JPH0223424Y2 - - Google Patents

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JPH0223424Y2
JPH0223424Y2 JP18544883U JP18544883U JPH0223424Y2 JP H0223424 Y2 JPH0223424 Y2 JP H0223424Y2 JP 18544883 U JP18544883 U JP 18544883U JP 18544883 U JP18544883 U JP 18544883U JP H0223424 Y2 JPH0223424 Y2 JP H0223424Y2
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JP
Japan
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rod
small tube
relay member
ink
rear part
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JP18544883U
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JPS6094980U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小管と該小管内を摺動可能に挿入され
る杆体とをペン先とする小管式筆記具に関し、殊
に、杆体自身が弾力性を有することで摺動を可能
とする小管式筆記具に関する。
この種の小管式筆記具の一例を第1図に示す参
照符号1は小管、2は杆体、3は小管1を突出支
持するペン先ホルダー、4はペン先ホルダー3の
後孔3aに挿入されたインキ中継部材、Aは杆体
2の摺動用に設けられ、インキ溜りとなる空間で
ある。ここで、小管1はステンレスなど金属とか
α−アルミナなどのセラミツクスなどからなる。
表面を硬質処理したり、先端に耐摩耗性突出片を
別部材として取り付けられることもある。また、
杆体2はポリアセタール、ポリオレフイン、ポリ
アミド、フツ素樹脂などの合成樹脂よりなり、必
要に応じてインキ溝などが形成されている。尤
も、弾力性を有するならば材質は格別限定されな
いし、合成樹脂の場合でも、例えば繊維状の充填
物が入つているなどしてよい。また、インキ中継
部材4は合成繊維集束体とか合成樹脂モノフイラ
メントの自己融着体とか、所謂ジヤバラなどであ
り、図示しないインキ室から小管1側へとインキ
を導くものであり、ペン先ホルダー3の後孔3a
に設けた係止壁3bによつて位置決めされると同
時に、杆体2を支承している。
第1図に示した小管式筆記具には、杆体2とし
てストレートなものを使用するのではなく、軸心
から偏つた後部を有するものを使用していること
によつて、杆体2の摺動力を小さくできるという
長所と、インキ中継部材4によつて杆体2を支承
していることによつて構造簡略化が図られている
という長所とが備えられているのではあるが、無
視できない一つの問題もある。
即ち、杆体2の位置決めは、小管1からの杆体
2先端の突出長、杆体2の摺動力を決める一因で
もあるので、設定に対しては、十分な管理がなさ
れなければならないのであるが、ペン先ホルダー
3の後孔3aに係止壁3bを設けているとは言
え、インキ中継部材4の位置決めにはどうしても
バラツキが生じるし、また、インキ中継部材4が
繊維集束体などよりなる場合には、杆体2の後部
2aを偏平化して没入しにくいものとしておいて
も、やはり、安定性に劣るといつたように、杆体
2の位置決めには不安が存在しているのである。
本考案は上述した点に鑑みなされたものであ
り、以下、実施例に基づいて説明する。
第2図、第3図は本考案の一実施例を示す。第
3図は第2図の−線横断面図である。本例が
第1図に示したものとの間で有する相違点は、後
面をインキ中継部材4に対する係止壁3bとする
内方突出部の前面を、杆体2の後部2aを支承す
る支承壁3cとしたところにある。このように杆
体2の後部2aの支承をインキ中継部材4と独立
にするところに大きな意義がある。
また、第4図は第3図に相当して描いてある
が、別の一実施例を示す。本例では支承壁3cが
分割され、インキの通路を形成している点で前例
と異なる。空間Aがインキ溜りとなるので本質的
には問題がないが、万一、前例においてインキ中
継部材4から杆体2へのインキ接続が良好でない
ときには本例の如くなせばよい。但し、支承壁3
cの分割によつて杆体2の支承に悪影響が生じて
はならない。本例において杆体2の横断面を偏平
化して描いてあるのはこれに留意したものであ
る。
更に、第5図はまた別の一実施例を示す。本例
においては、支承壁3cの後面をテーパー面と
し、また、先端小径化されたインキ中継部材4の
係止壁3bをペン先ホルダー3の後端に設けてい
る。そして、本例が示しているのは、ペン先ホル
ダー3による杆体2の後部2aの支承とインキ中
継部材4の係止とは全く独立に取り扱われてよい
ことと、杆体2をペン先ホルダー3の後方から挿
入する場合に対して、その容易化のために工夫が
施されてよいことと、杆体2の摺動を阻害しない
範囲でインキ中継部材4は杆体2に臨接すること
ができることである。
この第5図の例で判るように、支承壁3cがイ
ンキ中継部材4の係止に寄与する必要がないこと
を考慮して、以下述べると、結局、本考案は杆体
2の後部2aを、ペン先ホルダー3の後孔3aに
設けた支承壁3cにて支承したことが要点あると
言え、これによつて、杆体2は位置決めされるに
際し、インキ中継部材4という安定性に劣る部品
に頼ることなく、確実になし得ることができるよ
うになるものである。それゆえ、杆体2の後部2
aを偏つたものとすることで摺動力を小さくでき
るという長所が効果的に発揮されることになる。
尚、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
可能であり、例えば、小管1とペン先ホルダー3
との一部品化などもできるし、前述した杆体2に
は後部2aに2つの折曲部を形成しておいたが、
その角度は適宜設定されてよく、また、なだらか
な曲線状に形成することもできるし、更には、ペ
ン先ホルダー3に挿入する前の杆体2の形状が挿
入後と同一である必要はなく、折曲度の小さいも
のを挿入によつて大きくするなどなされてよいも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る小管式筆記具の一例を示
す要部縦断面図、第2図は本考案の一実施例を示
す要部縦断面図、第3図は第2図の−線横断
面図、第4図は第3図に相当して描かれた他の一
実施例を示す横断面図、第5図は更に別の一実施
例を示す要部縦断面図である。 1……小管、2……杆体、2a……杆体の後
部、3……ペン先ホルダー、3a……後孔、3b
……係止壁、3c……支承壁、4……インキ中継
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小管と、該小管内に遊挿され、軸心から偏つた
    後部を有する弾力性の杆体とをペン先とし、前記
    小管を突出支持するペン先ホルダーの後孔にはイ
    ンキ中継部材を挿入してなる小管式筆記具におい
    て、前記杆体の後部を、前記ペン先ホルダーの後
    孔に設けた支承壁にて支承したことを特徴とする
    小管式筆記具。
JP18544883U 1983-11-30 1983-11-30 小管式筆記具 Granted JPS6094980U (ja)

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JP18544883U JPS6094980U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 小管式筆記具

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Publication Number Publication Date
JPS6094980U JPS6094980U (ja) 1985-06-28
JPH0223424Y2 true JPH0223424Y2 (ja) 1990-06-26

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ID=30400825

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JP18544883U Granted JPS6094980U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 小管式筆記具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2554860Y2 (ja) * 1989-10-17 1997-11-19 パイロットプレシジョン株式会社 細管式筆記具
JP2595204Y2 (ja) * 1992-10-09 1999-05-24 有限会社尾崎製作所 パワーショベル用掴みフォーク装置

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JPS6094980U (ja) 1985-06-28

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