JPH0357510Y2 - - Google Patents

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JPH0357510Y2
JPH0357510Y2 JP2832986U JP2832986U JPH0357510Y2 JP H0357510 Y2 JPH0357510 Y2 JP H0357510Y2 JP 2832986 U JP2832986 U JP 2832986U JP 2832986 U JP2832986 U JP 2832986U JP H0357510 Y2 JPH0357510 Y2 JP H0357510Y2
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JP
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rod
small tube
small
front member
diameter
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JP2832986U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 小管とこの小管内を摺動可能に配置される杆体
とをペン先とし,杆体に対する摺動力付与を杆体
自体の弾力性によつてなした小管式筆記具に関す
る。
(従来の技術) 上述した種の筆記具の一例は,杆体の一部を細
径としたものについて実開昭56−149679号公報に
開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 杆体に付与される摺動力は比較的小さなもので
あることが望まれる。摺動力が大きければそれだ
け杆体の摩耗も早くなるからである。この点で,
前記公報開示の細径化という手段は有効的な一つ
の方向性を示している。
しかし,杆体の実際の寸法が例えば0.3mm径と
いつたように極めて小さいことや各種筆跡巾の製
品群を揃えることが一般的であることも考える
と,現実に満足な製品(群)とするにはまだ解決
しなければならない問題点がある。即ち,細い杆
体に対しての細径化は基本的に困難である。切削
や化学エツチングなどの方法も考えられるがバラ
ツキを考えると仮に一つの筆跡巾の製品とする場
合であつても量産化が難しい。その上,各種筆跡
巾の製品群を揃えようとすることは実際上不可能
に近いと言える。
(問題点を解決するための手段) 杆体をストレートなパイプ状の前部材とこの前
部材にその前方部が圧入される小径の後部材とよ
りなす。即ち,本考案は,小管とこの小管内を摺
動可能に配置される杆体とをペン先とし,杆体に
対する摺動力付与を杆体自体の弾性力によつてな
した小管式筆記具において,杆体をストレートパ
イプ状の前部材とこの前部材のその前方部が圧入
される小径の後部材とよりなしたことを特徴とす
る小管式筆記具を要旨とする。
(実施例) 添付第1図に一例を示す。参照符号1が小管,
2が杆体の前部材,3が杆体の後部材,4が小管
1を突出固定するチツプホルダー,5がチツプホ
ルダー4に後方から挿入された繊維束などよりな
るインキ中継部材である。尚,図示はしないがイ
ンキ中継部材5の後方(図中右側)はインキ吸蔵
体やジヤバラ状インキ溜め部材と接続される。
図示するように,杆体の前部材2はストレート
パイプ状である。横断面は適宜であり,外側壁に
インキ溝が形成されていてもよい。このような前
部材2は金属パイプの引抜加工法や,ポリアセタ
ール,ポリアミドなどの樹脂の押出成形法によつ
て細径のものであつても容易に得られる。また、
杆体の後部材3は前方部3aを前部材2の中孔2
aに圧入されている。この圧入の程度は筆圧が杆
体の先端に加わつたとき不要に位置ずれを生じな
い程度でよく,従つて,圧入力は小さなものでよ
い。細くても圧入は容易な訳である。ちなみに,
後部材3の先端は斜めにしてあるが,更に圧入を
容易にしたものである。また,後部材3の後方部
3bは偏心させてインキ中継部材5に受承させて
ある。これは偏心させることによつて,より摺動
力を小さくすることができるだけでなく,仮に圧
入力不足の製品が発生したとしても後方部3bが
偏心していることによつて前部材2の中孔2aの
中に後部材3が自由に侵入しないようにできる上
で都合がよいことによつている。このような後部
材3はポリアセタール,ポリアミドなどの樹脂で
あるのがよい。金属などに比べて同じ径のものを
容易に得易いためで,例えば,押出成形法によつ
て適宜横断面形状に容易に形成できる。また、摺
動力も小さなものとなり得るし,偏心させた形状
も必要に応じて加熱などなしながら塑性変形させ
れば安定なものが容易に得られる。尚,図示以外
にも種々変形など可能であり、例えば,杆体の前
部材2の中孔2aは,これを残存させることによ
つてゴミ溜り部として利用することを考慮した図
としたが,後部材3の前方部3aの先端と前部材
2の先端を面一とすることもできる。
(考案の効果) 比較的大径の杆体の前部材によつて耐摩耗性が
良く,比較的小径の杆体の後部材によつて小さな
摺動力が付与された小管式筆記具であつて,しか
も,容易に製造できるものとなる。それも,各種
筆跡巾の製品群とする場合,小管の径に対して杆
体の前部材の外径を変えることによつて,杆体の
後部材を共通部品化することもできるので,所望
に応じていずれの製品に対する摺動力付与も一定
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部縦断面図
である。 1……小管,2……杆体の前部材,2a……中
孔,3……杆体の後部材,3a……前方部,3b
……後方部,4……チツプホルダー,5……イン
キ中継部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小管とこの小管内を摺動可能に配置される杆体
    とをペン先とし,杆体に対する摺動力付与を杆体
    自体の弾力性によつてなした小管式筆記具におい
    て,杆体をストレートパイプ状の前部材とこの前
    部材にその前方部が圧入される小径の後部材とよ
    りなしたことを特徴とする小管式筆記具。
JP2832986U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0357510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2832986U JPH0357510Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP2832986U JPH0357510Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62139678U JPS62139678U (ja) 1987-09-03
JPH0357510Y2 true JPH0357510Y2 (ja) 1991-12-27

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JP2832986U Expired JPH0357510Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2514863Y2 (ja) * 1989-08-10 1996-10-23 パイロットプレシジョン株式会社 小管式筆記具
JP2514862Y2 (ja) * 1989-08-10 1996-10-23 パイロットプレシジョン株式会社 小管式筆記具

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Publication number Publication date
JPS62139678U (ja) 1987-09-03

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