JPH02221552A - 壁パネルの取付部構造 - Google Patents

壁パネルの取付部構造

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JPH02221552A
JPH02221552A JP4084489A JP4084489A JPH02221552A JP H02221552 A JPH02221552 A JP H02221552A JP 4084489 A JP4084489 A JP 4084489A JP 4084489 A JP4084489 A JP 4084489A JP H02221552 A JPH02221552 A JP H02221552A
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Tatsuo Ino
猪野 達雄
Masaru Yamashita
勝 山下
Takashi Onishi
高志 大西
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セラミックパネルや石材、成形パネル、ガラ
ス質パネル等をパネル本体とし、そのパネル本体の端部
分に、そのパネル本体を下地に支持させるための取付部
を形成してある壁パネルの前記取付部の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来では、第7図に示すように、パネル本体(LA)の
端面に差込具(7′)を下地(2)に対する遠近方向で
係合する状態に挿入し、その差込具(7′)のうちパネ
ル本体(1A)の端面から突出する部分に下地(2)側
への連結板(6)を固着して前記の取付部(1B)を構
成していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来構造によるときは、差込具のうちパ
ネル本体の端面から突出する部分、つまり、パネル本体
によって拘束されない部分に連結板が固着されているの
で、壁パネルを下地に取付けた状態においてその壁パネ
ルの倒れを防止するための連結板に引張力が作用したと
き、パネル本体のうち、差込具を差込ませて拘束してい
る接触部分の端、つまり、角部に差込具が当り、その当
った角部に応力が集中してその角部が崩壊し易い。そし
て、−担、角部が崩壊すると、その崩壊が差込側に順次
進行し、遂には、差込具を拘束する部分がなくなってし
まう。つまり、取付部が破損するおそれがあった。
本発明の目的は、取付けの確実性を図ろうとする点にあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による壁パネルの取付部構造の特徴構成は、前記
取付部を構成するに、前記パネル本体の下地側の面に、
下地側への連結部を備えたアンカーを挿入し、前記パネ
ル本体の端面に、抜止具を、前記アンカーの挿入部にア
ンカー挿抜方向で係合する抜止状態に挿入設置してある
点にある。
【作 用〕
下地に取付けられた壁パネルの倒れ防止においてアンカ
ーに引張力が作用したとき、その引張力に抗して、アン
カーに係合する抜止具によってアンカーを抜止めし、そ
れによって、壁パネルの倒れ防止を行なうのであるが、
抜止具のうち、パネル本体内に挿入されて拘束されてい
る部分でアンカーに抜止め状態に係合させであるため、
引張力を、抜止具のうちのパネル本体内への挿入部分の
全長に分散させることができ、それによって、パネル本
体の抜止具に接触部分に局部的に応力を集中させて作用
させることがない。
〔発明の効果〕
その結果、パネル本体の接触部分の崩壊がなく、アンカ
ーを確実に抜止めでき、壁パネルを確実に取付けること
ができるようになった。
(実施例) 次に本発明の実施例を示す。
′第1図、第2図に示すように、複数の壁パネル(1)
を縦横基盤目の配置状態でコンクリート製の下地(2)
に取付けて建物の外装を構成する。
前記壁パネル(1)は、セラミックパネルや石板、成形
パネル、ガラス質パネル等をパネル本体(1A)とする
ものであり、パネル本体(1A)の上端面および下端面
の夫々には、左右一対づつダボ穴(la) 、(lb)
が形成されている。
前記壁パネル(1)を下地(2)に取付ける構造は、第
1図、第3図に示すように、前記パネル本体(1A)の
上端部分に装着した左右一対のパネル支持具(3)を前
記下地(2)に固定し、パネル本体(1A)と下地(2
)との間のうち前記パネル支持具(3)を含む局所箇所
に、パネル本体(1A)を下地(2)に支持させるため
のモルタル(4)を充填して構成してある。
前記壁パネル(1)のうち前記パネル支持具(3)を装
着する、つまり、パネル本体(1A)を下地(2)に支
持させるための取付部(1B)は、第1図、第3図、第
4図に示すように、前記パネル本体(LA)の下地(2
)側の面に、前記パネル支持具(3)をナツト(5)を
介して取付けるためのボルト部(6a)を備えたアンカ
ーボルト(6)を、前記パネル本体(1A)の上端面に
形成したダボ穴(1a)に達する状態に挿入し、前記ダ
ボ穴(1a)にピン状の抜止具(7)を、前記アンカー
ボルト(6)の挿入部に形成の孔(8)に貫通する状態
、つまり、アンカーボルト(6)の挿入部にアンカー挿
抜方向で係合する抜止め状態で、かつ、アンカーボルト
(6)を回り止めする回り止め状態に挿入設置して構成
してある。
前記抜止具(7)は、充填したエポキシ等の樹脂(9)
によりダボ穴(1a)に固定されており、そして、隣接
する上方のパネル本体(1A)の下端面に形成したダボ
穴(lb)に下地(2)に対する遠近方向で係合する状
態に挿入する位置決め用の突出部(7A)を一体に備え
゛ている。従って、パネル本体(1A)は、取付部(1
B)での下地(2)への取付けと、下端での突出部(7
A)との保合とにより、下地(2)に対する遠近方向位
置を決められることになる。
前記パネル支持具(3)は、第3図に示すように、平面
視においてクランク形状に折曲するものであって、それ
の下地(2)への固定手段は、下地(2)にアンカーボ
ルト(10)を固定し、そのアンカーボルト(lO)に
2つのナツト(11)を介して取付ける手段である。つ
まり、ナツト(11)による取付は位置をアンカーボル
ト(10)の長手方向で調整することにより、下地(2
)に対する遠近方向位置を調整できるようになっている
。また、パネル本体(1A)側のアンカーボルト(6)
に対するボルト挿通孔(3a)は長孔に形成されており
、下地(2)側のアンカーボルト(10)に対するボル
ト挿通孔(3a’)は、前記長孔(3a)に対して直交
する方向の長孔に形成されている。
(12)は目地材である。
上記の実施例構成によれば、パネル支持具(3)をパネ
ル本体(1A)に取付けるためのアンカーボルト(6)
が抜止具(7)により抜止めのみならず、回り止めされ
るため、アンカーボルト(6)へのパネル支持具(3)
の固定を確実に行なえる。そして、パネル本体(1A)
の倒れ防止のためにアンカーボルト(6)に引張力が作
用したとき、抜止具(7)のうち、パネル本体(1A)
内に挿入位置してそのパネル本体(1A)で拘束されて
いる部分にアンカーボルト(6)が係合している関係上
、パネル本体(1A)のうちその抜止具(7)′に接し
ている部分に均等に引張力が作用し、パネル本体(1A
)の崩壊がない。
〔別実施例〕
以下、本発明の別実施例を示す。
[1]上記実施例では、パネル支持具(3)として一体
のものを示したが、パネル支持具(3)としては、第5
図に示すように、パネル本体(1A)側に取付けられる
第1金具(3^)と、下地(2)側に取付けられる第2
金具(3B)とをボルト・ナツト(3C)で連結し、第
1金具(3^)および第2金具(3B)のボルト挿通孔
(3b) 、 (3c)の一方を下地(2)に対する遠
近方向に沿った長孔に形成し、かつ、第2金具(3B)
のアンカーボルト挿通孔(3d)を上下方向の長孔に形
成した構造のものであっても良い。
[2]上記実施例では、モルタル(4)を併用して壁パ
ネル(1)を下地(2)に取付けるようにしたが、第5
図に示すように、パネル支持具(3)のみによって壁パ
ネル(1)を下地(2)に取付けても良い。
〔3]上記実施例では、抜止具(7)をアンカー(6)
に貫通させることにより、アンカー(6)の抜止めと回
り止めを行なうようにしたが、第6図に示すように、ア
ンカー(6)に一対のスリット(13)を形成し、その
スリット(13)の底面(13a)を偏平に形成し、抜
止具(7)に、スリッ) (13)に嵌入してアンカー
(6)を抜止めする抜止め片(14)を形成させ、この
抜止め片(14)にスリット(13)の底面に接当する
ことによりアンカー(6)を回り止めず扁平面(14a
)を形成して実施しても良い。
[4]上記実施例では、アンカー(6)としてアンカー
ボルトを示したが、アンカー(6)としては、下地(2
)側の部材に溶接等の他の手段で連結するための連結部
(6a)を備えたものであっても良い。
[5]上記実施例では、抜止具(7)としてビン状のも
のを示したが、抜止具(7) としては、第6図に示す
ような板状、或いは、より幅が広い板状のものであって
も良い。
[6]上記実施例では、取付部(1B)をパネル本体(
1A)の上端部分に設けたが、取付部(1B)は、パネ
ル本体(1A)の下端部分や左右の端部分に形成しても
良い。
[7]尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利に
する為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面
の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示し、第1図は要
部の縦断面図、第2図は正面図、第3図は要部の横断面
図であり、第4図は要部の分解斜視図であり、第5図と
第6図は本発明の別実施例に示す要部の縦断面図と要部
の分解斜視である。第7図は従来例を示す要部の縦断面
図である。 (1A)・・・・・・パネル本体、(1B)・・・・・
・取付部、(2)・・・・・・下地、 (6)・・・・
・・アンカー (7)・・・・・・抜止具、(6a)・
・・・・・連結部、(1b)・・・・・・凹部、(7^
)・・・・・・突出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パネル本体(1A)の端部分に、そのパネル本体(
    1A)を下地(2)に支持させるための取付部(1B)
    を形成してある壁パネルにおいて、前記取付部(1B)
    を構成するに、前記パネル本体(1A)の下地(2)側
    の面に、下地(2)側への連結部(6a)を備えたアン
    カー(6)を挿入し、前記パネル本体(1A)の端面に
    、抜止具(7)を、前記アンカー(6)の挿入部にアン
    カー挿抜方向で係合する抜止状態に挿入設置してある壁
    パネルの取付部構造。 2、前記アンカー(6)がアンカーボルトであり、前記
    抜止具(7)が前記の抜止状態およびアンカー(6)を
    回止めする回止状態でアンカーボルト(6)の挿入部に
    係合するものである請求項1記載の壁パネルの取付部構
    造。 3、前記抜止具(7)が隣接するパネル本体(1A)の
    端面に形成の凹部(1b)に下地(2)に対する遠近方
    向で係合する状態に挿入する位置決め用の突出部(7A
    )を備えたものである請求項1又は2記載の壁パネルの
    取付部構造。
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