JPH02239643A - 半導体集積回路装置における素子分離領域の形成方法 - Google Patents

半導体集積回路装置における素子分離領域の形成方法

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JPH02239643A
JPH02239643A JP5952589A JP5952589A JPH02239643A JP H02239643 A JPH02239643 A JP H02239643A JP 5952589 A JP5952589 A JP 5952589A JP 5952589 A JP5952589 A JP 5952589A JP H02239643 A JPH02239643 A JP H02239643A
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JP
Japan
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photosensitive resin
silicon nitride
nitride film
element isolation
semiconductor substrate
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JP5952589A
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Inventor
Takashi Toida
戸井田 孝志
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置の製造方法、とくに選択酸
化を行なうことにより素子分離領域に素子分離絶縁膜を
形成する方法に関する。
〔従来技術およびその課題〕
選択酸化を行な5ことにより素子分離領域に素子分離絶
縁膜を形成する従来例を、第2図を用いて説明する。
まず第2図(a) K示すように、半導体基板12l:
の全面にパッド酸化膜14と窒化シリコン膜16とを形
成する。その後窒化シリコン膜16上の全面に感光性樹
脂18を形成し、この感光性樹脂18をバターニングし
、素子領域20上にのみ感光性對脂18を形成する。そ
の後この感光性樹脂18をエッチングのマスクとして、
素子分離領域22の窒化シリコン膜16をエッチングし
除去一忙る。その後半導体基板12の導電型と同一導電
型を有する不純物を感光性樹脂18に整合した領域であ
る、素子分離領域22に導入し、不純物導入層24を形
成する′。その後感光性樹脂18を除去する。
次に第2図(b)に示すように、窒化シリコン膜16を
酸化のマスクとして酸化を行なう、いわゆる選択酸化を
行ない素子分離領域22に素子分離絶縁膜26を形成す
る。この選択酸化工程において、半導体基板12に形成
した不純物注入層24の不純物は、半導体基板12中を
拡散しチャネルストップ層28が形成される。このチャ
ネルストップ層28は、素子分離絶縁@26上に形成す
る導電膜と素子分離絶緑模26と半導体基板12とによ
り構成される、寄生MOSトランジスタのしきい値電圧
を高くするために形成する。
しかし第2図を用いて説明した従来例においては、チャ
ネルストップ層28の不純物が、窒化シリコン膜16に
整合した領域から素子領域20にまで拡散する。このた
めMOSトランジスタにおけるチャネル幅が狭《なる、
狭チャネル現象が発生する問題点がある。
そこでこの狭チャネル現象を抑える方法として、例えば
特開昭62−126651号公報に記載の製造方法が提
案されている。この公報記載の製造方法を第3図を用い
て説明する。
まず第3図(a)に示すように、素子領域上にのみ窒化
シリコン膜16を形成する。その後全面にシリコンナイ
トライド膜を形成し、このシリコンナイトライド膜を異
方性エッチングすることにより、窒化シリコン膜16の
側面にシリコンナイトライド膜からなる側壁膜60を形
成する。その後半導体基板12の導電型と同じ導電型を
有する不純物を半導体基板12に導入し、不純物注入層
24を半導体基板12に形成する。
次に第3図(b)に示すように、選択酸化を行なうこと
により素子分離領域に素子分離絶縁膜26とチャネルス
トップ層28とを形成する。
この第3図を用いて説明した製造方法においては、窒化
シリコン膜16端面から側壁膜長さ62寸法だけ離れた
領域に不純物注入層24を形成している。このため素子
領域へのチャネルストップ層28の不純物の拡散が抑え
られ、したがって狭チャネル現象の発生はな《なる。
しかしながら第3図を用いて説明した素子分離領域の形
成方法では、側璧膜60形成のために、シリコンナイト
ライド模の形成と、このシリコンナイトライド嘆の異方
注エッチングという工程が必要であり、工程が長《複雑
になるという問題点がある。
本発明の目的は、簡単な工程でMOSトランジスタにお
ける狭チャネル現象を抑えるための製造方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明の素子分離領域は、下記
記載の工程により製造する。
半導体基板上の全面に順次パッド酸化膜と窒化シリコン
膜とを形成しこの窒化シリコン膜上の全面に感光性樹脂
を形成しさらにこの感光性樹脂をパターニングし素子領
域上Kのみ感光性樹脂を形成す゜る工程と、感光性樹脂
をエッチングマスクとして窒化シリコン膜をエッチング
する工程と、熱処理を行なうことにより感光性酎脂を軟
化させ窒化シリコン膜の平面パターン寸法より大きな平
面パターン寸法を有する感光性樹脂を形成しさらにイオ
ン注入法により半導体基板の導電型と同一導電型を有す
る不純物を半導体基板に導入し半導体基板に不純物導入
層を形成する工程と、感光性甜脂を除去後選択酸化を行
なうことにより素子分離領域に素子分離絶縁膜とチャネ
ルストップ層とを形成する工程とを有する。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明における製造方法を工程
順に示す断面図である。以下NチャネルMOSトランジ
スタを製造する例で説明する。
まず第1図(a)に示すように、不純物濃度が10  
atoms / ad程度のP型の半導体基板12を、
熱酸化処理することにより膜厚20nm程度の酸化シリ
コン膜からなるパッド酸化[14を形成する。その後化
学気相成長法により、全面に膜厚150nm程度の窒化
シリコン膜16を形成する。
このパッド酸化模14は、熱膨張係数が半導体基板12
と窒化シリコン膜16とにおいて太き《異なり、後述す
る選択酸化工程にて半導体基板12に結晶欠陥が発生す
ることを防止するために設ける。その後感光性樹脂18
を全面に形成し、80℃〜100℃の温度で熱処理(プ
リベーク)を行ない、ホトマスクを用いて露光、および
現像を行ない、さらに100”C:−140℃の温度で
熱処理(ボストベーク)を行なうフォトリソグラフィー
により、この感光elf脂18をパターニングする。
次に第1図(b)に示すように、素子領域20上に形成
した感光性樹脂18をエッチングのマスクとして、素子
分離領域22の窒化シリコン膜16をエッチングし除去
する。この窒化シリコン膜16のエッチングは、例えば
反応性イオンエッチング装置を用い、エッチングガスと
してトリフロ口メタンを用いて行なう。素子分離領域2
2上のパッド酸化膜14は、エッチングせず、素子分離
領域22上に残しておいても良い。
次に第1図(C)に示すように、感光性附脂18におけ
るポストベーク温度より10°C〜30°C高い温度で
熱処理を行なう。この熱処理により感光性樹脂18は軟
化する。その結果感光性樹脂18は流動化し、窒化シリ
コン膜16の側面を伝わって、半導体基板120表面に
達する。窒化シリコン膜16の平面パターン寸法より0
. 5μm〜2.0μm大きな平面パターン寸法を有す
る感光性對脂18を形成する。その後軟化し流動化した
感光性位{脂18をイオン注入のマスクとして、半導体
基板12の導電型と同じ導電型を有するボロンを半導体
基板12に導入して、不純物導入層24を形成する。こ
の不純物導入層24の形成は、イオン注入法を用い、例
えば注入加速エネルギー25ke″V,イオン注入量I
XIO  sons / dの条件で、ボロンを半導体
基板12に導入することにより形成する。この軟化し流
動化した感光性樹脂18により、窒化シリコン膜18の
端部から離れた領域に不純物導入層24を形成すること
ができる。この窒化シリコン膜16端部と不純物導入層
24端部との離間幅は、感光性樹脂18の膜厚、軟化流
動化させる熱処理温度などにより制御できる。
次に第1図(d)に示すように、窒化シリコン膜16を
酸化のマスクとする選択酸化により、素子分離領域22
に、酸化シリコン膜からなる素子分離絶縁膜26と、半
導体基板12の不純物濃度より高い不純物濃度を有する
チャネルストップ層28とを形成する。この選択酸化条
件は、例えば水蒸気酸化雰囲気中で温度1000℃、時
間220分の酸化処理を行ない、膜厚800nmの素子
分離絶縁膜26を素子分離領域22に形成する。その後
選択酸化のマスクとして用いた窒化シリコン膜16を、
例えば熱リン酸液中に浸漬し、除去する。
その後は一般的な方法により、ゲート絶縁膜およびゲー
ト電極を形成し、このゲート電極に整合した領域に半導
体基板の導電型と逆導電型を有する不純物を導入してソ
ースドレインを形成し、層間絶縁嗅を全面に形成し、こ
の層間絶縁膜に接続穴を形成し、配線を形成することに
よりMOSI−ランジスタを得る。
以上の説明において軟化し流動化した感光性樹脂18は
、半導体基板12表面に達している例で説明したが、感
光性樹脂18は半導体基板12表面に達してな《でも良
く、窒化シリコン膜16の平面パターン寸法より大きげ
れば良い。これは以下の理由による。イオン注入におけ
る不純物イオンは、半導体基板12表面に対してほぼ垂
直に入射する。このため感光性樹脂18がオーバーノ・
ング状に形成された半導体基板12の影の領域には、不
純物イオンは到達せず、素子領城20端部から離れた領
域にチャネルストップ層2−8を形成することができる
〔発明の効果〕
本発明における素子分離領域の形成方法は、選択酸化の
耐酸化膜である窒化シリコン膜のエッチングマスクとし
て用いる感光性耐脂を加熱処理して、この感光性樹脂を
軟化し流動化させ、窒化シリコン膜の平面パターン寸法
より大きな平面パターン寸法を有する感光性樹脂を形成
し、この感光性樹脂をイオン注入のマスクとして不純物
導入層を形成し、その後選択酸化を行なうことにより素
子領域から離れた領域にチャネルストップ層を形成して
いる。このため感光性樹脂を加熱処理するという簡単な
工程を行なうだけで、素子領域と離れた領域にチャネル
ストップ層を形成することが可能となる。したがってM
OSトランジスタにおける狭チャネル現象の発生を抑え
ることができる。
さらに第3図を用いて説明した従来例と異なり、窒化シ
リコン膜上に感光性樹脂を形成した状態で不純物導入層
形成のためのイオン注入を行なっている。このため不純
物導入層形成のためのイオン注入条件の自由度が太き《
なる。
さらにそのうえ第3図を用いて説明した従米例では、側
壁膜形成のための異方性エッチングを行なっている。こ
のため素子分離領域における半導体基板表面が、エッチ
ングイオンで叩かれ表面荒れが発生する。これに対して
本発明では感光性樹脂を加熱処理して、軟化し流動化し
ているため、半導体基板表面の荒れは発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明における素子分離領域の
形成方法を工程順に示す断面図、第2図(a)、(b)
および第3図(a)、(b)はいずれも従来例における
素子分離領域の形成方法を工程順に示す断面図である。 16・・・・・・窒化シリコン膜、 18・・・・・・感光性甜脂、 20・・・・・・素子領域、 22・・・・・・素子分離領域、 26・・・・・・素子分離絶縁膜、 30・・・・・・側壁膜。 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体基板上の全面に順次パッド酸化膜と窒化シリコン
    膜とを形成し該窒化シリコン膜上の全面に感光性樹脂を
    形成しさらに該感光性樹脂をパターニングし素子領域上
    にのみ前記感光性樹脂を形成する工程と、前記感光性樹
    脂をエッチングのマスクとして前記窒化シリコン膜をエ
    ッチングする工程と、熱処理を行なうことにより前記感
    光性樹脂を軟化させ前記窒化シリコン膜の平面パターン
    寸法より大きな平面パターン寸法を有する前記感光性樹
    脂を形成しさらにイオン注入法により前記半導体基板の
    導電型と同一導電型を有する不純物を前記半導体基板に
    導入し前記半導体基板に不純物導入層を形成する工程と
    、前記感光性樹脂を除去後選択酸化を行なうことにより
    素子分離領域に素子分離絶縁膜とチャネルストップ層と
    を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体集積
    回路装置における素子分離領域の形成方法。
JP5952589A 1989-03-14 1989-03-14 半導体集積回路装置における素子分離領域の形成方法 Pending JPH02239643A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016021547A (ja) * 2014-06-16 2016-02-04 富士電機株式会社 半導体装置の製造方法

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