JPH02241446A - 病巣部の位置決め針集合体 - Google Patents

病巣部の位置決め針集合体

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JPH02241446A
JPH02241446A JP2021890A JP2189090A JPH02241446A JP H02241446 A JPH02241446 A JP H02241446A JP 2021890 A JP2021890 A JP 2021890A JP 2189090 A JP2189090 A JP 2189090A JP H02241446 A JPH02241446 A JP H02241446A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は容易に人体や動物の組織に挿入し且つ保持し
ておくことができ、触診できない病巣部の正確な位置を
知ることができ、その後の外科的処置が適切に成し得る
新規な位置決め穿刺針に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 胸部内の触診できない病巣部の位置を外科医が見付は易
くするための穿刺針の構造としてはこれまで種々のもの
が提案されている。穿刺針と鉤形ワイヤとして知られて
いる一般的な構造としては、まず皮下穿刺針を胸部に穿
刺して胸部の病巣の位置を見付は出すものがある。この
場合、針が適切に設置されると一端がヘアピン状に曲折
したステンレス鋼を針の中を滑り込ませ、上記ヘアピン
状部分が針から抜は出し、人体の組織を掴んで、針を胸
部の病巣部あるいはその近傍に保持するものである。当
初挿入した針をワイヤから引き抜いて、ワイヤを組織に
そのまま残し、患者を外科医のところに移動するもので
ある。上記ワイヤによって、胸部組織内の病巣部の位置
が分かるものである。
しかしながら、この針とワイヤとの穿刺針の場合幾つか
の欠点がある。例えば、胸部病巣部の放射線検査法によ
る撮影中、及び胸部内に針を位置させている間、胸部は
圧迫されていることになり、その為針の位置がずれてし
まうことがある。更には、ヘアピン状端部のワイヤが針
を通って挿入され、広がって針／ワイヤの穿刺針を保持
するようになった後、胸部組織内に針の位置を確認する
ための別の乳房放射線検査法のセツティングが必要とな
る。もし位置が不正確だったりすると、ヘアピン折曲ワ
イヤは容易には抜けず、無理に抜こうとすれば、組織に
多大な損傷を与えてしまうし、折曲ワイヤの引き抜きで
好ましくない断裂を引き起こし、胸部組織の損傷となる
ものである。
針ワイヤの構成による別のものとしては、折曲げ端部を
有するワイヤが記憶機能を有する疑似エラスティック合
金（形状記憶合金）で形成されたものがある。一端が１
字状のフックとなるワイヤを有する針を胸部に挿入して
進入させ、胸部の病巣部の位置を見付は出す。次いで、
ワイヤを前進させて折曲げ部が組織を掴んで放射線検査
中に針が移動してしまわないようにし、針が正確に位置
でいることを確認できるようにしている。このように、
外科手術中、或いは患者の移動中にフック状のワイヤが
胸部組織中にて実際に移動してしまうものなのである。
上記いづれの構成も位置決め針体を人体組織に止どめて
おくための針は１本のワイヤニードルである。このワイ
ヤニードルはフレキシブルで屈曲性に富むもので、操作
がし易く患者の身体から出た部分を掴んで、意図しない
侵入や移動が無いようにできるものでなけらばならない
。しかしながら、ニードルワイヤは、切開手術中に何等
かの理由で横に移動してしまうという事故を防ぐために
も充分な大きさを備えていなければならない。その為に
、上記のフレキシブルで屈曲性に富む事の条件を満たさ
なくなってしまうものとなる。
〈発明の目的〉 この発明の目的は、身体の病巣部に位置決めするに際し
、精度の高い位置決めが出来る、新規で改良された穿刺
針の構成を提供することである。
この発明の別の目的は、人体組織に容易に位置させるこ
とができ、且つそこに保持しておけることが出来て、病
巣部を正確に位置決めしてそれに引き続く外科的療法や
切除あるいは生体組ｍ険査が出来るようにする新規な位
置決め針の集成体を提供することである。
この発明の更に別の目的は、カニユーレと呼ばれる小管
内に配置した後退可能な係止手段を有し、月つカニユー
レの側壁から外側に突出して位置決め針を身体組織に係
止し、その後の外科手術などに適合するように正確に位
置決めする位置決め針体を提供することである。
更に別の目的は、従来のものよりもフレキシブルで、尚
且つ、意図せざるＩＦｆ移動などのない位置決め穿刺針
体を提供することである。
く問題点を解決するための手段〉 この発明の一つの構成と、端的には、遠端部と近端部と
を有し、上記遠端部から所定の距離離れて形成した開口
を有する外側筒状カニユーレと、遠端部と近端部を有し
、その遠端部に直線部を形成し、この遠端部と近端部と
の間に補強部を有する内側針体とを備え、　上記針体の
上記直線部はヒゲ部を有する係止手段を有し、上記内側
針体は上記外側カニユーレ内を第１の位置と第２の位置
との間を滑動可能に装着され、上記ヒゲ部は上記外側カ
ニユーレ内に位置して、上記針体が上記第１の位置にあ
るときには上記外側カニユーレの上記開口の方へ突出し
ており、更に、上記ヒゲ部は、上記針体が上記第２の位
置に移動したときは、上記外側カニユーレの遠端部から
所定の位置離れて形成した上記開口を介して上記外側カ
ニユーレの外側に移動して位置決め針′集合体を係止す
るようにした、体内組織内の病巣部を正確に位置決めす
る位置決め針集合体である。
この発明の更に別の目的と特徴は、以下に記載のこの発
明の好適な実施例の説明より理解されるものと思われる
。
〈実施例〉 以下、このは発明による好適な実施例について図面を参
照して説明する。
第１図において、符号１０は人体の組織、とりわけ、胸
部の触診できない病巣部を位置決めする位置決め穿刺針
である。以下の実施例では胸部の位置決め用の針として
説明するが、この発明は人体および動物の触診不可能な
癌様病巣部を位置決めするのにも採用できるし、脳腫瘍
、或いはその他の医療で病巣、異質物の位置決め、摘出
が必要な場合に採用される位置決め針体にも適用できる
。
上記位置決め穿刺針１０は筒状の外側カニューレ１１と
、この中を滑動して移動する針体１２を有している。針
体１２は第１図では拡開して図示した後退可能なヒゲ１
３を備え、このヒゲ１３は外側カニユーレ１１の孔１４
から外側に突出して、後で説明するように、位置決め針
体を身体の組織に係止するようにしたものである。上記
ヒゲ１３は、位置決め操作中に患者の体内に針体案内体
が挿入される間は上記カニユーレ１１の中に後退してお
り、放射線検査において針を固定するために一端部を引
き抜くことによってワイヤを引き抜き、これにより拡開
状態となっている。
針体１２は目印となるマーク２９，２９ａを有してカニ
ユーレ１１の先端と孔（第１図）に対する先端部と上記
ヒゲ１３の位置が分かるようにしである表示体である。
このマークによって、ヒゲの後退時、及びそれが拡開し
たときが分かるようになっている。例えば、マーク２９
がカニユーレ１１の近端部１１ａに一致すれば、それは
ヒゲ１３がカニユーレの中を後退すたことを示すもので
ある。
また、マーク　２９ａが同様に近端部１１ａに一致すれ
ば、ヒゲ１３が完全に拡開状態にあることを示している
。
第２図において、針体１２は近端部１４′と遠端部１５
を有する。針体１２は一木のワイヤで構成され、これが
複数のワイヤ撚合体（ワイヤストランド）１７で補強さ
れて、一体構成の針・ワイヤ集成体を形成している。第
２図の如く、例えば外側のワイヤ群をコアワイヤの周囲
を螺旋状に巻き付け、コアワイヤの遠端部の手前で終端
させ、結合部を形成してそこに外側ワイヤ１７がコアワ
イヤに溶接などの所望の方法にて結合するようにしても
よい。針体１１の近端部１４゛の先端には別の溶接結合
部１９が設けである。これらの溶接結合部は、近端部１
４と結合部１８にて、ワイヤ１群を摩損から保護するこ
とになる。
コアワイヤ１６の遠端部は折曲げられて固定され、ヒゲ
部１３を形成するが、このヒゲ部１３は遠端部から後方
、即ち、第２図の右側に突出し、尖った先端部２０にて
終端している。折曲げ部は溶接等の方法にて保持できる
。この補強によって、針体１２をより小さい径のワイヤ
で形成でき、従って、予期せぬ針体の移動を伴うこと無
く、針体をフレキシブルにすることが可能となる。
第２図の針体１２としては、コアとなるワイヤ（コアワ
イヤ）の周りに巻き付けた、或いは撚り合わせた複数の
ワイヤ撚合体１７（即ち、外側のワイヤ群）で補強して
いる。外側°のワイヤ群１７はコアワイヤを包み込んで
もよいし、コアワイヤと合体させる前に編組する構成と
してもよい。
更に、断面円形のワイヤが図示されているけれども、外
側のワイヤは断面長円形の平板状バンドとしてもよい。
また、第２図のコアワイヤ１６は一本のワイヤであるが
、第３図のように３本で構成しく符号３０）、内側カニ
ユーレ３３は、後で述べるように、コアワイヤ１６の遠
端部に保持されている。更に、第４図の通り、針体４０
の補強体は以下に述べるようにコアワイヤを巻き付ける
ことによって形成できる。
撚合された針体１２，３０（第２図、第３図）は種々の
形態をとることが出来る。第５図において、針ワイヤ体
１２はコアワイヤ１６を有し、その周りに複数のワイヤ
群１７を巻き付は或いは撚合し、第５図のように、例え
ば１２本のワイヤで構成する。
更に別の実施例を示す第６図において、針体１２ａは、
１本のコアワイヤ１６を６本の中間層ワイヤ２３で包み
込み、更にその周りに１２本の外側ワイヤ２２で包み込
む構造としている。第８図は更に別の形態を示しており
、コア１６′は３本のワイヤ２７を含む撚合ワイヤを有
し、その上に９本の外側ワイヤ２８を巻き付は或いは撚
合している。
針体１２撚合体はそのほぼ全長に亘って補強し、従来の
ものに比較して多くの利点を有するものである。例えば
、複数のストランド（撚合体）は予期せぬ横方向の移動
をしに＜＜シている。何本かのストランドが切断されて
も、針体の機能が損なわれることはない。また、ストラ
ンドは一本の堅いワイヤよりもフレキシブルであり、ま
た、ストランドの使用によって、患者が医者の所に移動
中の場合のように診断中の患者が正常な動きをしている
とき、針体と不意に接触して、針が体内組織に余；１に
入り込んでしまったり、腔所内に移動してしまったりと
いう危険性はない。フレキシビリティと柔軟性によって
患者の体外での操作が容易に成し得るし、接着テープで
患者の皮膚に一時止めしておくことも容易にできる。更
に、ストランドが大きければそれだけ１本の小径ワイヤ
より大きな引張り強さを有し、また、１本のワイヤよ゛
りも疲労による破損に対する抵抗も大である。
別の実施例を示す第３図において、ストランド針体３０
は近端部３１と遠端部３２を有し、また端部でコアワイ
ヤ１６と結合する短い内側カニユーレ３３を備えている
。
針体３０は更に短いワイヤ部材３６を有し、その前端部
に溶接、半田付け、接着剤、或いは機械的手段（クリン
プ、縫合、収縮など）によりカニユーレ３３に結合され
ている。上記短いワイヤ部材３６はヒゲを形成している
自由端部３７を有し、このヒゲが針を体内の組織に保持
する働きをしている。
第４図において、更に別の実施例の針体４０は遠端部４
２に直線部４群を有し、近端部４４と遠端部との間には
螺旋部４３を有し、これは近端部まで全長に亘って伸び
た構成が望ましい。針体４０は１本のワイヤまたはモノ
フィラメントで構成し、これが上記直線部４１から近端
部までコイル状に螺旋構造としている。ワイヤの先端は
折り曲げられて戻され、後方に突出したヒゲ４５を形成
している。
上記螺旋部４３は針体４０の補強となるが、１本のワイ
ヤまたはモノフィラメントを採用することもできる。こ
の構成は針体遠端部の剛性を好適ならしめ、ヒゲ４５位
置決め針体を体内の組織に係止し、近端部または螺旋部
４３が屈曲性と柔軟性を有し、これにより使用者が遠端
部を目的物に向かって進行出来るようにしている。
第９図において、ハブ５４がシャフト５１の近端部に装
着され、カニユーレの使用と操作を容易にしている。遠
端部５３には尖端部５５が設けである。筒状シャフト５
１はその内部を貫通する開口１４をカニユーレの先端５
５から所定の距離だけ離れた位置に設けである。カニユ
ーレ１１の外面にはマーク５８が設けてあり患者の体内
に挿入された深さが外科医に分かるようになっている。
第１０図と第１１図に針案内集合体６０を示しである。
これは第３図の針体３０と第７図の外部カニユーレ１群
を含んでいる。しかし、針体１２と４０（第２図と第４
図）は位置決め操作には同様に機能するものである。
第１０図と第１０Ａ図において、針案内集合体６０はカ
ニユーレ１１と結合した針体３０を備えている。この図
面では、ヒゲ３６は後退位置にあるように図示されてい
る。この後退位置では、ヒゲ３６は開口１４の前方の孔
５７の中にあり、筒状シャフト５１の内壁５９に係合し
ている。
第１１図と第１１Ａ図において、針案内集合体６０では
、ヒゲが伸びた状態を示し、針体３０がすでにカニユー
レに引き戻された状態であり、この図面の右側に内側カ
ニユーレ３３が移動し、ヒゲ３６はカニユーレ１１の開
口１４を通って通過し拡開出来るようになっている。
使用方法について第１０図と第１０Ａ図を参照して説明
する。先ず、針体３０をカニユーレ１１の中に入れ、針
体３０の先端が遠端部５５でカニユーレの外に突出して
ヒゲ３６が集合体の挿入中に身体の組織に後退して入り
込むようになっている。
位置決め針体６０は人体または動物の体内の目的の位置
に前進され、単に位置にマークを付すことで、胸部、肝
臓、種々導管、脳、肺、あるいは他の組織で生体組織検
査に良好で病巣部などの外科的摘出をする組織に採用で
きる。ハブに前進方向の力を加え目標領域に針体を進め
ることによって位置決め針体６０を目標領域に進行させ
、所望の位置が確保できる。Ｘ線又は超音波、或いは他
の撮像手段を利用して針が所定の好ましい場所に進んだ
ら、内側針集合体３０がカニユーレに引き戻されて、カ
ニユーレ１１の側壁の開口１４を通してヒゲ３６が拡開
して位置決め針を体内の組織内に係止し固定させ、その
集合体が移動しないようにしている。位置決め針集合体
６０が胸部に挿入されると、ヒゲ３６が体内組織に移動
することによって、胸部に針集合体を堅く保持させるこ
とになる。開口１４は、針集合体が体内組織に係止され
るに相応しいようなカニユーレの所望位置に位置される
。好ましくは、この位置は前記遠端部の近傍がよいが、
位置決め針集合体が体内組織に対して適切に係止するの
であれば、上記以外の位置であっても、遠端部と近端部
との間の所望の位置に形成出来る。
ヒゲ３６が拡開した後、Ｘ線、超音波、或いは撮像手段
により位置決め針が病巣部に位置していないことが判明
したなら、撚合針とそれと一体の内側のカニユーレ３３
とを外側カニユーレ１１進入させることによって、ヒゲ
３６は後退させることが出来る。かくて位置決め針集合
体６０は再位置決めされて病巣部に位置され、内側カニ
ユーレ３３は外側カニユーレ１１の外側に移動して、病
巣部に正しく位置決めされたらヒゲを再び拡開させる。
なお、外側カニユーレの長さは病巣部の深さに応じて長
短可能である。
以上この発明の好適な実施例について説明したが、この
発明はこれらの具体的実施例に限定されるものではなく
、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明により位置決め針集合体の側面図、 第２図は第１図に示す位置決め針集合体の内側針構成体
の拡大側面図、 第３図は位置決め針集合体の内側針構成体の別の実施例
を示す拡大側面図、 第４図は上記内側針構成体の更に別の実施例を示す拡大
側面図、 第５図、第６図、第７図及び第８図は第２図と第３図に
示す針体の種々の構成例を示す断面図、第９図は第１図
の位置決め針集合体の外側カニユーレの側面図、 第１０図は係止ヒゲが後退位置にある場合の位置決め針
集合体の側面図、 第１０Ａ図は第１０図の針集合体の遠端部を示す、一部
破断した拡大図、 第１１図は第１０図の位置決め針集合体であって、係止
ヒゲが拡開した状態を示す側面図、及び第１１Ａ図は第
１１図の針集合体の遠端部を示す、一部破断した拡大図
である。 １０・・・位置決め針集合体　　１１・・・外側カニュ
ーし　　１２・・・針体　　１３・・・ヒゲ　　１４・
・・孔、１４′・・・近端部　　１５・・・遠端部　　
１６・・・ワイヤ（コアワイヤ）　　　１７・・・外側
ワイヤ１８・・・結合部　　１つ・・・溶接部　　２０
・・・尖端部２３・・・中間ワイヤ群　　２４・・・ス
トランド（撚合ワイヤ）　　　　２５．２７．２８・・
・ワイヤ３０．４０・・・針体　　３１・・・近端部　
　３２・・・遠端部　　３３・・・内側カニユーレ　　
３６・・・ヒゲ、４１・・・直線部　　４２・・・遠端
部　　４３・・・螺旋部４４・・・近端部　　４５・・
・ヒゲ　　５４　・・・ハ　ブ５１・・・筒状シャフト
　　５５・・・尖端部　　６０・・・針案内集合体 特許出願人　　ナショナル・スタンダードカンパニ 代 理 人 尾 股 イ丁 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、遠端部と近端部とを有し、上記遠端部から所定の距
    離離れて形成した開口を有する外側筒状カニューレと、 遠端部と近端部を有し、その遠端部に直線部を形成し、
    この遠端部と近端部との間に補強部を有する内側針体と
    を備え、 上記針体の上記直線部はヒゲ部を有する係止手段を有し
    、上記内側針体は上記外側カニューレ内を第１の位置と
    第２の位置との間を滑動可能に装着され、上記ヒゲ部は
    上記外側カニューレ内に位置して、上記針体が上記第１
    の位置にあるときには上記外側カニューレの上記開口の
    方へ突出しており、更に、上記ヒゲ部は、上記針体が上
    記第２の位置に移動したときは、上記外側カニューレの
    遠端部から所定の位置離れて形成した上記開口を介して
    上記外側カニューレの外側に移動して位置決め針集合体
    を係止するようにした、体内組織内の病巣部を正確に位
    置決めする位置決め針集合体。 ２、上記直線部は１本のコアワイヤを有し、上記補強部
    は上記コアワイヤの周りに巻き付けた複数の撚合ワイヤ
    を有する請求項１の位置決め針集合体。 ３、上記複数のワイヤは上記コアワイヤに巻装した第１
    のワイヤ層と、この第１のワイヤ層に螺旋状に巻き付け
    た第２のワイヤ層とを有する請求項２の位置決め針集合
    体。 ４、上記撚合ワイヤの各々は１本のコアワイヤを有しそ
    の周りを複数のワイアが螺旋状に巻かれている請求項２
    の位置決め針集合体。 ５、上記針体は１本のモノフィラメントを有し、これが
    上記補強部の長さだけ螺旋体の形成されている請求項１
    の位置決め針集合体。 ６、上記係止手段は上記直線部に保持され、滑動出来る
    ように上記外側カニューレ内に受容されるようにした中
    空の内側カニューレを有し、上記ヒゲ部は上記内側カニ
    ューレに取り付いた固定端部と、上記外側カニューレの
    遠端部の後方に突出した自由端部とを有するワイヤ部を
    備えている請求項１の位置決め針集合体。 ７、上記直線部の先端は折り返されて先端部が後方を向
    いて上記ヒゲ部を構成し、上記折り返し部はその前端が
    太針体となっている請求項１の位置決め針集合体。 ８、遠端部と近端部とを有し、上記遠端部から所定の距
    離離れて形成した開口を有する外側筒状カニューレと、 遠端部と近端部を有し、複数の撚合ワイヤで補強して一
    体のワイヤ針体を構成する１本のワイヤとを有し、 上記ワイヤ針体はその遠端部にヒゲ部を有する係止手段
    を有し、且つ、上記外側カニューレの中を第１の位置と
    第２の位置との間を滑動可能に装着されており、 上記ヒゲ部は上記第１の位置に針体があるときは上記外
    側カニューレの上記開口の方向に突出しており、また、
    上記針体が上記第２の位置に移動されると、上記外側カ
    ニューレの遠端部から所定の距離離れた上記開口を介し
    て上記外側カニューレから外方向に移動し、位置決め針
    集合体を体内の組織に係止出来るようにした位置決め針
    集合体。 ９、針体はコアワイヤと、その周りに螺旋状に巻き付い
    た複数の外側ワイヤ群を有する、請求項８の位置決め針
    集合体。 １０、上記複数の外側ワイヤ群は上記コアワイヤに螺旋
    状に巻き付いた第１のワイヤ層と、更にその上に螺旋状
    に巻き付いた第２のワイヤ層とを有する位置決め針集合
    体。 １１、上記外側ワイヤは夫々がコアワイヤとその周りに
    螺旋状に巻き付いた複数のワイヤ群とを有する請求項９
    の位置決め針集合体。 １２、上記針体は互いに撚合して一体構成とした撚合コ
    アワイヤを有し、その周りに螺旋状に巻かれた複数の外
    側ワイヤとを有する請求項８の位置決め針集合体。 １３、上記内側カニューレは近端部と遠端部とを備えそ
    の間に軸方向の通路を有し、上記針体は上記内側カニュ
    ーレの近端部に取り付いたコア部を有し、上記内側カニ
    ューレは貫通孔を有する側壁を有し、上記ワイヤ部は上
    記通路に位置し、且つ上記内側カニューレに保持された
    固定端部と、上記孔を突出する自由端部とを有する請求
    項６の位置決め針集合体。 １４、遠端部と近端部を有すると共に、上記遠端部に直
    線部を、上記両端部の間に補強部を有する針体を備え、
    上記直線部は係止手段を有し、この係止手段は体内組織
    と係合して針体を体内組織に係止するヒゲ部を備えて成
    る外科用針体。 １５、上記直線部は１本のワイヤを有し、上記補強部は
    上記コアワイヤに巻かれて一体構成とした複数の撚合ワ
    イヤを有する請求項１４の外科用針体。 １６、上記複数の撚合ワイヤは上記、コアワイヤに螺旋
    状に巻いた第１のワイヤ層と、更にその上に螺旋状に巻
    き付けた第２のワイヤ層を有する外科用針体。 １７、上記撚合ワイヤ群は夫々コアワイヤとその周りに
    螺旋状に巻いた複数のワイヤ群とからなる請求項１５の
    外科用針体。 １８、上記針体は１本のモノフィラメントを有し、これ
    が螺旋体に形成されて上記補強部を構成している請求項
    １４の外科用針体。 １９、上記係止手段は上記直線部に保持された中空カニ
    ューレを有し、上記ヒゲ部は上記カニューレに保持され
    た固定端部と、上記カニューレから外側に突出した自由
    端部とを有する請求項１４の外科用針体。 ２０、１本のワイヤを複数の撚合ワイヤで覆って補強し
    た一体構成の針体を有し、上記針体は遠端部と近端部を
    有し、上記針体はその遠端部に体内組織に係止するヒゲ
    部を備えた係止手段を有して、針体を体内組織に係止さ
    せてなる外科用針体。
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