JPH0223097A - 交流励磁発電電動機の励磁装置 - Google Patents

交流励磁発電電動機の励磁装置

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JPH0223097A
JPH0223097A JP63173093A JP17309388A JPH0223097A JP H0223097 A JPH0223097 A JP H0223097A JP 63173093 A JP63173093 A JP 63173093A JP 17309388 A JP17309388 A JP 17309388A JP H0223097 A JPH0223097 A JP H0223097A
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JP
Japan
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current
winding
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Application number
JP63173093A
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English (en)
Inventor
Eiji Tsuji
辻 英治
Akira Bando
明 阪東
Shigehiro Kayukawa
粥川 滋広
Yasuhiro Yasaka
八坂 保弘
Osamu Nagura
理 名倉
Hiroto Nakagawa
博人 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変周波数交流励磁により可変速運転を可能
にした交流励磁発電電動機の励磁装置に係り、特に、三
相励磁巻線中−相巻線を開放した時にも二相励磁により
交流励磁発電電動機を運転するのに好適な交流励磁発電
電動機の励磁装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の励磁電流指令演算器は、昭和61年′な見学会全
国大会、r1028可変速揚水発電システム用発電電動
機の2軸励磁制御系検討」に記載のように、APR系か
らのq軸電流指令とA V R系からのdMffi流指
令とから三相各相毎の周波数変換装置を制御するための
三相電流指令を演算する装置となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、交流励磁発電電動機において、三相励
磁巻線中−相巻線を開放した際の運転について全く配慮
がなく、そのような場合は交流励磁発電電動機を運転で
きないという問題があった。
例えば、何らかの事故が三相分の周波数変換装置中−相
分の周波数変換装置に生じた場合、事故相の周波数変換
装置が修復されるまで交流励磁発電電動機を停止させて
おかねばならなかった。
この停止を避けるためには周波数変換装置やその保護装
置を多重的に設置して冗長度を高めなければならず、設
muが高くなる欠点があった。
本発明の目的は、交流励磁発電電動機において。
三相励磁巻線中−相巻線を開放しても励磁電流指令演算
器を切り替え、交流励磁発電電動機を停止させることな
く運転を続けられるような交流発電電動機の励磁装置を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、交流系統に電機
子巻線が接続された巻線形誘導機と類似の巻線構造を有
する交流励磁発電電動機と、交流励磁発電電動機の電機
子巻線と三相励磁巻線との間に配置された周波数変換装
置と、周波数変換装置に所定の電流を流す電流制御装置
と、電流制御装置に励磁電流指令を与える三相交流励磁
電流指令演算回路とを有する交流励磁発電電動機の励磁
装置において、三相励磁巻線のうちの一相巻線が開放さ
れたときに残り二相の交流励磁電流で運転するための電
流指令を与える二相交流励磁電流指令演算回路と、三相
交流励磁電流指令演算回路と二相交流励磁電流指令演算
回路とを切換える切換装置とを設けた交流励磁発電電動
機の励磁装置を提案するものである。
前記二相交流励磁電流指令演算回路に代えて、三相励磁
巻線のうちの一相巻線が開放されたときに残り二相の直
流励磁電流で運転するための電流指令を与える二相直流
励磁電流指令演算回路を採用しても良い。
また、二相交流励磁電流指令演算回路と二相直流励磁電
流指令演算回路とを併設し、択一的に切換え使用できる
さらに、前記三相励磁巻線のうち特定相の電流極性を一
方向とするとき三相の電流位相が電気角πの範囲内で変
動する三相電流指令を発生する三相パターン電流励磁電
流指令演算回路を採用することも可能である。
なお、上記いずれの実施例においても、制御装置は専用
素子で構成する必要はなく、CPUとプログラムの組合
せでも実現できることは勿論である。その際に、d軸電
流指令工:とq軸電流指令工;から交流励磁用各相電流
指令 :、 エニ、 工;を演算する電流指令演算器の
演算パターンをメモリ上に多数個用意し、それらを選択
することによりつなぎ変えれば、一つの制御装置で種々
の励磁装置を実現できることになる。
また、上記いずれの交流励磁発電電動機においても、三
相ある励磁用サイクロコンバータ中の一相が欠相したと
きに、励磁を弱め励磁とすることにより、進み力率とし
た運転方式も採用可能である。
〔作用〕
交流励磁発電電動機の三相励磁巻線中−相巻線を開放し
た時を考える。三相交流励磁電流指令演算器を二相励磁
電流指令演算器に切り換えると、二相励磁電流指令演算
器が周波数変換装置と接続される。二相励磁電流指令演
算器は、三相励磁巻線中の二相で交流励磁発電電動機を
運転できろような指令を周波数変換装置に与える。周波
数変換装置はこの指令に従って動作し、交流励磁発電電
動機の励磁巻線に二相励磁電流を供給する。したがって
、交流励磁発電電動機は、従来のように停止することな
く、二相励磁運転で運転を継続できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本発明による交流励磁発電電動
装置の励磁装置の実施例を詳細に説明する。
本発明による交流励磁発電電動機の励磁装置の一実施例
を第1図に示す。図において、1は交流系統、2は交流
系IfElに接続された交流励磁発電電動機、3は交流
系統1の電圧位相と交流励磁発電電動機2の電気角で表
した回転角との差に等しいすべり位相を検出する位相検
出器である。位相検出器3は、交流励磁発電電動機2の
回転子に直結したレゾルバ3aを発振器3bで励磁し、
出力信号を復調器3Cにより復調して回転位相信号を検
出する部分と、交流系統1の電圧位相を検出し、回転位
相との位相差を演算する位相差演算部分3dとからなる
4は交流励磁発電電動機2の二次電流のうち一次側から
見て交流系統1の電圧位相に等しい成分(以下q軸成分
という。)の指令値を発生する装置である。q軸成分電
流指令発生器4は、例えば交流励磁発電電動機2の有効
電力、トルク、回転数、交流系統1の周波数の設定値と
それぞれの検出値との偏差に応じて指令値を発生する。
5は交流励磁発電電動機2の二次電流のうち一次側から
見て交流系PA1の電圧位相と電気角でπ/2だけ位相
の異なる成分(以下d軸成分という。)の指令値を発生
する装置である。d軸成分電流指令発生器5は、例えば
交流励磁発電電動機2の無効電力、交流系統1の電圧の
設定値とそれぞれの検出値との偏差に応じて指令値を発
生する。
6は電流指令演算器であり、位相検出器3の出力信号の
cosθとsinθとを用いて、q軸成分電流指令発生
器4の出カニ;とd軸成分電流指令値5aの出力にから
交流励磁発電電動機2の二次側各相電流指令 :、 エ
ニ、 ■二を°演算式により演算する。6aは通常時の
三相交流励磁電流指令演算器である。6bは交流励磁発
電電動機の一相巻線開放時の二相交流励磁電流指令を演
算する第二電流指令演算器である。
三相交流励磁電流指令演算器6aは、演算式(1)によ
り ;、にからIl、Ib、Icを演算する。
ただし、に工は定数である。
・・・・・・(1) この電流指令演算器6aの詳細回路構成をに1=1の場
合について第2図に示す、なお本図には各電流指令波形
もあわせ記載した。この演算器は、乗算器10と増幅器
11により二次電流指令値H,工、、:エニを演算する
。電流指令演算器6aは、交流励磁発電電動機の三相励
磁巻線に三相交流励磁電流を与えるような指令を作る。
一方、交流励磁発電電動機の一相巻線開放時の二相交流
励磁電流指令演算器6bは、演算式(2)により ;、
■二から ;、工;を演算する。ただし。
k2は定数である。
・・・・・・(2) この電流指令演算器6bの詳細回路構成をに2=1の場
合について第3図に示す。この演算器は、乗算器10と
増幅器11により二次電流指令値;、工;を演算する。
I:=oを加えて三相分とした電流指令は、選択器12
により、IbHIbgIcとして出力される。その際に
、開放された一相の周波数変換装置には工;を、他の二
相の周波数変換装置には ;、工:を指令値として与え
る。
9は電流指令演算器6aと6bとを切り換える切換器で
ある。
7は交流励磁発電電動機2の二次側各相に電流指令演算
器6の指令値に応じて電流を供給する周波数交換装置で
あり、8は交流系統と周波数交換装置7とを接続する受
電変圧器である0周波数変換装置7の詳細な回路構成を
第4図に示す。13は交流励磁発電電動機2の2次電流
検出器、14は電流指令値ピと検出値工、とを比較して
移相器15にサイリスタ点弧位相を指令する電流制御装
置、16aおよび16bは各々正接続側サイリスク変換
器17aおよび逆接続側サイリスタ変換器17bのサイ
リスタゲートを付勢するゲートパルスアンプ、18は2
次電流の極性切換指令発生器、19は正逆切換論理回路
であり、正逆切換指令PN(正接続側への通電指令の時
信号レベルは1とする。)および電流零検出器20の出
力信号ZD(電流Oとみなしている時の出力レベルはO
9電流が流れているとみなしている時の出力レベルは1
とする。)を入力として正側ゲートパルスアンプおよび
逆側ゲートパルスアンプ16bの起動・停止信号GPお
よびGN(起動時の信号レベルは1、停止時の信号レベ
ルは0とする。)を発生する。
次にこの実施例の動作について説明する。
通常運転時、切換器9により、周波数変換装置7は三相
交流励磁電流指令演算器6aと接続されている。三相交
流励磁電流指令演算器6aは、q軸指令発生器4で作ら
れた電流指令■;と、d軸指令発生器5で作られた電流
指令エニとを入力し、これを変換して三相交流励磁運転
を行うための三相各相の電流指令 H,エニ、 エニを
作り出す。この各相電流指令は各相銀の周波数変換装置
7に入力される0周波数変換装置7はこの指令に従って
動作し、交流励磁発電電動機の三相交流励磁運転を実現
する。
ここで、例えば周波数変換装置にサイクロコンバータを
使用している際に、アーム短絡事故が起こった場合のよ
うに、何らかの原因で三相励磁巻線のうちの一相巻線を
開放する場合を考える。この時切換器9は第二電流指令
演算器6bに切り換え、周波数変換装置7と第二電流指
令演算器6bとを接続する。第二電流指令演算器6bは
、q軸指令発生器4で作られた電流指令工;とcl指令
発生器5で作られた電流指令工:とを入力し、これを変
換して、上記−相巻線開放時の残り二相で交流励磁運転
するための電流指令工;、工:を作り出す、1.(=O
)を加えて三相分とした電流指令は、選択器12により
、Ia、に、Icとして出力される。その際に、開放さ
れた巻線に接続されている周波数変換装置には電流指令
■:を、他の二相巻線に接続されている周波数変換装置
には電流指令 ;、工;を与える。この時、開放された
巻線に接続された周波数変換装置の起動・停止信号GP
、GNは、何れもレベルOとし、停止状態とする。周波
数変換装置は、この指令に従い、三相励磁電流とほぼ同
等な回転磁界の得られる二相交流励磁電流を交流励磁発
電電動機の励磁巻線に供給する。交流励磁発電電動機は
、これら一連の動作により、三相交流励磁状態がら、−
相分励磁巻線開放時における二相交流励磁状態へと機器
を停めることなく、滑らかに移行できる。
もちろん、3相励磁運転を停止してから2相励磁運転で
再起動してもよいが、本実施例によれば、三相励磁巻線
中−相巻線を開放しなければならなくなっても、励磁電
流指令演算器を6aから6bに切り換えることで、交流
励磁発電電動機は、交流励磁を継続できるので、停止す
ることなく運転を続けられる。
次に1本発明の他の実施例を第5図により説明する。
図において、6cは、6a、6bとは別の電流指令を演
算する演算器である。その他は、第1図実施例と同じで
ある。したがって、第1図に関して説明した部分につい
ての説明は省略する。
交流励磁発電電動機の一相開放時の第三電流指令演算器
6cは、演算式(3)により電流設定値■。からIa、
IbpIcを演算する。
ただし、k、は定数である。
この電流指令演算器の詳細回路構成をkp3=1の場合
について第6図に示す。なお、本図には各電流指令波形
もあわせ記載した。この演算器は、乗算器10と増幅器
11により二次電流指令値;、工:を演算する。工;=
0を加えて三相分とした電流指令は、選択器12により
、 :、I:。
■二として出力される。その際に、開放された一相の周
波数変換装置にはビを、他の二相の周波数変換装置には
工;、工;を指令値として与える。
次にこの実施例の動作について説明する。
先の実施例と同様に、通常運転状態から何らかの原因に
より三相励磁巻線のうちの一相巻線を開放する場合を考
える。この時切換器9は第三電流指令演算器6cを周波
数変換装置7と接続する。
第三電流指令演算器6cは、電流設定値工;を入力とし
、上記−相巻線開放時の残り二相を直流励磁運転をする
ための電流指令 ;、工;を作り出す。
これらに工:を加えて三相分とした電流指令は、選択器
12により、Ia、に、Ic”kして出力される。その
際に、開放された巻線の周波数変換装置には電流指令I
;を、他の二相巻線の周波数変換器置には電流指令 ;
、、:を与える。周波数変換装置はこの指令に従い、二
相直流励磁電流を交流励磁発電電動機の励磁巻線に供給
する。交流励磁発電電動機は、これらの設定により、二
相直流励磁運転できる。
この実施例によれば、三相直流励磁巻線中−相巻線を開
放しなければならなくなっても、励磁発電電動機の運転
を続けられる。
次に、本発明の別の実施例を第7図により説明する。
本実施例は、先の二つの実施例にある第二電流指令演算
器6bと第三電流指令演算器6cとを併設したものであ
る。電流指令演算器6at6bt6c、の個々の動作に
ついては、先の実施例の通りなので、説明を省略する。
切換器9が2装置間の切換えから、3装置間の切換えに
変わった点を除けば、その他は同じであるので、説明を
省略する。
次にこの実施例の動作について説明する。
先の実施例と同様に、通常運転状態から何らかの原因に
より三相励磁巻線のうちの一相巻線を開放する場合を考
える。この時切換器を第二電流指令演算器6bに切り換
える。その後回転速度を調整した上で第三電流指令演算
器6cと第二電流指令演算器6bとを適宜切り換えるも
のとする。各演算器が先の二つの実施例に示したように
それぞれ動作すると、周波数変換装置には三相交流、二
相交流、二相直流の各励磁指令が順次入力される。
交流励磁発電電動機は、これら一連の動作により、三相
交流励磁状態から一相分励磁巻線開放時における二相励
磁状態へと機器を停めることなく、滑らかに移行できる
先の二つの実施例に関しては次のような間層がある。す
なわち、第1図実施例の第二電流指令演算器6bによれ
ば各相電流に相当する電流が中性線に流れるため、コレ
クタリングに対して好ましくなく、第5図実施例の第三
電流指令演算器6cによれば第4図の17a、17bの
いずれかに電流が偏って流れるため、周波数変換器に対
して好ましくなく1機器の力命にとってマイナスとなる
これに対し、第7図実施例によれば、三相励磁巻線中−
相巻線を開放しなければならなくなっても励磁電流指令
演算器を切換え、交流励磁発電電動機は交流励磁を継続
できるので、停止することなく運転を続けられることの
他に、二相励磁運転によるコレクタリングや周波数変換
装置の負担を低減できる。
本発明の更に別の実施例を第8図により説明する。
図において6dは6aとは別の電流指令を演算する演算
器である。その他は第1図実施例と同じであるので5第
1図に関して説明した部分の説明は省略する。
第四電流指令演算器6dは演算式(4)により電流指令
I l”l  I2°、■、°を演算する。■、”(t
)。
Iz’(tL 工x”(t)は第11図に示すように時
間変化する電流指令値である。ただし、K、は定数であ
る。
この電流指令演算器6dの詳細回路構成をに4=1の場
合について第9図に示す。本図には各電流指令波形もあ
わせ記載した。この演算器は乗算器10と増幅器11に
より電流指令工□°、■2丁、°を演算する。電流指令
演算器6dは、交流励磁発電電動機三相励磁巻線のうち
の特定相の′14流極性を一方向とし、三相の電流位相
が電気角πの範囲内で変動する三相電流指令を作り出す
。一方向に流す特定装周波数変換装置には工□°が入力
され、他の二相の周波数変換装置には工□lI2°が入
力される。
次にこの実施例の動作について説明する。
通常運転時は、第1図に示す実施例と同法、切換器9に
より周波数変換装置7は二相交流励磁電流指令演算器6
aと接続され、交流励磁発電7H動機は三相交流励磁運
転を行う。
ここで1例えば周波数変換装置にサイクロコンバータを
使用している際にアーム短絡事故が起った場合のように
、何らかの原因により、三相励磁巻線において一相巻線
の電流極性を一方向としなければならない場合を考える
。ここではC相の周波数変換装置を一方向通流運転とし
なければならないものと仮定して話を進める。
上記状態になった時、まず切換器9を第四電流指令演算
器6dへ切り換える。周波数変換装置7は、第四電流指
令演算器6dと接続される。
この場合の電流指令の変化について、第10図。
第11図により詳細に説明する。一方向のみ通流する特
定相へ与える電流指令Iff@は第10図に示すE点か
らF点までの範囲の値を採り得る。その同一位相点T1
における 、*、sを他の二相に流してやれば三相平衡
を保った直流励磁運転が実現される。しかし、ある位相
点T工に固定したままの運転の継続は指令T、L を受
は動作する周波数変換装置にとって好ましくない。そこ
でこの負担をI:とI□に振り分けることを考える。つ
まりA点での運転とB点での運転を交互に行なう。
このような検討に基づいた電流パターンを第11図に示
す。なお、A点、B点は、各相の発生熱量がこの繰返し
運転を行なうことで均一になるような点を選ぶ。例えば
区間C及びDを通過する時間を0としたJ場合、w、=
50.8’ 、ψ2=129.2°などとする。また、
周波数変換装置にサイクロコンバータを用いた場合も、
回転部分の慣性時定数と同期化力の関係でt工〜t2の
下限は決まるが、t1〜t2の時間幅1秒T tz〜t
3の時間幅5秒というようなオーダーであれば、サイク
ロコンバータの素子の熱的な許容範囲内となる。
先の場合にもどると、この場合C相周波数変換装置にI
3°を、他の二相の周波数変換装置にI、“と■2 を
各々加えることを意味する。この指令に従い周波数変換
装置が動作することで三相励磁巻線において一相巻線の
電流極性を一方向とした交流励磁発1!電!IJ機の三
相直流励磁運転が実現する。
本実施例によれば、三相励磁巻線において一相巻線の電
流極性を一方向としなければならなくなっても、励磁電
流指令演算器を切り換えることで、交流励磁発電電動機
の運転を継続できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、三相励磁巻線中−相巻線を開放しなけ
ればならなくなっても、励m電流指令演算器を切り換え
、交流励磁発電電動機の交流励磁を継続できるので、停
止することなく交流励磁運転を続けられる。
また、−…分の周波数変換装置の故障があっても、他の
二相の周波数変換装置により交流励磁発電電動機は交流
励磁又は直流励磁′M転が可能であることから、各和周
波数変換装置の保護装置に対する冗長設備が不要となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による交流励磁発電7H動機の励磁装置
の一実施例の構成を示す図、第2図は三相交流励磁′に
流指令演算器を示す図、第3図は二相交流励磁電流指令
演算器を示す図、第4図は周波数変換装置を示す図、第
5図は本発明の他の実施例を示す図、第6図は第5図実
施例で用いる′、ヒ流指令演算器を示す図、第7図は本
発明の別の実施例を示す図、第8図は本発明の更に別の
実施例を示す図、第9図は第8図実施例で用いる電流指
令演算器を示す図、第10図は第8図実施例の′電流指
令の位相を示す図、第11図は第8図実施列の電流指令
パターンを示す図である。 ■・・・交流系統、2・・・交流励磁発電7H動機、3
・・・位相検出器、4・・q軸成分電流指令発′に器、
5・d軸成分電流指令発生器、 6a・・・二相交流励磁電流指令演算器、6b・・・二
相交流励81電流指令演算器、6c・・・二相直流励磁
電流指令演算器、6d・・・三相パターン電流励磁電流
指令演算:;K、7・・・周波数変換装置、8・・・受
電変R展(茸、9・・・切換;()、10・・・乗算器
、11・・増幅器、12・・・選択(支)、13・・2
次′ε流検出:1)、L4・・・移用器、15・1−ヒ
流制御装置、16・・・ゲートパルスアンプ、 17・・・サイリスタ変換器、 18・・・極性切換指令発生器、 19・・・正逆切換論理回路、20・・・電流零検出器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、交流系統に電機子巻線が接続された巻線形誘導機と
    類似の巻線構造を有する交流励磁発電電動機と、前記交
    流励磁発電電動機の電機子巻線と三相励磁巻線との間に
    配置された周波数変換装置と、前記周波数変換装置に所
    定の電流を流す電流制御装置と、前記電流制御装置に励
    磁電流指令を与える三相交流励磁電流指令演算回路とを
    有する交流励磁発電電動機の励磁装置において、 前記三相励磁巻線のうちの一相巻線が開放されたときに
    残り二相の交流励磁電流で運転するための電流指令を与
    える二相交流励磁電流指令演算回路と、 前記三相交流励磁電流指令演算回路と前記二相交流励磁
    電流指令演算回路とを切換える切換装置とを設けたこと
    を特徴とする交流励磁発電電動機の励磁装置。 2、交流系統に電機子巻線が接続された巻線形誘導機と
    類似の巻線構造を有する交流励磁発電電動機と、前記交
    流励磁発電電動機の電機子巻線と三相励磁巻線との間に
    配置された周波数変換装置と、前記周波数変換装置に所
    定の電流を流す電流制御装置と、前記電流制御装置に励
    磁電流指令を与える三相交流励磁電流指令演算回路とを
    有する交流励磁発電電動機の励磁装置において、 前記三相励磁巻線のうちの一相巻線が開放されたときに
    残り二相の直流励磁電流で運転するための電流指令を与
    える二相直流励磁電流指令演算回路と、 前記三相交流励磁電流指令演算回路と前記二相直流励磁
    電流指令演算回路とを切換える切換装置とを設けたこと
    を特徴とする交流励磁発電電動機の励磁装置。 3、交流系統に電機子巻線が接続された巻線形誘導機と
    類似の巻線構造を有する交流励磁発電電動機と、前記交
    流励磁発電電動機の電機子巻線と三相励磁巻線との間に
    配置された周波数変換装置と、前記周波数変換装置に所
    定の電流を流す電流制御装置と、前記電流制御装置に励
    磁電流指令を与える三相交流励磁電流指令演算回路とを
    有する交流励磁発電電動機の励磁装置において、 前記三相励磁巻線のうちの一相巻線が開放されたときに
    残り二相の交流励磁電流で運転するための電流指令を与
    える二相交流励磁電流指令演算回路と、 前記三相励磁巻線のうちの一相巻線が開放されたときに
    残り二相の直流励磁電流で運転するための電流指令を与
    える二相直流励磁電流指令演算回路と、 前記三相交流励磁電流指令演算回路と前記二相交流励磁
    電流指令演算回路と前記二相直流励磁電流指令演算回路
    とを択一的に切換える切換装置とを設けたことを特徴と
    する交流励磁発電電動機の励磁装置。 4、交流系統に電機子巻線が接続された巻線形誘導機と
    類似の巻線構造を有する交流励磁発電電動機と、前記交
    流励磁発電電動機の電機子巻線と三相励磁巻線との間に
    配置された周波数変換装置と、前記周波数変換装置に所
    定の電流を流す電流制御装置と、前記電流制御装置に励
    磁電流指令を与える三相交流励磁電流指令演算回路とを
    有する交流励磁発電電動機の励磁装置において、 前記三相励磁巻線のうち特定相の電流極性を一方向とす
    るとき三相の電流位相が電気角πの範囲内で変動する三
    相電流指令を発生する三相パターン電流励磁電流指令演
    算回路と、 前記三相交流励磁電流指令演算回路と前記三相パターン
    電流励磁電流指令演算回路とを切換える切換装置とを設
    けたことを特徴とする交流励磁発電電動機の励磁装置。 5、交流系統に電機子巻線が接続された巻線形誘導機と
    類似の巻線構造を有する交流励磁発電電動機と、前記交
    流励磁発電電動機の電機子巻線と三相励磁巻線との間に
    配置された周波数変換装置と、前記周波数変換装置に所
    定の電流を流す電流制御装置と、前記電流制御装置に励
    磁電流指令を与える三相交流励磁電流指令演算回路とを
    有する交流励磁発電電動機の励磁装置において、 前記三相交流励磁電流指令演算回路と請求項3記載の二
    相交流励磁電流指令演算回路および二相直流励磁電流指
    令演算回路と請求項4記載の三相パターン電流励磁電流
    指令演算回路との演算パターンを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記各演算回路に対応する演算パター
    ンを択一的に選択する手段とを備えたことを特徴とする
    交流励磁発電電動機の励磁装置。 6、請求項1〜5のいずれか一項に記載の交流励磁発電
    電動機の励磁装置の運転方法において、三相ある励磁用
    サイクロコンバータ中の一相が欠相したときに、励磁を
    弱め励磁とすることを特徴とする交流励磁発電電動機の
    励磁装置の運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011523341A (ja) * 2008-06-09 2011-08-04 ロールス・ロイス・ピーエルシー 同期発電機
WO2011135777A1 (ja) * 2010-04-30 2011-11-03 東洋電機製造株式会社 電気車制御装置

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