JP2553685B2 - 病巣部位穿刺針 - Google Patents
病巣部位穿刺針Info
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- cannula
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、体組織内に容易に挿入、保持することが
でき、これによって外科医が触診不可能な病巣部位を位
置決めすることができる、新規な病巣部位穿刺針に関す
るものである。
でき、これによって外科医が触診不可能な病巣部位を位
置決めすることができる、新規な病巣部位穿刺針に関す
るものである。
過去30年間にわたって、胸部病巣の外科的放射線治療
や化学療法を用いる乳癌の治療における生存率は、実質
的な増加がなく、5年生存率は約50%程度に過ぎない。
しかしながら、直径1cm以下といった極めて小さい病巣
が早期に発見され適切な外科的切除ができれば、生存率
は92〜97%に高まるであろう。乳房X線造影検査法すな
わち胸部X線検査法を用いることによって、症候を生じ
ない婦人における小さい病巣すなわち腫瘍でもその検出
が可能になった。しかしこれらの病巣はX線検査で確認
できるけれども、外科的に切除することはしばしば困難
である。なぜならばこれらの病巣は非常に小さく、特に
大きい胸部の場合や組織の深部に病巣がある場合には、
その正確な位置を決めるのが難しいためである。
や化学療法を用いる乳癌の治療における生存率は、実質
的な増加がなく、5年生存率は約50%程度に過ぎない。
しかしながら、直径1cm以下といった極めて小さい病巣
が早期に発見され適切な外科的切除ができれば、生存率
は92〜97%に高まるであろう。乳房X線造影検査法すな
わち胸部X線検査法を用いることによって、症候を生じ
ない婦人における小さい病巣すなわち腫瘍でもその検出
が可能になった。しかしこれらの病巣はX線検査で確認
できるけれども、外科的に切除することはしばしば困難
である。なぜならばこれらの病巣は非常に小さく、特に
大きい胸部の場合や組織の深部に病巣がある場合には、
その正確な位置を決めるのが難しいためである。
症候を生じない胸部病巣部位を外科医が決定するため
の手段として、コパンズ(Kopans)は1つの技法を提案
している(Radiology,1980年3月,第128巻、第781
頁)。この方法は、先ず皮下注射針を胸部に穿刺して胸
部病巣の部位を決定する。胸部に針を穿刺した後、X線
造影検査における2つの位置を用いてその部位を確認す
る。これらのX線造影検査の間、胸部病巣またはその近
傍に針が穿刺されていることを確認するために、胸部を
押圧する。針が適切に穿刺されている場合には、ヘアピ
ン形の鉤状端部を有するステンレス鋼製ワイヤを針を通
してスライドさせ、鉤状端部を針から出させて体細胞に
係止させ、針を胸部病巣またはその近傍に保持させる。
鉤状端部を針から出して胸部病巣に係止させた時点で、
さらにもう一組の乳房X線写真をとり、胸部病巣に対す
る鉤状ワイヤと針の位置を確かめる。位置が正しけれ
ば、導入した針をワイヤの上方へ引き抜き、ワイヤを組
織に係止させ、患者を外科手術場へ運ぶ。このワイヤ
は、胸部組織内のどこに病巣が存在するかを外科医に知
らせる働きをする。
の手段として、コパンズ(Kopans)は1つの技法を提案
している(Radiology,1980年3月,第128巻、第781
頁)。この方法は、先ず皮下注射針を胸部に穿刺して胸
部病巣の部位を決定する。胸部に針を穿刺した後、X線
造影検査における2つの位置を用いてその部位を確認す
る。これらのX線造影検査の間、胸部病巣またはその近
傍に針が穿刺されていることを確認するために、胸部を
押圧する。針が適切に穿刺されている場合には、ヘアピ
ン形の鉤状端部を有するステンレス鋼製ワイヤを針を通
してスライドさせ、鉤状端部を針から出させて体細胞に
係止させ、針を胸部病巣またはその近傍に保持させる。
鉤状端部を針から出して胸部病巣に係止させた時点で、
さらにもう一組の乳房X線写真をとり、胸部病巣に対す
る鉤状ワイヤと針の位置を確かめる。位置が正しけれ
ば、導入した針をワイヤの上方へ引き抜き、ワイヤを組
織に係止させ、患者を外科手術場へ運ぶ。このワイヤ
は、胸部組織内のどこに病巣が存在するかを外科医に知
らせる働きをする。
しかしながら、上記のようなコパンズの針とワイヤ−
鉤の構成は、いくつかの欠点を有する。なぜならば、胸
部病巣や胸部内の針の位置を乳房X線写真で撮影する
間、胸部を押圧しなければならず、これにより針が動い
たり胸部病巣に対してずれたりすることがある。加え
て、ヘアピン形鉤状ワイヤを針を通して挿入して拡張
し、このコパンズの針/鉤状ワイヤ装置を所定箇所に係
止した後、胸部組織内の針の位置を確かめるために第2
の一組の乳房X線写真を撮る必要がある。もし位置が正
しくなければ、鉤状ワイヤを簡単に除去することができ
ず、また強制的に取除くと組織に多大の損傷を与えると
ともに、鉤状ワイヤの胸部からの最終的除去により胸部
組織の望ましくない引裂きや損傷を引き起こす。
鉤の構成は、いくつかの欠点を有する。なぜならば、胸
部病巣や胸部内の針の位置を乳房X線写真で撮影する
間、胸部を押圧しなければならず、これにより針が動い
たり胸部病巣に対してずれたりすることがある。加え
て、ヘアピン形鉤状ワイヤを針を通して挿入して拡張
し、このコパンズの針/鉤状ワイヤ装置を所定箇所に係
止した後、胸部組織内の針の位置を確かめるために第2
の一組の乳房X線写真を撮る必要がある。もし位置が正
しくなければ、鉤状ワイヤを簡単に除去することができ
ず、また強制的に取除くと組織に多大の損傷を与えると
ともに、鉤状ワイヤの胸部からの最終的除去により胸部
組織の望ましくない引裂きや損傷を引き起こす。
近年、ホーマー(Homer)は、記憶性を有する強靭な
偽弾性合金からなる湾曲端のワイヤを備えた針/ワイヤ
装置と技法を提案した(Radiology,1985年10月,第157
巻,第259−260頁)。J形鉤を端部に有するワイヤを含
む針を胸部に挿入して前進させ、胸部病巣の部位を確認
する。次にワイヤを内方へ前進させて湾曲鉤状端を体組
織に係合し、乳房X線写真撮像中に針を不動とし、針が
胸部病巣またはその近傍に正しく位置するようにする。
針内部のかような湾曲J形引込自在ワイヤは多数回のX
線照射の必要をなくすけれども、患者の移送の間または
手術の間に引張力または圧力が加えられた場合に、この
針−鉤装置は比較的容易に位置ずれを起こす。従って、
手術中および手術場への患者の移動中に、胸部組織内の
この鉤ワイヤ装置を実際の移行が起こる。
偽弾性合金からなる湾曲端のワイヤを備えた針/ワイヤ
装置と技法を提案した(Radiology,1985年10月,第157
巻,第259−260頁)。J形鉤を端部に有するワイヤを含
む針を胸部に挿入して前進させ、胸部病巣の部位を確認
する。次にワイヤを内方へ前進させて湾曲鉤状端を体組
織に係合し、乳房X線写真撮像中に針を不動とし、針が
胸部病巣またはその近傍に正しく位置するようにする。
針内部のかような湾曲J形引込自在ワイヤは多数回のX
線照射の必要をなくすけれども、患者の移送の間または
手術の間に引張力または圧力が加えられた場合に、この
針−鉤装置は比較的容易に位置ずれを起こす。従って、
手術中および手術場への患者の移動中に、胸部組織内の
この鉤ワイヤ装置を実際の移行が起こる。
発明の概要 この発明の1つの目的は、体組織内に容易に配置、係
止でき、後に行われる外科的切除や生体組織検査のため
に胸部病巣を正確に位置決めすることができる新規な胸
部病巣部位穿刺針を提供することである。
止でき、後に行われる外科的切除や生体組織検査のため
に胸部病巣を正確に位置決めすることができる新規な胸
部病巣部位穿刺針を提供することである。
この発明のもう1つの目的は、針の側壁から外方に伸
長させることができる1つまたは複数の鉤状部材を有
し、後に行われる外科的切除のために胸部病巣を正確に
位置決めできるように体細胞内に針を係止、保持するこ
とができる新規な胸部病巣部位穿刺針を提供することで
ある。
長させることができる1つまたは複数の鉤状部材を有
し、後に行われる外科的切除のために胸部病巣を正確に
位置決めできるように体細胞内に針を係止、保持するこ
とができる新規な胸部病巣部位穿刺針を提供することで
ある。
この発明のもう1つの目的は、体組織内に容易に配
置、係止できる螺旋捩子針尖端をその遠端部に有し、後
に行われる外科的切除のために胸部病巣を正確に位置決
めすることができる新規な胸部病巣部位穿刺針を提供す
ることである。
置、係止できる螺旋捩子針尖端をその遠端部に有し、後
に行われる外科的切除のために胸部病巣を正確に位置決
めすることができる新規な胸部病巣部位穿刺針を提供す
ることである。
この発明のもう1つの目的は、針の位置決めを可能に
する可撓性の外側カニューレを有し、後に行われる外科
的切除のために深い胸部病巣を位置決めすることができ
る新規な胸部病巣部位穿刺針を提供することである。
する可撓性の外側カニューレを有し、後に行われる外科
的切除のために深い胸部病巣を位置決めすることができ
る新規な胸部病巣部位穿刺針を提供することである。
この発明のもう1つの目的は、胸部病巣を位置決めで
きるように胸部病巣穿刺針を体組織内に挿入する手助け
をするために、穿刺針の外側カニューレと内側カニュー
レに対して係合させることができる一組の操作固定部材
を提供することである。
きるように胸部病巣穿刺針を体組織内に挿入する手助け
をするために、穿刺針の外側カニューレと内側カニュー
レに対して係合させることができる一組の操作固定部材
を提供することである。
この発明のもう1つの目的は、胸部病巣部位穿刺針を
体組織内に挿入した場所から離れた胸部病巣を外科医が
切開して切除できるように、胸部病巣部位穿刺針の上か
ら挿入することができる遠隔切開用カニューレ部材を提
供することである。
体組織内に挿入した場所から離れた胸部病巣を外科医が
切開して切除できるように、胸部病巣部位穿刺針の上か
ら挿入することができる遠隔切開用カニューレ部材を提
供することである。
この発明のもう1つの目的は、体組織内に挿入して触
診不可能な病巣を指示して位置決めすることができる新
規な位置決め装置を提供することである。
診不可能な病巣を指示して位置決めすることができる新
規な位置決め装置を提供することである。
この発明の別な目的は、病巣部位穿刺針が体組織に穿
刺された場所から離れた所を切開する場合の、病巣の外
科的切除方法を提供することである。
刺された場所から離れた所を切開する場合の、病巣の外
科的切除方法を提供することである。
上述した目的およびその他の目的は、図面を参照する
以下の説明からより一層明らかになろう。
以下の説明からより一層明らかになろう。
図面の説明 第1図は、この発明の1つの実施例による胸部病巣部
位穿刺針の側面図であり、体組織内に挿入する際の針の
配置を示している。
位穿刺針の側面図であり、体組織内に挿入する際の針の
配置を示している。
第2図は、第1図と同じ実施例の側面図であり、内側
カニューレを引込めて体組織内に鉤状部材を伸長させ、
病巣穿刺針を固定した状態を示している。
カニューレを引込めて体組織内に鉤状部材を伸長させ、
病巣穿刺針を固定した状態を示している。
第3図は、胸部病巣部位穿刺針の別な実施例の側面図
であり、内側カニューレが突起を有し、この突起は外側
カニューレのスロットと協働して体組織内での鉤状部材
の出し入れを容易にするものである。
であり、内側カニューレが突起を有し、この突起は外側
カニューレのスロットと協働して体組織内での鉤状部材
の出し入れを容易にするものである。
第4図は胸部病巣部位穿刺針の別な実施例の側面図で
あり、体組織内への針の挿入に際して針側壁の開口と協
働する複数の鉤状部材を有するものである。
あり、体組織内への針の挿入に際して針側壁の開口と協
働する複数の鉤状部材を有するものである。
第5図は第4図と同じ実施例であり、鉤状部材を露出
して体組織内に胸部病巣部位穿刺針を固定した状態を示
している。
して体組織内に胸部病巣部位穿刺針を固定した状態を示
している。
第6図は第1図の6−6線に沿う断面図である。
第6A図はこの発明の胸部病巣部位穿刺針用の内側カニ
ューレの別な実施例を示す側面図である。
ューレの別な実施例を示す側面図である。
第6B図はこの発明の胸部病巣部位穿刺針用の内側カニ
ューレの更に別な実施例を示す側面図である。
ューレの更に別な実施例を示す側面図である。
第7図はこの発明の穿刺針の別な実施例を示す側面図
である。
である。
第8図は第7図の穿刺針を挿入するに際して使用する
内側カニューレの側面図である。
内側カニューレの側面図である。
第9図は、第7図の実施例において穿刺針から内側カ
ニューレを除去した状態を示す側面図である。
ニューレを除去した状態を示す側面図である。
第10図は、穿刺針を体組織内に係止して引張るため
に、針の端部に取付けた捩子針を示すこの発明の別な実
施例の側面図である。
に、針の端部に取付けた捩子針を示すこの発明の別な実
施例の側面図である。
第11図は、胸部病巣部位穿刺針の別な実施例を示す側
面図であり、針を体組織に挿入して係止するために螺旋
捩子を端部に有している。
面図であり、針を体組織に挿入して係止するために螺旋
捩子を端部に有している。
第12図は、第11図の実施例において、穿刺針を体組織
に挿入した後内側カニューレを引込めたときに、その側
壁から鉤状部材が外方へ伸びた状態を示す側面図であ
る。
に挿入した後内側カニューレを引込めたときに、その側
壁から鉤状部材が外方へ伸びた状態を示す側面図であ
る。
第13図は、穿刺針の別な実施例を示す側面図であり、
針の遠端部に取付けた螺旋捩子を有する外側カニューレ
を備えている。
針の遠端部に取付けた螺旋捩子を有する外側カニューレ
を備えている。
第14図は、この発明の別な実施例を示す側面図であ
り、螺旋捩子を遠端部に有する外側カニューレを備え、
細い案内針を覆って挿入されて病巣を指示するようにな
っている。
り、螺旋捩子を遠端部に有する外側カニューレを備え、
細い案内針を覆って挿入されて病巣を指示するようにな
っている。
第14A図は第14図の14A−14A線に沿う断面図である。
第14B図は第14図と同様な図であり、体組織から細い
案内針を除去し、触診不可能な病巣に外側カニューレを
係止している状態を示している。
案内針を除去し、触診不可能な病巣に外側カニューレを
係止している状態を示している。
第15図および第15A図は、この発明の穿刺針の外側お
よび内側カニューレに対する操作固定部材の位置を示す
側面図である。
よび内側カニューレに対する操作固定部材の位置を示す
側面図である。
第16図、第16A図および第16B図は、内側カニューレを
引込めて鉤状部材を露出し体組織に針を係止したとき
に、操作固定部材を外側および内側カニューレに係合し
た状態を示す側面図である。
引込めて鉤状部材を露出し体組織に針を係止したとき
に、操作固定部材を外側および内側カニューレに係合し
た状態を示す側面図である。
第17図は、内側カニューレと係合する近操作部分の外
側環状部材の背面図である。
側環状部材の背面図である。
第17A図は、第17図の17A−17A線に沿う断面図であ
る。
る。
第18図は、この発明の病巣部位穿刺針の内側カニュー
レと係合する近操作部分の内側環状部材の正面図であ
る。
レと係合する近操作部分の内側環状部材の正面図であ
る。
第19図は、第18図の19−19線に沿う断面図である。
第20図は、この発明の穿刺針の外側カニューレと係合
する遠操作部分の外側環状部材の断面図である。
する遠操作部分の外側環状部材の断面図である。
第21図は、この発明の穿刺針の外側カニューレと係合
する遠操作部分の内側環状部材の断面図である。
する遠操作部分の内側環状部材の断面図である。
第22図は、穿刺針の周囲に置かれる円筒状中空カニュ
ーレの側面図であり、この中空カニューレは外科医が案
内ワイヤを体組織内の病巣部位に適切に配置できるよう
にするものである。
ーレの側面図であり、この中空カニューレは外科医が案
内ワイヤを体組織内の病巣部位に適切に配置できるよう
にするものである。
第23図は、第22図の23−23線に沿う断面図である。
第24図は、穿刺針を体組織内に挿入し、第22図に示し
た中空カニューレをその周囲に一部挿入している状態を
示す斜視図である。
た中空カニューレをその周囲に一部挿入している状態を
示す斜視図である。
第25図は、中空カニューレを穿刺針の周囲に完全に挿
入し、中空カニューレの案内針部分を穿刺針の刺入点近
傍の皮膚を通して挿入する状態を示す斜視図である。
入し、中空カニューレの案内針部分を穿刺針の刺入点近
傍の皮膚を通して挿入する状態を示す斜視図である。
第26図は、体組織内の病巣を摘出できるように手術経
路を定めるために、案内ワイヤの外側に筒部材を前進さ
せる状態を示す斜視図である。
路を定めるために、案内ワイヤの外側に筒部材を前進さ
せる状態を示す斜視図である。
第27図は、手術中に穿刺針を体組織内に保持するため
に穿刺針と係止させるクランプ具の説明図である。
に穿刺針と係止させるクランプ具の説明図である。
第28図−第31図は、穿刺針と係合させることができる
切断・圧縮具を用いて穿刺針にひだを付け押圧し、患者
をX線照射室から手術室へ運ぶ前に長い穿刺針を短くす
る状態を示す説明図である。
切断・圧縮具を用いて穿刺針にひだを付け押圧し、患者
をX線照射室から手術室へ運ぶ前に長い穿刺針を短くす
る状態を示す説明図である。
発明の詳細な説明 図面は本発明の好適な実施例を示すものであり、全図
において同一または類似の部材については同じ参照符号
を付して説明する。
において同一または類似の部材については同じ参照符号
を付して説明する。
第1図及び第2図において、胸部病巣部位穿刺針10は
外部筒状針即ちカニューレ12を有し、これが遠端部13と
近端部14を備えている。カニューレ12は金属またはポリ
マー或いはこれらの複合体の剛性物質より形成すること
が出来、必要に応じて可変長とする事の可能な構成とす
ることができる。穿刺針10について具体的に胸部部位用
の針体として説明してきたが、本発明の針体は人体ある
いは動物の体内における触知不能な癌性病巣に位置させ
る事にも適用し得るし、場合によっては脳腫瘍、或はそ
の他の外科療法であって体内或いは体組織内の異質物や
正常構造又は病巣の微細な部分を適切に位置決めするの
を要求されるような用途に採用されることもある。外側
の筒体であるカニューレ12は側壁に1個又は複数の開口
を有し、それぞれが遠端部13から所定の距離を有し、且
つその長さを可変とするように出来る。穿刺針10は更に
内杆針、即ち環状部材17を有し、これは外側の筒状針で
あるカニューレ12内を滑動可能に前進されるようになっ
ている。内側カニューレ17は遠端部18と近端部19を有
し、その近端部19にはハブ20が取り付いている。このハ
ブ20は突起21を備え、これが近端部14の凹陥部14aと協
働して、体組織内に穿刺針10を挿入する間に、内側のカ
ニューレ17が外側のカニューレ12に対して回転するのを
防止している。
外部筒状針即ちカニューレ12を有し、これが遠端部13と
近端部14を備えている。カニューレ12は金属またはポリ
マー或いはこれらの複合体の剛性物質より形成すること
が出来、必要に応じて可変長とする事の可能な構成とす
ることができる。穿刺針10について具体的に胸部部位用
の針体として説明してきたが、本発明の針体は人体ある
いは動物の体内における触知不能な癌性病巣に位置させ
る事にも適用し得るし、場合によっては脳腫瘍、或はそ
の他の外科療法であって体内或いは体組織内の異質物や
正常構造又は病巣の微細な部分を適切に位置決めするの
を要求されるような用途に採用されることもある。外側
の筒体であるカニューレ12は側壁に1個又は複数の開口
を有し、それぞれが遠端部13から所定の距離を有し、且
つその長さを可変とするように出来る。穿刺針10は更に
内杆針、即ち環状部材17を有し、これは外側の筒状針で
あるカニューレ12内を滑動可能に前進されるようになっ
ている。内側カニューレ17は遠端部18と近端部19を有
し、その近端部19にはハブ20が取り付いている。このハ
ブ20は突起21を備え、これが近端部14の凹陥部14aと協
働して、体組織内に穿刺針10を挿入する間に、内側のカ
ニューレ17が外側のカニューレ12に対して回転するのを
防止している。
第1図、第2図および第6図において、内側カニュー
レ17は切除部すなわち溝23を遠端部18の近傍に形成して
ある。この遠端部18は好ましくは筒状であって円形を成
し先細端部26をワイヤ25を受け入れるように成ってお
り、上記先細端部26は遠端部18の先まで延びている。ワ
イヤ25の前端部25aは半田付け、溶接或いは接着により
遠端部18に結合されており、このワイヤ25はその自由端
が鉤状部材27となっており、これが上記内側カニューレ
17の溝23を受け入れるようになっている。溝23の後方壁
部23開口15の方向に上向きに傾斜し、上記ワイヤ25の鉤
状端部27を案内する案内面を形成している。鉤状部材の
端部27aは外側カニューレ12の側壁の開口15内に位置し
ている。第1図と第6図に図示されているように穿刺針
10は、図示の如く体組織に挿入される間、ワイヤ25の鋭
端部26が外側カニューレ12の遠端部13を越えて突出する
ように構成され組み立てられている。穿刺針10が体内あ
るいは胸部組織内の病巣、またはその近傍に位置されて
いると確信された場合、内側カニューレ17の近端部に取
り付いたハブ20が外側カニューレ12の近端部から外側に
引き離される。この動きによって、鉤状部材27開口15を
外側に移動させる(第2図参照)。
レ17は切除部すなわち溝23を遠端部18の近傍に形成して
ある。この遠端部18は好ましくは筒状であって円形を成
し先細端部26をワイヤ25を受け入れるように成ってお
り、上記先細端部26は遠端部18の先まで延びている。ワ
イヤ25の前端部25aは半田付け、溶接或いは接着により
遠端部18に結合されており、このワイヤ25はその自由端
が鉤状部材27となっており、これが上記内側カニューレ
17の溝23を受け入れるようになっている。溝23の後方壁
部23開口15の方向に上向きに傾斜し、上記ワイヤ25の鉤
状端部27を案内する案内面を形成している。鉤状部材の
端部27aは外側カニューレ12の側壁の開口15内に位置し
ている。第1図と第6図に図示されているように穿刺針
10は、図示の如く体組織に挿入される間、ワイヤ25の鋭
端部26が外側カニューレ12の遠端部13を越えて突出する
ように構成され組み立てられている。穿刺針10が体内あ
るいは胸部組織内の病巣、またはその近傍に位置されて
いると確信された場合、内側カニューレ17の近端部に取
り付いたハブ20が外側カニューレ12の近端部から外側に
引き離される。この動きによって、鉤状部材27開口15を
外側に移動させる(第2図参照)。
穿刺針10を人体または動物の体内の目標領域に送り込
まれるが、その目的は、ただ単に位置決めの為のことも
あるし、胸部、肝臓、管構造部、脳、肺、あるいはその
他の生体組織構造を採取すること、あるいは好ましくな
い組織や病巣を外科切除することが好ましい場合の、流
体、組織、腫瘍、血液あるいは異質物の除去の目的のこ
ともある。内側カリューレのハブ20に前方向の圧力をか
けて目標領域に進める事によって所望の位置が得られ、
これによって目標の領域に穿刺針を前進させることが出
来る。X線、超音波、またはそれ以外の撮像手段を用い
て適切に穿刺針を位置させた後、ハブと内側カリューレ
17を後退させて外側に移動させ、これによって外側カリ
ューレの側壁の開口15を介して鉤状部材27を展開させて
針を体内の組織の所定位置に確実に係止する。穿刺針10
が胸部に挿入された後、鉤状部材27が組織内に移動され
ることによって、穿刺針を胸部、即ち生体組織内に固定
されている。外側カニューレ12の開口15に位置は所望に
より、遠端部13から所定距離離して形成される。即ち、
この開口15の位置は、穿刺針が生体組織に固定出来るに
好ましい位置となるように外側カニューレ12に形成され
る。好ましくは、この位置は、遠端部近傍であるが、穿
刺針が適切に固定出来れば遠端部と近端部との間に形成
することも出来る。
まれるが、その目的は、ただ単に位置決めの為のことも
あるし、胸部、肝臓、管構造部、脳、肺、あるいはその
他の生体組織構造を採取すること、あるいは好ましくな
い組織や病巣を外科切除することが好ましい場合の、流
体、組織、腫瘍、血液あるいは異質物の除去の目的のこ
ともある。内側カリューレのハブ20に前方向の圧力をか
けて目標領域に進める事によって所望の位置が得られ、
これによって目標の領域に穿刺針を前進させることが出
来る。X線、超音波、またはそれ以外の撮像手段を用い
て適切に穿刺針を位置させた後、ハブと内側カリューレ
17を後退させて外側に移動させ、これによって外側カリ
ューレの側壁の開口15を介して鉤状部材27を展開させて
針を体内の組織の所定位置に確実に係止する。穿刺針10
が胸部に挿入された後、鉤状部材27が組織内に移動され
ることによって、穿刺針を胸部、即ち生体組織内に固定
されている。外側カニューレ12の開口15に位置は所望に
より、遠端部13から所定距離離して形成される。即ち、
この開口15の位置は、穿刺針が生体組織に固定出来るに
好ましい位置となるように外側カニューレ12に形成され
る。好ましくは、この位置は、遠端部近傍であるが、穿
刺針が適切に固定出来れば遠端部と近端部との間に形成
することも出来る。
鉤状部材27を展開した後で、X線等により穿刺針が所
定の病巣に位置してない事が判明した場合、内側カニュ
ーレ17を外側カニューレ12内を前進させることによって
上記鉤状部材27を後退させることが出来る。穿刺針10を
再び病巣に位置させることができ、内側カニューレ17は
外側カニューレの外側に移動され、病巣に位置される
と、再び鉤状部材が再び展開される。加えて、挿入モー
ド中のハブ突起21は休止し、外側カニューレの凹陥部14
aによって受け入れられるようになっている。この事
は、外側カニューレ12に対して内側カニューレをインデ
ックスし、外側カニューレ12に対して内側カニューレ12
が回転するのを防止し、これが鉤状部材27が開口15から
外れる原因となる。周知の通り、外側カニューレ12の長
さは、引き続き行われる外科手術の為に位置決めされ識
別される病巣の深さに応じて、可変とすることが出来
る。更に、第3図に示される通り、外側カニューレ12細
長いスロット16を備え、それが内側カニューレ17の突起
17aと協働する。かくして、第3図のとおり、突起17a
は、穿刺針が生体組織に挿入されている間スロット16の
中の前方部に位置している。スロット16は、内側カニュ
ーレ17の突起17aの移動を規制し、ハブ20が外側に後退
し且つ鉤状部材が第2図のように露出されすとき、上記
突起が細長のスロット16の近端部によって形成される。
かくて、スロット16と突起17aが協働内側カニューレ17
の前後移動をさせ、穿刺針10の側壁の開口15内に鉤状部
材27を維持しておく。これとは別に、外側カニューレ17
第3図の破線で示した突起16bを有するようにしてもよ
く、これがその内面から端部壁部17cを有する通路17bに
伸びており、両者協働して内側カニューレ17の移動を規
制し、その位置で突起16bが端部17bと係合し、その後退
位置では突起16bが端部17cに係合する。
定の病巣に位置してない事が判明した場合、内側カニュ
ーレ17を外側カニューレ12内を前進させることによって
上記鉤状部材27を後退させることが出来る。穿刺針10を
再び病巣に位置させることができ、内側カニューレ17は
外側カニューレの外側に移動され、病巣に位置される
と、再び鉤状部材が再び展開される。加えて、挿入モー
ド中のハブ突起21は休止し、外側カニューレの凹陥部14
aによって受け入れられるようになっている。この事
は、外側カニューレ12に対して内側カニューレをインデ
ックスし、外側カニューレ12に対して内側カニューレ12
が回転するのを防止し、これが鉤状部材27が開口15から
外れる原因となる。周知の通り、外側カニューレ12の長
さは、引き続き行われる外科手術の為に位置決めされ識
別される病巣の深さに応じて、可変とすることが出来
る。更に、第3図に示される通り、外側カニューレ12細
長いスロット16を備え、それが内側カニューレ17の突起
17aと協働する。かくして、第3図のとおり、突起17a
は、穿刺針が生体組織に挿入されている間スロット16の
中の前方部に位置している。スロット16は、内側カニュ
ーレ17の突起17aの移動を規制し、ハブ20が外側に後退
し且つ鉤状部材が第2図のように露出されすとき、上記
突起が細長のスロット16の近端部によって形成される。
かくて、スロット16と突起17aが協働内側カニューレ17
の前後移動をさせ、穿刺針10の側壁の開口15内に鉤状部
材27を維持しておく。これとは別に、外側カニューレ17
第3図の破線で示した突起16bを有するようにしてもよ
く、これがその内面から端部壁部17cを有する通路17bに
伸びており、両者協働して内側カニューレ17の移動を規
制し、その位置で突起16bが端部17bと係合し、その後退
位置では突起16bが端部17cに係合する。
第4図と第5図は胸部病巣部位穿刺針10の別の実施例
を示しており、外側カニューレ12の側壁に複数の開口15
を有している。図示の如く、内側カニューレ17は1個以
上の鉤状部材27有し、これが内側カニューレ17に装着さ
れており、それぞれが協働して側壁の対応する開口15を
介して外方向に移動する。作動的には前記実施例の場合
と同一であるので詳細な説明は省略する。
を示しており、外側カニューレ12の側壁に複数の開口15
を有している。図示の如く、内側カニューレ17は1個以
上の鉤状部材27有し、これが内側カニューレ17に装着さ
れており、それぞれが協働して側壁の対応する開口15を
介して外方向に移動する。作動的には前記実施例の場合
と同一であるので詳細な説明は省略する。
第6A図と第6B図はこの発明の更に別の実施例を示すも
のである。第6A図の場合、従来の針17の上面に、その遠
端部18近傍で後方に、溝または通路23が形成されてい
る。ワイヤ片25がその溝23に位置され、その前端部25a
が保持される一方、他端は自由短となっていて後方に突
出する鉤状部材27を構成している。
のである。第6A図の場合、従来の針17の上面に、その遠
端部18近傍で後方に、溝または通路23が形成されてい
る。ワイヤ片25がその溝23に位置され、その前端部25a
が保持される一方、他端は自由短となっていて後方に突
出する鉤状部材27を構成している。
次に第6B図において、内側カニューレの遠端部18はワ
イヤ片25を受け入れる溝または通路23を有している。ワ
イヤ片の前端部25aは上記溝23内にて内側カニューレ17
の保持されており、その他端は自由端となっており後方
に突出した鉤状部材27を形成している。先細の鋭端部材
26はカニューレ17の凹陥部17bにて保持されている。
イヤ片25を受け入れる溝または通路23を有している。ワ
イヤ片の前端部25aは上記溝23内にて内側カニューレ17
の保持されており、その他端は自由端となっており後方
に突出した鉤状部材27を形成している。先細の鋭端部材
26はカニューレ17の凹陥部17bにて保持されている。
第7図〜第9図は更に別の実施例を示しており、穿刺
針10が短い外側筒状針、即ちカニューレ12を有し、これ
が好ましくは筒状のコイルスプリング(螺旋状)30に、
あるいは外側カニューレ12の近端部14にて他の弾性チュ
ーブに固定的に装着されている。上記の螺旋体30は例え
ば米国特許第4,004,765号に開示の方法にてポリマー材
を含浸または、被覆させている。このようにして、上記
バネ状の螺旋体30は外側カニューレ12の近端部14にて結
合されており、かくして弾性を備えた構造と成っておる
ため、胸部の深部、或いは肺やその他の生体器官の病巣
部に到達している穿刺針が、撮像中に目標領域に圧力が
加わったことが原因で、意に反して外れてしまうという
危険性を防止している。この穿刺針10は内側のカニュー
レ17を有し、これが一端にハブ20を有すると共に、それ
自体筒状であるからその中に通路31を形成している。内
側カニューレ17は更に前部33を有し、この遠端部18が前
方に突出した鋭端部26を備えている。この遠端部の後方
には鉤状部材27があって、第1図〜第5図を参照して前
述したと同じように、外側カニューレ12の開口15と協働
する前部33に受け入れられるようになっている。内側カ
ニューレ17の前部33は、その端部に結着したフレキシブ
ルなワイヤ34或いはモノフィラメントに結合している。
このワイヤ34は第7図の通り通路31内を延びている。内
側のカニューレ17遠端部18a(第8図)を有し、上記前
部33の近端部19の凹陥状環状肩部19aと協働し係合して
いる。この様な協働作用によって、第7図のように内側
カニューレ17を用いて穿刺針10を堅くする場合、生体組
織内に挿入されている間、カニューレ17と上記前部33の
整合、即ち位置合わせが確実となる。
針10が短い外側筒状針、即ちカニューレ12を有し、これ
が好ましくは筒状のコイルスプリング(螺旋状)30に、
あるいは外側カニューレ12の近端部14にて他の弾性チュ
ーブに固定的に装着されている。上記の螺旋体30は例え
ば米国特許第4,004,765号に開示の方法にてポリマー材
を含浸または、被覆させている。このようにして、上記
バネ状の螺旋体30は外側カニューレ12の近端部14にて結
合されており、かくして弾性を備えた構造と成っておる
ため、胸部の深部、或いは肺やその他の生体器官の病巣
部に到達している穿刺針が、撮像中に目標領域に圧力が
加わったことが原因で、意に反して外れてしまうという
危険性を防止している。この穿刺針10は内側のカニュー
レ17を有し、これが一端にハブ20を有すると共に、それ
自体筒状であるからその中に通路31を形成している。内
側カニューレ17は更に前部33を有し、この遠端部18が前
方に突出した鋭端部26を備えている。この遠端部の後方
には鉤状部材27があって、第1図〜第5図を参照して前
述したと同じように、外側カニューレ12の開口15と協働
する前部33に受け入れられるようになっている。内側カ
ニューレ17の前部33は、その端部に結着したフレキシブ
ルなワイヤ34或いはモノフィラメントに結合している。
このワイヤ34は第7図の通り通路31内を延びている。内
側のカニューレ17遠端部18a(第8図)を有し、上記前
部33の近端部19の凹陥状環状肩部19aと協働し係合して
いる。この様な協働作用によって、第7図のように内側
カニューレ17を用いて穿刺針10を堅くする場合、生体組
織内に挿入されている間、カニューレ17と上記前部33の
整合、即ち位置合わせが確実となる。
この穿刺針が単一のユニットとして目標領域に前進さ
れると、一端目標領域がとらえられそこに進入されれ
ば、ワイヤ34は後退され、第9図のように外側カニュー
レ12の開口15を介して鉤状部材27が展開する。一端目標
領域に進入し鉤状部材展開されると、内側カニューレ17
が外側カニューレ12と弾性体30の中から引き抜かれ、か
くして第9図に示した通り、フレキシブルな病巣部位の
穿刺針10が形成される事になる。穿刺針10を再度局部に
配置することが必要なときは、内側カニューレ17をワイ
ヤ34上を前進させて遠端部18aと係合させ、凹陥状環状
肩部が穿刺針を堅くし、これによって鉤状部材27を後退
させ針を再度位置させることができる。
れると、一端目標領域がとらえられそこに進入されれ
ば、ワイヤ34は後退され、第9図のように外側カニュー
レ12の開口15を介して鉤状部材27が展開する。一端目標
領域に進入し鉤状部材展開されると、内側カニューレ17
が外側カニューレ12と弾性体30の中から引き抜かれ、か
くして第9図に示した通り、フレキシブルな病巣部位の
穿刺針10が形成される事になる。穿刺針10を再度局部に
配置することが必要なときは、内側カニューレ17をワイ
ヤ34上を前進させて遠端部18aと係合させ、凹陥状環状
肩部が穿刺針を堅くし、これによって鉤状部材27を後退
させ針を再度位置させることができる。
第10図は更に別の変形例を示しており、前記同様の螺
旋体30あるいは弾性筒状に取り付いた外側カニューレ12
を有している。しかしながら、この外側カニューレ12は
側面に開口(第9図の符号15)を有してはおらず、ま
た、前部33は遠端部18よりも突出した先細の鋭突部33a
を備えているだけである。外側カニューレ12の遠端部13
には、螺旋状の捩子針35が取り付いており、これはテー
パ状になっていて捩子型の構成を形成し、穿刺針を時計
回り方向に回動することによって穿刺針10を主体組織又
はその他の目標領域に固定させて置くことが出来る。X
線などの撮像により穿刺針10の正しい位置が確認出来た
ら、内側カニューレ17を引き抜き(第10では図示せ
ず)、上記捩子針35が目標領域に穿刺針を固定させる機
能を有することになる。
旋体30あるいは弾性筒状に取り付いた外側カニューレ12
を有している。しかしながら、この外側カニューレ12は
側面に開口(第9図の符号15)を有してはおらず、ま
た、前部33は遠端部18よりも突出した先細の鋭突部33a
を備えているだけである。外側カニューレ12の遠端部13
には、螺旋状の捩子針35が取り付いており、これはテー
パ状になっていて捩子型の構成を形成し、穿刺針を時計
回り方向に回動することによって穿刺針10を主体組織又
はその他の目標領域に固定させて置くことが出来る。X
線などの撮像により穿刺針10の正しい位置が確認出来た
ら、内側カニューレ17を引き抜き(第10では図示せ
ず)、上記捩子針35が目標領域に穿刺針を固定させる機
能を有することになる。
第10図では図示していないが、本発明では外側カニュ
ーレ12の遠端部13に捩子針35を装着する事もでき、これ
は内側カニューレ17に取り付いたワイヤや先細端部を用
いずに、内側カアニューレ17でもって達成出来る。この
様な実施例において、極めて薄いポリマーのカテーテル
被覆、或いはカバー37を用いて捩子針35の外面を覆え
ば、穿刺針の体組織への挿入が容易となって好適であ
る。この様な穿刺針を挿入した後で、穿刺針10を回動す
れば捩子針と体組織との係合がし易くなり体組織内で適
切に固定することが出来る。
ーレ12の遠端部13に捩子針35を装着する事もでき、これ
は内側カニューレ17に取り付いたワイヤや先細端部を用
いずに、内側カアニューレ17でもって達成出来る。この
様な実施例において、極めて薄いポリマーのカテーテル
被覆、或いはカバー37を用いて捩子針35の外面を覆え
ば、穿刺針の体組織への挿入が容易となって好適であ
る。この様な穿刺針を挿入した後で、穿刺針10を回動す
れば捩子針と体組織との係合がし易くなり体組織内で適
切に固定することが出来る。
第11と第12図はこの発明更に別の実施例を示すもので
ある。この実施例は前記第1図と第2図の実施例と近似
しており、相違している点は、捩子針35が外側カニュー
レ12の遠端部13にしっかり固定されている事である。こ
の実施例において、病巣部位穿刺針10は金属或いはポリ
マー材、またはこれらの剛性物よりなる剛性物質で構成
し、必要に応じその長さを可変とすることが出来るよう
にする事も出来る。外側カニューレ12は遠端部13から所
定距離離れ位置の側壁に1個または複数の開口15を備え
ている。この穿刺針10は更に、外側カニューレの中を滑
動前進する内側カニューレ17を有している。内側カニュ
ーレ17は遠端部18と近端部19を有し、近端部19にはハブ
20が装着されている。ハブ20は外側カニューレ12の近端
部14の凹陥部14aと協働する突起21を有しており、体組
織への挿入中に内側カニューレ17が外側カニューレ12に
対して回動するのを防止している。第1図、第2図およ
び第6図の場合と同様に、内側カニューレ17は溝23を有
して先細の鋭端部26を有するワイヤ25を受け入れるよう
になっている。この鋭端部26は遠端部18に延びている。
ワイヤ25は鉤状部27を有し、これが内側カニューレ17に
受け入れられるようになっており、穿刺針が体組織に挿
入されたときに外側カニューレ12の開口15内に位置され
る。第11図に示す通り、ワイヤ25の先端部26は捩子針35
の遠端部13よりも突出し、捩子針35は外側カニューレ12
の遠端部13に取り付いており、且つテーパー状になって
いて捩子型構造を形成し、前記したように体組織または
目標領域に穿刺針10が係止し易くしている。第12図にお
いて、内側カニューレ17は既に後退していて鉤状部材27
を穿刺針10近傍の体組織の中に位置させている。
ある。この実施例は前記第1図と第2図の実施例と近似
しており、相違している点は、捩子針35が外側カニュー
レ12の遠端部13にしっかり固定されている事である。こ
の実施例において、病巣部位穿刺針10は金属或いはポリ
マー材、またはこれらの剛性物よりなる剛性物質で構成
し、必要に応じその長さを可変とすることが出来るよう
にする事も出来る。外側カニューレ12は遠端部13から所
定距離離れ位置の側壁に1個または複数の開口15を備え
ている。この穿刺針10は更に、外側カニューレの中を滑
動前進する内側カニューレ17を有している。内側カニュ
ーレ17は遠端部18と近端部19を有し、近端部19にはハブ
20が装着されている。ハブ20は外側カニューレ12の近端
部14の凹陥部14aと協働する突起21を有しており、体組
織への挿入中に内側カニューレ17が外側カニューレ12に
対して回動するのを防止している。第1図、第2図およ
び第6図の場合と同様に、内側カニューレ17は溝23を有
して先細の鋭端部26を有するワイヤ25を受け入れるよう
になっている。この鋭端部26は遠端部18に延びている。
ワイヤ25は鉤状部27を有し、これが内側カニューレ17に
受け入れられるようになっており、穿刺針が体組織に挿
入されたときに外側カニューレ12の開口15内に位置され
る。第11図に示す通り、ワイヤ25の先端部26は捩子針35
の遠端部13よりも突出し、捩子針35は外側カニューレ12
の遠端部13に取り付いており、且つテーパー状になって
いて捩子型構造を形成し、前記したように体組織または
目標領域に穿刺針10が係止し易くしている。第12図にお
いて、内側カニューレ17は既に後退していて鉤状部材27
を穿刺針10近傍の体組織の中に位置させている。
第13図には、開口を通って外側カニューレ12中に延び
る鉤状部分を含むワイヤ部材25が設けられた切込み部分
を有する内杆部材、即ち内側カニューレ17を含まない構
造の病巣部位穿刺針10が示されている。その代わりに第
13図の例では遠端部13及び近端部14を有する管状外側カ
ニューレ12が含まれている。この遠端部13には螺旋状の
捩子針35が設けられ、そして外側カニューレ12がこれを
受ける内側カニューレ17に滑動自在に嵌められている。
この内側カニューレ17はその遠端部18が鋭端26を含むも
の、あるいはそれ自体が鋭突を有する非常に細い針のい
ずれであってもよい。この第13図に示すような針19は、
体組織中に捩じ込んで、続いての摘出手術にとって十分
な病巣位置に挿入される。この螺旋状捩子針もまた、体
組織中への針10の挿入を容易にするため、既に第10図に
示したように高分子のカテーテルカバー37を含んでいて
も良い。
る鉤状部分を含むワイヤ部材25が設けられた切込み部分
を有する内杆部材、即ち内側カニューレ17を含まない構
造の病巣部位穿刺針10が示されている。その代わりに第
13図の例では遠端部13及び近端部14を有する管状外側カ
ニューレ12が含まれている。この遠端部13には螺旋状の
捩子針35が設けられ、そして外側カニューレ12がこれを
受ける内側カニューレ17に滑動自在に嵌められている。
この内側カニューレ17はその遠端部18が鋭端26を含むも
の、あるいはそれ自体が鋭突を有する非常に細い針のい
ずれであってもよい。この第13図に示すような針19は、
体組織中に捩じ込んで、続いての摘出手術にとって十分
な病巣位置に挿入される。この螺旋状捩子針もまた、体
組織中への針10の挿入を容易にするため、既に第10図に
示したように高分子のカテーテルカバー37を含んでいて
も良い。
病巣部位穿刺針10の他の例を第14図及び第14A図に示
すが、この場合、内側カニューレ17は長さの伸びる約22
ゲージの微小径の案内針である。この案内針は、病巣部
位を同定するために特定の体組織を検索したり、あるい
は針を挿入すべき特定の器官を探索するために使用す
る。配置すべき特定の病巣部位や器官領域に内側カニュ
ーレ17を配置した後、約18−20ゲージの外側カニューレ
12が針の内側カニューレ17を覆い、これに沿って滑動自
在に移動する。外側カニューレ12はその遠端部13に先端
に開口38を有する螺旋状捩子針を接合して含み、内側カ
ニューレ17を取巻き、この内側カニューレ17に沿って移
動するようになっている。外側カニューレ12が目標領域
近くに位置する場合、回転によりこの外側のカニューレ
の螺旋状捩子鉢を器官または胸部組織領域に進入させて
そこで針を掛止する。病巣が体内や器官の非常に深くに
ある場合や、続いての摘出手術や生体組織検査のために
体内に針を刺し込んだり、保持したりするのが難しい場
合にこの様な針は非常に有利である。この螺旋状捩込針
が針を器官領域や胸部組織領域に掛止した時点で第14B
図のように案内針が引かれる。この様な設計は難しい瘢
痕目標領域に近接する場合に特に役立つ。
すが、この場合、内側カニューレ17は長さの伸びる約22
ゲージの微小径の案内針である。この案内針は、病巣部
位を同定するために特定の体組織を検索したり、あるい
は針を挿入すべき特定の器官を探索するために使用す
る。配置すべき特定の病巣部位や器官領域に内側カニュ
ーレ17を配置した後、約18−20ゲージの外側カニューレ
12が針の内側カニューレ17を覆い、これに沿って滑動自
在に移動する。外側カニューレ12はその遠端部13に先端
に開口38を有する螺旋状捩子針を接合して含み、内側カ
ニューレ17を取巻き、この内側カニューレ17に沿って移
動するようになっている。外側カニューレ12が目標領域
近くに位置する場合、回転によりこの外側のカニューレ
の螺旋状捩子鉢を器官または胸部組織領域に進入させて
そこで針を掛止する。病巣が体内や器官の非常に深くに
ある場合や、続いての摘出手術や生体組織検査のために
体内に針を刺し込んだり、保持したりするのが難しい場
合にこの様な針は非常に有利である。この螺旋状捩込針
が針を器官領域や胸部組織領域に掛止した時点で第14B
図のように案内針が引かれる。この様な設計は難しい瘢
痕目標領域に近接する場合に特に役立つ。
第15−15A図に病巣部位穿刺針10に連結し、この針を
配置すべき病巣や体器官に正確に位置するよう体組織内
に針を位置決めするのに役立つ操作固定手段を示す。こ
の操作固定手段40は近操作部分42と遠操作部分48から構
成されている。この内の近操作部分42は外側環状部材43
と内側環状部材44により構成されている。また、遠操作
部分48は外側環状部材56と内側環状部材60により構成さ
れている。操作固定手段40の配列マーク54はそれぞれ4
つの環状部材43,44,56および60に対応する区画54a−54d
からなる。近操作部分42の環状部材43および44はそれぞ
れ貫通して延びる偏心孔45を有している。この外側環状
部材43および内側環状部材44の偏心孔45は、その径がこ
の発明の様々な例の内杆部材、即ちカニューレ17の外表
面に沿って滑動自在に取り付けられるような大きさとな
っている。外側環状部材43は、第17図および第17A図に
示すように雌陥凹46およびこの陥凹にさらに凹フランジ
47が設けられ、これらと内側環状部材42に設けられた突
出部49およびその周りに部分的に突出した環状突フラン
ジ51とが互いに嵌合し、第15図に示すように環状部材43
および44の外表面上の外側配列マーク54aおよび54bが一
直線上に配列された場合に外側環状部材43および内側環
状部材44が相互に噛み合って近操作部分42が内側カニュ
ーレ17と滑動自在に嵌合するようになっている。この近
操作部分42の環状部材43および44を反対方向に回転する
ことにより、それぞれの偏心孔45により固定位置に内側
カニューレ17が固定され、しっかりと保持される。
配置すべき病巣や体器官に正確に位置するよう体組織内
に針を位置決めするのに役立つ操作固定手段を示す。こ
の操作固定手段40は近操作部分42と遠操作部分48から構
成されている。この内の近操作部分42は外側環状部材43
と内側環状部材44により構成されている。また、遠操作
部分48は外側環状部材56と内側環状部材60により構成さ
れている。操作固定手段40の配列マーク54はそれぞれ4
つの環状部材43,44,56および60に対応する区画54a−54d
からなる。近操作部分42の環状部材43および44はそれぞ
れ貫通して延びる偏心孔45を有している。この外側環状
部材43および内側環状部材44の偏心孔45は、その径がこ
の発明の様々な例の内杆部材、即ちカニューレ17の外表
面に沿って滑動自在に取り付けられるような大きさとな
っている。外側環状部材43は、第17図および第17A図に
示すように雌陥凹46およびこの陥凹にさらに凹フランジ
47が設けられ、これらと内側環状部材42に設けられた突
出部49およびその周りに部分的に突出した環状突フラン
ジ51とが互いに嵌合し、第15図に示すように環状部材43
および44の外表面上の外側配列マーク54aおよび54bが一
直線上に配列された場合に外側環状部材43および内側環
状部材44が相互に噛み合って近操作部分42が内側カニュ
ーレ17と滑動自在に嵌合するようになっている。この近
操作部分42の環状部材43および44を反対方向に回転する
ことにより、それぞれの偏心孔45により固定位置に内側
カニューレ17が固定され、しっかりと保持される。
また、操作固定手段40の遠操作部分48は、外側環状部
材56および内側環状部材60を含み、これら両部材は、近
操作部分42の環状部材43および44が内側カニューレ17と
嵌合し、これを固定するのと同様の方法で外側カニュー
レ12と嵌合し、一緒になって固定し得る構造となってい
る。
材56および内側環状部材60を含み、これら両部材は、近
操作部分42の環状部材43および44が内側カニューレ17と
嵌合し、これを固定するのと同様の方法で外側カニュー
レ12と嵌合し、一緒になって固定し得る構造となってい
る。
第16図−第16B図および第20図および第21図に示され
るように、外側環状部材56および内側環状部材60にはそ
れぞれ偏心孔45が貫通して開けられ、また、内側環状部
材60には陥凹62およびこの陥凹にさらに環状凹フランジ
63が設けられ、外側環状部材56に設けられた突起64およ
び環状凸フランジ65と嵌合し得るようになっている。こ
の環状部材56および60に開けられた偏心孔45は近操作部
分42の環状部材43および44に開けられた偏心孔45よりも
大きく、環状部材56および60が相互に噛合い、第15図に
示すように配列マーク54cおよび54dが一直線上に配列さ
れた場合にその中に外側カニューレ12が滑動自在に嵌ま
るようになっている。環状部材56および60を第15A図に
示すように配列マーク54cおよび54dが一直線から十分外
れるまで反対方向に回転した場合、組合わせられた環状
部材56および60を通って延びる偏心孔45により遠操作部
分48がこの第15A図に示す位置で外側カニューレ12をし
っかりと固定することになる。この発明の範囲内におい
ては、細長く延びた管、ワイヤまたはカニューレと嵌め
られ、これらを固定するため遠操作部分48または近操作
部分42のいずれか一方だけを使用しても良く、また、こ
れらの細長く延びた管、ワイヤまたはカニューレも使用
者の所望により適宜運用され得るものである。
るように、外側環状部材56および内側環状部材60にはそ
れぞれ偏心孔45が貫通して開けられ、また、内側環状部
材60には陥凹62およびこの陥凹にさらに環状凹フランジ
63が設けられ、外側環状部材56に設けられた突起64およ
び環状凸フランジ65と嵌合し得るようになっている。こ
の環状部材56および60に開けられた偏心孔45は近操作部
分42の環状部材43および44に開けられた偏心孔45よりも
大きく、環状部材56および60が相互に噛合い、第15図に
示すように配列マーク54cおよび54dが一直線上に配列さ
れた場合にその中に外側カニューレ12が滑動自在に嵌ま
るようになっている。環状部材56および60を第15A図に
示すように配列マーク54cおよび54dが一直線から十分外
れるまで反対方向に回転した場合、組合わせられた環状
部材56および60を通って延びる偏心孔45により遠操作部
分48がこの第15A図に示す位置で外側カニューレ12をし
っかりと固定することになる。この発明の範囲内におい
ては、細長く延びた管、ワイヤまたはカニューレと嵌め
られ、これらを固定するため遠操作部分48または近操作
部分42のいずれか一方だけを使用しても良く、また、こ
れらの細長く延びた管、ワイヤまたはカニューレも使用
者の所望により適宜運用され得るものである。
2つの操作部分42および48を一緒に固定するため、近
操作部分42の内側環状部材44には環状突起66が設けら
れ、また遠操作部分48の外側環状部材56に環状突起66と
嵌合する形状の陥凹67が形成され、第15図および第15A
図に示すように2つの操作部分を針10に沿って一緒に組
合わせた場合に環状突起66および陥凹67が接触して嵌合
するようになっている。配列マーク54が第15図に示すよ
うに全て一直線に並んだ場合、両操作部分42および48は
針10の長さ方向に沿って可動なユニットとなる。2つの
操作部分42および48の環状部材が第15A図に示す位置に
調整された場合、近操作部分42は内杆17を固定し、遠操
作部分48は外側の針を固定し、また、2つの操作部分は
互いに接触し合って保持されることになる。
操作部分42の内側環状部材44には環状突起66が設けら
れ、また遠操作部分48の外側環状部材56に環状突起66と
嵌合する形状の陥凹67が形成され、第15図および第15A
図に示すように2つの操作部分を針10に沿って一緒に組
合わせた場合に環状突起66および陥凹67が接触して嵌合
するようになっている。配列マーク54が第15図に示すよ
うに全て一直線に並んだ場合、両操作部分42および48は
針10の長さ方向に沿って可動なユニットとなる。2つの
操作部分42および48の環状部材が第15A図に示す位置に
調整された場合、近操作部分42は内杆17を固定し、遠操
作部分48は外側の針を固定し、また、2つの操作部分は
互いに接触し合って保持されることになる。
全操作固定手段40が第15A図に示すように病巣部位穿
刺針10を一緒になって固定する場合、内側カニューレ17
の遠端部18の尖った先端26は外方位置で固定され、針は
第15A図に示すように病巣の正確な位置に配置されるよ
うに体組織または胸部組織中に挿入される。病巣に正確
に位置した時点で第16図に示すように内側カニューレを
固定している近操作部分が引込められる。近操作部分42
が遠操作部分48から遠ざかるに従い、鉤状部材27が胸部
または体組織中に拡がって胸部または体組織内で針を固
定する。乳房X線写真像または他の写真像により針が正
確に病巣に配置されていないことが示された場合、近操
作部分42が遠操作部分48に向かって戻すことにより前記
鉤が引込められ、遠端部18の鋭端26を延ばすことにより
針が再度位置決めされる。針が正確に位置決めされ、鉤
状部材が体組織または胸部組織中に拡げられ針を固定し
た後、遠操作部分48を動かし、針の入口地点に体を係合
させる。まず、環状部材56および60を回転し、外側の配
列マーク54cおよび54dを第16A図に示す位置に配列す
る。次いでドーナツ型の弾性発砲クッション69を針10の
周り、皮膚の表面と遠操作部分48の間に配置し、そして
この遠操作部分を内側に向けて正確に動かし、弾性発砲
クッション69を軽く圧縮して患者の体組織内に固定され
た針を安定化し、患者をレントゲン室から病巣を除去す
るための手術室に運ぶ。この弾性発砲クッション69によ
り患者の体と固定位置の針との相互の間隔の変動が防止
され、即ち、運搬中に生じる針の位置ずれか防止され、
環状部材56および60を逆方向に第16B図に示す位置まで
回転することによりこの遠操作部分48は針10に固定され
る。
刺針10を一緒になって固定する場合、内側カニューレ17
の遠端部18の尖った先端26は外方位置で固定され、針は
第15A図に示すように病巣の正確な位置に配置されるよ
うに体組織または胸部組織中に挿入される。病巣に正確
に位置した時点で第16図に示すように内側カニューレを
固定している近操作部分が引込められる。近操作部分42
が遠操作部分48から遠ざかるに従い、鉤状部材27が胸部
または体組織中に拡がって胸部または体組織内で針を固
定する。乳房X線写真像または他の写真像により針が正
確に病巣に配置されていないことが示された場合、近操
作部分42が遠操作部分48に向かって戻すことにより前記
鉤が引込められ、遠端部18の鋭端26を延ばすことにより
針が再度位置決めされる。針が正確に位置決めされ、鉤
状部材が体組織または胸部組織中に拡げられ針を固定し
た後、遠操作部分48を動かし、針の入口地点に体を係合
させる。まず、環状部材56および60を回転し、外側の配
列マーク54cおよび54dを第16A図に示す位置に配列す
る。次いでドーナツ型の弾性発砲クッション69を針10の
周り、皮膚の表面と遠操作部分48の間に配置し、そして
この遠操作部分を内側に向けて正確に動かし、弾性発砲
クッション69を軽く圧縮して患者の体組織内に固定され
た針を安定化し、患者をレントゲン室から病巣を除去す
るための手術室に運ぶ。この弾性発砲クッション69によ
り患者の体と固定位置の針との相互の間隔の変動が防止
され、即ち、運搬中に生じる針の位置ずれか防止され、
環状部材56および60を逆方向に第16B図に示す位置まで
回転することによりこの遠操作部分48は針10に固定され
る。
患者が手術室に到着した後、近操作部分42上の外側配
列マーク54を一直線に配列し、近操作部分42が内側カニ
ューレ17から滑動自在に取り外される。遠操作部分48も
同様にして外側カニューレ12から滑動自在に取り外され
る。切開手術の際には手術者が針を持ち、この発明に係
る針によって正確に位置決めされた病巣を切開して摘出
する。
列マーク54を一直線に配列し、近操作部分42が内側カニ
ューレ17から滑動自在に取り外される。遠操作部分48も
同様にして外側カニューレ12から滑動自在に取り外され
る。切開手術の際には手術者が針を持ち、この発明に係
る針によって正確に位置決めされた病巣を切開して摘出
する。
第22−26図は、針が患者の体を貫通した際に永久瘢痕
が残らないような距離位置地点で手術者が患者の体を切
開することを可能とする胸部病巣部位穿刺針と共に使用
する他の付属品を示すものである。この付属品は目標領
域にガイドワイヤを位置決めし、手術者に内視鏡管等の
直接目標領域の体に比較的大きな切口を開けることが必
要な手術道具を位置決めさせるために使用されるもので
ある。
が残らないような距離位置地点で手術者が患者の体を切
開することを可能とする胸部病巣部位穿刺針と共に使用
する他の付属品を示すものである。この付属品は目標領
域にガイドワイヤを位置決めし、手術者に内視鏡管等の
直接目標領域の体に比較的大きな切口を開けることが必
要な手術道具を位置決めさせるために使用されるもので
ある。
この付属品は外側カニューレ12を覆ってこれに沿って
滑動自在に嵌まる大きさの管円筒状の中空カニューレ74
を含み、このカニューレ74にワイヤまたは単繊維材料78
によって手術針80が取り付けられる。例えば、外側カニ
ューレ12が20ゲージの場合には、管円筒状中空カニュー
レ74は18ゲージにすることができる。この管円筒状中空
カニューレ74にその長さ方向に沿って遠端部76で終わる
軸溝75がある。好ましくは、この中空カニューレの端部
76には外側カニューレ12の外径にスムーズに合うように
滑らかなテーパーがつけられている。このテーパー付き
端部76により中空カニューレ74を外側カニューレ12に沿
って滑動し、最小の被害で体構造または体組織を通って
目標に至らしめることが可能となる。この軸溝は中空カ
ニューレ74の壁の長さ方向に沿って端から端まで完全に
開けられたものであっても良いし、あるいは壁厚の平坦
部に沿って実質的に開けられたものであっても良い。こ
の軸溝75内の遠端部76にワイヤまたは単繊維材料78が掛
止され、このワイヤまたは単繊維材料78は軸溝75内を中
空カニューレの平坦部軸方向に沿って中空カニューレ74
の外側上方に伸びている。針10が挿入されて胸部内に位
置し、鉤部材27が突出して針を胸部内に掛止した時点で
円筒状中空カニューレ74が外側カニューレ12を覆って挿
入され、これに沿って胸部組織内に滑動しながら第25図
に示す位置に入る。同時に中空カニューレ74に沿って位
置するガイドワイヤ材料78もまた胸部組織内に入る。針
80を付けたガイドワイヤ78の解放端は胸の表面から外側
に出ている。第25図に示すように病巣部位穿刺針10に沿
って中空カニューレ74を様々な距離、特に目標領域まで
入れた後、手術用針80を正確に単繊維又はワイヤ80が存
在する地点の皮膚、すなわち中空カニューレ74に隣接す
る皮膚に入れる。次いで針80を組織を通って皮下の離れ
た地点82、すなわち第25図に示すようにちょうど乳首の
下の所まで入れる。針80を離れた地点82から引き出した
後、内視鏡管77(金属製または高分子製)をワイヤ78を
覆ってこれに沿って中空カニューレ74の遠端部76の位置
まで入れる。次いで内視鏡管77を外側カニューレ12の外
側表面に沿って入れ外科的に病巣の生体組織検査を行っ
たり、あるいは外科的に病巣を摘出する。所望とあら
ば、この外科的処置の間、第27図に示すように針10はク
ランプ85で安定化するか、あるいは手で持って安定化さ
せても良い。
滑動自在に嵌まる大きさの管円筒状の中空カニューレ74
を含み、このカニューレ74にワイヤまたは単繊維材料78
によって手術針80が取り付けられる。例えば、外側カニ
ューレ12が20ゲージの場合には、管円筒状中空カニュー
レ74は18ゲージにすることができる。この管円筒状中空
カニューレ74にその長さ方向に沿って遠端部76で終わる
軸溝75がある。好ましくは、この中空カニューレの端部
76には外側カニューレ12の外径にスムーズに合うように
滑らかなテーパーがつけられている。このテーパー付き
端部76により中空カニューレ74を外側カニューレ12に沿
って滑動し、最小の被害で体構造または体組織を通って
目標に至らしめることが可能となる。この軸溝は中空カ
ニューレ74の壁の長さ方向に沿って端から端まで完全に
開けられたものであっても良いし、あるいは壁厚の平坦
部に沿って実質的に開けられたものであっても良い。こ
の軸溝75内の遠端部76にワイヤまたは単繊維材料78が掛
止され、このワイヤまたは単繊維材料78は軸溝75内を中
空カニューレの平坦部軸方向に沿って中空カニューレ74
の外側上方に伸びている。針10が挿入されて胸部内に位
置し、鉤部材27が突出して針を胸部内に掛止した時点で
円筒状中空カニューレ74が外側カニューレ12を覆って挿
入され、これに沿って胸部組織内に滑動しながら第25図
に示す位置に入る。同時に中空カニューレ74に沿って位
置するガイドワイヤ材料78もまた胸部組織内に入る。針
80を付けたガイドワイヤ78の解放端は胸の表面から外側
に出ている。第25図に示すように病巣部位穿刺針10に沿
って中空カニューレ74を様々な距離、特に目標領域まで
入れた後、手術用針80を正確に単繊維又はワイヤ80が存
在する地点の皮膚、すなわち中空カニューレ74に隣接す
る皮膚に入れる。次いで針80を組織を通って皮下の離れ
た地点82、すなわち第25図に示すようにちょうど乳首の
下の所まで入れる。針80を離れた地点82から引き出した
後、内視鏡管77(金属製または高分子製)をワイヤ78を
覆ってこれに沿って中空カニューレ74の遠端部76の位置
まで入れる。次いで内視鏡管77を外側カニューレ12の外
側表面に沿って入れ外科的に病巣の生体組織検査を行っ
たり、あるいは外科的に病巣を摘出する。所望とあら
ば、この外科的処置の間、第27図に示すように針10はク
ランプ85で安定化するか、あるいは手で持って安定化さ
せても良い。
この発明にとって役に立つ他の付属品としては、切断
圧縮具90が挙げられ、この切断圧縮具90は針10が体組織
内の所定位置に固定された後の外側カニューレ12内から
細長いワイヤ34が延びている場合に特に有用である。針
10の外部にある長さを短くし、針を目標又は他の生体組
織中へ深く差し込むために想定され得る難しさを回避す
るため、特別な圧切ヘッド92を有する切断圧縮具90がワ
イヤ繊維34の周りに外側カニューレ12を圧切することに
より短くするのに役に立つ。この圧切ヘッドは第29図お
よび第30図に示すように噛み合い、ワイヤ表面の周りの
外側カニューレを圧縮する圧縮領域96とその中の中央ワ
イヤ34を切断せずに外側カニューレを切断し得る切断領
域98とを含んでなるものである。この切断圧縮具90によ
り長い針が使用でき、第31図に示すようにレントゲン室
から手術室に運ぶためにこの長い針を非常に短い針に変
えることができる。
圧縮具90が挙げられ、この切断圧縮具90は針10が体組織
内の所定位置に固定された後の外側カニューレ12内から
細長いワイヤ34が延びている場合に特に有用である。針
10の外部にある長さを短くし、針を目標又は他の生体組
織中へ深く差し込むために想定され得る難しさを回避す
るため、特別な圧切ヘッド92を有する切断圧縮具90がワ
イヤ繊維34の周りに外側カニューレ12を圧切することに
より短くするのに役に立つ。この圧切ヘッドは第29図お
よび第30図に示すように噛み合い、ワイヤ表面の周りの
外側カニューレを圧縮する圧縮領域96とその中の中央ワ
イヤ34を切断せずに外側カニューレを切断し得る切断領
域98とを含んでなるものである。この切断圧縮具90によ
り長い針が使用でき、第31図に示すようにレントゲン室
から手術室に運ぶためにこの長い針を非常に短い針に変
えることができる。
この発明によれば針を正確に位置付けして容易に任意
の目標領域に固定したり、位置付けのやり直しや目標領
域に入れることが簡単に行える。
の目標領域に固定したり、位置付けのやり直しや目標領
域に入れることが簡単に行える。
更にこの発明の針によれば、体組織中に側面から突入
自在の鉤や外側カニューレの遠端に付設される螺旋状捩
子針部分を含む針を体組織中に固定するための手段が提
供される。
自在の鉤や外側カニューレの遠端に付設される螺旋状捩
子針部分を含む針を体組織中に固定するための手段が提
供される。
また、記載した操作固定手段により針を正確に体組織
中に配置できるばかりか、針を目標領域に固定するため
の鉤やその他の針掛止手段を迅速にかつ効果的に突入す
ることができる。加えてこの発明においては、屈曲自在
の実質的部分からなる外側カニューレを有する針が使用
されており、この屈曲性により、X線や他の撮像のため
に圧迫することが困難であった胸部や他の目標領域に針
の位置決めが行えるものである。
中に配置できるばかりか、針を目標領域に固定するため
の鉤やその他の針掛止手段を迅速にかつ効果的に突入す
ることができる。加えてこの発明においては、屈曲自在
の実質的部分からなる外側カニューレを有する針が使用
されており、この屈曲性により、X線や他の撮像のため
に圧迫することが困難であった胸部や他の目標領域に針
の位置決めが行えるものである。
更にこの発明に係る隔位切開用付属品は、脈管中にカ
テーテルを離して配置したり、あるいは美容やその他の
理由で手術者が針を体内に挿入した場所から離して切開
したい部位等あるゆる身体の部位への使用を可能とする
ものである。
テーテルを離して配置したり、あるいは美容やその他の
理由で手術者が針を体内に挿入した場所から離して切開
したい部位等あるゆる身体の部位への使用を可能とする
ものである。
以上に示した実施例によりこの発明の実用上の価値や
用途が明らかにされたものと思われるが、この発明は上
記実施例に限定されるものではなく、以下に述べるこの
発明の特許請求の範囲内で様々な変形が可能である。
用途が明らかにされたものと思われるが、この発明は上
記実施例に限定されるものではなく、以下に述べるこの
発明の特許請求の範囲内で様々な変形が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラファーティ ジョージ エイ.ジュニ ア アメリカ合衆国,フロリダ州 32608, ゲインズビル,エヌ.ダブリュ.フィフ ティーンス プレイス,4511 (72)発明者 ホーキンズ マーク シィ. アメリカ合衆国,フロリダ州 32667, ミカノピィ,ボックス 178,ルート 2 (72)発明者 ホーキンズ ジェフリィ エス. アメリカ合衆国,フロリダ州 32667, ミカノピィ,ボックス 54,ルート 2
Claims (3)
- 【請求項1】遠端部と近端部を有し、上記遠端部から所
定距離離れた位置に開口を備えた筒状の外側カニューレ
と、 遠端部と近端部を有し、この遠端部の近傍に先細の先端
部と固定手段を備えた細長い内側針部材とを備え、 上記内側針部材は、上記外側カニューレの中を上記遠端
部と近端部との間を滑動可能に装着されており、 上記固定手段は、上記内側針部材の上記遠端部に保持さ
れた接着部と、上記内側針部材が延びた状態にあるとき
に上記外側カニューレ内の上記開口の方向に延びる鉤状
部を有し、上記鉤状部材は上記内側針部材が後退位置に
移動して体組織内に穿刺針を係止されると、上記外側カ
ニューレの上記開口を介して外側に移動されるようにし
てなる、体内組織の病巣の位置を正確に位置決めする病
巣部位穿刺針。 - 【請求項2】遠端部と近端部を有し、上記遠端部から所
定距離離れた位置に開口を有する筒状の外側カニューレ
と、 遠端部と近端部を有し、上記外側カニューレ内に滑動自
在に装着され、更にこの遠端部から内側に離れた溝部を
有する内側針部材とを有し、 上記内側針部材は上記外側カニューレの中をその突出位
置と後退位置との間を滑動自在に装着されており、更に 上記内側針部材の遠端部に固定状態に装着された突起手
段を備え、 上記突起手段は、上記内側針部材の上記遠端部よりも突
出した前方突起手段と、上記内側針部材が伸長位置にあ
るときは上記内側針部材の上記溝部に受容される鉤状部
を有し、上記内側針部材が後退して体組織に穿刺針を固
定させたとき、上記鉤状部材が上記外側カニューレの上
記開口を介して外側に滑動するようにしてなる、病巣部
位穿刺針。 - 【請求項3】体組織を損傷させずにその進入を許容する
だけの直径を備えた内側針部材と、 遠端部と近端部とを有すると共に、上記遠端部に固定さ
れた係止手段を有する筒状外側カニューレとを有し、 上記外側のカニューレは上記内側の針部材の外側を滑動
自在となっていると共に、上記内側針よりも大なる内径
を有して上記内側針部材と滑動伸縮的に接触できるよう
になっており、上記外側カニューレは上記内側針部材に
対して回動自在となっていて、上記係止手段が確実に上
記外側カニューレとその中の上記内側針部材とを体組織
の所定の領域に係止してなる、病巣等の体組織部位穿刺
針。
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