JPH0733690U - ノック式筆記具 - Google Patents

ノック式筆記具

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JPH0733690U
JPH0733690U JP6841393U JP6841393U JPH0733690U JP H0733690 U JPH0733690 U JP H0733690U JP 6841393 U JP6841393 U JP 6841393U JP 6841393 U JP6841393 U JP 6841393U JP H0733690 U JPH0733690 U JP H0733690U
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JP
Japan
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tip
refill
barrel
protrusion
rotary cam
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Pending
Application number
JP6841393U
Other languages
English (en)
Inventor
信吉 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 回転カム801の先端には、同じ長さで回転
カム801の周方向に108度の位置の2本を一対とし
た長手方向の切欠き部831が、異なる長さで複数対形
成されていて、その底部は、前述のリフィル7の突起7
03を受承する受承部841である。 【効果】 ペン先を突出させる長さを調節できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軸筒の先端に、この軸筒の内孔と連通して先端を開口する先部材を 取付け、前記軸筒の内孔に設置され、先端にペン先を有し、側部に突起を形成し てなるリフィルを、先部材または軸筒内に設置した弾性体により後方付勢すると 共に、前記軸筒の内孔に、前記リフィルが貫通する貫通孔を有し、前記軸筒の内 壁に形成した溝と係合する回転カムと摺動子とからなるカム体を設置し、押圧部 材を押圧した際の押圧力を前記カム体を経由して前記リフィルの突起により受承 し、前記ペン先を前記先部材の先端開口部より出没させてなるノック式筆記具に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、押圧部材を押圧した際の押圧力をカム体を経由してリフィル側部に形成 した突起に伝達し、筆記具本体の先端よりペン先を出没させてなるノック式筆記 具のペン先を突出させた時の突出長さは、リフィル側部に形成された突起とペン 先との距離に影響されるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
リフィル側部に形成される突起の位置は、そのリフィルを収納する筆記具の構 造やデザインに左右されるため、各製品に対して適当な位置に形成されているも のであり、その筆記具用のリフィルに代えて突起とペン先との距離が異なるリフ ィルを設置すると、ペン先を突出させた時の突出長さが長すぎたり短すぎたりす るという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、軸筒の先端に、この軸筒の内孔と連通して先端を開口する先部材を 取付け、前記軸筒の内孔に設置され、先端にペン先を有し、側部に突起を形成し てなるリフィルを、先部材または軸筒内に設置した弾性体により後方付勢すると 共に、前記軸筒の内孔に、前記リフィルが貫通する貫通孔を有し、前記軸筒の内 壁に形成した溝と係合する回転カムと摺動子とからなるカム体を設置し、押圧部 材を押圧した際の押圧力を前記カム体を経由して前記リフィルの突起により受承 し、前記ペン先を前記先部材の先端開口部より出没させてなるノック式筆記具に おいて、前記回転カムの先部分に、前記摺動子と前記回転カムとの接合部からの 距離が異なる前記突起に対する受承部を複数形成したことを特徴とするノック式 筆記具を要旨とする。
【0005】
【実施例】
以下、図面に基づき実施例について説明する。 図1に示すものは、本考案のノック式筆記具Aの内部構造を示すため一部断面 図として示すものである。本実施例のノック式筆記具Aは、合成樹脂製の軸筒1 の先端(図面下方向)に先部材2を螺合によって取付け、また、後端にクリップ 3と一体に成形された合成樹脂製の尾栓4を被嵌している。
【0006】 軸筒1は、その側部に押圧部材摺動用の凹部101とこの凹部101の範囲内 に押圧部材の摺動孔5有している。この凹部101には押圧部材6が配置され、 この押圧部材6は、前記摺動孔5より軸筒1の内孔102内に挿入されペン先出 没機構であるカム体8と係合する連結部601を有している。軸筒の内孔102 内には、ペン先としてのボ−ルペンチップ701とインキ収容管としての合成樹 脂製のパイプ体702とを接続してなるリフィル7と、ペン先出没機構として回 転カム801と摺動子802とからなるカム体8と、前記先部材2内に取付けら れリフィル7を後方付勢する弾性体としてコイルスプリング9とが設置されてい る。
【0007】 図1の要部を拡大図した図2に示すように、押圧部材6の連結部601は、摺 動子802の有する大径部812と小径部822との連結部分に形成される段部 832と係合する。回転カム801及び摺動子802は、連通する貫通孔803 を有する。軸筒1の内壁には、カム体8と係合する溝103が形成されていて、 この溝103は、それぞれ回転カム801と係合する大径溝113と摺動子80 2と係合する小径溝123とからなっている。摺動子802の大径部812には 、側部に軸筒内壁に対する係合部842を有し、その内部に回転カム801の後 部分が挿入され、更に先端部には複数の連続したテ−パ形状からなる凹凸部85 2を有している。回転カム801は、その側部に摺動子802の凹凸部842と の接合部811を有する。
【0008】 リフィル7のパイプ体702側部には前記コイルスプリング9に対する受承部 として突起703が形成されている。ここで、突起703は、回転カム801に 対する当接部分でもあり、押圧部材6が伝達する押圧力を回転カム801より受 ける部分である。また、リフィル7は、回転カム801及び摺動子802の連通 する貫通孔803を貫通していて、コイルスプリング9は回転カム801の内径 よりも小径となっている。
【0009】 ここで、図1及び図2にて示されるように、回転カム801の先端には、同じ 長さで回転カム801の周方向に180度の位置の2本を一対とした長手方向の 切欠き部831が、異なる長さで複数対形成されている。この切欠き部831の 底部は、前述のリフィル7の突起703を受承する受承部841であり、突起7 03を挿入配置するものである。突起703の形成された位置の異なるリフィル を使用する場合には、前述した回転カム801の接合部811と受承部841と の実質的な距離の異なる切欠き部にそのリフィルの突起を挿入配置すれば、ペン 先を突出させる長さを調節できる。
【0010】 図3及び図4に他の実施例について示す。何れも回転カム801に形成された 切欠き部831の形状以外は、図1及び図2にて示した例と同様のものである。 図3に示した例は、切欠き部831の形状がその開口部より次第に幅の狭くなる テ−パ形状のもので、このような形状とすることにより射出成形品として金型の 構造上有利なものである。また、リフィル7に形成された突起703の厚みを調 節することにより、切欠き部831内にて突起703の受承される位置を微調整 することができ、より多くのリフィルの種類に対応できるものである。
【0011】 図4に示した例は、回転カム801の隣合った切欠き部と切欠き部との間部分 を小辺851を残して削除し、リフィルを一度装着した後の突起703の位置変 更を容易にできるようなしたものである。
【0012】 以上の他にも本考案の要旨を逸脱しない限りで種々なせる。一例を上げると、 本例でペン先は、先端にボ−ルを抱持してなる金属チップボ−ルペンを想定して 説明したが、この他にも小管式ペン先、繊維収束体ペン先、連通多孔を有する合 成樹脂の棒状体ペン先などが例示できる。また、インキ収容管としてのパイプ体 も合成樹脂製のものを例示したが、合成樹脂製のパイプ体であれば側部に形成す る突起は、パイプ体の一部をプレス機などで加圧変形することで簡単に得られる ということかられ示したのであって、これに限定されず金属製などその材質は適 宜である。また、ペン先の出没機構として軸筒側部に形成した孔から内部機構を 操作する、所謂サイドノック或いはサイドスライド式と呼ばれるものについて示 したが、軸筒の後端を開口部とし、その開口部より内部構造に接続する押圧部材 を備えた、所謂後端ノック式と呼ばれるものであっても良い。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案のノック式筆記具は、軸筒の先端に、この軸筒の内孔と連 通して先端を開口する先部材を取付け、前記軸筒の内孔に設置され、先端にペン 先を有し、側部に突起を形成してなるリフィルを、先部材または軸筒内に設置し た弾性体により後方付勢すると共に、前記軸筒の内孔に、前記リフィルが貫通す る貫通孔を有し、前記軸筒の内壁に形成した溝と係合する回転カムと摺動子とか らなるカム体を設置し、押圧部材を押圧した際の押圧力を前記カム体を経由して 前記リフィルの突起により受承し、前記ペン先を前記先部材の先端開口部より出 没させてなるノック式筆記具において、前記回転カムの先部分に、前記摺動子と 前記回転カムとの接合部からの距離が異なる前記突起に対する受承部を複数形成 したので、突起とペン先との距離が異なるリフィルを使用してもペン先を突出さ せた時の突出長さを好適なものとなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す一部断面図。
【図2】図1の要部拡大断面図。
【図3】他の実施例を示す要部拡大断面図。
【図4】更に他の実施例を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
A ノック式筆記具 1 軸筒 101 凹部 102 内孔 103 溝 113 大径溝 123 小径溝 2 先部材 3 クリップ 4 尾栓 5 摺動孔 6 押圧部材 601 連結部 8 カム体 7 リフィル 701 ボ−ルペンチップ 702 パイプ体 703 突起 8 カム体 801 回転カム 811 接合部 821 係合部 831 切欠き部 841 受承部 802 摺動子 812 大径部 822 小径部 832 段部 842 係合部 852 凹凸部 803 貫通孔 9 コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸筒の先端に、この軸筒の内孔と連通し
    て先端を開口する先部材を取付け、前記軸筒の内孔に設
    置され、先端にペン先を有し、側部に突起を形成してな
    るリフィルを、先部材または軸筒内に設置した弾性体に
    より後方付勢すると共に、前記軸筒の内孔に、前記リフ
    ィルが貫通する貫通孔を有し、前記軸筒の内壁に形成し
    た溝と係合する回転カムと摺動子とからなるカム体を設
    置し、押圧部材を押圧した際の押圧力を前記カム体を経
    由して前記リフィルの突起により受承し、前記ペン先を
    前記先部材の先端開口部より出没させてなるノック式筆
    記具において、前記回転カムの先部分に、前記摺動子と
    前記回転カムとの接合部からの距離が異なる前記突起に
    対する受承部を複数形成したことを特徴とするノック式
    筆記具。
JP6841393U 1993-11-29 1993-11-29 ノック式筆記具 Pending JPH0733690U (ja)

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JPH0733690U true JPH0733690U (ja) 1995-06-20

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JP6841393U Pending JPH0733690U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 ノック式筆記具

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JP (1) JPH0733690U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370494A (ja) * 2001-06-18 2002-12-24 Shachihata Inc 筆記具
JP2019089271A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 株式会社パイロットコーポレーション 回転繰出式筆記具

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JP2002370494A (ja) * 2001-06-18 2002-12-24 Shachihata Inc 筆記具
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