JPH0769604B2 - 色校正用プレセンシタイズド・シ−ト - Google Patents

色校正用プレセンシタイズド・シ−ト

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JPH0769604B2
JPH0769604B2 JP61273817A JP27381786A JPH0769604B2 JP H0769604 B2 JPH0769604 B2 JP H0769604B2 JP 61273817 A JP61273817 A JP 61273817A JP 27381786 A JP27381786 A JP 27381786A JP H0769604 B2 JPH0769604 B2 JP H0769604B2
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diazo resin
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color coating
sheet
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ウエイン サチ レオナード
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ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニ−
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は印刷することなく単一のシートまたは基体に多
色像をフオトメカニカルに作成することに関する。本発
明は多色平版複写に先立つ色分解ネガの校正に特殊な用
途を有する。
先行技術 絵画様のものの印刷においては、平版によるのであれレ
タープレスによるのであれグラビアによるのであれ、網
点法が使用されており、その場合実際の印刷画像は様々
なドツトサイズまたはインク濃度の単色インクの、平方
インチ当たり数千個の、微小ドツトから構成されてい
る。網点印刷物で肉眼が明暗としてとられるものは実際
にはドツト間の非印刷領域に対するドツトの大きさの調
節された変化である。黒白の絵画様のものにおいては、
ドツトは黒色インクのみで印刷されている。しかしなが
ら、全色複写は必然的に、少なくとも3色即ちシアンと
マゼンタとイエロー(「3色法」として知られている)
の各々で、またはそれ等色にブラツクを加えて(「4色
法」)印刷される。各色について、別個の刷版が作製さ
れる。3つまたは4つの刷版を作製するために、オリジ
ナルのカラー絵画または写真はフイルターやマスク等を
使用して3枚または4枚一組の網ネガに写真「分解」さ
れ、各網ネガはカラーの一つを描写しており、印刷され
なければならないそのカラーの量のドツトを得るための
ドツトを有している。
色分解ネガの作製は専門技術であり、所望の結果を得る
ための多数の変数の取扱にはかなりの熟練を要する。し
ばしば試行錯誤を伴い、1つ以上のネガの修正または取
り換えを必要とする。ネガを「校正する」ための或る確
実なシステムが入手できないかぎり、前もつて校正刷り
を丁度獲得するように印刷機を調節してコピーをとらな
ければならない。これは時間の浪費であり、しかも費用
がかかる。従つて、印刷することなくネガを校正する的
確な手段を用意することが望ましい。
米国特許第3,136,637号には色分解ネガを校正するため
の一つのシステムが開示されている。印刷されるべき各
色について感光性透明シートが用意される。各シートは
それぞれの色分解ネガを介して露光される。現像処理に
よつて、非画像部のカラーが除去され、画像部に必要な
カラーパターンを有し非画像部(例えば、ハーフトーン
ドツト間)が無色透明であるシートが得られる。それぞ
れ各シートが作製された後、それ等は白色背景上に整合
して集成され、その結果、色校正用見本が得られる。
この色校正システムは固有の欠点を多数持つている。例
えば、シートを多数重ねることは校正作業中に観察者に
複数(3枚または4枚)の透明フイルムを介して観察す
ることを要求する。この複合物は枚数の別個のシートか
ら構成されるので、整合を維持するには極度の注意を払
う必要がある。個々のシートが光学的な意味で完全に無
色透明ではない限り、何らかの「くもり(haze)」また
は存在する欠陥は数枚のシートではその分増大する。加
えて、入射光は枚数のシートから反射して、印刷物の真
の姿でない光沢を与えるので、校正用見本の評価には解
説を加える必要性が生じる。
米国特許第3,671,236号は米国特許第3,136,637号に記載
されている校正システムを改善するものである。各カラ
ーに対応するフオトメカニカルに作成された画像は全く
印刷作業無しで単一基体上に(実際の印刷作業でそうな
るように)統合的に重ねられる。1)剥離表面を有する
担体と、2)顔料および結合材の層と、3)光硬膜性ま
たは不溶化性の層と、4)バリヤ層と、5)感圧接着剤
層とから構成されたシートから個々のカラー像を転写す
ることによつて担体フイルムの重複が排除される。
1985年8月9日出願の米国特許出願第764,246号は感圧
接着剤の代わりに特定の性質を有する熱接着剤を使用し
たこと以外は米国特許第3,671,236号に記載されている
ものと同じ画像形成システムを開示している。
発明の概要 本発明は剥離表面を有する担体と、顔料プラス結合材の
層と、光硬膜性層とを少なくとも有し、該光硬膜性層の
感度波長の電磁波を吸収する顔料の存在を特徴とする、
特にフオトメカニカルな校正用見本の作製に有効な、感
光性製品に関する。好ましくは、このシステムには、溶
剤可溶性の有機重合体バリヤ層および熱的に貼合わせ可
能な接着剤層も使用されている。顔料プラス結合材の層
と光硬膜性の層とを兼備させてもよい。
発明の詳細 校正用見本に使用される4色各々の色校正用感光性シー
トは、比較的狭いバンドの単一光源を有する単一の露光
装置で各カラープルーフが画像形成され得るように、単
一範囲の像形成用電磁波に対して感じる傾向がある。大
多数の色校正システムのために選択されている光源は紫
外線である。これは層の一つが黄色像を形成しなければ
ならない色校正において特別の問題を引き起こす。黄色
顔料は紫外線を吸収するので、それが感光層内に又は感
光層と紫外線光源との間に存在する場合には、露光時間
は大幅に増大するか又はスピードは実用的な露光時間が
達成できなくなるレベルにまで低下することがある。色
校正機能に有効な光学濃度を与えるには少なくとも0.6
の反射光学濃度が必要であるので、紫外線をもつと通過
できるように黄色顔料の光学濃度を減少させることはで
きない。
細かいカラー顔料粒子は、少なくとも1.0の反射光学濃
度を付与するのに十分な濃度で使用されると、本質的
に、紫外線を全く通さない。もつと大きい顔料は顔料お
よび結合材の層中て少なくとも1.0の本質的に連続の光
学濃度を与えることができ、しかも粒子間を通して十分
な電磁波を通過させて間の光硬膜性結合材または下層の
光硬膜性材料を露光せしめる。しかしながら、そのサイ
ズの粒子は赤波長へのカラーシフトという別の望ましく
ない問題を引き起こす。このカラーシフトは顔料粒子の
より大きな表面の、結合材中での内面反射によつて起こ
る。
特定の粒度分布を有する顔料結合材層は活性電磁波に対
して望ましい透過性(透過率)を与えることができるば
かりでなく、驚くべきことには小粒子顔料組成物または
大粒子顔料組成物のどちらよりも低い総重量の顔料で所
定の光学濃度を与えることもできると云うことが本発明
によつて解明された。
本発明の実施にあたつては、顔料の粒度分布を感光性材
料の感度に関連して選択しなければならない。本発明の
実施に最も好ましい色校正用材料の露光に選択される電
磁波が紫外線であるので、粒度分布はその活性電磁波の
散乱を最小にするように選択されるべきである。従つ
て、例えば、380nmに対して感じるシステムでは、その
層中のまたは上の顔料粒子全体の40容量%未満が感度波
長の175nm内の粒子サイズを有し、且つ、粒子の少なく
とも15容量%または25容量%が感度波長より少なくとも
20nm大きく、且つ、粒子の少なくとも15容量%または25
容量%が感度波長より少なくとも20nm小さいことを要求
される。好ましくは、粒子の少なくとも25容量%は最大
感度の波長より少なくとも25nm大きく、且つ、粒子の25
容量%は最大感度の波長よりも少なくとも25nm小さい。
380nmのこの具体例では、これは顔料粒子の40容量%未
満が355〜405nm(.355〜.405μ)の範囲のサイズを有す
ることを意味する。好ましくは、全顔料粒子の40容量%
未満が最大感度の波長の50nm内のサイズを有する。最も
好ましくは、全顔料粒子の25容量%未満が最大感度の波
長から50nmの範囲内のサイズを有する。絶対サイズにつ
いては、紫外感光性のシステムで作用する場合、0.3〜
0.4μ(幾何平均直径)、好ましくは0.3〜0.42μ、最も
好ましくは0.25〜0.42μの範囲の粒子サイズが40容量%
未満であることが望まれる。より好ましくは、その範囲
内の顔料粒子が25容量%未満であることが望まれる。
本発明の利点が達成される正確なメカニズムは完全には
理解されていないが、粒子の光散乱に関係していると思
われる。光散乱の効率は粒子と光波長との相対サイズに
関係していると云うことが知られている。粒子の寸法が
入射電磁波の波長に近いほど、散乱効果が大きい。散乱
の副作用は層を通る光の行路を効果的に増大させること
である。光が吸収性層中でより散乱される場合には、よ
り多くの光が吸収される。従つて、本発明は散乱および
吸収を最小にするために大部分が活性電磁波の波長のサ
イズから外れている粒子を使用する。この理論は支配的
ではないが、粒子サイズの組み合わせからは予測できな
い現象を説明しようとするために展開されている。
粒子サイズの測定は多数の便利な通常の方法によつてな
されてもよい。完成された像形成用製品でさえ標準法に
よつて分析することができる。一つの便利な方法は顔料
粒子を含有する層を適切な溶剤中に溶解することであ
り、そうして製品から粒子と結合材を取り出す。結合材
は既に溶液になつているが、更に同じまたは異なる溶剤
で希釈すると、沈降粒子計数装置(例えば、ホリバ製AP
A500)のような統計的または機械的手段による粒子サイ
ズの測定が容易になる。層中に含有させる前に、粒子を
樹脂結合材と共に希釈状態(溶剤を使用)でミル処理
し、粒子分布の統計的測定を行うことがでるように塗布
・乾燥してもよい。
本発明の実施の利益を最も受けることができる色校正用
構造体のタイプは順に少なくとも、1)剥離表面を有す
る担体と、2)顔料および結合材の層と、3)光硬膜性
または不溶化性層を、又は1)剥離表面を有する担体
と、2)顔料および結合材を合わせた光硬膜性層を有し
ていなければならない。担体と光硬膜性層との間に顔料
と結合材を有するシステムは顔料の被覆重量の減少と云
う利益を除いて本発明の実施の利益を受けない。好まし
い構造は米国特許第3,671,236号および1985年8月9日
出願の米国特許出願第764,246号に記載されているもの
であり、その色校正用シートは1)剥離表面を有する担
体と、2)顔料および結合材の層と、3)光硬化性また
は不溶化性層と、4)バリヤ層と、5)感圧または熱接
着剤層とから成る。
感圧接着剤層ではなく熱的に貼合わせ可能な接着剤層を
使用することはいくつかの利益を受ける機会を与える。
熱接着剤層は感圧接着剤層の使用によつて起こることが
ある受容表面の変更や異物の付着の危険なしで配置し
(貼合わせ前に)位置変えすることができる。平滑で透
明で光学的に明澄な熱的に貼合わせ可能な接着剤層の物
理的特性はもつと物理的に平滑でない感圧接着剤層より
も優れた光学的品質を与える。
米国特許第3,671,236号の感圧接着剤層の代わりに熱的
に貼合わせ可能な接着剤層を使用する試みは、重大な問
題に遭遇した。遭遇した問題のなかには次のものがあ
る:1)校正用シートに像形成する際の活性電磁波特に紫
外線に露光した時の接着剤層の黄変、2)45℃で2g/cm2
圧で保管されたときの熱接着剤の自己貼合わせ、3)光
硬膜性層のセンシメトリーを悪化させる極端な貼合わせ
温度、4)バリヤ層を通つて逃亡・移行して光硬膜性層
のセンシトメントリーや顔料含有層のカラーやその他の
層の光学的性質を乱す熱接着剤層の成分。また、多くの
接着剤は受容シートやバリヤ層に接着しそうになかつ
た。
熱的に貼合わせ可能な接着剤層をフオトメカニカルな校
正用製品に使用するには、熱接着剤層によつて次のよう
な性質を与えられることが必須であることが判明した: 1)接着剤層は100〜150℃の温度で1.6lb/in2(.29kg/c
m2)の圧力で熱的に貼合わせ可能であり、 2)接着剤層は室温で非粘着性であるか又は好ましくは
45℃、2g/cm2で、少なくとも1週間はペーパーに貼合わ
せ不可能もしくは自己貼合わせ不可能であり、 3)主に350〜450nmの範囲に分布する電磁波を有する紫
外線の5キロワツト光源に対して1m離れたところから1
5,000cm2の面積が2分間露光されたときに、変色しない
か又は光学濃度が0.05光学濃度単位より大きく変化せ
ず、しかも 4)それ自体で又は接着剤層用溶剤との組み合わせでバ
リヤ層を通つて移行して光硬膜性層を減感させたり顔料
のカラーやトーンを変化させたりバリヤ層や感光層の光
学的品質を変化させたりする成分を含有していない。
接着剤層はまたバリヤ層に強く接着していなければなら
ず、それ等層の間の接合強さは剥離層と顔料含有結合材
層または担体層のどちらかとの間の穏やかな接合強さを
凌ぐ。
非変色に関する上記性質はこの製品のための通常の像様
露光の条件を反映する。従つて、この要素はジアゾ樹脂
を像形成させるのに必要な通常レベルの露光を受けたと
きに(どの波長でも)変色すべきでないか又は光学濃度
が0.05光学濃度単位も変化すべきでない。417nmでの露
光(即ち、約417nmにピーク出力を有する露光用電磁
波)が現時点では工業上通常のことであるが、その他の
最大出力の波長も許容できる。このシートは、ジアゾ樹
脂の活性化による顕像を可能にするのに十分な電磁波に
対して露光された時に、変色すべきでない。
一般に、本発明の構造は、担体自体の平滑表面であつて
もよいし又はその上の表面被覆であつてもよい剥離表面
を設けられた担体シートを有する。その表面上にはそれ
と密着しているが接着結合していないカラー被覆(例え
ば、着色さた親有機性水不溶性溶剤軟化性樹脂状重合体
からなる)が設けられている。そのカラー被覆の上にそ
れと接触して感光性ジアゾ樹脂層が被覆されている。カ
ラー被覆と感光層とは密接に組み合わされており、付着
結合している(場合によつては、その構造を実際に一緒
にして単一層にすることもできる)。感光層はカラー被
覆を軟化および/または部分溶解させる溶液に可溶性で
ある。
感光層の上には連続した耐溶剤性樹脂状保護膜すなわち
バリヤ層が設けられている。バリヤ層の裸出表面には熱
的に貼合わせ可能な接着剤の層が設けられている。好ま
しくは、接着剤層は0.1×10-4cm〜20×10-4cmの厚さで
ある。接着剤の外面は任意に保護剥離ライナーによつて
ほこりや油脂による汚れから防護されてもよい。
この構造物を白紙のような基体に適用するには、まず、
接着剤表面から保護ライナーを剥離してから、この構造
物全体を例えば加熱ロールによつて基体に貼合わせる。
紙との接合力および数層間の接着力は担体シートとカラ
ー被覆または剥離層との間の非接着密着力よりも大きい
ので、次いで、この構造物から担体シートが剥離され
る。担体を除去した後、今や基体に接合されている残り
の構造物は、具体的被覆のカラーに対応する適切な色分
解ネガを介して紫外光に対して露光される。光照射部で
は紫外光は(それに対して透明である)カラー被覆を通
過して感光性物質を不溶化させる。光反応した物質とそ
の下および上の被覆層との間には堅固な結合が起こる。
隣の非露光部は感光性のままである。
その後、そのシートはカラー被覆層を構成する具体的材
料に関連して選択された現像処理溶剤(それは未露光ジ
アゾに対する溶剤を含有する)で処理されて現像され
る。非照射部のカラー被覆と感材は除去されるので、露
光部の光反応ジアゾによつてその下のバリヤ層へ固定さ
れたカラー像が残る。現像処理中に、バリヤ層は処理に
使用される溶液から基体(および接着剤)を保護するバ
リヤとして作用する。
好ましい熱接着剤系は入手できる熱接着剤のうちの狭い
クラスに限定されることが判明した。0.29kg/cm2の圧力
で5〜10秒間での貼合わせ温度が100〜150℃であるアク
リレート重合体および共重合体熱接着剤だけが熱接着剤
の必要条件を全て満たすことが判明した。n−ブチルア
クリレートやエチルアクリレートやイソプロピルアクリ
レートの重合体、およびそれ等のエチレン型不飽和モノ
マー(例えば、他のアクリレートや無水アクリル酸やア
クリル酸やメタクリル酸やスチレンや酢酸ビニル等)と
の共重合体は熱接着剤の必要条件を全て満たす唯一の接
着剤である。シート(例えば、15,000cm2)を約417nmピ
ークの紫外線の5kW光源に1m離れたところから2分間露
光したときに最終接着剤の黄変または変色を起こさせる
モノマーは避けるべきである。光学濃度0.1の変化は
(場合によつては0.05の変化でさえ)許容できない変色
とみなされる。アクリロニトリルや塩化ビニリデンは塩
化ビニルのような共重合性エチレン型不飽和物質は黄変
を起こさせる傾向があるので、もし使用される場合に
は、全体で接着剤成分の全乾量の10%未満(好ましくは
5%未満)の量で使用されなければならない。好ましい
組成はポリ(n−ブチルアクリレート/エチルアクリレ
ート)(60/40)、ポリ(エチルアクリレート/スチレ
ン)(64/36)、ポリ(n−ブチルアクリレート)、ポ
リ(スチレン/n−ブチルアクリレート/アクリル酸/ア
クリロニトリル)(45/45/8/2)、ポリ(n−ブチルア
クリレート/酢酸ビニル)(80/20)等である。
その他の多数の熱接着剤系を試してみたが、他のものは
いずれも様々な理由から失格であつた。
基体上に最初のカラー像例えばシアン(ブルー)を上記
のようにフオトメカニカルに作成した後に、イエローや
マゼンタやブラツクカラー被覆を有する同様のシートを
順次適用して4色の校正用見本を得る。
次に、本発明のこれ等およびその他の特徴を非限定的な
実施例によつて例証する。
実施例 平滑表面の2軸延伸ポリエチレンテレフタレートポリエ
ステルの2ミル・フイルムにまず、下記組成のポリビニ
ルアルコール溶液を被覆した: 重量% ポリビニルアルコール(ゲルバトール20-30/ゲルバトー
ル20-90(3/1)として商業的に入手) 2.5 グリセリン 0.5 水 97 乾被覆量75mg/ft2は満足な剥離表面をもたらした。この
剥離層表面をオーブン乾燥してから、その上に、適切な
イエロー顔料を含有する樹脂溶液を被覆した。
この被覆溶液は次のようにして調製された:まず、1,1,
2−トリクロロエタン溶液中に顔料を分散し、そしてポ
リビニルホルマール樹脂(ホルムバル15/95E)を添加し
た。各成分の量は樹脂65部、顔料35部、溶剤900部の混
合物を生じるように調節された。この混合物を適切にミ
ル処理した。それから、その得られたミル処理ベースを
約3%固形分になるようにさらに溶剤を添加して希釈し
た。この着色された樹脂被覆溶液または分散液を先の乾
燥剥離層の上に平方フイート当たり約20〜70mgの乾被覆
量で適用した。この被覆シート構造物を先のようにオー
ブン乾燥して溶剤を蒸発させた。
それから、このシートのポリビニルホルマール被覆面を
コロナ放電処理によつて、フイルム表面を水湿潤性にす
るのに十分なだけ、下処理した。
それから、シートのこの下処理された表面に感光性ジア
ゾ樹脂の溶液または均等物を被覆した。好ましいジアゾ
樹脂はp−ジアゾジフエニルアミンとホルムアルデヒド
との縮合生成物(例えば、米国特許第2,714,066号に記
載されている方法によつて製造される)である。純粋な
ジアゾ樹脂の溶液(例えば、樹脂4部が水48部とメタノ
ール12部の中に溶解されたもの)がつくられる。
感光性ジアゾ樹脂の製造はやわらかな光の下で(例え
ば、黄色光の下で)行われる。これは、感光性樹脂によ
るシートの被覆や、その後の露光・現像前のセンシタイ
ズド・シートの取扱を含む他の作業においてもそうであ
る。
上記の感光性ジアゾ樹脂の溶液は下処理されたポリビニ
ルホルマール層の上にロール塗布によつて又はシートを
樹脂の溶液に浸漬することによつて適用できる。ジアゾ
被覆は薄いことが好ましく、1平方フイートの面積当た
り約6〜8mgのジアゾ樹脂残留が満足であるが、実際の
量は特に臨界的ではなく、3〜50mg/ft2が有効である。
それから、シートを室温で又は望むならばやや高い温度
で空気乾燥した。ジアゾ層の上にバリヤを、例えばメチ
ルエチルケトン中のポリアクリレート(「エルバサイト
2044」)/ポリ塩ビ・酢ビ共重合体(「ビニライトVAG
H」)の3/1重量比の2重量%溶液を乾被覆量160mg/ft2
(一般に、100〜400mg/ft2の被覆量が好ましい)で被覆
することによつて、適用した。
そのアクリレート表面上に透明無色の熱的に貼合わせ可
能な接着剤を800mg/ftの乾被覆量で被覆した。乾燥後、
必ずしも必要ではないが、シートの取扱を容易にし且つ
接着剤を汚れ等から防護するためにポリエチレン被覆紙
の保護ライナーを接着剤の上に置いてもよい。それか
ら、この形態の感光性シートは標準サイズにして適切な
容器に詰めて市場に出すことができる。接着剤はもつと
多量に被覆することも可能であり、一般的な範囲は約10
0〜1200mg/ft2である。
下記実施例では、熱接着剤としてポリ(n−ブチルアク
リレート/エチルアクリレート)(60/40)共重合体を
使用した。
平均粒子サイズ0.51μのイエロー顔料〔AAOA〕と平均粒
子サイズ0.11μのイエロー顔料〔AAOT〕の様々な比率の
サンプルを、反射濃度計(X−ライト)のブルーフイル
ター位置で1.08の濃度を与えるように、マイヤー・バー
被覆した。これ等被覆サンプルを順次、光学フイルター
として使用して、階段タブレツトと共にを用いて、シア
ン・ネガカラーキイ を露光した。現像処理後、相対露
光時間に留意し、そして顔料の各比率別に2つのベタ段
階を影像化するのに必要な露光単位の番号を算出した。
そして、露光時間の50%低減について示すと、かかる少
量のAAOT不透明顔料(10%)が露光時間を2分の1も低
減させることができたことは驚くべきことである。この
現象をもつと良く理解するために、これ等サンプルのい
くつかについて透過データを、シアン・カラーキイ
に存在するジアゾの相対光感度によって、そしてブルー
・ステータスTフイルターの透過データをもって、測定
した。これ等データはこの2種類の顔料のエネルギー透
過率に大きな差があることを示した;例えば、100%AAO
Aは380nmの紫外線エネルギーを0.1%未満しか透過しな
いのに、100%AAOTは同エネルギーを約25%も透過す
る。中間の値(75%AAOA/25%AAOT)は勿論、中間の透
過率を示す。これ等データを更に分析するために、透過
率のデータを吸収率に変換した。
率のデータを吸光度に変換して、次の表に示した。表中
に示されている通り、100%のAAOAの場合には、紫外線
の、吸光度で表わされた透明度が1.89であるのに対し
て、10%のAAOTが導入された場合は、それが1.49になつ
ており、このことは、紫外線透明度が上昇したことであ
り、これにより、紫外線感光性のカラーキイ の露光時
間を先に説明した通り2分の1に低減させることができ
るのである。
顔料の有効被覆力を大きくする(「拡大する」)効果は
可視域の光の散乱によってその効果が起こると云う現時
点における実際的な面からみた仮説が支持される。可視
域での透過率を減少させながら、しかもそれより短い波
長の露光によつて立証されるように紫外線での透過率を
有効に増大させることは可能であると考えられる。何故
ならば、異なる電磁波の波長は粒子サイズによつて異な
る影響を受けるからである。
次にデータは顔料組成の、紫外線に対する吸光度で表わ
された透明度に対する大きな効果と、可視色相に対する
小さな効果を示している。
本発明の経済上の利点は1)広範囲の顔料の利用、2)
顔料の被覆重量の低減、3)顔料の色相の変更によるカ
ラーコントロールの達成、等々である。
以上、イエロー色校正用シートについて記述したが、仲
間のマゼンタ、シアン、ブラツクの構造物(これ等はイ
エローシートと共に完全4色校正システムを構成する)
も同じように、同ポリビニルホルマール樹脂被覆を使用
して、しかし各自適する色と粒度の顔料、例えば、「ワ
ツチユング・レツドRT761−D」、「モナストラル・ブ
ル−BT284−D」(フタロシアニン顔料)、キヤボツト
「リーガル300R」カーボンブラツクを組み入れて、作製
される。顔料の選択および顔料/樹脂比率の設定は一般
に、校正される印刷物に使用される対応色の印刷インク
から得られるであろうものと同じカラー濃度を与えるよ
うに、行われる。これ等シートはあらかじめ感光層が塗
布されている状態で貯蔵することができ、数週間後また
は数カ月後にも製造直後と同じように使用できる。この
シートを使用しての色校正用複合体の作製には、あらゆ
る所望の基体を使用できる。
色校正用複合体の作製では、それ等カラーは個個に連続
的に処理される。校正されるべき第一のネガによつて表
わされるカラー(例えばイエロー)のシートは、接着剤
保護シートを除去してそのカラーシートを背景シートに
貼合わせることによつて、処理に向けて準備される。加
熱ローラーを有する通常の貼合わせ装置によつて印加さ
れる圧力は熱的に貼合わせ可能な接着剤を介しての貼合
わせを行うのに十分である。貼合わせの後で、ポリエチ
レンテレフタレートの支持シートが剥離される。今や背
景シート上にある感光層は対応色分解ネガを介して密着
露光される。
それから、この光結像されたシートをn−プロパノール
/水(1/1容量比)の溶液で物理現像し、ブラツシング
し、そして柔らかい布パツドで拭つて非画像部(非露光
部)から着色樹脂と未露光感剤層を除去して無色透明に
する。それによつて、画像が出現し、それは、その色分
解ネガによつて完全な版作製と印刷作業(適合したイン
クを使用して)が行われたならば得られるであろう再生
・全色範囲を忠実に表わしている。
校正されるべき第二のカラー、好ましくはマゼンタ、の
シートも同様に、接着剤保護シートを取り除いて、先の
イエロー画像形成済の背景シートに貼合わせることによ
つて、処理のために準備される。今度は、対応色分解ネ
ガをイエロー像と正確に整合して配置しなければならな
い。これは通常、整合マークまたはパンチのシステムに
よつて分解ネガ全部と背景シートを予め整合させること
によつて可能である。今やイエロー像形成済みの背景シ
ート上に置かれた感光層は第一のカラー同様に露光され
現像される。それから、残りのシアンおよびブラツク画
像が順次追加され、こうして、同じ色分解ネガから作製
された刷版を使用して印刷したならば得られるであろう
4色の結果が忠実に表現される。
上記の構造物の各要素間には特定の無くてはならない関
係が存在する。接着関係は背景シートに接着貼合わせし
た後に接着結合を破壊することなく担体層を剥離できる
ようなものでなければならない。接着剤と背景シートと
の結合にも、接着剤とバリヤ層との結合にも破損が生じ
てはならない。剥離が担体層と剥離層との間に起こるか
又は剥離層とカラー層との間に起こるかと云うことは特
に臨界的ではないが、剥離は、構造物の製造段階で形成
された2層間における方が一般に効率的でないので、担
体層と剥離層との間の剥離の方がやや起こり易そうであ
る。この場合、剥離層が透明であり且つ現像液に可溶性
であることが重要になる。
カラー被覆の樹脂並びに現像に使用する溶液に関しては
やはり米国特許第3,136,637号が参考になり、そこに
は、多数の親有機性疎水性水不溶性溶剤軟化性樹脂状重
合体が、適する現像液と共に開示されている。そこに
は、その構造物の露光によつて、光照射部の樹脂とジア
ゾとの間にはその場で堅固な結合が形成され、非露光部
では適切な現像液で軽く摩擦処理することによつて樹脂
が除去できる旨述べられている。
感光層が極度に薄く不連続である限りでは、カラー被覆
とバリヤ層は構造物中で互いに接触しているので両者の
関係は重要である。両者間に形成される結合(または界
面に起こる何らかの混合)は現像に際して非露光部での
カラー被覆の除去を妨げるようなものであつてはならな
い。上記のように、自然の結合が存在するものはなんで
もジアゾの光反応によつてその場で強化されて現像時の
それ等領域の除去を阻止する強い結合を与える。カラー
層を構成する樹脂とバリヤ層を構成する樹脂との間には
少なくとも或る程度の物理的不相容性が存在する場合に
は望ましい関係が存在すると云うことが判明している。
被覆作業に際しては、後で適用される層が前の層を溶解
しない溶剤から流延される場合に最良の結果が得られ
る。
上記実施例では、カラー被覆とジアゾ樹脂とは別個の工
程で異なる溶剤から適用された。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離表面を有する担体シートと、 該剥離表面に密着しているが接着結合していない、溶剤
    現像媒体に軟化性および/または部分溶解性の黄色着色
    された親有機性疎水性水不溶性樹脂状重合体の、連続し
    たカラー被覆と、 該カラー被覆に直接組み合わさせた、該溶剤現像媒体に
    可溶性の、紫外線感光性ジアゾ樹脂を含む層であって、
    該直接組み合わせとは、 (a)該ジアゾ樹脂をカラー被覆の中に組み入れて単一
    層にすること;および (b)該ジアゾ樹脂を、カラー被覆層とは別個のしかし
    それに隣接し且つ該カラー被覆層と該担体シートとの間
    に位置する層の中に組み入れること; の少なくとも一つである、該紫外線感光性ジアゾ樹脂を
    含む層と、 任意的には、該紫外線感光性ジアゾ樹脂を含む層に隣接
    したバリヤ層と、を含んでいる色校正用プレセンシタイ
    ズト・シートであつて、 ジアゾ樹脂は該シートが露光されると光照射部では不溶
    化して該カラー層を該バリヤ層に又は該剥離表面以外の
    隣接層に堅固に結合させ、非露光部ではカラー層および
    ジアゾ樹脂は該バリヤ層から容易に除去可能であり、 該プレセンシタイズド・シートはさらに、該カラー被覆
    層上の接着剤層を含んでおり、 該カラー被覆層はジアゾ樹脂が感じる電磁波を吸収する
    黄色顔料を有し、該カラー被覆層中の該黄色顔料の粒子
    は黄色顔料粒子の40%未満が該紫外線感光性ジアゾ樹脂
    の最大感度の波長の175nm内のサイズを有し、そして該
    黄色顔料粒子の少なくとも15容量%が該最大感度の波長
    より少なくとも20nm大きく、且つ該黄色顔料粒子の少な
    くとも15容量%が該最大感度の波長より少なくとも20nm
    小さいことを特徴とする、プレセンシタイズド・シー
    ト。
  2. 【請求項2】カラー被覆とジアゾ樹脂が隣合う層を成し
    ている、特許請求の範囲第1項のプレセンシタイズド・
    シート。
  3. 【請求項3】カラー被覆と紫外線感光性ジアゾ樹脂が混
    合されて単一層を成している、特許請求の範囲第1項の
    プレセンシタイズド・シート。
  4. 【請求項4】該カラー被覆が黄色着色されたポリビニル
    ホルマール樹脂である、特許請求の範囲第1項のプレセ
    ンシタイズド・シート。
  5. 【請求項5】該接着剤層に剥離ライナーが結合されてい
    る、特許請求の範囲第2項のプレセンシタイズド・シー
    ト。
  6. 【請求項6】該接着剤が、ポリ(n−ブチルアクリレー
    ト)、またはn−ブチルアクリレートの共重合体からな
    る、特許請求の範囲第1項、第2項、または第3項のプ
    レセンシタイズド・シート。
  7. 【請求項7】該接着剤が、ポリ(エチルアクリレー
    ト)、またはエチルアクリレートの共重合体からなる、
    特許請求の範囲第1項のプレセンシタイズド・シート。
  8. 【請求項8】該黄色顔料の40容量%未満が該紫外線感光
    性ジアゾ樹脂の最大感度の波長の50nm内のサイズを有す
    る、特許請求の範囲第1項のプレセンシタイズド・シー
    ト。
  9. 【請求項9】該黄色顔料の40容量%未満が該紫外線感光
    性ジアゾ樹脂の最大感度の波長の50nm内のサイズを有す
    る、特許請求の範囲第2項のプレセンシタイズド・シー
    ト。
  10. 【請求項10】該紫外線感光性ジアゾ樹脂が300〜400nm
    の範囲内の電磁波に対して感じ、そして該黄色顔料の粒
    度分布は該黄色顔料の40容量%未満が0.25〜0.42μのサ
    イズを有するようなものである、特許請求の範囲第1項
    のプレセンシタイズド・シート。
  11. 【請求項11】該接着剤は、n−ブチルアクリレートお
    よびエチルアクリレートからなる群から選択された少な
    くとも1種のアクリレートと、スチレン、アクリル酸、
    メタクリル酸、無水アクリル酸および酢酸ビニルからな
    る群から選択された少なくとも1種のエチレン型不飽和
    モノマーとから誘導された共重合体からなる、特許請求
    の範囲第1項、第9項、または第10項のプレセンシタイ
    ズド・シート。
  12. 【請求項12】剥離表面を有する担体シートと、 該剥離表面に密着しているが接着結合していない、溶剤
    現像媒体に軟化性および/または部分溶解性の黄色着色
    された親有機性疎水性水不溶性樹脂状重合体の、連続し
    たカラー被覆と、 該カラー被覆に直接組み合わされた、該溶剤現像媒体に
    可溶性の、紫外線感光性ジアゾ樹脂であつて、該直接組
    み合わせとは、 (a)該ジアゾ樹脂をカラー被覆の中に組み入れて単一
    層にすること;および (b)該ジアゾ樹脂をカラー被覆層とは別個のしかしそ
    れに隣接した層の中に組み入れること; の少なくとも一つである、該紫外線感光性ジアゾ樹脂
    と、 該カラー被覆および該ジアゾ樹脂の上の一表面上に結合
    された、該溶剤現像媒体に不溶性である、連続した水不
    溶性の透明無色のバリヤ層と、 を含んでいる色校正用プレセンシタイズド・シートであ
    つて、 ジアゾ樹脂は該シートが露光されると光照射部では不溶
    化して該カラー層を該バリヤ層に堅固に結合させ、非露
    光部ではカラー層およびシアゾ樹脂が該バリヤ層から容
    易に除去可能であり、 該プレセンシタイズド・シートはさらに、該バリヤ層の
    上の、 0.29kg/cm2の圧力で100〜150℃の温度で10秒で貼合わせ
    可能であり、室温で非粘着性であり、電磁波の主要部が
    350〜450nmの範囲に分布している5キロワツトの紫外線
    に対して1m離れたところから15,000cm2の面積が2分間
    露光されたときに変色しないか又はその光学濃度を0.05
    光学濃度単位も変位させず、且つ、該バリヤ層を通つて
    移行して該ジアゾ樹脂を減感したり該黄色顔料を変色さ
    せたり他の層の光学的性質を乱したりする成分を含有し
    ていない、少なくとも1種のアクリル重合体または共重
    合体の層から本質的に成る熱的に貼合わせ可能な接着剤
    層を含んでおり、 該カラー被覆層中の該黄色顔料の粒子は該黄色顔料粒子
    の40%未満が該紫外線感光性ジアゾ樹脂の最大感度の波
    長の175nm内のサイズを有し、そして該黄色顔料粒子の
    少なくとも25容量%が該最大感度の波長より少なくとも
    25nm大きく、且つ該黄色顔料粒子の少なくとも25容量%
    が該最大感度の波長より少なくとも25nm小さいことを特
    徴としている、プレセンシタイズド・シート。
  13. 【請求項13】該重合体または共重合体が、ポリ(n−
    ブチルアクリレート)またはポリ(エチルアクリレー
    ト)、または、その、スチレン、アクリル酸、メタクリ
    ル酸、無水アクリル酸および酢酸ビニルからなる群から
    選択された少なくとも1種のエチレン型不飽和コモノマ
    ーとの共重合体からなり、そして着色シートとジアゾ樹
    脂との構造が隣合う層としてあるか、又はカラー被覆材
    と紫外線感光性ジアゾ樹脂が混合して単一層を成してい
    るかのどちらかである、特許請求の範囲第12項のプレセ
    ンシタイズド・シート。
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