JPH0777792A - オフ−プレス装置およびオフ−プレス方法 - Google Patents

オフ−プレス装置およびオフ−プレス方法

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JPH0777792A
JPH0777792A JP5354496A JP35449693A JPH0777792A JP H0777792 A JPH0777792 A JP H0777792A JP 5354496 A JP5354496 A JP 5354496A JP 35449693 A JP35449693 A JP 35449693A JP H0777792 A JPH0777792 A JP H0777792A
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laminating
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substrate
tray
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JP5354496A
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Michael P Marion
ピー. マリオン マイケル
David C Otto
シー. オットー デイヴィッド
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カラーイメージシートをイメージ受容基板に
ラミネートするための方法および装置においてプルーフ
を得るための見当合わせを大幅に改善する。 【構成】 積層されたシート30、基板32およびキャ
リアプレート34が、テーブル14に沿ってスライドさ
れてハウジング入口54に入り、トレイ62の頂面に沿
ってスライドされて一対のローラアッセンブリ40,4
2の間を通過して、前記シート30と基板32とが一体
にラミネートされ、ラミネートされたシート30と基板
32とキャリアプレート34をハウジング出口56から
排出シート受テーブル16上に運び出す構成とし、トレ
イ62上の積層品の温度を、この積層品が前記一つのロ
ーラアッセンブリ40,42の間を運ばれる間、室温T
4より高く前記第2の温度T2より低い第3の温度T3
にほぼ制御する構成を取った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージシートをイメ
ージ受容(receiving )基板にラミネートするための、
さらに詳しくは、多数のイメージシートを受け基板にラ
ミネートし、さらに前記受け基板の一部を表示シートに
ラミネートするためのオフプレス装置に関するもので、
この装置に付属するプレプルーフ温度制御アッセンブリ
に特徴を持つものである。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第08/110,458号(1
993年8月23日出願)の明細書の記載に基づくもの
であって、当該米国特許出願の番号を参照することによ
って当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の
一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】印刷物からカラーイメージを複製する方
法は、複雑な方法であり、元のイメージを多くの基本的
な単色イメージに分解し、次に、これら分解した単色イ
メージを多重印刷により原画のフルカラー複製に再統合
することを必要とするものである。カラーイメージの複
製は、典型的には、以下の工程を有する。
【0004】第1に、濾光および他の写真技術を用い
て、多数のカラー分解スライドまたはカラー分解画を作
成する。各スライドまたは分解画は、典型的には4色
で、ハーフトーンおよび/または連続したトーン(コン
トーンと称する)の、例えば、原画のマゼンダ、シア
ン、イエローおよびブラック部分に対応したイメージを
運ぶ。第2に、各カラー分解画毎に、印刷プレートを、
感光プレートに前記スライドを通して露光し、このプレ
ートを現像することによって、作成する。第3に、前記
複数の印刷プレートをマルチステージ型の印刷プレスに
取り付ける。この印刷プレスは、基板、典型的には紙の
上に、インクを連続して印刷する。この場合、見当にお
いては、順次に重ね塗りされる。前記カラー分解画のそ
れぞれに対応する4色のハーフトーンイメージおよび/
またはコントーンイメージが連続して印刷され、原画の
フルカラーの複製が得られる。
【0005】ハーフトーンイメージの場合では、様々な
カラーが、径が異なり前記4色にの分解画に対応して色
の異なった多数のドットの重なりによって、複製され
る。前記印刷されたドットの寸法や位置にいかなるずれ
があっても、得られる印刷イメージに色ずれが発生する
ことになる。この複製工程の結果、前記印刷プレスを組
み立て、4色イメージを印刷することが、経済的に適す
るのは、典型的に使用する原画の複製を大量に作成する
場合においてのみである。
【0006】印刷する前に、好ましくは、前記カラー分
解スライドから直接に得られるイメージを観察すること
によって印刷プレートを作成する前に、最終の印刷イメ
ージの状態を予め知ることが必要である。前記カラー分
解スライドを評価して、様々なカラーが本当に適切に分
解されているかどうかを決定する技術は、プルーフィン
グと呼ばれている。プルーフィングとは、実際に印刷プ
レートを作成したり、印刷プレスを運転しないで、最終
的に得られる印刷イメージは典型的にどのように見える
かを視覚化するプルーフと呼ばれるカラー化されたイメ
ージを作成するために、前記カラー分解画を用いる方法
である。プルーフを作成することを通して行われるプル
ーフィングによって、印刷業者や顧客に、印刷した後
に、その端物印刷がどのように見えるのかを示すことが
でき、もし必要であれば、その端物印刷を、最終的に得
られる印刷物が不適切なものである場合にはコストのか
かる時間や紙やインクが浪費されることになるような印
刷に進める前に、カラー分解画に対して変更が可能であ
る。プルーフが用いられる目的は様々であり、それら目
的には、顧客の承認を得るため、与えられたプレートま
たは端物の上に印刷する多数の題材の適合性の検査のた
め、内部品質検査および制御のため、および比較的少数
の最終製品のため、がある。
【0007】永年の間、プルーフを作成するたった一つ
の方法は、それらを印刷して印刷物にすることであっ
た。これには、プレートを作成すること、それらプレー
トを印刷機に取り付けること、印刷機を運転可能にする
こと、そして何回か印刷することが含まれている。この
形式のプルーフは、大変コストのかかるものである。と
いうのは、それらには、作業者の注意深い作業と、高価
な材料(例えば、プレート)と、高コストな設備(例え
ば、印刷機)と、が必要であるからである。特殊なプル
ーフ印刷物は、製品印刷物を用いた高コスト化を避ける
ように確立されているが、人手によるコストは未だに高
く、特殊なプルーフ印刷物は、必ずしも製品印刷物の本
印刷と印画特性を再現できるわけではない。さらに、ど
のような技術による印刷プルーフィングにおいても、プ
ルーフ作成には、大変長い時間がかかる。
【0008】このように印刷プルーフを作成するのに、
時間がかかり、費用がかかるために、低コストで迅速な
他のプルーフ印刷を開発し、使用する試みがなされてき
た。これらは、通常、光化学的方法または写真製版法に
よってなされ、オフ−プレス、プレ−プレスまたはプレ
−プレートプルーフと呼称されている。
【0009】光化学的方法または写真製版法プルーフィ
ングシステムは、典型的には、プルーフを作成するのに
光感光性エレメントを用いる。これらのシステムでは、
一般的に、光感光性エレメントを、複製イメージを作成
するためのイメージ担持カラー分解スライドの一つを通
して化学線に露光させることによって、プルーフを作成
するようになっており、前記スライドがポジであるかネ
ガであるかは、前記使用するエレメントに左右される。
前記化学線は、可溶領域を不溶にでき、不溶領域を可溶
にでき、粘着領域を非粘着にでき、さらに非粘着領域を
粘着領域にでき、これらは、前記使用するエレメントに
依存して決まる。イメージどおりに露光した後、前記光
感光性エレメントは、可溶領域を洗い流すことによっ
て、現像される。その後、前記エレメントの粘着領域
は、ある乾燥着色剤または液体着色剤によって、色付け
される。この工程が全てのカラー分解画について繰り返
される。次に、前記のように処理された複数のエレメン
トを時々支持体または基板上に一時に一つにラミネート
される。前記支持体または他のイメージエレメントにラ
ミネートされる前に、当該エレメントから保護層が剥さ
れ、除去される。最後に、4つのカラーイメージが前記
支持体から、紙シートのような受容体、転写シートもし
くは表示シートに、転写されて、最終のプルーフが形成
される。
【0010】イメージの再現のために用いられている多
くの感光性エレメントは、有機溶媒あるいは水性塩基に
よって洗い流さなければならないという欠点を持ってい
る。例えば、ファン(Fan)に与えられた米国特許第
4,053,313号には、溶媒処理可能な感光性層、
色付け可能なエラストマー層および支持体を有し、水と
有機溶媒との混合物によって処理(洗い流し)できる感
光性エレメントが開示されている。スペクラー(Spe
ckler)に与えられた米国特許第4,376,15
8号および第4,376,159号に開示されたエレメ
ントには、洗い流すために水性塩基が必要である。1−
プロパノールと水との混合物中で現像される、予め色付
けされたジアゾ化合物をベースにした感光性エレメント
が、例えば、ヴァン ボウスコム(Van Beuse
kom)に与えられた米国特許第3,671,236
号、シーダーバーク(Cederburg)与えられた
米国特許第4,656,114号およびサチ(Sach
i)に与え垂れた米国特許第4,666,817号に、
開示されている。有機溶媒や水性塩基を頻繁に使うこと
は、可燃性、毒性、腐食作用および/またはかなりな量
の廃棄物をもたらすことになるので、望ましくない。フ
ァンおよびスペクラー特許に開示されている感光性エレ
メントもまた、手動または色付け(toning)装置
によって色付けされるべき現像された(すなわち、洗い
流された)エレメントを必要とする。
【0011】前記のような決定を持っていない感光性エ
レメントが知られており、また、開発され続けている。
具体的には、イギリス国特許公報GB2144867B
号に、除去可能な支持体上に着色剤を含む、完全に水溶
液にて現像可能な、予め色付けされた層を有する感光性
エレメントが開示されている。このイギリス国特許に
は、さらに、前記水性現像可能な感光性エレメントを使
用するオフープレスプルーフを用いる場合に用いて好適
な、多色イメージを形成するための写真製版法が記載さ
れている。多色イメージを用意するプロセスは、次の工
程により達成される。すなわち、(1)カラー分解スラ
イドの最初の一つを通して、除去可能な支持体上に水性
現像可能な予め色付けされた感光性層を有する予め色付
けされた感光性エレメントの最初の一つを、イメージ通
りに露光して、その水性現像可能な予め色付けされた層
中にイメージ領域と非イメージ領域とを形成する工程、
(2)前記露光されたエレメントを水によって非イメー
ジ領域を洗い流すことにより前記カラーイメージを現像
処理する工程、(3)前記イメージを担持するエレメン
トを基板にラミネートする工程、および(4)前記イメ
ージ担持エレメントから除去可能な支持体を剥離する工
程、である。第2のカラーイメージエレメントは、前記
カラー分解スライドの第2の一つを用いて第2の予め色
付けされた感光性エレメントを露光し、そのカラーイメ
ージを現像処理し、見当を合わせて前記第2のカラーイ
メージエレメントを前記基板上の第1のカラーイメージ
エレメントにラミネートし、前記第2のカラーイメージ
エレメントから除去可能な支持体を剥離することによっ
て、作成される。このような露光、現像、見当を合わせ
たラミネート、および剥離の工程を、2回もしくはそれ
以上繰り返すことによって、4つのカラーイメージを得
ることができる。前記カラー分解画のエマルジョン層が
前記露光工程の好適とされた期間中ずっと前記感光性エ
レメント中の感光性層に接触しているならば、このイギ
リス国特許に記載されているプロセスでは、前記基板上
に読み取りの誤ったプルーフが生じることになる。これ
は、基板上のイメージが、カラー分解画に記録されたイ
メージの鏡像であることを意味する。
【0012】しばしば、最終の印刷を行う時に用いられ
るものと同じあるいは類似の紙などの受容体または転写
シート上で、多色イメージを検分することが必要とな
る。この場合、多色イメージは、所要の受容体にラミネ
ートすることにより転写され、基板が剥される。この結
果、前記カラー分解画のエマルジョン層が露光工程の間
中ずっと感光性エレメント中の感光性層に接触している
ことを仮定した正しい読み取りのプルーフが得られる。
正しい読み取りのプルーフとは、原画と同じものであ
り、鏡像ではない。
【0013】感光性エレメントをラミネートするための
装置が数多く開発されている。異なった感光性エレメン
トをラミネートするために、異なったラミネート装置が
設計され、使用されている。しかしながら、水性現像可
能な予め色付けされた感光性エレメントは、比較的最近
に開発されたものである。そのため、水性現像された予
め色付けされた感光性エレメントまたはイメージシート
を支持体あるいは受容基板にラミネートするのみ使用さ
れる装置は、ほとんどない。
【0014】タゴ(Tago)らに与えられ、富士写真
フィルム株式会社に譲渡された米国特許第4,659,
927号には、ラミネータと良好な伝熱性を持つ支持プ
レート上に多色プルーフを準備するために該ラミネータ
を用いる方法が開示されている。このラミネータは、前
記支持プレート上の積層シートを該ラミネータ内に供給
するための一対の挿入ローラと、前記シートおよびプレ
ートを前記挿入ロータから受取り、これらのシートおよ
びプレートを加熱し加圧するための一対の加熱ローラ
と、前記加熱ローラから出されたシートおよびプレート
を冷却するための一対の冷却ローラとを有している。
【0015】水性現像され予め色付けされた感光性エレ
メントまたはイメージシートを支持体もしくは受容基板
にラミネートするためのラミネータが、富士写真フィル
ム株式会社から市販されている。このラミネータは、前
述の富士写真フィルム株式会社の特許に記載されている
部品を含んでいる。このラミネータでは、一つのニップ
距離および圧力を操作し、様々な感光性エレメント、支
持体または受容基板および最終の転写または表示シート
に用いられるように該ラミネータを設定する。加熱ロー
ラの内のたった一つがモータによって駆動される。残り
の加熱ローラは、ローラの間に挟まれたシートを介した
摩擦接触によって回転される。この機構によって、ラミ
ネート中にシート内の層に滑べりが発生し、それが再生
イメージの色の見当ずれと転写の不規則性とをもたらす
ことになる。
【0016】米国特許第5,075,722号および米
国特許出願番号第07/612,975号には、水性現
像された予め色付けされた感光性エレメントまたはイメ
ージシートを支持体または受容基板にプロセス中にキャ
リアプレートを用いてラミネートするためのオフ・プレ
ス装置が開示されている。このラミネータでは、一つ以
上の操作圧力またはリニアな力を操作して、様々な感光
性エレメント、支持体または受容基板および最終の転写
または表示シートに、該ラミネータを設定できるように
なっている。このラミネータは、第1のローラアッセン
ブリと第2のローラアッセンブリを駆動するための手段
を有しており、この手段によって、前記第1のロータア
ッセンブリの外周上の一点の接線速度の大きさが、前記
第2のローラアッセンブリの外周上の一点の接線速度の
大きさと同じになるように設定される。この機構によっ
て、ラミネート最中のシート内の層の滑べりが減少され
る。 米国特許第5,075,722号および第4,6
59,927号に開示されているような、見当を合わせ
てラミネートするシステムに伴う困難性は、処理された
カラーイメージエレメントをいかなるイメージ歪みも生
じることなく受容基板にラミネートすることにある。イ
メージの歪みは、次のカラーラミネーションのカラーイ
メージのドットが先の層のカラーイメージのドットに正
確に位置しない場合に見られる。各カラーイメージエレ
メントのドットの配列のミスまたは見当合わせのミス
は、見当の不整合と呼称されている。見当の不整合は、
典型的な寸法のドットの径の半分以上の寸法だけ見当が
ずれると、色ずれが顕著となり始める。市販の一インチ
当り200ラインの印刷では、このような見当の不整合
の最大値は、約63ミクロンに相当する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】プルーフを得るための
見当合わせを改善した、カラーイメージシートをイメー
ジ受容基板にラミネートするための方法および装置を提
供することが、望まれている。特に、水性現像された予
め色付けされた感光性エレメントまたはイメージシート
を支持体または受容基板にプロセス中にキャリアプレー
トを用いてラミネートするためのオフ−プレス装置にお
いて、改善の要望が強い。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願発明は、前記課題を
解決したもので、以下の16項の構成にまとめて示すこ
とができる。
【0019】[1] 右フレームと左フレームとを有す
る支持フレームと、前記右フレームと左フレームとの間
に回転可能に取り付けられた第1のラミネートローラア
ッセンブリと、前記右フレームと左フレームとの間に、
前記第1のローラアッセンブリと平行もしくはほぼ平行
に回転可能に取り付けられ、前記第1のローラアッセン
ブリとの間にニップを形成している第2のラミネートロ
ーラアッセンブリと、前記第1のローラアッセンブリお
よび/または前記第2のローラアッセンブリを回転する
ための手段と、前記第1のラミネートローラアッセンブ
リと第2のラミネートローラアッセンブリとをほぼ第1
の温度T1に加熱するための手段と、そして、前記第1
のラミネートローラアッセンブリ、前記第2のラミネー
トローラアッセンブリ、および前記加熱手段を実質的に
囲み、ハウジング入口およびハウジング出口を有し、前
記加熱手段によって内部に発生された熱を維持して前記
第1の温度T1より低い第2の温度T2にほぼ維持する
ハウジングと、を有するラミネータと;前記ハウジング
入口に隣接して前記ラミネータにその一端部が取り付け
られているシート作成および供給テーブルと;および、
前記ハウジング出口に隣接して前記ラミネータにその一
端部が取り付けられている排出シート受テーブルと;を
具備してなり、イメージシートをキャリアプレート上に
支持されているイメージ受容基板にラミネートするため
のオフ−プレス装置であって、内部に設けられるプレ−
プルーフ温度制御アッセンブリが、頂面と底面とを持つ
トレイであり、前記頂面が前記ハウジング入口からほぼ
前記ニップまで延びており、イメージシートが前記テー
ブル上のキャリアプレート上のイメージ受容基板上に載
置されるかまたは積層され、積層されたシート、基板お
よびキャリアプレートが前記テーブルに沿ってスライド
されて前記ハウジング入口に入り、前記トレイの頂面に
沿ってスライドされて前記第1のローラアッセンブリと
第2のローラアッセンブリとの間のニップに入り、前記
ローラアッセンブリが該ローラアッセンブリの間を前記
積層されたシート、基板およびキャリアプレートを通過
させて、前記シートと基板とを一体にラミネートし、ラ
ミネートされたシートと基板とキャリアプレートを前記
ハウジング出口から前記排出シート受テーブル上に運び
出すようになっている、トレイと;および、前記トレイ
上の前記積層されたシート、基板およびキャリアプレー
トの温度を、該積層されたシート、基板およびキャリア
プレートが供給されて前記ローラアッセンブリの間を運
ばれる間、室温T4より高く前記第2の温度T2より低
い第3の温度T3にほぼ制御するための手段と;を有す
ることを特徴とするオフ−プレス装置。
【0020】[2] 前記[1]に記載した構成のオフ
−プレス装置において、前記温度制御手段が、第1のブ
ロア出口と、前記ハウジングの外部から前記第3の温度
より低い第4の温度にほぼなっている空気を受け入れる
ように配置された第1のブロア入口とを有する第1のエ
アブロアと、第2のブロア出口と、前記ハウジングの内
部から前記第2にほぼなっている空気を受け入れるよう
に配置された第2のブロア入口とを有する第2のエアブ
ロアと、および、少なくとも第3の入口を有し、前記第
1のブロアと前記第2のブロアとからの空気を前記トレ
イの底面を横切り、前記第3の出口から排出して、前記
トレイの温度を制御し、それによって、前記積層された
シート、基板およびキャリアプレートをトレイ上をスラ
イドさせるために、前記第1の出口と前記第2の出口に
連結されているマニホールドと、を有することを特徴と
する。
【0021】[3] 前記[2]に記載したオフ−プレ
ス装置において、前記温度制御手段が、さらに、前記マ
ニホールド内において、前記第1の出口からの空気を前
記第2のブロアから離すように導き、前記第2の出口か
らの空気を前記第1のブロアから離すように導く手段
を、有することを特徴とする。
【0022】[4] 前記[2]に記載したオフ−プレ
ス装置において、前記温度制御手段が、さらに、前記第
1のブロアと第2のブロアの運転を、前記第1のフロア
と前記第2のブロアが交互に運転して前記トレイの温度
をほぼ前記第3の温度に維持するように制御するための
手段を、有することを特徴とする。
【0023】[5] 前記[2]に記載したオフ−プレ
ス装置において、前記マニホールドが、第1の入口、第
2の入口および多数の出口を有する第1のダクトであっ
て、該第1のダクトの第1の入口が前記第1のブロア出
口と連結され、該第1のダクトの第2の入口が前記第2
のブロア出口と連結されている、第1のダクトと、前記
トレイの底面とともに多数のチャンバを形成している第
2のダクトであって、前記各チャンバが入口と出口を有
し、前記チャンバを通る空気流が前記トレイを冷却ある
いは加熱するように前記多数のチャンバ入口の一つが前
記多数の第1のダクト出口の各一つと連結されている、
第2のダクトと、および、その各々が入口と出口を持つ
多数の第3のダクトであって、それら第3のダクトの入
口の一つが前記チャンバ出口の各一つと連結し、それら
第3のダクトの出口が空気を前記ハウジングの外部環境
へ排気するように配置されている、多数の第3ダクト
と、を有することを特徴とする。
【0024】[6] 前記[1]に記載したオフ−プレ
ス装置において、前記温度制御手段が、さらに、一対の
ローラ支持体であって、該ロータ支持体の一つが前記ト
レイの各側部に、積層されたシート、基板およびキャリ
アプレートが前記ニップに供給される方向に交わるよう
に、取り付けられ、該支持体が多数のベアリング受スロ
ットを有する、一対のローラ支持体と、および、多数の
非−ラミネートローラアッセンブリであって、該非−ラ
ミネートローラアッセンブリの各一つがローラ、シャフ
トおよびベアリングを有し、前記ローラが前記トレイ上
を横切るように延出し、前記シャフトが前記ローラから
外方に延出し、前記ベアリングが前記シャフトに回転可
能に取り付けられとともに前記ベアリング受スロットに
係合されており、前記積層されたシート、基板およびキ
ャリアプレートが前記トレイの頂面に沿ってスライドさ
れて前記ニップに向かう時に、該非−ラミネートアッセ
ンブリは前記積層されたシート、基板およびキャリアプ
レートにわずかの力を加えて前記トレイへの接触を維持
させる、多数の非−ミネートアッセンブリと、を有する
ことを特徴とする。
【0025】[7] 前記[1]に記載したオフ−プレ
ス装置において、前記トレイが前記マニホールド内に延
出する多数の熱伝導性のフィンを有することを特徴とす
る。
【0026】[8] 前記[1]に記載したオフ−プレ
ス装置において、前記トレイが硬く滑らかなテトラフル
オロエチレンのコーティングを持つアルミニウムから形
成されていることを特徴とする。
【0027】[9] 前記[1]に記載したオフ−プレ
ス装置において、前記第1の温度T1が約100℃であ
り、前記第2の温度T2が約40〜45℃であり、第3
の温度T3が約35℃であり、前記第4の温度T4が約
25℃であることを特徴とする。
【0028】[10] 前記[1]に記載したオフ−プ
レス装置において、前記温度制御手段が前記トレイの温
度を冷やすことを特徴とする。
【0029】[11] 前記[1]に記載したオフ- プ
レス装置において、前記温度制御手段が、第1の端部と
第2の端部を持つ長方形のメインチャンバと、前記メイ
ンチャンバの第1の端部に連結されている第1の入口チ
ャンバと、前記メインチャンバの第2の端部に連結され
ている第2の入口チャンバと、前記メインチャンバに通
路によって連結されている出口チャンバとを有し、前記
第1および第2の入口チャンバが前記ハウジングの外部
から室温T4の空気を受け入れるように配置されている
外部ポートと、前記ハウジングの外部から第2の温度T
2の空気を受け入れるように配置されている内部ポート
とを有し、前記出口チャンバが空気を該出口チャンバか
ら前記ハウジングの外部に通すのを許すように配置され
ている外部ポートを有する、マニホールドと、前記通路
から空気を引いて該空気を前記出口チャンバの外部ポー
トの外に排気するように前記外部チャンバ内に位置され
ている空気ブロアと、およびに配置されている空気ブロ
アと、および前記第1の入口チャンバの外部および内部
ポートを通る空気流を制御する第1のフラッパーと、前
記第2の入口チャンバの外部および内部ポートを通る空
気流を制御する第2のフラッパーと、前記両フラッパー
に連結されているシャフトと、前記第1および第2の入
口チャンバの外部および内部ポートを通る空気流を制御
するように前記シャフトを回転させる手段とを有するフ
ラッパー機構と、を有することを特徴とする。
【0030】[12] 第1の予め着色されたイメージ
感光性エレメントをキャリアプレート上に支持されてい
るイメージ受容基板にラミネートし、前記カラーイメー
ジを前記受容基板から転写シートに転写して、プルーフ
を形成するオフ−プレス方法であって、第1の水性現像
可能な予め着色された感光性層を第1の除去可能な支持
体上に有する前記第1の予め着色された感光性エレメン
トを第1のカラー分解スライドを通して露光して、前記
第1の水性現像可能な予め着色された層中に第1のイメ
ージ領域と第1の非−イメージ領域とを形成する工程
と、前記第1の非−イメージ領域を水で洗い除くことに
よって前記露光された第1のエレメントを処理し、第1
のカラーイメージを現像する工程と、前記第1のイメー
ジ担持エレメントを、ラミネータのシート作成および供
給テーブル上の前記キャリアプレート上の前記基板上
に、見当を合わせて積層する工程と、前記積層された第
1のイメージ担持エレメント、基板およびキャリアプレ
ートを、互いに平行あるいはほぼ平行で、ほぼ温度T1
に加熱された一対のローラ間のニップ内に向かって、ト
レイに沿ってスライドさせる工程と、前記基板上の第1
のイメージ担持エレメントとキャリアプレートとを一対
の加熱されたローラの間に通すことによって、前記積層
された第1のイメージ担持エレメントを前記基板にラミ
ネートする工程と、前記スライドおよびラミネート工程
の間、前記トレイと第1のイメージ担持エレメント、前
記トレイ上の基板およびキャリアプレートを、室温より
高く前記温度T1より低い温度T3にほぼ冷やす工程
と、前記除去可能な支持体を前記イメージ担持エレメン
トから剥離し、調整された第1のイメージ担持エレメン
トを得る工程と、転写シートを、前記ラミネータの前記
シート作成および供給テーブル上の前記キャリアプレー
ト上の前記調整された第1のイメージ担持エレメント上
に積層する工程と、前記積層された転写シート、調整さ
れた第1のイメージ担持エレメント、およびキャリアプ
レートを、前記トレイに沿って、互いに平行もしくはほ
ぼ平行で、前記温度T1にほぼ加熱された一対のローラ
間のニップに向かって、スライドさせる工程と、前記一
対の加熱されたローラを通過させて、前記転写シートを
前記第1のイメージ担持エレメントに転写する工程と、
前記第2のスライドおよび第2のラミネート工程の間、
前記トレイと第1のイメージ担持エレメント、前記トレ
イ上の転写シートとキャリアプレートを、室温より高く
前記第1の温度より低い温度T3にほぼ冷やす工程と、
を有することを特徴とするオフ−プレス方法。
【0031】[13] 前記[12]に記載のオフ−プ
レス方法において、さらに、前記基板を前記第1のイメ
ージ担持エレメントから剥離して、単色の適切読み取り
プルーフを形成する工程を有することを特徴とする。
【0032】[14] 予め着色された複数の感光性イ
メージエレメントをキャリアプレート上に支持されてい
るイメージ受容基板にラミネートし、多色イメージを前
記受容基板から転写シートに転写して、プルーフを形成
するオフ−プレス方法であって、第1の水性現像可能な
予め着色された感光性層を第1の除去可能な支持体上に
有する前記第1の予め着色された感光性エレメントを第
1のカラー分解スライドを通して露光して、前記第1の
水性現像可能な予め着色された層中に第1のイメージ領
域と第1の非−イメージ領域とを形成する工程と、前記
第1の非−イメージ領域を水で洗い除くことによって前
記露光された第1のエレメントを処理し、第1のカラー
イメージを現像する工程と、前記第1のカラーイメージ
担持エレメントを、ラミネータのシート作成および供給
テーブル上の前記キャリアプレート上の前記基板上に積
層する工程と、前記積層された第1のカラーイメージ担
持エレメント、基板およびキャリアプレートを、互いに
平行あるいはほぼ平行で、ほぼ温度T1に加熱された一
対のローラ間のニップ内に向かって、トレイに沿ってス
ライドさせる工程と、前記基板上の第1のカラーイメー
ジ担持エレメントとキャリアプレートとを一対の加熱さ
れたローラの間に通すことによって、前記積層された第
1のカラーイメージ担持エレメントを前記基板にラミネ
ートする工程と、前記スライドおよびラミネート工程の
間、前記トレイと第1のカラーイメージ担持エレメン
ト、前記トレイ上の基板およびキャリアプレートを、室
温より高く前記温度T1より低い温度T3にほぼ冷やす
工程と、前記除去可能な支持体を前記第1のカラーイメ
ージ担持エレメントから剥離し、調整された第1のカラ
ーイメージ担持エレメントを得る工程と、前記露光工
程、現像工程、積層工程、スライド工程、ラミネート工
程、冷却工程、および剥離工程を、(1)第2の除去可
能な支持体上に第2の水性現像可能な予め着色された感
光性層を有する第2の予め着色された感光性エレメント
の一つを、第1のエレメントの替りに用い、(2)第1
のスライドの替りに第2のカラー分解スライドを用い、
(3)積層工程において、第2のイメージ担持エレメン
トを、基板400上にではなく、調整された第1のイメ
ージ担持エレメント上に充分に見当を合わせて積層し、
(4)ラミネート工程において、第2のイメージ担持エ
レメントを、基板上にではなく、調整された第1のイメ
ージ担持エレメント上にラミネートするように、繰り返
す工程と、前記第1の露光工程、第1の現像工程、第1
の積層工程、第1のスライド工程、第1のラミネート工
程、第1の冷却工程、第1の剥離工程が、(1)第3の
除去可能な支持体上に第3の水性現像可能な予め着色さ
れた感光性層を有する第3の予め着色された感光性エレ
メントの一つを、第1のエレメントの替りに用い、
(2)第1のスライドの替りに第3のカラー分解スライ
ドを用い、(3)積層工程において、第3のイメージ担
持エレメントを、基板上にではなく、調整された第2の
イメージ担持エレメント上に、前記調整された第1のイ
メージ担持エレメントと前記調整された第2のイメージ
担持エレメントと充分に見当を合わせて積層し、(4)
ラミネート工程において、第3のイメージ担持エレメン
トを、前記基板上にではなく、前記調整された第1のイ
メージ担持エレメントと前記調整された第2のイメージ
担持エレメントと充分に見当を合わて、調整された第2
のイメージ担持エレメント上にラミネートするように、
繰り返す工程と、前記第1の露光工程、第1の現像工
程、第1の積層工程、第1のスライド工程、第1のラミ
ネート工程、第1の冷却工程、第1の剥離工程が、
(1)第4の除去可能な支持体上に第4の水性現像可能
な予め着色された感光性層を有する第4の予め着色され
た感光性エレメントの一つを、第1のエレメントの替り
に用い、(2)第1のスライドの替りに第4のカラー分
解スライドを用い、(3)積層工程において、第4のイ
メージ担持エレメントを、基板上にではなく、第3のイ
メージ担持エレメント上に積層するとともに、前記第1
のイメージ担持エレメント、第2のイメージ担持エレメ
ントおよび第3のイメージ担持エレメントに充分に見当
を合わせて積層し、(4)ラミネート工程において、第
4のイメージ担持エレメントを、前記基板上にではな
く、前記調整された第1のイメージ担持エレメント、前
記調整された第2のイメージ担持エレメントおよび前記
調整された第3のイメージ担持エレメントと充分に見当
を合わされて、調整された第3のイメージ担持エレメン
ト上にラミネートするように、繰り返す工程と、転写シ
ートを、前記ラミネータの前記シート作成および供給テ
ーブル上の前記キャリアプレート上の前記調整された第
4のイメージ担持エレメント上に積層する工程と、前記
積層された転写シート、調整された第4のイメージ担持
エレメント、およびキャリアプレートを、前記トレイに
沿って、互いに平行もしくはほぼ平行で、前記温度T1
にほぼ加熱された一対のローラ間のニップに向かって、
スライドさせる工程と、前記一対の加熱されたローラを
通過させて、前記転写シートを前記第4のイメージ担持
エレメントに転写する工程と、前記直前のスライドおよ
び直前のラミネート工程の間、前記トレイと第4のイメ
ージ担持エレメント、前記トレイ上の転写シートとキャ
リアプレートを、室温より高く前記第1の温度より低い
温度T3にほぼ冷やす工程と、を有することを特徴とす
るオフ−プレス方法。
【0033】[15] 前記[14]に記載のオフ−プ
レス方法において、さらに、前記基板を前記第1のイメ
ージ担持エレメントから剥離し、4色の適切読み取りプ
ルーフを形成する工程を有することを特徴とする。
【0034】[16] 前記[14]に記載のオフ−プ
レス方法において、転写シートが多色イメージ担持基板
にラミネートされる最後のラミネート工程の前に、第1
の露光工程、第1の現像工程、第1の積層工程、第1の
搬送工程、第1のラミネート工程、第1の冷却工程、第
1の剥離工程を、(1)第nの除去可能な支持体上に第
nの水性現像可能な予め着色された感光性層を有する第
nの予め着色された感光性エレメントの一つを、第1の
エレメントの替りに用い、(2)第1のスライドの替り
に第nのカラー分解スライドを用い、(3)積層工程に
おいて、第nのイメージ担持エレメントを、基板上にで
はなく、調整された第n−1のイメージ担持エレメント
上に積層するとともに、前記調整された第1のイメージ
担持エレメントに充分に見当を合わせて積層し、(4)
ラミネート工程において、第nのイメージ担持エレメン
トを、前記調整された第1のイメージ担持エレメントと
充分に見当を合わせて、前記調整された第n−1のイメ
ージ担持エレメント上にラミネートするように、一回あ
るいはそれ以上繰り返えす工程であり、前記最後のラミ
ネート工程において、転写シートは、調整された第nの
イメージ担持エレメントに積層される、工程を有するこ
とを特徴とする。
【0035】
【作用】前記構成によれば、カラーイメージシートをイ
メージ受容基板にラミネートするための方法および装置
において、特に、水性現像された予め色付けされた感光
性エレメントまたはイメージシートを支持体または受容
基板にプロセス中にキャリアプレートを用いてラミネー
トするためのオフ−プレス装置において、プルーフを得
るための見当合わせを大幅に改善することができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳し
く説明する。
【0037】見当の不整合をもたらす大きな要因は、前
記カラーイメージエレメントと前記受容基板のそれぞれ
に用いられるポリエステルベースの寸法の不安定性に基
づいている。本質的に前記ポリエステルベースは、加熱
されると、寸法を変える、すなわち、延びるが、室温に
戻ったときには、結局はほぼ元の寸法に戻る。ラミネー
トをしている間、前記カラーイメージエレメントのカラ
ーイメージは、前記エレメントから受容基板に転写され
るので、カラーイメージのドット位置、すなわち見当
は、各ベースに発生する寸法変化に影響される。
【0038】カラーイメージエレメントと受容基板の寸
法安定性は、ラミネーションスタック(ラミネーション
積層体)、すなわちカラーイメージエレメントと受容基
板に印加される熱エネルギ、すなわち熱によって影響さ
れる。印加された熱エネルギは、ラミネーションスタッ
クに均一には伝導しない場合は、エレメントと基板の寸
法が安定でなくなり、イメージの歪みをもたらし、結果
としてプルーフにおける見当の不整合となる。本発明の
以前では、ラミネーションプロセスにおける不均質性
は、ラミネータ中のニップローラの温度および圧力のプ
ロフィールが確実に一定となるようにすることによっ
て、初期のうちに緩和していた。
【0039】しかし、オフ−プレスラミネート装置にお
いてはキャリアプレートを使用するために、ラミネーシ
ョン中に、ラミネーションスタックに印加された熱エネ
ルギに不均質性が生じてしまう。ラミネーションスタッ
クは、ラミネータ中の加熱されたニップローラを通過
し、芯部が加熱されるので、熱は、キャリアプレートを
伝搬、すなわち、伝導し、ラミネーションスタックを予
め加熱する。この熱の伝搬により、ラミネーションスタ
ックの後端部分は、ラミネーションスタックの先頭部分
よりも長い時間印加熱エネルギに曝されることになる。
この現象によって、ラミネーションスタックの後端に向
かって印加熱エネルギが常に増加することになる。
【0040】本発明によるプレ−プルーフ温度制御アッ
センブリ8(図1)によれば、キャリアプレートを熱が
伝搬するのを効果的に防ぎ、ラミネーションスタックの
全ての場所に印加熱エネルギが均一に与えられるように
することができる。その結果、カラーイメージエレメン
トと受容基板の寸法変化が減少され、それによりプルー
フの見当が改善される。
【0041】図1には、本発明にかかる、キャリアプレ
ート上に支持されたイメージ受容基板にイメージシート
をラミネートするためのオフ−プレスラミネート装置1
0のプレ−プルーフ温度制御アッセンブリ8の斜視図が
示されている。“オフ−プレス”という用語は、プレ−
プレスおよびプレ−プレートという用語と同じことを示
している。前記オフ−プレスラミネート装置10は、一
般に、ラミネータ12、シート作成および供給テーブル
14および排出シート受テーブル16とを具備する。
【0042】ラミネータ12は、フロントサイド20
と、リアサイド22、レフトサイド24およびライトサ
イド26を具備している。オペレータ制御パッド18
が、ラミネータ12の都合の良い位置に設けられてい
る。図2には、プレ−プルーフ温度制御アッセンブリ8
と内部部品を仮想線で示したハウジングパネル28を有
するラミネータ12の一部の斜視図が示されている。図
3には、オフ−プレス装置10のプレ−プルーフ温度制
御アッセンブリ8上に一部載置されたキャリアプレート
34上に支持されたイメージ受容基板32上にイメージ
シート30が乗っている状態の断面図が示されている。
【0043】図2に一番良く示されているように、ラミ
ネータ12は、右フレーム36と左フレーム38とを有
する支持フレームを具備している。さらに、このラミネ
ータ12は、第1のラミネーションローラアッセンブリ
40と、第2のラミネーションローラアッセンブリ42
とを有している。第1のラミネーションローラアッセン
ブリ40は、右フレーム36と左フレーム38との間に
回転可能に取り付けられている。第2のラミネーション
ローラアッセンブリ42は、右フレーム36と左フレー
ム38との間に前記第1のラミネーションローラアッセ
ンブリ40に平行あるいはほぼ平行に回転可能に取り付
けられており、このローラアッセンブリ42と前記ロー
ラアッセンブリ40との間にニップ44が形成されてい
る。図2に示されているように、ラミネータ12は、さ
らに、第1のローラアッセンブリ40と第2のローラア
ッセンブリ42を回転するための手段46を有する。回
転手段46は、ギアボックスを介したモータアッセンブ
リによって駆動されるギアとチェーンを具備することが
できる。ラミネータ12は、さらに、第1のラミネータ
ローラアッセンブリ40と第2のラミネータローラアッ
センブリ42とをほぼ第1の温度T1に加熱するための
手段48、50を有する。加熱手段48、50は、第1
および第2のローラアッセンブリ40、42に取り付け
られたヒータあるいはヒータエレメントにより構成する
ことができる。ハウジング52は、実質的に、支持フレ
ーム36、38、第1のラミネートローラアッセンブリ
40、第2のラミネートローラアッセンブリ42、およ
び加熱手段48、50を内蔵している。ハウジング52
は、多数のハウジングパネル27、28、29から構成
できる。図3に示すように、ハウジング52には、ハウ
ジング入口54とハウジング出口56が設けられてい
る。ハウジング52は、ラミネータ12が可動中にハウ
ジング52内の気温が第2の温度T2内になるように、
加熱手段48、50によって発生される熱を保つ働きを
する。
【0044】図1および図3に示すように、シート作成
および供給テーブル14は、ハウジング入口54に隣接
してラミネータ12に取り付けられた第1の端部を有す
る。テーブル14はラミネータ12のフロントサイド2
0から延びており、ラミネータ12から離れた第2の端
部において脚または支持アッセンブリ58によって支持
されている。排出シート受テーブル16は、ハウジング
出口56に隣接してラミネータ12に取り付けられた第
1の端部を有する。テーブル16はラミネータ12のリ
アサイド22から延びており、ラミネータ12から離れ
た第2の端部において脚または支持アッセンブリ60に
よって支持されている。
【0045】図4には、プレ−プルーフ温度制御アッセ
ンブリ8の分解斜視図が示されている。プレ−プルーフ
温度制御アッセンブリ8は、頂面64と底面66とを有
するトレイ62を具備する。図2および図3に示されて
るように、頂面64は、ハウジング入口54からほぼニ
ップ44まで延びおり、イメージシート30がテーブル
14上のキャリアプレート34上のイメージ受容基板3
2上に載置または積層され、積層されたシート30、基
板32およびキャリアプレート34がテーブル14に沿
ってスライドしてハウジング入口54内に入り、トレイ
62の頂面64に沿って第1のローラアッセンブリ40
と第2のローラアッセンブリ42との間のニップ44に
向かった場合に、ローラアッセンブリ40、42が、積
層されたシート30、基板32およびキャリアプレート
34をローラアッセンブリ40、42間に搬送し、シー
ト30と基板32とをラミネートし、ラミネートされた
シート30と基板32とキャリアプレート34をハウジ
ング出口56から排出シート受テーブル16の上に出す
ようになっている。
【0046】図4および図5に示されているように、プ
レ−プルーフ温度制御アッセンブリ8は、トレイ62上
の積層されたシート30、基板32およびキャリアプレ
ート34がローラアッセンブリ40、42に向かって供
給され、該ローラアッセンブリ40、42間に入れられ
るまでの間、前記積層されたシート30、基板32およ
びキャリアプレート34の温度を、室温より高く前記第
2の温度より低い温度T3にほぼ制御するための手段6
8を、さらに、有する。好ましくは、この温度制御手段
68は、第1のエアブロア70、第2のエアブロア7
2、マニホールド74および電気制御システム760を
具備する。
【0047】図6は、マニホールド74を第1面にほぼ
沿って示した断面図である。図7は、マニホールド74
を前記第1面に平行な第2面にほぼ沿って示した断面図
である。
【0048】図6に示すように、第1のエアブロア70
は、第1のブロア出口76と、ハウジング52の外から
ほぼ前記第3の温度より低い第4の温度T4の空気を受
けるように配置された第1のブロア入口78を有する
(図3参照)。第2のエアブロア72は、第2のブロア
出口80と、ハウジング52の外からほぼ前記第2の温
度T2の空気を受けるように配置された第2のブロア入
口82を有する(再び図3参照)。
【0049】図5および図6に示されているように、マ
ニホールド74は、第1のダクトネットワークあるいは
ダクト90、第2のダクトネットワークあるいはダクト
92および多数の第3のダクトネットワークあるいはダ
クト94A〜94Dを有する。第1のダクト90は、第
1の入口96、第2の入口98および多数の出口100
A〜100Dを有する。第1のダクトの第1の入口96
は、第1のブロア出口76に連結している。第1のダク
トの第2の入口98は、第2のブロア出口80に連結し
ている。第2のダクト92とトレイ62の底面66は、
多数のチャンバ102A〜102Dを形成している。チ
ャンバ102の数は任意に設定可能である。図に示され
た実施例では、第1のチャンバ102A、第2のチャン
バ102B、第3のチャンバ102C、および第4のチ
ャンバ102Dを有する。各チャンバ102A〜102
Dは、入口104A〜104Dと出口106A〜106
Dを有する。チャンバ入口104A〜104Dのそれぞ
れは、第1のダクト出口100A〜100Dのそれぞれ
と各々連結しており、それによりチャンバ102A〜1
02Dを通る空気流はトレイ62を冷却あるいは熱する
ようになっている。各第3のダクト94A〜94Dは、
入口108A〜108Dと出口110A〜110Dを有
している。第3のダクト入口108A〜108Dのそれ
ぞれは、チャンバ出口106A〜106Dのそれぞれと
各々連結している。図に示すように4つのチャンバ出口
106A〜106Dがある場合は、4つの第3のダク
ト、すなわち、第1の第3ダクト94A、第2の第3ダ
クト94B、第3の第3ダクト94Cおよび第4の第3
ダクト94Dがある。第3のダクト出口110A〜11
0Dはハウジング52の外部に空気を吐き出す位置にあ
る(図3参照)。
【0050】図4および図6に示されているように、温
度制御手段68は、好ましくは、さらに、第1のブロア
出口76からの空気を第2のブロア出口80から隔てる
とともに、第2のブロア出口80からの空気を第1のブ
ロア出口76から隔てるための手段112を、マニホー
ルド74中に有する。この方向づけ手段112は、好ま
しくは、ヒンジ116によって第1のダクトの第1の入
口96と第1のダクトの第2の入口98に近接して第1
のダクト90に連結されている軽いフラットドア114
を有するフラッパーバルブである。空気が、第1のダス
トの第1の入口96に吹き入れられるとともに、第1の
ダストの第2の入口98には吹き入れられない場合は、
フラッパーバルブ112は、第1のダストの第1の入口
96から吹き離されて第1のダストの第2の入口98へ
向かい、それによって、第1のダストの第2の入口98
を閉じあるいは閉塞する。これにより空気は、第1のダ
ストの第2の入口98を通って逃れないで、第1のダス
トの出口100A〜100Dから出される。空気が、第
1のダストの第2の入口98に吹き入れられるととも
に、第1のダストの第1の入口96には吹き入れられな
い場合は、フラッパーバルブ112は、第1のダストの
第2の入口98から吹き離されて第1のダストの第1の
入口96へ向かい、それによって、第1のダストの第1
の入口96を閉じあるいは閉塞する。同様に、これによ
り空気は、第1のダストの第1の入口96を通って逃れ
ないで、第1のダストの出口100A〜100Dから出
される。空気が、第1のダクトの第1の入口96に吹き
入れられる同時に、第1のダクトの第2の入口98にも
吹き入れられる場合は、フラッパーバルブ112は、第
1のダクトの第1の入口96と第2の入口98の両方か
ら空気が吹き込まれるのを可能とする中間の位置に置か
れる。
【0051】図4、6、7および8に示すように、トレ
イ62は、少なくとも一つの熱伝導性のヒートシンク1
18を有しており、このヒートシンク118はトレイ6
2の底面66からマニホールド74に延出している。各
ヒートシンク118は、リブまたはフィン120を有し
ており、このフィン120はチャンバ102A〜102
Dのそれぞれの内部に突き出ている。好ましくは、フィ
ン120は、チャンバ102A〜102Dを通過する空
気の流れ方向に沿って延出している。トレイ62とヒー
トシンク118は、アルミニウムから鋳物または他の方
法により一体に成形されている。あるいは、図に示すよ
うに、トレイ62は、硬く滑らかなテトラフルオロエチ
レンのコーティング124がなされているアルミニウム
プレート122から形成される。螺子が切られたボルト
126がアルミニウムプレート122の底面に固定さ
れ、該底面から延出しており、ナット127が嵌着され
て、トレイ62の底面66に各アルミニウム製のヒート
シンク118をしっかりと取り付け、チャンバ102A
〜102Dのそれぞれの内部に延出させている。薄い熱
伝導製のパテ層128が、トレイ62とヒートシンク1
18との間に塗布され、これらの間の熱伝導率を向上さ
せている。
【0052】図9に示すように、好ましくは、温度制御
手段68は、さらに、多数のラミネートに携わらないロ
ーラアッセンブリ(ノン−ラミネーションローラアッセ
ンブリ)132を支持する一対のローラ支持体130を
有する。各ローラ支持体130は、積層されたシート、
基板32およびキャリアプレート34がニップ44に向
かって送られる方向を横切るようにして、トレイ62の
各側部に取り付けられている。各支持体130は、ベア
リングを内蔵する多数のスロット134を有する。ノン
−ラミネーションローラアッセンブリ132の各々は、
ローラ、シャフトおよびベアリングを有する。前記ロー
ラは、トレイ62上を横切って延びている。前記シャフ
トは、前記ローラの端部から延出している。前記ベアリ
ングは、回転可能に前記シャフトに支持されており、ベ
アリング受スロット134中に収められる。積層された
シート30、基板32およびキャリアプレート34が、
トレイ62の頂面に沿ってニップ44に向かって滑動さ
れると、ノン−ラミネーションローラアッセンブリ13
2は、キャリアプレート34をトレイ62に接触させた
ままで、積層されたシート30、基板32およびキャリ
アプレート34に滑動力を与える。これにより、トレイ
62とキャリアプレート34との熱伝導率を向上させ、
その良好な熱伝導率を確実にする。
【0053】電気制御システム760は、第1のブロア
70と第2のブロア72の動作を制御してトレイ62の
温度をほぼ前記第3の温度に維持する手段を有する。好
ましくは、前記第1の温度は約100℃であり、前記第
2の温度は約40〜45℃であり、前記第3の温度は約
35℃であり、前記第4の温度は約25℃である。これ
により、トレイ62の温度を効果的に冷やす。第1の実
施例では、電気制御システム760は、第1のブロア7
0と第2のブロア72とを操作してどちらかをトレイ6
2の温度をほぼ前記第3の温度に維持する。第2の実施
例では、両ブロアを様々な流量に変えることができる。
第3の実施例では、一方のブロアを一定の流量に維持
し、他方を一定の流量で流したり止めたりして、トレイ
62の温度を制御する。
【0054】図10は、本発明のプレ−プルーフ温度制
御アッセンブリ8のための電気制御システム76の第1
の実施例の説明図である。この温度制御システムは、プ
ログラマブルロジックコントローラ(PLC)230を
有しており、このコントローラ230は、電圧を例えば
220ボルトから50ワットで115ボルトに変換する
ステップダウン変圧器234を介して電源分配網232
もしくは類似のものに接続されている。本発明に使用で
きる好適なPLC230としては、米国ペンシルベニア
在のCutler Hammer社からモデル番号D1
00CR14で市販されている。好適な電源分配網23
2には、ヒューズブロック、ターミナルブロックおよび
前記制御システムのコンポーネントとの間の接続部が含
まれる。例えば、この電源分配網232は、インプット
ケーブル236によって、電源、例えば、220ボルト
16アンペアの電源(不図示)に接続可能となってい
る。あるいは、制御システム760を、120ボルトの
AC電源から電力を受けることができるように設計する
こともできる。この場合には、前記ステップダウン変圧
器234は必要なくなる。
【0055】キーパッド18は、ライン262、264
によって、PLC230に接続され、PLC230と信
号のやり取りができるようになっている。DC電源23
8は、インプットケーブル236とキーパッド18との
間に接続されている。DC電源238は、制御システム
760内のすべてのソフト−オン/ソフト−オフ電源回
路にDC電源を連続して供給する。電源切替装置256
は、ライン255によって、キーパッド18と電源分配
網232との間に接続されている。本発明に用いること
のできる好適な電源切替装置256は、Cutler
Hammer社からモデル番号CE15DN2Bで市販
されている。電源切替装置256は、幾つかのリレーと
電源を操作する一つの大きな接触器とを有するソフト−
オン/ソフト−オフ電源回路である。このソフト−オン
/ソフト−オフ電源回路256は、DC電源238に接
続されている部品にDC電源を供給する。また、ライン
258は、電源切替装置256をPLC230に接続
し、入力可能にしている。
【0056】電気制御システム760は、電気温度制御
サブシステム290を有する。この電気温度制御サブシ
ステム290は、温度コントローラ292を有してお
り、この温度コントローラ292は第1のライン294
に接続され、このライン294を介して電力分配網23
2に接続されている。第1のブロア70と第2のブロア
72は、それぞれ、ライン296と298とにより、並
列に温度コントローラ292に接続されるとともに、ラ
イン300を介して電源分配網232に接続されてい
る。温度センサまたはサーモカップル302がトレイ6
2の温度を検知するために配置され、検知温度を表わす
信号を温度コントローラ292に供給するべく接続され
ている。本発明に使用できる好適な温度コントローラ2
92としては、日本の富士電機株式会社からモデル番号
PYZ4TDY1−IVで市販されている。この温度コ
ントローラ292は、アラーム回路306を含む。この
アラーム回路306はDC電源238とPLC230と
の間に接続されている。
【0057】運転に際しては、“電源オン/オフ”トグ
ルスイッチ252を操作し、信号を電源切替装置256
にライン255を介して送ることにより、本装置10を
駆動する。それにより、装置256は電源を制御システ
ム760の全てに供給する。
【0058】また、温度コントローラ292には、“電
源オン”スイッチ252を押すことによって、スイッチ
が入る。温度コントローラ292は、現在の数値を手動
入力し、温度センサ302からフィードバックを受ける
ことにより、トレイ62の温度を制御する。
【0059】高温度プレセット値と低温度プレセット値
とをアラーム回路306に入力することができる。アラ
ーム回路306は、温度センサ302からフィードバッ
クされる温度を監視する。トレイ62の温度が、アラー
ム回路306に入力した前記高温度プレセット値と低温
度プレセット値との間にある場合は、アラーム回路30
6は、駆動され、アラーム回路306を通る電気路を生
成するスイッチを閉じる。アラーム回路306が駆動さ
れ、信号がアラーム回路306からPLC230に送ら
れる。PLC230は、アラーム回路306からの信号
が届かないと、“エラー”ランプ246を点灯するよう
に信号を送り、それにより、温度に問題が生じているこ
とを示す。
【0060】図11は、プレ−プルーフ温度制御アッセ
ンブリ308の第2の実施例を示す斜視図である。この
第2のアッセンブリ308は、前記第1実施例のアッセ
ンブリ8の替りに同様の機能を発揮するものとして、オ
フ−プレスラミネート装置10に用いることができる。
前記第1の実施例のアッセンブリ8と同様に、この第2
のプレ−プルーフ温度制御アッセンブリ308は、トレ
イ310と、このトレイ310上の積層されたシート、
基板およびキャリアプレートがローラアッセンブリ4
0、42に向かって供給され、該ローラアッセンブリ4
0、42間に入れられるまでの間、前記積層されたシー
ト、基板およびキャリアプレートの温度を、ほぼ前記第
3の温度T3に制御するための手段312を有する。
【0061】トレイ310は、頂面314と底面316
とを有する。図2および図3に示されてるように、頂面
314は、入口54からほぼニップ44まで延びおり、
前記第1のアッセンブリ8の頂面64と同様に機能す
る。トレイ310は、リブまたはフィン318を有して
おり、このフィン318は底面316から延出するとと
もに、積層されたシート、基板およびキャリアプレート
が滑動し、搬送される方向を横切って延出している。ト
レイ310とフィン318とは鋳物または射出成形によ
り一体に成形されている。トレイ310とフィン318
はアルミニウムである。硬く滑らかなテトラフルオロエ
チレンのコーティングが頂面314に施されている。
【0062】温度制御手段312は、エアブロア32
0、マニホールド322、およびフラッパー機構324
を具備する。エアブロア320は好ましくはモータによ
り駆動される羽根車である。マニホールド322は、積
層されたシート、基板およびキャリアプレートが移動す
る方向を横切るように延びている長方形のメインチャン
バ326を有する。フィン318は、このメインチャン
バ326内に延出している。マニホールド322は、さ
らに、第1の入口チャンバ328と第2の入口チャンバ
330を有する。第1の入口チャンバ328は、メイン
チャンバ326の第1の端部に連結されている。第2の
入口チャンバ330はメインチャンバ326の第2の端
部に連結されている。図12は、第1の入口チャンバ3
28を通る断面図である。
【0063】各入口チャンバ328、330は、ハウジ
ング52の外部から温度T3の空気を受け入れるために
配置された外部ポート331を有する。各入口チャンバ
328、330は、また、ハウジング52の内部から温
度T2の空気を受け入れるために配置された内部ポート
334を有する。好ましくは、入口チャンバ328、3
30はメインチャンバ326の両端に配置されている。
【0064】マニホールド322は、さらに、メインチ
ャンバ326の下に該メインチャンバ326に通路33
4によって連結された出口チャンバ332を有する。通
路334は、メインチャンバ326の両端からほぼ中間
の位置に配置されている。出口チャンバ332は、外部
ポート336を有しており、この外部ポート336は空
気が出口チャンバ332からハウジング52の外部に抜
けることができるように配置されている。羽根車320
は、出口チャンバ332内に配置され、空気を通路33
4から引出し、外部ポート336からハウジング52の
外部に排気する。
【0065】フラッパー機構324は、図13に最も良
く示されている。フラッパー機構324は、入口チャン
バ328内のポート331、334を通る空気流を制御
するための第1のフラッパー338と、入口チャンバ3
28内のポート331、334を通る空気流を制御する
ための第2のフラッパー340と、前記フラッパー33
8、340に連結されているシャフト342とを有す
る。モータアッセンブリ344は、モータシャフト上の
モータギア346を回転させる。モータギア346は、
シャフト342上のシャフトギア348に嵌合され、こ
のシャフトギア348を駆動する。したがって、モータ
アッセンブリ344が駆動されると、モータギア346
が回転され、それに伴ってシャフトギア348を回転
し、シャフト342およびふらっぱー338、340を
回転する。シャフト342は、一体品でもよいし、複数
のシャフトセグメントをカプラー343によって連結し
たものでも良い。
【0066】フラッパー機構324は、フラッパー33
8、340が内部ポート334を閉じる場合に、シャフ
ト342とフラッパー338、340の回転を、モータ
アッセンブリ344を駆動しないようにすることによっ
て制御する手段350を有する。この非駆動手段350
は、第1のリミットスイッチ352、第2のリミットス
イッチ354、シャフト342に取り付けられた第1の
カム356および第2のカム358とを有する。第1お
よび第2のカム356、358は、凹部360を有して
いる。スイッチ352に取り付けられた第1の回り止め
362は、カム356の凹部360内に係合し、例え
ば、フラッパー338、340が外部ポート332を閉
じる場合におけるような一つの方向への回転ができなく
する。残りのスイッチ354に取り付けられている第2
の回り止め364はカム358の凹部360に係合し、
例えば、フラッパー338、340が内部ポート334
を閉じる場合におけるような一つの方向への回転ができ
なくする。
【0067】フラッパー機構324は、また、シャフト
342およびフラッパー338、340の位置、すなわ
ち、回転を制御する手段366を有する。この制御手段
366は、電位差計368、ポットシャフトに連結され
ているポットギア370、およびホットギア370に歯
合しているシャフトギア372を有する。電位差計36
8は、シャフト342の位置、すなわち回転を示す電気
信号を、コンピュータあるいは他の制御システムに供給
する。この信号あるいは他の入力信号、たとえば、温度
センサ(不図示)からのトレイ310の温度を示す信号
など、に応答して、コンピュータあるいは他の制御シス
テムを、フラッパー338、340を位置決めして所定
の温度にトレイ310の温度を維持するようにモータア
ッセンブリ344を制御するようにプログラムすること
ができる。
【0068】図11に示すように、センサ374がトレ
イ310の先端に設けられる。このセンサは、前記コン
ピュータに接続され、キャリアプレートが初めにトレイ
310に通過する時に、フラッパー338、340によ
り所定の時間だけ外部ポートを閉じさせ、トレイ310
の温度を上昇させる。
【0069】ラミネータ12は、本明細書において強調
して説明した部分以外は、米国特許第5,075,72
2号および/または米国特許出願第07/612,97
5号に開示されているラミネータと同様でよい。ラミネ
ータローラアッセンブリ40、42、回転手段46、加
熱手段48、50、および様々な電気制御システム76
を含むラミネータ12の好適な部品は、より詳しく米国
特許第5,075,722号および米国特許出願第07
/612、975号に開示されており、特許および出願
は、ここに番号を参照することにより内容を引用する。
【0070】本発明に用いて好適なキャリアプレート
は、本明細書と同じ日に出願された同時係属の米国特許
出願(番号は追って補完)に説明されている。
【0071】本発明のオフ- プレス装置10は、少なく
とも一つのカラーイメージシートをイメージ受容基板に
ラミネートし、カラーイメージを受容基板から転写シー
トを転写してプルーフを形成するためのオフ- プレス法
を実行するために用いることができる。
【0072】具体的には、図14に示されているよう
に、第1の除去可能な支持体414上に第1の水性現像
可能な予め着色された感光性層412が形成されてなる
第1の予め着色された感光性エレメント410が第1の
カラー分解スライドを通して化学線に露光されて、第1
の水性現像可能な予め着色された層412中に第1のイ
メージ領域416と第1の非イメージ領域418とが形
成される。第1の予め着色された感光性エレメント41
0は、第1の感光性層412と第1の除去可能な支持体
414との間に第1の接着性層411を有する。
【0073】次に、露光された第1のエレメント41
0′を、第1の非イメージ領域418を水で洗い流す処
理を施して、第1のカラーイメージを現像する。
【0074】次に、第1のイメージ担持エレメント41
0′を、ラミネータ12のシート作成および供給テーブ
ル14上のキャリアプレート34上の基板400上に見
当を合わせて積層する。図3および14を参照。
【0075】次に、積層された第1のイメージ担持エレ
メント410′、基板400およびキャリアプレート3
4をトレイ62に沿ってスライドさせて、ほぼ第1の温
度T1に加熱された平行あるいはほぼ平行の一対のロー
ラアッセンブリ40、42間のニップ44に入れる。
【0076】その結果、第1のイメージ担持エレメント
410′は、基板400上に第1のイメージ担持エレメ
ント410′を載せた状態でローラアッセンブリ40、
42を通過させることによって、受容基板400にラミ
ネートされる。前記ローラアッセンブリ40、42は、
ヒータエレメント49、50によって加熱されており、
互いに平行もしくはほぼ平行であり、第1のイメージ担
持エレメント410′および基板400上に第1の運転
圧もしくはリニアな圧力OLF1を印加する。この第1
のラミネート工程は、図14に示されている。基板40
0は、支持層402と接着層404とを有する。図14
には、ラミネート工程が示されている。このラミネート
工程では、圧力および熱がニップ44を介して印加さ
れ、ニップ44は、第1のローラアッセンブリ40と第
2のローラアッセンブリ42により第1の運転圧もしく
はリニアな圧力OLF1を印加するように設定されてお
り、これらのローラアッセンブリは一つの着色イメージ
416を持つイメージ担持エレメント410′と着色イ
メージを持たない受容基板400とを挟み込む。
【0077】スライドし、ラミネートする工程の間、ト
レイ62と、トレイ62上の第1のイメージ担持エレメ
ント410′、基板400およびキャリアプレート34
とは、プレ- プルーフ温度制御アッセンブリ8によっ
て、室温より高く第1の温度より低い第3の温度にほぼ
冷やされる。
【0078】第1の除去可能な支持体414は、次に、
第1のイメージ担持エレメント410′から剥される
か、除去される。第1の接着性層411は、第1のイメ
ージ担持エレメント419上に残存あるいはほぼ残存す
る。得られたラミネートを調整された第1のイメージ担
持エレメント419と呼ぶ。図15を参照。
【0079】それにより、図15に示されているよう
に、例えば紙シートなどの転写または表示シート450
が、シート作成および供給テーブル14上のキャリアプ
レート34上の前記調整された第1のイメージ担持エレ
メント419上に積層される。
【0080】次に、積層された転写シート450、調整
された第1のイメージ担持エレメント419およびキャ
リアプレート34が、トレイ62に沿ってスライドされ
て、一対のローラアッセンブリ40、42間のニップ4
4に入れられる。前記ローラアッセンブリ40、42
は、互いに平行あるいはほぼ平行で、プレ−プルーフ温
度制御アッセンブリ8によって、ほぼ温度T1に加熱さ
れている。
【0081】次に、積層された転写シート450は、調
整された第1のイメージ担持エレメント419にラミネ
ートされる。このラミネートは、第1のイメージ担持エ
レメント419と転写シート450とに第2の圧力ある
いはリニアな圧力OLF2を印加するように設定された
一対のローラアッセンブリ40、42間を、前記積層物
を通すことによって、行われる。
【0082】この第2のスライドおよびラミネート工程
の間、トレイ62と、このトレイ62上の転写シート4
50、調整された第1のイメージ担持エレメント41
9、およびキャリアプレート34とが、室温より高く第
1の温度T1より低い温度T3にほぼ冷やされる。
【0083】これにより、単色の適切読み取りプルーフ
が得られる。あるいは、基板402が第1のイメージ担
持エレメントから剥されて、単色の適切読み取りプルー
フ490が得られる。
【0084】あるいは、転写シート450を第1のイメ
ージ担持エレメント419に他ミネーとするよりはむし
ろ、第2のイメージ担持エレメント420′を第1のイ
メージ担持エレメント419にラミネートすることもで
きる。図16を参照。
【0085】第2のイメージ担持エレメント420′
は、前記露光工程、現像工程、積層工程、搬送工程、ラ
ミネート工程、冷却工程、および剥離工程を次の内容を
伴って繰り返すことによって作成できる。すなわち、
(1)第2の除去可能な支持体424上に第2の水性現
像可能な予め着色された感光性層422を有する第2の
予め着色された感光性エレメント420を、第1のエレ
メントの替りに用い、(2)第1のスライドの替りに第
2のカラー分解スライドを用い、(3)積層工程におい
て、第2のイメージ担持エレメント420′を、基板4
00上にではなく、調整された第1のイメージ担持エレ
メント419上に充分に見当を合わせて積層し、(4)
ラミネート工程において、第2のイメージ担持エレメン
ト420′を、基板400上にではなく、調整された第
1のイメージ担持エレメント419上にラミネートす
る。この第2のラミネート工程は、図16に示されてい
る。
【0086】それから、前記第1の露光工程、第1の現
像工程、第1の積層工程、第1の搬送工程、第1のラミ
ネート工程、第1の冷却工程、第1の剥離工程が、以下
のようにして繰り返えされる。すなわち、(1)第3の
除去可能な支持体434上に第3の水性現像可能な予め
着色された感光性層432を有する第3の予め着色され
た感光性エレメント430を、第1のエレメントの替り
に用い、(2)第1のスライドの替りに第3のカラー分
解スライドを用い、(3)積層工程において、第3のイ
メージ担持エレメント430′を、基板400上にでは
なく、調整された第2のイメージ担持エレメント429
上に充分に見当を合わせて積層し、(4)ラミネート工
程において、第3のイメージ担持エレメント430′
を、前記調整された第1のイメージ担持エレメント41
9と充分に見当を合わされた調整された第2のイメージ
担持エレメント429上にラミネートする。この第3の
ラミネート工程は、図17に示されている。
【0087】次に、前記第1の露光工程、第1の現像工
程、第1の積層工程、第1の搬送工程、第1のラミネー
ト工程、第1の冷却工程、第1の剥離工程が、以下のよ
うにして繰り返えされる。すなわち、(1)第4の除去
可能な支持体444上に第4の水性現像可能な予め着色
された感光性層442を有する第4の予め着色された感
光性エレメント440を、第1のエレメントの替りに用
い、(2)第1のスライドの替りに第4のカラー分解ス
ライドを用い、(3)積層工程において、第4のイメー
ジ担持エレメント440′を、基板400上にではな
く、調整された第3のイメージ担持エレメント439上
に積層するとともに、前記調整された第1のイメージ担
持エレメント419、調整された第2のイメージ担持エ
レメント429および調整された第3のイメージ担持エ
レメント439に充分に見当を合わせて積層し、(4)
ラミネート工程において、第4のイメージ担持エレメン
ト440′を、前記調整された第1のイメージ担持エレ
メント419と充分に見当を合わされた調整された第3
のイメージ担持エレメント439上にラミネートする。
この第4のラミネート工程は、図18に示されている。
【0088】本発明に用いられる図示された好適な感光
性エレメント410、420、430、440は、イギ
リス国特許公報GB2144867Bに開示されてい
る。例えば、感光性エレメント410、420、43
0、440は、一方の層から他方の層までを、つまり、
ベース層、剥離薄層またはコーティング層、ヒートシー
ル可能な接着薄層またはコーティング層および感光性層
を含むことができる。剥離層が含まれる場合は、この層
は、好ましくは、剥離工程において、除去可能な支持体
414、424、434、444の一部としてベース層
とともに剥離除去される。換言すれば、図14〜19に
示されているように、支持層414、424、434、
444のそれぞれは、例えば、ベース層および剥離薄層
またはコーティング層を有する多数の層から構成され
る。本発明に用いることのできる図示された好適な受容
基板400は、米国特許第4,482,625号および
第4,766,053号に開示されている。例えば、受
容基板400は、一方の層から他方の層までを、つま
り、除去可能な保護層、剥離薄層またはコーティング
層、第1のアンカー薄層またはコーティング層、および
アンチスタティック薄層またはコーティング層を含むこ
とができる。受容基板400に剥離層が含まれる場合
は、この層は、好ましくは、最後のラミネート工程の後
の最後の剥離工程において、ベース層とともに剥離除去
される。すなわち、図14〜19に示されているよう
に、支持層402は、例えば、剥離薄層またはコーティ
ング層、第1のアンカー薄層またはコーティング層、ポ
リエステルベース層、第2のアンカー薄層またはコーテ
ィング層、およびアンチスタティック薄層またはコーテ
ィング層を有する多数の層から構成される。
【0089】前記工程の幾つかの順序は、重要でない。
例えば、一体にラミネートしようとする感光性エレメン
トのすべては、露光され、次に、受容基板上にラミネー
トされる前に、あるいはラミネートの前に、任意の順に
おいて、現像される。例えば、一体にラミネートしよう
とする感光性エレメントのすべては、露光され、次に、
全てのラミネート工程の前に、任意の順において、現像
される。あるいは、一つの感光性エレメントが露光され
現像された後、このエレメントを受容基板にラミネート
されるか、他のすべての感光性エレメントが露光され現
像される前のラミネートの前に、ラミネートされる。
【0090】最後に、図19に示されているように、紙
シートなどの転写または表示シート450が、第4のイ
メージ担持エレメント449にラミネートされる。この
ラミネートは、第2の運転圧またはリニアな圧力OLF
2を多色担持エレメント449、転写シート450およ
びキャリアプレート34に印加するように設定された一
対の加熱されたローラアッセンブリ40、42を通過さ
せ、第1、第2、第3および第4のイメージ担持エレメ
ントを挟み込むことによって、行われる。これによっ
て、4色の適切読み取りプルーフが形成される。さら
に、基板400の支持体402が、第1のイメージ担持
エレメントから剥しとられ、あるいは除去されて、4色
の適切読み取りプルーフ500が形成される。初めに受
容基板404の一部として形成された接着層404は、
(1)多色イメージを伴って転写シート450に転写さ
れても、(2)支持体402上に残存しても、(3)一
部が転写シート450に転写されるとともに残りが支持
体402上に残存しても、良い。図19には、圧力およ
び熱をニップ44に加えることによってラミネートする
工程が断面視されている。このラミネート工程では、ニ
ップ44は、第1のローラアッセンブリ40と第2のロ
ーラアッセンブリ42により第2の運転圧もしくはリニ
アな圧力OLF2を印加するように設定されており、こ
れらのローラアッセンブリは4つの色イメージを持つ受
容基板449とキャリアプレート34上の転写シート4
50とを挟み込む。
【0091】適切なラミネーションは、特定のかなり異
なった圧力(またはリニアな力)範囲、温度範囲および
転写速度範囲において可能であり、これらの範囲は、一
体にラミネートする材質に依存している。しかしなが
ら、下部ローラアッセンブリ42により上部のローラア
ッセンブリ40に加えられるリニアな圧力は、好ましく
は、最後のラミネート工程を除いた各ラミネート工程に
おいて、リニアな1インチ当り5. 35あるいは約5.
35ポンドである。そして、下部ローラアッセンブリ4
2により上部のローラアッセンブリ40に加えられるリ
ニアな圧力は、最後のラミネート工程においては、好ま
しくは、リニアな1インチ当り16あるいは約16ポン
ドである。転写速度は、好ましくは、各ラミネート工程
において1分当り400ミリメータあるいは約400ミ
リメータである。このような好適な条件の下では、本発
明の上述の方法にしたがって当業者により4色プルーフ
が作成されるならば、第2、第3および第4のイメージ
は、典型的には、第1のイメージに対して約60ミクロ
ン以内に見当が合う。
【0092】転写シート450が多色イメージ担持基板
419にラミネートされる最後のラミネート工程(図1
5あるいは19に図示されている)の前に、第1の露光
工程、第1の現像工程、第1の積層工程、第1の搬送工
程、第1のラミネート工程、第1の冷却工程、第1の剥
離工程が、以下のようにして一回あるいはそれ以上繰り
返えされる。すなわち、(1)第nの除去可能な支持体
上に第nの水性現像可能な予め着色された感光性層を有
する第nの予め着色された感光性エレメントを、第1の
エレメントの替りに用い、(2)第1のスライドの替り
に第nのカラー分解スライドを用い、(3)積層工程に
おいて、第nのイメージ担持エレメントを、基板上にで
はなく、調整された第n−1のイメージ担持エレメント
上に積層するとともに、前記調整された第1のイメージ
担持エレメントに充分に見当を合わせて積層し、(4)
ラミネート工程において、第nのイメージ担持エレメン
トを、前記調整された第1のイメージ担持エレメントと
充分に見当を合わされた調整された第n−1のイメージ
担持エレメント上にラミネートする。そして、この最後
のラミネート工程において、転写シート450は、調整
された第nのイメージ担持エレメントに積層される。
【0093】当業者は、以上に述べた本発明の説明を知
ることにより、本発明の多様な変形が可能である。この
ような変形は、添付の請求の範囲に記載した本発明の範
囲内に含まれるものと解釈されるべきものである。
【0094】
【発明の効果】前記構成によれば、カラーイメージシー
トをイメージ受容基板にラミネートするための方法およ
び装置において、特に、水性現像された予め色付けされ
た感光性エレメントまたはイメージシートを支持体また
は受容基板にプロセス中にキャリアプレートを用いてラ
ミネートするためのオフ−プレス装置において、プルー
フを得るための見当合わせを大幅に改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャリアプレート上に支持されたイメージ受容
基板にイメージシートをラミネートするためのオフ−プ
レス装置中の本発明にかかるプレ−プルーフ温度制御ア
ッセンブリの第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のオフ−プレス装置内に含まれるプレ−プ
ルーフ温度制御アッセンブリと、仮想線で内部部品を示
したハウジングパネルを有するラミネータの一部を示す
斜視図である。
【図3】図1のオフ−プレス装置内のプレ−プルーフ温
度制御アッセンブリの概略断面構成図である。
【図4】前記プレ−プルーフ温度制御アッセンブリの分
解斜視図である。
【図5】本発明におけるマニホールドの分解斜視図であ
る。
【図6】前記マニホールドの第1のダクトと第3のチャ
ンバを通る第1の面にほぼ沿うマニホールドの断面図で
ある。
【図7】前記マニホールドの前記第1の面と平行で、第
3のチャンバと二つ目の第3のダクトを2分割する第2
の面にほぼ沿うマニホールドの断面図である。
【図8】前記プレ−プルーフ温度制御アッセンブリのト
レイの底面から延出するヒートシンクの断面図である。
【図9】ローラアッセンブリを分解分離して示した図1
のプレ−プルーフ温度制御アッセンブリの斜視図であ
る。
【図10】本発明のための電気制御システムの回路図で
ある。
【図11】プレ−プルーフ温度制御アッセンブリの第2
の実施例の斜視図である。
【図12】図11のプレ−プルーフ温度制御アッセンブ
リの第1の面にほぼ沿う断面図である。
【図13】図11のプレ−プルーフ温度制御アッセンブ
リにおける空気流を方向づけるフラッパー機構の斜視図
である。
【図14】一つのカラーイメージを持つイメージシート
を着色イメージを持たない受容基板とともに挟み込む第
1のローラアッセンブリと第2のローラアッセンブリと
の間のニップを通して圧力と温度とを印加することによ
り、ラミネートする工程図である。
【図15】一つのカラーイメージを持つ受容基板を転写
シートとともに挟み込む第1のローラアッセンブリと第
2のローラアッセンブリとの間のニップを通して圧力と
温度とを印加することにより、ラミネートする工程図で
ある。
【図16】多色プルーフを形成するプロセスにおける中
間のラミネート工程の説明図である。
【図17】多色プルーフを形成するプロセスにおける中
間のラミネート工程の説明図である。
【図18】多色プルーフを形成するプロセスにおける中
間のラミネート工程の説明図である。
【図19】4つのカラーイメージを持つ受容基板を転写
シートとともに挟み込む第1のローラアッセンブリと第
2のローラアッセンブリとの間のニップを通して圧力と
温度とを印加することにより、ラミネートする工程図で
ある。
【符号の説明】
8 プレ−プルーフ温度制御アッセンブリ 10 オフ−プレスラミネート装置 12 ラミネータ 14 シート作成および供給テーブル 16 排出シート受テーブル 18 オペレータ制御パッド(キーパッド) 20 フロンドサイド 22 リアサイド 24 レフトサイド 26 ライドサイド 27、28、29 ハウジングパネル 30 イメージシート 32 イメージ受容基板 34 キャリアプレート 36 右フレーム 38 左フレーム 40 第1のラミネーションローラアッセンブリ 42 第2のラミネーションローラアッセンブリ 44 ニップ 46 回転手段 48、50 加熱手段 52 ハウジング 54 ハウジング入口 56 ハウジング出口 58、60 脚 62 トレイ 64 頂面 66 底面 68 温度制御手段 70 第1のエアブロア 72 第2のエアブロア 74 マニホールド 76 第1のブロア出口 78 第1のブロア入口 80 第2のブロア出口 90 第1のダクト 92 第2のダクト 94A、94B、94C、94D 第3のダクト 96 第1の入口 98 第2の入口 100A、100B、100C、100D 出口 102A、102B、102C、102D チャンバ 104A、104B、104C、104D チャンバ入
口 106A、106B、106C、106D チャンバ出
口 108A、108B、108C、108D ダクト入口 110A、110B、110C、110D 第3のダク
ト出口 112 フラッパーバルブ(方向づけ手段) 114 軽いフラットドア 116 ヒンジ 118 ヒートシンク 120 フィン 122 アルミニウムプレート 124 硬く滑らかなテトラフルオロエチレンのコーテ
ィング 126 螺子付きボルト 127 ナット 128 パテ層 130 ローラ支持体 132 ノン・ラミネーションローラアッセンブリ 134 スロット 230 プログラマブルロジックコントローラ(PL
C) 232 電源分配網 234 ステップダウン変圧器 236 インプットケーブル 238 DC電源 246 エラーランプ 252 “オン/オフ”トグルスイッチ 255、258 ライン 256 電源切替装置 290 電気温度制御サブシステム 292 温度コントローラ 262、264、294、296、298、300 ラ
イン 302 温度センサ 306 アラーム回路 308 プレ−プルーフ温度制御アッセンブリ 310 トレイ 312 温度制御手段 314 頂面 316 底面 318 フィン 320 羽根車 322 マニホールド 324 フラッパー機構 326 メインチャンバ 328 第1の入口チャンバ 330 入口チャンバ 331 外部ポート 332 出口チャンバ 334 通路(内部ポート) 336 外部ポート 338 第1のフラッパー 340 第2のフラッパー 342 シャフト 343 カプラ 344 モータアッセンブリ 346 モータギア 348 シャフトギア 350 回転制御手段 352 第1のリミットスイッチ 354 第2のリミットスイッチ 356 第1のカム 358 第2のカム 360 凹部 362 第1の回り止め 364 第2の回り止め 366 位置制御手段 368 電位差計 370 ポットギア 372 シャフトギア 374 センサ 400 基板 402 支持層 404 接着性層 410 予め着色された感光性エレメント 411 接着性層 412 感光性層 414 第1の除去可能な支持体 416 第1の非イメージ領域 418 第1のイメージ領域 419 調整された第1のイメージ担持エレメント 420 第2のイメージ担持エレメント 422 第2の感光性層 424 第2の除去可能な支持体 429 第2のイメージ担持エレメント 430 第3のイメージ担持エレメント 432 第3の感光性層 434 第3の除去可能な支持体 440 第4の予め着色された感光性エレメント 442 第4の水性現像可能な予め着色された感光性層 444 第4の除去可能な支持体 449 第4のイメージ担持エレメント 450 転写シート 490 転職の適切読み取りプルーフ 500 4色の適切読み取りプルーフ 760 電気制御システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド シー. オットー アメリカ合衆国 19348 ペンシルバニア 州 ケネット スクウェア ウィロー グ レン ドライブ 102

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 右フレームと左フレームとを有する支持
    フレームと、 前記右フレームと左フレームとの間に回転可能に取り付
    けられた第1のラミネートローラアッセンブリと、 前記右フレームと左フレームとの間に、前記第1のロー
    ラアッセンブリと平行もしくはほぼ平行に回転可能に取
    り付けられ、前記第1のローラアッセンブリとの間にニ
    ップを形成している第2のラミネートローラアッセンブ
    リと、 前記第1のローラアッセンブリおよび/または前記第2
    のローラアッセンブリを回転するための手段と、 前記第1のラミネートローラアッセンブリと第2のラミ
    ネートローラアッセンブリとをほぼ第1の温度T1に加
    熱するための手段と、そして、 前記第1のラミネートローラアッセンブリ、前記第2の
    ラミネートローラアッセンブリ、および前記加熱手段を
    実質的に囲み、ハウジング入口およびハウジング出口を
    有し、前記加熱手段によって内部に発生された熱を維持
    して前記第1の温度T1より低い第2の温度T2にほぼ
    維持するハウジングと、を有するラミネータと;前記ハ
    ウジング入口に隣接して前記ラミネータにその一端部が
    取り付けられているシート作成および供給テーブルと;
    および、 前記ハウジング出口に隣接して前記ラミネータにその一
    端部が取り付けられている排出シート受テーブルと;を
    具備してなり、イメージシートをキャリアプレート上に
    支持されているイメージ受容基板にラミネートするため
    のオフ−プレス装置であって、 内部に設けられるプレ−プルーフ温度制御アッセンブリ
    が、 頂面と底面とを持つトレイであり、前記頂面が前記ハウ
    ジング入口からほぼ前記ニップまで延びており、イメー
    ジシートが前記テーブル上のキャリアプレート上のイメ
    ージ受容基板上に載置されるかまたは積層され、積層さ
    れたシート、基板およびキャリアプレートが前記テーブ
    ルに沿ってスライドされて前記ハウジング入口に入り、
    前記トレイの頂面に沿ってスライドされて前記第1のロ
    ーラアッセンブリと第2のローラアッセンブリとの間の
    ニップに入り、前記ローラアッセンブリが該ローラアッ
    センブリの間を前記積層されたシート、基板およびキャ
    リアプレートを通過させて、前記シートと基板とを一体
    にラミネートし、ラミネートされたシートと基板とキャ
    リアプレートを前記ハウジング出口から前記排出シート
    受テーブル上に運び出すようになっている、トレイと;
    および、 前記トレイ上の前記積層されたシート、基板およびキャ
    リアプレートの温度を、該積層されたシート、基板およ
    びキャリアプレートが供給されて前記ローラアッセンブ
    リの間を運ばれる間、室温T4より高く前記第2の温度
    T2より低い第3の温度T3にほぼ制御するための手段
    と;を有することを特徴とするオフ−プレス装置。
  2. 【請求項2】 第1の予め着色されたイメージ感光性エ
    レメントをキャリアプレート上に支持されているイメー
    ジ受容基板にラミネートし、前記カラーイメージを前記
    受容基板から転写シートに転写して、プルーフを形成す
    るオフ−プレス方法であって、 第1の水性現像可能な予め着色された感光性層を第1の
    除去可能な支持体上に有する前記第1の予め着色された
    感光性エレメントを第1のカラー分解スライドを通して
    露光して、前記第1の水性現像可能な予め着色された層
    中に第1のイメージ領域と第1の非−イメージ領域とを
    形成する工程と、 前記第1の非−イメージ領域を水で洗い除くことによっ
    て前記露光された第1のエレメントを処理し、第1のカ
    ラーイメージを現像する工程と、 前記第1のイメージ担持エレメントを、ラミネータのシ
    ート作成および供給テーブル上の前記キャリアプレート
    上の前記基板上に、見当を合わせて積層する工程と、 前記積層された第1のイメージ担持エレメント、基板お
    よびキャリアプレートを、互いに平行あるいはほぼ平行
    で、ほぼ温度T1に加熱された一対のローラ間のニップ
    内に向かって、トレイに沿ってスライドさせる工程と、 前記基板上の第1のイメージ担持エレメントとキャリア
    プレートとを一対の加熱されたローラの間に通すことに
    よって、前記積層された第1のイメージ担持エレメント
    を前記基板にラミネートする工程と、 前記スライドおよびラミネート工程の間、前記トレイと
    第1のイメージ担持エレメント、前記トレイ上の基板お
    よびキャリアプレートを、室温より高く前記温度T1よ
    り低い温度T3にほぼ冷やす工程と、 前記除去可能な支持体を前記イメージ担持エレメントか
    ら剥離し、調整された第1のイメージ担持エレメントを
    得る工程と、 転写シートを、前記ラミネータの前記シート作成および
    供給テーブル上の前記キャリアプレート上の前記調整さ
    れた第1のイメージ担持エレメント上に積層する工程
    と、 前記積層された転写シート、調整された第1のイメージ
    担持エレメント、およびキャリアプレートを、前記トレ
    イに沿って、互いに平行もしくはほぼ平行で、前記温度
    T1にほぼ加熱された一対のローラ間のニップに向かっ
    て、スライドさせる工程と、 前記一対の加熱されたローラを通過させて、前記転写シ
    ートを前記第1のイメージ担持エレメントに転写する工
    程と、 前記第2のスライドおよび第2のラミネート工程の間、
    前記トレイと第1のイメージ担持エレメント、前記トレ
    イ上の転写シートとキャリアプレートを、室温より高く
    前記第1の温度より低い温度T3にほぼ冷やす工程と、
    を有することを特徴とするオフ−プレス方法。
  3. 【請求項3】 予め着色された複数の感光性イメージエ
    レメントをキャリアプレート上に支持されているイメー
    ジ受容基板にラミネートし、多色イメージを前記受容基
    板から転写シートに転写して、プルーフを形成するオフ
    −プレス方法であって、 第1の水性現像可能な予め着色された感光性層を第1の
    除去可能な支持体上に有する前記第1の予め着色された
    感光性エレメントを第1のカラー分解スライドを通して
    露光して、前記第1の水性現像可能な予め着色された層
    中に第1のイメージ領域と第1の非−イメージ領域とを
    形成する工程と、 前記第1の非−イメージ領域を水で洗い除くことによっ
    て前記露光された第1のエレメントを処理し、第1のカ
    ラーイメージを現像する工程と、 前記第1のカラーイメージ担持エレメントを、ラミネー
    タのシート作成および供給テーブル上の前記キャリアプ
    レート上の前記基板上に積層する工程と、 前記積層された第1のカラーイメージ担持エレメント、
    基板およびキャリアプレートを、互いに平行あるいはほ
    ぼ平行で、ほぼ温度T1に加熱された一対のローラ間の
    ニップ内に向かって、トレイに沿ってスライドさせる工
    程と、 前記基板上の第1のカラーイメージ担持エレメントとキ
    ャリアプレートとを一対の加熱されたローラの間に通す
    ことによって、前記積層された第1のカラーイメージ担
    持エレメントを前記基板にラミネートする工程と、 前記スライドおよびラミネート工程の間、前記トレイと
    第1のカラーイメージ担持エレメント、前記トレイ上の
    基板およびキャリアプレートを、室温より高く前記温度
    T1より低い温度T3にほぼ冷やす工程と、 前記除去可能な支持体を前記第1のカラーイメージ担持
    エレメントから剥離し、調整された第1のカラーイメー
    ジ担持エレメントを得る工程と、 前記露光工程、現像工程、積層工程、スライド工程、ラ
    ミネート工程、冷却工程、および剥離工程を、(1)第
    2の除去可能な支持体上に第2の水性現像可能な予め着
    色された感光性層を有する第2の予め着色された感光性
    エレメントの一つを、第1のエレメントの替りに用い、
    (2)第1のスライドの替りに第2のカラー分解スライ
    ドを用い、(3)積層工程において、第2のイメージ担
    持エレメントを、基板400上にではなく、調整された
    第1のイメージ担持エレメント上に充分に見当を合わせ
    て積層し、(4)ラミネート工程において、第2のイメ
    ージ担持エレメントを、基板上にではなく、調整された
    第1のイメージ担持エレメント上にラミネートするよう
    に、繰り返す工程と、 前記第1の露光工程、第1の現像工程、第1の積層工
    程、第1のスライド工程、第1のラミネート工程、第1
    の冷却工程、第1の剥離工程が、(1)第3の除去可能
    な支持体上に第3の水性現像可能な予め着色された感光
    性層を有する第3の予め着色された感光性エレメントの
    一つを、第1のエレメントの替りに用い、(2)第1の
    スライドの替りに第3のカラー分解スライドを用い、
    (3)積層工程において、第3のイメージ担持エレメン
    トを、基板上にではなく、調整された第2のイメージ担
    持エレメント上に、前記調整された第1のイメージ担持
    エレメントと前記調整された第2のイメージ担持エレメ
    ントと充分に見当を合わせて積層し、(4)ラミネート
    工程において、第3のイメージ担持エレメントを、前記
    基板上にではなく、前記調整された第1のイメージ担持
    エレメントと前記調整された第2のイメージ担持エレメ
    ントと充分に見当を合わて、調整された第2のイメージ
    担持エレメント上にラミネートするように、繰り返す工
    程と、 前記第1の露光工程、第1の現像工程、第1の積層工
    程、第1のスライド工程、第1のラミネート工程、第1
    の冷却工程、第1の剥離工程が、(1)第4の除去可能
    な支持体上に第4の水性現像可能な予め着色された感光
    性層を有する第4の予め着色された感光性エレメントの
    一つを、第1のエレメントの替りに用い、(2)第1の
    スライドの替りに第4のカラー分解スライドを用い、
    (3)積層工程において、第4のイメージ担持エレメン
    トを、基板上にではなく、第3のイメージ担持エレメン
    ト上に積層するとともに、前記第1のイメージ担持エレ
    メント、第2のイメージ担持エレメントおよび第3のイ
    メージ担持エレメントに充分に見当を合わせて積層し、
    (4)ラミネート工程において、第4のイメージ担持エ
    レメントを、前記基板上にではなく、前記調整された第
    1のイメージ担持エレメント、前記調整された第2のイ
    メージ担持エレメントおよび前記調整された第3のイメ
    ージ担持エレメントと充分に見当を合わされて、調整さ
    れた第3のイメージ担持エレメント上にラミネートする
    ように、繰り返す工程と、 転写シートを、前記ラミネータの前記シート作成および
    供給テーブル上の前記キャリアプレート上の前記調整さ
    れた第4のイメージ担持エレメント上に積層する工程
    と、 前記積層された転写シート、調整された第4のイメージ
    担持エレメント、およびキャリアプレートを、前記トレ
    イに沿って、互いに平行もしくはほぼ平行で、前記温度
    T1にほぼ加熱された一対のローラ間のニップに向かっ
    て、スライドさせる工程と、 前記一対の加熱されたローラを通過させて、前記転写シ
    ートを前記第4のイメージ担持エレメントに転写する工
    程と、 前記直前のスライドおよび直前のラミネート工程の間、
    前記トレイと第4のイメージ担持エレメント、前記トレ
    イ上の転写シートとキャリアプレートを、室温より高く
    前記第1の温度より低い温度T3にほぼ冷やす工程と、
    を有することを特徴とするオフ−プレス方法。
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