JPH025984Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH025984Y2 JPH025984Y2 JP18062884U JP18062884U JPH025984Y2 JP H025984 Y2 JPH025984 Y2 JP H025984Y2 JP 18062884 U JP18062884 U JP 18062884U JP 18062884 U JP18062884 U JP 18062884U JP H025984 Y2 JPH025984 Y2 JP H025984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide member
- ink guide
- ink
- resin holder
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 27
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 27
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- MOFOBJHOKRNACT-UHFFFAOYSA-N nickel silver Chemical compound [Ni].[Ag] MOFOBJHOKRNACT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010956 nickel silver Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は筆記具の先端部構造に関し、更に詳し
くは、金属等の硬質ペン先をその先端に止着した
樹脂製ホルダーとインキ誘導部材との連結を効率
良く、しかも確実に行ない得る様なした筆記具の
先端部構造に関する。
くは、金属等の硬質ペン先をその先端に止着した
樹脂製ホルダーとインキ誘導部材との連結を効率
良く、しかも確実に行ない得る様なした筆記具の
先端部構造に関する。
(従来の技術)
近年、金属或いはセラミツクス等の耐摩耗性に
優れる硬質ペン先を使用した筆記具は、例えば小
管式筆記具等に代表されるように増々汎用されて
来ている。これら硬質ペン先が取り付けられるホ
ルダーとしては、金属製のものに比べある程度の
可撓性或いは弾力性を有してその止着作業が簡便
であり、しかもコスト的にも安価であるという長
所を有する点から主に樹脂製のものが採用されて
いるが、この様な樹脂製ホルダー後部にインキ誘
導部材を固着するに際しては以下のような問題点
が付随してくることになる。
優れる硬質ペン先を使用した筆記具は、例えば小
管式筆記具等に代表されるように増々汎用されて
来ている。これら硬質ペン先が取り付けられるホ
ルダーとしては、金属製のものに比べある程度の
可撓性或いは弾力性を有してその止着作業が簡便
であり、しかもコスト的にも安価であるという長
所を有する点から主に樹脂製のものが採用されて
いるが、この様な樹脂製ホルダー後部にインキ誘
導部材を固着するに際しては以下のような問題点
が付随してくることになる。
即ち、樹脂製ホルダーに対してインキ誘導部材
を固着する場合、単なる圧入によるものは衝撃時
における固着強度の点で問題が有り、接着による
ものは組立作業性の面で不利となり、また樹脂製
ホルダーの後部を熱溶融させて固着するタイプの
ものは安定性に欠けるなどといつた問題があり、
更にはインキ誘導部材としてそのインキ供給量を
増やすべく大径のものを使用すると、樹脂製ホル
ダーはこれによつてその外径がより大となつてし
まい外観上あまり好ましくないという問題であ
る。
を固着する場合、単なる圧入によるものは衝撃時
における固着強度の点で問題が有り、接着による
ものは組立作業性の面で不利となり、また樹脂製
ホルダーの後部を熱溶融させて固着するタイプの
ものは安定性に欠けるなどといつた問題があり、
更にはインキ誘導部材としてそのインキ供給量を
増やすべく大径のものを使用すると、樹脂製ホル
ダーはこれによつてその外径がより大となつてし
まい外観上あまり好ましくないという問題であ
る。
(考案の目的)
そこで本考案は硬質ペン先をその先端に止着し
た樹脂製ホルダーとインキ誘導部材との固着に際
して、金属製の連結体を使用し、該金属製連結体
に内方突起を形成することにより従来の問題を一
掃した優れた筆記具の先端部構造を提供すること
を目的とするものである。
た樹脂製ホルダーとインキ誘導部材との固着に際
して、金属製の連結体を使用し、該金属製連結体
に内方突起を形成することにより従来の問題を一
掃した優れた筆記具の先端部構造を提供すること
を目的とするものである。
(考案の構成)
即ち本考案は、先端に硬質ペン先を止着した樹
脂製ホルダーと、該樹脂製ホルダー後部に配置さ
れたインキ誘導部材と、前記樹脂製ホルダー及び
インキ誘導部材の外面に被嵌された金属製連結体
とから成り、該金属製連結体のインキ誘導部材側
に内方突起を形成し、該内方突起をインキ誘導部
材に食い込ませることによりインキ誘導部材を樹
脂製ホルダーに連結することを特徴とする筆記具
の先端部構造を要旨とするものである。
脂製ホルダーと、該樹脂製ホルダー後部に配置さ
れたインキ誘導部材と、前記樹脂製ホルダー及び
インキ誘導部材の外面に被嵌された金属製連結体
とから成り、該金属製連結体のインキ誘導部材側
に内方突起を形成し、該内方突起をインキ誘導部
材に食い込ませることによりインキ誘導部材を樹
脂製ホルダーに連結することを特徴とする筆記具
の先端部構造を要旨とするものである。
(実施例)
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づき
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図において参照符号11は、ステンレス等
の金属、或いはセラミツクス、または金属、樹脂
等の焼結体などよりなる小管状の硬質ペン先であ
つて、該硬質ペン先11は樹脂製ホルダー12の
先端に圧入等の手段によつて止着されている。こ
の樹脂製ホルダー12の後部にはナイロン、アク
リル等の各種繊維集束体を樹脂等により固めたも
のなどよりなるインキ誘導部材13が配置されて
おり、前記樹脂製ホルダー12及びインキ誘導部
材13の外側面にはステンレス、アルミニウム、
洋白等の金属製の連結体14が被嵌せられ、該金
属製連結体14のインキ誘導部材13側に加締等
により周状の内方突起15を形成し、該突起15
をインキ誘導部材13に食い込ませることにより
インキ誘導部材13を樹脂製ホルダー12に確実
に連結している。
の金属、或いはセラミツクス、または金属、樹脂
等の焼結体などよりなる小管状の硬質ペン先であ
つて、該硬質ペン先11は樹脂製ホルダー12の
先端に圧入等の手段によつて止着されている。こ
の樹脂製ホルダー12の後部にはナイロン、アク
リル等の各種繊維集束体を樹脂等により固めたも
のなどよりなるインキ誘導部材13が配置されて
おり、前記樹脂製ホルダー12及びインキ誘導部
材13の外側面にはステンレス、アルミニウム、
洋白等の金属製の連結体14が被嵌せられ、該金
属製連結体14のインキ誘導部材13側に加締等
により周状の内方突起15を形成し、該突起15
をインキ誘導部材13に食い込ませることにより
インキ誘導部材13を樹脂製ホルダー12に確実
に連結している。
本考案は、この様に樹脂製ホルダーとインキ誘
導部材との連結に際して、新たに金属製の連結体
を採用したことにより、硬質ペン先が止着される
ホルダーの材質である樹脂としての長所を十分に
生かしながらも、インキ誘導部材に対しては強固
な連結が可能となつたもので、その他従来の問題
を極力解消し得るものである。
導部材との連結に際して、新たに金属製の連結体
を採用したことにより、硬質ペン先が止着される
ホルダーの材質である樹脂としての長所を十分に
生かしながらも、インキ誘導部材に対しては強固
な連結が可能となつたもので、その他従来の問題
を極力解消し得るものである。
尚、上記実施例では硬質ペン先形状として、小
管状のものをもつて示したが、これに限るもので
なく種々の形状のものが採用でき、また、内方突
起は周状のもの以外に、例えばポンチにより一個
もしくは複数個の内方突起25を設けたものでも
勿論良いものである。(第2図参照) 第3図は本考案の他の実施例を示すもので、上
記実施例と異なる点は、樹脂製ホルダー32に止
着された多孔質セラミツクよりなる硬質ペン先3
1の後端がインキ誘導部材33の先端に突刺して
いる点にある。
管状のものをもつて示したが、これに限るもので
なく種々の形状のものが採用でき、また、内方突
起は周状のもの以外に、例えばポンチにより一個
もしくは複数個の内方突起25を設けたものでも
勿論良いものである。(第2図参照) 第3図は本考案の他の実施例を示すもので、上
記実施例と異なる点は、樹脂製ホルダー32に止
着された多孔質セラミツクよりなる硬質ペン先3
1の後端がインキ誘導部材33の先端に突刺して
いる点にある。
以上述べた実施例中におけるインキ誘導部材の
後端は、適宜インキ貯蔵室と連結しているか、或
いは弾撥体によつて前方に付勢された弁を有する
弁杆等に接続しているものであつて、本考案にお
ける筆記具の先端部構造は各種筆記具に適用可能
なものとなる。
後端は、適宜インキ貯蔵室と連結しているか、或
いは弾撥体によつて前方に付勢された弁を有する
弁杆等に接続しているものであつて、本考案にお
ける筆記具の先端部構造は各種筆記具に適用可能
なものとなる。
(考案の効果)
叙上の如く本考案は、先端に硬質ペン先を止着
した樹脂製ホルダーと、該樹脂製ホルダー後部に
配置されたインキ誘導部材と、前記樹脂製ホルダ
ー及びインキ誘導部材の外面に被嵌された金属製
連結体とから成り、該金属製連結体のインキ誘導
部材側に内方突起を形成し、該内方突起をインキ
誘導部材に食い込ませることによりインキ誘導部
材を樹脂製ホルダーに連結するようなしたので、
硬質ペン先のホルダーへの止着が樹脂の特性を生
かせる結果スムーズに行えると共に、この樹脂製
ホルダーとインキ誘導部材とは強度的にも経時的
にも安定した、しかも組立作業性の面でも効率の
良い連結が期待でき、更にはインキ誘導部材のイ
ンキ供給量を増やすべくインキ誘導部材として大
径のものが使用できるなど従来にはみられない
数々の優れた実用的効果を奏するものである。
した樹脂製ホルダーと、該樹脂製ホルダー後部に
配置されたインキ誘導部材と、前記樹脂製ホルダ
ー及びインキ誘導部材の外面に被嵌された金属製
連結体とから成り、該金属製連結体のインキ誘導
部材側に内方突起を形成し、該内方突起をインキ
誘導部材に食い込ませることによりインキ誘導部
材を樹脂製ホルダーに連結するようなしたので、
硬質ペン先のホルダーへの止着が樹脂の特性を生
かせる結果スムーズに行えると共に、この樹脂製
ホルダーとインキ誘導部材とは強度的にも経時的
にも安定した、しかも組立作業性の面でも効率の
良い連結が期待でき、更にはインキ誘導部材のイ
ンキ供給量を増やすべくインキ誘導部材として大
径のものが使用できるなど従来にはみられない
数々の優れた実用的効果を奏するものである。
第1図、第2図及び第3図は、それぞれ本考案
の実施例を示す要部縦断面図である。 11,21,31……硬質ペン先、12,2
2,32……樹脂製ホルダー、13,23,33
……インキ誘導部材、14,24,34……金属
製連結体、15,25,35……内方突起。
の実施例を示す要部縦断面図である。 11,21,31……硬質ペン先、12,2
2,32……樹脂製ホルダー、13,23,33
……インキ誘導部材、14,24,34……金属
製連結体、15,25,35……内方突起。
Claims (1)
- 先端に硬質ペン先を止着した樹脂製ホルダー
と、該樹脂製ホルダー後部に配置されたインキ誘
導部材と、前記樹脂製ホルダー及びインキ誘導部
材の外面に被嵌された金属製連結体とから成り、
該金属製連結体のインキ誘導部材側に内方突起を
形成し、該内方突起をインキ誘導部材に食い込ま
せることによりインキ誘導部材を樹脂製ホルダー
に連結することを特徴とする筆記具の先端部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18062884U JPH025984Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18062884U JPH025984Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6195580U JPS6195580U (ja) | 1986-06-19 |
JPH025984Y2 true JPH025984Y2 (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=30738181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18062884U Expired JPH025984Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH025984Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2517445Y2 (ja) * | 1989-12-27 | 1996-11-20 | ぺんてる株式会社 | 水溶性インキボールペンにおける中芯とホルダーとの取付装置 |
JPH088867Y2 (ja) * | 1990-04-17 | 1996-03-13 | 株式会社サクラクレパス | ボールペン用レフィール |
-
1984
- 1984-11-28 JP JP18062884U patent/JPH025984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6195580U (ja) | 1986-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4364684A (en) | Writing instrument | |
US5997200A (en) | Barrel with finger gripping means | |
JPH025984Y2 (ja) | ||
JPH0528067Y2 (ja) | ||
JPH028795Y2 (ja) | ||
US4302120A (en) | Nib assembly | |
JPH0742793Y2 (ja) | 筆記具のキャップ装着構造 | |
JPH0328953Y2 (ja) | ||
JPH0223424Y2 (ja) | ||
JPH0242469Y2 (ja) | ||
JPH088867Y2 (ja) | ボールペン用レフィール | |
JPH0329181Y2 (ja) | ||
JPH0143279Y2 (ja) | ||
JPH025985Y2 (ja) | ||
JPS5921035Y2 (ja) | 細管式筆記具 | |
JPS6134147Y2 (ja) | ||
JPH0237580Y2 (ja) | ||
JP2517486Y2 (ja) | マスコット付き筆記具 | |
JPH0110230Y2 (ja) | ||
JP4606659B2 (ja) | 筆記具レフィル | |
JPH0453972Y2 (ja) | ||
JPH0232468Y2 (ja) | ||
JPH0354945Y2 (ja) | ||
JPS5921036Y2 (ja) | 筆記具のクリツプ装置 | |
JPH03112385U (ja) |