取ると、トンボマークが黒
色に着色した。
〔染色液組成〕
更に、坪量127.99 /−mのコート紙を支持体と
して、その片面に塩化ビニルと塩化ビニリデンの共重合
体の酢酸エチル/トルエン溶液を塗布、乾燥して6μの
厚さの熱融着層を形成して、被転写材料を得た後、この
被転写面(熱融着層)上に、前記ポジ画像を有するイエ
ロー用熱転写感光材料の画像面を重ね、100℃に加熱
したローラーで押圧してから、熱転写感光材料の支持体
つまりポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離する
と、着色ポジ画像は中間層と共に被転写材料の被転写面
上に容易に転写された。また転写後の密着性は良好であ
った。
次いで上記イエ〇−に着色したポジ画像を転写した上に
、前記マゼンタ、シアン、ブラックのポジ画像を有する
熱転写感光材料を用い、順次同様の操作で熱転写するこ
とにより、コート紙上に4色からなるポジ画像を得た。
尚、イエロー版のトンボマークは黒色に着色されている
ので、2色目以降の見当合わせが非常に容易であり、正
確に又迅速に行われた。
尚、上記染色液の代わりに黒色の水性ベン(内円洋行■
製、マジック・ラツションペン)を用いても同様に、ト
ンボマークの染色が可能であった。
実施例2 2軸延伸した厚さ75μのポリエチレンテレフタレート
フィルムを支持体としてその片面に塩化ビニルと酢酸ビ
ニルの共重合体の酢酸エチル溶液を塗布、乾燥して3μ
の厚さの中間層を形成し、次いでこの上に、 組成の溶液を塗布、乾燥して3μの厚さの着色層を形成
し、ブラック用の熱転写感光材料を得た。
上記着色層形成液のカーボンブラックの代りにフタロシ
アニンブル−、パーマネントイーミンFB及びパーマネ
ントイエローHRをそれぞれ用いて、シアン、マゼンタ
及びイエロー用の熱転写感光材料を同様にして得た。但
し、顔料分散液は、実施例1と同様にして得た。
上記、4色の熱転写用感光材料を用いて、露光時間を各
々ブラックは60秒間、シアンは20秒間、マゼンタは
30秒間及びイエローは40秒間としたこと以外は全て
実施例1と同様に操作した。
結果、この熱転写感光材料においても、染色系即ち、イ
エロー版などのトンボマークの染色性は良好であり、イ
エロー版のトンボマークを黒色に染色することで、カラ
ーブルーフィングの為の転写時の見当合わせが非常に容
易であり、又正確に迅速に行われた。
補  正  の  内  容 手続補正書輸発) 昭和60年9月12日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明支持体上に熱融着性の中間層を介して、水に
    可溶でかつ光により不溶化する着色層を設けてなる熱転
    写感光材料を、 [1]陰画原稿を通して該感光材料の活性光線により密
    着露光させ、しかる後非露光部を水洗溶去して画像を形
    成する段階、 [2]該形成画像面を更に熱融着層を有する被転写材料
    の熱融着面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後、透明
    支持体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と共に
    被転写材料に転写させる段階、 で処理することからなり、段階[1]で感光材料の着色
    層の色調の異なるものを用意し、それぞれの色調に応じ
    て、陰画原稿を選択し、密着露光、水洗溶去し、画像を
    形成し、段階[2]でそれらのうち特定の色調の着色画
    像を被転写材料に転写した後、 [3]更に上記とは異なる色調の着色画像の形成された
    感光材料の画像面を、段階[2]で得た転写済みの被転
    写材料の既転写面と密着させ、加熱加圧させ、しかる後
    透明支持体を中間層から剥ぎとり、着色画像を中間層と
    共に被転写材料の既転写面上に転写させる段階で処理し
    、3色目以降は、段階[3]を繰り返して同様に被転写
    材料の既転写面上に転写させる多色画像の形成方法にお
    いて、淡色系の画像を介して転写を行うに当り、トンボ
    画像の少なくとも1つを黒色系に染色することを特徴と
    する多色画像形成方法。
JP60126204A 1985-06-12 1985-06-12 多色画像形成方法 Expired - Lifetime JPH0679159B2 (ja)

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WO1988004068A1 (en) * 1986-11-26 1988-06-02 Mitsubishi Chemical Industries Limited Colored image-forming material and process for forming colored image

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JPH0679159B2 (ja) 1994-10-05

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