JPH022250Y2 - - Google Patents

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JPH022250Y2
JPH022250Y2 JP1984166200U JP16620084U JPH022250Y2 JP H022250 Y2 JPH022250 Y2 JP H022250Y2 JP 1984166200 U JP1984166200 U JP 1984166200U JP 16620084 U JP16620084 U JP 16620084U JP H022250 Y2 JPH022250 Y2 JP H022250Y2
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JP
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temperature
rice
heater
heat
reed switch
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JP1984166200U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本案はジヤー炊飯器等、米飯の保温を行なう米
飯保温容器に係り、特に保温温度制御装置に関す
るものである。
(従来技術) 従来、例えばジヤー炊飯器にあつては、第7図
示又は第8図示のような電気回路を備え、炊飯終
了後炊き上げた米飯を所定の温度で保温するよう
に構成されている。
上記第7図示の電気回路を備えるジヤー炊飯器
では、米飯の温度変化を感知するサーマルリード
スイツチ51を保温ヒータ52に直列に接続し、
サーマルリードスイツチ51のON,OFFにより
保温ヒータ52への通電を制御することにより、
米飯を所定の温度で保温するようになつている
が、このものでは保温温度を変更することができ
ず、保温温度を変更する必要が生じた場合にはサ
ーマルリードスイツチ51を、所望の温度で動作
するサーマルリードスイツチに交換しなければな
らず、サービス面において悪いものであつた。一
般に、保温温度は予め米飯の保温に適した温度
(例えば73℃)に設定されているが、例えば水質
の悪い地域にあつては米飯に臭いが付き易く、そ
の為ユーザーより臭い付きの抑制を要望されるよ
うなことがあり、このような場合、保温温度を1
〜2℃上昇させることにより臭い付きの原因とな
る枯燥菌の繁殖を抑え、上記要望に対処してお
り、又逆に保温経過時間が長くなつても米飯の乾
燥、黄変を少なく抑えたいという要望も時として
あり、このような場合には保温温度を1〜2℃下
げることにより対処していた。このように、保温
温度を変更する必要が生じた場合、上記回路では
動作温度の異なるサーマルリードスイツチに交換
することが必須となり、サービス面で悪いものに
なつていた。
一方、第8図示の電気回路を備えたジヤー炊飯
器では、保温ヒータ52にSCR53を直列に接
続し、このSCR53を、米飯の温度変化を感知
するサーミスタ54を含むゲート制御回路55に
よりON,OFF制御して保温ヒータ52への通電
を制御することにより米飯を所定の温度で保温
し、その保温温度は可変抵抗56の抵抗値を可変
することにより調整できるようになつており、先
の第7図示の従来例における欠点を解消してい
る。ところが、このようなものでは、保温ヒータ
52にSCR53を直列に接続して該ヒータ52
への通電を制御している為、一次側(電力側)と
二次側(制御側)との絶縁がなされておらず、安
全上基板設計に制約が多く、絶縁するためにはフ
オトカプラー或いはパルストランス等が別途必要
となり、部品点数が増加する欠点があつた。
尚、第7図及び第8図において、57は炊飯ヒ
ータ、58は非復帰型の炊飯用サーモスタツトを
示す。
(目的) 本案はかかる点に鑑みてなされたもので、比較
的簡単な回路構成で保温温度の調整を容易に行な
え、しかも一次側と二次側回路の絶縁性のよいも
のを提供できるようにしたものである。
(実施例) 以下第1図乃至第6図に示した本案の実施例に
ついて詳細に説明する。
先ず、第1図において、1は炊飯ヒータ、2は
保温用の側面ヒータ、3は同じく保温用の蓋ヒー
タ、4は非復帰型の炊飯用サーモスタツト、5は
第2図示の如くリードスイツチ6、コイル7及び
コイルボビン8等よりなるリードリレーである。
上記炊飯ヒータ1はサーモスタツト4を介して交
流電源の両端子間に接続し、該サーモスタツト4
には側面ヒータ2、蓋ヒータ3及びリードスイツ
チ6よりなる直列回路が並列に接続する。
9は負特性のサーミスタ(感温抵抗素子)で、
第3図に示すような抵抗−温度特性を有する。1
0は一次側を炊飯用サーモスタツト4に並列に接
続するトランス、11はコンデンサ12及びダイ
オード13よりなる直流電源回路を介してトラン
ス10の二次側より電源を得るリードリレー駆動
回路である。この駆動回路11は上記サーミスタ
9、トランジスタ14,15、抵抗16,17、
ダイオード18,19及び可変抵抗20を図示の
如く接続することにより形成され、リードリレー
5のコイル7への通電を制御することにより、リ
ードリレー5のリードスイツチ6をON,OFF制
御する。
上記構成において、今炊飯用サーモスタツト4
をONして炊飯ヒータ1の加熱により炊飯を開始
すると、米と水を収容する内鍋の底部温度は第4
図示のように変化して行き、やがて内鍋内の水分
がなくなると、急激に上昇する。すると、この時
の温度により炊飯用サーモスタツト4がOFFし
て炊飯動作が終了する。
而して、炊飯終了直後は米飯の温度が高い為、
サーミスタ9の抵抗値が小さく、サーミスタ9、
可変抵抗20及び抵抗16,17よりなるブリツ
ジ回路によりトランジスタ14はOFF状態にお
かれる。これに伴つて、トランジスタ15及びリ
ードリレー5のリードスイツチ6もOFF状態に
あり、従つて米飯は加熱されることがない。
米飯の温度は時間の経過に伴つて徐々に低下し
て行き、やがて所定の温度(例えば73℃)下にな
ると、サーミスタ9の抵抗値が所定の値まで増大
しており、トランジスタ14はON状態になる。
すると、これに伴つてトランジスタ15及びリー
ドスイツチ6もONとなり、各ヒータ1,2,3
に通電して米飯を加熱する。以後、上述の動作を
繰り返し行なうことにより、米飯を所定の温度で
保温することになる。
このように、本実施例にあつては、保温時ヒー
タへの通電制御をリードリレーにより行なつてい
る為、一次側(電力側)と二次側(制御側)との
絶縁がなされ、基板設計上の制約が少なくなり、
又リードスイツチは数10万回のON,OFFにも耐
え、耐久面で問題を生じることはない。しかも、
保温温度の調整は可変抵抗20の抵抗値を可変す
ることにより任意に行なえ、調整作業は容易であ
る。
第5図は本案の他実施例を示す電気回路図であ
り、米飯の温度変化を感知する感温抵抗素子とし
て、第6図示のような抵抗−温度特性を有する正
特性サーミスタ9′を用いた場合の電気回路図で
ある。而して、この実施例にあつても、先の実施
例と同様の作用、効果を期待することができる。
又、リードリレーの駆動はマイクロコンピユー
タの出力で行なわせることも可能である。マイク
ロコンピユータを使用する場合において、感温抵
抗素子の出力信号をコンパレータを介してマイク
ロコンピユータに入力する場合には、外付け抵抗
の値を可変することにより保温温度を調整し、又
ADコンバータを介してマイクロコンピユータに
入力する場合にはROM内部の設定を外部で切換
えるようにすることにより、保温温度を調整す
る。
その他、本案は上記したものに限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形し
て実施し得ること勿論である。
(効果) 以上の如く本案によれば、比較的簡単な回路構
成で、しかも従来のサーマルリードスイツチのよ
うに、米飯の温度変化を感知する素子そのものを
交換することなく、保温温度の調整ができ、サー
ビス面で良好なものとなる。
特に、リードリレー駆動回路は電源側(一次
側)との絶縁性が良いから当該駆動回路と米飯保
温容器本体との間の絶縁性についての制約が少な
くなり、絶縁のための部品点数が削減できるばか
りでなく、基板設計の自由度が大きくなり、その
分製品設計において種々の利点(例えば部品の配
置、操作部の位置、外観の自由度等)を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案保温容器の一実施例を示す電気回
路図、第2図は同上リードリレーの断面構成図、
第3図は同上サーミスタの抵抗−温度特性図、第
4図は同上鍋底温度と時間との関係を示す図、第
5図は本案保温容器の他実施例を示す電気回路
図、第6図は同上サーミスタの抵抗−温度特性
図、第7図及び第8図は従来保温容器の異なる例
を示す電気回路図である。 2:側面ヒータ、3:蓋ヒータ、5:リードリ
レー、9,9′:サーミスタ、11:リレー駆動
回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 米飯を収容する鍋と、該鍋を加熱する保温ヒー
    タに、該保温ヒータに直列接続したリードリレー
    のリードスイツチを介して電源を供給する保温回
    路と、 上記電源から絶縁トランスを介して降圧された
    電圧を供給され、米飯の温度変化を感知する感温
    抵抗素子の抵抗値変化に応じ上記リードスイツチ
    を磁力によりON,OFF制御するリードリレー駆
    動回路とを備えてなる事を特徴とする米飯保温容
    器。
JP1984166200U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH022250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984166200U JPH022250Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP1984166200U JPH022250Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6182522U JPS6182522U (ja) 1986-05-31
JPH022250Y2 true JPH022250Y2 (ja) 1990-01-19

Family

ID=30724027

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JP1984166200U Expired JPH022250Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP (1) JPH022250Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55125820A (en) * 1979-03-20 1980-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rice cooker

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55125820A (en) * 1979-03-20 1980-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rice cooker

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6182522U (ja) 1986-05-31

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