JPH0223367B2 - - Google Patents

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JPH0223367B2
JPH0223367B2 JP58193119A JP19311983A JPH0223367B2 JP H0223367 B2 JPH0223367 B2 JP H0223367B2 JP 58193119 A JP58193119 A JP 58193119A JP 19311983 A JP19311983 A JP 19311983A JP H0223367 B2 JPH0223367 B2 JP H0223367B2
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JP
Japan
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exhaust
exhaust device
bracket
exhaust pipe
catalytic converter
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JP58193119A
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JPS6082437A (ja
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Hitoshi Tejima
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Priority to US06/660,888 priority patent/US4596304A/en
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Publication of JPH0223367B2 publication Critical patent/JPH0223367B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K5/00Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
    • B60K5/04Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units with the engine main axis, e.g. crankshaft axis, transversely to the longitudinal centre line of the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/04Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning exhaust

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、排気装置の取付構造についての技術
分野に属する。
(ロ) 従来技術 第1図に示されるような、後輪車軸1と運転席
2との間にエンジン3を配置した、いわゆるミツ
ドシツプタイプの車両は、前輪車軸4と後輪車軸
1とがほぼ同一の荷重を受け持つため、車両の操
縦性に優れている。このため、斯かる車両は、主
に、スポーツカーに利用されているが、ミツドシ
ツプタイプのスポーツカーにおいては、さらに、
操縦性を向上させるために、車両前後のオーバハ
ング5,6の長さl1,l2は、なるべく短くされて
いる。
従つて、上記のような、ミツドシツプタイプの
スポーツカーにおいては、通常の車両のように、
オーバハング6の床下に、車両の前後方向に消音
器7を配置することは、寸法的な制約から困難で
ある。
従つて、斯かる車両において、消音器7は、第
2図に示されるように、車両の前後方向と直角
(すなわち、車両の車幅方向)に配置されている。
ここで、第2図の矢印Aは、車両の進行方向(前
方)を示している。
また、一般に、車両において、消音器は、ゴム
でできた弾発部材を介して、車両のボデー側に取
付けられている。これは、エンジンの振動は、排
気管を介して、消音器に伝達されるが、このよう
な振動が車両のボデー側に伝達されると、車室振
動および車内騒音となつて、乗員に不快感を与え
る。従つて、斯かる消音器の振動を、弾発部材に
よつて吸収するためである。
ところで、ミツドシツプタイプの車両において
は、第1図に示されるように、後輪車軸1と運転
席2との間にエンジン3が配置される。このた
め、同様に、寸法的な制約から、エンジン3は、
第2図に示されるように、横置きとされるのが通
例である。
このようなエンジン横置きの車両においては、
ミツドシツプタイプのものに限らず、一般に、消
音器を車両のボデー側に取付けるための弾発部材
は、上下方向に極めて柔らかくされている。
第1図に示されるようなミツドシツプタイプの
スポーツカーにおいては、第2図に示されるよう
に、弾発部材12,13は、板状をなし、水平方
向に平らになるように配置され、消音器7の両端
部10,11をサイドメンバ18,19に取付け
ている。ここで、弾発部材12,13は、平らに
配置されているため、上下方向(矢印V−V方
向)に極めて柔らかい。
このように、エンジン横置き車両において、上
下方向(矢印V−V方向)に弾発部材12,13
が柔らかくされているのは、次の理由による。す
なわち、エンジン3はその作動中、クランク軸
(図示されない)の軸線N−Nのまわりにローリ
ング振動(矢印Cで示される振動)する。第4図
に示されるような、エンジン縦置き車両において
は、クランク軸(図示しない)の軸線N−Nと排
気管8までの距離lが短いのに対して、第5図に
示されるような、エンジン横置きの車両において
は、クランク軸(図示しない)の軸線N−Nと排
気管8の先端までの距離Lが長い。このために、
エンジン横置きの車両においては、排気管8がて
この作用をして、エンジン3のローリング振動
(軸線N−Nのまわりの矢印C−C方向の振動)
の振巾を増幅し、第2図において、消音器7を、
上下方向(矢印V−V方向)に大きな振巾で振動
させる。斯くして、この上下振動を、上下方向に
柔らかい弾発部材12,13で吸収させるためで
ある。
もちろん、このような消音器7の振動をできる
限り小さくするために、エンジン横置きの車両に
おいては、通常、第2図に示されるように、エン
ジン3と消音器7とを連結する排気管8の途中
に、振動吸収装置9が設けられている。これは、
振動吸収装置9によつて、エンジン3の振動を吸
収し、エンジン3の振動が、なるべく消音器7に
伝達されないようにするためである。なお、この
例では、振動吸収装置9として、ボールジヨイン
トを内蔵した周知の振動吸収装置が用いられてい
る。14は、排気ガスを浄化するための触媒コン
バータである。
しかしながら、振動吸収装置9によつて、エン
ジン3の振動が完全に吸収されるわけではないた
め、前記のように、第1図のエンジン横置き車両
においては、エンジン縦置きの車両と比較して、
弾発部材12,13は、上下方向に極めて柔らか
くされている。
ところで、このように、弾発部材12,13
は、上下方向(矢印V−V方向)に極めて柔らか
くされているため、路面の凹凸により車両全体が
上下振動を起こしたとき、消音器7および触媒コ
ンバータ14も、それによつて、上下に大きく振
動する。消音器7および触媒コンバータ14は、
相当の重量物であるので、斯かる上下振動の振巾
は、かなりの大きなものとなる。しかも、消音器
7と触媒コンバータ14とは、同位相で上下振動
するとは限らない。また、路面の凹凸により車両
全体が上下振動したとき、エンジン3も上下振動
するが、エンジン3も消音器7および触媒コンバ
ータ14と同位相で上下振動するとは限らない。
従つて、消音器7と触媒コンバータ14とエンジ
ン3との間に、上下方向の大きな相対変位が生じ
る。
触媒コンバータ14は、第2図に示されるよう
に、消音器7の下方(矢印Cの方向)に配置され
ている。そして、触媒コンバータ14の軸線M−
Mは、消音器7の軸線L−Lと平行とされてい
る。これは、消音器7について述べたと同じよう
に、第1図の車両の寸法的な制約からである。ま
た、触媒コンバータ14と消音器7とは、U字形
の排気管25によつて、直接連結されている。
一方、触媒コンバータ14とエンジン3とは、
振動吸収装置9を介して、排気管8によつて連結
されている。
従つて、触媒コンバータ14とエンジン3との
間に相対変位が生じても、斯かる相対変位は、振
動吸収装置9によつて吸収されるため、排気管8
はほとんど損傷を受けることはない。しかしなが
ら、触媒コンバータ14と消音器7との間に相対
変位が生じると、前記した通り、これらは排気管
25によつて直接連結されているため、排気管2
5が損傷する虞れがある。
従つて、上下振動によつて触媒コンバータ14
と消音器7との間に相対変位が生じないようにす
るため、第2図に示される従来のものにおいて
は、触媒コンバータ14は、ブラケツト26を介
して、消音器7に取付けられていた。
一方、消音器7も触媒コンバータ14も、その
温度が上昇すると、主に、長手方向(すなわち、
軸線L−L方向および軸線M−M方向)に熱膨張
する。しかしながら、エンジン3の作動中、消音
器7と触媒コンバータ14との温度は異なる(触
媒コンバータ14の方が温度が高い)ため、それ
らの熱膨張量も当然異なる。従つて、消音器7と
触媒コンバータ14とを、それらの長手方向に対
して、相対移動可能にしておかないと、同様に排
気管25が損傷する虞れが生じる。
このため、第2図および第3図(第2図におい
て、矢印B方向からみた拡大図)に示されるよう
に、触媒コンバータ14を消音器7に取付けてい
るブラケツト26は、薄板状とされ、その面が消
音器7の軸線L−Lと触媒コンバータ14の軸線
M−Mとに直角にされていた。
これは、ブラケツト26を、軸線M−M方向に
は柔らかくして、熱膨張による消音器7と触媒コ
ンバータ14との相対変位を許容し、上下方向
(矢印V−V方向)には固くして、上下振動によ
る消音器7と触媒コンバータ14との相対変位を
阻止し、もつて、熱膨張と上下振動とによる排気
管25の損傷を防止することを期待したものであ
る。
(ハ) 従来技術の問題点 しかしながら、第2図に示されるような従来の
排気装置(触媒コンバータ14および消音器7等
のことを指す。)の取付構造については、次のよ
うな問題点があつた。
すなわち、第3図に示されるように、触媒コン
バータ14は、消音器7の下方(矢印C方向)に
あり、ブラケツト26も下方(矢印C方向)に延
びている。また、ブラケツト26は、薄板ででき
ている。このため、ブラケツト26に上方(矢印
D方向)に向う力が加わつたとき、ブラケツト2
6が座屈しやすい。ブラケツト26が座屈する
と、触媒コンバータ14は、消音器7に対して、
上方(矢印D方向)に相対変位するため、第2図
の排気管25が損傷する虞れがある。さらに、ブ
ラケツト26は、L字形に曲げられており、ボル
ト56およびナツト57で固定されているだけで
ある。従つて、ブラケツト26に下方(矢印C方
向)に向う力が加わつたとき、ボルト56から曲
がり部分58までが片持ち梁となつているため、
ブラケツト26は、下方(矢印C方向)に曲がり
易い。ブラケツト26が、下方(矢印C方向)に
曲がると、触媒コンバータ14は、消音器7に対
して、下方(矢印C方向)に相対変位するため、
同様に、第2図の排気管25が損傷する虞れがあ
る。
これについては、ブラケツト26の板厚を大き
くすることが考えられるが、ブラケツト26の板
厚を大きくすると、軸線M−M方向にブラケツト
26が固くなるため、熱膨張による消音器7と触
媒コンバータ14との相対変位が阻止されるよう
になる。従つて、ブラケツト26の板厚を大きく
するには限度がある。
また、上記対策としては、排気管25の途中
に、触媒コンバータ14と消音器7との間に相対
変位を吸収する新たな振動吸収装置を介在させる
ことが考えられる。しかしながら、この方法で
は、車両全体として、振動吸収装置が二つ(排気
管8と排気管25とに)備えられることになるた
め、車両全体のコストが上昇するという問題が生
じる。
(ニ) 発明の目的 本発明は、このような従来技術の問題点を解決
するためになされたものである。
本発明の目的は、エンジン横置きのミツドシツ
プタイプの車両において、コストアツプを招くこ
となく、第1の排気装置(例えば、触媒コンバー
タ)と第2の排気装置(例えば、消音器)とを連
結する排気管の損傷を防止するようにした排気装
置の取付構造を提供することにある。
(ホ) 発明の構成 この目的は、本特定発明によれば、次のような
構成をとる排気装置の取付構造によつて達成され
る。
すなわち、本特定発明に係る排気装置の取付構
造というのは、エンジン横置きのミツドシツプタ
イプの車両において、筒状の第1の排気装置と、
筒状の第2の排気装置と、第1の排気管と、第2
の排気管とが備えられており、 前記第1の排気装置は、その両端に、それぞ
れ、排気入口および排気出口が設けられており、 同様に、前記第2の排気装置は、その両端に、
それぞれ、排気入口および排気出口が設けられて
おり、 前記第1の排気管は、前記エンジンと前記第1
の排気装置の排気入口とを連結しており、 前記第2の排気管は、前記第1の排気装置の排
気出口と前記第2の排気装置の排気入口とを連結
しており、 前記第1の排気装置は、前記第2の排気装置の
略水平方向に並んで配置され、かつ、前記第1の
排気装置の軸線は、前記第2の排気装置の軸線と
略平行とされており、 前記第1の排気管は、略水平に延びるブラケツ
トにより、前記第2の排気装置に連結されてお
り、該ブラケツトは、薄板でできており、かつ、
その面は、前記第1と第2の排気装置の軸線と略
直角とされていることを特徴とする。
前記目的は、また、本併合発明によれば、次の
ような構成をとる排気装置の取付構造によつて達
成される。
すなわち、本併合発明に係る排気装置の取付構
造というのは、エンジン横置きのミツドシツプタ
イプの車両において、筒状の第1の排気装置と、
筒状の第2の排気装置と、第1の排気管と、第2
の排気管とが備えられており、 前記第1の排気装置は、その両端に、それぞ
れ、排気入口および排気出口が設けられており、 同様に、前記第2の排気装置は、その両端に、
それぞれ、排気入口および排気出口が設けられて
おり、 前記第1の排気管は、前記エンジンと前記第1
の排気装置の排気入口とを連結しており、 前記第2の排気管は、前記第1の排気装置の排
気出口と前記第2の排気装置の排気入口とを連結
しており、 前記第1の排気装置は、前記第2の排気装置の
略水平方向に並んで配置され、かつ、前記第1の
排気装置の軸線は、前記第2の排気装置の軸線と
略平行とされており、 前記第1の排気装置は、略水平に延びるブラケ
ツトにより、前記第2の排気装置に連結されてお
り、該ブラケツトは、薄板でできており、かつ、
その面は、前記第1と第2の排気装置の軸線と略
直角とされていることを特徴とする。
(ヘ) 発明の作用 前記本発明に係る排気装置の取付構造におい
て、第1の排気装置は、第2の排気装置の略水平
方向に配置されており、ブラケツトは、略水平方
向に延びる薄板からできている。また、ブラケツ
トは、その面が、第1と第2の排気装置の軸線と
略直角とされている。
従つて、上下振動が加わつた場合、ブラケツト
には、その面に平行に、上下方向の剪断力が作用
する。
一般に、薄板は、同じ外力が加わつた場合、斯
かる外力が、板面に平行な剪断面として作用する
方が、板面に平行な圧縮力あるいは板面に直角な
曲げ力として作用するよりも、より強い耐変形性
能を有する。
なお、薄板において、外力が、板面に直角な曲
げ力として作用する場合、薄板は、容易に曲げ変
形することはよく知られているが、外力が剪断
力、あるいは、圧縮力として、薄板に作用する場
合の座屈に対する薄板の耐変形性能の違いは、お
およそ、次のような考察によつても明らかであ
る。
すなわち、第6図に示されるような、一端70
が他の部材71に直角に固定された薄板72の他
端73に、他の部材71と直角な荷重Pが作用す
る場合、薄板72が座屈(圧縮座屈)し始めると
きの座屈荷重Pは、次の式で与えられる(大橋義
夫著、「材料力学」P.234、培風館)。
P=π2EI/4l2 ……(1) 但し、I=ht3/12 ここで、P……圧縮座屈荷重 l……薄板72の長さ h……薄板72の巾 t……薄板72の板厚 I……断面二次モーメント E……縦弾性係数 一方、第7図に示されるような、一端70が他
の部材71に直角に固定された薄板72の他端7
3に、他の部材71と平行な荷重P′が作用する場
合、薄板72が座屈(曲げ座屈)し始めるときの
座屈荷重P′は、次の式で与えられる(デン・ハル
トーク著、水野正夫訳、「応用材料力学」P.331、
養賢堂)。
P′=4.01√/l2 ……(2) 但し、I=ht3/12 C=Gth3/3 ここで、P′……曲げ座屈荷重 l……薄板72の長さ h……薄板72の巾 t……薄板72の板厚 I……断面二次モーメント E……縦弾性係数 G……横弾性係数 C……ねじりこわさ 通常、G=0.4Eと近似できるので、これを用い
て、前記式(1)の圧縮座屈荷重Pと、前記式(2)の曲
げ座屈荷重P′とを比較すると、次のようになる。
P′=2.06P ……(3) 式(3)から明らかなように、同じ薄板72に同じ
力を作用させる場合、第6図のように作用させる
よりも、第7図のように作用させた方が、薄板7
2は、約2倍程度の耐座屈性能を有する。ここ
で、明らかに、第6図のものは、従来のもののモ
デルであり、第7図のものは、本発明のもののモ
デルである。すなわち、本発明のものは、従来の
ものよりも、約2倍程度の耐座屈性能を有するこ
とが判る。
従つて、本発明に係るブラケツトは、上下方向
には固く、上下方向の振動に対して、第1の排気
装置と第2の排気装置との相対変位を阻止する。
このため、本発明においては、第2の排気管の
途中に、第1の排気装置と第2の排気装置との間
の上下方向の相対変位を吸収するための新たな振
動吸収装置を設けなくても、第2の排気管は損傷
を受けることはない。
また、ブラケツトは、薄板でできており、その
面は、第1と第2の排気装置の軸線に対して略直
角とされている。このため、ブラケツトは、第1
と第2の排気装置の軸線方向には柔らかく、従つ
て、熱膨張による第1の排気装置と第2の排気装
置との長手方向の相対変位を許容する。
なお、本発明のものは、ブラケツトのみで第1
の排気装置と第2の排気装置とを連結しているの
で、従来(第2図)のものと比較しても、特に、
コストアツプとなることもない。
(ト) 発明の効果 斯くして、本発明によれば、コストアツプを招
くことなく、第1の排気装置と第2の排気装置と
を連結している第2の排気管の損傷を防止するこ
とが可能となるという効果を奏する。
(チ) 実施例 つぎに、本発明の実施例を図面を基にして詳細
に説明する。
第8図は、本特定発明の一実施例に係る排気装
置の取付構造の斜視図である。同図において、3
は、エンジン、21は、エンジン3の振動を吸着
するための振動吸収装置、14は、排気ガスを浄
化するための触媒コンバータ、7は、排気ガスの
騒音を低減させるための消音器、8は、これらを
連結している排気管である。触媒コンバータ14
は、本特定発明で言う第1の排気装置、消音器7
は、本特定発明で言う第2の排気装置を意味す
る。第8図に示された排気装置の取付構造は、第
1図に示されるような、エンジン3が横置きとさ
れた、ミツドシツプタイプの車両に装備されるも
のである。第8図において、矢印Aは、車両の進
行方向を示している。
第8図において、触媒コンバータ14は、楕円
筒状をなし、車両の車幅方向(矢印P−P方向)
に延びている。触媒コンバータ14は、その両端
に、それぞれ、排気入口62および排気出口63
が設けられている。
消音器7は、円筒状をなし、車両の車幅方向
(矢印P−P方向)に延びている。同様に、消音
器7は、その両端に、それぞれ排気入口64およ
び排気出口65が設けられている。また、27,
28は、消音器7より排気ガスを大気中に放出す
るためのテールパイプであり、消音器7の排気出
口65に取付けられている。
触媒コンバータ14は、消音器7の略水平方向
に並んで配置され、かつ、触媒コンバータ14の
軸線M−Mは、消音器7の軸線L−Lと略平行と
されている。26は、触媒コンバータ14を支え
るためのブラケツトであり、後に詳述する。
排気管8は、前部排気管23と、中央部排気管
24と、後部排気管25とから成る。前部排気管
23は、エンジン3の排気マニホールド22と振
動吸収装置21の排気入口60とを連結してい
る。前部排気管23は、振動吸収装置21をなる
べくエンジン3に近くするために、その長さはな
くべく短くされている。また、前部排気管23
は、車両の前後方向(矢印Q−Q方向)に延びて
いる。中央部排気管24は、振動吸収装置21の
排気出口61と触媒コンバータ14の排気入口6
2とを連結している。中央部排気管24は、振動
吸収装置21から触媒コンバータ14に近づくに
つれて、車両の前後方向(矢印Q−Q方向)か
ら、直角に折れ曲つて、車両の車幅方向(矢印P
−P方向)に延びている。後部排気管25は、触
媒コンバータ14の排気出口63と消音器7の排
気入口64とを連結しており、U字形に曲げられ
ている。前部排気管23と中央部排気管24と
は、本特定発明で言う第1の排気管を意味する。
また、後部排気管25は、本特定発明で言う第2
の排気管を意味する。
前記振動吸収装置21は、フレキシブルな蛇腹
管でできたものであり、可撓性を有する。振動吸
収装置21は、この可撓性等により、エンジン3
の振動を吸収して、エンジン3の振動が、排気管
8を介して、触媒コンバータ14および消音器7
に伝達されるのをできる限り防止する。振動吸収
装置21の構造は、周知のものであるので、その
説明は省略する。
消音器7は、その両端部10,11において、
第1の支持装置30と第2の支持装置31とによ
つてそれぞれ、リヤレフトサイドメンバ18およ
びリヤライトサイドメンバ19に取付けられてい
る。
中央部排気管24は、振動吸収装置21の下流
であつて、車両の前後方向(矢印Q−Q方向)に
延びる部分において、第3の支持装置32によつ
て、リヤクロスメンバ20に取付けられている。
第1と第2と第3の支持装置30,31,32
は、いずれも、ブラケツト33と、サポートロツ
ド34と、振動を吸収するための弾発部材35と
を有する。ブラケツト33は、車両のボデー側
(すなわち、リヤレフトサイドメンバ18、リヤ
ライトサイドメンバ19、およびリヤクロスメン
バ20)に固定されている。サポートロツド34
は、消音器7あるいは、中央部排気管24に固定
されている。
第1と第2と第3の支持装置30,31,32
の弾発部材35は、その両端のみでブラケツト3
3に固着されており、上下方向(矢印V−V方
向)については、車両のボデー側(すなわち、リ
ヤレフトサイドメンバ18、リヤライトサイドメ
ンバ19、あるいは、リヤクロスメンバ20)に
も、ブラケツト33にも固着されていない。従つ
て、弾発部材35は、上下方向(矢印V−V方
向)には極めて柔らかい。
第9図は、第8図において、ブラケツト26を
矢印E方向から見た拡大図である。第9図におい
て、矢印V−V方向は、上下方向、矢印Q−Q方
向は、車両の前後方向を示す。ブラケツト26
は、第1のブラケツト36と第2のブラケツト3
7とから成る。
第10図は、第9図のX−X断面図である。同
図において、矢印P−P方向は、車両の車幅方
向、矢印Q−Q方向は、車両の前後方向を示す。
第10図に示されるように、第1のブラケツト3
6は、中央部排気管24のフランジ部38に溶接
によつて固着されている。フランジ部38は、第
9図に示されるように、ボルト45によつて、第
8図の触媒コンバータ14に連結されている。第
10図に戻つて、第2のブラケツト37は、消音
器7の外壁面39に溶接されている補強板40
に、溶接によつて固着されている。第1のブラケ
ツト36と第2のブラケツト37とは、ボルト4
1とナツト42とによつて連結固定され、一体と
して、ブラケツト26が構成されている。43,
44は、スプリングワツシヤである。第9図に示
されるように、第1のブラケツト36と第2のブ
ラケツト37とは、上下方向(矢印V−V方向)
に二箇所にて連結固定されている。第1のブラケ
ツト36と第2のブラケツト37とは、第10図
に示されるように、薄板でできており、略水平方
向(この場合は、矢印Q−Q方向)に延びてい
る。また、第1のブラケツト36と第2のブラケ
ツト37との面75,76は、触媒コンバータ1
4の軸線M−Mと消音器7の軸線L−Lとに略直
角とされている。従つて、ブラケツト26は、軸
線M−Mおよび軸線L−L方向には、柔らかく、
上下方向(第9図の矢印V−V方向)には、剛性
が高くなつている。
上記実施例に係る排気装置の取付構造におい
て、触媒コンバータ14は、第8図に示されるよ
うに、消音器7の略水平方向に配置されており、
ブラケツト26は、略水平方向に延びる薄板から
できている。また、ブラケツト26は、その面7
5,76が、触媒コンバータ14と消音器7の軸
線M−M,L−Lと略直角とされている。
従つて、上下振動が加わつた場合、ブラケツト
26には、その面75,76に平行に、上下方向
の剪断力が作用する。
一般に、薄板は、同じ外力が加わつた場合、斯
かる外力が、板面に平行な剪断力として作用する
方が、板面に平行な圧縮力、あるいは、板面に直
角な曲げ力として作用するよりも、より強い耐変
形性能を有することは、前記した通りである。
従つて、本実施例に係るブラケツト26は、上
下方向(矢印V−V方向)には固く、上下方向
(矢印V−V方向)の振動に対して、触媒コンバ
ータ14と、消音器7との相対変位を阻止する。
このため、本実施例においては、後部排気管2
5の途中に、触媒コンバータ14と消音器7との
間の上下方向の相対変位を吸収するための新たな
振動吸収装置を設けなくても、後部排気管25は
損傷を受けることはない。
また、前記の通り、ブラケツト26は、薄板か
らできており、その面75,76は、軸線M−M
およびL−Lに対して略直角とされている。この
ため、ブラケツト26は、軸線M−MおよびL−
L方向には柔らかく、従つて、熱膨張による触媒
コンバータ14と、消音器7との長手方向の相対
変位を許容する。
なお、本実施例のものは、ブラケツト26のみ
で、触媒コンバータ14と消音器7とを連結して
いるので、従来(第2図)のものと比較しても、
特に、コストアツプとなることもない。
斯くして、本実施例によれば、コストアツプを
招くことなく、触媒コンバータ14と消音器7と
を連結している後部排気管25の損傷を防止する
ことが可能となるという効果を奏する。
第11図は、本併合発明の一実施例に係る縦断
面図である。この実施例は、第1のブラケツト3
6を、触媒コンバータ14のフランジ部46に、
溶接によつて固着したもである。
その他の構成、作用、および、効果について
は、前記特定発明の実施例の場合と全く同じであ
るので、符号のみを付してその説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、エンジン横置きのミツドシツプタイ
プの車両の側面図、第2図は、従来の排気装置の
取付構造の斜視図、第3図は、第2図において、
矢印B方向から見たブラケツトの拡大図、第4図
は、エンジン縦置き車両におけるエンジンと排気
管との位置を示す上面図、第5図は、エンジン横
置き車両におけるエンジンと排気管との位置を示
す上面図、第6図は、圧縮座屈荷重が作用してい
る薄板の斜視図、第7図は、曲げ座屈荷重が作用
している薄板の斜視図、第8図は、本特定発明の
一実施例に係る排気装置の取付構造の斜視図、第
9図は、第8図において、矢印E方向から見たブ
ラケツトの拡大図、第10図は、第9図のX−X
断面図、第11図は、本併合発明の一実施例の縦
断面図である。 3……エンジン、7……消音器、14……触媒
コンバータ、{23……前部排気管、24……中
央部排気管}(第1の排気管)、25……後部排気
管(第2の排気管)、26……ブラケツト、62
……触媒コンバータの排気入口、63……触媒コ
ンバータの排気出口、64……消音器の排気入
口、65……消音器の排気出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン横置きのミツドシツプタイプの車両
    において、筒状の第1の排気装置と、筒状の第2
    の排気装置と、第1の排気管と、第2の排気管と
    が備えられており、 前記第1の排気装置は、その両端に、それぞ
    れ、排気入口および排気出口が設けられており、 同様に、前記第2の排気装置は、その両端に、
    それぞれ、排気入口および排気出口が設けられて
    おり、 前記第1の排気管は、前記エンジンと前記第1
    の排気装置の排気入口とを連結しており、 前記第2の排気管は、前記第1の排気装置の排
    気出口と前記第2の排気装置の排気入口とを連結
    しており、 前記第1の排気装置は、前記第2の排気装置の
    略水平方向に並んで配置され、かつ、前記第1の
    排気装置の軸線は、前記第2の排気装置の軸線と
    略平行とされており、 前記第1の排気管は、略水平に延びるブラケツ
    トにより、前記第2の排気装置に連結されてお
    り、該ブラケツトは、薄板でできており、かつ、
    その面は、前記第1と第2の排気装置の軸線と略
    直角とされていることを特徴とする排気装置の取
    付構造。 2 エンジン横置きのミツドシツプタイプの車両
    において、筒状の第1の排気装置と、筒状の第2
    の排気装置と、第1の排気管と、第2の排気管と
    が備えられており、 前記第1の排気装置は、その両端に、それぞ
    れ、排気入口および排気出口が設けられており、 同様に、前記第2の排気装置は、その両端に、
    それぞれ、排気入口および排気出口が設けられて
    おり、 前記第1の排気管は、前記エンジンと前記第1
    の排気装置の排気入口とを連結しており、 前記第2の排気管は、前記第1の排気装置の排
    気出口と前記第2の排気装置の排気入口とを連結
    しており、 前記第1の排気装置は、前記第2の排気装置の
    略水平方向に並んで配置され、かつ、前記第1の
    排気装置の軸線は、前記第2の排気装置の軸線と
    略平行とされており、 前記第1の排気装置は、略水平に延びるブラケ
    ツトにより、前記第2の排気装置に連結されてお
    り、該ブラケツトは、薄板でできており、かつ、
    その面は、前記第1と第2の排気装置の軸線と略
    直角とされていることを特徴とする排気装置の取
    付構造。
JP58193119A 1983-10-14 1983-10-14 排気装置の取付構造 Granted JPS6082437A (ja)

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JPS6082437A (ja) 1985-05-10

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