JP2582498B2 - 水現像可能な前着色されたジアゾ画像形成用エレメント - Google Patents

水現像可能な前着色されたジアゾ画像形成用エレメント

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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願に対する相互参照 この出願は1990年6月30日出願した特許願第07/559,4
63号、「水現像可能な、前着色されたジアゾ画像形成用
エレメント」の一部継続出願である特許願第07/661,289
号の一部継続出願である。
技術分野 本発明は画像複製法に際して用いることができる感光
性エレメントに関する。さらに詳しくは、本発明は支持
体、感光性塗膜および接着性層から構成される、前着色
された水現像可能な感光性エレメントに関するものであ
る。この感光性塗膜はさらに着色剤;感光性の水可溶
性、ポリマー性ジアゾニウム塩;およびポリビニルアル
コールバインダーで構成されている。
背景技術 画像複製法に際して用いることのできる感光性エレメ
ントはグラフィックアーツの分野で良く知られている。
代表的に、このエレメントは色分解原板(color separa
tion transparency)のような画像保持原板(image−be
aring transparency)を通じて活性放射線(actinic ra
diation)に対し露光され、用いた原板に関しポジチブ
またはネガチブのいずれかの画像を作る。ポジチブ作動
のエレメントは、それを通じて露光をした原板の複製物
である画像を生じる。すなわち、原板の着色区域はイメ
ージ化されたエレメントにおいても着色され、原板の未
着色域はイメージ化されたエレメント中で未着色なので
ある。ネガチブ作動のエレメントはそれを通じて露光を
した原板の反転した画像を生じる。すなわち、原板の着
色区域はイメージ化されたエレメントにおいて未着色で
あり、原板中の未着色域がイケージ化されたエレメント
中で着色される。普通、ポジチブ作動のエレメントはポ
ジチブ画像を作るためポジチブ原板を通じて露光され、
またネガチブ作動のエレメントはポジチブ画像を作るた
めにネガチブ原板を通じて露光をする。画像状露光に続
いて、感光性エレメントは可溶性の画像域をウオッシュ
アウトし、ピールアパート(剥離)し、着色材によりト
ーニングし、またはこれら各方法の組合わせをする、な
どにより現像をすることができる。
前着色されたジアゾベースの画像形成エレメントも従
来良く知られている。しかしながら、これらのエレメン
トは塗布および/または現像のために、有機溶剤または
水性塩基のいずれかを必要とする不都合を有している。
水と1−プロパノールとの混合物中で現像をする、前者
色とされたジアゾベースの画像形成用エレメントは、た
とえばVan Beusekom氏の米国特許第3,671,236号;Cederb
urg氏の同第4,656,114号;およびSachi氏の同第4,666,8
17号などで示されている。塩基中で現像することのでき
るエレメントがKrech氏の米国特許第4,260,673号中で示
されている。この水性塩基または有機溶剤の使用は引火
性、毒性、腐食性および/または廃棄物処理などにより
しばしば好ましくないものである。
Platzer氏の米国特許第4,751,166号は、ポリビニルブ
チラールポリマーおよびスチレンと無水マレイン酸との
ポリマーよりなる群から選ばれたバインダーを含む、前
着色されたネガチブ作動のジアゾ画像形成エレメントを
開示している。このエレメントは(1)デシル硫酸ナト
リウム、リン酸ジナトリウムおよびメタケイ酸ナトリウ
ム、または(2)リン酸モノナトリウム、リン酸トリナ
トリウムおよびテトラデシル硫酸ナトリウムのような界
面活性剤を含む水中で現像することができる。
Mino氏の米国特許第4,783,390号は、支持体上の着色
剤を含んだ少なくとも2つの感光性層からなる多色のジ
アゾ画像形成性エレメントを示している。各感光性層は
水溶性の有機溶剤不溶性ジアゾ樹脂;このジアゾ樹脂と
架橋結合能をもつ水溶性の樹脂;および水に分散可能な
着色剤から形成されている。それぞれの感光性層と次に
隣接する感光性層との間には、疎水性の、耐水性有機溶
剤軟化性樹脂から形成された中間層が存在する。この感
光性層は水により現像することができるが、中間層は有
機溶剤によりとり除かれる。これに加えて、上の感光性
層上に形成された画像は下側の層が現像されるとき、時
として洗い去られてしまう。この材料は連続調画像の複
製用に限定されている。
Maruyama氏の日本国特許出願61-292,295号は、ジアゾ
樹脂、約20,000〜1,000,000の平均分子量をもつポリビ
ニルピロリドンおよび着色剤からなる水現像可能な組成
物を開示している。この組成物は水現像可能であるが、
有機溶剤から塗布をされるという不都合を有している。
水から塗布をされそして水中で現像をすることがで
き、これによりその製造法と使用方法の両方において有
機溶剤、界面活性剤および水性塩基の必要性を排除する
感光性エレメントについて要望されている。このエレメ
ントは網目版および連続調の両方の画像を複製しうるも
のでなければならない。
発明の要点 本発明は、前着色された水現像可能な感光性エレメン
トに関するものであり、このエレメントは: (A) 支持体; (B) 本質的に以下のものから構成される着色剤含有
層: (1) 着色剤;および (2) ポリビニルアルコールバインダー、なおこのバ
インダーは約87〜100%が加水分解されており、かつフ
ィルムを形成するのに充分な高分子量である;および (C) 本質的に以下のものから構成される感光性層: (3) 感光性、水溶性のポリマー性ジアゾ樹脂;およ
び (4) ポリビニルアルコールバインダー、なおこのバ
インダーは約87〜100%が加水分解されており、かつフ
ィルムを形成するのに充分な高分子量のものである;お
よび (D) 接着性層 から構成されており、ここで前記着色剤含有層(B)と
感光性層(C)とは合体して、接着性層(D)に接して
いなければならない単一の着色剤含有感光性塗膜層
(E)とすることができ、またはこの代わりに、着色剤
含有層(B)と感光性層(C)とは別々にしかも相接す
る層の状態で存在することができ、但し前記着色剤含有
層(B)と感光性層(C)とは、そのいずれかの層が接
着性層(D)と接しなければならぬことを条件とし、お
よび着色剤含有層(B)、感光性層(C)または接着性
層(D)のいずれかが支持体(A)に接していることを
条件とする。
一つの具体化例において、着色剤含有層と感光性層と
は単一の層に合体される。位置決め下の露光によりサー
プリントプルーフを作成するための好ましい具体化例に
おいて、エレメントは表面から下に向けて、接着性層、
感光性層、着色剤含有層、および支持体の順に構成され
る。
別の具体化例において、接着性層は省略することがで
きる。色分解原板を通じる一連の前着色された感光性エ
レメントの画像状露光は一組の前着色ずみの画像をつく
り、これはオーバーレイプルーフを形成するために重ね
合わされる。
図面の簡単な説明 第1図は、表面から下に向けて接着性層(1)、着色
剤含有、感光性層(2)および支持体(3)の順に構成
されている、3層の感光性エレメントを示している。
第2図は、表面から下に向けて着色剤含有、感光性層
(2)、接着性層(1)および支持体(3)の順に構成
されている、3層の感光性エレメントを示している。
第3図は、表面から下に向けて感光性層(4)、着色
剤含有層(5)、接着性層(1)および支持体(3)の
順に構成されている、4層の感光性エレメントを示して
いる。
第4図は、表面から下に向けて着色剤含有層(5)、
感光性層(4)、接着性層(1)および支持体(3)の
順に構成されている、4層の感光性エレメントを示して
いる。
第5図は、表面から下に向けて接着性層(1)、着色
剤含有層(5)、感光性層(4)および支持体(3)の
順に構成されている、4層の感光性エレメントを示して
いる。
第6図は、表面から下に向けて接着性層(1)、感光
性層(4)、着色剤含有層(5)および支持体(3)の
順に構成されている、4層の感光性エレメントを示して
いる。
発明の具体的説明 感光性塗膜 本発明の感光性エレメントは支持体、感光性塗膜およ
び接着性層から構成される。この感光性エレメントはさ
らに着色剤を含んでいる。感光性層と着色剤とは1つの
層または2層構造のいずれか、すなわち感光性塗膜は
(1)単一の着色剤含有の感光性層または(2)感光性
層とこれに接する着色剤含有層のいずれかとして存在す
ることができる。感光性塗膜の重要な1つの特徴は界面
活性剤またはその他の添加物の必要なしに完全に水現像
可能なことである。実際に現像は普通の水道水を使用し
て行うことができ、従って水性塩基または有機溶剤の必
要性はない。
感光性層は感光性のジアゾ樹脂とポリビニルアルコー
ルバインダーとで構成されている。感光性のジアゾ樹脂
は、4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホ
ルムアルデヒドポリマーのような感光性の水可溶性のジ
アゾニウム塩である。代表的な物質は4−(フェニルア
ミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホ
ルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホ
ルムアルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化
4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフ
ェート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体
化4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサル
フェート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーなどであ
る。その現像で重金属を含む排液を生じないため、非錯
体化4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホ
スフェート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯
体化4−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサ
ルフェート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーとが好ま
しい。
着色剤含有層は着色剤とポリビニルアルコールバイン
ダーとで構成されている。着色剤は当業者に知られてい
る各種の通常の顔料、染料またはその他の着色物質から
選定することができる。この着色剤は水中に分散可能で
あるべきで層の他の成分と反応しないものとすべきであ
る。
感光性層および着色剤層または両者が合体したときの
単一層中のバインダーはポリビニルアルコールである。
ポリビニルアルコールは水に可溶性であり、従って層は
水から塗布されまた露光済みの画像は水により洗い出す
ことができる。このバインダーは層を塗布するときフィ
ルムが形成されるのに充分な分子量のものでなければな
らない。約11,000〜186,000の分子量が好ましく、約10
6,000〜186,000がさらに好ましい。約87〜100%加水分
解されたポリビニルアルコールが好ましい。
普通の各種添加剤を、それらが層中に存在する他の各
成分と両立しうるもので、かつ最終画像に対して好まし
くない着色を与えないものであるならば、感光性層およ
び/または着色剤含有層(1つまたは複数)に対して加
えることができる。このような各成分にはハレーション
防止剤、光学的増白剤、リリーズ剤、界面活性剤、塗布
助剤および可塑剤などが含まれる。
着色剤含有層の好ましい組成は:着色剤約5〜20%、
バインダー約80〜95%およびその他成分約0〜2%であ
る。感光性層の好ましい組成は:ジアゾ樹脂約2〜6
%、バインダー約94〜98%およびその他成分約0〜2%
である。着色剤と感光性の樹脂とが同一層中に存在する
とき、好ましい組成は:着色剤約5〜20%、ジアゾ樹脂
約2〜6%、バインダー約75〜93%およびその他成分約
0〜2%である。
接着性層 接着性層がまた存在している。この接着性層は着色剤
含有感光性塗膜と接触し、あるいは着色剤含有層と感光
性層とが存在しているとき、これらの層のいずれかが接
着剤層と接触している。接着性層は水不溶性のポリマー
バインダーから構成される。このバインダーは受像体上
に熱ラミネートすることのできる、無色の光学的に透明
なフィルムを作らねばならない。接着性層のために有用
な物質にはポリビニルアセテートおよびそのコポリマー
とターポリマー、同様に、ポリエステルとポリアミドな
どが含まれる。接着性層中には可塑剤と界面活性剤とを
存在させることもできる。
支持体/受像体/一時的なキャリアー 感光性エレメントはまた支持体を含んでいる。支持体
は必要な硬さと寸法の安定性をもつどの材料でも良い
が、ポリエチレンテレフタレート支持体が好ましい。サ
ープリントプルーフを作るためには除去しうる支持体が
必要とされる。けれども、オーバーレイプルーフの作成
用には除去し得ない支持体が必要である。サープリント
プルーフの作成の際は、支持体と隣接層との間に、特に
支持体が接着性層と接しているときはその間に別のリリ
ーズ層を配置することができる。この代りに、シリコン
のリリーズ処理をしたポリエチレンテレフタレート支持
体を用いることもできる。しかしながら、着色剤含有お
よび/または感光性層が支持体に接しているとき、バイ
ンダーのポリビニルアルコールがまたリリーズ剤である
ためリリーズ層は通常必要がない。ポリアクリルアミド
とポリビニルポロリドンもまたリリーズ層として用いる
ことができる。
位置決め下の露光のための受像体は必要な硬さ、寸法
の安定性および耐水性をもつ材料のどれでも良い。受像
体は平坦で、かつ好ましくは平滑で不透明なものであ
る。受像体として用いることのできる代表的な材料に
は、Alles氏の米国特許第2,779,684号中で述べられたよ
うな、下引をした写真用のポリエチレンテレフタレート
のようなフィルム;ICIアメリカ社(Wilimingtion,DE)
により販売されているメリネックス (Melinex)のよ
うな接着性の下引をした不透明なポリエチレンテレフタ
レートフィルムベース;および水性の溶剤に対して耐性
となる処理をした原紙などが含まれる。好ましい材料は
ポリエチレンテレフタレートフィルムである。
一時的なキャリアーは、エレメントを位置決め法で転
写により画像を作るのに使用するとき必要とされるので
ある。一時的のキャリアーとして用いることのできる材
料は、受像体として用いることのできるものと同じ材料
である。この一時的キャリアーは接着性層とリリーズ層
とを有しており、このそれぞれは前述のように構成され
ている。使用されるものの構造は一時的キャリアー、リ
リーズ層および接着性層;または一時的キャリアー、接
着性層およびリリーズ層である。以下に示すように、一
時的キャリアー上に形成された画像は所望の受像体に転
写することができる。プリントのために用いられる原紙
に転写するのが好ましい。
製造 支持体、着色剤含有層、感光性層および接着性層から
構成されるエレメントは、図面の簡単な説明中に示した
ように6つの具体例が可能である。1組の具体例におい
て着色剤と感光性の樹脂とは単一の着色剤含有、感光性
層中に含まれている。第1図と第2図で各層は表面から
下に向けて、(1)接着性層、着色剤含有感光性層およ
び支持体、あるいは(2)着色剤含有感光性層、接着性
層および支持体の順に配列されている。残りの4つの具
体例において、感光性層と着色剤含有層は別々にしかし
相接する層の状態である。第3〜6図は以下の配列が可
能なことを示している:すなわち(3)感光性層、着色
剤含有層、接着性層および支持体;(4)着色剤含有
層、感光性層、接着性層および支持体;(5)接着性
層、着色剤含有層、感光性層および支持体、そして
(6)接着性層、感光性層、着色剤含有層および支持体
である。接着性層が支持体に接している具体例(2)、
(3)および(4)は位置決め下の転写により画像を調
製する際に利用される。接着性層が支持体に接していな
い具体例(1)、(5)および(6)は位置決め下の露
光により画像を調製する際に利用される。具体例(6)
は、位置決め下の露光によりサープリントプルーフを作
成する際に、受像体に対して転写するために好ましいも
のである。この具体例においては、ステイン、すなわ
ち、ウオッシュアウト後に未露光域中の受像体上に残留
する着色が防止される。具体例(4)は、位置決め法の
転写によりサープリントプルーフを作成する際に、一時
的にキャリアーに転写するのに適している。
エレメントは普通の塗布技術により調製することがで
きる。支持体、感光性着色剤含有塗膜および接着性層の
順に構成されているエレメントを作るために、感光性塗
膜は通常約8〜92の重量比(固体:水)に各成分を水中
に混合し;支持体上に塗布し;そして水を蒸発すること
により作られる。塗膜は均一でなければならない。約20
mg/dm2の乾燥塗布量で、通常約1〜3ミクロンの厚みを
与える塗布量が好ましい。着色剤と感光性樹脂とが単一
層中に存在するとき、各成分はすべて支持体上に塗布す
る前に水中で混合される。2つの別々の層で存在すると
きは、1つの層を支持体上に塗布し他の層をこの表面上
に塗布する。接着性層はこの層の表面上に適当な溶剤で
塗布される。通常の多層塗布技術を用い複数層の塗布を
行うこともできる。
支持体、接着性層および感光性接着剤含有塗膜の順に
構成されているエレメントを作るために、接着性層を支
持体上に最初に塗布する。その後、感光性の塗膜を支持
体の代わりにこの接着性層上に前記のように塗布する。
最後の層が塗布されそして溶剤が蒸発した後、このエ
レメントを使用するまで塗膜を保護するためにポリエチ
レンのようなリリーズフィルムを塗膜上に載置すること
ができる。
露光/画像の形成 感光性樹脂により吸収される活性放射線を与える、通
常の光源はどれも画像形成反応を活性化するために用い
ることができる。「活性放射線」とは画像形成を生じる
任意の放射線のことである。この放射線は天然または人
工光、単色または多色光、非コヒーレントまたはコヒー
レント光とすることができる。効果的な画像形成のため
に、活性放射線の大部分は感光性の樹脂により吸収され
るべきである。
普通の活性放射線源にはケイ光燈、水銀蒸気、水銀−
キセノン、金属添加およびアーク燈などが含まれる。そ
の放出光が開始剤系の吸収帯内に入るかまたは重なり合
うようなレーザーは有用なコヒーレント放射線源であ
る。露光はハーフトーン像担持原板、好ましくはハーフ
トーン色分解原板を通じて普通行われる。しかしなが
ら、エレメントの別の画像状露光には、変調走査レーザ
ービーム、CRT(陰極線管)、その他などが含まれる。
露光はまた連続調画像を担持する原板を通じて行うこと
もできる。
本発明の感光性エレメントは、位置決め法下での露光
または位置決め法下の転写のいずれかにより、ネガチブ
サープリントプルーフを作るのに用いることができる。
位置決め法での露光 位置決め法での露光により、普通のネガチブハーフト
ーン色分解原板からネガチブのサープリントプルーフを
作成するためにエレメントを使用する際は、支持体;感
光性塗膜;および接着性層の順に構成されているエレメ
ントが必要とされる。前に述べたように、感光性の塗膜
は具体例(1)と(2)のような単一層か、または具体
例(3)〜(6)のように2つの別々の層かのいずれか
とすることができる。好ましい具体例(6)は支持体;
着色剤含有層;感光性層;および接着性層から構成され
ている。
レリーズフィルムが存在するときはエレメントからこ
れをとり除き、エレメントの接着性層を受像体にラミネ
ートする。受像体;接着性層;感光性層;および着色剤
含有層からなるエレメントとするために支持体を剥離す
る。支持体の除去後、エレメントは感光性塗膜に原板の
乳剤面で接触させたネガチブのハーフトーン原板を通じ
て活性放射線に対して露光をする。原板と塗膜間の良好
な接触をさせるため、露光は普通標準的な真空焼枠中で
行われる。感光性塗膜は未露光域を洗い去るため水道水
でスプレーする。ウオッシュアウト中、露光済みのエレ
メントは綿でこするかまたはおだやかにブラシがけをす
る。ウオッシュアウトしたエレメントは露光に使用した
原板のネガチブである単色のサープリントプルーフとす
るために乾燥する。
2色のサープリント画像を必要とされるならば、第2
の別の色調に着色されている感光性エレメントを以前に
形成された画像にラミネートし、そして支持体をとり除
いて受像体;接着性層;露光されウオッシュアウトされ
た第1の感光性塗膜;接着性層;および第2の感光性塗
膜から構成されるエレメントにする。この第2の感光性
塗膜はその対応する色分解原板を通じて位置決め下に露
光し、そして露光に使用した原板のネガチブである2色
のサープリントプルーフとするため前述のようにウオッ
シュアウトをする。多色のサープリントプルーフを形成
するためには、別の異なる色に着色されている感光性エ
レメントをこの画像にラミネートし、その対応する色分
解原板を通じて位置決め下に露光しそしてウオッシュア
ウトをする。このようにしてイエロー、シアン、マゼン
タおよび黒の各画像からなる、4色のサープリントプル
ーフを形成させることができる。必要ならば、画像を通
常の保護用フィルムでカバーすることもできる。
位置決め法での転写 感光性エレメントは、位置決め法での転写により普通
のネガチブハーフトーン色分解原板から、ネガチブのサ
ープリントプルーフを作成するのに使用することができ
る。このエレメントは支持体;接着性層;および着色剤
含有感光性塗膜の順に構成されている。前述のように、
感光性塗膜は具体例(2)のような単一層か、または具
体例(3)と(4)のような2つの別々の層かのいずれ
かとすることができる。具体例(4)が好ましいものの
例である。支持体は、シリコンのレリーズ処理をしたポ
リエステルフィルムのようにレリーズ処理をされるか、
またはその代りに支持体と接着性層との間に前述のよう
な別のレリーズ層を存在させるかをしなければならな
い。以下のプロセスはレリーズ層を含むエレメントにつ
いてのものである。
レリーズフィルムが存在するときはエレメントからと
り除く。エレメントはつぎに、感光性塗膜に原板の乳剤
面で接触させたネガチブの分解原板を通じて活性放射線
に対して露光し、そして前述のように水道水によりウオ
ッシュアウトする。ウオッシュアウトしたエレメントは
乾燥して、支持体;レリーズ層;接着性層;および露光
されそしてウオッシュアウトされた第1の感光性塗膜か
らなる単色画像とする。
この単色画像は、レリーズ層と接着性層とで構成され
る一時的キャリアーの接着性層に対してウオッシュアウ
トされた感光性塗膜をラミネートすることにより、一時
的キャリアーに対して転写する。一時的キャリアーは以
下の構造:一時的キャリアー、レリーズ層および接着性
層;または一時的キャリアー、接着性層およびレリーズ
層、をもつことができる。ラミネーションは熱と加圧に
より行われる。この第1の色のフィルム支持体とレリー
ズ層はついで接着性層を出現させるためにとり除き、そ
して一時的キャリアー;一時的キャリアーのレリーズ
層;一時的キャリアーの接着性層;画像状にウオッシュ
アウトされた第1の感光性塗膜;および接着性層の順に
構成されているエレメントとする。このエレメントは逆
像または倒立像である。
第2の着色画像は、前述のように第2の異なる色に着
色されたエレメントからレリーズフィルムが存在すると
きはこれをとり去り、露光しそしてウオッシュアウトす
ることにより作成する。この第2の着色画像は、一時的
キャリアー;画像状にウオッシュアウトされた第1の感
光性塗膜;および接着性層で構成されているエレメント
に対して位置決めの下にラミネートする。支持体をとり
去り、一時的キャリアー;画像状にウオッシュアウトさ
れた第1の感光性塗膜;接着性層;画像状にウオッシュ
アウトされた第2の感光性塗膜;および接着性層から構
成されるエレメントを作成する。第2の色のフィルム支
持体とレリーズ層とをとり除く。追加的の異なる色に着
色したエレメントを露光し、ウオッシュアウトし、位置
決め下に転写し、そして支持体をとり除いて、一時的キ
ャリアー上の多色逆像エレメントとすることができる。
一時的キャリアーと反対のエレメントの表面は、このエ
レメントにラミネートされた最後の着色画像の接着性層
である。
正像の多色画像は永久的の支持体、代表的には所望の
印刷用紙上に出現している接着性層をラミネートするこ
とにより得られる。一時的キャリアーはついでとり除か
れ、一時的キャリアー上のレリーズ層の位置に応じて、
一時的キャリアーのレリーズ層と接着性層との間、ある
いは一時的キャリアーの接着性層と第1の着色画像との
間のいずれかで分離される。
オーバーレイプルーフ たとえばオーバーレイプルーフのように、単一の着色
画像を必要とされるときは受像体に対する感光性層の転
写は不要である。エレメントは耐水性の除去不能な支持
体上の感光性塗膜により構成される。接着性層は不要で
あり場合によっては省略することができる。接着性層を
省いたとき、除去不能な支持体は接着性を改善するため
にコロナ放電処理をすることが好ましい。エレメントは
前述のように露光しそしてウオッシュアウトして、支持
体の上で露光とウオッシュアウトをされた感光性塗膜か
らなる単色の画像を作成する。オーバーレイプルーフを
必要とするならば、光学的に透明な支持体を必要とす
る。
オーバーレイプルーフの際、それぞれの色は別々の支
持体上にとどまったままである。各フィルムは位置決め
の下に組み合わされそして適切な背景、たとえば不透明
な反射性白色受像シートに対し複合体として観察され
る。それぞれの着色エレメントは分離可能のまであり別
々に組み合わすことができる。
多色のオーバーレイプルーフを作製するため、複数の
単色着色画像を複数の単色感光性エレメントから調製す
る。各エレメントは着色画像を作るため、前述のように
その対応する色分解原板を通じて画像状に露光しそして
ウオッシュアウトをする。露光は前述のように感光性塗
膜と接触させた原板により行うことができる。この代わ
りに、露光は支持体を通して、すなわち支持体に接触さ
せた原板の乳剤側で行うこともできる。着色画像はオー
バーレイプルーフを形成させるため、好ましくは不透明
は反射性白色受像シート上で位置決めの下に重ね合わさ
れる。
Matthews氏の米国特許第5,001,037号中で示されたよ
うに、前着色された画像はトーリングされた画像と組み
合わせて、前着色されたのとトーニングされたのと両者
の画像からなるオーバーレイプルーフを作成することが
できる。普通のオーバーレイプルーフ用のフィルムはそ
の製造者により前着色をされている。従って、製造者に
より提供された色調に限定されている。製造と販売上の
コストにより、ごく限定された範囲の色だけが利用され
るのである。特殊な、つまり非標準的な色調をもつオー
バレイ画像は未着色のトーニング可能なエレメントから
容易に調製される。操作者はメーカーにより供給された
トナーを望みのように混合することができる。従って、
ほとんど無限な色調をもつトーニング画像を作ることが
でき、そしてオーバーレイプルーフの調製に際して前着
色された画像と組み合わすことができる。
産業上の利用性 本発明のエレメントは着色画像の調製のために有用で
ある。これらの画像はグラフィックアーツの分野、特に
印刷により作成される画像の複製を調製するカラープル
ーフの領域において特別に有用である。
本発明のすぐれた特性は以下の各実施例を参照するこ
とにより認めることができるが、これは例示のため与え
られたもので本発明の実施をこれに限定するものではな
い。
実施例 略語 エーロゾル OT-75 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(CAS 577-11−
7)の水/アルコール中75重量%液;アメリカンシアナ
ミド社(Wayne,NJ) エーロゾル OT-100 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム;CAS 577-11−
7;アメリカンシアナミド社(Wayne,NJ) 黒色ピグメントNo.1 フレキシバース IIカーボンブラック顔料分散物;サ
ンケミカル社(Cincinnati,OH) 黒色ピグメントNo.2 ユニスパース ブラックB−PI顔料分散物;チバ−ガ
イギー社(Ardsley,NY) シアンピグメント サンスパース 600フタロブルー,RS;サンケミカル社
(Cincinnati,0H) ジアゾ樹脂No.4 4−(フェニルアミノ)−ベンゼン−ジアゾニウムサ
ルフェート(1:1)ホルムアルデヒドポリマー,塩化亜
鉛錯体;CAS 68988-17−0;フェアモントケミカル社(New
ark,NJ) DTS-18 ベンゼンジアゾニウム,4−(フェニルアミノ)−,サ
ルフェート(1:1),ホルムアルデヒドとのポリマー;CA
S 41432-19−3;ケムサルタンツインターナショナル社
(Fayetteville,NY)経由で、PCAS社(Longjouneau,Fra
nce)から入手可能 エルバノール 50-42 高粘度の、87〜89%加水分解したポリビニルアルコー
ル;デュポン社(Wilmington,DE) エルバノール 51-05 低粘度の、87〜89%加水分解したポリビニルアルコー
ル;イー・アイ・デュポン・ド・ネモアース社(Wilmin
gton,DE) マゼンタピグメントNo.1 サンスパース ナフトールレッド顔料分散物;サンケ
ミカル社(Cincinnati,OH) マゼンタピグメントNo.2 ユニスパース レッドRBS-PI顔料分散物;チバ−ガイ
ギー社(Ardsley、NY) メリネックス D994 接着剤下引済の不透明なポリエチレンテレフタレート
フィルムベース;ICIアメリカ社(Wilmington,DE) メリネックス 329 不透明なポリエチレンテレフタレートフィルムベー
ス;ICIアメリカ社(Wilmington,DE) ポリオックス WSR N−3000 ポリ(エチレンオキサイド);MW 400,000;CAS 25372-
68−3;ユニオンカーバイド社(New York,NY) PVP K−30 ポリビニルピロリドン(MW 40,000);GAF社(Wayne,N
J) PVP K−90 ポリビニルピロリドン(MW 350,000);GAF社(Wayne,
NJ) リーガル 330R 黒色顔料;カボット社(Boston,MA) シェーラー受像体 耐水用にサイズされた樹脂コート紙;シェーラーテク
ニカルペーパー社(Pulaski,NY) タモール 731 ポリマーカルボン酸のナトリウム塩;ロームアンドハ
ース社(Pheladelphia,PA) ビナック B−15 ポリ(ビニルアセテート);MW 90,000;CAS 9003-20−
7;エアプロダクツアンドケミカル社(Allentown,PA) ビナック XX-240 ポリ(ビニルアセテート)ホモポリマーエマルジョ
ン;エアプロダクツアンドケミカル社(Allentown,PA) ビノール 125 中粘度,99.3%+加水分解ポリビニルアルコール;MW 8
5,000〜146,000;エアプロダクツアンドケミカル社(All
entown,PA) ビノール 165 高粘度,99.3%+加水分解ポリビニルアルコール;MW 1
24,000〜186,000;エアプロダクツアンドケミカル社(Al
lentowon,PA) ビノール( 540S 高粘度,87.0〜90.0%加水分解ポリビニルアルコール;
MW 124,000〜186,000;エアプロダクツアンドケミカル社
(Allentown,PA) イエローピグメント サンスパース 6000ジアリーライドイエロー,AAOT;サ
ンケミカル社(Cincinnati,OH) ゾニール FSO-100 非イオン性フルオロ界面活性剤;デュポン社(Wilmin
gton,DE) 以下の各実施例において、「塗布溶液」とは塗布され
るための溶剤と各添加物との混合物を指し、たとえ添加
物のあるものが溶液というより懸濁物であるとしてもこ
のように呼ぶものである。「全固体」とは塗布溶液中の
非揮発性物質の全量を指し、たとえ添加物のあるものが
周囲温度において非揮発性の液体であるとしてもこれを
含むものである。
実施例1 この実施例は、感光性および着色剤含有層中にポリビ
ニルアルコールバインダーを含む本発明のエレメント
と、ポリビニルピロリドンバインダーを含むエレメント
との性能の比較である。着色剤とジアゾ樹脂とが同一層
中に存在するエレメントを使用した。この実施例の目的
が最初に形成される画像を比較することであるため接着
性層は必要としない。
塗布溶液 塗布溶液は第1表中に示した各成分から調製した。PV
Pを含む塗布溶液(溶液AとB)は、周囲温度において
水に添加し混合物が溶解するまで撹拌することにより作
成する。ジアゾ樹脂を加えて溶解させる。ついで顔料分
散物を添加しさらに約4時間撹拌を継続する。PVAを含
む塗布溶液(溶液CとD)は、約90℃において水に添加
し0.5時間撹拌する。ジアゾ樹脂は冷却したPVA溶液に添
加する。ついで顔料分散物を添加しさらに約4時間撹拌
を続けた。
塗布 各溶液は厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム支持体上にボード塗布し、支持体と感光性層とか
ら構成される前着色された感光性エレメントを作った。
溶液D以外の各溶液は18μmの塗布ナイフにより塗布し
た。溶液Dは50μmのギャップをもつ塗布ナイフにより
塗布した。塗布量は第2表中に示してある。
画像の形成 前着色した感光性の各エレメントは感光性層を上に、
すなわち活性放射線源に向けて真空焼枠中に入れた。UG
RA試験ストリップ(グラッフィクアーツ技術協会(Pitt
sburgh,PA)製、ドット範囲0.5%〜99.5%ドット)をそ
の乳剤面側を感光性面に接触し裏面を上にして、感光性
層の上に重ねて置く。エレメントと分解原板に露光の前
90秒間真空を付与する。ついで、エレメントと分解原板
の上部約54インチ(137cm)の6kw高圧水銀燈(ホトポリ
マー球とココモ(Kokomo)フィルターとを備えたTheime
r、エクスポジュシステムズ社(Bridgeport,Conn.)
製)からの放射線に対し約36秒間露光した。
露光済みの各エレメントは、つぎに周囲温度において
感光性面上に水道水を手動でスプレーして感光性層の未
露光域を含むエレメントにより形成された像の画質は、
第2表中に示したようにPVPによって形成されたものよ
りはるかに鮮鋭であった。
実施例2 この実施例は、ポリビニルアルコールを含む本発明の
エレメントと、PVPバインダーを含むエレメントとの性
能の比較である。着色剤とジアゾ樹脂とが同一層にある
エレメントを使用した。
塗布 実施例1で調製した各溶液は厚み約23μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム支持体上にボード塗布し、
支持体と感光性層とから構成される前着色された感光性
エレメントを作った。D以外の各溶液は38μmのギャッ
プをもつ塗布ナイフを用いて塗布した。溶液Dは50μm
のギャップをもつ塗布ナイフにより塗布をした。塗膜は
加熱エアーガンにより乾燥した。ついで各感光性層は50
μmのギャップをもつ塗布ナイフを使用し、92:8のジク
ロロメタン/メタノール中のビナック B−15の25%溶
液を用いて、上塗りをした。感光性層と接着性層との塗
布量は第3表中に示してある。
第3表 溶液 a 感光性層 b 接着性層 b A 16.0 108 B 19.0 106 C 18.4 96 D 約27 約100 a 溶液AとBはコントロール b 塗布量はmg/dm2 画像の形成 前着色した感光性の各エレメントはクロマリン ラミ
ネーターにより、100℃でメリネックス 329受像体に対
しラミネートした。支持体をとり除き受像体、接着性
層、および感光性層とからなるエレメントを作った。前
着色した感光性の各エレメントを実施例1で述べたよう
に感光性面を上、すなわち活性放射線源に対面するよう
に真空焼枠中に入れ、そして露光し、ウオッシュアウト
を行った。形成された画質は第4表中に示してある。
実施例3 この実施例はポリビニルアルコールを含む本発明のエ
レメントと、PVPバインダーを含むエレメントの性能の
比較である。着色剤とジアゾ樹脂とが同一層にあるエレ
メントを使用した。
塗布 実施例1で調製した溶液A、BおよびCを、実施例2
で述べたようにそれぞれボード塗布しそして乾燥した。
ついで各感光性層はビナック XX-240エマルジョンの55
%溶液で上塗りをした。50μmのギャップをもつ塗布ナ
イフを溶液AとBに使用し、そして18μmのギャップの
塗布ナイフを溶液Cに使用した。感光性層と接着性層の
塗布量は第5表中に示してある。
第5表 溶液 a 感光性層 b 接着性層 b A 17.3 150 B 19.6 143 C 18.7 124 a 溶液AとBはコントロール b 塗布量はmg/dm2 画像の形成 前着色した感光性の各エレメントは、実施例2で述べ
たようにメリネックス 329受像体にラミネートし、露
光しそしてウオッシュアウトをした。PVPバインダーを
含むエレメントにより形成された像の画質は第6表中に
示したように鮮鋭である。
第6表 溶液a ドット%a 線幅b エッジ解像 A 1〜98 6 鮮 鋭 B 0.5〜98 10 鮮 鋭 C 0.5〜99.5 6 極めて鮮鋭 a 150線/インチ(60線/cm)スクリーン上でのドット b ポジおよびネガの両方の線で保持する線幅(μm)
値 実施例4 この実施例は、着色剤と感光性物質とが単一の層中に
存在する前着色したエレメントから調製される、4色の
サープリントプルーフの作成を示すものである。
工程1 マゼンタ、シアン、イエローおよび黒の各感光性エレ
メントの着色剤含有感光性層のための、各塗布溶液は第
7表中に示した各成分から調製される。各溶液は実施例
1中で述べたビノール 165溶液を作るのに用いたのと
同じ方法により調製した。
工程2 工程1で作った各塗布溶液は50μmのギャップをもつ
塗布ナイフを使用し、実施例1中で述べたようにして厚
み25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム支持体
上に塗布した。塗布量はマゼンタ感光性層は約25mg/dm2
mg/dm2、シアンは23mg/dm2、イエローは25mg/dm2、そし
て黒は42mg/dm2であった。
工程3 エチルアセテート中のビナック B−15の20重量%溶
液を、工程2で作成した各エレメントのそれぞれの感光
性層の表面上に塗布し、乾燥してそれぞれ支持体、前着
色した感光性層、および接着性層とから構成される、4
種類の前着色エレメントを作成した、ビナック B−15
の塗布量は約50〜120mg/dm2であった。
工程4 工程3で作ったイエローに着色したエレメントの接着
性層を、厚み230μmのメリネックス D994受像体上に1
10℃でラミネートした。ラミネート後に支持体をはがし
去ると、前着色した感光性層、接着性層、および受像体
から構成されるエレメントが残った。
工程5 工程4で作ったエレメントを感光性層を上、すなわち
活性放射線源に対面して真空焼枠中に入れる。イエロー
のハーフトーンネガチブ分解原板を、乳剤面側を感光性
層に接触してそしてベース側を上にして、感光性層の表
面上に載置する。露光は実施例1で述べたようにして29
秒間行った。
工程6 工程5で作った露光済みのエレメントの、感光性層の
未露光域をウオッシュオフするため、感光性面上に水道
水を手動でスプレーし、ついでエアーガンにより乾燥し
た。得られるエレメントは受像体、接着性層、および露
光と現像とをされたイエローの感光性層から構成される
単色のサープリント画像である。
工程7 工程4に示した方法に従って、工程3で作成したマゼ
ンタに前着色した感光性エレメントを工程6で作ったエ
レメントにラミネートし、受像体、接着性層、露光と現
像とをされたイエロー感光性層、接着性層、マゼンタの
感光性層、および支持体から構成されるエレメントを作
った。支持体をとり去り、得られたエレメントは工程5
で述べたように、マゼンタのハーフトーンネガチブ分解
原板を通じて59秒間露光した現像をした。得られたエレ
メントは2色のサープリント画像で、受像体、接着性
層、露光と現像とをされたイエロー感光性層、接着性層
および露光と現像とをされたマゼンタ感光性層から構成
されたものが生成される。
工程8 工程4に示した方法に従って、工程3で作成したシア
ンに前着色した感光性エレメントを工程7で作ったエレ
メントにラミネートし、受像体、接着性層、露光と現像
とをされたイエロー感光性層、接着性層、露光と現像と
をされたマゼンタ感光性層、接着性層、シアン感光性
層、および支持体から構成されるエレメントを作った。
支持体をとり除き、得られるエレメントは工程5で述べ
たように、シアンのネガチブ分解原板を通じて88秒間露
光し現像をした。得られたエレメントは3色のサープリ
ント画像で、受像体、接着性層、露光と現像とをされた
イエロー感光性層、接着性層、露光と現像とをされたマ
ゼンタ感光性層、接着性層、および露光と現像とをされ
たシアン感光性層から構成されたものが生成される。
工程9 工程4に示した方法に従って、工程3で作成した黒に
前着色した感光性エレメントを工程8で作ったエレメン
トにラミネートし、受像体、露光と現像とをされたイエ
ロー感光性層、接着性層、露光と現像とをされたマゼン
タ感光性層、接着性層、露光と現像とをされたシアン感
光性層、接着性層、黒の感光性層、および支持体から構
成されるエレメントを作った。支持体をとり除き、得ら
れるエレメントは工程5で述べたように、黒のハーフト
ーンネガチブ分解原板を通じて88秒間露光し現像をし
た。得られたエレメントは4色のサープリント画像で、
受像体、接着性層、露光と現像とをされたイエロー感光
性層、接着性層、露光と現像とをされたマゼンタ感光性
層、接着性層、露光と現像とをされたシアン感光性層、
接着性層、および露光と現像とをされた黒の感光性層か
ら構成されていた。
実施例5 この実施例は着色剤と感光性樹脂とが別々の層中に存
在する、前着色されたエレメントからの4色のサープリ
ントプルーフの調製を示すものである。このエレメント
は好ましい具体例(6)のように、支持体、着色剤含有
層、感光性層、および接着性層から構成されている。
工程1 マゼンタ、シアン、イエロー、および黒に前着色した
各感光性エレメントの前着色層用の塗布溶液は、実施例
4の方法に従い第8表中に示した各成分から作った。
工程2 工程1で作った各溶液は実施例4の工程2中で述べた
ようにして支持体上に塗布し乾燥して、それぞれ支持体
と前着色した層とからなる4つのエレメントのセットを
作成した。塗布量は、マゼンタエレメントについては約
21mg/dm2、シアンは6mg/dm2、イエローは25mg/dm2、そ
して黒は8mg/dm2であった。
工程3 ビノール 125の7.5重量部、ジアゾ樹脂No.4 0.4部、
ゾニール FSO-100 0.1部および水92部からなる感光性
溶液を、前着色した各層の表面上に18μmのギャップを
もつドクターナイフにより塗布しエアーガンによって乾
燥して、支持体、着色剤含有層、および感光性層からそ
れぞれ構成される、4種の前着色した感光性エレメント
のセットを作成した。塗布量は、マゼンタエレメントに
ついては12mg/dm2、シアンは31mg/dm2、イエローは8mg/
dm2、そして黒は19mg/dm2であった。
工程4 実施例4で述べたのと同じ組成の接着性溶液を、工程
3で作成した各エレメントのそれぞれの感光性層の表面
上に塗布し、空気中で乾燥して、支持体、着色剤含有
層、感光性層、および接着性層の順にそれぞれ構成され
る4種の前着色した感光性エレメントのセットとした。
接着性層の塗布量は約50〜120mg/dm2であった。
工程5 工程4で作成したイエローのエレメントを、厚み230
μmのメリネックス D994受像体上に、接着性層の面に
よりクロマリン ラミネーターで110℃においてラミネ
ートした。支持体をはがし去り、受像体、接着性層、感
光性層、および着色剤含有層の順に構成されるエレメン
トを残留させた。このエレメントは実施例4の工程5で
述べたようにして、イエローのナガチブ分解原板を通じ
て活性放射線に対して29秒間露光し、そして実施例4の
工程6で述べたように水道水でスプレーすることにより
現像をした。得られたエレメントは受像体、接着性層、
露光と現像とをされた感光性層、および現像されたイエ
ロー着色剤含有層から構成される単色のサープリント画
像である。着色剤含有と感光性の両方の層の露光をされ
た区域は現像中残留し、接着性層も現像プロセスにより
影響を受けない。
工程6 マゼンタのエレメントを工程5で作成したイエロー画
像上にラミネートし支持体をとり除いて、受像体;接着
性層;露光と現像とをされた感光性層;現像されたイエ
ロー着色剤含有層;接着性層;感光性層;マゼンタ着色
剤含有層の順に構成されるエレメントを作った。このエ
レメントはマゼンタの色分解原板を通じて位置決め下に
44秒間露光し、そして工程5で述べたようにして現像を
した。
工程7 工程6の方法をシアンと黒の感光性エレメントについ
てくり返して、受像体;接着性層;露光と現像とをされ
た感光性層;現像されたイエロー着色剤含有層;接着性
層;露光と現像とをされた感光性層;現像されたマゼン
タ着色剤含有層;接着性層;露光と現像とをされた感光
性層;現像されたシアン着色剤含有層;接着性層;露光
と現像とをされた感光性層;および現像された黒着色剤
含有層の順に構成される4色の画像を作成した。
実施例6 この実施例は着色剤と感光性樹脂とが別々の層中に存
在する前着色されたエレメントからの4色サープリント
プルーフの調製を示すものである。このエレメントは好
ましい具体例(6)のように、支持体、着色剤含有層、
感光性層、および接着性層から構成されている。好まし
くはジアゾ樹脂は感光性層中に用いられる。
工程1 ビノール 165の5.0重量部、ジアゾ樹脂No.4 0.26
部、ゾニール FSO−100 0.04部および水94.7部からな
る感光性溶液を、厚み25μmのポリエチレンテレフタレ
ート支持体上に塗布した。約8mg/dm2の塗布用をもつ4
種のフィルムが得られた。
工程2 マゼンタ、シアン、イエローおよび黒の4色の溶液を
実施例4で述べたようにして作った。組成は第9表に示
してある。
これら各溶液を工程1で作った感光性層の1つのもの
の上に塗布する。着色剤含有層の塗布量のマゼンタは約
9mg/dm2、シアンは12mg/dm2、イエローは20mg/dm2、そ
して黒が11mg/dm2であった。
工程3 ビナック B−15の24.9重量部、ゾニール FSO-100
の0.1部、メタノール6.0部、およびメチレンクロライド
69部で構成される接着性溶液を各着色剤含有層の表面上
に塗布し、支持体、感光性層、着色剤含有層および接着
性層から構成されるエレメントを作った。塗布量は約99
〜約116mg/dm2であった。
工程4 工程3で作ったイエローの感光性エレメントをメリネ
ックス 329受像体上に100℃でクロマリン ラミネータ
ーによりラミネートした。支持体をはがし去り、受像
体;接着性層;着色剤含有層;および感光性層から構成
されるエレメントを残留させる。感光性層はイエローの
ネガチブ分解原板を通じて56秒間露光し、そして実施例
5の工程5の方法に従って現像をした。
工程5 実施例5の工程6と7の方法に従って、受像体;接着
性層;現像されたイエロー着色剤含有層;露光と現像と
をされた感光性層;接着性層;現像されたマゼンタ着色
剤含有層;露光と現像とをされた感光性層;接着性層;
現像されたシアン着色剤含有層;露光と現像とをされた
感光性層;接着性層;現像された黒着色剤含有層;およ
び露光と現像とをされた感光性層の順に構成されている
4色の画像を作成した。
実施例7 この実施例はDTS-18ジアゾ樹脂を使用する着色画像の
形成を示すものである。
塗布溶液 塗布溶液は、実施例1で述べたビノール 165溶液を
作るために用いた方法に従って、第10表中に示した各成
分から調製した。
塗布 マゼンタおよびシアンの各フィルムエレメント用の前
着色溶液は、厚み約50μmのポリエチレンテレフタレー
ト支持体上に38μmの塗布ナイフを使用してそれぞれボ
ード塗布しエアーガンにより乾燥させた。ついでそれぞ
れのエレメント用の感光性溶液を相当する全着色層の表
面上に塗布した。マゼンタの感光性溶液は18μmの塗布
ナイフを用いて塗布したが、シアンの感光性溶液は38μ
mのナイフを使用した。各塗布層はエアーガンを使用し
て乾燥した。ビナック B−15の25.9重量部、ポリオッ
クス WSRN-3000の0.5重量部、メタノール6.0重量部お
よびメチレンクロライド68.6重量部からなる接着性溶液
を、各感光性層の上に50μmのギャップをもつ塗布ナイ
フを使用して塗布した。前着色と感光性の各層の塗布量
は第11表中に示してある。接着性層の塗布量は約120mg/
dm2と推定される。
画像の形成 前着色した各感光性エレメントはクロマリン ラミネ
ーターにより110℃でシエーラー受像体にラミネートし
た。支持体をとり除いて、受像体、接着性層、感光性
層、および前着色層から構成されるエレメントを作っ
た。前着色した各感光性エレメントを前着色層を上にし
て真空焼枠中に入れ、実施例1で述べたようにして露光
しそしてウオッシュアウトした。露光時間はマゼンタは
約80秒シアンは100秒であった。形成された画質は第11
表中に示してある。
実施例8 この実施例は、着色剤と感光性物質とが単一層中に存
在する、前着色をされたエレメントからの4色オーバー
レイプルーフの作成を示すものである。
工程1 マゼンタ、シアン、イエローおよび黒の各感光性エレ
メントの、着色剤含有感光性層用の塗布溶液は第12表中
に示した各成分から調製した。各溶液は水にエルバノー
50-42をまず添加し、約90℃で0.5時間撹拌すること
により作成する。溶液を冷却し、ジアゾ樹脂とゾニール
FSO-100をこの冷却した液に添加する。ついで顔料分
散物を加えさらに約12時間撹拌を続けた。
工程2 各溶液は、支持体と着色剤含有感光性層とから構成さ
れる前着色されたエレメントを作るために、厚み50μm
のコロナ放電処理をした写真級のポリエチレンテレフタ
レートフィルム支持体の処理面上に塗布をした。塗布量
はマゼンタ感光性層は約16mg/dm2、シアンは13mg/dm2
イエローは16mg/dm2、そして黒は13mg/dm2であった。
工程3 前着色された各感光性エレメントは感光性層を上、す
なわち放射線源に対面させて真空焼枠中に入れる。イエ
ロー、マゼンタ、シアンおよび黒のネガチブ分解原板
を、原板の乳剤面側を感光性層に接触させそして裏側を
上にして、それぞれ対応する前着色感光性エレメントの
表面上に載置する。このエレメントと分解原板に露光前
90秒間真空を与え、そして実施例1で述べたように各エ
レメントを露光する。露光時間はイエロー感光性エレメ
ントに対しては約60秒、マゼンタには30秒、シアンには
60秒、そして黒には300秒であった。
工程4 露光済みの各感光性エレメントは普通のフィルム処理
機を使用し水道水で現像した。この処理機は感光性層の
未露光域をウオッシュオフしそして現像済みのエレメン
トを乾燥させるための細かな水スプレー、回転ブラシ、
および乾燥部を有している。各エレメントは支持体およ
び露光と現像とをされた着色剤含有感光性層とから構成
されている。
工程5 露光と現像とをされた各エレメントはオーバーレイプ
ルーフを作るために組み合わせる。イエローの画像をも
つエレメントを約125μmの厚みのメリネックス 329受
像体シート上に、支持体が受像体シートと接触するよう
にのせ、その位置に保持するためエレメントの左側に沿
ってテープ止めする。マゼンタの画像をもつエレメント
をイエロー画像をもつものの上に位置合わせをして重ね
そしてその位置で固定する。シアンと黒の画像をもつ各
エレメントを位置合わせ下に重ね合わせそして固定し
て、受像体シート、イエロー像をもつエレメント、マゼ
ンタ像をもつエレメント、シアン像をもつエレメント、
および黒の像をもつエレメントの順に構成されている4
色のオーバーレイプルーフを得た。
実施例9 この実施例は、着色剤と感光性物質とが別々の層中に
ある、前着色エレメントからの4色オーバーレイプルー
フの作成を示すものである。
工程1 マゼンタ、シアン、イエローおよび黒に前着色された
感光性エレメントの各前着色層と感光性層用の塗布溶液
は、第13表中に示した各成分から実施例8の一般的方法
に従って作成した。各溶液は水に対してまずポリ(ビニ
ルアルコール)(エルバノール 50-42とエルバノール
51-05)を添加し、約90℃で0.5時間撹拌して調製す
る。溶液を冷却し、実施例8で述べたように引き続く添
加を行った。
工程2 感光性層用の塗布溶液とイエロー着色剤含有層用の塗
布溶液とは、厚み50μmの写真級ポリエチレンテレフタ
レートフィルム支持体上に同時塗布し、支持体、感光性
層、およびイエロー着色剤含有層から構成される前着色
をされた感光性エレメントを作成した。同様の方法によ
り、マゼンタ、シアン、および黒に前着色されたエレメ
ントを作成した。塗布量は第14表中に示してある。
工程3 着色した各感光性エレメントは着色剤含有層を上にし
て真空焼枠中に入れ、実施例8の工程3のようにして対
応するネガチブ分解原板を通じて露光した。露光時間は
イエロー感光性エレメントに対して約220秒、マゼンタ
には140秒、シアンには350秒、そして黒には700秒であ
った。
工程4 露光をした各エレメントは感光性側面を水道水により
手動でスプレーして前着色と感光性の両層の未露光域を
ウオッシュオフし、ついで乾燥して支持体、露光と現像
とをされた感光性層、および現像済みの着色剤含有層か
ら構成される、露光と現像をされた画像を含む感光性エ
レメントを作成した。
工程5 露光と現像をされた各エレメントは実施例8の工程5
で述べたようにして組み合わせて受像体シート、イエロ
ー像をもつエレメント、マゼンタ像をもつエレメント、
シアン像をもつエレメント、および黒の像をもつエレメ
ントの順に構成される4色のオーバーレイプルーフを作
った。
実施例10 この実施例は、着色剤と感光性樹脂とが別々の層中に
ある前着色エレメントからの、4色オーバーレイプルー
フの作成を示すものである。画像状の露光は支持体を通
じて行われた。
実施例9で作成した前着色された感光性エレメントを
使用し、各エレメントを真空焼枠中に支持体を上、すな
わち活性放射線源に対面するように入れて、エレメント
の露光が支持体と分解原板とを通じて行われるようにし
たことを除いて、実施例9の方法をくり返した。原板の
乳剤面側は支持体と接触させた。露光前60秒間、エレメ
ントと分解原板に真空を付与した。エレメントと分解原
板の上部約35インチ(89cm)の5kW高圧水銀蒸気燈(ジ
アゾ球とココモフイルターとを備えたアスカーアダラッ
クス装置、バーキーアスカー社)からの放射線によりエ
レメントを露光した。露光時間はイエローは約100秒、
マゼンタは150秒、シアンは150秒そして黒は250秒であ
った。
露光をした各エレメントは実施例8の工程4で述べた
ようにして水道水で現像しついで乾燥して支持体、露光
と現像とをされた感光性層、および現像された着色剤含
有層から構成される、露光と現像をされた画像を含む前
着色した感光性エレメントを作った。
露光と現像をされた各エレメントはオーバーレイプル
ーフを作るために組み合わす。イエロー画像を感光性エ
レメントをその現像された着色剤含有層を受像体に接触
して置いたことの他は、実施例8の工程5の方法に従っ
て行った。引き続く各エレメントは、前のエレメントの
支持体に接触させてその現像された着色剤含有層を位置
決め下に載置し、受像体シート、イエロー像をもつエレ
メント、マゼンタ像をもつエレメント、シアン像をもつ
エレメント、および黒の像をもつエレメントの順に構成
されている4色のオーバーレイプルーフを作成する。
実施例11 この実施例は着色剤と感光性樹脂とが別々の層中にあ
る前着色エレメントからの着色画像の形成を示すもので
ある。
工程1 黒に着色された感光性エレメントの感光性層と前着色
層用の塗布溶液は、実施例8の方法に従って第15表中に
示した各成分から作った。
第15表成分a 感光性層 黒着色層 エルバノール 50-42 4.99 4.91 ジアゾ樹脂DTS-18 0.25 − 黒ピグメントNo.2 − 1.72 ゾニール FSO-100 0.037 0.025 水 94.72 93.34 a 重量% 工程2 着色剤含有層の塗布溶液は、厚み50μmの放電処理を
した写真級ポリエチレンテレフタレートフィルム支持体
の処理済み面上にボード塗布して支持体および黒着色剤
含有層からなるエレメントを作った。着色剤含有層塗布
溶液は18μmの塗布ナイフを使用して塗布し、ついでエ
アーガンにより乾燥させて約14mg/dm2の塗布量をもつも
のを得た。感光性層塗布溶液をつぎにこの黒着色剤含有
層の表面上に塗布した。感光性層塗布溶液は36μmのギ
ャップをもつ塗布ナイフにより塗布し、約20mg/dm2の乾
燥塗布量のものを得た。得られたエレメントは支持体、
黒着色剤含有層、および感光性層から構成されている。
工程3 工程2で作った黒の感光性エレメントを感光性層を上
にして真空焼枠中に入れ、実施例8の工程3のようして
黒のネガチブ分解原板を通じて露光をした。
工程4 露光をしたエレメントは実施例8の工程4で述べたよ
うにして水道水で現像した。着色剤含有と感光性の両層
の露光された区域は現像に際して残留し、支持体、現像
された着色剤含有層、および露光と現像とをされた感光
性層から構成される鮮鋭な画像が残される。
オーバーレイプルーフを作るためには、黒の顔料の代
わりに実施例8中で用いたもののような別の色調の顔料
を使用し、工程1と2で述べたようにして追加の前着色
をされた感光性エレメントと作ることができる。各エレ
メントは工程3と4で述べたようにして露光と現像をし
て、それぞれ支持体、現像された着色剤含有層、および
露光と現像とをされた感光性層から構成される一連の着
色画像を作ることができる。この各着色画像は実施例8
の工程5で述べたように位置決めの下に重ね合わせてオ
ーバーレイプルーフを作ることができる。
本発明を説明したが、以下にこれとその均等物につい
て特許請求をする。
本発明の要旨およびその実施態様を以下に要約して示
す。
1.前着色された、水現像可能な感光性エレメントであっ
て: (A) 支持体; (B) 本質的に以下のものから構成される着色剤含有
層: (1) 着色剤;および (2) ポリビニルアルコールバインダー、なおこのバ
インダーは約87〜100%が加水分解され、かつフィルム
形成に充分な高分子量である; (C) 本質的に以下のものから構成される感光性層: (3) 感光性で、水溶性のポリマー性ジアゾ樹脂;お
よび (4) ポリビニルアルコールバインダー、なおこのバ
インダーは約87〜100%加水分解され、かるフィルム形
成に充分な高分子量のものである;そして (D) 接着性層 から構成されており、ここで前記着色剤含有層(B)と
感光性層(C)とは合体して、接着性層(D)に接して
いなければならない単一層色剤含有感光性塗膜(E)と
することができるか、またはこの代わりに、着色剤含有
層(B)と感光性層(C)とは別々にしかも相接する層
の状態で存在することができるものとし、但し前記着色
剤含有層(B)と感光性層(C)とは、そのいずれかの
層が接着性層(D)と接しなければならぬことを条件と
し、および着色剤含有層(B)、感光性層(C)または
接着性層(D)のいずれかが支持体(A)に接している
ことを条件とする ことからなる、前着色された水現像可能な感光性エレメ
ント。
2.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミノ)
−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマーであ
る前項1に記載のエレメント。
3.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミノ)
−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムアルデ
ヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4−(フ
ェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート
(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ば
れた前項1に記載のエレメント。
4.前記のポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項1に記載のエレメント。
5.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構成
される前項4に記載のエレメント。
6.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構成
される前項1に記載のエレメント。
7.前記着色剤含有層(B)と前記感光性層(C)とが着
色剤含有、感光性塗膜(E)の単一層に合体される前項
1に記載のエレメント。
8.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミノ)
−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマーであ
る前項7に記載のエレメント。
9.支持体(A);着色剤含有、感光性塗膜(E);およ
び接着性層(D)の順に構成される前項7に記載のエレ
メント。
10.支持体(A);着色剤含有、感光性塗膜(E);お
よび接着性層(D)の順に構成される前項8に記載のエ
レメント。
11.支持体(A);接着性層(D);および着色剤含
有、感光性塗膜(E)の順に構成される前項7に記載の
エレメント。
12.支持体(A);接着性層(D);および着色剤含
有、感光性塗膜(E)の順に構成される前項8に記載の
エレメント。
13.前記支持体がシリコンレリーズ処理をされたポリマ
ーフィルムである前項11に記載のエレメント。
14.レリーズ層が前記接着性層(D)と前記着色剤含有
感光性塗膜(E)との間に存在する前項11に記載のエレ
メント。
15.支持体(A);着色剤含有層(B);感光性層
(C);および接着性層(D)の順に構成される前項1
に記載のエレメント。
16.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項15に記載のエレメント。
17.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から
選ばれる前項15に記載のエレメント。
18.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項15に記載のエレメント。
19.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項15に記載のエレメント。
20.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項16に記載のエレメント。
21.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項17に記載のエレメント。
22.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項18に記載のエレメント。
23.支持体(A)、感光性層(C)、着色剤含有層
(B)および接着性層(D)の順に構成される前項1に
記載のエレメント。
24.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項23に記載のエレメント。
25.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーとの塩化亜鉛錯体、4−(フ
ェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルム
アルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から
選ばれるものである前項23に記載のエレメント。
26.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項23に記載のエレメント。
27.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項23に記載のエレメント。
28.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項24に記載のエレメント。
29.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項25に記載のエレメント。
30.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項26に記載のエレメント。
31.支持体(A);接着性層(D);感光性層(C)お
よび着色剤−含有層(B)の順に構成される前項1に記
載のエレメント。
32.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれ、
そして前記接着性層がポリビニルアセテートである前項
31に記載のエレメント。
33.前記支持体がシリコンレリーズ処理をされたポリマ
ーフィルムである前項31に記載のエレメント。
34.レリーズ層が前記支持体(A)と前記接着性層
(D)との間に存在する前項31に記載のエレメント。
35.支持体(A);接着性層(D);着色剤含有層
(B);および感光性層(C)の順に構成される前項1
に記載のエレメント。
36.前記ポリマー性ジアゾ樹脂は非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれ、
そして前記接着性層がポリビニルアセテートである前項
35に記載のエレメント。
37.前記支持体がシリコンレリーズ処理をされたポリマ
ーフィルムである前項35に記載のエレメント。
38.レリーズ層が前記支持体(A)と前記接着性層
(D)との間に存在するものである前項35に記載のエレ
メント。
39.画像の複製方法であって: (A)(1) 支持体; (2) 本質的に以下のものから構成される着色剤含有
層: (a) 着色剤;および (b) ポリビニルアルコールバインダー、なおこのバ
インダーは約87〜100%が加水分解され、かつフィルム
形成に充分な高分子量である; (3) 本質的に以下のものから構成される感光性層: (c) 感光性で、水溶性のポリマー性ジアゾ樹脂;お
よび (d) ポリビニルアルコールバインダー、なおこのバ
インダーは約87〜100%加水分解され、かるフィルム形
成に充分な高分子量のものである;そして (4) 接着性層 から構成されており、ここで前記着色剤含有層(2)と
感光性層(3)とは合体して、接着性層(4)に接して
いなければならない単一層着色剤含有感光性塗膜(5)
とすることができ、またはこの代わりに、着色剤含有層
(2)と感光性層(3)とは別々にしかも相接する層の
状態で存在することができ、但し前記着色剤含有層
(2)と前記感光性層(3)とは、そのいずれかの層が
接着性層(4)と接しなければならぬことを条件とし、
そして着色剤含有層(2)、感光性層(3)または接着
性層(4)のいずれかが支持体(1)に接していること
を条件とする ことからなる、前着色された水現像可能な感光性エレメ
ントを準備し; (B) この前着色した感光性エレメントを活性放射線
に対して画像状に露光し; (C) 本質的に水からなる溶媒によって未露光域をウ
オッシュアウトすることにより現像するの各工程からな
る画像の複製方法。
40.支持体(1);接着性層(4);感光性層(3);
および着色剤含有層(2)の順に構成される前項39に記
載の方法。
41.支持体(1);着色剤含有層(2);感光性層
(3);および接着性層(4)の順に構成される前項39
に記載の方法。
42.前記着色剤含有層(2)と前記感光性層(3)と
が、単一層着色剤含有、感光性塗膜に合体されている前
項39に記載の方法。
43.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項39に記載の方法。
44.前記支持体(1)が一時的支持体であり、かつ工程
(C)につづいて順に: (D) 画像を一時的にキャリアーに転写し; (E) 一時的支持体をとり除き;そして (F) 画像を永久的な支持体に転写してサープリント
プルーフを作る 各工程を追加的に含む前項39に記載の方法。
45.支持体(1)、感光性層(3)および着色剤含有層
(2)の順に構成される前項44に記載の方法。
46.支持体(1)、着色剤含有層(2)および感光性層
(3)の順に構成される前項44に記載の方法。
47.前記着色剤含有層(2)と前記感光性層(3)とが
単一層着色剤含有、感光性塗膜に合体されている前項44
に記載の方法。
48.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒド樹脂の塩化亜鉛錯体、4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体化、4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムアル
デヒドポリマーの塩化コバルト錯体化、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から
選ばれる前項44に記載の方法。
49.前記のポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項44に記載の方法。
50.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成されるものである前項44に記載の方法。
51.工程(A)〜(E)が複数の前記前着色した水現像
可能な各感光性エレメントにより複数回くり返され;前
記の各着色画像は前記一時的キャリアーに位置決めの下
に転写されて多層画像を作成し;そして前記多層画像は
前記永久的支持体に転写されて多色サープリントプルー
フを作成する前項44に記載の方法。
52.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれ、
そして前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで
構成される前項51に記載の方法。
53.前記支持体が一時的支持体であり、そして前記の方
法はさらに: (D) 前記感光性エレメントを工程(B)の前に永久
的支持体に接着し;そして (E) 工程(D)の後および工程(B)の前または工
程(B)の後のいずれかおよび工程(C)の前に前記一
時的支持体をとり除いて永久的支持体上に着色画像を作
る 各工程を含む請求項39に記載の方法。
54.エレメントが支持体(1)、感光性層(3)および
着色剤含有層(2)の順に構成される前項53に記載の方
法。
55.エレメントが支持体(1)、着色剤含有層(2)お
よび感光性層(3)の順に構成される前項53に記載の方
法。
56.前記着色剤含有層(2)と前記感光性層(3)とが
単一層着色剤含有、感光性塗膜に合体されている前項53
に記載の方法。
57.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から
選ばれる前項53に記載の方法。
58.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項53に記載の方法。
59.前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで構
成される前項53に記載の方法。
60.前記方法は追加的に工程(E)につづいて: (F) 一時的支持体と感光性塗膜とからなる追加的の
感光性エレメントを工程(E)で構成された着色画像に
対し接着し; (G) 工程(F)の後および工程(H)の前または工
程(H)の後のいずれかおよび工程(I)の前に前記一
時的支持体をとり除き; (H) 前記感光性塗膜を活性放射線によって画像状に
露光し;そして (I) 本質的に水で構成される溶媒によって未露光域
をウオッシュアウトして画像を現像し;ここで追加の感
光性エレメントを用いて工程(F)〜(I)を所望の回
数実行し、各々の追加の感光性エレメントを工程(I)
で作った着色画像に接着して多層多色サープリントプル
ーフを作ることができる 各工程を含む前項53に記載の方法。
61.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれ、
そして前記接着性層が本質的にポリビニルアセテートで
構成される前項60に記載の方法。
62.(1) 支持体; (2) 本質的に以下のものから構成される着色剤含有
層: (a) 着色剤;および (b) ポリビニルアルコールバインダー、このバイン
ダーは約87〜100%加水分解され、かつフィルム形成に
充分な高分子量である; (3) 本質的に以下のものから構成される感光性層: (c) 感光性で、水溶性のポリマー性ジアゾ樹脂;お
よび (d) ポリビニルアルコールバインダー、なおこのバ
インダーは約87〜100%加水分解され、かるフィルム形
成に充分な高分子量である から構成されており、ここで前記着色剤含有層(2)と
前記感光性層(3)とは合体して単一層着色剤含有、感
光性塗膜になるか、または前記着色剤含有層(2)と前
記感光性層(3)とは別々のしかも隣接層の状態である
かのいずれかである 前着色された、水現像可能な感光性エレメント。
63.エレメントが支持体(1)、感光性層(3)および
着色剤含有層(2)の順に構成される前項62に記載のエ
レメント。
64.エレメントが支持体(1)、着色剤含有層(2)お
よび感光性層(3)の順に構成される前項62に記載のエ
レメント。
65.前記着色剤含有層(2)と前記感光性層(3)とが
単一層着色剤含有、感光性塗膜に合体されている前項62
に記載のエレメント。
66.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項62に記載のエレメント。
67.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から
選ばれる前項62に記載のエレメント。
68.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項62に記載のエレメント。
69.(A)(1) 支持体; (2) 本質的に以下のものから構成される着色剤含有
層: (a) 着色剤;および (b) ポリビニルアルコールバインダー、このバイン
ダーは約87〜100%加水分解され、かつフィルム形成に
充分な高分子量である; (3) 本質的に以下のものから構成される感光性層: (c) 感光性で、水溶性のポリマー性ジアゾ樹脂;お
よび (d) ポリビニルアルコールバインダー、このバイン
ダーは約87〜100%加水分解され、かつフィルム形成に
充分な高分子量である;ここで前記着色剤含有層(2)
と前記感光性層(3)とは合体して単一層着色剤含有、
感光性塗膜になるか、または前記着色剤含有層(2)と
前記感光性層(3)とは別々のしかも隣接層の状態であ
るかのいずれかである から構成される前着色された、水現像可能な感光性エレ
メントを画像状に露光し;そして (B) 本質的に水からなる溶媒によって未露光域をウ
オッシュアウトすることにより画像を現像する; ことからなる着色画像の形成方法。
70.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項69に記載の方法。
71.エレメントが支持体(1)、感光性層(3)および
着色剤含有層の順に構成される前項69に記載の方法。
72.エレメントが支持体(1)、着色剤含有層(2)お
よび感光性層(3)の順に構成される前記69に記載の方
法。
73.前記着色剤含有層(2)と前記感光性層(3)とが
単一層着色剤含有、感光性塗膜に合体されている前項69
に記載の方法。
74.前記支持体(1)が光学的に透明であり;工程
(A)および(B)を複数の前着色された、水現像可能
な感光性エレメントによって複数回くり返し;そして得
られる各着色画像を位置決め下に重ね合わせてオーバー
レイプルーフを作成する前項69に記載の方法。
75.エレメントが支持体(1)、感光性層(3)および
着色剤−含有層の順に構成される前項74に記載の方法。
76.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項75に記載の方法。
77.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から
選ばれた前項75に記載の方法。
78.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項75に記載の方法。
79.エレメントが支持体(1)、着色剤含有層(2)お
よび感光性層(3)の順に構成される前項74に記載の方
法。
80.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項79に記載の方法。
81.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる前項
79に記載の方法。
82.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項79に記載の方法。
83.前記着色剤含有層(2)と前記感光性層(3)とが
支持体(1)に接触する単一層着色剤含有、感光性塗膜
に合体されている前項74に記載の方法。
84.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムホルムアルデヒドポリマー
である前項83に記載の方法。
85.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が4−(フェニルアミ
ノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:1)ホル
ムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェニル
アミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:1)
ホルムアルデヒドポリマーの塩化亜鉛錯体、4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウム(1:1)ホルムア
ルデヒドポリマーの塩化コバルト錯体、非錯体化4−
(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェー
ト(1:1)ホルムアルデヒドポリマーおよび非錯体化4
−(フェニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェ
ート(1:1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から
選ばれる前項63に記載の方法。
86.前記ポリマー性ジアゾ樹脂が非錯体化4−(フェニ
ルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムホスフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーと、非錯体化4−(フェ
ニルアミノ)−ベンゼンジアゾニウムサルフェート(1:
1)ホルムアルデヒドポリマーよりなる群から選ばれる
前項83に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−28646(JP,A) 特開 昭61−272739(JP,A) 特開 昭63−146037(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(1) 支持体; (2)(a) 着色剤、および (b) 87〜100%加水分解されかつ分子量11,000〜18
    6,000のポリビニルアルコールバインダーから本質的に
    構成される着色剤含有層; (3)(c) 感光性で水溶性のポリマー性ジアゾ樹
    脂、および (d) 87〜100%加水分解されかつ分子量11,000〜18
    6,000のポリビニルアルコールバインダーから本質的に
    構成される感光性層;ならびに (4) 接着性層; から構成され、ここに、着色剤含有層(2)と感光性層
    (3)とは接着層(4)と接触していなければならない
    着色剤含有感光性塗膜の単一層(5)中に結合すること
    ができ、もしくはその代わりに、着色剤含有層(2)ま
    たは感光性層(3)のいずれかが接着層(4)に接触し
    ていなければならない条件でかつ着色剤含有層(2)、
    感光性層(3)または接着層(4)のいずれかが支持体
    (1)と接触している条件で着色剤含有層(2)と感光
    性層(3)とは別々であるが隣接する層である、前着色
    された水現像可能な感光性エレメントを準備し、 (B) 前着色した感光性エレメントを活性光線に像様
    露光し、 (C) 未露光域を本質的に水からなる溶媒でウォッシ
    ュアウトすることにより画像を現像する 工程を含む画像の複製方法。
  2. 【請求項2】支持体(1)が一時的支持体であり、そし
    て工程(C)に続いて順に、 (D) 一時的キャリアーに画像を転写し、 (E) 一時的支持体を除去し、そして (F) 永久的支持体に画像を転写してサープリントプ
    ルーフを形成する 工程を追加として含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】工程(A)〜(E)を複数の前着色した水
    現像可能な感光性エレメントを用いて複数回繰り返し、
    着色した画像を一時的キャリアーに位置決め下に転写し
    て多層画像を形成し、そして多層画像を永久的支持体に
    転写して多色サープリントプルーフを形成する請求項2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】支持体(1)が一時的支持体であり、そし
    て (D) 工程(B)の前に感光性エレメントを永久的支
    持体に接着し、 (E) 工程(D)の後でかつ工程(B)の前、または
    工程(B)の後で工程(C)の前のいずれかに一時的支
    持体を除去して永久的支持体上に着色画像を形成し、 (F) 工程(E)で形成した着色画像に追加の一時的
    支持体および感光性塗膜からなる感光性エレメントを接
    着し、 (G) 工程(F)の後でかつ工程(H)の前、または
    工程(H)の後工程(I)の前のいずれかに一時的支持
    体を除去し、 (H) 活性光線で感光性塗膜を像様露光し、そして (I) 未露光域を本質的に水からなる溶媒でウォッシ
    ュアウトすることにより画像を現像する 工程を追加的に含み、ここに工程(F)〜(I)を追加
    的な感光性エレメントで所望の回数実行し、各追加的な
    着色画像を工程(I)で形成した着色画像に接着させて
    多層多色サープリントプルーフを形成する請求項1記載
    の方法。
  5. 【請求項5】支持体(1)が光学的に透明であり、工程
    (A)〜(C)を複数の前着色した水現像可能な感光性
    エレメントを用いて複数回繰り返し、そして得られた各
    着色画像を位置決め下に積み重ねてオーバーレイプルー
    フを形成する請求項1記載の方法。
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